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編集・削除(編集済: 2025年01月02日 01:55)

島 秀生様 評のお礼です 上田一眞

こんばんは。上田です。
いつもながらの鋭い読み、今回も島さんに読んで頂いてよかったと思いました。

「ちょっと出来すぎ感があるのかもしれません。結果として、あまり迫ってくる感じはないのです」

ご指摘頂いたこの点、纏めを意識するというか、そこから遡って構成を考えてしまう、畢竟「出来すぎ」感を与えてしまう。僕の詩作の弱点ですね。

拡張性というか、これに類似するものは才能に属するものです。よほど頭を柔軟にしないと獲得するのは困難なのでしょう。

詩作を始めて一年です。まだまだ精進したいと思います。ご批評ありがとうございました。

編集・削除(未編集)

島 秀生さま 評のお礼です 相野零次

島さま 評ありがとうございます
この詩は、議論するつもりじゃなかったんです。
書いてるうちに語り手の会話のようになったので、後から「」をつけました。
構成も特に考えてなくて、思いつくままに書いたら議論みたくなったというか。
あまり自分でも納得いかない出来ではあったんですが、改めて構成を変えてもう一度書くのもありかもしれませんね。

編集・削除(未編集)

評、4/26~4/29、ご投稿分。  島 秀生

*評、たいへん遅くなり、すみませんでした。お待たせしました。

*いつも不思議に思うことですが、鉄道マニアの人っていっぱいいると思うのに、
 何故だか廃線が止まらない。両者は関係がないのかしら? 


●akkoさん「テネシーワルツ」

うむ、今回もいい場面を捉えていますね。やっぱり着眼がいい。エッセイ風なことは全然ないですよ。ステキな詩だと思います。
この詩、とてもステキなことを書いてるんですが、1~2連凄くわかりにくいので、私は何回か読み返してわかったけど、フツウの読者にはたぶん誤読されてしまいそうです。
どうわかりにくいかというと、

まず、最初の「初めて」は自分のことなんですね。
そして聴きに来たのではなく、自分も弾きに来た。それが「初めて」ってことですよね。

この詩は初連の「華麗に弾く女性」が主語として目立っているので、この人がなんなのか、この人の話が2連以降もまだ続いているのかがわかりにくいことと、
2連の終行、

 おお、聞いたことのある曲、やってるね!

の、このセリフを誰が言ってるのかがわかりにくい。

そうした人の関係性と、どれが誰の言葉かわかりにくいところがあることと、
そもそも2連がなんのために出てきたのかも、少し不明瞭です。

そこをちょっとクリアーにしましょう。

 初めての超高層ビルの街角ピアノ
 黒いグランドピアノをとり囲むように
 広場いっぱいにテーブルと椅子が置かれ
 先に弾くのは
 ショパンのエチュードを華麗に弾く女性

 とてもじゃないけれど気後れして弾けないわ
 そう思ったけれど

 生前あなたは言っていた
 「たまには外で弾いたら・・?」
 そう言われていたからここに来た
 遠くのあなた
 いま弾いている音が聞こえていますか?
 「おお、聞いたことのある曲、やってるね!」

 弾き終えてボーっとしている私の背後でいきなり
 (以下略)

1~2連はこのように整理すると、原文の3連にきちんと繋がってくるのではないでしょうか? ご一考下さい。

こういう話がややこしくなるところというのは、推敲の折、一度、平文でだらだらだらっと書いてみて、話を整理してから、詩行に再度反映してみるというのも手ですよ。

うむ、そこから後ろは問題ないですね。コーヒー店の男性はうまく書けていますし、叙景も上手です。場所としての位置関係もよくわかります。

今回ちょっとミスが多かったんで、現状、秀作プラスにしますが、指摘したところ直してもらったら、名作にも代表作にもなれる作です。お話自体は、とてもいいお話です。


●温泉郷さん「塗りつぶされたバス」

大人になってもそうですけど、笑ってほしくない時に笑われるのは傷つきますよね。子供ごころであれば、なおのことだと思う。そんな少年時代の、絵を描く時間に受けた傷つきをストーリーにしてくれています。
しかも、その時、周りの子に笑われただけでなく、塗りつぶした絵がさらに授業参観で親たちにまで笑われるハメとなり、ダブルパンチです。サイアクの事態と言うほかない。少年の深く傷ついてゆく様子が巧みに表現されています。
絵を描いて笑われて、塗りつぶしたい気持ちも。塗りつぶして、別の物だと言い張りたい気持ちも。よくわかりますね、子供にも意地があるから。というか、なんか私も身に覚えがある感じがする。
ただ、それで終わらず、授業参観にまで及んだのは、計算外のことでしょうね。

