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ここから詩人として巣立った人は数知れず、です。あなたの詩を継続的に見守り、詩の成長を助ける掲示板です。
(あのーー、私が言うことでもないんですけど、詩は自由を旨としていますから、どこにでも投稿しようと思えば、投稿できないところはないんですけど、いきなり大きなところに挑戦しても、世の多くのものがそうであるように、ポッと書いて、ポッと通用する、ポッと賞が取れる、なんてことは、まずありえないことというか、相当に稀有な話なのです。
やってみることは止めませんけど、大きなところのノー・レスポンスにがっかりしたら、
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それぞれが
好きな本を読んでいる
雨粒が伝う窓際
コーヒーの香り
難しい本を読んで
ひけらかしては
彼女に叱られていた私
今度こそは
カッコいい言葉だ
彼女は美しい指で
ページをめくろうとしている
この言葉どう?
今 思い着いたんだ
空想は主観的真実である
空想は客観的に見れば
現実離れしている
でもね
その人の経験や知識や感情が反映されていて
その人固有のものだ
その人にとっては大切な真実であり
だから
主観的真実なんだよ
彼女は納得のいかない顔で
「客観的真実じゃないの?」と言った
え?
空想は実在しないから
それ自体は主観的だよ
彼女は寂しそうに
また 本に目を落とした
私はなぜか 少し焦った
僕が言いたかったのはね
空想だって
その人にとっては地に足の着いた
生活の一部なのだということなんだよ
そのとき限りで
消えてしまうものかもしれないけれど
空想しているその瞬間には
その人にとって間違いなく実在する
かけがえのない真実なんだ
ということなんだよ
彼女は初めて
私の好きなあの笑顔になった
それなら賛成するわ
あなたの中では
私は主観的真実であり
実在する大切な生活の一部なのね
私はもう
客観的には実在しないけれど
あなたの主観的真実であれば
それでいいわ……
あの雨の日 彼女が何を読んでいたのか
もう思い出せなかった
井嶋りゅう様 評をいただきありがとうございました。ちょうど1年前に初めて投稿させていただいたのが同じ題名の作品で、最初に感想をいただいたのも井嶋様だったので、1年後に記念にもう一度見ていただきたいと思って、同じタイトルで書いてみた次第です。たった1年でしたが、身の回りには色々と変遷があり、公園まで変わってしまいました。タイトルの件、ご助言ありがとうございます。考えてみたく存じます。井嶋様の評をいただくのはこれが最後となり、寂しくはありますが、これまでのご指導に深く感謝申し上げつつ、新天地でのご活躍を祈念しております。
評ありがとうございます。
なんとなく「根無草」と「浮雲」とい言葉が面白く感じられて書いた詩です。
楽しんでいただけたら幸いですが……5連目ですか。
唐突なお誘い感はありましたが、浮雲の気まぐれということで
サラッと流したつもりでしたが、それが良くなかったのかな?と。
「マヨネーズ工場」は唐突度合いが自分でもすごいと思いました。
自然な流れにできずに残念!
童話的な詩……意識したことはないですが、
たまに無性に描きたくなる平仮名だけの詩とかに
心当たりがあります。
全評者に当たりたいというのがありますが
今週は紗野さんの回に間に合いそうにないので
島さんの回に狙って投稿してみます。
改めまして、評ありがとうございました。
お仕事に励まれるとのことですが、
お身体にもご自愛しながらのご活躍をお祈り申し上げます。
哀しみの涙が乾いたあとは
晴れた空を見上げよう
雲の切れ間からのぞく太陽の光が
君を癒してくれるから
人生のうちあと何回泣けばいいのだろう
そのたびにやさしい川のせせらぎに涙の流れる音が重なる
怒りに身を任せて地面が揺れる
地球も怒り苦しむこともある
そんなときは机の下でじっと我慢しよう
笑顔は満月の鏡によく映える
にっと見せた白い前歯がきらりと光る
月のうさぎが踊れば
手拍子を打って僕らもおどろう
四季の移ろいは喜怒哀楽とそっくり
自然と人はいつも同じ顔で笑ったり泣いたりしている
3/11〜3/13までにご投稿分の評と感想です。ご投稿された詩は、一生懸命書かれた詩ですので私も一生懸命読ませていただいておりますが、上手に意味を読み取れなかったり疑問を書いたり頓珍漢な感想になったりする場合もございます。申し訳ございませんがそのように感じた場合には深く心に留めず、そんな読み方もあるのだとスルーしていただけると助かります。どうぞ宜しくお願いいたします。
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「根無草と浮雲」松本福広さん
