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7月句会は中止します

7月のみんなのネット俳句会は、管理人の白内障の手術と日程が重なるため、中止します。楽しみにしていた方には申し訳ありません。8月句会は8月5日開幕です。奮って投句願います。

6月句会の互選結果の記事のピン留を解除しました。ご覧になりたい方は、no,5695の記事までスクロールしてください。

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叡王戦第2局明日対戦!

 将棋叡王5番勝負第2戦が藤井叡王1勝を受けて石川県加賀市で行われる。伊藤匠7段の雪辱なるか。20日夜勝負が付く。

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叡王戦第二局
 藤井叡王ついに負けました。まあこれで肩のチカラが抜けて
 これからも精進して勝って行く事でしょう。
 八冠を守るのは大変ですが頑張ってほしいですね。

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アイビーの俳句鑑賞 その3

アイビーの俳句鑑賞 その3
例によってアイビーの俳句鑑賞3原則に則った駄文。お気に障ったら平にご容赦を。

捨鐘に夕日纏ひて花の散る (駄右エ門)
捨鐘は今から鐘を撞きますよという予告の鐘のことで、正規の数に含まれない。1点しか入らなかったが雰囲気のある佳句だと思う。雰囲気というのは、捨鐘、夕日、落花という、どこか日本人の美意識の原点を感じさせる3点セットがもたらした。単に、順番に3つ並べるだけではなく「夕日纏ひて」と、ひと手間加えたところが芸の細かいところ。

コンサート終えて乾杯風光る (ダイアナ)
ほかに点の入った句もあるが、あえて1点しか入らなかったこの句を取り上げてみたい。作者の個人的な体験、つまり作者自身が合唱かなにかのコンサートに出演した時の体験を詠んだものと推測する。もとよりアマチュアのこととて、練習通りに上手くいくか、あがりはしないかと不安のうちに出番が来た。案ずるより産むが易し、上々の首尾で終わった。やれやれの安堵の気持ちが季語「風光る」になった。実感の一句。

回り道ただこの桜愛でたくて (弥生)
特に用事はないけれど、折しも桜が満開だ。少し遠回りして帰るとするか。急用も無いことだし。日常生活にこうした経験は有りがちだ。予期した以上に桜が見事だ。遠回りした甲斐があった。なにか得をした気分だ。俳句の題材は日常生活の一寸した場面場面にあると痛感させられた。この句のように。

花の雨汝一献吾一盃 (和談)
一字を除き全部漢字でまとめた句。おそらく作者が意図してそうしたものと思う。「汝一献吾一盃」というやや古風な楚辞にとてもよく合っている。また季語の「花の雨」によく調和していて申し分ない。失礼ながら和談さんが当句会に初めて投句された時はズブの素人だったのが、爾来3年、よく勉強され俳句の何たるかを体得された。そのご努力に敬意を表したい。

花冷えやまたも閉じたる町の書肆(しょし)  (てつを)
町中の商店街はどこも大苦戦している。中でも小規模な本屋は廃業する店が後を絶たない。当地もご多分に漏れず、書店と言えば大手チェーンの系列ばかりである。そんな風潮を残念に思う作者。その気分が「花冷え」に象徴された。

この部屋に夫の歳月亀鳴けり (尾花)
作者の夫は早世されたと聞く。亡き夫への妻たる作者の哀切極まる心情がよく表現され、多くの共感を得た。ただ、「亀鳴く」は長閑な景色には似合う季語だと思うが、さてこの句にはどうだろうか。最適な季語だろうかとの疑問を感じるのだが。例えば夏の季語だが「花は葉に」とか。

窓の先山笑ひおり深呼吸 (無点)
惜しくも無点となったが、なかなか面白い視点の句だ。細かいようだが、歴史的仮名遣いの誤りを指摘したい。「笑ひおり」は「笑ひをり」でなければならない。また深呼吸をしたのは作者に違いないが、山が深呼吸をしたようにも取れる。

以下次号、不定期掲載

引用して返信編集・削除(編集済: 2024年04月19日 17:58)

