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こむぎちゃんに抱き付かれたい人生だった…

 前作のソラに引き続き、動きの大きい女の子が可愛くて仕方無い今日この頃。後気安く密着する距離感なw
 フラストレーションからプリキュアになった様な子だったので、もっと我が儘かと思いましたが良くも悪くも(家族に対して)従順ですね。今のところは…

>羊で執事のメエメエ
 登場してすぐ作画ミスが…げふんげふん!
 今作は伏せられた情報が多そうなので、序盤の開示の取捨選択が目茶苦茶難しそうだと思って観てましたが…「誰にも知らせず助けて下さい!」の原理原則突き付けたら撤収の潔さ。別の意味で仕事ができる執事。
 後は思ったより早めのこむぎといろはの馴れ初めの開示。主人公達の動機を重視するプリキュアらしい配分だと思いました。

>猫屋敷コミュ症
 一方的にいろはを意識するこの流れ…これはいつもの「友達欲しかったら自分から言え!」のスパルタ教育のパターン!…の様な気がしますが、何かパターン外して来そうなんだよな、この作品…
 こむぎ&いろはペアに比べて、ユキとコミュ症は歳が近めのユキの方が姉の姉妹って感じがします。

>ウサギ飼ってた人曰く
 僕の姉も飼ってましたが、大体そんな感じでしたねぇ。補足するなら、脚力が強過ぎて脱臼し易いとか、跳ねた拍子に糞を漏らすとか、年中発情期だから撫でていると手の上に乗りたがるとか、猫じゃないのによく顔を洗うとか…ですかね?
 兎は基本鳴きませんが、鳴く種類も一応居るらしいですね。その種類との雑種でも鳴く事があるらしいです。

>精神年齢的にはこむぎ→いろは→悟な感じ
 惑星のさみだれでも思ったけど、対峙する人間によって精神年齢変わって見えるの面白いですね。
 さみの父親からすれば半月もまだまだ若造って言うか。それだけに惜しい人を亡くしたと思ってしまうんですけどね。
 年功序列…って訳じゃないんだろうけど、年の功というものも馬鹿にしたもんじゃないかも知れないな、と。

>兎は70キロ、小型犬は20キロ
 そういやダチョウは陸上最速の鳥だった気がするな〜と思って調べたら、時速70キロは出るみたいですね。あの図体で兎レベルか〜w
 この頃は「人間は食い道楽に始まり、食い道楽に終わるんだな〜」って思う事がありますが、走る事もかなり原始的な娯楽だと言えますね。


>アストリブラ
https://www.keizo.games/astlibra
 大昔に教えて貰った、本編が完成してないのに外伝が完成してたゲームの、本編がいつの間にか完成していた事をこの前偶然知りましたw
 同時進行しているゲームが色々あるので、いつクリアできるか分からないけれど、Demo(チュートリアル?)を少しプレイしたら懐かしかったです。


>SYNDUALITY
 やっと話が動いた…
 こーゆーのを昔は「化けた!」とか言って喜んでた気がするけど(アルジェヴォルンとか)、同じ様な構成を何度も観せられるのは辛くなりますねー。
 商品展開の都合があるんだろうけれど、それにしたって昔のロボアニメはもっと上手くやってたんじゃないか?って思うのは、思い出補正なのかねぇ…

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敵「よし、今年のプリキュアは殴らない…!(安堵)」

 って思うじゃん? 小さな字で「※人型はのぞく」って書いてあるよ、きっと。
 あと今年は珍しく主人公の家族が同居してるねw


>成瀬は信じた道をいく
 新たな(変な)仲間が増えました!
 なんだかんだで地元で有名人になって着々と人脈作りしてるの草。

編集・削除(編集済: 2024年02月10日 16:36)

