Q
二児の母親です。5歳と3歳。質問です。子どもに同じことを何度も何度も訊かれたときに、叱らないで笑いながら、「もうあんたもしつこいねえ。同じことを何回訊いてくるの。アホやねえ」と答えられるようになるには思考をどう切り替えていけばいいのでしょうか?
A
そんなん言わんと説明してあげたら?僕、こうやって今日も質疑応答してますが、みんなおんなじようなことを毎回毎回訊くんですよ。「前ゆうたやろ」と僕言わないことにしてるんですよ。子どもはまだいいけど、僕、親父とお袋が毎回同じことを言うんです。ボチボチボケかけてきてか。あれも「ふーん、面白いね」と毎回聞いてあげるほうが、「前聞いたで」と言うより、あとずっとうまくいくので、感心して聞くことにしております。子どもの言うことも感心していつも聞いたらいいんじゃない?わざわざ言いに来るんだから、子どもにとっては凄い面白いんですよ。僕らは知ってるかもしれんけど。
Q
部屋が汚くてとてもつらい毎日です。あまりにも汚いので掃除する気が起きません。私は何の目的があって部屋を散らかしているのでしょうか?どうか教えてください。
A
あるでしょうね。動物さんはそんなにお片づけをしないタイプの動物もいますから、きっとあるんでしょう。わかりません。
Q
支配的な父親に対して娘は直接話をせず母親に間接的に話をさせます。とりあえず今はそれで困らないのですが、他に方法はあるのでしょうか?
A
これお母さんが聞いているんだと思うけど、大事なことはご主人を愛し尊敬し支配しないことです。夫婦関係を良くすればこの問題はきっと解決、しないかもしれないけど、できることは実はそれしかないと思う。娘さんとは関係良いみたいですからね。こんなことを訊く奥さんに限って、娘と一緒に夫を軽蔑していたりするので、それで話がだんだんおかしくなっているから、ご主人を尊敬し愛する方法を考えてください。
Q
新しく始まっている「パセージ」で「愛のタスクの問題を抱えている人優先」と聞きました。でも社会で働いている職場での人間関係が大きくウエイトを占めるということもあるでしょう。教職員の人は生徒のことで「パセージ」を受けられそうですが、生徒とは1,2年のつきあいですが、職場では下手すれば初老のころまでつきあいます。こういった人間関係を改善するプログラムを作ってください。
A
イヤです(爆笑)。なんでイヤかというと、それはアドラー心理学の首尾範囲外なんですよ。アドラーは、家族関係とか学校での教師-生徒関係とかに限定してずっと話をしたんです。なんでかというと、子どもを育てないといけないから。次の世界は子どもたちが作るから、子どもたちに感情を使わない問題解決法とか民主的な考え方とか横の関係とかを、体験を通じて教えておきたいからなんです。そうすると、次の世代の職場問題は解決するじゃないですか。今の職場は人を育てる場所じゃないでしょう、基本的に。そこでの対人関係プログラムは、要するに「人の操り方」になるわけです、どうしたって。他人をどうやって自分の思うとおりに動かすかということになるし、それ自体は悪いことじゃないんですけど、アドラー心理学の首尾範囲外なんです。アドラー心理学は、人を操作しないで支配しないで援助する方法を考えているけど、それは職場ではあまりいらないでしょう。それはアドラー以外にいくらでもそういうふうなタイプの心理学があるから、そっちへ学びに行かれるといいし、そういうタイプの人たちがセールスマン・トレーニングとか職場の人間関係トレーニングとかをやっているから、僕らはそれに反対しません。ある種の偽アドラーの人が「職場の人間関係をアドラー心理学の立場から書く」という本を出していますが、あんなん全然アドラーと違います、どこも。だって本来無理なんだもの。
Q
月に一度くらい2,3日家族と交流以外ずっと1人は何か虚しいです。いろいろ選ぶこと・したいことをやっているのですが、やはり人の役に立っているという実感が必要なのでしょうか?多くの人は毎日ショッピングかお昼食べるときおしゃべりをして普通に過ごしているように思われます。何かを習っても理想が高すぎるのか無能な自分が情けなくなります。これから明るく生きるための考え方を教えてください。勝手かもわからないのですが、ときどき共鳴してやるときが欲しいと思います。少しだけ寂しいです。
A
友だち作らんとしょうがない。やっぱり自分が何かの形で役に立っていて、この世の余計者じゃないんだよ厄介者じゃないんだよという感じが、生きていく上で必要だと思うんですよ。どこでそれを得られるかはわからない。その人ごとに違うから。だからそういう場面を求めて、とにかく考えてないで行動を起こすことだと思うわ、いつも。で、ダメだと思ったら引っ込んで、また別のことをやればいいんだから。考えは頭の中にしかないから何も事態を変えません。