かをりさんヘ

春の土の鑑賞、ありがとう御座いました❢ イカリ草ノ黄色、白色、紅色を育てて居ます。黄色はとっても強くて増えて来ます。白色はまあまあ、紅色がこれ又素直に育ってくれません❢ 今は一鉢と後で一鉢に花がついてくれません❢ 一鉢は完全に消えてしまいました❢ その代わりと言いますか昨日、一人静をいただき新しい付き合いが始まります❢ 楽しんだり悲しんだり・でも、土いじりは楽しい方が多いです❢ 

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森野さん、こんばんは。
庭の風景、森野さんのお人柄がみえてまいります。明日休みなので、私もだらだらせずに土に親しんでみます。
よき句をいただいでありがとうございます、春が深まり夏日の報せもちらほら、御自愛くださいませ  かをり

引用して返信編集・削除(編集済: 2024年04月18日 22:38)

母の目

アイビーさん・母の目の鑑賞ありがとう御座いました❢ 病院の待合室で中庭を見ておりましたら若いお母さんと二人のお子さんがいました。何気なく見ておりましたらあの景色に出会いました。病院のお庭なので危ない事は無いとは思いましたがしっかりお子さんを見守る目を見ました❢ 私にとってはずうっとずうっと昔の懐かしい景色でした❢

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アイビーの俳句鑑賞 その2

アイビーの俳句鑑賞 その2
例によってアイビーの俳句鑑賞3原則に則った駄文。お気に障ったら平にご容赦を。

母の目は蝶追ふ子らの先にあり (森野)
横一線上に蝶、子どもたち、母の視線の先が並ぶ。最終的には、子は蝶を追い、母の視線も蝶に収斂する水平的構図が新鮮に映る。子らを気遣う母の暖かい眼差し。俳句巧者の隅々まで行き届いた丁寧な仕事、まるで職人芸を見る思いだ。

門限を大目にみている朧月 (コビトカバ)
私が特選にいただいた句。月が門限を大目に見ているという発想の柔軟なこと。歳の所為で頭が固くなり、常識的な発想しかできない私には羨ましい限りだ。汀女の名句、「外にも出よふるるばかりに春の月」 を髣髴とさせる。「朧月」は月が秋の季語なので区別するための配慮と思われるが、平凡に「春の月」としてもよかったのではないか。

整列の頷く生徒チューリップ (えっちゃんあら)
整然と並ぶチューリップを、学校の生徒に喩えたところが愉快だ。それも小学校の低学年の設定であろうか。しかもチューリップは鮮やかな赤や黄色、白などが多く、低学年の子が好きな色だ。類想はあるかも知れないが、類想を恐れていては進歩は望めない。

夜桜や恐ろしい程白いのね (ラガーシャツ)
上五で「夜桜や」と普通に置きながら、中七以下は一転、口語それも女言葉で繋いだのが思いがけずいい味を出している。おそらくは作者自身も予期していなかったのではないか。俳句は所詮17文字の組み合わせに過ぎないのだが、時として思わぬ化学反応をすることがある。私も、その化学反応が楽しくて俳句をやっている。

花桃も五輪の開花非情雨 (ヨヨ)
桃の花が開花した。ところが無情にも雨が降って来た。その辺りの景色を情感たっぷりに詠んだ。ただ桃といえば果物の桃をさすので「花桃」としたのだろうが、あとで「開花」という言葉が出てくるので、あえて花桃と言う必要はない。また「五輪」はオリンピックと紛らわしいので、「五つ六つ」とぼかした言い方を考えたい。

ステッキの指す中空や初つばめ (玉虫)
リタイアした老夫婦の散歩であろうか。おそらく夫はステッキを愛用しているのだろう。散歩の途中、燕を発見した夫は妻に教えるにステッキで中空を指し示した。もうそんな季節になったかと感慨にふける夫と肯く妻。さほど口数は多くないが、心の通じ合う夫婦像が目に浮かぶようだ。

お替りの手がおづおづと豆の飯 (無点)
豆飯好きの心理をうまくまとめた佳句だと思う。豆飯好きが、お替りをしたいのだが、周りの様子を見るとどうやら自分が一番乗りのようだ。様子をうかがいながらおずおずと茶碗を差し出す様子をユーモラスに詠んだ。何故点が入らなかったのだろう、不思議だ。

