◆ここは「MY DEAR掲示板」です。
詩をある程度の期間書いている方、詩に意欲的に取り組みたい方、詩人に向け成長を目指す方はこの掲示板をご利用下さい。
あなたの詩をしっかりと読み、評や感想を、しっかりと書かせて頂きます。
ここから詩人として巣立った人は数知れず、です。あなたの詩を継続的に見守り、詩の成長を助ける掲示板です。
(あのーー、私が言うことでもないんですけど、詩は自由を旨としていますから、どこにでも投稿しようと思えば、投稿できないところはないんですけど、いきなり大きなところに挑戦しても、世の多くのものがそうであるように、ポッと書いて、ポッと通用する、ポッと賞が取れる、なんてことは、まずありえないことというか、相当に稀有な話なのです。
やってみることは止めませんけど、大きなところのノー・レスポンスにがっかりしたら、
あきらめてしまう前にMY DEARに来ませんか?
MY DEARは投稿された作品全部に評をお返しします。
本来、こつこつ実力をつけてから、賞などに挑戦するのが、スジだと思いませんか?
MY DEARはあなたのこつこつを、支援するところです。)
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例え心の正体が
単なる分子と細胞の掛け合いだったとしても
僕は心を見限らない
例えいつか未来に
心がその仕組みを全て解き明かされたとしても
僕は心をみくびらない
絵画を絵の具の集合とは思わないように
例え仕組みが分かっても
心は総体として捉えるべきだ
僕の命が燃えて生まれる
処女作が心なのだ
心は処女作であり最新作である
命はジリジリと燃えてゆき
体は沢山の事を経験する
心はその作品なのだから
常に移ろうのは当然のことだ
時代をまたぐどんな天才も
いつも始まりは心から
表したいと思う心が
芸術の導火線だ
ゴッホのひまわりの根にも
ターナーの靄がかった汽車の燃料にも
心 ー彼らの処女作であり最新作ー
がいつもそこにあって
科学が乱暴な程の正しさで
心を暴いてしまう前に
僕達は芸術を愉しむ
曖昧がゆえの美しさは
きっとあと1世紀も持たないから
心がまだ暴かれていない
この時代に生まれた幸福を噛み締めよう
僕は心を見限らないし
心をみくびることはないだろう
でも今この時を生きるのなら
頁をくろう 筆を取ろう
たまには街へ出て
美術館にでも行ってみよう
不確かな事を不確かなまま受け取って
静かに胸の中で温めて
ふとした夜に大事な誰かに打ち明けてしまおう
心が僕達にとって1番の秘密であるうちに
うんと小さい頃の 心配だったこと
いたずらされたり 盗られたり
用心しなくて良いのかな
屋外のエアコンの室外機
夜の果樹園の果物
鍵も壁もない 牛小屋
金目の物は牛小屋にはなく
そもそも牛は とても大きい
コソ泥に大規模農園は適わず
室外機だけでは無用の長物
そうか
なんだかんだで世の中は
正直に過ごすようにできている
お互いさま
納得したところが心地良く
もうすっかり 忘れていた
子どもが大人になるくらい時が過ぎ
現れたのは 室外機泥棒
通電しなくてもお金になる
その考えには 及ばなかった
果物は そっとやって来て
一晩でごっそり持って行かれたし
山を降りてきたやせっぽちの熊が
牛小屋の餌を食べてしまった
起こらない と思ったことが
起こり始めた
そして最後は
戦争
絶対に繰り返してはならないことは
わかっていたはず
それなのに人間は 始めた
あの頃
お互い様で暮らしていた人たちは
どこに行ったのだろう
現実には居なかったのか
それとも 居なくなったのか
どうして居なくなったのか
お互い様では腹は膨れず
お互い様では儲からない
目の前にないことや
初めや終わりだけでない
真ん中の大切な部分
多くの人は それに気付かない
無関係ではないよね きっと
その実 私自身は......
