新車だし高そうだしローン残ってそうだし…復元対象で本当に良かった…
後、マジェスティさんも紫色で少しホッとしてる…偶に変身前と後でイメージカラーが変わるプリキュアとかもいますから…
つかマジェスティのデザインが思ったよりスッキリしてる気がしますね。もう少しゴテゴテしたので来るかと思った。プリンセスだし。(?)
物語的には対等に話ができる様に成長してくれると助かるのは分かりますが、恐らくエルちゃんの通常形態は赤ん坊のままだと思われ。
となると問題は、対等に話ができるのが戦闘中のみという縛りができてしまう事で、これどうするんだろうなぁ…と。
一部の妖精とかみたいに、制限時間等の条件付きで日常パートでも成長できる…とかが無難ですが…さて。
>ましろに抱きつく
>子どもながら小賢しいテクニックを使う
「当のましろ本人が許してくれてんだから良いじゃねーか」という一応の言い分が成立している事を感じさせるのがもう…(苦笑)
言い換えたらましろの優しさに甘えているだけ、なんですけどねw
>ましろん泣いちゃった
抱っこしたい。お世話したい。(ゲス顔)
やっぱ我慢した分が溜まってたんだな~という印象。一気に溢れ出した感があります。
後、初変身やリレーの時と同様、無力さを突き付けられると弱い感じもしますね。
弱点を克服するという方向に話が進まない一方で、的確に弱点を攻めてくる展開は興味深いです。ソラが「もっと強くならなくては…!」って締めてましたが、それって現状維持なんですよね。みんな勤勉だから。
じゃあ何をもって強くなるの?どうすれば弱点あっても勝てるの?っていう疑問が出てくるんですよね。
一方でキャパオーバーに脆い点にフォーカスすると、キャパシティとはリソースであり、どこまで行ってもそれには限界があるって話にもなる。
ヒーローが無限のリソースを必要とする事は古来から割とあって、それが改造人間やら神様やら化け物やらにヒーローがなってしまう…という形で表れているんだと思ってます。
ハッピーエンド至上主義日常回帰派の自分としては、ヒーローの救済を求める点でも、ヒーローがその様なものになってしまう展開は受け入れ難いのですが…
はてさて、ひろがるスカイはどの様な結論を出してくれるのか…
>試行錯誤を行えるだけの力量というかキャパシティが備わっていない
自分は問題の当事者になった時に、慣れるまで我慢したり距離を取ったりといった個人レベルでの試行錯誤しか考えてませんでした…
法律みたいなマクロなシステムだとなぁ…試行錯誤しても「あちらが立てばこちらが立たず」を延々と繰り返すだけな気がします…
法律は抜け道を探して使うもの…って事で一つ(汗)。自分も結構、関係者に融通を利かせて貰ったり、書類に適当な事書いたりしてます。(苦笑)
>再就職祝い
壁越えクリアでイキってるの、タイミングとして完璧過ぎて狙ってんじゃないかと思っちゃいますねw
今作は敵の攻撃が避け易い代わりに一発が痛いバランスになってるので、沈む時は沈むと思います。リトライ回数なんて当てにしちゃいけねぇ。(自己正当化)
チュートリアルのヘリも、いきなり空中戦とか負けイベントかと思って油断してたら負けちゃったし。
他はマップが広くなった分中継ポイントが設定されたし、探索めんどい分ザコ敵に追加報酬設定されたし、ボスが強い分リトライ画面でアセンから見直せる様になったしで、基本痒い所に手が届いているのが嬉しい作りだと思います。
>仮面ライダーガッチャード
久々のおやっさん登場かと思いきやすぐ退場するし、特別違う事をやってやろう…みたいな気概は感じませんかね。
今回の怪人(ケミー)はニュートラルな存在みたいなので、仮面ライダーがいったい何と戦うのかは気になるところではある。
名乗りの声がまんまかぐや様で吹きそうになったw。
成程、今回の冒頭の「エルちゃんが(絵本に)前倒しで登場」というのは、Bパートの展開の前置きになっているんですね。
>『書き換えられた聖書』がなかったので同著者の『捏造された聖書』を借りました
文庫化にあたり改題されただけで、内容は同じみたいですから問題無いですよ(私も手元に持っているのは『捏造された聖書』の方)。
>そもそもオリジナルという概念もあやしく、口述筆記していた場合、書き(聞き)間違いの可能性もある
>同じ聖書でも読む人によって解釈も変わる
>人それぞれの解釈に人それぞれの信仰があると言える
実際遡り出すとキリが無いんですよね。そもそもイエスの時代のパレスチナにおける日常会話はアラム語だったにも拘わらず、イエスの言動を収めた四福音書含め、新約聖書は全てギリシャ語で書かれています(紀元前4世紀半ばに出来たアレキサンダー大王の帝国以来、ギリシャ語(コイネー)はヘレニズム世界の公用語として使われていた)。
