◆ここは「MY DEAR掲示板」です。
詩をある程度の期間書いている方、詩に意欲的に取り組みたい方、詩人に向け成長を目指す方はこの掲示板をご利用下さい。
あなたの詩をしっかりと読み、評や感想を、しっかりと書かせて頂きます。
ここから詩人として巣立った人は数知れず、です。あなたの詩を継続的に見守り、詩の成長を助ける掲示板です。
(あのーー、私が言うことでもないんですけど、詩は自由を旨としていますから、どこにでも投稿しようと思えば、投稿できないところはないんですけど、いきなり大きなところに挑戦しても、世の多くのものがそうであるように、ポッと書いて、ポッと通用する、ポッと賞が取れる、なんてことは、まずありえないことというか、相当に稀有な話なのです。
やってみることは止めませんけど、大きなところのノー・レスポンスにがっかりしたら、
あきらめてしまう前にMY DEARに来ませんか?
MY DEARは投稿された作品全部に評をお返しします。
本来、こつこつ実力をつけてから、賞などに挑戦するのが、スジだと思いませんか?
MY DEARはあなたのこつこつを、支援するところです。)
なお「MY DEAR掲示板」では、新規ご参加の際に、ペンネームとメルアドの届け出が必ず必要です。
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どんぐり
どんどんぐりぐり
どんぐりぐり
硬い殻に包まれ
中から
どんどんどん
何者かになりたいと思っていた。
何かをやりきって
何かを成して
誰かに名前をきざまれる
誰かに名前を伝え続けられる
誰かに求めるように
名前を呼ばれ続ける
何者か、に。
大量のどんぐり
どんぐりの背比べ
どれも変わらず
どれも同じに見える。
どれが君なのだろう?
私は、この中のどこにいたらいいのだろう?
その「何か」すらも見えていないけれど。
淡い水色と薄暗さがブレンドした
自己は
存在意義を求めて
透明を目指し苦しんでいた。
自分の姿と合わない気持ちを持て余す。
つやつや茶色の
ちっちゃな姿
おなじ姿に
おなじ中身
こころに形や色があったら
それは同じみたいなのかな?
どんぐりみたいに。
半ば強制的に
区切られた箱庭の
限られた段階分け。
その箱庭の中にもある
自由さに無自覚でいられて
箱庭の中の不自由さだけに
苛立っていた。
そんな私も
社会と呼ばれるところに巣立つ。
生まれ育った木
そこから落ちて
次に繋いで
消えてゆく。
そう教えられていた。
この木は
私にとっての箱庭。
ねずみさんに運ばれて
私はちがうところへ。
何者にでもなれると思っていた。
何者にもなれないと思っていた。
相反する気持ちは
振り子のように揺れ動く。
何かにおもちゃみたいにされるような気持ち
わかっている
姿を変えても
私はどんぐりでしかないんだ。
ゆらゆらゆれる
やじろべえみたいな
自分。
他に姿を変えるけど失敗をする度に
叱られる度に
縮こまる。
成功経験を積む度に
褒められる度に
伸びゆく。
どんぐり合同会社
どんぐりレストランの経営
給与の支払いはどんぐり
元気で明るいどんぐりな貴方と働きたい
居場所ならあるのかもしれないと思った。
本物とか、偽物とか
一流とか、三流とか
そんな言葉の刃がつきささる。
何者かになりたいから。
誰かに認められないと
私は何者かを証明できないのかも?
もっとツヤを磨け!
もっと色を濃く!
もっと色に渋みを!
言うことは皆んなバラバラ好き勝手。
認めたいものを
認めたいのだと知った。
まずは……生きていかないと
何者にも……自分にもなれない。
まずは生きることに懸命に。
生きていく上で
誰かの語る
本物とか、偽物とか
どうでもいい。
そんな価値観は要らなかったんだ。
誰かが作った格付けなんて
どうでもいい。
大地をしっかりと感じて
根を張ることが
きっと大事で。
会社や学校に向かう満員電車
段ボールに詰められたどんぐりのような
満載感で鉄の箱が自分を運ぶ。
世界から見たら
私の大きさは
多分どんぐりくらい。
どんぐりなんだけど
どんぐりって自覚するのが
難しい。
可能性って言葉は
どんぐり以外になれる気が
してしまうから。
どん
満員電車詰め込みの人の中を押すように
ぐり
そこから抜け道をみつけて
進むように
どんどんどん
抑え込む硬い殻を叩くように
ぐりぐりぐり
詰め込まれた社会から抜けるように
大人になっても
箱庭のようなところにいるけれど。
木には
まだ、なれていないけど。
視線が高くなって
鉢植えの木くらいには
なれただろうか?