受け継がれない
蓄積 されない
人は誰も お互いの間を
お互いの見えないやり取りで埋めながら
やっと 生きて行けるのに
広過ぎる街
遠すぎる言葉
あるいは鳥たちの変わらぬしぐさ
俺たちは幾晩も語り合い
互いの言葉を正しく理解し
相容れないことを正しく理解し
言葉のままに分かれた
椅子が不平を呟いていたね
卓が不満を訴えていたね
夜明けの風が静かに
カーテンを揺らしていたね
遠すぎる街
広すぎる言葉
日々の営みに日焼けした軒の列なり
席を立ち、俺は
気弱に振り返る
君は真っ直ぐに俺を見つめ拳を握りしめていた
指先から流れる血が
君の悲しみの色だ、しかし それは
俺たちの悲しみの全ではない
冷たく項垂れる言葉
幻の街
あるいは眩暈に似た希望
予め失われた道標 その先で
俺たちの交差する視線が薄く
薄く影を曳いている
食べてね
眠ってね
笑ってね
出来るだけでいいから
逝ってしまった人は
あなたを傷つけたかったわけじゃないんだよ
ただ
一生懸命生きて
生きることから引き剥がされないように
爪を立てていただけ
だから泣かないで
もっとこうすれば良かったなんて思わないで
あなたのそばにいたから
離れる時に擦れてしまっただけ
そばにいた時の温かさを痛みに変えないで
食べてね
眠ってね
笑ってね
出来るだけでいいから
傷つかないで
とは言わないから
生きてね
神よ
長いこと
ご無沙汰していました
でも
それはお互いさま
わたしはと言えば
不義理のしっぱなしで
このところ ずっと
あなたに きちんと向き合いませんでした
あなたの教えに従うなら
周りの人々に誠実でなくてはいけないのに
しばしば不実で傲慢でした
薄っぺらの偽善者に過ぎなかったかもしれません
けれども
不義理のしっぱなし、ということなら
あなたも同じではありませんか?
わたしたちの世界から
ずっと行方知らずだったではありませんか
災厄に満ちたこの世界から
なぜ姿を消しておられたのか?
わたしたちが何よりも
あなたを必要としたこの時代に…
いや、もうやめましょう
お互いの不義理を持ち出すのは
なぜなら
あなたとわたしは
商売の相手ではないのだから
取引きの相手ではないのだから
それに
お互いの義務の不履行があったところで
はい、契約を解消しましょう、縁を切りましょう、
といったわけにはいかない…
お互い、あまりにも因縁があり過ぎます
「今日でお別れしましょう」
「もう二度と会わないことにしましょう」
これまで幾度となく
あなたに別れ話を切り出したけれど
しかし結局
あなたのもとに戻ることを
わたしは繰り返して来たのです
それというのも
わたしたちのこの世界が
いかに悲惨と苦悩に満ちていようとも
荒れ狂う嵐の中に
ほんの時たま覗く青空のもと
最も小さなものたちが
命をつないでいく様を垣間見るたびに
あなたを賛美し
もう一度信じたい、と思う気持ちが
胸の奥底から湧き上がってくるからです
これからも
わたしは
あなたを信じるがゆえに
傷つくことを繰り返すでしょう
永遠に本当に
あなたと向き合うことを願いつつ
片思いと反発の間を
さまよう以外になさそうです
なんて言葉があるけど
本当にそうなのだろうか
生まれた日からいちばん遠い場所を
更新し続けてんだ
人生はよォ
一日単位で命日を先送りする
オイラは今まで何をしてきたのか
世間様に喝采を浴びるようなことは
何もねえなぁ
アウェー上等で生きてきたもんなぁ
それでもオイラのパフォーマンス生き様で
笑ってくれる人がいるならば
それでよかったもんなぁ
これからの人生だってこうして生きてくよ
沈む夕陽は夜の始まりだなぁ
一番星よ
君はこの地球に光を届けて
何か思うことはあるかい
お月さんよ
あんたはいつでも美しいよ
ほうら、もうすぐ夜の真ん中だ
またひとつ遠い場所へ行くよ
「最新のお勧め詩集と書評にて」で、島秀生さまにわたしの詩集「エンプティチェア」の紹介と書評をいただきました。皆様もぜひ一読してください。
http://poem-mydear.art.coocan.jp/text/333-3.htm
島さまには今回の詩集の上梓にあたり、特別なご配慮、チェックとアドバイスをいただきました。本当にありがとうございました。
雨音様、明けましておめでとうございます。
そして、このたびは私の「踊り場の窓から」に評を下さりありがとうございます。もったいないほめ言葉ばかりで恐れ多いです。嬉しくて何度も読み返してしまいました。
この風に再会したのは、去年の9月くらいだったように思っています。そのときの感覚を忘れないように、できるだけ丁寧に書くことを心がけました。雨音様にも一緒に風を感じていただけて、私の感情が伝わったなら、これ以上の喜びはないです。
今回もありがとうございました。いつも雨音様のあたたかい言葉に、すごく癒されています。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
新年早々に
あんな事が起きるとは
一体誰が思っただろう
一体誰が望んだだろう
元日と言う日は
神社に行っておみくじ引いて
手を合わせる日でもある
しかしどうだ
手を合わせた意味が無い
大きく揺れる家々
それを支える人々
力尽きて倒れる老人
叫び泣く子供たち
全て元日に起きた事だ
信じたくないが
信じないといけない
何もかも忘れたいが
忘れられない
そんな新年だ
遅れる支援に怒る被災者
それも仕方無い
こんな事誰が予想しただろう
未曾有な出来事を前に
皆気が気じゃない
この災害この元日は
いわゆる「大凶」だ
悪天候は今もなお続き
雪が降ってくる