以下次号、不定期掲載

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えっちゃんあらさんの三味線の弾き語り、是非一度聞いてみたいですね。

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コビトカバさん鑑賞して頂きありがとうございます。嬉しい😃💕です。俳句を三味線やウクレレの弾き語りしてそのMCに自分の俳句を言います。勿論選句されていませんが勝手に皆さんに無理?に聞いてもらってます。

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えっちゃんあらさんへ

チューリップの句、小学生の黄色帽や赤白帽が浮かんで、とても可愛い句だと思います^_^
選ばせてもらった句の一つです!

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アイビーさん鑑賞して頂きありがとうございます。作句していてどこかでありそうな句かなと思いました。推敲してもまた同じになる時があったり一歩上に進みたいのですが。。

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アイビーさん鑑賞ありがとうございます!
特選にして頂き嬉しい限りです。
朧月という季語が大好きなんですが、好きすぎて私自身が朧月になってこの句を詠んでいました。

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選句鑑賞

アイビーさん、お纏めありがとうございます。
今月は発想が豊かな句が多く、皆様の豊かな心と充実振りがうれしいです。

3 花びらを追ふ花びらの速さかな (ナチ―サン)
リフレインにより落花のリズムが出ております。花は散れども心浮き立ち ですね。
ナチ―サンさんの手練れの一句。お見事でした。

7 六年を一枚に詰め卒業す (てつを)
小学校の卒業式が題材でしょうか。一枚の卒業証書に思い出の厚みというか凝縮が感じられます。
これぞ、THE俳句ですね。

22 志す道はそれぞれ雪解川 (ヨシ)
卒業と同時に散り散りとなる学友への哀別。通り過ぎてきた青春のかけら、しかし抒情に溺れない表現の強さがあります。

48 花の京唐人らしきSの音 (にゃんこ)
唐の人。中国人。転じて広く、外国人。異国人でよろしいでしょうか。場所は花の京都。
同じSを発音してみても、確かにお国によってちがいますよね。着眼点が唯一無二、素晴らしい。

57 畦塗に代の替りを見たりけり (森野)
休耕田が増えつつあるこのごろ、代替りされた方を淡々とお読みになられた。
決然とけりで切られたところに、悲喜をまじえた賛歌の風情がにじみ出ました。外連味が無さすぎなので付けます。
畦塗に代の替りを見たりけり 花の一期も人の一会も   余計なことなど、ごめんなさい。

61 甲羅干しの陣取り落ちて亀の鳴く (ちとせ)
甲羅干しと亀の鳴くは近すぎであり、陣取りに紛れが・・・一旦冷やして、またこの風景を詠じてくださいませ。
これはとてもとても難しい光景に挑戦なさっております。極上の敢闘精神に一票です。

73 春日向象の遊具の温もれり (にゃんこ)
動物園の象舎風景か、公園にある遊具か迷いましたが、何とも面白いところに眼を着けたものです。
春と象のとありあわせは抜群に相性がいいですね。春昼の味わい深い句となりました。特選にいただきました。
今月のにゃんこさんの句は、ユニークな発想を17文字によみあげ真に素敵であります。 

106 生ゆるもの絶ゆるものあり春の土 (森野)
ちょうど土いじりをしていました。たしかに春の土には虫の死骸、芽生え、混在しております。
不動の季語で締めてある力強さ。生あるものは必ず滅するということを改めて思いました。

引用して返信編集・削除(編集済: 2024年04月13日 20:04)

かをりさん、雪解川の句を鑑賞して下さりありがとうございます。ちょうど卒業シーズン、高校卒業ともなれば家族や友とも遠く離れそれぞれの選んだ道を歩んでいきます。でも人生って、幾度もそんな選択をしながら歩んでいくんですよね。

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かをりさん
鑑賞していただき、ありがとうございます。
普段から褒められ慣れていないので、何か落ち着かない感じです。