つまり、後の新約聖書記者たちが、当時で言うところの「世界宣教」を意図してギリシャ語を選択した時点で、既に「イエスが実際に発した(とされる)言葉そのもの」は失われてしまっている訳です。そして翻訳という行為には必ず「解釈」が伴いますから、結局「イエスは何者なのか」という問いは、「聖書記者それぞれがイエスは何者であると考えたのか」という問いに置き換えざるを得ないんですよね。
>キリストを白人に塗り替えてる
皇帝テオドシウスが紀元392年にキリスト教を国教として以降、キリスト教が古代ローマ世界に「土着化」した結果起こった現象でしょうね。崇めるべき教祖はやっぱり自分達と外形的に似通った存在であって欲しかったのでしょう。その流れの極北がナチスドイツ時代に「キリストは金髪碧眼のアーリア人であって忌むべきユダヤ人などでは無い。」と主張し、旧約聖書およびユダヤ人を好意的に捉えた新約聖書の記述を丸ごと削除した「ドイツ的キリスト者」において結実することとなります。
もう少しマイルドな事例を挙げるなら、かの傑作『最後の晩餐』での描写は当時のヨーロッパの食習慣に合わせたダ・ヴィンチによる脚色で、実際はイエスと十二弟子は「床に寝そべりながら腹這いになって」食事をしたと考えられているみたいですね。
>「認める(認めさせる)」為の試行錯誤が圧倒的に足りない
試行錯誤が圧倒的に足りないという点は私も同感なんですが、認める側も認めさせる側も、その試行錯誤を行えるだけの力量というかキャパシティが、そもそも原罪を帯びた人類には備わっていないのではないかと私は言いたかったのです。アファーマティブ・アクションや人工妊娠中絶といったセンシティヴな問題を巡る、近年の米最高裁による「50年近くに亘り支持されてきた憲法判断の変更」を目にして、尚更その感を深くします(↓)。
https://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/485635.html
https://www3.nhk.or.jp/news/special/international_news_navi/articles/qa/2022/08/18/24402.html
プロテスタントはキリスト教諸派の中でも性悪説に近い考え方をするので、私の思考も基本その枠組みから逃れられないみたいですねw(苦笑)。
>何かが社会問題になってもそれが深掘りされて議論が深まり、人々の意識がアップデートされる……なんてことはない
>自分にとって喫緊の課題でもないから流す。その繰り返し
数年前の土用の丑の日の前後で「絶滅危惧種の二ホンウナギを守ろう!」とかで鰻丼や鰻重を食べる代わりに、蒲鉾か何かを使った代替品をプッシュするムーヴメントが盛り上がったように記憶しています。今なおウナギを巡る危機的状況は大して変わっていないのにも拘わらず、「そんな事もあったっけ?」とばかりにすっかり忘れられている感がありますね。まぁ日本人の「熱し易く冷め易い」のは、60年安保と70年安保との「温度差」を見ても一目瞭然ではありますがw。
>今週の読書(↓)
https://www.amazon.co.jp/%E7%A0%B4%E6%9E%9C-%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%93%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%A2/dp/4000615769
主人公は殺し屋稼業45年の大ベテラン。これまで与えられた仕事は忠実にこなしてはきたものの、流石に寄る年波には勝てず雇い主からはそれとなく「戦力外通告」を匂わせられる日々―それと共に長らくフタをしてきた自己の様々な欲求が次第に抑えきれなくなって来る。例えばオシャレ(特にネイル)への興味は募ってくるし、可哀想な捨て犬を見ると拾いたくなるし、シノギの途中にも拘わらず困っている赤の他人のお爺ちゃんに思わず手を差し伸べてしまうし、挙句に親子ほど年の離れた子持ちのカタギの男性に片思いする始末…強面の外見とは裏腹に、そんな「フツーに憧れる」一人の初老の女性の物語です。モチーフ的にそれなりの暴力描写もありますが、何だかんだでハッピーエンド(?)なのがこの手の話にしては珍しいですね。得られる教訓としては、年老いてから経済的に困窮しないために、何であれ若い頃に仕事はちゃんとやっておくべきということでしょうかw。