「一緒に遊ぼ!(暴力)」…だったらどうしようかと思ったw

 観た感じこむぎは深い目的があってプリキュアやってる訳じゃなさそうですね。何なら三歩歩けば目的忘れそう。
 つまりはロールモデルのいろはの腕の見せどころな訳で、その点において来週で変身するのは妥当な展開だと思いました。(どーせ再来週は解散するんだろうけどw)
 そういうのもあって、いろはとこむぎからは「歳の離れた姉妹」という印象を受けますねぇ。服装もこむぎはスモックみたいだけど、いろはは露出多めで目の毒…もとい大人っぽいし。
 …でも身長はこむぎの方が高そうなところにちょっとニヤニヤしちゃいますけどw

>キュアワンダフル
 デリシャスとプレシャスみたいな紛らわしさが無くて一安心。
 特に気に留めてなかった王冠が、変身バンクで意外とアピールされてたのが気になります。実はやんごとなき生まれだったりするんだろうか…執事みたいな羊も出て来たし。
 それにしても戦隊もそうですが、最近はカラーリングに搦め手が増えましたねぇ…クリーム色に青ラインや白色に青緑のラインとか何キュアなんだっつーのよマジで。
 一応アイキャッチに出てたコスメは、ピンク、紫、青、青緑…の四色でしたが…追加戦士とか見当も付かんしなぁ今回。

 それでは今年も一年、よろしくお願いします。m(_ _)m

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抱き締めて浄化するスタイルなのか

 成程、怪物の素体が愛玩動物の場合、確かにこれが妥当な浄化方法かもしれないですね。それにしても、改めていろはの中の人(C.V. 種﨑敦美)の演技の幅の広さには驚かされますね(↓)。なおWikiによると主人公こむぎの中の人は『はたらく細胞』で「あのね、あのね~」が口癖の血小板ちゃんを演じられていた模様。

https://www.bing.com/videos/riverview/relatedvideo?q=%e3%81%9f%e3%81%ad%e3%81%95%e3%81%8d%e3%81%82%e3%81%a4%e3%81%bf+%e3%82%ad%e3%83%a3%e3%83%a9&mid=C57FDB6017595827B48DC57FDB6017595827B48D&FORM=VIRE


>今週の読書

 御大にいろいろ紹介して頂いているものの、残念ながら最寄りの図書館が年に一度の図書整理期間中なので借りられないんですよw(苦笑)。次の連休には家族旅行も計画しているので読書は暫くお預けかな。

 そんな中でも岩波文庫『静かなドン』全八巻を漸く半分まで読了しました。作者のショーロホフは第1回スターリン賞(文学部門)受賞者ですから、私は長らくボルシェヴィキ御用達の共産革命礼賛小説だと思って敬遠していました…が、ところがどうして、ソビエト陸軍の前身である赤衛軍の暗部(戦時捕虜を裁判にかけずその場で皆○しにする描写あり)も赤裸々に記述するなど、革命側と帝政側のいずれにも肩入れしない作者の中立的スタンスに少々驚かされているところです。

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プリズマティカリゼーションみ

 「自分の為に泣けない事は以下略」
 あげはの引っ越し、ソラとのお別れ未遂、に続いて三度目にして遂にましろん決壊。
 友達の為に泣くのを我慢できる娘も、自分の為ならしっかり泣ける…その事に不思議な安心感を以下略。
 逆にローラなんかは、鼻っ柱の強さがアイデンティティーの一部になってるので、自分の為に泣かない事もそれはそれで正解なのでしょうね。
 もう一方のソラは、友達が傷付くのは耐えられなくても、友達の門出は素直に祝える娘なんだろうな、とも。

 「あの青年は、人の幸せを願い、人の不幸を悲しむ事のできる人だ。それが一番人間にとって大事な事なんだからね。」

 …最後の最後で日本ヒーロー界の最大の異端児、野比のび太君を連想するとは思わなんだ…(苦笑)

