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編集・削除(編集済: 2024年09月10日 18:37)

雨音様 評をありがとうございます。 津田古星

こんにちは。ありがとうございます。
簡潔に過不足なくとの評を大変嬉しく思います。
私は「父の娘」でした。子供の頃から母より父に理解されていたと感じてきたという意味ですが。たぶん気質やものの考え方が似ていたのだろうと思います。この秋は父の七回忌でした。
祖父も覚え書きのようなものを遺していたようで、それは十人の子供の末っ子である叔母が譲り受けて、祖父の死後60年近く経った今でも、叔母が大切にしているようです。文字で残っているものは、とても重く懐かしいです。

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睡歌  秋乃 夕陽

夢の中でも詩を作っていた
映画のパンフの写真の切取りを
二種類ぐらい並べて
物語風に詩を作っていくのだ

〝いまはまだ蒼い空の下で〟
〆の文句を考え付いたところで
唐突にもう一つ詩を思い付いて
急いで白い紙に書き殴る
「あれ?最後の言葉なんだっけ?」
初めに書いた詩の〆の文句を
忘れそうになって
慌てて思い出しながら末尾を書き足す

〝いまはまだ蒼い空の下で〟
目覚めてからやっと
それはすべて夢だったのだと気付くのだ

どうやら寝ても覚めても詩を書き綴るらしい
休まる暇などなく
しかし自分にとって詩を書くしかないのだと
自覚せざるおえない
これからもこうやってツマラナイ言葉を
黙々と考えてゆくのだろう
たとえ周りの草木が枯れて風が吹いても

いま詩を書いているこの瞬間も
もしかしたら夢なのかも知れない

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雨音様 評のお礼です 上田一眞

こんにちは。上田です。
雨音さんにはいつも素敵な評や感想を頂き、感謝しております。今回は拙作に佳作を頂戴して大変嬉しく思いました。
ご指摘の部分はまた推敲して、よりよい作品に仕上げて行きたいと思います。ありがとうございました。
昨今は詩の難しさを痛感しております。書ける限り投稿したいと思いますので今後とも宜しくお願い致します。

編集・削除(未編集)

雨音様 お礼

一本の評ありがとうございます。

申し訳ありません。まず言い訳を。
競技の中にある躍動感、熱、無常などを表現したかったのですが調べ物に準拠し過ぎて……一旦消して考え直そうとしたのですがパスワードを押し間違えたのか直せず……。

それはともかく、競技者の心情も詩ならとらえたいですね……スポーツの種類を変えて、また挑戦してみたいと思います。
ありがとうございました。

編集・削除(未編集)

評ですね。 10月25日〜28日ご投稿分  雨音

「万華鏡」秋さやかさん
秋さん(秋さんって秋に話しかけているみたいで素敵ですね)こんにちは。
こちらの作品にはちょっとおまけの佳作をお届けします。
まず、万華鏡の中に「あなた」が見える、というところがとても素敵ですね。そして、回すたびにいろんな姿を見せてくれること、なんだか色々深く共感しました。苦手な模様も、素敵な模様も同じものから作られている、というメッセージが伝わってきました。
万華鏡は英語では(あえてカタカナにしますが)カレイドスコープとよばれていて、「美しいもようを見る」という意味のギリシャ語がもとになった言葉ですが、こんな風に作品として拝見するととても新鮮に感じました。おまけ、の部分ですが、「あなた」が多く出てくることから、あなたが特別な人だということがわかります。なので、最後に「人」という一般的な言葉が出てきたことが少し唐突に感じました。ここはもうあなた推しで、「特別な人」とかそういう風にしても良いかもしれませんね。そして、万華鏡をもう一度回してみたら、というのも、これからも何度となく回していくんだろうなというのが伝わってきました。素敵なストーリーでした。