外の空気が必要なのは
どんぐりも
私もそうで
プラットホームに差し込む朝日と
取り戻した自分一人分の酸素に
ほんの少しほっとする。
まずは……そう……
未来のため
今見える足元に
根をはるんだ。
温泉郷様
この度は免許皆伝おめでとうございます。
今後はMYDEAR同人としてご一緒させて頂きます。
新作紹介のコーナーを楽しみにしておりますので
宜しくお願い致します。
青葉踊る新緑の木々たち
差し込むみどりの木漏れ日のなかを
身体全てに光を浴びて歩いている
わたしの顔 手 胴体 反射する瞳の奥までも
青葉のみどりに染まった
いまわたしは揺れる葉の音と光と混ざり合い
みどりいろの一(いち)なるものへ
森のなかの道はここからずっと真っ直ぐに進む
整えられた遊歩道の先は出口まで続いている
決められた道程を進めば終わりまで無事たどり着く
人の生き様は道にも喩えられるけれど
この道のように分かりきったものではない
くねくね曲がり 別れてはまたひとつになり
途中で行き止まり
引き返さなければいけなかったり 迷う
ここを進み続けても大丈夫なのか迷い続ける
そんな道の途中 森の中で見かけた少女たち
ふとした拍子につむじ風がヒュルルと吹いて
前を行く少女たちのスカートがふわりなびいた
集団は歓声を上げながら青葉の森を
騒がしく駆け抜けていく
大人がどこかに忘れてしまった幼さを
お揃いの通学カバンに詰め込んで
少女たちはこの瞬間(とき)青春を謳歌しているのだろう
きらきら輝く横顔にわたしは青い若葉の姿を見た
思わず声が漏れる
弾ける若さは力なり
瑞々しい青さは無敵なり
そして透き通る可愛らしさは正義なり
少女たちは大人に隠れて夢を見る
甘くて苦い青葉の季節
乙女でいられる瞬間は思っているよりずっと短い
その日々を同じように過ごしてきた私から
一つだけ 教えてあげる
大人も隠れて夢を見ているのよ
それが分かるのは あなた達が大人になった頃
青葉の森のなかを歩き続ける
舗装された真っ直ぐな道を
曲がりくねった人生に沿って歩いていく
青葉の時は過ぎ去ったけれど
まだわたしの道はこれからも続いていく
温泉郷 様
この度は免許皆伝おめでとうございます。
今後は新作紹介で作品を読ませていただくのを楽しみにしております!
今後とも宜しくお願いいたします。
温泉郷 様
この度は免許皆伝おめでとうございます。
レギュラーメンバーとして
ご一緒させていただきます。、
今後ますますのご活躍を楽しみにしております。
利用しているプロバイダーのサービス終了と移行措置に伴い、
現在、MY DEARのホームページも一時停止中です。
3日ほどで再開できると思いますので、
しばらくお待ちになって下さい。申し訳ありません。
ご迷惑をおかけ致します。
(儲からない部門は切っていくのか、プロバイダーのたびたびの変更措置には泣かされます。)
温泉郷さま
このたびは免許皆伝おめでとうございます。
はじめまして、瀬未と申します。
投稿欄での数々のすてきな作品を拝見させてもらっていました。
これからも温泉郷さんの詩生活がますます豊かになりますように。
新作紹介でもどうぞよろしくお願いします。
温泉郷様
免許皆伝とのこと、誠におめでとうございます。
改めて貴詩を読ませていただき、まず題材の多様さ、
そして、それを自然体で、実にやわらかく描く力量、
すばらしいなあと感じました。
自分もそうありたいと常々思って書くものの、
いつも途中で・・・ 化けの皮がはがれてしまいます。
レギュラーメンバーとして、
今後ますますのご活躍を楽しみにしております。
この度は免許皆伝、まことにおめでとうございます。
いつも、作品のなかに生きた温泉郷さんがいらっしゃるようです。
どうしてかなと、考えています。
また新作紹介で、こちらを見ていらっしゃるような作品を読ませてくださいね。
おめでとうございました。