>深夜枠で放映する必然性
今って配信で手軽に見れるから放送時間はあまり関係ないんじゃないかな(放送枠を安く買えるメリットはある)。本元の子ども向けアニメなら親子で見ることが前提にもなってるから視聴しやすい時間にする意味はあるけど。
魔法つかいのPVも1週間で80万近く再生されてたから意外と注目されているのかもしれませんね。
>掛け算の順序問題
苦肉の策なんだろうな~と同情しちゃうけどね。ただ、その解き方が正しいやり方みたいに指導するのは違うと思うけど(苦笑)
できる子は(授業中暇だから)教科書の先読んでセルフ予習してたりするし、マジでできる子は教師の側も「あの子は別」みたいな認識だからいいんじゃない?って感じはする。
>生涯読解力を身に付けることの無い子ども達の残酷な真実
試しに仙台市の図書館で「発達障害」と検索すると1000件以上ヒットしました。同様に「知的障害」と検索すると500弱(前述の本と重複している分もある)。ところが「境界知能」と検索するとたった3件。重複すらしない。
発達障害と知的障害が「障害」として問題化(可視化)される一方で、言ってしまえば「普通のバカ」に該当する境界知能がこれほど注目されていない現実って面白いよね。「境界知能」自体は50年以上前からあるから最近作られた言葉や概念ってわけでもない。つまり誰もバカに興味がない。
進学率の向上、就職=サラリーマンと化した現代社会で最初に躓くのが発達および知的障害者で、そこがスクリーニングと支援で区別されたら今度はなんとも言えない微妙なラインの人たちにスポットが当たり始めたってことなんだろうけど。スマホとかITとかできることも増えたしね(できない人とバカが可視化されやすくなった)。
でも、ぶっちゃけバカも自分がバカだって気付かない程度には普通に暮らせてるんでしょ? 実際問題として。大人になってなんか躓いて医者に行ったら「あなた境界知能ですね」って言われて気付くパターンもあるわけだし。
世の中の人ってあんま自分のこと自覚しないよね。逆に私はそれがわからない。
>偏ったものの見方
最近兵庫県知事が再選したことが話題になったけど、これも例によってマスコミ各社が終始「ネットが~」の論調になってるの面白いよね。
もうさ、中身に触れないのよ。テレビ(新聞)かネットかの線引きでしかモノを言わないの。「こっちかそっちか」「敵か味方か」レベルでしか言ってなくて、なるほどこれが分断を煽る言論・言説の仕方なんだなって思うよ。人間のレベルがそんなもんって言えばそれまでだけど。
>リア充マウント
それだってヒロインに振られた時点で決着ついてるわけじゃん。普通の恋愛ものならそこでフェードアウトして終わりよ。その上さらに主人公とヒロインがイチャついてるの見せつけるのはオーバーキルってより趣味が悪いだけなんよな。でもやっちゃうんだなぁ、これが。そら思想戦もヘッタクレもないわ。
>復讐のレクイエム
ときどきガンダム君が大人の事情で棒立ちになるの露骨で面白い。
主人公は地球に残ってアフリカ戦線に加わったようですが、その後も生き残って傭兵部隊アージェント・キールに参加して欲しい。ザク(アージェント・キール仕様)ならどこまでも強くなれる。
バンクだとそういうの、つい忘れてしまいます。(苦笑)
それにしても、変な女にばかり懐かれるユキさんというわんだふるで一番変な女よ…ww
>演劇準備開始。悟とユキはなにやってんだ?
仮説1:実は映画は知ってても演劇の「え」の字も知らなかったので、悟が慌てて演劇概念を教えている。
仮説2:飽きたので辞めようとしているのを、悟が引き留めている。
仮説3:衣装が着れないなら衣装ができるまで練習しないと主張。それを悟が引き留めている。
…ぐらいかなぁ?
>猪狩勝くん意外と出番ないよね
ある意味こむぎ専用キャラというか、こむぎの奇行を中和する役割ですからね。
僕も意外でしたが、こむぎの社会適応力が思いの外高かった結果、猪狩くんで中和する必要がなくなったのでは?…と。
逆にクラス全体の変人の平均レベルが高めだったから、中和の必要がなくなったのかも知れないけれどw
>狼が人間になったのか、人間が狼になったのか
もう面倒臭いから、昴と狼の頭領が合体してガオウになった…で良いや。(ぉ
>有名演劇部の割には部員数が少ないな(笑)
2年生の狐崎さんが部長って事は、主力の3年生が引退して間もない時期だったのかな、と。
多分、初登場の頃はまだ部長じゃなかったんだろうし、こういう地味な所でも一年の蓄積が感じられて少しセンチメンタルになりましたw
>パイロット自身の力量や思想戦としての重みがない
あ〜〜〜!成る程。納得です。
思想戦もねぇ…価値観が違い過ぎて会話が全く噛み合ってないのが何とも。まぁ、それ以前にあの作品のキャラ達の語彙力低過ぎるのが致命的なんだけど。
あれじゃあリア充マウント取るぐらいしか言える事が無いわな。
>救われなければ幸せになれないんですか
ミュージカルの方は想定の範囲内だったけど、そっちが引っ掛かったかぁ〜!?
