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ここから詩人として巣立った人は数知れず、です。あなたの詩を継続的に見守り、詩の成長を助ける掲示板です。

(あのーー、私が言うことでもないんですけど、詩は自由を旨としていますから、どこにでも投稿しようと思えば、投稿できないところはないんですけど、いきなり大きなところに挑戦しても、世の多くのものがそうであるように、ポッと書いて、ポッと通用する、ポッと賞が取れる、なんてことは、まずありえないことというか、相当に稀有な話なのです。
やってみることは止めませんけど、大きなところのノー・レスポンスにがっかりしたら、
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編集・削除(編集済: 2025年01月02日 01:55)

じじいじじい様  荻座利守

じじいじじい様

お祝いのお言葉をありがとうございます。

今後も、より良い詩を書くよう、努力してゆきたいと思います。

荻座利守

編集・削除(未編集)

荻座様 おめでとうございます。  じじいじじい

荻座様

こんにちは。
第4回川越文芸賞、受賞おめでとうございます。

編集・削除(未編集)

大事な人  相野零次

僕の大事な人よ、なぜここにいないのか、どこにいるのか、どうすれば見つかるのか。探し続けているもう何十年も探し続けている。でも見つからない、見つかる気配もない。
風が吹く、雷がなる、大雨が降る、僕は立ち尽くす。
なのに君がいない、大事な人は君なのか? そうなのか、そこにいるのか! いない、やっぱりいない。
朝、自転車で大事な人を探しにいく。自転車で走ると一筋の涙がこぼれる、何が悲しいというのか、雷鳴轟き、近くの家のアンテナに落ちる、轟音。バリバリとなる。
朝、悲しみと憂いに満ちた朝、君がいない朝。疾走する鐘の音。鳴る車のクラクション、僕は狂っちゃいない。空虚な妄想に打ちのめされてノックダウンする。君がいない、大事な人はどこにいる? 音楽を聴こう、クラシックは似合わない、ロックが好きだ、激しいのがいい、デスメタルの吠えるボーカルが心に響く、大事な人、君もそうならうれしい、そうじゃないのかい。思いつくままに書く、途切れないように、思考をフル回転させて、もっと飛躍させたいが、支離滅裂になっても何にもならない、大事な人、君はどう思うだろうか、大事な人、君は何を思って今を生きている? 春夏秋冬、君はいない、君というのは大事な人のことだ、君と大事な人は一見すると同じだ、しかしどこか違う、似ているけどどこか違うんだ。一卵性双生児のように、君と大事な人は似ている。けどやっぱり違ってる。好きと伝えたいだけかもしれない、愛していると訴えたい。すると君はどんな顔をするだろう、きっと迷惑がるにちがいないから言えない。ああ、でもそこを乗り越えなければ一生何も変わらない。さあ君よ、ここに現れておくれ、そして僕が愛を伝えるのを黙って聞いていておくれ。そのあとの返事はいらない、駄目だってわかりきってるから、僕には自信がないから。だから黙って去っておくれ。そして大事な人になってくれ。今は冬だ、寒い。君と温めあいたい、そんな顔しないでおくれ、大事な人。僕の勝手な思い込みなんだ、まだだ、まだまだ情熱が足りない。君というのは僕が好き勝手にしたいんだ。大事な人は僕がいてもいなくても幸せになって欲しい人なんだ。だから似てるけど違うんだ。君ならめちゃくちゃにしたいけど、大事な人にそれはできないんだ。ならどうする? 君と仲良くすることでだんだん大事な人に近づいていくんだ、そうだ。君を大事にすることによって君と大事な人は近づいていく。やがて一緒になる、そうすると僕も君も大事な人も同じように幸せになる。君とはまだ出会えていないのか、いや、ああ、もう考えたくないが、とっくに出会ってしまったのかもしれない、でも僕が君を導いてあげれなくて通り過ぎてしまったような気がするんだ、きっとそうさ、もう人生の半分も越したというのに今だに君と巡り会えていないなんておかしいじゃないか。大事な人には何度か巡り合えているんだ、でもそれが君にはならなかったんだ。君、君はどこにいる、まだ諦めなくていいと思うんだ、チャンスはまだたくさんあるはずなんだ、でも僕には自信がない。だから今でも一人でいる、さみしくて、かなしくて、だから朝、自転車で走るといつも涙が少しだけ零れるんだ。大事な人、そんな僕を慰めてほしい、これは僕の甘えだ、僕はただの甘えん坊だ。そんなことわかってる。甘えているうちは大事な人にも見捨てられるんだ。でも君がどこにいるかわからないから大事な人へのアプローチの仕方もわからないから仕方ないじゃないか! 君に会いたい、君に今すぐ合いたい。でも大事な人はここにいない、大事な人は君だからやっぱりここにいない。孤独な夜はいつまで続くだろう、もういらない、もううんざりだ。だけど僕の心に関係なく時間は過ぎて行ってしまう、年をとってしまう、君と出会うチャンスが減っていってしまう……いいじゃないか、出会えなくても。孤独に生きればいいのさ、今時おひとりさまなんて珍しくもない。一人で気楽に自由に人生を謳歌すればいいのさ! でも僕は臆病なんだ、一人で生きるには気弱すぎるんだ、サバイバルに生きる経験も少ないから不安なんだ、だから君が欲しいんだ。僕はただのいい人だ。無口で無力なただのいい人だ。周りからもそう言われる、何の取り柄もない、真面目で臆病な人間なんだ。君は僕よりもっといい人と仲良くなりたいんだ。だから大事な人が必要なんだ。僕を大事な人かもしれないって思ってくれる人が必要なんだ。僕が君にとって大事な人かもしれないって思わせなくちゃいけないんだ。どうやって? わからない、それがわからなくて苦しいんだ。心の全てをこうやって吐き出しているんだ。まだまだ終わりなんてないんだ。僕はずっと孤独に生きていたんだ、孤独な心の独白はまだまだ終わらないんだ! でも終わらせなくなくちゃいけない。人生には終わりがあるんだから、いつまでも我儘を言い続けたって意味はないんだ! さようなら君、大事な人。僕はもう諦めるよ。諦めてずっと一人で生きるよ。だってその方が楽だから、辛くないから……辛い、辛いよ。そう考えるのはやっぱり辛い。君に会いたい、大事な人に優しくしてあげたい。素敵な人に出会いたい! まだ見ぬ君よ、どうか現れておくれ、神様なんていやしない、信用ならない。でも神様に祈る、矛盾している僕の心、神様ならわかってくれるかもしれない。君よ、いつか、なるべく早く、僕の前に現れておくれ、僕に気づかせておくれ、ああ、この人が僕にとっての大事な人なんだってわからせておくれ。まだ見ぬ君、君、君……大事な人。