>ダイジャーグ戦
 「暴力ではなく対話」を選んだ本編の反動かってくらいにボコされたなぁw
 やはり殴ってこそのプリキュアかw

>「限界なんてありません!」
>「1人もいません!」
 主人公らしく大見得切ってるけど、ぶっちゃけ大した根拠無くね?…とか嫌な事を考えるオッサンがここに一人。
 要は思い込みの類いなんだと思うのですが、ソラが言うとそんな気がして来る不思議。
 これも一年の積み重ねがあればこその説得力ですかねw

>エルの個室
 服装が春服になってるので、春先まで虹ヶ丘家のお世話になってたんでしょうね。
 運命が一回り(個人裁量)。国王夫妻があんなんになるのも止む無しか…w

>EDはプリキュアの絵本。みんなの絵でフィナーレ。
 最後の絵、よく見るとプリキュアメンバーによる寄せ書きになってるんですが、あげはが担当したと思われる絵が目茶苦茶上手いの笑いましたw
 本当、ハイスペックなお姉さんでしたねぇ…w

>「女の子は誰でもプリキュアになれる」
>生物ならプリキュ……アンドロイドいたわぁ……
 見た目が…もとい「心が可愛ければ誰でもプリキュアになれる」…これじゃね?


>ウルトラ893
 「一家」だからって喋りが任侠口調なの笑うw
 昭和と平成の格差と言えば、↓の動画でも紹介されてた「ロストヒーローズ」の1号パイセンを思い出します。

?si=uEJbwsTXKn75qyKW

 当作の仮面ライダーは弱点属性を攻撃してダメージを出すタイプなのですが、1号だけは例外的に脳筋戦法の変わり種だったんですよねw

>ガンダム
 クロスボーンガンダムの新刊がSEEDの映画と同時期に発売されたんだけど、裏番組みたいな扱いになってて泣く。
https://amzn.asia/d/dlAPjRB
 宇宙世紀って舞台の面白さというのは、現代とSFの狭間に位置する時代が舞台ってところだと思うんですよね。
 完成された超能力兵士もディストピアも星間航行技術も無いけれど、そこへ向かおうとする試行錯誤が新鮮な物語を生む事ができる。
 戦争だけが芸じゃないって事を、ガンダム関係者はもっと認知しても良いと思うんだけどなぁ…


>つまり化粧とはカードゲームだったんだよ!!!
https://automaton-media.com/articles/newsjp/20240129-280493/

 現在TCGハマってる身としては理解でき過ぎて笑うしかないwww

編集・削除(未編集)

生物ならプリキュ……アンドロイドいたわぁ……

ソラ「そうじゃないってましろさんが一番知ってるくせに」
プリキュアおじさん「俺はこれが聞きたかったんだ……!」

 デリシャス以上の国家動乱でしたが物語の視点がソラとましろに固定されていたのでスッと収まった読後感でしたね。

>学生優位の新卒採用、親の存在感が台頭…内定辞退恐れる企業が「オヤカク」に注力
https://news.yahoo.co.jp/articles/0e0ecd11a87668158debd4c1d554aa31782f2878
 日本らしいよね。アメリカ人の親が子どもの就職にまで口を出すのかは知らんけど、『傷つきやすいアメリカの大学生たち』で見たとおりあっちは子ども期間中の過保護、日本は大人になっても子どもの面倒を見ようとするってところに文化感の違いを感じる。子育てに失敗できない、したくないってのは世界的な動きなんだろうね。


>劇場版ガンダムSEED
 アスランがズゴック乗ってハッスルしたあげく、中からジャスティス出てきて心読む相手にエロ妄想でカウンターするって聞いたらスルーできんかった。サプライズニンジャならぬサプライズズゴック、サプライズインジャだった。
 シンがお気に入りの玩具でウッキウキしてたのと合わせて割引1300円なら十分。

編集・削除(編集済: 2024年01月31日 19:56)

「女の子は誰でもプリキュアになれる」は2012年春映画のキャッチコピーですが

 今や隔世の感がありますね〜。本シリーズで一気に中学生男子・新成人・赤ん坊と来て、次シリーズでは遂に動物にまで枠が拡大する訳ですから。まぁ過去には人工物(アンドロイド)や宇宙人ですらプリキュアになった前例もありますから、今更驚くようなことでも無いんでしょうが。

