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そういや俺、一度風邪引くと無駄に長引くんだった

 2週間以上経つのにまだ咳出る。半喘息だから無駄にゲホゲホするのめんどい。


>ザクロ
 ニャミーが指摘していたように立場的にはユキと同じで、ガオウを独りにさせるわけにはいかないけど、ガオウオンリーで良いとも思ってないからデッドロック状態。本来ならまゆとユキがそうだったように同時並行的に処理するのがベストなんだけど、生憎ラスボスなんでギリギリまで懐柔が不可能。となるとザクロだけ先行して浄化するには現状パンチが足りないし、ガオウと同時にするには最終決戦の邪魔という微妙なポジションw
 地味にこれどう処理するのかな~って興味あります。本人のメンタル的に浄化できないってちょっと面白い。


>令和のキャラデザしてなくね…?
 おっと、昭和デザインの初代の悪口はそこまでだ。90年代少女漫画主人公味のあるデザインよね。


>物語の世界観的に既に“展開が詰んで”しもうとる
 これやっちゃうとほとんどのイベントが陳腐化するんだよね。
 何やっても「でも世界滅びるじゃん」にしかならない。スケールがデカくなりすぎてSF・オカルト設定に密接したイベント以外が空気化する。何やっても空虚感が付き纏いそうって感じがして2部はスルー。
 新キャラもそれに頼りすぎな感が強い。帝や大紫の御前、東西南北領主とか完全に空気化したけど、本来なら政争なり陣営の浮き沈みを決定するキャラなのに猿やら何やらのキャラで話を回すのって、真正面から話を回せませんって言ってるようなもの。この意味でも王道が書けないんだと思う。変則的な展開でしか話を制御していない。


>ドラクエ3リメイクのバランスが悪い
 今の時代にリメイクするならいっそ異世界転生要素くっつけて最初からレベルカンスト、魔法全取得、ぶっ壊れスキル、厨二職業を追加くらいは欲しいな。どーせ元は何十年も前のゲームなんだし、難易度調整なんてプレイヤー側に委ねればええねん。


>読書
 サボり中なので全く進んでないけど、『記者、ラストベルトに住む』https://amzn.asia/d/1Ei3Y0Q をつらつらと読んでいる途中。
 簡単に言えばなんでトランプが(1回目の大統領)当選したかの背景を探るルポ。白人中年の死亡率が(薬物汚染などで)上がっているといった社会背景に切り込んで、白人中間層の没落ぶりに焦点を当てている感じかな。
 まあ、これ日本も人のこと言えなくて、基本中間層は希薄化していくので一部の上位中間層と、多数の下位中間(実際には下の上)にどんどん分かれていくだろうと思うので明日は我が身ですね。


>アニメ
>全修。
 アニメーターのお仕事ものかと思ったら異世界もの(舞台は作中作。アニメの世界に入った感じ)。
 お仕事ものだと『SHIROBAKO』と被るだろうけど、だからって異世界ものはキッツいなぁ。いっそレイアースとかの版元から許可とってエメロード姫救出RTAとかやれば見どころもあるんだけどw

編集・削除(編集済: 2025年01月11日 11:50)

「絶滅回避祈願」の御守りとかあったらすげぇよな…

 こうも「ガオウ様の為」を連呼されると、そろそろ「他人を言い訳にしてんじゃねぇ!」って言いたくなりますが、「私達と一緒だね!」とあくまで共感を示す方向性なの優しいですよね。
 「私のヒーローさん」と同じくらい優しいんじゃなかろうか?(ぉ
 ここから個人の想いの話に行くのか?それとも関係性の話を貫くのか?プリキュア側が個人で完結するモチベーションで動いていないなら、やっぱり関係性の話になりそう。
 となれば、ガオウの怨念もガオウ自身がどうこうという話になり難いかも知れません。ガオウの仲間への想いをどう浄化するか?そこに行き着くのかも。
 ガオウと友達になろうとしても、ガオウがそれを受け入れられないのは仲間への罪悪感だと思われます。不甲斐無い己を仲間達は許してくれるだろうか?それに答える事ができれば或いは…
 …ゆーて、ザクロには許されている筈なんですけどね?ガオウが許しを乞う相手とは一体…?

>メンコ
>俺が子どもの頃ですら消滅してたぞ
 ベイブレードみたいな現代版メンコが一瞬流行った事があった気もする…w
 ヨーヨーとかけん玉とか、今風にリメイクされてちょいちょい宣伝されてるの、見掛けはするんですよね。

>甘酒って子どもの頃に一度舐めてマズいなと思った
 同じく。正月のご馳走ってテレビで見る程、子供の舌に合った味付けしてないと思います。
 なので最近美味しく食べられる様になった事に、歳食ったんだな〜…と実感してます。(苦笑)

>キミとアイドル
 …令和のキャラデザしてなくね…?
 若干時代に逆行している様に見えなくもないですが、果たして…


>私がFラン大生に1億円の資産運用を任せた時の話【5/6】
>元々この話のように舞台をお膳立てして、(中略)人を集めても烏合の衆にしかならない
 何かデスゲームみたいなシチュエーションだな〜と思ってたら、仕掛け人もそういうのを期待してたのねw
 どっこいそんな期待の遥か下を行く現実に、寧ろ仕掛け人が被害者面になる…と。
 自分の大学時代は、雑に仕事を割り振って催促もせずに放置してても、みんなちゃんと仕事仕上げて来てくれました。
 有り難い事です。

