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三浦志郎様 佳作の評を頂き有難うございました。本作は広島の街を明け方に歩いた時に思いついた作品でした。一番は猫を抽象化したかったので、一連目を明確にしようとしたのですが、説明的な作品になってしまったので書き直したら、いつもの私の詩になってしまいました(笑)。今の私のスキルでは、抽象化するものは一つにした方が良いような気もして悩んでいます。悩むことは楽しいのですが。
先生から連絡が来なくなって
しばらくして
ご家族から連絡があり
先生が難病で入院したことを知る
意識は清明でも
ご自分では意思疎通が難しく
ご家族に連絡をしてもらっている
面会謝絶ではないが
ご自分のお考えで
誰にも会わないことにされた
「ごくごく親しい人」
「どうしても仕事上の連絡が必要な人」
そのわずかな人だけが
電話での会話を許された
わたしはご家族に電話をして
用件を伝えて
先生に取り次いでいただくことをお願いした
先生はメールを使われないので
直接お話ししなければならなかった
ご家族は先生がお話しできる時間が分かれば
わたしに伝えてくださるといった
わたしは待った
ご家族から連絡があり
申し訳ないがしばらく待ってほしいという
わたしは待った
わたしは「ごくごく親しい人」ではなく
「どうしても仕事上の連絡が必要な人」
として待った
ご家族から電話でお話しできる日時が指定され
わたしは電話を掛けた
ご家族が「しばらくお待ちください」と言ってから
何分かして先生が電話口に出られた
わたしはご挨拶やお身体についての話は辞めて
用件だけを伝えて
先生のご意見をお伺いし
ご了解を得ようとした
先生はお返事をされたのだが
わたしにはよく聞き取れなかった
その声は絞り出されていた
吠えるように震えて
わたしには聞き取れなかった
あの明晰な先生の話しぶりを想いだし
聞き返すことができなかった
「ありがとうございました」と大きな声で言って
先生がうなずく気配を確認して
用件を終えた
最後の電話を切った
わたしは仕事に支障を生じまいとしたが
仕事などどうでもよかった
わたしが困ればいいことだった
ご家族は 先生を守っていた
先生は 自分を守っていた
先生にとってわたしは
「どうしても対処しなければならない他人」であった
わたしは先生の
あの吠えるような声を聞いて
それを知った
だから
わたしは今
あの電話を掛けたことを
とても後悔している
先生の最後の数分を奪ったことを
とても後悔している
先生に吠えるように声を振り絞らせたことを
とても後悔している
島様、評をいただきありがとうございます。なるほど。私は引き立て役である額縁にもハートがあることを描きたかったのだと思います。ロジックをつける必要がありますね。もっと。本作と向き合ってみます。貴重なご助言感謝です。
愛を奏でるために僕たちは生まれた
明日 生まれる子供たちのために僕らは歌う
それが唄に与えられた使命だから
それが大人になった僕たちの役割だから
公園を僕と君と子供たちで歩く
春の桜が舞い散る並木道を笑顔で
夏の暑さにめげずに笑顔で
秋のおいしいものを笑顔で
冬のマフラーにくるまって笑顔で
満開の花よ 君よ
喜びの声を奏でよう
四季の移ろいに拍手喝采しよう
僕らは人間だ
笑って泣いて怒って哀しんで
そうして日々を歩んでいく人間だ
それは絵となり曲となり踊りとなり
表現される
僕たちは人間という芸術にならなくちゃならない
タイトルをつけられなくちゃならない
平凡な毎日のなかで
きらりと光る瞬間に向かって
僕たちは進み続ける
空を見れば
神様がいつも見ている
人間の名付け親の神様が
人間という芸術たちを
期待と不安の中で見つめている
僕らは答えなくちゃならない
そのために一生懸命に生きているんだ
人生という長い道のりを
孤独という荒波にもまれて
手と手を取り合いながら
今日という日が終わり
明日という日が始まる
昨日は夢となり
想い出となる
それが人の一生
運命の道のり
僕たちは目覚める
おはようございますの言葉と共に
そして
僕たちは
未来を作る
こんにちわとさようならを繰り返しながら
さまざまなドラマを演じながら
やがて永久の眠りにつくその日まで
おやすみなさいと祈りながら
神さまの元へ帰るその日まで
島 秀生さま 評ありがとうございます。
今日と明日の部分は自分では気づきませんでした。
直しておこうと思います。
いい評価して頂いてうれしいです。
ありがとうございます。
三浦志郎さま 評ありがとうございます。
この詩はあまり深く考えずに思いの丈をぶちまけた感じです。
フラストレーションが溜まっていたんだと思います。
「ふあぁ〜 よくねむったなあ」
おうちからねむそうにでてきたクマさん
「クマさん おはよう おねぼうだね
はるはとっくにやってきたよ」
「ウサギさん おはよう あったくなったね」
クマさん ウサギさん どうぶつのもりは
はるがきたからみんなでてきた
コトリさんもはるがきてうたいだした
このまえまで まっしろいゆきだらけのもりが
ゆきがとけてみどりがふえてきた
みんなはるがきてうれしいね たのしいね
これからもりでいっぱいあそべるね
まずは読んでいただき、誠にありがとうございます。そして素敵なご感想、嬉しい限りです。これからの励みになります。ありがとうございました♪
春間近な青空の下
空を見上げて大きく息を吸い込む朝のホーム
やがて通過してしまう準急電車を待つ
そして僕は目を凝らして通過する車内を見つめる
片思いのあの人が乗っている準急電車
コンマ何秒の中 僕は毎朝見つけてた
その時だけ頭の中ではスローモーションとなり
見えた喜びと今日もクラスで会える喜びが
僕の一日を有意義にしてくれた
こんな日が片思いでもずっと続くと思っていた
やがてゆっくりと向かってくる各駅停車
あの人を追うかのようにホームに滑り込み止まる
だけどきっと追いつく事はない片思いの各駅停車
それでも同じ線路を走る嬉しさがあった
だけどずっと続かないと理解した時
もし告白したら追いつけるかもしれないなんて
ゆらぐ心の中に芽生えた告白の二文字
そして僕の大事な一日が始まる
あの日の春まだ浅い青空が
僕に小さな勇気をくれたのかな
限られた数年をもっと続けたい気持ち
告白の二文字は好きですの四文字へと変換し
音となりあの人の耳から心へと滑り込んだ
やがてあの人は準急電車から各駅停車の電車に
そしてクラスメイトから彼女に変わってくれた
ホームに桜が舞ってる
サクラサク
感想と評を頂きまして誠にありがとうございます。
この詩は自身にとっても書き出してみて、好きな詩であったため秀作を頂けてとても嬉しかったです。
タイトルも含め何度も何度も投稿まで推敲しました。
今回は月を見て想った「想像」とそこから紡いだ「創造」から創作の観点に絞ってまとめることができました。
次作ではもっと広い観点から月に関しての作品も挑戦してみたいと思います!