「般若の微笑み」上田一眞さん
上田さん、お待たせしました。
この情景はお母様が亡くなった経緯を書かれた作品から続いて拝見しているために、より身近に感じることができました。そしてまた、認知症を持った高齢者を身近に持っているので、そう言った意味でもとても伝わってくるものがありました。そういう意味で少しフィルターがかかっているため、そこは少しフラットにして読み返しました。(誰にでも伝わるのかということが大事ですよね)
まず、二連で、怪しく蠢いている、という部分から、この継母との関係性が平坦なものでなかったことが伝わってきました。三連目はこのままでももちろん構いませんが、ちょっとだけ引き算してもいいかも。今年の十二月で、などは大きな意味はないと思います。なので、この冬で、とか簡単にするとこの連の重さが減るかもしれません。というのもこの三連は修羅の道からが大事で、そちらを引き立たせた方が、という気持ちがありました。ここからは後半に向かってとてもよかったです。特に一字下げになっている継母さんの語りの部分が良いと思います。後半が大切なので、やっぱり、この三連は少し軽くする方がいいかもしれないですね。ご一考くださいね。全体としては、日常の一場面でありながら、百年近い人生の終焉を迎えている一人の女性と、その女性を見送ろうと決意している主人公両方の人生が、長い葛藤が今、凪の時を迎えようとしているのかなと伝わってきました。とてもよくかけていると思います。佳作です。

「一本」松本福広さん
松本さん、お待たせしました。
剣道の「一本」に関する作品、全く剣道の知識がないので、そうなんだなと思いながら拝見しました。大変整理され丁寧に順序立ててわかりやすく書かれていると思いました。ここに、実際に競技をしている人の気持ちが重なっていたり、逆に全く関係のないことをこの剣道の一本に重ねてみたりすると、この作品がとても生き生きとしていくと感じます。この場合は、最終連をもう少し肉付けしてボリュームを増やして書いてみると良いかもしれません。一本取られてしまった時、取った時の、感情というのかしら、そういった人間っぽい部分があってこそ、引き込まれていくのかなと。この辺りはご本人の好みもあると思いますので、ご一考くださいね。

「父の日記」津田古星さん
津田さん、おはようございます。お待たせしました。
こちらは佳作とさせてください。とても簡潔に淡々と書かれていますが、過不足なく、行間から伝わってくる作者の情感がさりげなく良い作品だと思います。認知症のある方を私も身近に持っていますが、今、を生きている方達だとつくづく感じます。その今が生き生きとしているのなら、よしとしなければ、と最近思ったところです。10分前のことは忘れてしまうのだから、日記はやっぱり無理ですよね。もしかしたら、日記をパタリと辞められたこと、そして、もっとあっただろう日記を多分ご本人が処分されたことも、病気を自覚された時だったのかなと思いを馳せました。こういった私ごときが想像しているようなことも、当事者である津田さんは色々考えられているでしょうし、湧き上がる感情もたくさんおありだったと思います。ですが、そこを極力抑えて書かれていることがこの作品をとても良いものにしていると感じます。蛇足ですが、この作品には実は泣いてしまいました。私の父も他界して間もなく私の父の場合は日記ではなくて手帳が何年も残っています。これは日記に近い形でぎっしりと書かれていました。私はまだこれを読むことができないままでいますが、やっと読もうかなと思えるようになりました。ありがとうございます。

::::

終わりに。

Kazu.さんのお知らせを伺って、本当に心から胸が震えました。なんて誇らしい、と。仲間と言えることを光栄に思っています。日本に戻ったら、お手紙をしたためてお送りしたいと考えているところです。ファンレターっていうのかしら。

富士伊真夜さん、この度はダブル受賞、おめでとうございます。
素晴らしいですね。これからがとても楽しみでなりません。
ますますのご活躍、応援しています。

秋が深まっていきますね。

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井嶋りゅう様  まるまる

[悪くない」に評をありがとうございました。
ご指摘いただいた夫の言葉を書いたところ、「ひっかかり」を確かに感じました。
意図するところは井嶋さんのお見立て通りですが、「詩」と言うのは意味が通じればよし
と言うものではありませんね。
反省!大きな課題です。
「悪くない」について、井嶋さんの思いに触れる機会になったなんて、楽しさもありました。これから
食器を洗うたびに井嶋さんを思い出してしまいそうです。共感していただけたなんて、嬉しかったです。
今回もありがとうございました。

編集・削除(編集済: 2024年11月06日 23:20)