>アミメアリ
>遺伝子管理センター(ソシャゲでいう運営。神)が存在するわけじゃない
 確かに。
 真社会生物というと、個体に社会に奉仕する意識がある様に感じるけれど、実際は各々が勝手に動いていたら何故か社会として上手くいっている様に見えるだけ…と考えた方が自然ですね。
 因みにこの働かないアミメアリ、他の蟻の女王蟻に似た特徴(体が大きいとか)がある様ですね。
 もしかしたら、働き蟻が子孫を残せる様になって、用済みになった女王蟻の末裔なのかも知れませんw


>年末年始
 仮面ライダーガッチャードの映画観て、イデオンの映画観て、DQ3のレベル上げしてた。
 今回リメイクされたDQ3、ゲームバランスが悪いと言われている様ですが、ほぼほぼヌルいユーザーの泣き言ですね。
 壊れ要素も高難易度における救済措置の域を出ていませんし、難しいのは単純にレベルが足りてないだけ。
 「レベルを上げて物理で殴る」。これだけで解決する問題を、グダグダと言い訳して文句言って…本当、今のライトユーザーは屑でしかないですね。(毒)

編集・削除(編集済: 2025年01月08日 01:14)

こむぎ「それって、私達と一緒だね!」← 全くブレないなぁw

 犬としての本能のままに…というと言い過ぎなのかもしれませんが、葛藤とか後悔とか別離の悲しみとかの「後ろ向きな感情」とは全く無縁の主人公というのを作劇的に徹底させていますね。


>今作はむしろラスボス側にどん詰まり感が出ちゃっているのでスケール感は小さい
>本当に個人の復讐

 付け加えるなら、ガオウの射程は「今更動物たちと仲良くしている人間ども(アニマルタウンの人びと)が許せない」という極めてローカルな規模に留まっているように見受けられますから、舞台的にも(鏡石神社なる土俗の神々を祀る存在からして)せいぜい一地方自治体レベルのスケール感しか持ち合わせていないですよね。まぁ次年度のシリーズのキャラ造形を見てもメイン視聴者の低年齢化が更に進んでいるような気がしますので、初代無印&MHの「絶望と希望の戦い」みたいに抽象度を上げても未就学女児が付いて来れないだろう…という制作者側の配慮もあるようにも思います。


>八咫烏シリーズ
>展開ありきでやるからキャラの感情めちゃくちゃ

 ご指摘の通りかと思います。以前のプレゼンでも記しましたが、この作者は毎回新作を出すごとに(ほぼ年間一冊のペース)、キャラ造形の一貫性や物語設定の整合性などを度外視してでも「兎に角読者の予想を裏切る展開をしてナンボ」を至上命題に据えて創作している節があるように見受けられますね。要するにリアルタイムで読者の感情を(良くも悪くも)掻き立てることが出来ればそれでいい。譬えていうなら毎回聞かせどころを盛り上げつつ、続きが気になって仕方が無いラストで締めくくるタイプの連続ドラマみたいなものではないかと私は思っています。

 従って年一冊ペースで読む分にはいいのですが、御大や(数年前の私のように)一気に纏め読みすると忽ちアラが目立って見えるのでしょうね。その言わば「紙芝居的構成」をどう評価するかで好き嫌いの分かれるシリーズなのではないかと考えます。因みに私は御大ほどの辛口評価ではなく、図書館で借りて読めるのであれば今後も読み続けてもいいかな、ぐらいの思い入れならあります(←それは褒め言葉なのかw?)。

 あと御大が指摘された欠点以外に加えるなら、そうですねぇ…確かシリーズ第一部五作目の『玉依姫』で「「山内」なる異世界は人間(=ムラ社会の因習塗れの住人)の信仰心によって支えられているため、その人間が居なくなった時点で「山内」も滅ぶ(だったかな?)。」という物語背景が明かされていたかと思うんですが、それを読んだ時に、あぁこれ『まどマギ』とか海外アニメの『RWBY』とかと同様、物語の世界観的に既に“展開が詰んで”しもうとるわ、と感じて何か気持ちが醒めちゃいましたね。まぁ最近は新作の度毎に追加されたり深堀りされたりする「ゲストキャラ」が楽しみで読んでいるようなものです(この人一話限定のゲストキャラを書くのは本当に上手いんだよなぁw)。


>この作者王道が書けないんだろうな

 「書けない」以上に「書く機会に恵まれていない」んだろうと思います。そもそも『玉依姫』がアマチュア時代の作品をリライトしたものだったはずですし。それが商業デビュー以後も尾を引いて、結局纏まった作品としてはこの八咫烏ものしか書いてないみたいですから。


>年末年始に読んだ本のレビュー

●森山優『日米開戦と情報戦』講談社現代新書2016
 https://amzn.asia/d/0LhSUDU
 『日本はなぜ開戦に踏み切ったか』の人。半藤一利『昭和史』シリーズとかだと如何に日本サイドがアホだったかが自虐的・揶揄的に語られるのみですが、本書からは英米のインテリジェンス活動も大概酷かったことがよく分かる一冊です。

 戦前戦中を通して日本の暗号が英米にほぼ筒抜けだったため、そのため日本は情報戦で常に後手後手に回ったため戦争に負けた…という言説を巷間よく耳にしますが、著者によるとどうもそんなに単純な話ではないらしい。少なくとも開戦間際は日本側でも米英の機密文書の暗号解読に成功していたりもしているし(保存が前提とされなかったので全体像は不明)、また米英による日本発文書の解読精度にしても割とお粗末なものだったのだとか。誤訳のみならず途中の文章が丸々一段落分欠落したため全体としての文書の意味合いが変わってしまっていたり、仮に全文を正確に解読出来ていたとしても、例えば海軍が軍事予算獲得のため陸軍向けのポーズとして勇壮な文言を使っていたりする「お役所的作文」を字義通りに解釈して一方的に「日本恐るべし」と態度を硬化させてみたり、要するに歴史的には、日米英サイド全てが誤解に誤解を重ねた情報戦を行っていたことを窺わせる経過を辿っています。