その辺の線引き、自分未だに分からないですねぇ。いや、無理して分かる必要も無いんでしょうけれど。
まぁでも自分は、演出に乗せられ易い人間だという事は分かった。種自由の方でも、挿入歌が流れた時には少しジーンとしちゃったし(苦笑)。
>「算数を教えるときも身近なモノで例えながら指導していた」
>イギリスではそのまま概念的に数字を教えているみたい
そうやって譬え話で物語仕立てにしているから「掛け算の順序問題」なんてのが起きちゃった気もしますが…
概念的な数字で教えられた方が手っ取り早いと感じる子供も当然居るのでしょうし、あちらを立てればこちらが立たず…を回避できるのか?という疑問もあります。
詰め込み・暗記にしたって、何回も手書きしないと憶えられない子供も居れば、手書きが苦痛なだけの子供も居るのでしょうし。
そうなると子供個々人にオーダーメイドの教育を提供するのが一番良い…という話になるけれど、リソース的に実現不可能なのは火を見るより明らかな訳で。
そんな現実に蓋をして「学力の底上げを〜」とかやってるから、犠牲になる子供を入れ替える事で「やってますアピール」をしてるんじゃないのか?とも思います。
>読解力と文章力
インターネット登場以降、プライベートで読み書きする頻度は劇的に増えたと思いますが…中学からネット始めて30年弱、未だに「お前は論点がズレている」とツッコまれてる程度の読解力と文章力しかありませんね…(泣)
>石渡のおやじさんは千切りの音を聞いて、それが私の仕事だと分かったのだ
今で言う所の、プリキュアの作画や演出観て作監や絵コンテの担当が分かる(ただしその人の顔も知らない)のと同じ現象ですねw(コラ!)
前回同様、ギャグ回に見せ掛けて重要情報を開示してきましたね。しかし劇中クライマックスでの「こむぎのやらかし」はアドリブの一言で片付けられない気がしましたけれど。てっきり憑依型創作者狐崎女史の激怒止む無しかなと思いましたが、こむぎの率直な感想(褒め言葉)と人柄(犬柄)のお蔭もあって、後味の悪い結末にならず何よりでした。
>昔これと同じことしたんだよな~って浸ってそう
ニコ様妙にノリノリで草。もし私が同じ立場だったら苦い悔恨を伴う思い出として封印したくなるけどなぁ。
>戦闘が動く癖に退屈だった
>パイロット自身の力量や思想戦としての重みがない
真逆の事例として、映画化1作目の白黒の方の『西部戦線異状なし』(米1930年制作)のラストを思い出します。視聴したのは大分昔ですが、たった一発の銃声があれほど効果的に使われた創作物は他に類を見ないもので、今も深く心に刻まれています。
>こういう異物役の人って橋渡しになるからこそ味が出る
私も御大と同じ意見ですね。異物と言えば、ちゃんと視聴はしていないんですが、確か映画『七人の侍』の主人公もそんな立ち位置なんでしょう?村人らから是非にと請われて、襲い来る野武士達を命懸けで壊滅し村に平和が訪れるも村人らから感謝されるどころか、むしろ厄介払いされるラストだったと聞いています。あと史実だと第2次世界大戦という「非常時のみ」に英国民の支持を受けた保守党党首ウィンストン・チャーチル首相とかが思い浮かびますね(欧州戦線終結直後の1945年7月総選挙で保守党は惨敗し首相の座を追われる)。
とは言え『アイの歌声を聴かせて』は、(円盤でだったかな? 視聴したのがちょっと前なのでうろ覚えですが)名作とは言わないまでも、深く考えずに視聴したこともあってまぁそれなりに楽しめたようには記憶しています(笑)。
>日本の教育って認知科学的手法にそれなりに則って指導している
前掲の『学力喪失』にも同趣旨(↑)の取り組みは多数登場していましたね。少なくとも小学校の教育現場は総じて生徒の学力向上のために「かなり工夫を凝らし頑張っている」ように私には見受けられました(私の職場の小学生向けの塾専教材も年を追うごとにヴァリエーション豊かになってきていますしね)。いやむしろその涙ぐましい努力も今や飽和しかかっており、(「矯正」不可能な“運動音痴”と同様に)教える側がどう工夫したところで「生涯読解力を身に付けることの無い子ども達」は存在し続けるという「残酷な真実」が暴かれつつある段階なのかもしれない、というのが、塾講師の端くれとしての私の感想です。
>こっちは20年以上文章書いてて、こんなレベル
御大と比べるのも失礼な気がしますが、私も10年以上ほぼ毎週書き込んで来ましたけれど文章力が向上したとの実感は全然湧きませんね(苦笑)…少なくとも読んだ本の内容や感じたことの備忘録として書いている分には名文である必要は無いし、と言い訳しながら毎週自分を慰めています。
>『何者』
読了しました。うん、こちらは直木賞受賞(2012下半期)も頷ける納得の出来でした。主人公が「他人の人生の傍観者」であることを止めて、他人からどんなに無様に見えても「自分の人生の当事者」となることを選び取る結末は定番ながらも王道の話運びでした。まぁ御大が指摘される「今読むと登場人物の言動がアナログ的だし、ネットの使い方も下手」というのは私も同感ですが、著者の朝井リョウ氏もいわゆるZ世代という訳ではなさそうなので(1989年生まれ)こんなものかな?と思ったりはします(←お前何様)。
終盤のクライマックスの一つ、「瑞月さん」から迸る“魂の叫び”には、年甲斐も無く読んでいてちょっと胸がアツくなりました(↓)。とても社会人一年生(作品発表当時)が書いた文章とは思えないですね~。
◆◆◆
「最近わかったんだ。人生が線路のようなものだとしたら、自分と同じ高さで、同じ角度で、その線路を見つめてくれる人はもういないんだって」
「生きていくことって、きっと、自分の線路を一緒に見てくれる人数が変わっていくことだと思うの」