3月に京都に行きました。
信号待ちをしている間に聞こえてくるさまざまな外国の言葉の響きがとても面白く感じました。
地元の方に桜の季節はもっと混みあうよと聞かされて、花の京都を思いました。

象の遊具は、公園にある子どもが乗れる象の形をした遊具を思って詠みましたが、象が遊ぶ遊具とも読めますね。
「遊具の象」とすれば景がはっきりしたのかもしれません。
ありがとうございます。

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選句鑑賞

15 陽だまりの円空仏や麗けし (弥生さん) 5
旅する仏師円空の作品は全国津々浦々に広がっている。荒削りな木彫りから生み出される佛像の数々は東海地方でも各地で見られる。この句素朴で親しみやすい円空仏を日溜りに捉え作者の気分も最高に晴れやか。その状況を素直に表現していて好ましい。

20 捨鐘に夕日纏ひて花の散る (駄右エ門さん) 1
捨鐘を辞書で引いた。「時刻を知らせる鐘をつく時、注意を引くため前に3回鳴らす鐘の音」とあった。黄昏時夕陽の中で散る桜。そこに鐘の音。見事に情景を句にまとめた作者に握手。
 
28 彼岸寺ぽつりぽつりと無花の墓 (あいさん) 5◎駄右エ門
昨今墓仕舞が話題に上り久しい。彼岸や盆、正月でも無花の墓が増えている。造花も目立つ。そう言う我が家も例外でない。墓地を共有する友人も長男として終活の最大の課題として悩んでいる。この句の背景にも同じような事情が垣間見えるがはて、どうしたものか。先送りしているが。この句、ぽつりぽつりが悩ましい。
 
32 大師像蝶の通えぬ海に立つ (尾花さん) 3 ◎ナチ―サン
当初中七の解釈に悩んだ。「蝶の通えぬ海」とは。次に太子とは平安時代初期の僧空海、弘法太子のことと推察した。大陸の仏典を求めて幾たびも身を挺して大海を渡り真言宗を開いた。その大海を「蝶の通えぬ」と表現したその感性に気づいたとき迷わず特選に戴いた。海と向かい合う太子像が見えて来た。

53 ひこばえや十二センチの靴の跡 (弥生さん) 3
ひこばえは切り株から出た芽。実に可愛く可憐だ。12センチの靴を推し量る為我が足に物差しを当てた。2センチほど靴のサイズとの差が出る。とすると10センチの足は1~2歳か。作者の優しい目が捉えた靴跡、ひこばが見守っている。自解が欲しい句だ。

59 この部屋に夫の歳月亀鳴けり (尾花さん) 5 ◎ダイアナ
句意から見て追憶の句だろう。亡き夫との思い出の詰まった部屋、亀鳴けりが情景を余すことなく表現している。心に迫る句だ。特選にと思った句。ただ勝手な解釈、思い過ごしかも。

87 花冷えやまたも閉じたる町の書肆 (てつをさん) 7◎あい
書肆がわからず辞書に頼り書店と知った。活字離れ図書離れが社会問題になっている。我が大府も1店舗が閉じ1書店は館内に駄菓子を置き始めた。先般覗いたらあの懐かしい森永のミルクキャラメルを見つけたので180円で購入した。包み紙は異なったがあの懐かしい香りがする味だった。経営が厳しいのだろうか。そういえば本は図書館で借りることが多く書店での購入は雑誌くらいだ。花冷えが身に染みる。
 
98 また一つ藥袋増ゆる春嵐 (束束子さん) 2
私も先週から一粒増えた。利尿剤だ。水分の心臓圧迫防止とか。良くわからないが4半世紀ほど管理を任せている主治医の処方に従った。国立病院で医長だった彼が独立し開業したのでそのままお任せした。いつも診察は「変わりないか」と一言、3分診療である。最近彼の白髪が目立ってきた。この句春嵐が効いている。ちなみに投薬は朝5錠夜3錠になった。春嵐!!