ちょっとややこしいのが4連の「もう絶対走らせない」で、
これはもう二度と緑のバスの絵を書かないくらいの意で使ってるのでしょうが、「もう絶対走らせない」という言い方で、バスを第4連でころしてしまうと、後ろから3連目の

 みんなには見えへんかもしれんけどな
 本当は緑のバスが走ってるんやで

の詩行の意と相反してきてしまうので、話をややこしくします。
「本当は走ってる」の気持ちで、話をずっと通した方がいいと思いますよ。
だから、第4連の方は、「もう二度と緑のバスの絵を書かない」くらいの素直な言い方にして、「走る・走らない」の言葉は第4連では使わない方がいいと私は思います。

終盤。
少年にぐっと感情移入してしゃべりますと、絵を否定されたことで、少年が本当の緑のバスまでキライにならなくて良かったな、という気持ちになりました。また、剣道をしてるところを見ると、少年の癇癪持ちも、きっと治ったのでしょう。ハッピーエンドといいましょうか、読んでいて、気持ちが明るくなる方のエンディングが用意されてて良かったです。

終連なんですが、面手拭いは、頭に巻いて使うものですからねえー 汗止めだったり、面を受けた時の衝撃を和らげるために。それに面の後ろ側から見えていて、人から見られる部分でもあるものなので、皆、白く清潔に保ってますよね。その面手拭いを、泥を拭くために使いたいと思うかなあー ちょっと不自然が過ぎないでしょうか?
たぶん剣道をやってる様子を出すことで、少年はいま中学生以上になっているという、数年の時の流れを表現したかったんでしょうけど、面手拭いを泥の汚れを拭くために使用するなんてのは、まずあり得ない気がします。それほどに不自然です。
単に時間経過を表わすためであれば、ちょっと他の手を考えた方がいいと思いますよ。あるいは剣道はそのままで、別に拭こうとしなくても、他に言いようはあるような気がします。

あと、終連時点(その時点で現在)の天候がそもそもわかっているわけではないので、「乾いた泥」のひとことだけで、今が「晴れ」とイメージさせるのはちと厳しいです。ついては、3行目も、

 まだタイヤにへばりついている

と、「まだ」のひとことを添えて補強した方がいいです。

うむ、若干ありましたが、少年の心の動きがつぶさに書けてて良かったです。いい詩でした。
指摘した点については、自分で一考してみてもらうということで、その条件で、秀作プラスを。


●あこさん「7を引く」

患者になった脳外科医が自身を書き留めた話、患者になってみて患者の不安がよくわかったという話は、どこかで読んだ記憶があるんですが、
そうでしたか。100から7を引いていくんでしたか。
そこだけ聞くと不思議に思うけど、脳外科医ならでは確認手法だったわけですね。

詩に、そういう興味深い知識の引用部分があるのはいいと思います。話が深まります。また、実際、作者が自身を確認するのにも、有効な手段であるようです。(いや、実際、私も集中しないと最後までいけない。1回途中で間違えた)

また、後ろから2連目で、

 それが早いか遅いか いつなのか
 分かっている人いない人は様々だけど

と、自分一人の問題でなく、皆に関わる問題だと、話を広げてくれているのがいい。
そういえば、知人のケアマネジャーが、「年取ったら、誰でもみんな障碍者!!」と極論(暴言?)を吐いていたのを思い出しました。おっしゃるとおり、誰でもいつかは来ますね。

それにしても、100から7を引く話に注目したのは、この詩をとてもおもしろく興味深いものにしています。ここに着目した時点で、これはもう詩だ!って感じです。いい着眼でした。

つけ加えてこの詩が優れていると思ったのは、3連ですね。

 一日中PCにほぼ触れずにいると
 軟弱な自分が他にすることがないのが良く分かる
 インターネットに触れるまでって
 自分ってなにをしていたんだろう?