「今までは一緒に暮らす家族がいて、同じ学校に進む友達がいて、学校には先生がいて。常に、自分以外に、自分の人生を一緒に考えてくれる人がいた。…… これからは、自分を育ててくれた家族を出て、自分で新しい家族を築いていく。そうすれば、一生を共にする人ができて、また、自分の線路を一緒に見てくれる人が現れる」
「十点でもニ十点でもいいから、自分の中から出しなよ。自分の中から出さないと、点数さえつかないんだから。これから目指すことをきれいな言葉でアピールするんじゃなくて、これまでやってきたことをみんなに見てもらいなよ。自分とは違う場所を見てる誰かの目線の先に、自分の中のものを置かなきゃ。何度も言うよ。そうでもしないともう、見てもらえないんだよ、私たちは。百点になるまで何かを煮詰めてそれを表現したって、あなたのことをあなたと同じように見ている人はもういないんだって」
◆◆◆
>今週の他の読書
● 佐々淳行『重要事件で振り返る戦後日本史 日本を揺るがしたあの事件の真相』SB新書2016
https://amzn.asia/d/dqp3sGu
著者は警備幕僚長時代に「東大安田講堂事件」「連合赤軍あさま山荘事件」などを手掛けたこともある生え抜きの警察官僚です。(私は未読ですが)恐らく過去の著書群のダイジェスト版という趣なので、各事件に対する掘り下げには食い足りなさが残りますが、どこかで耳にしたことのある重要事案の数々に関する概説的知識を得るには便利な新書です。立ち位置的には当然「体制側」の人間なので左翼運動に対する評価は極めて厳しいし、正直思想的に「右に寄り過ぎ」だと感じる記述も多いのですが、「嫌がらせや脅迫電話など数限りない。不気味な郵便物を金属探知機で確認するといったことも日常茶飯事だった(p.213)」文字通り修羅場をくぐってきた人ならではの気骨を感じる文章には読んでいて圧倒されます。例えば著者が東大法学部在学中のこのエピソード(↓)。
◆◆◆
第1章でも少し触れたように、私は暴力革命に反対し、体制内改革を目指す同志を集めて「学生研究会土曜会」を結成して、全学連に対抗する学生運動を展開していた …… 反戦・反帝国主義の左翼学生運動は、先年の朝鮮戦争によってたちまち全国に広がった。…… しかし、全学連の主張や運動方針に、私ははっきりと反対だった。東大も大混乱だった。…… 法学部学生大会で反帝・反戦・反米などを叫んで授業ボイコットによる全学ストが提案されるなど騒然とした日々が続いていた。
全学ストが提案された法学部学生大会で、私はスト反対の大演説をぶった。国民の税金で運営される国立大学の学生がストなどもってのほかである。特別奨学生として支給を受けていた私など二重に国民の世話になっている。マックス・ウェーバーが述べたように政治闘争は「価値判断」の問題だが、 大学は「認識」の場であるから学園の外でやれ。与えられた勉学のチャンスを潰すなど、自〇行為だと滔々とぶった。東大生がストライキを打ったからといって、朝鮮戦争は止まらない。そんな手段と目的の不整合についても大いに主張した。…… 私は、集団をつくって衆を恃んで威張る輩が大嫌いだ。
300対2でストは可決されたが、私は「定数不足だ」と言って猛烈に反論した。全学連の主張が理論的に支離滅裂だと論駁してやった。当時、東大法学部の学生が、支離滅裂などと言われると大変な侮辱だったから、全学連もやり直しの学生大会で決着をつけようとしたのである。仕切り直しの法学部学生大会の結果、500対300でストは否決されたのだった。
◆◆◆
いわば「たった二人の反乱」な訳ですが、恐らく当時のキャンパス内の一触即発たる空気感を想像するに、いつ集団リンチに遭っても全然おかしくない「命懸けの意見表明」だったのではないかと推測します。匿名を隠れ蓑に、安全圏から逆張り意見をツイートする現代の輩とはまさに雲泥の差がありますね。
● 村上信夫『帝国ホテル厨房物語 私の履歴書』日本経済新聞社2002
https://amzn.asia/d/aq0klin
少し古い本ですが、1964年の東京オリンピック時に選手村食堂の料理長として名を馳せた、帝国ホテル第11代総料理長の波乱万丈の半生を記した自叙伝です。困窮する度ごとに何かと援助の手を差し伸べてくれる人が周囲に現れるのは、(生存バイアスによる部分が多分にあるとしても)やっぱり人徳の賜物なのかもしれないなぁと読んでいて思いますね。
ちょっと面白かったエピソードを一つだけ。五年半ぶりに戦地から戻り、喜び勇んで古巣の帝国ホテルに顔を出したものの、変貌した外見とすっかり軍隊調に染まった所作のせいで、昔の恩師にも誰だか気付いてもらえなかったのですが:
◆◆◆
そんなある日、厨房で仕込みのために野菜を千切りにしていると、総料理長の石渡文治郎のおやじさんが飛んで来て、「やあ、おまえ、ムラじゃないか」と肩をたたく。復員直後にあいさつに行き、「どちらさまですか」と言われたが、帝国ホテルに復帰した後も何度か話す機会があったから、私のことを思い出してくれていたとばかり思っていた。だが、じつはそうではなかったのだ。
料理人が包丁で野菜を千切りに刻む音には、その人なりのリズムがあり、身についた癖は変わらない。石渡のおやじさんは千切りの音を聞いて、それが私の仕事だと分かったのだ。やっと思い出してもらえて、うれしかった。(p.107~8)
◆◆◆
まだまだ職人気質が幅を利かせていた終戦直後ならではの、時代を感じる挿話ですね。
>土曜深夜2時の冷凍みかん
予告を見る限り『オトナプリキュア』ほど内容が大人向けに思えませんし、2016年シリーズだから当時のメイン視聴者未就学女児の多くは成人を迎えている訳でも無いし…深夜枠で放映する必然性が無いようにも思いますけれど、どうなんでしょう?