松本福広さんこんばんは。
以前ご投稿いただいた「マヨネーズ工場」でしたか。今回の詩の5連目であちらの詩の展開を思い出しました。前回のアドバイスも引き続き今回に含みたいのですが、4連目までは違和感なく読み進めました。6連目も素敵なのです。引っかかるのは5連目でしょうか。5連目だけ色合いが違うように感じるのです。急に浮雲さんから誘われる設定になっていますが、4連目までの色合いの流れを汲むと、「いつか浮雲さんを飲みに誘ってみたいと思うのです」くらいでおさえる流れから6連目にいったほうが違和感がないように感じるのです。4連目まではたんたんとひとり語りで、根無草や浮雲が人物を紹介する例えで登場していたのに、5連目で急に命を宿しているかのような出現をする書き方になってますので、この部分に引っかかったのです。この詩はとても良い詩なんですが、5連目とそのほかがうまく融合されていないのだと思うんですね。アドバイスとしては上記のものか、あるいは、5連目にあるやわらかさをメインにして、最初から根無草と浮雲の会話にしてしまうという手もあります。もしかしたら松本さんは童話的な詩をお書きになる素質のあるかたなのかも知れません。私は今回の詩を読んで、逆に5連目に注目してみたいと思いました。5連目がもつやわらかさでもってもうひとつの「根無草と浮雲」を書かれて見ても面白いかもしれません。ひとつでも参考になったら嬉しいです。また書いてみてくださいね。
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「筑波の春」小林大鬼さん
小林大鬼さんこんばんは。大変お久しぶりですね。お元気そうで何よりでした。
さて、この詩は岩手県大船渡市の山林火災について書かれたものですね。火災と雪。その対照的なワードが色彩的なアプローチにも感じて、じっとりと良い詩でした。運転手から聞く災害と、タクシーという安全な場所にいる「私」との対比も、ある意味残酷が描かれているような気がして、ぼうっと余韻にひたりました。今年は全体的に雪予報が多いように感じます。なにかこう、閉じ込められていくような、行き詰まり感なども感じました。小林さん、またいつでもいらしてくださいね。
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「ヘビースモーク」喜太郎さん
喜太郎さんこんばんは。
まず冒頭の「あなたは私の中から選んだのは性欲」ですが、「あなたは」ではなく「あなたが」のほうがしっくりくるように感じました。さて。この詩は煙草を擬人化しているように読みました。この詩のいちばん気になるところは、煙草と性欲が繋がっているように書かれているところでしょうか。そこは私の中では繋がっているように感じません(どちらかというと食欲のほうが性欲に近いイメージで煙草は依存が主)が、喜太郎さんの中では繋がっているのでしょう、そして、繋がっていても良いのです人それぞれですので、が、「性欲」と書いてしまうより「性欲」なんだろうなと読み手が感じるように書かれてあったほうが、読み手の共感度つまり納得度が高まると思いますので、その辺をご再考いただけたら嬉しいです。今回は全体的に推敲回数をもっと増やした方が良いような気がいたしました。
ほぼラストで「あなたの寿命は私のモノになる」はとても良いと思いました。また書いてみてくださいね。
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「すみれ公園の桜」温泉郷さん
温泉郷さんこんばんは。
2本の桜の老体樹の一本が折れたのをきっかけに根元から伐られたというエピソード。記憶にありましたので調べましたところ、去年のちょうど今くらいに同じタイトルで投稿がありました。今回は続編という認識で宜しいのでしょうかね?申し訳ありませんが当時のテキストが見当たらなく細かいチェックが出来ませんでした。自分の評を読み返して、去年の詩とは今回は違う内容だと感じましたので、こちらはまた新たな詩ということで読ませていただきました。