 さて、そんな初物尽くしだったシリーズも無難に終了し、来週からは改めて「本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます」でしょうか(なお愛妻は本シリーズでプリキュア視聴を引退する模様)。


>今週の読書

◆◆◆
「成瀬は将来何になるの?」
「前に近所の小学生にも同じことを訊かれたのだが、なぜ他人がわたしの将来に関心を持つのだろうか」
◆◆◆

 天下は取らないまでも滋賀県知事ぐらいは手中に収めそうな勢いを感じる…そんなご当地作品の続きが出たので早速買い求めて、一気読みしてしまいました。
 https://www.amazon.co.jp/%E6%88%90%E7%80%AC%E3%81%AF%E4%BF%A1%E3%81%98%E3%81%9F%E9%81%93%E3%82%92%E3%81%84%E3%81%8F-%E5%AE%AE%E5%B3%B6-%E6%9C%AA%E5%A5%88/dp/4103549521

 このテの続編は一作目を超えられないのが定番かと思うんですが、どうしてどうして、成瀬の無自覚の暴走振りは(大学生になって)更にパワーアップしていましたわ。周囲の人々を翻弄しその渦に巻き込まずには置かない人たらし振りにも拘わらず、台風の目そのものである当の本人はそれこそ「どこ吹く風」とばかりに、相も変わらず泰然自若としたものです。前作同様に彼女の行動一つひとつは常人の予想を裏切ってばかりですが、現実にもあり得そうなギリギリのエピソードを紡いでくる作者の絶妙な匙加減のおかげでリアリティ溢れる筋立てになっていました、これは映像化待ったなしですね(笑)。ただ成瀬の「新たな犠牲者」となった新キャラが多数登場した分、前作ヒロインの島崎の存在感がやや希薄になってしまったのが個人的にはちょっと残念かな。

編集・削除(編集済: 2024年01月29日 21:53)

百合の間に割って入ろうとしたラスボスの末路

 アニメージュのインタビューでシリーズ構成の方だったと思うけど、登場人物の感情を物語の根幹にする旨の話をされていたのでそれがそのまま体現した最終決戦ですね。普通は「ソラちゃん! 目を醒まして!」くらい言いそうなのにそれすらしないあの貫禄は流石ましろさん。面構えが違う。
 最強のヒーローは最強のヒロインが育てるってことがよくわかる。


>酒癖
 図書館になかった。まあ、アレだ、世の中アホばっかだからテキトーでいいよなって思うよね。

>ダンジョン飯
 だいぶ前に読んだからうろ覚えだけど、アニメ版は料理と探索のバランスが良い印象。

>戦国妖狐
 だいぶ前に友人の漫画を借りて読んだだけだからどんな話かすっかり忘れたw

>フリーレン 19話(次回でよりハッキリすると思うけど)
 つまりこういうこと。

編集・削除(編集済: 2024年01月26日 11:26)

無才と凡才に負ける最強の力(笑)

 戦うには繊細過ぎる不向きな子供と、脇役扱いされてた普通の子供に負ける様な「最強の力」など、たかが知れてるってモンですねw
 大人になると1年かそこらで成果が出る事なんてまず無いとはいえ、今回改めて「1年の伸び代」というものを思い知らされました。今年は良い1年にしたいものです。

>ダークヘッド
 プリキュアダメンズの歴史に新たな1ページが…追加されたって感じがあんまりしないですね。(苦笑)
 純度が最早「喋る概念」なので、性別的な気持ち悪さが無いと言うか。