>本来は軽微な罪状をおおごとにした上に都合の良い判決が出るように仕向けたり
>自分に有利なジャッジを下すレフリーを用意した側が勝つシステムになっちゃってる
成程ね、トランプも大概だけれど、結局バイデンにしても目クソ鼻クソってことでしょうか(毒)。この間の大統領選挙といい、日本だとどうしても民主党寄りの報道が多いから、私も知らず知らず多分に偏ったものの見方をしているような気がしますね。
>戦闘が動く癖に退屈だった
本人たちは「○○の力だ!」みたいなこと言ってるけど実際は「意味不明レベルの強兵器」や「隠し武器」を使ってるだけなんで、パイロット自身の力量や思想戦としての重みがない。そりゃ、そんな武器使ったら勝つでしょっていう。アスランはメタ戦術駆使してたから戦闘巧者感はあったけど。
>アイの歌声を聴かせて
やっぱミュージカル要素は私には合わないな~。
あと異物感が強すぎる。『三十四丁目の奇蹟』が如何に絶妙だったかって話なんだけど、Aさんの問題を解決したら支持者になりました→Bさんの……ってわかりやすいけど薄っぺらいと思う。ランプの魔人かよ。
こういう異物役の人って橋渡しになるからこそ味が出るんだと思うんだよね。妥協案をそれとなく(意図せず)出して、それに当事者たちが乗る格好の方がスマート。そこにはメンツや下心、打算もあるかもしれないけど条件が揃えばそれでも手を取り合えるところに人間の軽薄さと柔軟さがあるっていうか。それが様々な形で重なったときにあたかも奇跡が起こったかのような結果を生み出すわけで。
便利な神様を作り出されてもそれは何か違くない?っていう。救われなければ幸せになれないんですか、あなた達は?って思う。
>過激な教育方法への風当たりが強いから、どうにかして代替手段を模索
日本の教育に対するヘイトすげーな(苦笑)。でも、ん~、あまりピンとこないんだよねぇ。
っていうのも以前紹介した『日本の15歳はなぜ学力が高いのか?』の著者が日本の教育方法の特徴として「算数を教えるときも身近なモノで例えながら指導していた」ことをわざわざ挙げていたんですよ。リンゴ何個とか、何人で列を作ってとかそういうことだと思うんだけど。イギリスではそのまま概念的に数字を教えているみたい。
ってことはさ、日本の教育って認知科学的手法にそれなりに則って指導している(教師の創意工夫が蓄積されていることも著者は特徴として挙げていた)わけで、それでもなお理解できない人はもう無理だろっていう。あとは専任者付けて教えるくらいしかない。そのコスト誰が払うのかって話になる。親が教えろよって話だけど。
日本の教育や指導法を全部を肯定しているわけじゃないけど、いわゆる詰め込み教育とか暗記教育に対してそこまで私は拒否感はないんだよね。っていうのも、これはサルに芸を仕込むのと同じだと思ってるから。理解できないなら芸として仕込むしかない。せめてこれくらいはできるようになれっていう。外国に住んでいる日本人が驚くことの一つに外国人は暗算ができないって話があるじゃん。あっちはあっちでそれで生活できてるから良いんだろうけど、最低限の水準を保つには芸を仕込むしかない。どれをその線引きの内側に入れるかって議論はあるとしてもね。
>書く側の日本語が下手
あまり言うと自爆になるのもあるけど、パターンがちょっと複雑。
・単純に文章が下手(句読点、文章構成、言葉選びなど。元々日本語は冗長になりやすい)
・言葉の意味を間違えている。書き手が書いている事柄についてわかっていない。
・読者の知識や層を無視して書き手が一方的に書いている(本来なら明示すべき前提や情報をすっ飛ばす)
上記は悪文になりやすい例ではあるけど読み手側との知識量の釣り合いもあるし、それこそ悪文でも面白いって人もいるから、まあ、うん(昔話題になった本を読んだら日本語が酷すぎて1ページと保たなかったことがある)。ただ、明らかに読み手が誤読して、そのままSNSなどで発信しているケースも見られるからそっちに目が行っちゃうね。
最近こういう「お前らはアホ」論ばかり言ってるからお前何様だよ?感が出ちゃってるけど、何度も言うように、アホでも生きられる世界だからそれでいい。
いうて算数レベルでしか理解していないからね、私。その程度でも投資はできるし、それだけで暮らしていけるようにもできる。第三種電気主任技術者の数学問題なんて中学レベルだし。第二種は微分積分入ってくるから全く太刀打ちできん。でもそれで普通に仕事できる。潮流計算して位相差がいくらとか出せる。あとは電話できて関係者と意思疎通できれば仕事になる。私からすれば文章で飯食ってる人の方がすげーよ。こっちは20年以上文章書いてて、こんなレベルだぜ。
天才どころか秀才である必要すらなくて、小学校レベルの知力でも使い方によってはそれなりのことができる世の中だと思ってる。そこを上手くやれ、ってだけで。
着替えられる人間を動物にすれば不自然じゃなくなる!!」
いやそのりくつはおかしい。
カエルが悟の動物知識の守備範囲に入っていてよかったな〜とw
悟が知ってるかどうかが敵の脅威度の目安になるの面白いですよね。
>諦めずに歩み寄り続けるのは大事かも~とニコ様。
>あなた前回交渉決裂して対立表明してましたよね?