レイヴン……懐かしい響きだ。
チュートリアルのヘリはリトライ1回、壁超えのボスはストレート突破。おいおいこの程度で難しいとか言ってる雑魚は傭兵に向いてないんじゃない?(イキり陰キャ並感。なおボス前の道中で何回か失敗している模様)
触った感じ意外ととっつきやすくなってるかな。ロックオンが便利だからボタン操作に余裕もあるし。ただまあ初心者にチュートリアルのボス戦でブースト突撃してブレードで殴らせるのは酷だとは思うけどw もう少しマイルドに始められるようにしてあげてもいい気はする。
>文房具の宣伝してるのほぼましろだけ
一代で財を成した虹ヶ丘家の孫娘だ、面構えが違う。
>ヒトが「異質な他者」を受けいれる寛容さ
>キャパシティ
>試行錯誤が圧倒的に足りない
例えばコロナを巡る国内での議論や論調を見ても「マスクをする・しない」に終始してる。そのコロナも「終わったこと」として今は流してる。最近だと処理水で中国が騒いでいるけど10年前は日本人もキーキー騒いでた。では、今の日本人が放射能に詳しくなったかと言えばそんなことない。
勿論、騒いでいるのは一部で大半は静観してる。頭良い人、普通、バカで考えることも違う。でも静観することが何か建設的なものを生み出すかって言えばそんなこともない。再エネに傾倒していたイギリスは油田の再開発に動き出してる。エコに同意はするけど、環境のためにクソ高い電気代払う覚悟はないってこった。つまりそういうこと。当事者意識を欠いていて綺麗事だけは一丁前。でも不利益を被り始めたらキーキー騒ぐ。朝三暮四に出てくる猿と変わらない。
何かが社会問題になってもそれが深掘りされて議論が深まり、人々の意識がアップデートされる……なんてことはない。なんとな~く知った気になって、「なんかそう言われてるから」と鵜呑みにして、自分にとって喫緊の課題でもないから流す。その繰り返し。今の時代10秒あればスマホで検索できる。けどそれすらしない。横着なんだよ。でもそれで生きられる。何度も言ってるけど私はそれで十分だと思う。なんとな~くの積み重ねでも今日の社会になっているから。
別な例えをするなら、
https://news.yahoo.co.jp/articles/b10d08fea79a18c15b9105b6c4d87dbdb4ab146a
この問題も「7×12=」「7÷4×48=」だったらもっと正解率は高いと思う。でも文章問題にすると途端に下がる。前にも似た話したけど、人間の理解力ってそんなもん。文章が誤解を招く(小学生なら毎日ああいう問題問いてるんじゃないの?って気するけど)のも含めて、問題の構成要素がちょっと増えただけで答えがバラつく。これが社会問題ならなおさら。
頭のいい人、悪い人。金持ち、貧乏人。顔が広い人、狭い人。まちまち。結局「マスクをする・しない」みたいなわかりやすい部分でしか語れず、世論がその程度でしか形成されない。将棋の藤井棋士について昼飯何食ったかが話題になるのと同じ。
>落とし穴に落ちたのに一向にネタばらしが来ない
10年前に放棄されて事故で落ちたはずなのに夜になると煌々と照明が点いている不思議ww
正常性バイアスで終始ふてくされる。脱出を試みる。念仏を唱える。助け出されたときに(自分をこんな目に遭わせた相手に)感謝する。……となかなかそれっぽいリアクションですね。
>「偽書」とされている『フィリポによる福音書』
ダヴィンチ・コード的には教会に都合の悪い福音書は軒並み偽書判定したって解釈でしたね。映画『マルコムX』だったかなぁ、忘れたけど、黒人の囚人に「イエス・キリストってユダヤ人なんだから有色人種じゃん」って説法してたのを覚えています。そもそも論としてキリストを白人に塗り替えてるよねっていう。ダヴィンチ・コードでもそこ触れられてなかったけど、そこは教会関係なく白人的に都合が悪いのかなってw ローカライズするのは宗教の基本だから別に構わないんだけどさ。
『書き換えられた聖書』がなかったので同著者の『捏造された聖書』を借りましたが、出だしから砕けた口調でとっつきやすいですね。聖書は霊感で書かているって言われたけどギリシア語じゃ一部の人しか読めね―だろってツッコミ好き。
>YouTube効果で新人確保
ガンダムエボリーションという最高の出足から1年でサービス終了したゲームがありましたね。
>ギーツ
身内のゲーム実況を延々と見せつけられた。以上の感想が出てこない。
さみだれの馬の南雲さんのリアクション見る迄、海で修行するイメージ無かったなぁ…何か代表的なのあったっけ?
