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ここから詩人として巣立った人は数知れず、です。あなたの詩を継続的に見守り、詩の成長を助ける掲示板です。

(あのーー、私が言うことでもないんですけど、詩は自由を旨としていますから、どこにでも投稿しようと思えば、投稿できないところはないんですけど、いきなり大きなところに挑戦しても、世の多くのものがそうであるように、ポッと書いて、ポッと通用する、ポッと賞が取れる、なんてことは、まずありえないことというか、相当に稀有な話なのです。
やってみることは止めませんけど、大きなところのノー・レスポンスにがっかりしたら、
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編集・削除(編集済: 2025年01月02日 01:55)

三浦志郎さまへ 評のお礼です  樺里ゆう

この度はお忙しいなか、拙作「あなた」へのご感想をありがとうございました。
自分の詩が読み手によってさまざまな解釈をしてもらえるというのは、書き手としてとても嬉しいことですね。

この作品によって、自分の中で渦巻いていた母に対する感情にある種の決着をつけることができました。
機会がありましたら、また読んでいただけますと幸いです。

編集・削除(未編集)

三浦様 お礼です 上原有栖

今回も丁寧な感想を頂きまして誠にありがとうございます。コメントも心に響きました。
ジャンルを拡げて書いてみたいと、少し気持ちが先走りしてしまったように思います。
次回も自分に書ける詩を、見つめ直して投稿したいと思います。
どうぞ宜しくお願いいたします!

編集・削除(未編集)

三浦志郎様  御礼  静間安夫

今回も私の詩を丁寧にお読み頂き、誠にありがとうございます。佳作
との評をくださり、とても励みになります。

アドバイスして頂いたように、これからも「ひとひねり」の部分を
展開していくように致します。

今後とも、どうかよろしくお願い致します。

編集・削除(編集済: 2025年12月20日 16:11)

感想と評 12/12~12/15 ご投稿分 三浦志郎 12/20

1 上原有栖さん 「天使代行」 12/12

ギャグ的な作品ですが、それなりに手の込んだシカケというか筋書きはあって、神様以外みんな素人で、みんなバイト応募者です。
それぞれキャラ配分され、話が面白く肉付けされていきます。
ただ僕にはこの詩の制作意図と内容主旨が奈辺にあるか分かりません。そして、書き手と読み手にとって等しく得るものがあるかどうか、です。せっかく作者が書いてくれたわけですから、無視することはできません。まあ、バリエーションとして、こういったものもあってもいいかとは思いますけど、自分の時間を削って、こういった作品について、何か書かねばならない評者とは、一体何者だろう?「作者~評者」。立場の違いを感じて、なにかちょっと悲しいです。
上原さんはもっとオーソドックスで誠実で普遍的なものを書けるかたです。そういった連続性の中に身を置くかたです。僕はギャグやユーモアを否定するものではありません。むしろ好きなくらいです。ただ、件(くだん)のような作品で自己のお力を浪費してはなりません。そう思っています。評価は無しにします。


2 樺里ゆうさん 「あなた」 12/13

* 既存作 1/13「青い川」 8/9「二十五歳になった夏」を参考に致します。

もしも僕のほうに読み違いがなければ、ですが、この「あなた」は二人いて、姉と母だと思います。
たしか「私と姉」は双子で同い年ですね。姉は二十四歳で結婚。「私」は二十五歳の夏に縁談を断っています。ここで僕は姉妹と母の関係性について、この詩と過去作に即して考えたいと思います。
姉妹は結婚と就職といった転機を迎えるのですが、その動機の何%かは母親の影響や支配から逃れようとする意志がありそうです。
本作に出て来る母親は呪縛と言っていいほどの力を持っているし、主人公の女性も“なあなあ”の部分はあったのです。事態が打開されたのは就職して家を出てから、母親を改めて捉え直す機会も得たようです。(出雲市も関係ありか?)ただ、縁談を断った詩においては、母親は普通のアドバイスをして、さほど酷い存在ではなかったように思えますが。
ともかく、後半、家を出てからは心も平静を取り戻し客観的に考える機会を得たようです。その結果として、むしろ母親の身の上を案じる気持ちに傾いているかのようです。これは事実に近い詩に読めます。そうなると、かなり立ち入ったことになるので、評価はしないでおきます。


3 静間安夫さん 「秋の日」 12/15

今まで静間さんの詩を読んで来て気づくことがひとつあって、まず、それを今回は書いてみたいと思います。失礼ながら、普段よくある表現で平易に展開されるのですが、“そのバックボーンにある詩的思考は、余人は知らず、静間さんひとりにおいて、ひとひねりある”。 この“  ”の部分を味読願います。そしてその部分を今後も展開ください。この詩にも上記要素はあるのです。
まず、街の当初の情景描写はごく普通で常套的なものです。様子が変わってくるのは、この裏町や裏通りの寂しさが自分の人生の内実とオーバーラップする部分からです。(そこまで言わずとも……)と思えるほど、何か悲惨なものを感じてしまいます。上記に書いた「ひとひねり」はそれ以降です。ガラスが割れる音の不吉。そして踏切~遮断器のくだりです。「そればかりか」の連以降、奇怪な幻想が始まります。静間さんは肉体を残し、精神を線路内に投げ入れます。想像を投げ入れます。精神は電車に轢かれ粉々に砕け散るでしょう。奇態な異形な幻想図です。精神の飛び込み、こんな風に書く人はあまりいないでしょうし、残ったものは肉体というよりは視線であるという。この考え方も珍しいし、結果、視線がもたらす終わり2連の考え方も誠にユニークなものでした。(とりわけ後半“ひねり”部分に)佳作を。