ニコ様的にはプリキュアは別勢力って認識なのかも知れませんね。
それはそれでこむぎ達が動き易い反面、ニコ様が過去作の様に独りで抱え込んで暴走しかねないので、良し悪しは半々って感じですねー…
>最近はネットを出せれば勝ち確
最近は盾の強度は不安定ですが、捕縛系の技はどのシリーズも安定して強い気がしますね。
>人間がガオウの姿になった
考えてみれば、ガオウのキャラデザも妙ですね。眷属二人は狼形態と人形態を使い分けられるのに、ガオウは何時も狼とも人ともつかない姿をしている…
果たしてガオウは狼になろうとした人間なのか?はたまた人間になろうとした狼なのか?
元人間だろうと元狼だろうと、個人的にはあまりガオウの行動が原因で狼が絶滅した展開は考え難いかな…?
ガオウに罪悪感とか自罰感情とかを持たせてしまうと、フレッシュのせつなみたいな「自分は幸せになってはいけない…」的な感情に向き合う事になるので。
>冷凍みかんさん続投
伊達にプレミアムバンダイで高級なモフルンの縫い包みを売ろうとしてなかったか…稼ぐ気概を感じる。
話の内容的には他のシリーズに存在する後日談小説と同じスケールっぽい印象を感じますね。
しっかし…土曜とはいえ、深夜2時はキツいなぁ…(苦笑)
>サプライズインジャ観て来ました。
先週のニチアサの休みに何とか捩じ込みました。
思うに戦争もので悪の科学者にラスボスは務まらないのだと思います。故に話のスケールが小さく感じてしまう。
後は戦闘が動く癖に退屈だった。あれはどういう現象なんでしょうね。
>アイの歌声を聴かせて
偶に良い映画だと聞くので視聴。
動脈硬化しかかった学校生活に、異物投入して解きほぐす…という有り触れた内容。
異物役のAIも設定がデタラメで、AIである必然性が無い。そういう怪異だという設定でも充分通じる。
ただ…その平凡さが怖かった。「平凡な日常」というものが砂上の楼閣でしかなく、誰もが薄氷を履む様にその「平凡な日常」を生きている。
そんな現状に対して「幸せになれ!幸せになれ!」って言われるのって、ある意味目茶苦茶キツくない?…そんな事を感じた映画でした。
>「日本語が読めない」
「書く側の日本語が下手」って話にならないの笑うw
まぁ昭和以前からそれこそ虐待紛いの方法で、社会不適合者予備軍を社会に適合させてきた国ならさもありなんか…?
最近はそういう過激な教育方法への風当たりが強いから、どうにかして代替手段を模索する必要に迫られて「教育が〜」とか言ってんじゃないかと自分なんかは思いますがね。
>一番怖いのは人間。そこに目が向かない、向きにくいあたりが闇深い
大分昔の終末系SF作品「愛人」にも、終盤有害か無害かよく分からない病気のパンデミックが起きて、暴徒化した非感染(を主張する)の人々に迫害される感染者達…ってエピソードがちょろっとありましたね。
主人公にはあまり関係無い話だから本当にちょろっとなんだけど、大した先見の明だったのかも知れません。
>ノーベル文学賞
あれって翻訳者ガチャらしいっすよ。
原文を面白く翻訳できるかどうかで評価が変わるとか…或いは、翻訳された時に面白くなる様に日本語を書けるかどうか?って話かも知れない。
考えてみれば、幾ら審査員がエリートでも審査する時に原文で読んでる訳は、そりゃないよなぁ…(苦笑)
>マーダーミステリー
この情報化社会で、一時的でもよく成立したよなぁ…って感心しますね。
(うろ覚えの)人狼の方は、ジョブとスキルが書かれたカードか何かを配られるだけだったのと比較すると、かなり役割が緻密に見えますね。
こういう現象はTRPGでも起こってて、GMが用意した設定やストーリー付きのキャラをプレイヤーが選ぶ…なんてシステムもありましたね…まぁ、約20年前の経験談ですが。(苦)
コスチュームもマイナーチェンジされているし、同窓会的だった『オトナプリキュア』よりも続編として意識されている印象はありますね。
>掲示板の字数制限
1万文字まではOKだけど、リンク(URL)が1投稿あたり5個までなのでそっちで引っかかったっぽいですね。上限上げることもできるんですが、レアケースだとも思うので変更はしません。
>朝井リョウ『何者』
だいぶ前に映画版を見たきりだったので私も原作を手にとってみたんですが、意外と映画とほぼ同じでしたね。ただ、今読むと登場人物の言動がアナログ的だし、ネットの使い方も下手じゃね?(裏垢使うくらいならSNSメディア自体を変える)感はある。
『生殖記』はう~ん、『正欲』がいじけたマイノリティの主張に留まっていた作品だったからなぁ。流行りに乗っかってる感あるんだよなぁ。
>日本の将来に向けて少しでも良質な労働力を確保したいとの思惑
不安を煽って売り込む商法にしか見えないw 研究者なら研究費欲しいだろうし。
運動音痴にスポーツチームに入ってレギュラー取れるくらいの実力をつけろ!とは誰も言わないのに、それを頭の話になるとやれって言うの酷だなぁ。小1の問題すら解けない人なんて机に座るのすら拒否したいだろうに。俺は体育嫌いだったよ。教育関係者ってすぐ「教育を~」みたいなこと言うけど、当人たちは教育されたいなんて思ってないって。
>係争中の人が大統領に
>アメリカの民主主義
これ右派・左派問わず根深い問題っぽいよ。元々最高裁判所の裁判官の頭数(保守派、左派の数)問題とかあったし。↓の記事のように本来は軽微な罪状をおおごとにした上に都合の良い判決が出るように仕向けたりとか。自分に有利なジャッジを下すレフリーを用意した側が勝つシステムになっちゃってるくさいんだよね。