ところで、「パレオ」って言うんだっけ?あの水着の腰に巻くヤツ。アレ考えた奴許せないよね。
>ヒーローたるもの泳げなければならない
寧ろスカイランドの何割が空だと思ってんだよ。普通に陸地が浮いてるのも含めてこっちはそっちが吃驚なんだよ。
それにその理屈で行くと、スカイランドのヒーローは皆空飛べなきゃいけなくなるんやぞ?(鳥に乗って戦うって発想なんだろうけど…)
…さて置き、勇気はあっても基本ビビりなソラらしいエピソードでしたね。未知なものってそれだけで普通の人には恐怖の対象になるからね。
そして、恐怖を克服しようとする事で今日迄の実績を積んできたソラとしちゃあ、そらガチガチに力も入るだろうな…とは。
>浮き輪ランボーグの空気を抜く
ここの「何で空気が入っていると浮き輪が浮くのかは理解できていないけど、空気を抜けばランボーグは沈む筈だ」って機転が利くの、地味に賢いと思うんですよね。
何なんだろうな…?本質を理解しているというのか?因果関係を理解しているというのか?…頭でっかちな自分にとっては不思議に思えます。
>聞くソラと伝えるましろ
ステーショナリーの使い方にもそれが如実に表れていますね。
というかもう、文房具の宣伝してるのほぼましろだけになってるwソラの手帳、最後に出て来たの何時だっけ?w
個人的には時間的、空間的にラグのあるコミュニケーションについては、「何でも言い合える関係」の変形だと思っています。
言いたい事を言ったからといって、それがちゃんと相手に伝わる保証は無い。何なら誤解や喧嘩になる。
でも条件次第では、後からそれが伝わる事もある…そういう関係性を描いているのかも知れません。
>チームの輪があれば浮き輪は必要ない
ミノトンが「手もバタ足も出まい」とか言ってたんで、その意趣返しでしょうね。
より上手い事言った方の勝ち…みたいなw
>「多様性」なる概念が暴走気味に拡大を続けている
「多様性のある社会≠多様性を認める社会」って事だと思います。
「マイノリティーである俺に配慮しろ」と宣言する事自体も必要な事だとは思いますが、それ一辺倒ではいけない。
それらを「認める(認めさせる)」為の試行錯誤が圧倒的に足りないのではないか?と思うのです。
故に個人的には、キャパシティの限界を語る段階にすら未だ到達していないと感じますね。
>人身御供になりそうでならない様でやっぱりなったギーツ
闇堕ちしそうでしない様でやっぱり闇堕ちしたタイクーンといい、裏切りそうで裏切らない様でやっぱり裏切ったツムリといい、無難な落としどころに落とすのにやたら時間が掛かった印象。
「地道」、「手堅い」と言えるのかも知れないし実際ネットの評判は良いみたいだけど、一年掛けてやる話だったかなぁ…というのが正直な感想。
個人的に「ヒーローの救済」をテーマにヒーローものを観ているのもあって、今作はNot for meでしたね。
>アーマードコア6
>新規客層取れると良いね
プレイ人口増えたら民度が下がる。(老害並感)
新人は皆これ(https://twitter.com/EAnwVEJxVvMNlZh/status/1695655263385350525?s=20)でも観てろ。
…冗談はさて置き、ゲームの解説動画を出してるYouTubeチャンネル主さん(↓)がACデビューして無事に沼ってたし、YouTube効果で新人は結構確保できるんじゃないですかね。
https://www.youtube.com/@gameyawa/featured
初代無印のように、文字通り「ふたりはプリキュア」だったのとは真逆の「付かず離れず」な距離感の描き方が絶妙ですね。ひょっとしたら未就学女児同士の付き合い方もこの20年間で大きく変化しているのかもしれません。
>多様性って不器用な人には面倒臭い社会だと思う
同感ですね。加えて昨今は特に「多様性」なる概念が暴走気味に拡大を続けているように私には映ります。そもそもヒトが「異質な他者」を受けいれる寛容さというかキャパシティの面において、生物学的な意味での限界をとっくに超えつつあるのではないか、その歪みが、例えばヘイトスピーチとかトランプ現象に象徴される「分断するアメリカ」とかに如実に顕れているのではないか…などとつらつら考える今日この頃です。
>『#マンホール』
未視聴ですが、御大のプレゼンで既に見る気の失せる作品ですね(苦笑)。
同じようなテーマでしたら、私は普段あんまりバラエティ番組は観ないのですが、先日偶々Tverで視聴したコレ(↓)が個人的にはツボりました(まだ暫くの間は視聴出来るみたいですね)。
https://tver.jp/episodes/ep69fa71iy
ある種の極限状況に置かれた芸人一人一人の現状把握および対処法の違いに、それぞれの個性(人間性)が見事に露わにされており、非常に興味深かったです(数年後にはコンプラ的に放送出来なくなりそうな内容ではありますが)。
プレゼン頂いたもう一方は面白そうなので、また夏期講習会が終わったら一作目の方を視聴してみようかと思っています。
>キリストが実は妻帯者で子どももいます
カトリック教会によって「偽書」とされている『フィリポによる福音書』には、正典の四福音書全てに登場するマグダラのマリアがイエスから恰も妻であるかのように見做されている記述があるみたいですね(Wikiにも項目があります)。「妻帯者で子どももいる」という解釈は、(ネタ元が何かまでは存じ上げませんが)学生時代にリアルタイムで映画館にて視聴した『最後の誘惑』(マーティン・スコセッシ監督・1988年)にて描かれていましたっけ(↓)。
https://mihocinema.com/saigo-yuuwaku-61900
