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編集・削除(編集済: 2024年09月10日 18:37)

島様 評のお礼  荻座利守

この度は私の詩の「小さな花束」に丁寧な評をいただき、ありがとうございます。
秀作プラスとの評をいただき、たいへん嬉しく思います。

まだまだ細かな点に考えが及ばず、詰めの甘さを痛感しております。

今後とも宜しくお願い致します。

編集・削除(未編集)

詩の評、お礼です。  じじいじじい

島様

お世話様です。
詩の評、お礼です。
有難うございます。
家族にする。は飛躍しすぎかましたか。なるほど、確かにそうですね。島様のご指導のとおり他に一味加える必要ありました。

これからも宜しくお願い致します。

編集・削除(未編集)

評、11/11~11/14、ご投稿分、その1。  島 秀生

大変お待たせしております。
とりあえず半分行きます。
残り6作は、明日の夕方に。


●森山 遼さん「存在は その恐るべき 姿を 剝き出しにしてる」

思考の持続性があるので、つまりロジックは通っているので読めますが、一方でロジックだけのものって、詩として不完全なので、これが今後、どう具象とマッチングしてくるか、調和してくるか、でしょうね。
人って、誰も説教されるのキライだから、説教がましい書き方になるのは禁物ですし、一方で自己完結してしまうのも違う。まだ課題アリですね。
机上で内に向かって書くのでなく、外の対象物や、世情の題材に対して、その思考力を発揮した方が、つまり直接的論述ではなく、対象を挟んだ間接で思考の応用編を見せた方が、詩としてはうまく行くかもしれませんので、また試してみて下さい。
森山さんは私は初回ですので、感想のみになります。


●紅桃有栖さん「千葉の空」

1連と2連、対比で気づく空と雲の景色のところは、とてもステキだと思います。自転車でないと見えない風景があります。飛行機はもちろんのこと、スピードが早い車では見えない風景がある。そこをきちんと書いてくれました。
この1~2連は丁寧に書かれてて、いいなあと思うんですけど、後半がねー、やけに大雑把な言い方になりましたねー。
なにも4連で終わらなきゃいけないことはないので、後半の内容についても、気が済むまで丁寧に書き込めばいいのに、と思いました。
言ってる内容は悪くない、むしろ良いことを書こうとされてるんですけど、こんなにざっくりやられたら、読む方はスジもロジックも追えないです。
「短いのが詩だ」って観念は捨てられて、日常において人を説得するのと同様に、必要ならいくら長くなってもいいから、「人に伝わるように」を優先して、書いてみて下さい。
後半については概ねそんな感じなんですが、3連で「ホワイトノイズ」という新しい言葉を1つ織り交ぜようと試みは、悪くないです。
また4連も、1~2行目については良い言葉でした。
部分、部分では良いものを発揮されてるので、しばらくうちで書き込まれたら、進化すると思いますよ。また書いて下さい。
初回ですので、感想のみとなります。

余談ですが、国内線の西方向から羽田に向かう便は、いったん東京湾を東向きに突っ切ってから、房総の上空で、時計回りに90度(← 失礼しました。270度でした)旋回して、機首がまっすぐ南方向から北向きになるよう、姿勢を整えてから、羽田に侵入するので、房総の中央部から南半分上空をウロウロ飛んでるのは、たぶん国際線より国内線の方が多いと思います。


●荻座利守さん「小さな花束」

とりわけ4~6連のところが、凄くいいんですが、私が荻座さんが定義するところを正確には把握できていなかったり、また託されるのは、はたして「花」なのか、「花束」なのかを迷うところもあり、3連以下は下記構成に変えてみてはどうか、というのがちょっと浮かびましたので、記します。