https://diamond.jp/zai/articles/-/1034197
>今週の他の読書
●郷原信郎『「単純化」という病 安部政治が日本に残したもの』朝日新書2023
https://amzn.asia/d/05QBlEy
いわゆるモリ・カケ問題、「桜を見る会」問題、安倍元首相「国葬」実施問題を通じて、日本の政治に「法令順守と多数決ですべてが解決する」風潮が如何に蔓延・定着したかを問い掛ける内容です。
◆◆◆
森友学園問題は、地下から大量のゴミが“発見”され、その処理費用をどのように見積もるかという特殊な問題が売却価格に影響した「極めて複雑な国有地売却問題」だった。しかし、それについて国会で、最初に質問を受けた際に、安倍氏は、「私や妻が関係していたということになれば、総理大臣も国会議員も辞める」と答弁し、「自分や妻の関与の有無」という「争点」を自ら設定し、それに「政局的位置づけ」まで与えた。それによって、この問題は、「安倍首相と明恵氏の関与の有無」に「単純化」されていくことになった。その「挑発的問題設定」を受け、野党側は「政局的追求」を行った。…… このゴミが埋まっていた国有地売却に関しては、売却価格や条件が違法・不当なものではなく、「法令順守」上問題は確認されなかった。この問題は、すべて、選挙に勝利し衆参両院で多数を占める「強大な権力者」であった安倍氏の国会答弁が招いた「単純化」によって起きた事象であった。
加計学園問題は、規制緩和と行政の対応の問題、国家戦略特区をめぐるコンプライアンスに関する議論などの重要な論点が絡み合った複雑な問題だったが、野党・マスコミの追及は、総理大臣が「腹心の友」に有利な指示・意向を示したか、という点に集中し、問題は「単純化」された。一方の安倍首相や政府・与党側の対応は、国家戦略特区における獣医学部新設の手続きが「法令に基づき適切に行われた」と説明するだけに「単純化」された。そして、全く嚙み合うことのなかった議論は、最終的には、衆議院解散総選挙で、野党側が「希望の党」騒ぎで自滅し、安倍政権側が圧勝したことで、一旦収束することになった。……
本書冒頭の「はじめに」でも述べたように、安倍内閣においては、「選挙で多数の国民の支持を受けていること」を背景に、何か問題が指摘されると「法令に違反していない」と開き直り、そう言えない時には「閣議決定で法令解釈を変更した」として、すべての物事を問題ないことにして済ますやり方がまかり通った。それに加えて、「法令違反」を客観的に糺す立場の検察が、政権に忖度や配慮をするということになると、「法令順守と多数決」による「単純化」は、まさに「完結」することになるのである。(本書 p.192~199より抜粋)
◆◆◆
要するに郷原氏は、あくまで「勝てば官軍」を押し通す安倍首相サイドの論理に対し、野党も検察もマスコミも私を含めた一般国民も皆、売り言葉に買い言葉的な脊髄反射レベルの稚拙な批判を試みるか、あるいは「寄らば大樹の陰」とばかりに過剰なまでに迎合(忖度)していくかのどちらかを行うしか能が無かったのだと言いたいみたいですね。まぁ当時のマスコミの「空騒ぎ」振りを思い浮かべるに、確かにその指摘は分からないでもありません(苦笑)。
ただ、氏の言う「単純化」は別に第二次安倍政権から始まったことでは無く、既に2005年に「郵政民営化」の是非を問うというワンイシューのみに「単純化」して、衆議院解散から与党議席大幅増へと繋げた小泉純一郎内閣も同じようなことをやっていたと記憶していますけれども(2001年の第一次内閣成立直後なんて内閣支持率が歴代最高の85%を記録しましたしね。あとイラク戦争時の党首討論で非戦闘地域の定義について質問された際、「自衛隊が活動している地域は非戦闘地域」なんて“名(迷)言”も飛び出しましたっけw)。結局著者も含めて日本人は昔からおしなべて「熱し易く冷め易く忘れ易く、物事を突き詰めて考えるのが苦手」ということなんでしょう(毒)。
>集団的熱狂(ヒステリー)下では法の理念は希薄になる
>一番怖いのは人間。そこに目が向かない、向きにくいあたりが闇深い
ちょっと前に読んだ本ですが、ジョゼ・サラマーゴ『白の闇』(1995発表)は、そのあたりの「人間の闇深さ」をかなり緻密に描いていたと記憶しています。https://amzn.asia/d/1zgma07 人間の尊厳をかなぐり捨てた「俄か盲人」らが獣性を剥き出しにして右往左往する物語で、そのリアリティ溢れる描写力にはある意味脱帽しますが、メンタルが弱っている時に読むのはあまりおススメしません(苦笑)。
>それでも読み切ってて偉い
いぇいぇ、どんなに不味い料理でも完食しないと食レポする資格無しと思っていますから、極力最後まで読むように心掛けています(ただ横書きだけはカンベンしてほしい…)。
>「狼化した人間の復讐」と纏めれば物語としてもスッキリします
>動物に寄り添い仲良くしたいと考えるいろは達と、かつてそれをやろうとして叶わなかった元人間の復讐との対比
あぁ、成程ね。ニコ様の若干挙動不審気味な振舞いもそれで説明出来そうに思いますね。今回の彼女の広域レーダー探索失敗にしても、不慮の事故を装いつつ意図的に行ったように私には見えて仕方ありませんでしたし。
>『令和元年の人生ゲーム』
