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ここから詩人として巣立った人は数知れず、です。あなたの詩を継続的に見守り、詩の成長を助ける掲示板です。
(あのーー、私が言うことでもないんですけど、詩は自由を旨としていますから、どこにでも投稿しようと思えば、投稿できないところはないんですけど、いきなり大きなところに挑戦しても、世の多くのものがそうであるように、ポッと書いて、ポッと通用する、ポッと賞が取れる、なんてことは、まずありえないことというか、相当に稀有な話なのです。
やってみることは止めませんけど、大きなところのノー・レスポンスにがっかりしたら、
あきらめてしまう前にMY DEARに来ませんか?
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本来、こつこつ実力をつけてから、賞などに挑戦するのが、スジだと思いませんか?
MY DEARはあなたのこつこつを、支援するところです。)
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この度は私の詩にご講評頂き、ありがとうございます。
「小川を流れる葉っぱの船」のような詩のリズム、など綺麗な言葉で表現して頂き光栄です。
また書かせて頂きますので、ご講評頂ける際はどうぞよろしくお願い致します。
(実は青島さんからレビューを頂くのは初めてではないのですが、久しぶりの投稿だったことか、ペンネームのスペースの有無などが原因でしょうか笑)
この度は私の詩にご講評頂きありがとうございます。
分かる人には分かる、と思う反面、ある視点から見れば駄作になり得るという意識は捨てずに置きたいと思います。
また書かせて頂きますので、ご講評頂ける際はよろしくお願いします。
いつも丁寧に読んで下さりありがとうございます。佳作の評いただき嬉しいです。水無川様の解釈通りです。「伝わった」と胸を撫で下ろすのですが、その一方で、相変わらず自分の作品の整理整頓ができずに、読み手に苦労ばかりおかけしてすいません。
終わりから3行目は、いつもの推敲不足「鉄のようだけど」です。悔しい。
本作は、愛する人が自転車と自動車の接触事故を起こして病院に運ばれ、無事手術が成功した時に生まれました。待合室では、テレビでトランプ大統領の対米関税交渉が流れています。私はこの後、相手方との示談交渉を控えている。執刀医から手術後のレントゲンを見せられて説明を受けている時、私達の体も一つの国だと思いました。人間関係も国家間交渉なのか。そう思うと、その一つ一つの関係性を丁寧に取り扱うことが世界平和につながるかもしれない。こうして「僕は君のしなやかなギブスでいたい」が出来上がりました。
ここまで丁寧に汲み取っていただき、ありがとうございます。
重くならないように、さらっと書いたつもりでしたが、私もわたしに、何か声を掛けてあげたくて書いたのかも知れません。
自分でこれはよく書けたと思うと駄目で、これはどう?こんなのが書けたんだけどと思うような詩が良いと評価されると、もう、さっぱり詩というものが分からなくなっています。考えすぎないで、書きたいように書くしかない、自分が書けるものしか書けないのだからと思うと、では、わたしはここでどうしたいのか?迷いつつ、次を書きます。
何者かが
ささやいてくる
「君はもうわたしのものだ」
何者かが
ささやいてくる
「君はそうやって生きてゆける」
だけど僕は恐怖に震えながら
そいつを食いちぎってやった
(ごらん 血みどろの口)
独りで生きるのは怖かったが
僕は毎日独りだった
僕はすべてをめちゃくちゃにしたかったが
僕はすべてをそのままに放っておいた
戦いながらいつも敗北を予感していた
あなたのせいよ
あなたがそんな目で見つめるのだから
わたし 恋をしたのだわ
あつくて あつくて
触れたら火傷しちゃいそう
あなたはひどいおひとなの
だってね
向日葵のような眩い笑顔で
獅子のような凛々しい顔で
春の陽気のような柔らかな空気で
わたしをその気にさせておいて……
ほんとにずるいおひとなのよ
根暗に生きるあたしが
眩しいあなたに焦がれてしまうことなんて
わかりきったことでしょうに
ふわりふわりと花筏
湖面に浮かんで
いずれ沈んでいくひとひらの恋
咲き乱れた先の行く末は
なんとも呆気のないことで
後先考えず突っ走ったゆえの
つけがまわってきたのでしょうね
でも
このままじゃあまりにも
癪に触って仕方がないから
春を
この暖かな春を
春を
あなたに渡してあげる
春はね 夏に持っていけないの
だからきっと今のあなたじゃ手に余るわ
ねぇ その手のひらの春をおもって
いつかこの春に帰ってきてね
三浦 志郎様
今回も評価をしていただきありがとうございます。
連ごとに細かい分析をして下さって、改めて自分の詩を見つめることができました。
吉原幸子さんの「無題(ナンセンス)」は好きな詩ですが、ある時ふと4連目に書いたようなことを思いました。吉原さんのいう「ゐる」「ゐない」とは意味合いの違う、私が勝手に飛躍させた考えですが…。
読み手によっていかようにも読めるものを書きたいと思っているので、そのように感じて下さったのであれば嬉しいです。(ただ、9連目、10連目は多少個人的な思いが入っています。皮肉のような…ちょっと恨み言も入っています 汗)
佳作をありがとうございました。これからもよろしくお願い致します。
狭い社宅の
部屋の隅に転がっていた
小さな辞書
ビニールカバーの下に
オレンジ色の帯
好きな色
開けてみると
1頁に簡体字が
ひとつずつ
いつもどこかに
転がっていた
本棚にあることは稀で
床にあったり
畳にあったり
テレビの近くにあったり
読めもしないのに
本を眺めていても
父は 何も言わなかった
父が手に取るところも
見たことがなかった
ただ 転がっていた
父は大学で
中国語を学んだことがあったと
ずいぶんしてから
母から聞かされた
父が中国語を話すところなど
見たこともない
なのに
あのオレンジ帯の辞書は
ずっと部屋に転がっていた
借金
降格
挫折
母とのいさかい
それでも
嫌いにならなかった父の
突然の失踪……
あれから
ひどく長い時間が経った
ひどく長い空白が続く
気が付けば今
わたしは下手な中国語を使う
部屋に転がされていた辞書は
何か話したがっていた
ずっと忘れていた
あのオレンジ帯
開いたページには
ところどころ
鉛筆の書き込み
そのころ わたしは
書き込みのあるページを
探しては 繰っていた……
なぜ
そんなことを
今になって思い出したのだろう
青島江里様 評をいただき、ありがとうございました。佳作としていただき、うれしく思っております。レストランでのささやかな出来事ではありましたが、子どもが何度も振り返る様子が印象的でした。親としても本当なら、「ごめんなさい」を言わせてよかったと思いますが、忙しかったり、余裕がないと子どもに邪険な態度をとってしまうことがありますよね。子どもも大人と同様に傷つくんだということを分かって、子どもに接するのが当たり前のような社会に近づければと願います。