ただまぁ、プロテスタントの端くれとして感想を言わせてもらうなら、この手の話題は「(正典に含まれている)新約聖書記者のいずれもが採用しなかった見解」に過ぎず、ゴシップ的な話題を提供するものでしかないため生産性が無いというか、端的に言って「つまんない」んですよねぇ(苦笑)。それよりもむしろ、複数の新約聖書記者が(そこかしこで相互に記述が大きく食い違い、内容に矛盾を抱えながらも)、それぞれが「イエスという男」をどう解釈し、同時代の人々に何を伝えようと(また何を伝えないようにと)腐心したのかの方に私は大いに関心があります。
>神格化しちゃったから歴史を捏造して今のような形になりました、女性の地位が低かったり性に厳しいのはその名残。
新約聖書正典に収められているパウロ書簡にしても、男尊女卑の風潮が高まるにつれて、使徒パウロの次の世代において既にテキストが「その時代の空気に合うように」改竄されていたりしますから。なお同性愛行為に対する敵意はもう少し後の時代、具体的には三世紀から六世紀頃の西ヨーロッパで初めて発現するみたいです。なお参考文献は以下の通りです(↓)。
https://www.amazon.co.jp/%E6%9B%B8%E3%81%8D%E6%8F%9B%E3%81%88%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%9F%E8%81%96%E6%9B%B8-%E3%81%A1%E3%81%8F%E3%81%BE%E5%AD%A6%E8%8A%B8%E6%96%87%E5%BA%AB-Bart-D-Ehrman/dp/448009928X
https://www.amazon.co.jp/%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E6%95%99%E3%81%A8%E5%90%8C%E6%80%A7%E6%84%9B%E2%80%951-14%E4%B8%96%E7%B4%80%E8%A5%BF%E6%AC%A7%E3%81%AE%E3%82%B2%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%94%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%AB-%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%9C%E3%82%BA%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%AB/dp/4772001743/ref=sr_1_1?qid=1693146861&refinements=p_27%3A%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%9C%E3%82%BA%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%AB&s=books&sr=1-1
前者については以前この板で引用したことがあったように記憶しています。いずれも学問的に非常にしっかりしているので、個人的にはおススメです。但し一般読者を想定した前者が比較的読みやすいのに対し、後者は完全に専門家向けに書かれているため、記述は冗長だし分厚いしで読み通すのは正直しんどい(苦笑)。取りあえず最後の結論部だけに目を通せばいいかもですね。
>ソラの人助け
ゲストを使って話を作ることに消極的らしいから、言うほど人助けはしないんだよね。本作のヒーローは常に何が正しいことなのかを点検し続けるって感じ。
>多様性と社会適合
サラリーマン化が進行して自営業や農業従事者が減少。
→複雑・高度・画一化した仕事に向かない人が発達障害と名付けられる。
多様性を認める社会。
→複雑・多角・情報化した社会に向かない人もアウト(上記と層は被っている)。
プレイヤー全員が勝てるルールなんて無いってことやね。
>アーマードコア
コアなファンが多数いる一方、実はゲーム自体のセールスはさほどでもない。
今のフロムは海外にも有名らしいから新規客層取れると良いね。腕がまだ痛いから私は様子見。
>ダヴィンチ・コード(小説)
暗号という名の連想・アナグラム。
「〇〇だったんだよ!」「ΩΩΩ<な、なんだってー!?」レベルの話が延々続く上に、場面転換がやたら多いせいでテンポは劣悪。よくこんなのがベストセラーになったなぁ。カトリック系キリスト教的に聖杯とかキャッチーなネタなんだろうか。
それはそれとして、キリストが実は妻帯者で子どももいます、でも神格化しちゃったから歴史を捏造して今のような形になりました、女性の地位が低かったり性に厳しいのはその名残。…みたいな解釈は実際はどうか知らんけど面白かったかな。いわゆるミッシング・リンク的な考察は話を盛り上げるしね。序盤ゆっくりで世界の仕組みが明かされる中盤が盛り上がって終盤は消化試合は『新世界より』を思い出すw
次回予告の事ねw八月末に海行くとは予想外だったわ~ww
今回の話は映画とかでもちょくちょくある、所謂「トイマジン案件」ですね。実際に忘れられた存在に恨まれる事も多々あるし、繊細な子は罪悪感強く感じるのかも知れませんね。
個人的に印象に残ったのは、「何気にソラがこういうオーソドックスな人助けしたのって初じゃね?」ってとこですね。
ファーストシューズのおばちゃんの時は、半分エルの靴とましろとのお別れの方に軸足がありましたし、シャララ隊長も殆んど身内みたいなもんだし。
1エピソードかけてソラが初めて会った相手の為に人助けをした事は無かった気がします。これも一つの「ひろがる」なのかも知れない。(コネクションとしてはもう会う事もないだろうけど…)
>プリズムの衣装がちゃんと動くようになった
くっ!あの光の粒々が目くらましになって、衣装の動く動かないにまで意識が回らなかったぜ…
>ぬいぐるみを失ってもソラにはましろがいる
それはつまり、ましろんがネココスをしてそれをソラがハグハグギューってしても良いという事!!