読了しました。う〜ん、まぁ現代の若者が抱えるある種の閉塞感を捉えているように見えなくもないんですが、作中では終始「暇に飽かせた高等遊民の遊び」しか描かれておらず、地に足の着いた生活感を全く感じませんでしたねぇ。それにしても連作群の実質の主人公である沼田を含め、揃いも揃って何でまたこんなにも承認欲求の強い他律志向の人達だらけなのか。いわゆる「Z世代」の中の、ほんの特殊な上澄み(または澱)だけに刺さる話なんじゃないのとしか思えませんでした。御大の仰る通り「自分探し」を現代風に「再パッケージしただけ」の作品なのかもしれないですねぇ。
あとはそうですね…未視聴ながら10年ちょっと前のアニメの『輪るピングドラム』のキャッチコピー「きっと何者にもなれないお前たちに告げる」を思い出していました。口直しになるかどうか分かりませんが、今度朝井リョウの『何者』でも読んでみようかなぁと思います(最近『生殖記』なる新刊も上梓されたみたいですし)。
>そもそも文章が読めない人も少なくない
>そもそも考えているのか?という潜在的な問題
さっき読了した本にも同じ指摘がありましたね(↓)
●今井むつみ『学力喪失 ― 認知科学による回復への道筋 ―』
https://amzn.asia/d/d85l26D
◆◆◆
問題:子どもが14人、1れつにならんでいます。ことねさんの前に7人います。ことねさんの後ろには何人いますか。
・解答例①
(式) 14-7=7 (答) 7人
・解答例②
(式) 14×7=98 (答) 98人
[算数の文章題を解く際に]5年生でも10%以上の子どもが、小学1年生用の文章題からイメージをつくれず、問題文を読解出来ない。…… 子どもたちにとって、「式をたてる」というのは、問題文にある数字をすべて使って、思いついた計算をすることに他ならない。問題文にある数はみな使う。問題文に書かれていない数字を自分で補うなど、考えもしないことなのだ。(本書 p.4~6)
◆◆◆
塾業界に長く身を置いている私にとっては、「あ〜確かにこんな風に解答を書く子ども居るよね~。」という印象で、著者のように別に改めて驚きはしませんでした。本書後半はこういった読解力不足を抱えた生徒に対し、どのように対処すればよいかについて専門である認知科学的アプローチからの取り組みが綴られていくのですが、その部分は割愛。以下私の読後感想を綴ります。
「日本語が読めない」学生は昔も今も(恐らく)一定の割合で存在し続けたはずですが、前の掲示板でも話題になった新井紀子『AI vs.教科書が読めない子どもたち』https://amzn.asia/d/6Fx1ISq といい、近年俄然クローズアップされるようになった理由は、少子化で若者の絶対数が減っている中で読解力に問題を抱えている子どもが可視化されやすくなり、同時に何とかして読解レベルを底上げして、日本の将来に向けて少しでも良質な労働力を確保したいとの思惑が多分に含まれているからかと思いますが、どうでしょう?
あと「少々国語力に問題があっても問題なく成立する単純労働」が昔に比べて減少している現状が、「このまま卒業するとこの子は将来AIに仕事を取られて食いはぐれるのではないか」との教師側の危機感を後押ししているからかもしれませんね。
>大統領選挙2024
こんなに大差の付く結果に終わるとはねぇ…軒並み接戦を予想していた各社&その筋の専門家の世論調査が如何に当てにならないかが良く分かりましたわ。面白かったのが、ネットのオンライン賭博のみが正しい世論動向を予測していたという記事でした(↓)。やっぱり人間ゼニが絡むと力の入れようも変わってくるってことかな。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-11-07/SMJKBIDWLU6800
今回の大統領選挙に関して正直私は、四つの現在進行中の刑事訴追を抱えていても大統領に返り咲けるもんなんだなぁ、米国の民主主義とやらも大したこと無いなぁ、という感想を一番に持ちました。例によって佐藤優は近著https://amzn.asia/d/iKw0fgPの中で「現在世界規模で民主主義の賞味期限切れが起きている」と述べておられますが、そういう風潮は最近特に肌身に染みて感じます。
(アメリカの)民主党に家族を人質にでも取られているのか?ってくらい日本のマスコミがこぞってハリス推しでトランプが当選しても未練がましく言い訳してるの面白い。
ちなみにトランプウォッチャー(というか反民主党?)の方によると、「65歳以上」および「高学歴白人女性」以外は共和党支持に転向している比率が大きいらしい(動画11分あたり~)ので、今回の選挙結果は民主党へのNOと見るのが妥当のように思いますね。なんでそうなったのかはバイデン政権の評価を待ちたいところ。
>貸出本
読む本のストックがなくなってきたら図書館でも人気な(したがって寄贈しやすい)新刊を選んでるんで定期的にそういうセレクトになっちゃうんだよね。
>人間のリスク
「要請」という責任を取らないくせに人を従わせようとする言葉を平気で使って、それをみんなが当然のように受け入れて、さらには要請に従わないとはどういうことだ!?と追い込むの普通にディストピアだよね。感染拡大させた事実もないのにパチンコ店がやり玉に挙がったり、自粛しない飲食店を狙い撃ちした行政処分があったり、恣意的な運用が横行する。集団的熱狂(ヒステリー)下では法の理念は希薄になる。
>放射能アレルギー同様の集団忌避反応
原発事故のときは、いわゆる終末論的な言説や世界観の作品が増えたように思います(うろ覚え)。コロナ禍に影響を受けたであろう作品は何作も目にしたし、いずれも終末感やダウナーな雰囲気を漂わせていましたね。一種の流行りだろうけど。