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アイビーさん、鑑賞ありがとうございます。
ご自分の足を測ってみるとは!さすがアイビーさん。
その実、この句は至って単純です。
歩き始めの子供の靴のサイズは大体十二センチ程ですので、
十二センチ=幼い子、というイメージにひこばえという
これまた初々しく出た芽を取り合わせました。
深く深く鑑賞して頂き恐縮です。

あっ、日だまりの円空仏は龍泉寺の宝物館で会えますよ。

弥生

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私も同じです。曜日と朝、昼、夕、夜に区分されており月1回の処方の薬を毎週仕分けします。忘れないので安心です。どちらかと言うと無頓着ですので薬の知識は大雑把です。狭心症で2度のバイパス手術を受けています。血栓防止、血管を拡げ血圧を下げる、脂質量を下げる、血液さらさら、コレストロールの調整薬と大雑把な理解です。私の雪ばんば座敷童をたじろがすの句をきっかけに遠野のことで盛り上がったり、半田の山車祭りのことで束さんからアドバイスをもらったことなど思い出しています。奥様によろしくお伝えください。

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ナチーサンさん、選句と鑑賞をありがとうございました。

この部屋に夫の歳月亀鳴けり
大師像蝶の通えぬ海に立つ
「亀鳴けり」の句は几帳面な夫でしたので、生前捨てるものは捨て整理をしてくれてありました。その遺品もいつかは処分しなければと思うのですが・・・。
「大師像」の句は、アイビーさんのおっしゃる通り聖崎のそれを詠んだものです。海の中の巌に立つお大師様に大げさに「蝶の通えぬ」といってみました。
余談ですが、大潮の日には陸続きでお大師様のところまで行くことが出来るので、年1回お身拭いの行事が予定されていまして、今年は4月9日㈫でしたが、前日から雨、当日も雨予報で中止になりました。 前回は2018年で、それ以降ずっーと中止(コロナ、その他)なので今年こそはと期待していたのですが残念でした。また来年だそうです。

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32 大師像蝶の通えぬ海に立つ (尾花さん)。
ナチ―サンさんの句評、興味深く拝読しました。32番の句は南知多町の大井漁港に近い聖崎の弘法大師上陸の像かと思います。私の旧作ですが、秋風と波は大師の御足許 なる句をつくったことがあります。

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ナチ―サンさん <藥袋増ゆる>の句 拾って頂きありがとうございます。
  一ヶ月分の薬を全部切り取り、ボックスへ分けて飲み忘れをしないようにしております。
 夫婦の分で4種類ですが、数日前に妻が病院から帰って来てより、もう1種類が増えました。
 春になると体調が崩れ、時々 床に臥すので「春先病」なのか分かりませんが、こうなる
 と私も看病に忙しくなります。
  私の分は1種類(高脂血症治療薬)なので、残りの4種類は妻の分です。
        ナチ―サンさんは朝5錠 夜3錠ですか。 大変ですね  
        どの薬がどこへ行って働けばいいのか わかってるんでしょうね。    

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アイビーの俳句鑑賞 その1

アイビーの俳句鑑賞 その1
例によってアイビーの俳句鑑賞3原則に則った駄文。お気に障ったら平にご容赦を。

春愁や抽斗奥の母子手帳 (束束子)
春愁という季語は面白い季語で、よく秋の秋思と対比される。秋思が物思いに耽ける深刻なニュアンスなのに対し、春愁の方は物憂い気分というか、あまり深刻な問題は出て来ない。昔の母子手帳が出てきた。子どもが幼かった時分の色んな思い出が交錯し、しばし感懐に耽る作者。春愁の使い方のお手本のような一句。

満開の桜がこわい人は死ぬ (ABCヒロ)
物凄いことをあっさり言ってのけた。これ程自信満々に断言されると説得力がある。俳句は「○○だから××する」という因果関係を持ちこむのはご法度だが、この句のように滅茶苦茶な論理で因果関係を強引につくるのはありだ。常識的な因果関係はダメだが、奇想天外な因果関係なら俳句になる。

連翹の黄のみを残し庭暮るる(鶯餅) 
庭や生垣に連翹が、今を盛りと咲き誇っている。強烈な黄色が印象的で、その場を離れても黄色の残像がいつまでも残るほどだ。そんな心象風景を俳句表現で言い尽くした作者の技量は特筆される。ただひとつ、「暮れのこる」という言葉を使ってみる手もあったように思うが、どうだろう。