…って瞬発的に想像できた自分の心の穢れを懺悔します…w
>負け方を考える
コンプレックス強いと全方位にガードを固めちゃうから、余計に大事な考え方だと思います。
自分にとって特別重要な事でもないのに、負けると悔しかったり惨めになったりするのも劣等感のなせる業。
ミラーパッド回でも書いたけど、勝負してない筈なのに自分の中で勝手に勝負になってて、勝手に負けたと思って勝手に悔しくなるヤツ。
自分が本当に勝ちたいものが何なのか、とっくに分かってる筈なんですけどねぇ…
一方で、東雲さんが言う事も実は分からなくもなかったりw
普通の人ができない事が自分には当たり前の様にできた時、その原因を考えると「その様にある事を自分が望んだ結果、それが実現したから」としか説明できない(苦笑)。
これがエスカレートしていくと、東雲さんが言う様な「直感と肯定と確定」になるんだろうな~と漠然と思います。
>多様性って不器用な人には面倒臭い社会だと思う
成る程。多様性の社会になった結果、選択肢だけが大量に増えて、しかし、自分に合う選択肢を選ぶ為の教養が無いって感じか…
順番としては、社会不適合を起こしつつある為に、選択肢が無くなってしまった人の為の選択肢を用意する…みたいな形で選択肢が増えた社会の事を、「多様性を認める社会」って言うんだろうけれど…
>SYNDUALITY
何か唐突に歌いながら戦い出して、ガチな三角関係まで勃発…!?
…あれ?何時から僕はマク○スを観ていたんだ…?
>好きな子の本体を自室に連れ込んでゴム手袋をした手で湿った布的な物を使って全身くまなく撫で回した
はい有罪。
今週は全国レベルで一回休みなのか…って思ったら!?28日!?月曜深夜に!?今週分をやる…だと!?
ちょっとー東くーん。変なトラップし込むの止めてくれないかな~~。
>AC6発売記念ファンメイド動画
ダンバインとかフルメタとか、単体作品でスパロボチックなゲーム発売されてるし、ACだけ出て来るSRPGとか作れそうだと思うんですけどねフロムさん?
>キャパシティに余裕が残ってる範囲で有効
あげはもオーバーワークでよくエンストしているからそこで頭打ちにしている感はありますね。
>意識して「アゲてる」
>そうする事が「最高」の効果を生み出す
惑星のさみだれで言うところの
「天才とは!!無限の肯定!!ラッキーパンチを千回決めるすげー自分の直感を!!ありえねーと否定せずそれもアリだと千回肯定する者!!直感を肯定する内神業を千回実現するすげー自分!!それが天才!!技なんかオマケ!!おれすげーの瞬間を!!すげーおれの存在を!!肯定し肯定し肯定に肯定をかぶせろ!!考えるな!!直感し続け肯定し続け確定し続けろ!!」
俺、脳筋だからこういうの大好きなんだよね。それは東雲さんだからできることだ、って夕日が返すところ含めて。
私の認識だと日本人は負けないやり方(リスク回避)をしがち。その最も簡単な方法は人に合わせること。でもこれって流されることでもあるんだよね。日本人の大半は割合器用で低賃金でも文句も言わず働くからそれが普通になってズルズル働き続ける。だけど本来キャパが低い人にとってはそれが致命傷になる。弱い人ほど人と同じことしちゃダメ。強い人を真似るのは論外。
だから勝ち方を考えるって大事なんだよね。主体性を持つと言い換えてもいい。この勝ち方の中には負け方もあって、一例としてあげはが手を抜くことを覚えたのがソレ。彼女の目標は最強の保育士になることであって、最強の女子になることではないから寝坊したっていい。目的があって負けるなら心も傷つかないし、再チャレンジもしやすい。逆説的な物言いになるけど勝ちを狙うからこそ(小さなことでは)負けてもいいって柔軟な発想になれる。ゲームで言うと敵の行動パターン覚えるために敢えて負けるみたいな。
>非社交的な非行少年や発達障害、知的障害などの特性、が目立つようになってきている
『~普通の人がなぜ豹変するのか』でも、自分たちが付き合っているのかどうかよくわからない人たちが紹介されていましたね。ナアナアな関係から始まって惰性化したパターンもあるでしょうが、SNSなども含めて付き合い方が多様化(複雑化)しているのでそれに付いて行ける人とそうでない人との差がますますハッキリしてくるんだろうと思います。
多様性ってポジティブなイメージあるけど、不器用な人には面倒臭い社会だと思うよ(苦笑) 「このスキルは自分にないから、別な方法で代替する」みたいな選択と集中ができる器用さは最低限必要なレベル。
>かなえ先生
収入自体は他にもあるからYouTubeの収益は全部に投資(活動費)に回しているんだとか。元の職業的に顔バレできないからVTuberとして認知度を上げて発言力を増すのが目的だそうで。なかなかの変人ですねw
犯罪系の知識はその道のプロだけあって、広く新しい情報を押さえてますね。最近読んだ本に書かれていたような情報も普通にしゃべっていたので。今のところ信用できる変人として見ています。
>禁酒法云々
酒を飲みながら仕事をしていた近代から、勤勉な労働者が求められる現代への移行に伴う禊的な出来事だったと言えるかもしれませんね。
ドイツ系(とアイルランド系)移民が飢饉をキッカケに増えたのは映画『ブルックリン』で知っていたんですが、こうやって知識が繋がると歴史が面白くなる。開拓時代にいた野党が消滅したのと入れ替わりに都市でマフィア化した、という解説も納得感がありました。
>染井芳乃(スプリガン)
戦闘力は別として、ハンター能力はスプリガンクラス。アーカムもトライデントも(自分たちの仕事を邪魔されないための損切りとして)金で雇った方がいいと思う。
>めがね忘れた
過熱した欲望はついに危険な領域へと突入する……!