PCなりスマホなりを取り上げられるとすると、自分の手持ち無沙汰が露わになる。PCやスマホがない時代、自分は何をしてたんだろう???ってなる。これは現代人が共通して抱く自問でしょうね。真理を突いてました。

また、初連初行、

 外出すると 翌日たいてい熱が出る

これで始まるのが凄く良い。
この人はなにか病気なり障碍なりをお持ちの人なのだなと、この出だしの行で察しがつきます。それによって、読者が、作者についてのそういった前提を置いて読む、前フリとなってる効果があります。
いい出だしだということです。

うむ、いい詩でした。あこさんは私は初めてなので、今回は感想のみなりますが、この詩は二重丸だと思いますよ。とてもよく書けていますし、おもしろい。


●相野零次さん「議論」

この粘り強い考察は、まずもって努力賞ですね。
それに、

 神自ら手は出せない。
 祈るしかない。
 そうさ、神頼みという言葉は神のためにあるのだ。

というオチつきです。うむ、秀作を。

ここにオチをもってくるのに構成は図っているようですが、もう少し議論の流れがクリアになった方がいいですね。今、話がこっちに行った。次は話がそっちに行った。てな、感じで、都度都度の方向が見えた方が良い。そして「人間の愛」の部分以外は、話が往復しない方がいいですね。

それと、全体的に「 」で括るのではなく、神様A、神様B、神様C みたいに(あるいはゼウス太郎、ゼウス次郎、ゼウス三郎みたいな名前をつけてもいいけど)、複数人の会話形式で、意見一つずつを「 」で分けられるといいですね。
で、できれば過激な意見はこの神、穏健派はこの神、みたいにキャラ分けまでできればベストです。

というわけで、この詩は、現状、秀作ですが、もうちょっと整理すれば、まだ上に行ける作ですよ。ご自分でもうちょっとやられればいいと思います。

たしかに今の世界情勢は、神様も困ってるだろうなあーと思いました。


●秋さやかさん「おぼろづきよ」

それぞれが美しいパーツで構成されているんですが、
秋さん、これ、自分で声に出して読んで、本当に読みやすいですか???
私、これ、4連と6連が、連内でつかえて、凄く読みにくかったんですが、秋さんはこれ、スルッと読めるんですかね? 元がバラバラのものを繋いでいるからか、なにかギクシャクするんですが。

またこの詩は、基本的には、連ごとに主語が違う、並列型の並びなんですが、そうかと思うと3~5連だけは話が繋がってるから、そこがまた読みにくいんですよね。
詩って、やっぱり第一には、全体で何が言えているか、なので、全体の連係と流れの呼吸感は大事なわけです。そこをもうちょっと考えてほしい気がします。
ちょっと例を。


おぼろづきよに口笛ふけば
雲はほろほろ解けていき
あなたの寝顔を象ってゆく

歌詞を忘れた子守唄
あなたの夢に届くだろうか


木々はざわめきながら
根元に溜まる月光を吸いあげている

枝先で開かれた羽が
ゆらめく夜の
出口となって

寄るべないものたちを眠らせる

羽ばたきからこぼれ落ちたわたしは
ただひたすらに
螺旋階段を降りてゆく

昏い体内に棲まう星たちが
張り巡らされた静脈の分け目で
蒼白く瞬く

祈りの言葉を語るように

そうしていつしか
靡くカーテンの緩やかな襞が
月明かりを透かしながら
夢とうつつの波打ち際へと溶けてゆく

変わらない景色
変わらない夜空

けれどたしかに終わってゆく
冷たく滑らかな手すりの
始まりで解かれた
あなたのか細い指先

底に沈んだ夕日を求め
澄んだ足音だけが続いてゆく
明るすぎず暗すぎない
春の宵を


ニュアンスを拾いきれてなかったら、ごめんなさい。
ともかく連ごとに1つのイメージを。
そして連から連へのイマジネーションの橋渡しをスムーズに。
スムーズに行ってないから、各連が並列に見えてしまうんだと思う。

部分であまり欲張りすぎると、それが足を引っ張って、全体を崩しますよ。それは避けるべきかと思います。
そういう意味でちょっと整理が足りない気がします。また、全体として何を伝えたいのかの、目的意識も少し足りない気がする。一考下さい。

