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◆ここは「MY DEAR掲示板」です。
詩をある程度の期間書いている方、詩に意欲的に取り組みたい方、詩人に向け成長を目指す方はこの掲示板をご利用下さい。
あなたの詩をしっかりと読み、評や感想を、しっかりと書かせて頂きます。
ここから詩人として巣立った人は数知れず、です。あなたの詩を継続的に見守り、詩の成長を助ける掲示板です。

(あのーー、私が言うことでもないんですけど、詩は自由を旨としていますから、どこにでも投稿しようと思えば、投稿できないところはないんですけど、いきなり大きなところに挑戦しても、世の多くのものがそうであるように、ポッと書いて、ポッと通用する、ポッと賞が取れる、なんてことは、まずありえないことというか、相当に稀有な話なのです。
やってみることは止めませんけど、大きなところのノー・レスポンスにがっかりしたら、
あきらめてしまう前にMY DEARに来ませんか?
MY DEARは投稿された作品全部に評をお返しします。
本来、こつこつ実力をつけてから、賞などに挑戦するのが、スジだと思いませんか?
MY DEARはあなたのこつこつを、支援するところです。)

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編集・削除(編集済: 2025年01月02日 01:55)

水鳥の鼓動  温泉郷

堀端の酷暑
沿道のユリノキの葉は萎れ
ツクバネウツギの花が落ち
太陽が水草を腐蝕し
水面のこげ茶色が
広がっていく

真夏のランナー
わたしは
見たことのない
汚れた水面に
ああ また
足をとめる

わずかに残った
澄んだ水面に
寂しい水鳥が一羽
羽ばたいて
羽ばたいて
ずっと 羽ばたいて
水紋を生んでいる

水鳥は
そこにとどまり
羽ばたいて
羽ばたいて
水紋を送り続ける

水紋の同心円
少しずつ
澄んだ水面を
広げようとしているのか…

かすかな波動が
枯れた水草に届き
かすかに揺らぎ
揺らぎ返す

水鳥の鼓動
水紋が堀に広がる

足をとめる
ランナーが
2人、3人
無言で
水鳥を見つめる

わたしたちは
いつ
また
走りだせば
いいのだろうか…

編集・削除(未編集)

追われる夢  こすもす

夢を見た
今日もまた
目が覚めると
体から汗が吹き出ていた

何かに追いかけられている夢
逃れようと必死に走る
後ろを見ずに

ずっと
怯えていた
恐れていた
追いかけてくるものは何だ

気づいた
それは焦りだと

何に焦っているのか
自分の思うようにできないことか
他人から受けた言葉か
ひたすら
自分に問い続けた

ある時
心に光が差す

すぐにできないからといって
焦るのはやめよう
他人の言葉に反応して
焦るのはやめよう

まず
自分にできることを見つけ出そう
そして
できることから始めよう

私を
追いかけていたものは
幻に過ぎなかった
もう
夢にうなされることは
ないだろう

編集・削除(未編集)

夏生様 お礼です 上原有栖

今回も丁寧な感想と評を頂きまして誠にありがとうございます。
今も昔も世界の至る所で悲しい出来事が起きています。私たちに出来ることを続けて、また表現を通して平和が少しでも拡がっていく、そんなことを期待しつつこれからも生きていきたいと思いました。

次回の投稿もどうぞ宜しくお願いいたします!

編集・削除(未編集)

黙示録  aristotles200

巨大な円盤状
凡そ直径1500mの
トラペトゥムがある

上は、巨大な石と
機械で組まれた塔が
雲に届くほどに
聳え立ち
地上から先端は見えない

下は、地中奥深くまで続き
巨大な洞窟の中心で
根本は2mほど
宙に浮かぶ

地上は、トラペトゥムの
突き出た無数の棒を
身の丈10mほど
数千の土塊のゴーレムたちが
押して、回している

ゴーレムたちの
踏みしめる
大きな足音と振動、地響き
ズシン、ズズン、ズシン

トラペトゥムから発する
機械的なモーター音が
周囲に響き渡る
ヒュルル、ヒュルルル、ルル

周囲は、数万のゴーレムたちが
整然と控えている

離れた沼で
ゴーレムが生まれ
力尽きたゴーレムは
列を離れて、崩れ落ちる
そして
新たなゴーレムが
棒を回し続ける

誰が何のために造ったのか
今や誰も知らない

   ✳

先史時代に描かれた
洞窟壁画にこうある
空に浮かぶ満月が
地球へと落ちてくる
巨大な船が
空に描かれ
巨大な塔が
月を止めている

壁画は
続いて、未来を描く
人間が現れた
戦闘機のような異形
爆弾のようなもの
そして
崩れ落ちる巨大な塔

炎のまわりを
踊り、狂う人間たち
   ・
真上には
ゆっくりと迫る
巨大な満月

編集・削除(編集済: 2025年09月06日 00:38)