4 光山登さん 「風は循環する」 12/15

思わず頷いてしまいそうな、インパクトあるタイトルです。このタイトル精神を後ろ盾として読みたいと思います。総体として一読すると、よくわからない詩なんです。わからないものはわからないで、そのままにします。ですが、この詩の場合、最低限「僕」のありようだけは、あやまたず捉えておかないと評が書けないのです。そういった絞り込みの仕方をしました。

「僕」の誕生の仕方……さわやかな風に運ばれた。泣きながら生まれ育った。回りの子供は朽ちていったが、自分は朽ちなかった。
「僕」がこの世を去るとき……生まれと同じように、さわやかに風に吹かれたい

条件は簡単、これだけなんです。朽ちる、朽ちないはわからないので除外します。「泣きながら」の件ですが、赤ちゃんはこの世界への第一声として泣きます。その後もよく泣きます。「赤ちゃんは泣くのが商売」と言われる所以です。ある意味、生まれに泣き、泣くことで成長すると言っても過言ではないでしょう。多分に修辞的ではありますが、この詩はごく真っ当、ごく自然なことを言っているのに気づかされます。いっぽうで風の件です。人の生き死にを「風に運ばれ風にさらわれる」といった感受性は非常に詩的です。そこにはタイトルのような循環性も充分感じられるのです。現代詩的な筆致の中に何か深いものを蔵している気配があり佳作とします。



評のおわりに。

「Kazu.さんとの想い出」

彼と僕とはお互いの詩集が出るたびに、本を送りあい感想を送りあっていました。ところがKazu.さんの出版量の方が圧倒的に多いので、僕の方が感想を書くのに、もう大変でした(笑)。そんなことが懐かしく想い出されます。年齢についてよくよく話してみると、
島さん~ミウラ~Kazu.さんで、学年が上から順に、1コずつ降りてくるのです。(なんか、兄弟みたいだな)と思った。
そんなKazu.さんでした。今は、どうぞ、安らかにー。 では、また。

編集・削除(編集済: 2025年12月20日 14:45)

評、遅れます。  島 秀生

ちょっとバタバタしておりまして、また、Kazu.さんショックでポカンとしてしまったこともあり、
すっかりスケジュールが遅れてしまっております。
私の評は、月曜アップの予定になります。
すみませんが、いましばらくお待ち下さい。

先に行ける評者がありましたら、どうぞ先に行って下さい。

編集・削除(未編集)

むぐつちよ  萩原蔵王

むぐつちよあらなみの
いはをゝもつてまもれ
むぐつちよまさごなる
はまべのゆくすゑをも
むぐつちよつれづれに
ものにはるのきたるや

むぐつちよさはがしき
あはれさくらのつぼみ
むぐつちよむめのはな
なきだしさうにほこる
むぐつちよあにかなし
ものにはるのきたるや

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雷鳴 多年音

無防備でなくとも
自分に落ちる予感がする
またピカっと光っては
予告通りに音が響く
そんな狂気を雲は包み
黒く変容する

積乱雲はクリーナー
空に浮かんだ人々の穢れを
さらっていく
暴れて唸る空の穢れを
稲妻と呼ぶ
耳を襲うこの怒号も
空が澄む合図

だから待とう
そうすればきっと
今度は
鳥の声が聴こえるようになるから

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終わらない世界  相野零次

世界は誰のために
どこにある?
僕のためじゃないことは確かだ
なら君のため? 
僕も君も知らない誰かのため?

憶測が憶測を呼んで
ほとんどちっぽけなかけらに
成り果てて
それでも
愛しかない
恋じゃない
と言い続ける人に
世界は少しだけ
その姿を見せるらしい

世界とはそもそも何か?
愛や恋や夢や希望や甘いクリームパン
絶望に殺された死神の晩餐会
明るいと暗いが同時進行
パパとママが手を振っている
遊園地に日曜日の公園
砂場には不発弾が埋まっている
そんな金曜日(さっきは日曜日)

見たまえ!
いずれこんな日が来ることを
神様は予見していた
だから私はここまでやってきた
君たちが指をくわえて待っているあいだ
私はじっと力を蓄え
まぶたを閉じて
閉じたまぶたに感じる光を頼りに
暗闇の洞窟を抜けて
竜が天翔ける天の月を背に
地球を心に抱いて
太陽に笑みを絶やさずに
ここまで! ここまできたのだ