うーーん、ステキな表現が断片的にいっぱいあるんですけどね。秀作にとどめます。

それから、いろいろ書き方を試される&楽しまれるのもいいけれど、まずは自分のこれっていう得意技の書き方を一つ確立されることをオススメします。もうちょっと繰り返し続けられれば完成するのになあというところで、何故か毎回変えられるのが、よくわからない。
まずは一刀流の確立を、次に二刀流を会得する。それが近道です。詩って、二刀流あればたいていのテーマに対応できるのです。
秋さんはいろんな書き方ができるけど、現状、どれも練度が最後まで達してない気がします。遠回りしてると思いますよ。
素材によって書き方を変えなきゃいけないんじゃなくて、一つの書き方を極めてると、その応用でかなりのテーマに対応ができるのです。
この詩についても、秋さんは自分のもっと得手な書き方で、詩にできた気がしてるのだけど。


●上田一眞さん「マロニエは咲かない」

昭和初期に渡仏した有名な画家の、名画にからむ恋物語というふうなムードで読みました。パリの街とロマンスがよく似合います。
知人の詩人は、パリの街とシャンソンなんですが、このお話で登場するのはファド。ファドが登場するのは珍しい気がします。特徴的ですね。
想像ですが、彼女はファドの歌手で、アルバイトでモデルをしてたのでしょう。彼は帰国にあたり、彼女に結婚を迫りますが、彼女が選んだのは、彼ではなく、ファドの歌手としての道。それだから終連で、「ファドに敗れた」の詩行があるのでしょう。
昔も今も、ヨーロッパの芸術の中心はパリであるようで、絵画に限らず、音楽関係でも、一旗揚げようとする人はEU各国からパリに集結するようです。ひと花咲かせられなかった人は、当然ながら、それぞれの自国に戻ってゆきます。彼女に関して、そういう背景も感じます。想像ではありますが。

パリの街に似合うロマンスで、とても雰囲気ある世界を味わわせて頂きました。これはこれでいいと思う。秀作を。
設定自体は大きな物語なんですが、読んだ感じは小さくまとめられた物語で、雰囲気は良いものの小品の感なのです。ちょっと出来すぎ感があるのかもしれません。結果として、あまり迫ってくる感じはないのです。小さな恋の物語を聞かせて頂いた、そんな印象です。

あと、これは個人的な感慨になりますが、冬の比喩にユトリロを使われるのは、ちょっと。
たしかに冬の絵もままありますが、特徴は白壁の白にあり、それは雪のせいではないので。
ユトリロは生活環境に恵まれなかったとはいえ、元々パリ生まれの人なので、通りに対する見方が、よそから来た人とは違うようです。彼の哀愁の眼から見ると、生まれ故郷の街が、ああ見えるというか。当然ながら、いろんな通りにも詳しいし。

編集・削除(編集済: 2024年05月14日 18:22)

荻座様へ 評のお礼です 喜太郎

はじめまして。今回は読んで評を頂き誠にありがとうございました。その上、アドバイスまで頂き、とても納得しています。とても勉強になりました。ありがとうございます。

編集・削除(未編集)

想い 喜太郎

もう会わない方が良い
会わなければ良かった
嘘で心を塗りつぶしても
涙が洗い流してゆく
顕になる本心 会いたい…

もう言葉なんていらない
どんな言葉も嘘になるから
ただ強く強く抱きしめて
あなたから離れないように
顕になる本心 抱かれたい…

いつも選ばない未来にばかり
美しい花は咲きほこるのに
歩む道には棘が心に突き刺さる

二度と会えないのなら
もう二度と会えないのなら
いっそ過去も今も未来からも
あなたを消し去りたい
この胸の痛みが愛の証なら
流れる赤い血はきっと美しい涙の証

もう会わない方が良い
会わなければ良かった
何度も心に刻んでも
愛しさが包み込んであなたを想い出させる

強く抱きしめて
二度と忘れないように
愛しさと共に消えてしまうほどに

編集・削除(未編集)