去年一緒に写真を撮ったお母様が今年はいない、ということ。その事実が、伐られた桜の樹と重なってとても切ないですね。しかもすみれ公園自体が改修工事に入ってしまって、桜をのんびり眺めるどころではなく、騒々しい現場で、残ったもう一本の桜が静かに咲き誇っている、その何とも言えない悲哀が、桜の花びらみたいにはらはらと散っているような映像を想像しました。5連目の「工事のことは言わないでおこう」という気遣いが、まるで残った桜との約束ででもあるかのような、この桜がこの詩の主人公と同一のような、春独特の胸がしめつけられる感情を抱きました。もしかしたら私だけではないかも知れませんが、寒かった冬からだんだんと暖かくなって、花が芽吹いて春を感じる季節に、私は少し憂鬱になるのです。子どもの頃からそうで、春は苦手な季節とも言えます。最近は花を育てることでその苦手を回避しているような気がしますが、だからこそ、このすみれ公園の桜は心が痛いですね。来年こそ穏やかな心で楽しみたいものですね。佳作といたします。ところでタイトルの件ですが、前回と全く一緒ですが内容は「その後」感がありましたので、「すみれ公園の桜2025」とか「すみれ公園の桜その後」とか、(ちょっとうまいアドバイスがなくてすみません)少し変化があったら良いかなと思いました。宜しかったらご一考くださいね。温泉郷さんは非常に良い感性をお持ちですので、これからも引き続き頑張ってくださいね。
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以上、4作品のご投稿でした。
どうもありがとうございました。
私事で恐縮ですが、今回を持ちまして評者を抜けさせていただくこととなりました。長い間大変お世話になりました。ご投稿くださっていたかた、気の利いた評を書けずでしたのにもかかわらず、どうもありがとうございました。引き続き新作コーナーで宜しくお願いいたします。
水無川渉さま、荻座利守さま、お引き受けくださり誠にありがとうございます。今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。
花粉や黄砂など、体調を刺激するものが舞っておりますので、皆さまどうぞご自愛ください。
どうもありがとうございました。
井嶋拝
小さな火の粉が手の甲に口付けをする
ぱちっと音を立てて
空気を恥じらいに染る
いつしか紳士は形をなして
大きなものに手を伸ばす
誰の所有物であったか
空という広大な何かを己のものと定義する
彼の歩みを誰が止められようか
白帝の調べは彼に名を与えた
お空はどこまでも続いている
前に前に進んだところで壁があるわけでもない
後ろに進んだところで
前やも後ろやも教えてくれる本もない
偉大な彼は飽き飽きしていた
人肌は罪深き恋
時計草はあの日の口付けで止まったまま
ぱちぱちばちっと
火の粉が飛ぶ
ぶわりと空にくしゃみした
独りお空にくしゃみした
おっきなお口で歯を見せながら
お空は茜色にかわる
もともと茜色だった気もする
空の色は何色か
目に映る空はいつだって茜色だ
青い空があると
だれが教えてくれるだろうか、
黒い羽が落ちてきた
帰る場所は溶岩か
それとも厚い氷の中か
風は冷えて炎を揺らす
孤独は炎に焼かれてく
蜜の香りがトカゲを煽る
そぞろそぞろな毛が逆立つ
ぱちぱちばちばち燃えている
落ち葉は炎の中で踊る
栄光をかたどった雲は攫われる
傲慢な僕への罰かのように
攫われた雲は僕の罪をかたどる
サラマンダーの焔が雲を吸い込んでいく
ぬくもりは僕を寂しくさせる
炎が僕を包み込んだ
空から僕を守るように
サラマンダーが息を吐く
熱い熱いと泣く少年
熱さはしだいに思い出となる
あの日母がくれた昂揚する心臓
目を閉じて
頬は微かに湿っていた
あたたかさは涙を乾かす
ドライヤーのようなあたたかさ
心地いいあたたかさ
すぅすぅと寝息をたてる
鼻提灯は見えたり消えたり笑ってる
熱さは眼を砂漠にする
水を求めて眠りから体は起こされる
少年はいなかった
代わりに僕がそこにいた
むず痒さが僕を離れない
抱きしめてもらいたい
頭を撫でてもらいたいような
そんなちっぽけなもの
サラマンダーは息を吐く
熱くて溶けしまいそうな
重いようで軽いような
私をあたためてくれる流れ
朝かも夜かも夕方かも分からない
赫く橙と揺れ光る
私を燃やす炎は彼岸花の繭になる
真っ赤な揺籃は私を寝かしつけて
炎の揺れは歌になる
泣きじゃくる子に子守唄を歌うように
かつてすべての空を手に入れた翼が
とんとんと優しく背中を叩く
母の腕の中はあたたかいと知った
ただ淡く哀しく燃える
そこに意味などありはしない
ほのおは揺れる
曖昧に
炎だけが私をおんぶしてくれる
炎は燃える
ときには海に咲き
空を飲み込み
大地に立つ
無邪気で優しい僕の心
太鼓が鳴り止まないかぎり
炎は僕を燃やしつづける
春のある日
散歩に出かけた
土手を歩いていると
ソーダ水のようなせせらぎが聞こえてくる
住宅街を歩いていると
園児のような小鳥たちがさえずっている
すれ違う人は数えるほどしかいない
橋を歩いていると
騎士のような白鷺が小川の真ん中に立っている
長く鋭い嘴が剣のようだ
小さな神社に立ち寄る
境内の木たちが微笑んでいる
神様の前で願い事をつぶやく
家への帰り道
日差しは蜜柑のように暖かくなっていた
風の色が変わってゆく
橋まで戻り川を見たが
白い騎士はもういなかった
たわいもない一言だよ
「あれ?香水変えました?