でも一番怖いのは人間。そこに目が向かない、向きにくいあたりが闇深いよね。
>何様のつもりなのかと
それでも読み切ってて偉い。
社会の暗部にメスを入れてますよアピールがウザい本は途中で読むのやめて図書館に返しちゃいますね。
>政治主導vs.官僚支配
そういえば小泉内閣あたりの頃に若手議員が鳴り物入りでわんさか出現してたけど、なるほど小選挙区制になったことで党の支援を受けずとも議員になれたから馴れ合いする必要がなかったわけね。でも最近騒がれたように結局徒党を組んだ方が都合がいいんだろうね(苦笑)
>マダミス
参加したメンツで言うと、年齢や性別がバラけていたので層としては意外と広い印象を持ちましたね。
仕様上の欠点としてこの作品ならこのキャラで演じたかった、犯人が実はいないパターンのやつをやりたい、みたいなことができないんですよね。ずっとガチャを引き続けなくちゃいけない。オンラインでプレイできるものや、有料のマダミスイベントも開催されていますが如何せん価格と回転率を考えると……。グッズ化できるものでもないしビジネスとして安定させるのは難しいでしょうねぇ。
とは言え、『令和元年の人生ゲーム』の貸出し順が漸く回って来たので、今週中には図書館に行ってきますわw。
>クローン人間云々って今更どうでもいい
>命や人間の尊厳、生きる意味を論じるならこっちの方が現実的で身近な問題
大谷翔平や藤井聡太の大活躍の例を見るまでも無く、作家の想像力を現実が易々と凌駕していくことは珍しくないのだなと思いますね。今週偶々読んだ本からも全く同じことを感じました(↓)。
● 多和田葉子『献灯使』講談社2014
https://amzn.asia/d/9mi3U7n
定番の村上春樹氏に代わって、最近日本人絡みのノーベル文学賞の候補として名前が挙がるようになったこともあって初めて読んでみました。いわゆる近未来の日本を描いたディストピアもので、Amazonでも読書メーターでも割と高評価でしたが、私はちょっと受け付けませんでした。
表題作「だけ」であれば、(尻切れトンボの結末を除けば)日本語の言葉遊びをふんだんに取り入れた作者独特の陰鬱な世界観はまぁまぁ読ませる部分もありそれなりに評価出来ましたが、続いて読んだ併録された短編群から「これほどまでに日本が衰退した原因は、東日本大震災&原発事故が切欠」であることが明かされて気持ちが一気に萎えてしまいました。自分だけは安全圏(多和田氏は長年ベルリン在住で、そしてかのドイツは近隣諸国からの原発由来の電力輸入を継続したまま、昨年見事「原発全廃」を達成)に身を置きつつ、己の出身国を「相変らず危険な原発への依存をやめられない愚かな国」と高みから冷笑気味に見物しているかのごときスタンスが何様のつもりなのかと、読んでいてどうにもムカムカして仕方がありませんでしたw(毒)。
あとやっぱり、御大も指摘されている通り、コロナ禍騒動は「病気のリスク」よりも(付け加えるなら「原発のリスク」よりも)「人間のリスク」の方が遥かに恐ろしいことを浮き彫りにしましたね。「死に瀕している大切な人に寄り添いたい、それが無理なら亡くなった後にせめて心を籠めて弔いたい」という「人として当然の感情」よりも、「感染防止(それ以上にネットでの炎上防止)のため、ウチ(病院・葬儀社)では見舞いも火葬も親族といえど立ち会い厳禁のスタンス」が当たり前のように優先される状況が、取り立てて問題視されること無く実に数年間に亘り続いた…という「性質の悪い冗談」が現実に起こったんですからねぇ。このCOVID-19に対する、約10年前にピークを迎えた放射能アレルギー同様の集団忌避反応を予言した作家は、私の知る限りは居なかったように思いますが、どうでしょうか。
>結果だけ切り取って病気って言うな
>ほんとの被害者は巻き込まれた人
同感。そういや30年ほど前に私が引き籠っていた頃、定年を迎えてやることが無くなった父親も自宅でしょっちゅうへべれけになっていました。当時も医者から「アルコール依存症は病気」との説明は受けていましたが、残念ながら「自業自得だよなぁ」との気持ちは拭えませんでしたねぇ。まぁでも今思えば本当の被害者は、引き籠りと飲んだくれという「社会復帰が絶望的な社会不適合者二名」を抱えた当時の母親ですわw(未だに頭が上がりません)。
>周囲が面倒くさい。そっちは誰も助けてくれない
昔購入した実録マンガ・吾妻ひでお『失踪日記』https://amzn.asia/d/8GevIOs の一巻だけが今私の手元にあります。絵柄と話運びの巧みさもあってアルコール依存症を抱えた当の著者はどこかしら楽しそうに見受けられますが、これ身内はマジでたまったもんじゃないよなぁ(家族が拘束して強制的に精神病院送りにする描写がある)。
>マダミスは1つのタイトルにつき1度しか参加することができません
魅力的なコンテンツを絶えず開発・供給し続けなきゃいけないし、並行して新規顧客も絶えず開拓していかないとジリ貧になりそうだし…となると、門外漢の印象としてはビジネスモデルとして成り立たせるのが中々難しそうな気がしますね。
ググってみると四国でも「同好の士」が活動しているっぽいですね。中には泊りがけのイベントもあるみたいですが…少なくともある程度の纏まった余暇と心の余裕とコミュ力とが求められそうで、社畜&コミュ障の私には少々ハードルが高過ぎる(苦笑)。