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青島江里様へ  評価の御礼

評価をしていただきありがとうございました。
歌詞のフレーズが思い出せないことに共感してもらい嬉しく感じました。
思い出せない歌詞のフレーズと心のモヤモヤを書いてみました。
間の繋げ方は私の課題ですね。
心に余裕がなく、綺麗に咲いている椿の花にやっと気づき、謝っていました。
椿に、素直な気持ちを持ちなさい。そして、身近に居る人を大切にしなさい。と諭されているように感じ、書きました。
最後は、思い出したのと、スッキリした気持ちを表現してみました。
今回も勉強になり、次回作の意欲が湧きました。

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時間と気動車  こすもす

時間という一本の線路がある
わたしは空色で一両だけの気動車だ
今この線路を走っている
ガタンガタン
ゴトンゴトン

昨日 今日 明日
先週 今週 来週
先月 今月 来月
去年 今年 来年
前世紀 今世紀 来世紀
線路は果てしなく続いている

長い道のりだ
時には急な坂がある
ガタガタガタ
ゴトゴトゴト
時には向かい風も吹く
ガタガタガタ
ゴトゴトゴト
それでも走り続ける

長く走っていると
線路が深い霧に覆われることがある
進んでいるのか
退いているのか
停まっているのか
わからなくなるときがある

長く走っていると
この線路と並行して
別の線路が見えることがある
その線路を
オレンジ色で一両だけの気動車が
走っている
その気動車を見ていると
どちらの気動車が
本当のわたしなのか
わからなくなってしまう
やがてその線路は離れてゆき
見えなくなった

ふと思う
これから走る線路の先と
今まで走ってきた線路は
はるか遠いどこかで
つながっているのでは
ないだろうか

ふと思う
この線路は
あるように見えているだけで
もともとないのだろうか

わたしは今日もこの線路を走る
ガタンガタン
ゴトンゴトン……

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三浦志郎様 評のお礼です。  荒木章太郎

 本作「いの中の蛙」を、まるで心の井戸を照らすように深く読んで下さり感謝致します。佳作を頂きましたことはとても励みになりました。
 私自身の心の井戸を掘り進めていると、その底には小さな子供の私に出会います。汲み取り式トイレで風呂無しの狭いアパートに、妹が生まれる前、父母と3人で暮らしていた頃の私でした。当時の父は体調不良で、まだ働けていなかったと思います。周りは田んぼに囲まれていて、カエルの合唱、屠殺所から聞こえる豚の鳴き声が聞こえます。空には月に照らされる羊雲、母に手を引かれて通う銭湯帰りの風景でした。私は何も知らず、周りで何が起きていたのかも理解できずに、自分達がどこか周りとは異質だったことも、不安すら感じていませんでした。自己探求が進み、父も亡くなり、ようやく、いろいろなことがわかってきました。「井の中の蛙大海を知らずだったのだ」とじんわりと乾いた心の井戸に水が沸いてきて生まれた詩でした。ありがとうございました。