>光の力とヒーローの光と最強の力
 ダークヘッドさん、あんまり体系的に「光」って単語使ってなさそうな件。
 アンダーグエナジーの対義語と取れる様に「光の力」って言ってるけど、アンダーグエナジーを「闇の力」って彼自身が言った事ありましたっけ?
 恐らく彼の言う「光の力」とは、「キラキラエナジー」だけでなく癒しや浄化の力も含み、そして「最強の力」とは「闇の力」ではなく、アンダーグエナジーを用いた破壊の力の事だったのではないでしょうか。
 その上で「ヒーローの光」の「光」の意味を考えると、少なくとも「光の力」の「光」とは違う用法をしている様に感じました。
 …まぁ、僕は記憶力悪いですし、遡って確認する事もできないので、甚だ怪しい考えではありますが…(苦)
 ダークヘッドが考え無しに「光」って単語使うから、色々な意味が混ざっちゃってるんじゃないかな?って話です。

 んで、「ヒーローの光」ことダークヘッドにとっての「ヒーロー」とは何か?って話になるんですが。
 思うに、信念の強さのあまりブレーキが壊れている者の事ではないでしょうか。
 それ故の瞬発力は、自分や思考を置き去りにし、出たとこ勝負を繰り返す。だから頻繁に力不足の状況にぶつかるし、我が身を顧みず目先の力にも手を伸ばす様になる。
 要は「短絡的な馬鹿」だと言えてしまうのですが、そういう人材を求めるダークヘッドがガチガチのインテリなところに、意図的なものも感じるんですよね。

 そしてそんな「短絡的な馬鹿」こと「ヒーロー」が、ひとたび破壊の力を求めたら最後。力に魅入られ、力に溺れ、それが何の為の力であったかすら忘れてしまう。
 ソラの闇堕ちには、そのプロセスがゾクゾクする程鮮明に描かれていたと思いますね。

>生まれや世界が違ってもあなたは私たちと同じ
 「お前に俺の気持ちは分からない」→「意外と分かる話だった」の終着地点がここかぁ〜。図らずも、その現場に居た3人の生まれも世界もバラバラだったというのが沁みる。
 今も続く戦争を嘆く中、「お互いが共通点を見出して、同じ人間だと分かれば争わずに済むんじゃないか?」って言ってた人がいた事を思い出します。
 …個人的には、中途半端に共通点なんかあるから争いが起きるんじゃないか…とか思っちゃいますけどね。(ぉ

 後は…ソラが書き溜めたヒーロー訓を仲間達が言ってくれるのも、最終決戦って感じがして良かったですねぇ。


>戦国妖狐
 おおぅ…かなりハードな世界観ですねぇ…
 付き合いが浅いなりに、水上作品とは「この世界、この人生は、生きるに値する」事を証明する物語だと思って観ているので、高いハードルを設定したなぁ…と思います。
 でもやっぱり必殺技はパンチなんですねww

>ダンジョン飯
 フィールドワークを通して、定説が実は意外といい加減な事が分かったり、更に定説が覆るとか何かもう正にScience!!!
 そうか!ここが!Dr.STONE難民キャンプか!!

編集・削除(未編集)

正妻の余裕

>ましろを前にして正気を失うなど絶対にない

 いつもの居酒屋でいぎたなく酔い潰れ、居酒屋の大将から連絡を受け迎えに来た妻に殴り掛かろうとする夫。しかし我が身を守ろうとするでも無くその面前にすっくと立ちはだかり、「こらアンタ、ウチを誰やと思てケツかんねん、もっとシャキッとしなはれ!」と言わんばかりに眼光鋭く睨み返す糟糠の妻…そんな浪速の夫婦善哉めいた風景が重なって見えた今回のエピソードでしたw(特殊な感想)。

 どうでもいい話ですが、アンダーグ帝国の造形は旧シリーズ『宇宙戦艦ヤマト』の第1作に登場する、デスラー総統の故郷である惑星ガミラスの地下都市と瓜二つですね。


>今週の読書

 つまり、酒を飲まなくても健康であっても、認知に問題がなくても放言する人はするのである。(本書p.167)