「世界の覚醒はもうすぐだ!」 

そうみんなが一斉に叫んだとき
全てのスピードが最高潮に達し
カップヌードルが出来上がる三分に達し
ウルトラマンが人間に戻る三分に達し
三分 三分 三分
そうキーワードは三分だ
世界は三分で出来上がり
宇宙を回し続けるんだ
探偵はそう推理した
それだけで世界は
恥ずかしそうに微笑んだ

世界がやってきた
僕を連れて君を乗せて
世界は去っていく
新たなステージ目指して

指をくわえた赤子を交えて
杖をついた老婆を抱えて
ダンスを踊る若者たちを叱咤激励して
何者でもない誰かにヒントマークを送って

我々は行く
どこまででも
光る海の中へと
星一つない闇夜へと
マグマがたぎる噴火口へと
オーロラが輝く宇宙へと
どこまででも

繰り返し繰り返し繰り返される
十年後百年後一万年後
我々はまた世界を知るだろう
そのときまた新たなステージを迎えるだろう
これは予言じゃない事実だ
絶対的な正義だ

空から天が落ちてくる
我々はそれを受け止めるために
ここにいる
あそこにもいる
どこにでもいる
あ、今 一瞬君がまばたきした
その中にもいる
それが世界だ
君は世界を目撃した
そう裁判官の前で証言するんだ
それだけで君は首を吊られることはない
銃殺刑にもならない
君は許されるだろう
忘れるな 人よ
世界の偉大さを
世界の恐ろしさを
世界の美しさを

まだ世界は終らない
終わらない世界の前では
誰もが無謀だ
深淵を前に背を向けよ
世界は予言だ
明日全てが無に返っても
世界は有言実行だ

僕はふと我に返った
長い夢を見ていたようだ
その夢の途中で
僕はキーボードを叩いている

僕は背中に世界からの視線を感じた

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突然の訃報に

Kazu.様が他界されたと知って、言葉がありません。
私がMYDEARの投稿者だった頃、アサガオのテーマに書いた詩を評して
くださいました。自分では気づかなった箇所を丁寧に掬いあげて
こちらに提示するように評してくださったことが、その後の詩作の大きな力に
なりました。感謝してもしきれません。
心からお悔やみ申し上げます。

編集・削除(未編集)

Kazu.さん

Kazu.さん
私はもうがっくりです。
作品に猛ツッコミを入れてくれるのは、ガチのKazu.さんだけなんですから。
このめちゃ寂しい気持ちをどうしてくれるんですか、Kazu.さん……
私はKazu.さんのように天国に行けるかわかりませんが、
もしまたお会いできたのなら詩の話を聞かせてください。

Kazu.さんの「穴」という作品を読んだ時、
ああ、この詩人は天才だなと正直に思いました。
(新聞などでとても騒がれて話題になってましたね)
そして今、こちらの作品のような穴を掘っている側の心境に近い……
昨日、Kazu.さんの訃報を知ったのですから。
Kazu.さんに叱られそうですが作品を貼ってしまいます。
また、私にツッコミを入れてくださいね。
大変お世話になりました、ありがとうございました。







なにをそんなに怯えているのか
 ここはわたし以外には誰もいないというのに
 なにをそんなに憂いているのか
 今宵は満月 月の光が満ちているというのに

幼子の覚束ない行進のように
わたしは背を押されて躓く囚人の列にいた
罪状は知らされず
理不尽な拘束のまま
わたしには穴を掘る罰が科せられていた

だから今日一日 穴を掘った
(明日もまた一日中 穴を掘らねばならぬ)
なぜ穴を掘ることがわたしを甦生させるのか
その穴と刑との因果関係を量ろうとするのだが
わたしの声は声にはならず伸吟するばかりで
そして自分が発した声ではない声を耳にして
いっそう後悔するのであった
それはわたしがわたしを生かす唯一の道が
罰としての穴を掘り続けることでしかない
ことを自覚するからであった

 なにをそんなに怯えているのか
 ここには穴を掘るための道具がないというのに
 なにをそんなに憂いているのか
 今宵月明かりに影だけは醒めているというのに

夜中
どこからかまた伸吟する声に目覚めた
日中の喧騒に掻き消されていたものが
夜のしじまに浮かびあがってきたものか
なにかがどこかで傷ついている
もしかしたら
昼間わたしに掘られた穴が
深いところで病んでいて
ひっそりと泣いていたのかもしれない

遠い日
下校時に君と別れたいつもの街角に
今日 掘削機のメスが走り
喪服の女 禿頭の僧侶
野良犬にいたるまでが一様に躓いていた
あの日もちょうど
穴は今日のように掘られていて
君とわたしは一緒にその深淵を覗いていた
君はわたしよりいつも満月のように明るくて
一瞬
わたしは君を突き落としたい衝動に駆られていた
(あの日からずっとわたしの内の深いところに穴がある)

 なにをそんなに怯えているのか
 なにをそんなに憂いているのか

昨日 君の訃報を知った

編集・削除(編集済: 2025年12月18日 02:12)
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