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父の背中  上田一眞

1.五右衛門風呂 (昭和三十七年春)

わが家の風呂は五右衛門風呂
鋳物の釜に水を張り
焚き木を燃やして湯を沸かす

釜の底が熱いので
敷板を踏みながら湯舟に入る
父と二人
並んで入ると
いくら身体が小さい僕とはいえ
いささか窮屈だ

ざんぶと飛び込むと
お湯がざぁと溢れる
爽快この上ない

若き日 相撲に熱中していた父
色白で
肩幅が広い

 お父ちゃんこれ何
 どうしたの?

袈裟掛けに斬り下げられたような
右肩から左脇腹まで
背中に負った大きな傷跡
僕は恐る恐る指でなぞった

  ああ それな
  手術した跡じゃ
  ぼくは小さかったから覚えてないじゃろう
  お母ちゃんに手を引かれ
  見舞いに来ちょったなあ

天井からポトリと一滴の雫が落ちた
僕の脳髄に
去来する記憶の輪が
広がった


2.サナトリウム (昭和三十二年春)

光駅に降り立ちバス停に向かう

 お母ちゃん早く早く
 バスが待っちょる

首振りのトレーラーバスに乗り
るんるん気分で浮かれながら
父が療養する
サナトリウムに向かう

暫くすると
コールタールで塗られた
黒い板壁の建物が見えて来る

   ぼく お父ちゃんの顔を
   よく見ておきなさいね

サナトリウムに入る前
母は願うように
囁いた

無数の寝台が一列に並ぶなか
端っこに横たわる父
白い病衣が目に滲みる

肺結核を患った父
明日は療養の帰結である摘出手術だ
病状は重篤で
命の灯火は揺らいでいた

無言の父
父母の会話はよく覚えていない


3.虹ケ浜

サナトリウムを出た後
虹ケ浜の海辺を母とともに歩く

美しい松林
転がる松露
瀬戸内の優しい波音に誘われ
母は波打ち際まで歩み
しゃがみ込んだ

何を思ったのだろう
春霞たなびく朧な海を見つめ
痛いほど僕の掌を握った

幼い僕には知る由もないが
死神が忍び寄り
父の命を窺い
母子の淡い影を踏みつけていたのだ

砂浜に母の祈りを残し
千鳥が飛ぶ

無数の鳥
その姿を瞼に置きながら
僕の記憶は途絶えた

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ありがとうございました  荻座利守

レギュラーメンバーの皆様

お祝いのお言葉をありがとうございます。

文芸賞の準賞ですが、やっと一歩踏み出せた、という感じです。
これも島様をはじめ、レギュラーメンバーの皆様のご指導、ご薫陶のおかげです。
ありがとうございました。

荻座利守

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SINGER ”A・N”という生き方 三浦志郎 3/7

このFEMALE・SINGERを

別に
好きでもない
嫌いでもない

ただ思うのは
過去の多くを
優れた曲に恵まれ
粒立ちの良い
メロディと言葉に包まれた
―そう思ってはいる

当時
アイドルとしては
少し斜に構え
なかなか挑発的で
影のようなものも纏っていた
―そんな気もする

すでに
六十歳を迎えるという
今は穏やかに
シンプルなピアノトリオ+アルファで
ジャズ風にセルフカヴァーする

私に言わせれば
純粋なジャズではない

彼女にとって悪くはないだろう

忘れられたわけではないが
すでに華やかな場には出てこない
あるいは再び出るかもしれない
迷いながらもいつかは
自分自身を見つめること
今は決めかねているから
今は誰もわからないから
現在進行形の謎

若さという蓄えが消え
もしも これから
思う人にのみ思われるだけになったとしても
常に実(じつ)ある支持者から守られる
そんな人々と生きてゆく

過去は置いてきても
失われはしないから
時代と伴走した事実があったから
これからも
自己という意思は続くのだから

「WHAT ARE YOU DOING THE REST OF YOUR LIFE?」
( 人生の残りを あなた どうします? )

そんな生き方の分岐に立つ
ささやかな問いかけもあるのだ と
彼女が見つけ
答えようとしていることをー

私は記憶しておきたい



                        *終わり近くの英文はジャズのスタンダードナンバーのタイトルを引用した。

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青島江里様 御感想の御礼

今回もご丁寧な御感想ありがとうございます。
圭作半歩手前惜しい所でしたがとても嬉しいです。
毎回とても勉強になります。これからもまだまだ
頑張っていくので宜しくお願い致します。
本当にありがとうございました。

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