 本来であればその「解読文書の膨大な生データ」を精査して情報の確度を判別し「政策担当者に投げる」までがインテリジェンスに携わる「プロのお仕事」の領分の筈なのですが、いよいよ日米開戦が現実味を帯びて来るにつれ、米の陸海軍長官らが揃って精査前の「暗号解読文書」を直に読んで、「見たいものだけを見て」短絡的に政策決定を行っていた事例も出てくるようになります(なお英国の方が(日英同盟以来の長い付き合いのせいか)、米国よりも当時の日本人の「玉虫色的な国策文書」の“行間を読み取る”ことに多少は長けていたみたいですねw)。

 で、結局著者の「太平洋戦争開戦直前の日英米の情報戦(スパイ活動・暗号解読・公開情報)」に対する総括は以下の通り(↓)。

◆◆◆

 開戦前、日英米はそれぞれ情報収集に狂奔した。そのなかには現在の観点からはその後に起こる出来事を予測できたと思われる情報も含まれていた。となると、彼らは情報を活かすことができなかったのだろうか。

 問題を単純化するよりも、南部仏印進駐が戦争を招くと断言した人物のことを想起してみよう。幣原[喜重郎元外相・1945年首相。外相時代は国際協調主義(いわゆる幣原外交)を推進]である。彼は、日英米の政策担当者とは異なり、情報源はオープンソースだけだったはずだ。そして、彼が拠って立っていたのは、長年にわたって彼が外交官として培った常識だけであった。その彼がアメリカの「結果的な」出方を正確に予想し、英米の外交電報を熟読したはずの軍人や官僚は失敗した。

 米英ではどうだろう。グルー駐日アメリカ大使とクレイギー駐日イギリス大使は、いずれも日本の政治文化を深く理解して日本の穏健勢力に期待し、本国の過激な行動に対して警告しつづけた。そして、彼らも幣原と同様MagicやBJのような暗号解読情報からは遠ざけられていたのである。しかし、本国は彼らの意見をくみ取ることはなかった。出先が持っていない暗号解読情報で日本の「本心」を熟知していると信じた英米の政策担当者は、強硬論に傾斜して日本の暴発を招いたのである。

 つまり、最高機密である暗号解読情報に接した者たちは誤り、接することができなかった者たちが正しい判断をしたことになる。このことは、インテリジェンスの利用と情勢判断に何が必要かを、あらためて問いかけている象徴的な事例と言えよう。

 以上、情報戦の観点も入れながら、南部仏印進駐そして日米開戦を検討してきた。当時の状況をあらためてフォローしてみると、日本のみならず、イギリス、そしてアメリカ自身にとっても、一寸先は闇だったことが理解できる。確信をもって行動できたものは、日米戦必至の信念をもつ宿命論者だけだったであろう。

 そして、南部仏印進駐と、その後の各国の対応や、戦争を不可避とする結果をもたらした。日本は、これで一区切りのはずだった「南進」を、さらに推進せざるをえなくなった。イギリスは、アメリカとの共同歩調という大きな果実を得たものの、極東における戦争の回避が不可能となった。アメリカは、自らが攻撃の対象となることに無自覚なまま、太平洋での矢面に立たされることになった。いずれの国も、相手出方を理解しているつもりで選択した行動の結果だった。(中略)

  戦争では、どの国も過誤を犯す。そして、より少なく過誤を犯した国が勝利を収める。情報戦でも、日英米いずれもが過誤を犯した。その結果が、あの戦争だった。もっとも少ないコストで目的を達成するという観点からすれば、日英米いずれも開戦前の情報戦に敗れたのである。
 (結論 誰が情報戦の勝利者だったのか 本書p.323~325より抜粋)

◆◆◆

 ひょっとしたら米ソの全面戦争をギリギリで(偶然)回避出来た「キューバ危機」のように、太平洋戦争を(偶然)回避できた未来もあり得たかもしれなかったということか。その道のスペシャリストを自認する者は、いつの間にか「木を見て森を見ず」に陥ってしまっていないか、絶えず冷静かつ謙虚に我が身を振り返る必要がある ― それが歴史の教える「教訓」ということのようです。

●廣田龍平『ネット怪談の民俗学』ハヤカワ新書2024
 https://amzn.asia/d/67XfEqD
 『裏世界ピクニック』(※数年前にアニメのみ視聴)とか『近畿地方のある場所について』(※昨年末カクヨムで読んだ)とかに触れているととっつきやすい(なお本書には両作品とも登場)。特定の創作者が生み出したネットホラー(=ネタ投稿)が、SNSに投稿された後にコピペによる(無断)転載・元サイトの閉鎖や削除・不特定多数の書き込み追加を経て、いつしか作者不詳のネット怪談(ネットロア)へと変容していくという著者の説明は成程な~と思いました。

 あと近年では、デジタル的な改変が不可と見做される(勿論技術的には捏造・改変可能な)VTR時代のアナログ映像を扱った「アナログホラー」なんてジャンルとか、早くもChatGPT絡みの怪談まで生まれているらしい。本当にこれらが著者の言うような民俗学と呼べるものなのかどうかはさて置いて、種々雑多な話題が豊富で色々と興味深かったですね。