登山回を思い出すなぁ…あの時はまだついて行けてたけど、今回はその3倍(苦笑)。あのノリは確かに体力と慣れを要求されますわ…
基本的にネガティブな感情を置き去りにする事に歪さを感じるだけに、強引に明るく振る舞っている気配をどうしても感じてしまうのも疲れます。
当事者的には、意識して「アゲてる」側面はあるとしても、あげはが啖呵を切った時に語った事が全てなんでしょうね。そうする事が「最高」の効果を生み出すと認識しているからやっている訳で。
>モデルもやってたあげはちゃん
前回の「自分を決め付けるな」から一転しましたね。色んな事を体験した上で、道を選ぶ事を匂わせていたと思います。
道を選んだあげは。道が見え始めたましろ。道を探しているツバサ…と、偶然か必然か歳の順になってますね。
>「過去のトラウマ」を安易に振りかざす創作物
遡れば、「辛い時こそ笑え」だの「楽しいから笑うんじゃなくて、笑うから楽しいんだ」だのの、「昭和の精神論」に対するアンチテーゼが始まりだったかと思われます。
「とっくにキャパ超えてんのに泣けなかったら病むだろが!!」って話ですね。
故に、三姉妹の弁は「キャパシティに余裕が残ってる範囲で有効」という条件が付くのですが、その余裕が今の時代どの程度持てるのか?は気掛かりなところ。
以前から「自分が泣くとあげはがもっと泣くから」ってましろも言ってましたが…ましろにしたって育ちが良いからこそ、そういう事を言える訳で。
テーマに対してがっつかない分、緩く優しい世界観の様に見えますが、キャラの土台はかなりタフな作りになっていると思います。
「弱キャラが人生経験積んで強くなる」って話より、「強キャラが無双する」って話の方に、何方かといえば近いと思いますね。
>スプリガン
染井さん、属性盛り過ぎで今の時代だったら、新しい作画担当(やや萌え絵より)付けてスピンオフ作られてそうww
>SYNDUALITY
>なんで文明が滅びて今のような形になったのか
自分も冒険しながら解き明かしていく話かと思ってたのですが、まさか日常系ロボットアニメだったとはw
文明が滅びた結果、旧文明の文化が変な伝わり方してるのを見るのも結構好き。
>好きな子が眼鏡を忘れた
一人学園天国めっちゃおもろいわーw思ってたら次回予告に全部持って行かれたwww
>境界戦機
プラモのオマケ漫画程度にしか考えてなさげ。
>22歳無職 自称仮面ライダー
「底辺の職業ランキング(↓)」なんてモンが作られる現代社会を思えば、ワンチャンマウント取れそうな肩書きなんじゃね。
https://www.j-cast.com/2022/06/29440432.html?p=all
最近「主人公教とその信者達」的雰囲気の強まりを感じていたけれど、今回タイクーンが創世の力を拒絶した事でバランスが取れた感じがする。
タイクーンは最初から「皆が幸せになれる世界」を望んでいたしね。
雨も風も強かったけれど、今回は概ね想定内かな…と思っていたら風向きのせいか雨漏りが(泣)。
>犯罪学教室のかなえ先生
読了しました。10代の読者を念頭に置いた堅実かつ分かり易い内容から、今更ながらこの方は歴とした「その道のプロ」なんだなぁと改めて実感しました。
興味深かったのはp.165からの記述ですね。少年犯罪は2012年以降毎年戦後最少の記録を更新し続けているそうなんですが、「減少を続ける少年ヤクザや暴走族などの反社会的非行少年と入れ替わるかのように「他者との関わり方がわからない」「感情や気持ちを伝えることが苦手」な非社交的な非行少年や発達障害、知的障害などの特性により、改善更生のために個別的かつ手厚い支援が必要な非行少年が顕在化」しているのだとか。
◆◆◆
ヤンチャだったり、すぐキレる子は問題点が常時露見しているので比較的教育をしやすい一方、非社交的な少年の場合だと、まず心を開かせないことには効果的な教育ができません。したがって、普通の非行少年よりも慎重かつ長い時間をかけた教育が必要になってきます。おとなしい子が少年院の場合だと手のかかる子になってしまうのです。(p.166)
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いわゆる「引き籠り」の方が扱いにくいってことみたいですね。序でに思い出しました。同じく犯罪者類型の変容について、小早川明子『ストーカー ―「普通の人がなぜ豹変するのか」― 』(御大が紹介されたもう一冊は図書館に置いてなかった)にも面白いことが書いていましたね(↓)。