 図書館のおススメ棚に並んでいたので、何となく手に取ってみました。古今東西の著名政治家らの酒に纏わる小ネタ集といったところで、一つひとつのエピソードに深みの無い分、肩が凝らず気楽に読み流せて面白かったですね。
 https://www.amazon.co.jp/%E6%94%BF%E6%B2%BB%E5%AE%B6%E3%81%AE%E9%85%92%E7%99%96-%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%82%92%E5%8B%95%E3%81%8B%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%8D%E3%81%9F%E9%85%92%E9%A3%B2%E3%81%BF%E3%81%9F%E3%81%A1-1025-%E5%B9%B3%E5%87%A1%E7%A4%BE%E6%96%B0%E6%9B%B8/dp/4582860257

◆◆◆

 リチャード・ニクソンはシラフの時から「狂人」ぶりをいかんなく発揮していたが、酒が入ると手のつけようがなかった。泥酔し、無謀とも言える攻撃命令を出すことも少なくなかった。例えば1969年4月、ニクソンは核の使用命令を出している。北朝鮮が米電子偵察機を撃墜し米兵31人が死亡したことを受け、軍制服組トップの統合参謀本部議長に北朝鮮への核爆弾投下を命じたとされている。しかし、キッシンジャー氏が、大統領が酒に酔っていることを統合参謀本部議長に連絡し、「明日の朝まで待て」と作戦実施を覆すように要請して悲劇は回避された。…… 実際に実行してしまった計画もある。1970年4月にアメリカ軍と南ベトナム軍がカンボジアへの侵攻を始めるが、ニクソンは酒をあおって大好きな映画『パットン大戦車軍団』を見て、気持ちを高揚させてゴーサインを出した。冗談のような話だが本当である。酒と映画で興奮おさまらないニクソンは翌朝、ペンタゴンにいくと、抗議運動をする学生たちを「キャンパスを吹き飛ばしてやれ」と罵り、その後の統合参謀本部の関係者との会議では、意味不明の言葉をまくし立て、最後は「みんなまとめて地獄行きだ」と締めくくった。内輪の会議とはいえ、キッシンジャー氏を始めとして、居合わせた人たちは唖然としたのはいうまでもない。
(本書 p.137-9より抜粋)

◆◆◆

 …と、こんな酒癖の悪い(などという程度では済まされない)大統領でも、引用内のキッシンジャー大統領補佐官を含む優秀な側近に恵まれたこともあり、ベトナム戦争からの撤退の決定や、冷戦下におけるソ連との緊張緩和(デタント)の推進、中華人民共和国との関係改善のための電撃訪問(ニクソン訪中)など、外交面における数々の歴史的決断を残すことが出来た、と本書は記します。人格的に品行方正であることと政治的手腕に長けていることとは(当たり前の話ですが)別の話であることを改めて確認できた読書でした(笑)。

 とは言え近年の政治家らは洋の東西を問わず、基本酒を飲まなくなってきているみたいですね。バイデン大統領とトランプ元大統領は共に絶対禁酒主義者で、プーチン大統領は付き合いで飲む程度で「酔っ払ったことは無い」。菅前首相は下戸で甘党、故安倍晋三氏も酒は全く飲まなかったんだとか。現代とはSNSの普及を受けて、一国の支配者ですらコンプライアンス維持に細心の注意を払わないと権力を維持出来ない「窮屈な時代」と言えるのかもしれないですね。


>中立の人間も含めて、自分の味方以外の人間は全て敵と大差が無いと感じる

 ふぅん、世間にはそんな思考をする人もいらっしゃるんですね。「この道の者」の端くれとしての私の立ち位置は「あなたがたに反対しない者は、あなたがたの味方です。(ルカによる福音書9章50節より)」かなぁ。しかし一方で「わたし[=イエス・キリスト]の味方でない者はわたしに逆らう者であり、わたしとともに集めない者は散らす者です(マタイによる福音書12章30節)」のように、cosmos様の見解に近い記述もあるというのが、聖書のいい加減な、もとい面白いところでもあるのですがw(笑)。

編集・削除(編集済: 2024年01月22日 23:33)
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