彼岸寺ぽつりぽつりと無花の墓 (あい)
普段は不信心な人でもお彼岸や盆の前はお墓に参り、花を供えるものだ。しかし最近は係累の絶えたお墓や諸々の事情で墓仕舞いする人も多いと聞く。作者もお彼岸でお墓参りに寺に行ったところ、そんな荒れ果てたお墓を目にしたものか。どういう事情があるのか、いろんな思いが馳せるが、それもこれも詮無いことだ。先祖を想い、連綿と繋がる血を意識するお彼岸。かと思えば荒れ放題の墓、つくづく現世は無常だ。

散際のさくら大きく息を吐く (にゃんこ)
さくらが息を吐く訳はないから、とりもなおさず大きく息を吐いたのは作者自身である。待ちに待った桜の開花、三分五分満開ときてあとは散るばかりだ。十分に今年の桜を堪能した充足感と一種の虚脱感を巧みに表現した。にゃんこさんは川柳の経験があるとのことだが、川柳での知識、抽斗の多さが物を言ったように思う。

花筏ゆらりと揺れて亀覗く (無点)
満開の桜もやがて散り、夥しい数の花弁が川に流れる。これを「花筏」と言い、俳句の題材によく使われる。もののあわれを感ずる日本人独特の感性だろう。花筏と亀、あるいは鯉などの生き物を出すと、そこに得も言われぬ俳味が生まれる。それは分かるが、ややツッコミが足らないように思う。一体に、ツッコミが不十分だと物足らず、逆にやりすぎると嫌みが残る点が難しい。

以下次号、不定期掲載

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鑑賞していただき、ありがとうございます。
毎年桜の季節になると、スマホで写真を撮ることがぐんと増えます。
googleフォトが去年の今日撮った写真をみせてくれるので、去年の今ごろの桜の様子などと比べてみたり、楽しんでいます。

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<母子手帳> ありがとうございました。
  どの子も巣立ってしまいましたが、その成長過程を記した母子手帳。
 出来事が1行か2行でしか綴られていないものの、どれもが深い母子の絆を伝えております。
 そして行間には語り尽くせぬ出来事もあり、母の 子への愛情の深さが秘められている。
  会社勤めで、明けても暮れても会社のことで、子育ては妻まかせにしていたことを今に
 なって思い知らされます。 母というものの偉大さ 美しさが込められています。
 尾花さんには特選を頂きました。  皆さん ありがとうございます。   

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特選にしたけれど

28 彼岸寺ぽつりぽつりと無花の墓  無季だった。彼岸寺がネットの墓だったとは知らなんだ。
彼岸の墓地の風景だと思って無花は苦しいけど孫のない身にはじ~んと来るものがあったので。
情景としては あの家の墓も供花なき彼岸かな
花無きとすると桜とややこしいので供花をくかと読んで字数合わせ
墓地も荒れる一方です。妄言多謝。

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 私も気づきませんでした。確かに無季ですね。彼岸とありましたのでつい。でも句としての価値は変わらないと。無花ね。荒れる墓地の表現としてですね。いっそ、お彼岸や墓地に寂しき供花の数 なんてね。

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大変失礼しました。彼岸会を開催しているお寺のことでしたか、これはいけないと無花を一生懸命探しましたがこちらはネットでは発見できませんでした。供花(きょうか、くげ)も一般的には葬式などに送る花のようですね。彼岸にも樒、花など手向けられてない墓をどういえばいいのかなあ。

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四月互選結果

アイビーさん取りまとめありがとうございました☆

この度ネット句会に参加させて頂いてから初めて、朧月の句に7点も頂き大変嬉しいです。
ありがとうございます。

結果を計算した所自分で言うのもおこがましいですが、合計18点あるようです。
選んで頂いた皆様ありがとうございました!とても嬉しいです!!

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こちらこそいつもありがとうございます!
これからも感性を磨いていきたいです^_^

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大変失礼をしました。ご指摘の通り18点ありました。私の見落としです。早速、訂正しましたのでご容赦願います。

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