●コモナーズ・キッチン著『舌の上の階級闘争「イギリス」を料理する』2024リトルモア
 https://amzn.asia/d/8yP91NY
 
 洋書っぽく見えますが著者3名(パン屋と農家と大学教授)は全て日本人です。12のイギリス料理の写真とレシピとを載せている…とはいえお料理本というよりは、料理を通して「階級社会イギリス」を論じつつ、「一般にメシマズ認定されるイギリス料理の魅力をアツく弁護する本」といった体裁ですね。ただ3名とも実際にイギリスでの生活経験は無いらしく、全て文献資料(チャールズ・ディケンズやらアガサ・クリスティーやら)に依拠した記述となっているため、正直頭でっかちの英国推しの人達が好き勝手書いているだけなんじゃないの?感はどうしても否めないですね。

 料理に仮託して社会や文化を論ずる、というコンセプトなら、著者の生活実感が織り込まれている分、大分昔に読んだ『亡命ロシア料理』https://amzn.asia/d/0lDH9Ep の方に正直軍配が上がる気はするかな。「やる夫と食べるイギリス料理」http://snudge.blog38.fc2.com/blog-entry-1282.html が楽しめた人は読んでみてもいいかもですね。
 
 なお「イギリス料理も捨てたもんじゃない」と著者らは論じて止まないのですが、フィッシュ&チップスしかりベイクドビーンズしかりマーマレードしかり、如何せん料理がおしなべて「茶色やオレンジ色主体のファストフード」ばかりで、見栄えもパッとしないし手の込んだ特別感もしないというのが、私の正直な感想です(苦笑)。


●2025新春スペシャル『100分de筒井康隆』

 1/3(金)放送分を録画視聴。これには私のようなオールドファンも年初からニッコリw。筒井作品が1970年代末に作風をガラリと変えて、「ドタバタエンタメから純文学路線へ」舵を切った背後には“伝説の編集者”の影響が色濃くあったというのは初耳でした。私も断筆宣言解除(1996年)以降の作品は未読のものが多いし、今年は久し振りにツツイストに戻ってみようかなぁ(笑)。

編集・削除(編集済: 2025年01月06日 15:54)

新年一発目の辛口書評

 4巻以降の八咫烏シリーズを読んだので、それ。

>空棺の烏(シリーズ4作目)
 時系列的にはアニメの続き。雪哉が士官学校に入って何やかんや起こしたり、神官が若宮を真の金烏と認定した理由が明かされたりする。この人の本は初めて読んだけど、読みやすい。サクサクと一気読みできる。反面話の流れが雑w

・本来の真の金烏は歴代真の金烏の記憶を保持しているはずなのに若宮にはそれがないので即位できません!
→なんで? 結婚したんだから進めろよ。真の金烏じゃなくてもそれが通例じゃないの?
・記憶がないのはおそらく先代の遺体が回収できていないから(神域に行ったまま戻らなかったから)かもしれない。
→ならもう真の金烏認定しろよ。その理屈だったら記憶の連続性は将来に渡って絶たれてるじゃん。遺体回収ミッション始めるのかと思いきや、
・再び猿が現れて案内されたらそこに遺体がありました。触ったら記憶戻りました(なお次の巻でやっぱり戻ってないことが判明)。
→雑ぅぅぅ

 雪哉の話も結局長束派のあぶり出しと粛清なんで、それ2巻とやってること同じだよね?感ある。若宮が空気化してることも踏まえて、作者が雪哉でヤレヤレ系主人公やりたかったってなら納得。


>玉依姫(シリーズ5作目)
 6作目とセット的な内容(1&2巻と同じような構成)。
 舞台が1995年の日本、とある山の村では奇妙な風習が残っていた。お祭りと称したそれは……。突然始まる因習村。この話、いる? 名前探しの件、死ぬほどどうでもよくてマジきつかった。この巻は「山内」世界の謎を明かす、起承転結のまさに「転」。実は烏も猿も山神の眷属でしたって話なんだけど、そのぶち上げ方を人間世界側からの視点で描くのってシンプルに構成力がないと思う。散々引っ張ってこれかよ。こういうのって視聴者と作中人物の視点を同期させながら明かしていくところに盛り上がりがあるでしょ。少なくとも同時並行的に進めるとかあると思うけど、構成が面倒くさくて雑に放り込んだって解釈するのが一番スッキリする。
 主人公の少女も思考がめちゃくちゃで、話に都合のいいキャラしたてて雑にぶっこんでる感がすごい。

>弥栄の烏(シリーズ6作目)
 話の流れが4/5くらい玉依姫と被ってるから飽きる。こういう構成はデビュー作の2作目かつ若宮がほとんど正体不明だったからこそパンチがあるんであって、第1部最終巻でやられてもなぁ。構成そのものに何のギミック的面白さも物語的な意味もない。
 毎回取ってつけたように真相が語られるのもそうだけど、この作者王道が書けないんだろうなって思う。


 普通6巻分も話が進めばキャラに深みが出たりするんだけど、だんだん薄っぺらくなってる。アニメだと長束が後半から無能になったけど、若宮もそう。4巻以降ただ状況に流されるばかりで言い訳しかしてないキャラになってる。それによって若宮の弱さや不完全さにスポットが当たるようになったとも言えるけど、今起きていることに全て人格が呑まれてて、お前何やねん?って感じにもなってる。人間界で外遊していたって話だけど5作目で人間の世話をするときに全くそれが活かされてないのもそう。お前のこれまでの経験や知識はどこに行った? 雪哉も同じ。いつの間にか冷酷マシーンになってるけど、お前という人間は結局なんなんだ?
 こうなる理由は単純で、そのときメインで描きたいキャラ以外は当て馬にされるから。通常ではやらない構成で引っ掻き回したり、新キャラをどんどん投入するせいで既存キャラすら割りを食ってしまってる。展開ありきでやるからキャラの感情めちゃくちゃ。そもそもこの話、誰が主役? そういうレベルにまでなってるのは作品に一貫性がない証拠だと思う。あっちかじって、こっちかじってを繰り返したらこうなる。