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2014年ごろまでは、私のところで扱う事案の多くは、リアルな人間関係を背景にしたストーキングでした。交際相手が別れ話を切り出したのに納得せず、つきまとってくるといった男女間の問題が全体の六割ぐらいを占めていました。…… [「相手に謝ってもらいたい」などの加害者側の]数々の「言い分」は、カウンセリングをする際には、かえってその足場となってくれました。また直接加害者の話を聞くことは、加害行為を激化させないための時間稼ぎにもなりました。
ところが、世の中にSNSが浸透してくるにしたがって、一度も会ったことがない、メールアドレスも知らないような相手からストーキングされるという案件が増えてきました。…… 彼らは、SNS上で知り合った相手に関心を抱き、接近欲求を募らせ、ツイッターなどへ書きこみをして、反応をほしがります。…… いわゆるアイドリング期間(言い分を言っている期間)がなく、単に復讐したいという欲求だけがドライブし、暴走していくのです。(p.68-69)
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リアルな人間関係があればあったで、無ければ無いでゴタゴタが発生するのが人の世の常ということみたいですね。そんな時代の変化に(世論の突き上げを喰らうため)嫌でも対応していかなければならない「お役所仕事」を司る「警察や裁判所などの中の人達」も、他人事ながら実に大変だなぁと思いましたw(苦笑)。
>複合的な要因による社会的要請って感じ
岡本氏の著書を読了して、序でに先日新規アップロードされていた動画の後半も視聴しました。実に勉強になりますね。「天下の悪法」のイメージが自分の中で大分書き換えられたように思います。
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ここで、話を本章の初めに戻し、「高貴な実験」は本当に失敗だったのかを考えてみたい。…… ただ、一つだけ確実なことがあった。1915年には全米第五位の資本投資額を誇り、また世紀転換期から、連邦政府へ治める酒税が、国税局へ入る全租税収入の30%を下回ったことがなかった酒造業界の力は、もはや存在しなくなったことだ。…… 酒場と政治腐敗の関係はどのようになったかと言うと、これもかなり改善された。それまで知事や市長の任命によっていた地方公務員の任官方法が、「革新主義改革」の一環として、徐々に公開試験制度になり始めた。これは、もぐり酒場を政治から遠ざける決定的な要因になった。このように見て来ると、酒造業者と酒場を淘汰することで、政治および社会の浄化を図るという「高貴な実験」の第一の目的は、かなり達成されたと言える。…… 飲酒量の減少は、酒場での喧嘩など治安紊乱のため検挙された者の数や、肝硬変やアルコール依存症での死亡者の数など、さまざまな統計上の数字として表れた。…… このように考えてくると、第18条とヴォルステッド法が目的とした、酒造業者と酒場を淘汰すること、そして一般国民、特に労働者の飲酒量を減らすことは、不完全ながらもかなり達成できたと言える。
……しかし一方で、「実験」によってさまざまな「副作用」が生じ、時間の経過とともにそれらは悪化し続け、マスコミによって衆目にさらされることになった。…… 実際、「副作用」をいつまでも放置できなくなっていたことも、当時の状況としてあった。国民の一部が酒を飲み続ける一方で、飲めなくなった国民が多数いるという不平等な現実。国家の礎である憲法が、ほとんど罪悪感なく踏みにじられている無秩序状態。犯罪者が巨万の富を築く矛盾、このような状況下で、そろそろ「実験」を中止してもいいのではないかというコンセンサスが、国民の中に徐々に、しかし確実に生まれて行った。そして、このコンセンサスを実行に移させるきっかけになったのが、大恐慌だったのである。
(第六章:禁酒法は何をもたらしたのか p.203~211より抜粋)
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禁酒法は、米合衆国が「近代国家」に生まれ変わるために通らなければならなかった「歴史的必然」だった…個人的にはそんな感慨すら覚えました。
>今週のプリキュア
「両親の離婚&姉妹が二手に別れて暮らす」という「割と重い過去」を抱えているにも拘わらず、三姉妹とも恙なく成人し、いずれも「色々あったけれど、今ではすっかり笑い話」に昇華出来ている…という設定は最近のアニメには珍しいんじゃないでしょうか。いじめだの毒親だのに起因する「過去のトラウマ」を安易に振りかざす創作物に若干食傷気味だった私には、随分と新鮮に映りましたね~。