Uターン  あこ

今日はよくUターンをする日だなぁ
と 私の好きな人が 昔言ってましたが
Uターンって要するに 今来た道をまた戻るって事ですよね

してみると私の人生なんてホボ全部Uターンじゃなかろうか
結婚して離婚してUターンしてまた結婚して・・

でもなぁ 普通に車でのUターンは
ある程度間違いに気付いて 
それを正すためにUターンするんであって
つまり次のときには同じ間違いはしない・・と

うーーん
そうなるとこういう人生は ナニ人生と言うのだろう
もしかしたら ある程度は間違いに気付いて
それを正す人生を歩んだんだろうか
ただそれも間違ってて またUターンした?
少しずつ少しずつでもわずかずつではあっても
軌道修正は出来てるんだろうか

なぁんて愚にもつかない事を考えてるうち 
夜が明けていっちゃって(爆)
今日と言う一日も Uターンできないものかしら
と ふと気付くとUターン禁止の標識出てたりして(/・ω・)/

人生には色々あるんです
Uターン禁止もあれば 一方通行もあれば へたすると
この先行き止まり なんて
しかも車と違って 標識は出てない
行きどまって初めて気付き Uターンも出来ない事に気付き・・

人生にもナビでも付いてくれないでしょうかね
そこはやや右に曲がって
あ そこは大きく右に曲がって

やや?大きく?結局その差が分からず 
やっぱ違う道へ行っちゃったりするのかも

ということで人生のナビゲーションシステムの夢も破れたので
やはり心の地図を頼りに進むしかない・・と
それも古い地図だと通れるはずの踏切が 
今は通れないようになってたり
今は住宅になってるところが 
古い地図では進める道になってたりで
心の地図もまた常に常に新しく無いと やっぱり迷子になる

難しいですね
車の運転は もちろん出来ないのだけど
人生の運転も いくつになっても そうたやすくは出来そうも無い
人生の免許証
どこかで取れないものでしょうかね(笑)
さしずめ私が受けたら 試運転の段階で落っこちまくって
多分未だに仮免もとれないんだろうな 私は

昨日 やたらUターンしまくった貴方
貴方は Uターンしないですむ人生 おくってますか?

編集・削除(編集済: 2024年05月14日 12:17)

ていねいに  まるまる

また 急いでる
理由なんてないのに 急いじゃう
いつも

なにかと落とすのはそのせいだし
探しものも多い 
すぐどこかに置くから

 慎重に……
眠る前には思うのに
思い出すのは
落としてから なくしてから

四月になり 
入社してきた新人さん
ショートカットの似合うその子は
さっぱりしていて動きは機敏
そして
文字をゆっくり 丁寧に書く
誰が見ても読みやすくて
人柄も しのばれる
なんか いいな

ゆっくり 丁寧に
文字なら私も毎日書くから
やってみる
新人さんに倣って こっそり

なんと
居心地が良くなった
一目置かれているように錯覚
嬉しい 背筋が伸びる

この感じはずっと 家に着いても
例えば洗濯物
一枚ずつしっかり伸ばして
一枚ずつ丁寧に干す 
 
干された衣類が 愛おしい
くるっと向きをかえ
そのまま鉢植えに水やり

丁寧に と始めたら 
いろんなことが余分にできた
急いだ時よりたくさん
楽しい気持ちが土台になって

丁寧に
こんなに大きな意味があるんだ 
人に 言葉との相性があるなら
私とはたぶん 抜群に良い

丁寧に 
できるようになったら
まず落とし物やらがなくなって
次は
どんなことが始まるかな

編集・削除(未編集)

影法師の歩く道  人と庸

あまねく照らす太陽の下
ひとつの影法師が歩いていく

このせまい町を
毎日 毎日
あらゆる通りを
あらゆる横道を
縫うようにして

今日も歩く
明日も歩く
次の日も
また次の日も

ただ歩く
ただただ歩く
影法師が
歩いていく

少し足をひきながら
まるですべての道を
自分の足跡で埋めつくそうとするかのように

影法師は
かんがえる
今日はこの角を
曲がろうか
それともまっすぐ
進もうか

角を曲がった先に
何があるのか
まっすぐ行けば
どこに辿り着くのか
影法師は
ときどき思案する

 あるときは
 古い民家の間を血管のように這う
 細い道を気ままに進む
 その先にひっそりとたたずむ寺の境内には
 一面に敷き詰められた
 桜の花びら

 あるときは
 蔦がびっしりと蔓延る
 廃墟のアパートを発見する
 その角を曲がると
 いきなり目に飛び込む鮮やかな色色
 誰が置いたのか
 真新しいトーテムポール