コツコツさん  じじいじじい

コツコツさんは雨の日も晴れの日も
自分の夢に向かって歩いています。
一歩づつ 一歩づつ
コツコツと頑張っています
決して大きな一歩ではないけれど
前に向かって歩いています

歩いていると時には大きな壁にあたっても
時には大きな河があらわれても
コツコツさんは頑張って壁を乗り越えて
大きな河を泳いで超えて前へ進みます

でもね時にはコツコツさん一人では
乗り越えられない壁や泳ぎきれない大きな河にぶつかります
そんな時は胸を張って大きな声で叫んでください
「できないよ!つらいよ!たすけてよ!」
それでいいんです 人なんだから
コツコツさんは頑張り屋さん
でもね一人で頑張ることも大切だけど
「たすけて」と泣くことも大切だよ
人なんだから

コツコツさん
「一人じゃないよ 仲間がいるよ
みんなコツコツさんの仲間だよ」
「いつまでも いつまでも」

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井嶋りゅう様 評のお礼です  温泉郷

井嶋りゅう様
 お忙しい中、今回もお読みいただきまして、ありがとうございました。正直申しますと、あまり自信がなかったので、望外のお褒めをいただき、とてもうれしいです。子どものうれしそうな瞳は地球の宝だと思い、実体験を作品化してみました。どういうわけか、私は幼児と目があうと、笑ってもらえることが多いようでして、交流を楽しんでおります。タイトルについては、本文が何とかできてから力尽きて、やや適当につけてしまったのですが、助言いただいた「2分」にさせていただこうと思っております。ありがとうございます!前々回も助言いただいたので、それから詩集を読む際に、タイトルの付け方に気を付けていたのですが、自分の作品については、思いが至らず、難しいものだと思いました。「タイトルも詩の一部」だと改めて肝に銘じたいと思います。今後ともよろしくご指導くださいますようお願いいたします。

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祝 W受賞  秋冬

富士伊真夜 様

詩と小説のW受賞おめでとうございます。
快挙ですね。ほんと、素晴らしい。

今後の益々のご活躍を楽しみにしております。

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10/22〜10/24までにご投稿分の評と感想です。   井嶋りゅう

10/22〜10/24までにご投稿分の評と感想です。
ご投稿された詩は、一生懸命書かれた詩ですので私も一生懸命読ませていただいておりますが、上手に意味を読み取れなかったり疑問を書いたり頓珍漢な感想になったりする場合もございます。申し訳ございませんがそのように感じた場合には深く心に留めず、そんな読み方もあるのだとスルーしていただけると助かります。どうぞ宜しくお願いいたします。

*****

「悲しみの川」喜太郎さん

喜太郎さんこんばんは。
突然ですが、喜太郎さんは評はご入用ですか?もし評不要でしたら投稿時に書いておいてくださいね。
今回の詩。案外と心理学的な要素があると思います。感情というのは把握するだけでよいのだそうで、その抱いた感情をどうにかしなくてもよいのだそうです。そういう意味で、悲しみの川は無理に渡ろうとせずとも、いつか自然に渡れる日がくるまで待っていよう、という試みが素敵だと思いました。せっかくだから泣いてみようと思ったがすでに泣いていた、それに気づかないくらい目の前の川は激しく流れていた、という心模様で着地しているところも良かったですね。喜太郎さんの詩は目の前の風景だけに集中して書かれてあるので入り込みやすいと思います。入り込みやすいのですが、もう一歩、その先へ続く表現があったらさらに良い詩になるような気がいたします。佳作一歩前といたします。