春らしくて良いですね」
ただトリートメントを変えただけなのに
雑な後輩程度に思ってたのに
年下で規格外のはずだったのに
あのたわいもない一言が
私のおひとり様の心に
深く深く浸透して
あの時からあなたを見つけるとドキドキして
話すだけでしどろもどろって
今の中学生でもならないっつうの!
でもね………言わせて
あの頃に戻って可愛く言わせて
理由なんて分からないけど
『ガチでしゅき‼️しゅき‼️だいしゅき‼️』
ジリリリ 目覚まし時計の音
今日は日曜日 僕は伸びをしてベッドから起き上がる
もう用事は済んだから今日はゆっくり過ごせるだろう
洗面所で顔を洗って鏡を見たら昨日殴られた所に青痣が出来ていた
痕が残って朝からツイてない
目が覚めたら朝食の用意をする
食パンをトースターにセットして ベーコンエッグをフライパンで香ばしく焼き上げた
サラダとバナナを皿に盛り付けてからコーヒーをカップに注いで今日のメニューは完成だ
「それでは、次のニュースですが……」
キッチンで調理してる間に点けていたテレビでは
ニュースキャスターが淡々と昨日発生した通り魔事件の報道をしている
キャスターが伝える被害者は知人と同姓同名だった 顔写真は出ていなかったから本人なのかはまだ分からないな
食事を済ませて食器を洗っていると外の道路が騒々しい マンション前の道路を今日三回目のサイレンが忙しなく通り過ぎていく
身だしなみを整えた後に青痣をマスクで隠したら買い物に出かけることにしよう
重たいドアの鍵を施錠する時に
「グチャッ……ビチャッ……」
部屋の内側から湿ったものが落ちる音が響いた
僕はその音に一寸手を止めたが━━━━
何も聞こえなかったように部屋の鍵を半回転させた
黒のキャップ帽を目深にかぶった僕は足早にマンションの階段を降りていく
今日は『いつもの』日曜日
きっとお腹も減っただろう
食料(エサ)を買って帰るからね
湯舟は
しばらく体を預けるだけで
私を芯から温めてくれる
時が来ると
ふわっと体のほどける感じ
私は お湯に溶けてしまう
至福
そうか
子どもの頃 父の言ってたのは
このことか
お湯から上がろうとする私に
まだまだ 温まっていないよ
わからなかった
観たいテレビもあったし
もう冷たいところなんてなかった
もしかしたら
子供の体は小さくて
上から下まで温まるのに
父ほどの時間はかからなかったんじゃないかな
でも父にとっては
自分のメモリが 真実
子どもは 合わせるしかなかった
ふとそれを 思い出したのは
近所の小さな交差点
小さかった頃のうちの息子は
横断歩道のずいぶん前で
よいしょ と自転車からわざわざ降りて
青になるのを待っていた
そんなに遠くじゃ人に当たるよ
ぎりぎりまで来ていいんだよ
そのたび降りたら遅くなるよ
そんな言葉をかけていた
何度目かのその時 息子は
ほんの少し声を荒げて
ここから先は 危ないんだよ
坂道になってるんだよ
え そうなの?
確かにあった
横断歩道に差し掛かる所で
ほんのかすかな下りの傾斜
それは小さなキミと自転車にとって
全力で臨む関門だった
キミより力のある私には
まさかそうとは気にも留めずに
自分の正義を振りかざしていた
湯船からあがらせてくれなかった
あの頃の父と 同じだね
ごめんごめん
ひどいお母さん だったね
今さら謝っても もう遅い
これからのキミは
信号を待つ位置を決めるより
もっと大きな岐路に立つ
あの頃私がしたように
押し付けするわけには いかないね
そっと 見守るだけにするよ
自分で決めて進むんだよ
自分を信じて 自分の足で
少しは頼って欲しいけどね