編集・削除(編集済: 2025年01月04日 15:15)

今年2回葬式行ったわ

 不幸でしか親戚と会わないの草。まあ、これが現代のトレンドだろうけど。


>まゆとユキの射程
 それを以てしてもガオウ様を孤独にさせるわけにはいかない、と振り払う敵側の論理も一貫していますね。去年のラスボスはゲス野郎でしたが、今作は人格者であろうと思われるのでそこの対比も面白そう。性格的にガオウはエルレインに近い気はします。


>私がFラン大生に1億円の資産運用を任せた時の話【5/6】



 今年の年末長編。コメント欄に自称B君いっぱい湧いてて草。
 『令和元年の人生ゲーム』とは逆に意識ない系集団の物語として見ると対比的。以前読んだ『先生、どうか皆の前でほめないで下さい』で述べられていた「大人の庇護下で活動する大学生」を煮詰めた感じで、リアリティがある。
 といって「最近の大学生は~」とおっさん風吹かすほどでもない。というのも、元々この話のように舞台をお膳立てして、先輩後輩のような序列や組織的慣例・前例がない状況で人を集めても烏合の衆にしかならないし、営利でもなければボランティアでもないフワッとした目的では責任感がより希薄になるだろうとは思う。
 特に投資のようなそれなりの知識が要るものであれば、誰か1人詳しい人が居ればもうその人に任せっきりになるでしょ。誰もいなければあとは貧乏くじを引くだけ。そばかうどんかみたいなバカでも話に加われるような議題でなければ活発なディスカッションにはならないと思うな。規律がない。経験がない。知識がない。先導する人(明確な目的や指針)がいなければこんなもんでしょという。
 社会人でも居る? そういう人は人生でそのツケを払うからいいでしょ。


>ダイニングテーブル&ベンチ
 確かに足元が寒いw 電気マット買ったので不自由なく使えています。


>アミメアリ
 前に別の研究者が言っていた「普段は働かないけど緊急事態になると働き出す個体」とは違って本当に働かないのねw
 個体の生存戦略としては間違ってないような気もするなぁ。遺伝子管理センター(ソシャゲでいう運営。神)が存在するわけじゃないから、突然変異でそういう行動特性を持つ個体が生まれて、そのまま存続しているって解釈でもいいような。


>MFゴースト
 この作品のヒロインは緒方さん(外見はおっさんの20代)。これに異議を唱える人はいない。
 おっさんが登場しているシーンは全部面白いのに、女の子が絡むシーンは全部つまらない稀有な作品。

編集・削除(編集済: 2024年12月27日 22:38)

クリスマスパーティー(参加費後払い)

 独りだった頃を覚えていないこむぎとは対照的に、独りだった頃がある意味での原点となっていた感じですね、ユキは。
 世界への安心感と世界への警戒感というか…こむぎのネガを担った結果、随分面倒臭い娘になっちゃいましたけど。(苦笑)

>大福の刺繍
 …犬に見える…(ぉ
 いろはのスキル的にお察しなのは分かってましたが、拙さの方向性に彼女の普段の世界観が表れていて良い崩し方だったな、と。

>恋愛脳のまゆの更に一つ上を行く共感振り
 成る程。正に編み物回での二人の対比ですね。
 まゆでは「好きな人の為なら何をしても良いのか?」を問えないし答えられない、と。
 でも、そうなるとあの時のユキからまたしても「自分を棚に上げてる」感が出てしまうのが…wユキらしいっちゃらしいですけどねww


>大抵の人は大抵のことに興味がない
 後、言う程自分の意見って最初からはっきりある訳じゃないと思うんですよね。
 漠然としたものを言語化したり論理化したりしていく内に、偏向して乖離していくのだと思います。
 結果、利害が一致した(という錯覚を含む)と思い込んで、流行や洗脳が発生するのでしょうね。


>働かない蟻に意味は無い。
 アミメアリという、日本ではよく見掛けるけど実はマイナーな蟻が居るそうで。
 何処がマイナーかというと、女王蟻が居ないんだそうな。アミメアリみんなが単為生殖で産卵する時期がある。
 そんな蟻にも働かない蟻が居るらしいのですが、この働かない蟻は遺伝子レベルでのガチニート。
 産卵に特化しているともいえるので、働かない癖に増え易い。結果、巣から働ける蟻が居なくなって壊滅するとか何とか。
https://academist-cf.com/journal/?p=2425

 個人的に思ったのが「托卵」で、これもうアミメアリに寄生している別の蟻で良くね?って思いました。(実際、巣が壊滅すると別の巣に引っ越すらしい。)
 後は、労働能力と生殖能力はトレードオフの関係なのかも知れないな…と。


>こんなことが言える大人になりたかった
 ゆーて人生何が起こるか分からんもんね…
 自分も強迫性からプリキュア2周目に2時間前後時間が掛かるのを、このサイトに来る前から今日まで持続する事になるとは思わんかった…(苦笑)
 強迫性と言いつつ持続できてるのなら、これは精神疾患によるものなのかどうなのか…これに限らず何事もタイパが悪いから、時間が掛かるのは性分だとも言える気はしますが。


>富野作品
>あの人の作品は日本語が頭に入ってこない
 それはそうwそれ故か、ファンの中でも周回前提みたいに話す人は結構見掛けます。
 ただ、自分の場合は富野作品に限った話じゃないので(苦笑)。大体の作品が頭に入って来なくて四苦八苦してますw(それを病気の所為にするまでがワンセット。)