 あるときは県境への道を上る
 峠のお地蔵さまの祠には
 一冊のノート
 誰もが自由に書き込める
 行きずりの日記
 見知らぬ人の想いを
 少しだけ のぞき見する

 引き返して坂を下ると
 とある家の植木鉢に
 変わった形の白い花
 家の人が 鷺草だと教えてくれた
 なるほど今にも飛び立ちそうな
 いや それはもう 飛んでいるんだ

歩くことだけが目的だった影法師にとって
毎日は 小さな冒険になっていく


風が吹いてきた
風は時たま 誰かの消息を伝えにくる

影法師は
昔 大きな曲がり角を曲がったと
だから足をひきながら
故郷のこの町を
歩き回っているんだと

曲がり角を曲がった先に
何があったのか わたしは知らない

影法師は今日も歩いている
いつまでこの町を歩き続けるんだろう

曲がろうと
まっすぐ行こうと
きみの行く道には
うつくしいものがたくさんある
おもしろいものもたくさんある
きみ以外の誰かも
必死に生きている

歩いて
歩いて
毎日 がむしゃらに
歩いていれば
いつか飛び立てるかもしれない
小さな植木鉢の中から

 ✽✽✽

影法師は
今はこの町を歩いていない
年に一度のお祭りの日にだけ現れて
そのときは うろうろ きょろきょろ
そこいらを歩いている

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お大事に  温泉郷

くしゃみ なのか咳なのか
ぎりぎり判別できないような
不思議な音

長いまっすぐな
地下鉄の連絡通路の向こうから
マスクをした男性が
その音を立てながら
朝の通勤客に混ざって歩いてくる

男性とすれ違うまでに
もういちど 聴きたい
聴いて判別したい
どちらなのか

すれ違う直前の
5,6歩前
男性はその音を立てた

今度は判別できた
間違いない くしゃみだ
ただ 喉も傷めているらしい
咳のような喉のガラっとした痛そうな音が
40%ほど混じっている

ああ 聞き覚えがある音

その男性は
同じ方向に歩いていく人や
すれ違う人に気を使って
くしゃみの音をなるべく出さないように
抑えようとしている
そのために
咳とも くしゃみともつかない
ひしゃげたような
不思議な音を立てていたのだった

風邪と花粉の合併症は
かなり キツい
症状が悪化すると長引くので
注意しなければならない

喉 大切にしたほうがいいですよ
のど飴を舐めるといいですよ
できれば休んだ方がいいですよ

話しかける時間も勇気もない朝
すれ違った同志の背中に
心の中でせめてもの
お見舞いの言葉を贈る

何の役にも立たない
あの一言を

かつて
すれ違った誰かから
確かにもらった
あの一言を

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終わりの終わりはゼロ  ふわり座

遠い日に感じた香り
あの日寒くて冷たい冬の匂い
今思えばあの時始まったのかもしれない
終わりの始まりが
そう ゼロからのスタートが

彼女と別れたあの日が終わり
それと同時に始まりでもあった

終わりの始まり 始まりの終わり
始まりの始まり 終わりの終わり
世界中の人々はどれに当てはまるだろうか
僕は終わりを終わらせる存在になりたい
人生の終わりを終わらせる存在に

夢を叶えずに全てが終わってしまうなんて
受け入れられるわけがない

人は皆んな未来に希望を抱いて生きている
当たり前のようでなかなかに難しい事だ
人生の道のりを大きな壁が立ち塞がったとき
それを乗り越えるのは簡単ではない
自分が生きてきて学んだ経験を頼りに
突き進むしかない
それが出来ない時は頭を空っぽにして
月でも眺めてゆっくり休むのも大切な事だ
もしかしたらそんな時ゼロが見えるのかもしれない

僕はゼロに辿り着くことが出来るだろうか
僕にはまだまだ忘れられないものがある

君からもらった優しさだから
ずっと感じていたいんだ

君からもらった笑顔だから
ずっと守っていきたいんだ

君がくれた愛だから
ずっと抱きしめていたいんだ

終わりに終わりをもたらす時
ゼロに辿り着くことが出来るはずだ

全てはそこから始まる
ゼロからのスタートが

僕は諦めない
今度こそ終わらない物語になるだろう

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