*****

「地下鉄のセッション」温泉郷さん

温泉郷さんこんばんは。
すごく良い詩ですね。地下鉄の一駅分はわずか2分。その2分間で、ベビーカーの男の子とセッションという交流が繰り広げられる。もうほんと、この男の子じゃないけど、私も徐々に笑顔になっていきました。素晴らしい詩だと思いました。まず初連のガラス越しに見る風景が良いです。汚れた風景と憂鬱になるニュースから始まるところ。そこからの2連目「こんな瞳はきっと/世界共通だね」で、んん!と嬉しくてうなります。笑顔は共通語だと何かで読んだことを思い出しました。4連目のお母さんのスマホいじり。7連目のいまいちの反応、8連目の考察、10連目の秘密の共有、12連目の「染みも境目もない青空」そうかあ染みがないんだなあ、と、青空に対しての例えが、心と情景をうまく表していてとても良かった。13連目「何が何でも/大きくなれ」このメッセージにきゅんときます。羅列してしまいましたが、この詩はもう佳作以外ありません。この詩がたった2分の出来事であるという奇跡、この騒々しく忙しい日常で、私はどうしても2分ということを押したいのです。タイトルにはぜひ「2分」を入れていただきたいと思うのです。「2分」あるいは「2分のセッション」宜しかったらご一考ください。2分で世界は変わる。佳作といたします。


*****

「拾う」人と庸

人と庸さんこんばんは。
とても良い詩だと思います。漢字は動作から成り立っているものが多いですよね。この「拾」という漢字には人の動作だけではなく、そこから繰り広げられる人生が描かれていて感動しました。
歳を重ねると手放すことが大切になるらしく、身近なことでいうと断捨離など、もう使わないものは手放しましょうと本屋さんの棚に沢山そんな本があります。私もチャレンジしてるんですが、手放すということは購入の仕方を考えるきっかけにもなって楽しいものです。
話がそれてすみません、この詩の拾うというのは物ではありませんが、いま自分の手元にあるもの、かつてあったもの、もう一度欲しいと思うもの、そういうものを自分の両手を見つめながら考える、そんなことを読み手は感じ取る詩だと思いました。後ろから四連目のカッコ書きになっている問いと答えの部分が、とても心に沁みました。佳作といたします。


*****

「悪くない」まるまるさん

まるまるさんこんばんは。
実は私も「悪くない」という言葉、好きなんです。五連目にある、

 良いか悪いかだけでなく
 間に見つけた もう一つの言葉
 「悪くない」 


確かに間かも知れませんが、時に「良い」より良いように感じることがあって。ニュアンスの問題かもなんですが、「悪くない」というのは悪くないですね。
私も食器のすすぎをきちんとやるタイプで、何なら他の作業もきちんとやる傾向にあって、まるまるさんのように理解して緩和していったタイプではなく、結局、そこまでしなくても死にはしないだろうという投げやり感に落ち着いたタイプでした。何とかなる、そう思えた時に日常が少し楽になりました。
書き方のお話なんですが、二連目の旦那様の会話ですね。「肌に直接触れても良いもの」で止められていますが、ここは会話をそのまま書いたのかもしれませんが、次の行にいくのに少し、ん?となりましたので「肌に直接触れても良いものなんだから」あるいは「肌に直接触れても良いんだもの」などのほうがすっと読めるような気がしました。宜しかったらご一考ください。共感できる詩でした。佳作一歩前といたします。


*****

「解放の唇」荒木章太郎さん

荒木章太郎さんこんばんは。
実は上手に意味をとれなくて、何度も読んだのです。全部で6連からなる詩ですが、
(人間が考える愛の形なんて、たかが知れている)
までの部分と、その下の部分と分かれてあるように感じるんです。すごく簡単にわかりやすく言うと、微妙に違う感情で別の日に書いた、みたいな感じを受けるんですよ、違っていたらごめんなさいね。このカッコ書きから下の3連は、はっきりとはわからないけれど相入れない何かが存在する感覚を受けます。実はこの3連の中のどこかにカッコ書きをとりいれて推敲すると、上の2連も自然と補填されてくるような気がしてくるんです。うまく伝えられていないかもしれなくて申し訳ないのですが、下3連をメインにした書き方のほうがすっきりするかな、というのが感想になりますね。荒木さんはなかなか硬質で良い詩を書かれているかと思いますので、今回はこのようなアドバイスとさせていただきます。受け取れそうなところがございましたら宜しくお願いいたします。

*****

以上、5作品のご投稿でした。
ありがとうございました。

そして、
Kazu.さん。富士伊真夜さん。
この度は誠におめでとうございました!
引き続きどうぞ宜しくお願いいたします。

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