>「黒子に徹している」表現者の方が好み
 これも概ね同意ですねw
 だから富野監督のインタビューとかを積極的に観る気は起きないし、観ても全面的に言ってる事を支持する気になった事も無いです。
 ただ、それぞれの監督は偶々人物が濃過ぎた故に、商品にされてるだけだと思います。黒子でいられるならいたいとみんな思ってるんじゃないですかね?
 そこを突くのは流石に可哀相だと思います…

 後は…最近の男児向け番組がみんな不甲斐無いから他に語るものが無くて語ってるってのもあるw


>ラブライブ
 …やはり11人のメインキャラを捌き切るのは難しかったか…キャラ格差が酷くて残念だったな…と。
 いや個人的な推しのちぃちゃんが、(何なら一番)活躍してくれたのは嬉しかったけどさ…
 今までのシリーズでやれなかった事をやってたのは、評価したいのですが…結果、普通の部活ものになってしまった気もするのが何とも。(苦)

>戦国妖狐
 迅火が一番得した様に見えるの、何か釈然としないwww
 さておき、求道者のなりそこないとしては共感できる点や学べる点が多々ありましたが、それが面白さに繋がってるかというと…(苦笑)
 禅問答的な要素もそうですが、説法をエンタメにしようとしても説教臭くしかならないのかも知れません。
 取り敢えず、毎日ヤな事あるけれど、それを頓知にして「遊ぶ」所から見習いたいと思いました。
 道錬くらいすっきりした大人になりたかったわw

編集・削除(未編集)

冬期講習会中なので読書感想文はカット

 年末年始を見越して目ぼしい本は取り揃えたので、読んで面白ければまた追い追いプレゼンしますね。


>今週のツンデレ猫

 ユキの「雪」に纏わる思い出が、孤独という「冷たく閉じた冷たい世界」から大事な仲間が居る「開かれた温かい世界」へと上書きされていく過程がしっかり描かれた良回でした。ザクロへの声掛けにしても、恋愛脳のまゆの更に一つ上を行く共感振りを示していましたし、副主人公の面目躍如と言ったところでしょうか。

>最初にインプットされた情報に引きずられやすい
>偶然その情報が先に入っただけなのに、あたかもそれが定説と思い込んで堅持しちゃう

 これがあるから、自分が全く知らない分野の書籍を読む場合は、Amazonや読書メーターなど複数の書評から「まともな入門書」なのか「玄人向けの(やや癖のある)専門書」なのか「読むに値しない陰謀論」なのかを大まかにチェックする習慣が付いていますね。

 それに関連して思い出すのは私が小学生の頃、エホバの証人(ものみの塔)が毎週日曜日ごとに自宅を訪問して来て「聖書に関する勉強会」を開いていたことですね(当時私の地元周辺では「エホバ」の認知度が低く、一種の情操教育程度に捉えていたらしく両親とも黙認していた)。「誕生日を祝うのは悪」とか「東方の三博士を救い主イエスの下へと導いた星を輝かせたのは悪魔に違いない」とか、彼ら独自の聖書解釈を色々聞かされましたっけ(日曜日に遊べないのが嫌だと駄々をこねて確か半年ぐらいで辞めた)。後に「この道」に入ることが無かったら、今でもそれらの、少なくとも聖書には明言されていないトンデモ解釈を鵜呑みにしていたままだったかもしれないですね。


>どうせ論文って検証しないんでしょ?

 ハハハ、確かに。『Science Fictions あなたが知らない科学の真実』でも指摘されていた通りですね。書名は忘れましたが、過去に御大にプレゼン頂いた科学本でも、同じ著者なのに出版年によって主張が真逆になっていた例もあったと記憶しています…まぁそもそも御大のご指摘の通り「大抵の人は大抵のことに興味が無い」のですから、いちいち拘らない方が精神衛生上好ましいかもしれないのかなぁとは思いますね(それでも私は拘る派ですw)。


>自分の給料を誰が出しているのか考えられるかどうか

 全員ではありませんが、そういえば過去の公立学校からの「転職組」の中には、「給料とは毎月毎月決まった額が天から降って来るもの」だと考える癖がどうしても抜けない方もおいででしたね。その場合いずれ経営者の逆鱗に触れて退職を余儀なくされてしまう訳ですが。


>富野作品への辛口評価
 
 あ、私だけじゃなかったのか。ちょっと安心しましたw。

 まぁ富野氏だけじゃなく近年の宮崎駿作品とか庵野作品にも当て嵌まるんですが、作品そのものよりもクリエイターの言動の方に注目が集まっているように思えて、正直観ようという気持ちが削がれてしまうんですよね(苦笑)。どちらかというと私は「黒子に徹している」表現者の方が好みですわ。


>ちなみに日本はどちらも国籍がなくても住んでいれば日本人と同じサービスが受けられます

 今『流出する日本人』を拾い読みしていますが、「3カ月以上滞在して住民登録をした外国人に国民健康保険への加入を義務づけ(p.149)」ていたり、「児童手当や保育料の補助や(何とコロナ給付金まで)、日本では住民登録している外国人全員が給付対象となる(p.149~150)」とは知りませんでした。永住権の更新も諸外国に比べてハードルが低いんですね。数年前の「ウィシュマさん事件(現在も係争中)」のイメージから、本邦はもっと「外国人にトコトン厳しい」国かと思っていましたので正直意外でした。まぁ御大のご指摘の通り、確かに日本語の習得そのものが最大のハードルなのかもしれないですね(あと付け加えるなら近年の円安傾向かw)…という訳で、著者にはその辺りをメインで取り上げた続編『流入する外国人』を希望します(笑)。