小さな白い花束
誰がどんな想いで置いたのか
わからないが

花束はいつも
人の想いを担う

摘み取られ
根から切り離された花は
数日のうちに萎れ散りゆき
決して実をつけることはないが

そこに託された想いが
誰かに届いたとき
花束はその人の心のなかに
実を遺す

たとえそれが
喜びでの実であっても
悲しみでの実であっても
我らのうちに
深く深く沈みこみ

時を経て
更に熟して
形を変えて芽吹きだす

交差点の片隅に置かれた
小さな花束が
どれだけの実を宿しているかは
わからないが

それは
消えゆく命の
ただ滅するのではなく
いつかどこかで
形を変えて芽吹くことへの
切なる祈りを
担っているのだろう

たとえ眼に見えず
気づかれなくても
我らの内には
誰かから託された想いと
担った花束とにより稔る実が
常に届けられているのだ


ちょっとのことなんですけどね。この方が、より深いとこに行けるかな? と思いました。
でも、前回申し上げた、「どこかで具象と繋がらないといけない」「題材はむしろ具象の方がいい」を早速実践してくれていて、今回の方がぐんと良くなったと思います。

ああ、それから2連の「原動機付自転車」は、日常的な言い方で「原付バイク」でいいんじゃないでしょうか? こっちはたぶん、「バイク」という括りの中での排気量を識別する意の言い方なんでしょうけど、こっちの方が日常的な語に思います。

ちょっと細かなところあったんで、現状、秀作プラスにしますが、方向性はこれで合ってますよ。私の案を一考してもらったら、名作になれます。


●ゆきさん「家族写真」

少々ドラマチックに脚色しすぎた感はありますが、いいでしょう。名作を。

たぶん写真を撮ったのは、このタイミングじゃないんじゃないかなと思うし、家族の設定も、もしかしたら少し変えてるかもしれないのですが、これに類似した経験と、想いとして同じ想いを経験されてるのかなと思い、読みました。いずれにせよ、イヤな思い出、思い出したくもない種類の出来事でしょうに、しっかり捉えて書き上げてくれました。OKです。

祖母のところに行くというのは現実的ですし、

 必要のない家族なら初めから
 ない方が良かったのに

は、自分も含めて言ってる言葉だから、ものすごい肉声で、胸が締め付けられます。

 心の奥底に隠してきた泥を
 吐き出すように
 写真の父を睨みつけた

の言葉もありますが、「幸せでない家族写真」ってあると思う。察するところあります。
また、

 私達の何がいけなかったのか

は、親がやさしくしてくれないのは、自分が悪いからだと考えがちな子供の心理がよく描かれています。
でも本当は、子を虐待する親や子を捨てる親というのは、そことは全く違う、自分の都合だけを考えてる人が多いです。本当は、理由はそこじゃないです。子は全く悪くないんですよ。

心理的なところ、想い、よく考え、よく書けてると思います。
大雨のところとか、写真館からすぐ祖母宅へ行くところとか、無理に繋がなくてもいい気がしたけど、後半の心の部分、肝心なところはよく書けてるのでOKです。

むしろ子供の頃はよくわかってなかったけれど、大人になってから、よく状況がわかってその写真を見ると、苦々しく思う家族写真て、あると思う。この詩もそのへんがスタートかもしれません。


●じじいじじいさん「なつのわすれもの」

なんとなく翌朝起きたら、お母さんに捨てられてしまってそうな予感がしますが、まあそんなリアルは余談として、お話はおもしろいです。
砂浜に落ちてて、家に持って帰ろうと決めたところまではいいんです。そこまでは上手に書けてると思う。でも、それだけで「かぞく」とは呼ばない。「かぞく」とまで呼ぶには、まだ何かが足りない。もう一段上がる、何かがないとダメですね。
そこを作るか、作れないんだったら、着地点を「かぞく」とは違うところに落とすか、でしょうね。
このお話、「かぞく」という言葉がすごく重いんです。そのため、そことの不一致感が気になる。
たとえばね、その子にはお母さんがいなくて、お父さんしかいなくて、しかもお父さんはいつも仕事行ってていない。ひとりぼっちだから、なんでもすぐ家族にしたがるんです。たとえば、そういった必然性ですね。それならもう一段昇れます。
なので、この童話詩は、もうちょっと詰めないといけないと思います。
半歩前です。