恋文  Ema

暗闇に目が慣れて 
羊たちにそっぽを向かれてしまったから

眠れない夜をあきらめて
眠らない夜にする

カーテンをあけると
紺青色の空が囁く子守唄に
街は身をゆだねていた

静寂につつまれた街に
ぽつり ぽつり とある
灯りの理由を数えてみる

ふと過(よ)ぎる 

あのひと。

あの人はどうしているのだろうか

面影はすこしおぼろげで
でも声は鮮明に耳に残っている

無条件に 
まっすぐに
ただただ どうしようもなく
好きだったひと

制服におさまっていた季節に抱えていた
零れるほどの想いは
はじけるように瑞々しくて
眩しくて直視できない

そっと
あの人の名前にふれてみる

どんなふうに歳を重ねているのだろう
声も変わっているだろうか

会いたいとは思わない
この空続きのどこかで 生きていてくれたらいい
いや、できれば幸せでいてほしい

疾うに薄れてしまっている
かつて交わした かけがえのない言葉たちを
手繰り寄せようにも
なかなか遠いところまで来てしまった

このまま時間に逆らうことなく
あの人の輪郭は ゆるやかにほどけていく

それでも
あの人の名前だけは
私の深奥に永く留まりつづけて
ごく稀に 
蛍のように しずかに 光るんだろう

かけ巡る思考は 届けるすべのない想いは 
宛てのない夜風にのって 
ずいぶんとさまよってから
空が仄白んできた頃に すっときれいに溶けた

空の裾が琥珀色に滲んで
街が夢から醒めはじめたところで

私も日常をはじめるために
頼りがいのない眠りにつく

編集・削除(未編集)

三浦志郎様へ 評価のお礼

三浦先生
評価をありがとうございます。
今まで自分の事は二の次にしていましたが、自分優先の事を考えてもいいのかな?と思うようになりました。
貴方とは、主人の事です。
最近、元気がないので、日帰り旅行でも行きませんか?と誘ってみようかと思い、詩にも書いてみました。アドバイスをありがとうございます。
参考にしながら次回作に繋げたいと思います。

編集・削除(未編集)

人と庸 様  水無川 渉

お返事が遅くなり申し訳ありません。
ご連絡をありがとうございました。
御作「偏頭痛のあと」改稿の件、承知しました。
よろしくお願いいたします。

編集・削除(未編集)

夏生さまへ ご感想のお礼です。  人と庸

夏生さま
はじめまして!ですね。こちらに投稿させていただくようになってから1年以上経ちますが、創るのが遅く、そんなに数多く投稿できていないので…。
拙詩にご感想いただき、ありがとうございます。
「石礫のような人間の〜」からの部分は自分でも好きなところだったので、そこを取り上げてくださって嬉しいです。「わたし」と「きみ」の間に何があったのかはわからないままにしておきます。
私のような者には恐れ多い引用をたまにしてしまいますが、『広重ぶるう』に出てくる台詞は、とても心に残ったので、使わずにいられませんでした。
また投稿します。よろしくお願い致します。

編集・削除(未編集)

自由の研究  荒木章太郎

君が明日から学校に来ないなら
夏休みの最終日に
宿題の自由研究を
自由の研究に変えて
君を誘って星を見に行こう

権力をかわし
平等を夢見て
重力に抗い
浮力を試すように

生きることは難しい課題だ
けれど
ひとりの尊厳を守り
受け継いだものを抱きしめながら
自然と向きあい
自由に怯えながらも進んでいける

そのとき
君と僕の葛藤は
傷跡ではなく
小麦色に沈む夕暮れの中で
明日への証となる

編集・削除(編集済: 2025年09月03日 01:15)

夏生様  評のお礼です  松本福広

拙作「プラネテラ」佳作の評ありがとうございます。
この作品……実はタイトルが先に来た作品で。
補足として書き忘れていたのですが、プラネット(宇宙)に
テラバイト(ここでは沢山くらいの意味で使わせてください)のテラと
地球のテラを組み合わせた造語です。
なんとなく響きが気に入ったので、そのまま書いてみました。
テラバイトの方の、プラネテラから多元宇宙というモチーフを使い、その中のテラ(地球)。
そこら辺を説明しやすいのが恋愛詩だったので
こんな形を取りました。
ありがとうございます。またよろしくお願いします。

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