編集・削除(編集済: 2024年12月23日 17:30)

「大概の問題は、コーヒー一杯飲んでいる間に心の中で解決するものだ。あとはそれを実行出来るかどうかだ」

 俺もこんなことが言える大人になりたかった(渋みが圧倒的に足りない)。


>それって貴方の感想ですよね?
 昔から意見の違う人を説得するのは限りなく難しいと言われてるし、リベラルな人がリベラル思考に凝り固まるのも珍しくないからね。前に話題にしたように、最初にインプットされた情報に引きずられやすいってのもある。偶然その情報が先に入っただけなのに、あたかもそれが定説と思い込んで堅持しちゃうとか。敵意帰属バイアス(自分が攻撃されていると思い込み話を聞かない)とかも思い込みが先行しやすい例だね。
 まあ、この辺はそれこそその人の理性(志向)じゃないかな。「自分の人生に関係ないし、それで年収が上がるわけでも下がるわけでもないのだから」と心理的な車間距離をどれだけ取れるか。大抵こじれる要因は不必要に自分と結びつけるからなんだよね。

 あとは知識やパターンのストック。
 例えば「○○という危険物質が発見されました」的報道あるじゃん。最近だと水道水にPFASが含まれてるとか。これ、テキトーに検索すると1950年代には含まれてたって記述が出てくるんだけど、70年以上前からあるなら「ふ~ん」ってなる。毒の有無ではなく致死量で見るべきってやつ。ダイオキシン然り放射能然り。
 そういう、仕組みのパターンをストックして引き出せるようにしておけばある程度耐性はできる。

 さらに言えばこの「感情は理性に先行する論」自体も、現在はそういう風に思われている、そう研究者が言い張っている……で流してもいいし。どうせ論文って検証しないんでしょ?w

 ……というようなことをしなくても、大抵の人は大抵のことに興味がないし、どうでもいいし、テキトーに流してるからナアナアで済むんだけどね。数年前あれだけマスクマスク言ってたけど、今やってる奴の方が少数派でしょ? 相変わらず衛生観念とか怪しいしさ。そんなもんよ。この視点で言えば、普通の人はよぽどそのネタに執着しない限りはこだわらないんだよ。だから理屈もテキトーにくっつけられる。


>教師の転職組は使えない
 手癖もあるだろうけど、自分の給料を誰が出しているのか考えられるかどうかってのもあるね。


>富野監督の作は何か肌に合わない
 あの人の作品は日本語が頭に入ってこない。ロボットの動かし方上手いな~、って眺めてる。

編集・削除(未編集)

供養色々

 ガオウ(昴?)は滅んだ狼達の怒りを掻き集めて、怒りを発散させる事で供養としようとしているのかも知れない…と思いました。
 動物が傷付いてしまうのも、供養の一環である(それ程に狼達の怒りが強い)という言い訳が一応できると思いますし。
 …ただ、そうなるとプリキュアとガオウの利害が一致してしまうのが問題かも。
 いっその事、最終決戦は無しにして、怒れる狼の亡霊の大群とひたすら遊び倒す…なんてオチでも良いのかも?(笑)

>座敷わらし感
>それっぽいキャラが出て来る創作物
 「うさぎドロップ」の主人公のりんちゃんとか?
 養育者の大吉さんが、彼女を養子にするか相談した時に「今のままで良い。大吉は大吉のままで良い。」ってりんちゃんに言われまして。
 その言葉に思わず涙ぐんだ大吉を、りんが抱き締めながら「泣いた時はこうするんだよね。」って頭を撫でるシーンがありましたね。
 大吉「時々…俺がりんを育てているのか、りんが俺を育てているのか、分からなくなる時がある…」

 それにしても、どう足掻いても動物のパーソナリティは人間の都合で決定される…とはいえ、こむぎは随分振り切れたキャラになりましたね。
 死生観についても、「友達って悲しいや苦しいもある」の中に包括されましたし、考え出すとキリが無い事に対する思い切りの良さに驚かされました。


>日本はどちらも国籍がなくても住んでいれば日本人と同じサービスが受けられます
 SNSで稀によく「何で日本人が外国人まで養わなきゃいけねーんだ!!」って愚痴を見かけますが、成る程ちょっと納得してしまいますね。(苦笑)


>感情で決めたことを理性が後付している
 自分自身含めて「人間ってそういうとこあるよね」って思ってましたが(直近だと僕のジークアクスの第一印象とか)、ちゃんとした研究まであるとは知りませんでした。
 研究レベルまで突き詰めて考えられたものを見ると、また新しい見方が得られて新鮮でしたね。
 とはいえ、うp主個人の主張に対しては幾らでもツッコめてしまえそうに思えますが…(それこそ啓蒙する、されるの問題とか。)
 そんなツッコみに対して「貴方がそう思いたいから、そう言ってるだけですよね?」で二の句が告げなくなってるの、ちょっと狡いですよね。
 あれだ。「それって貴方の感想ですよね?」や「お気持ち表明」と同じ種類の狡さを感じる気がするんですな。


>それ「できない」に分類して良いんだ
>精神科医の本読むと、この思考に陥っている患者さんは多い
 僕含めて「今までできてた事が、罹患した事でできなくなった」と思い込んでる人も多いでしょうから、余計にその思考に陥るのでしょうね。
 「病気でできなくなった」んじゃなくて、「無理してやってたから病気になった」って因果関係なのね。
 思えば僕も、本に憧れはあったけど、実はそんなに読書家って訳でも無かった…RPGの台詞も連打して流してた…
 それはそれとして、活字をちゃんと読んで、理解して、記憶に留められる様にはなりたいんだよなぁ…諦めるしか無いのか…


>キングゲイナー
>知らん内に捕まって脱走して戦ってた
 主人公のゲイナー君の認識もそんな感じなので、初見の感想としてはそれで充分な気もしますねw
 付け加えるなら、ロリ姫誘拐事件を押さえておけば完璧だったww

>富野監督の作品って前々から何か肌に合わない気がして
 まぁ、僕も免疫ができるまでは、観る度に胃もたれ起こしてましたからね(苦笑)。
 それなりに人間が爛れてきた今なら、寧ろ可愛らしく観られる様になりましたけどw
 とはいえ、視聴者への要求が高い作品が正しいのか?については、僕も疑問が解けずにいますので、無理はなさらない方が良いかと思います。

編集・削除(未編集)

トラメ浄化されちゃったかー

 …となるとザクロも年内には退場でしょうかねぇ。こっちはこれまでの経緯的に猫組がメインで関わりそうな気がします。


>座敷わらし感

 それっぽいキャラが出て来る創作物が無いかなと色々思い巡らしてみましたが、残念ながら私の抽斗では思い付けませんでしたw(苦笑)。
 

>紹介頂いた動画

 「感情は理性に先行する」どころか「知識を増すほどに己が抱いている感情について、後付けの理由を思い付き易くなる(言い訳が上手くなる)」ということですか。動画作成者の論に従うなら、勉強すればするほど社会の分断を加速することにしかならない、という話になってしまう気がするんですが、それはそれで啓蒙の意義の全否定と言うか、それこそ直観に反する極論のようには思いますけれど(苦笑)。

 まーでも長年乱読多読を続けていると、自説を補強するための言い訳は確かに上手くなってきたようには思いますね(良く言えば老練、悪く言えば頑固ジジイw)。


>初めて知った

 あ、そうなんだ。一般的には割と知られてないのかもですね。極端な話、顧客(生徒)が0名でも職業として名乗れてしまうのが「塾講師」ですから。

 因みに「学校(特に公立校)で教師をやっていたけれど辞職あるいは定年退職して塾業界に流れてきた人」は、これまでの私の経験上高確率で使い物になりません。その一番の理由は「塾は顧客満足度が下がると(要するに授業が下手クソだと)生徒は直ちに辞める」ということを心底理解せず、学校時代同然の退屈極まりない授業をするからですね(毒)。特に低学年対象であれば多少知識が怪しくても、歯切れよく喋る元気いっぱいの大学生の方が100倍マシですわ。


>2200円は高い

 確かに高いw(苦笑)。年明けから半年ほどの間は、折角御大に新刊書をプレゼン頂いても世評が余程高くない限り、購入してまでは読まないと思います。


>今週の読書
 
 ●安部公房『第四間氷期』1959講談社
 https://amzn.asia/d/8xM8dXm

  今年(と言ってももう終わりかけていますが)生誕100年ということらしく、先日書店で矢鱈と文庫本が平積みされていたこともあって読んでみました。

◆◆◆

 真の未来は、おそらく、その価値判断をこえた、断絶の向うに、「もの」のように現われるのだと思う。たとえば室町時代の人間が、とつぜん生きかえって今日を見た場合、彼は現代を地獄だと思うだろうか、極楽だと思うだろうか? どう思おうと、はっきりしていることは、彼にはもはやどんな判断の資格も欠けているということだ。この場合、判断し裁いているのは、彼ではなくて、むしろこの現在なのである。…… おそらく、残酷な未来、というものがあるのではない。未来は、それが未来だということで、すでに本来的に残酷なのである。その残酷さの責任は、未来にあるのではなく、むしろ断絶を肯じようとしない現在の側にあるのだろう。……
(あとがき より)

◆◆◆
(昔の作品だしネタバレしても構いませんよね?)

 “主人公(勝見博士)が開発した「予言機械(電子計算機)」が告げる「来たるべき未来」― それは地殻変動による海面上昇のため住むべき場所を失った現ホモ・サピエンスの絶滅という衝撃的事実だった。しかし博士に先行してソ連で開発された「予言機械」も同様の未来を予想していたため、海中での生活に適応した「鰓を持つ新人類(水棲人類)」を生み出す研究が、8年も前から既に国策として秘密裏に進行していたのだった。その事実を知らされた博士はしかし「来たるべき未来」を頑として受け入れようとせず、それどころかこの研究を葬るべく世間に公表しようと試みたため、「予言機械が造り出した“自分(博士の分身)”」によって弾劾・監禁され、遂には死刑を宣告されることとなる。”

 今となっては流石に疑似科学的な細部の描写は古びているとしても、太平洋戦争が終結して高々15年弱、AIは勿論のことスパコンも遺伝子組換え技術も影も形も無かった時代に、どうしたらこんなスケールの大きい重厚な物語を思い付くことが出来るのかと驚愕しながら読了しました。間違いなく小松左京『日本沈没』(1973発表)は、本作からインスピレーションを得ていると思いますね。

 あと以下の作中での主人公の独白がまるで現代社会の混迷ぶりを見通しているかのようで、読んでいて正直どきりとしました。

◆◆◆

 予言機械をもつことで、世界はますます連続的に、ちょうど鉱物の結晶のように静かで透明なものになると思いこんでいたのに、それはどうやら私の愚かさであったらしい。知るという言葉の正しい意味は、秩序や法則を見ることなどではなしに、むしろ混沌を見ることだったのだろうか……?(本書 p.162-3) 

◆◆◆

>キングゲイナー

 単なる食わず嫌いだろうと思うんですけれど、富野監督の作品って前々から何か肌に合わない気がして、どうも観る気になれんのです、スミマセン(苦笑)。

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