●理蝶さん「夜のムード」

うーーむ、やっぱり理蝶さんて、何者?って感じだなあー 前回もなかなかセンセーショナルでしたが。

初連を読んで、銀英伝を思ってしまった私は、ちょっとオカシイかな……。あれもドイツ語の名前が多かったからなあー 
それは余談かもしれないんですけど、なんでそんなことを思ったかというと、「小さい頃」で「原作・ドイツ語」となると、まずもってグリム童話を思うべきなんだけど、どっこいグリム童話って、短いお話が多くて、エンドレス感は全くないので、「一代記」とイメージが合わなかったからなんです。となると、何を想像すればいいのかわからなくなって、迷子になったあげく、銀英伝に行きついてしまったというお粗末でした。
というわけで結論、初連の「ドイツ語」は、なにを想起したらいいのかわかりませんでした。
なので、初連は1行目削除が私の案です。
「ドイツ語」を出してきて、特定の物語にするのでなく、むしろ1行目削除で、自分の将来の夢を天井に描いていたという意に変えてしまった方がいいと思います。

あと1点、
終盤の、「頭の良い子供」についてはOKなんですが、

 あの頃は
 理由もなく恋に落ち
 キスだけが頬を染めたっけ
  
 僕は寂しい目をしてた
 フレームの外にある
 何かを見ていた
 友が戯れる様子か
 ただの遠景か

の2つは、「小さい頃」の話ではないと思う。昔ではあるだろうけど、年代が違うものに思う。少なくとも読む側として、そう感じる。
初連で「小さい頃」とあったけど、詩全体を見た時に、年代がそこに定められていないと思う。そこがこの詩の難です。
もし、ざくっと昔の話として書きたいなら、そのような出だしにすれば良かったけど、これ、「小さい頃」で始めちゃってるから、読む方がそこの照準で、その後も読みにかかってしまいます。すると、途中で、年代の違和感が出る。

2ヵ所のうち後者については、前3行はいいけど、「小さい頃」基準で書くなら、後ろ2行の言葉は、そこ基準の言葉に変えた方がいいです。後者については修正可能です。

この詩は、3連の
 もはや義務的に
 明日に備えている

の視点が良くて、それと対照的となる子供時代の話を出してきた、このお話の骨格はとてもステキなのだけど、軸にブレがあるのが、ちょっと惜しい。
半歩前にします。

理蝶さんはレベルが高い人だとわかっているので、いきなりですが、そこに合わせてお話をしました。ちょっとキビシかったらゴメンナサイ。

編集・削除(編集済: 2022年11月29日 01:19)

狂人の夢  U.

張りつめた空気に満たされた夜
ママの夢で目が覚めた
長い槍で胸を突いていた
苦しくはなかった
私の目に涙はなかった

どこかで
赤ん坊が泣き出した
狂っちまった夜に
失ってしまったママを捜しに出よう
ママは死んじまって、腐っちまって
ほら、君が足で踏みつけているのがママの骨さ
ぼろぼろに腐っちまった骨さ

夜が煙草を吸う
紫の煙が飲み込まれていく
煙を伝って私も飲み込まれた
胸が焼けて
身体の血が逆に流れだした

赤ん坊が闇を引き裂く
狂っちまった夜に
ママを捜しに出よう
今夜は、十一月の夜、空気が張り詰めだした夜
そして、狂気に掴まれた私

編集・削除(未編集)

癇癪  理蝶

美しさが美しさ然として
煌めいているのが
はためいているのが
癪に障ってたまらない

なあ、歪めよ世界
澱めよ世界

血に滲んだ桜とか
泥まみれの涼しい瞳とか
精神を病んだ子パンダとか
モノクロのオーロラだとか

そういう物を思いきし
抱きしめたいんだよ
それが僕の心を
撫でてくれるんだよ

僕たちの内側にあるのは
さもしくて汚くて
醜くて甘い
溶けかけのキャンディのような
そんなものだろ?

何で君はしたり顔で
イルミネーションに
照らされてるの?

何を君は楽しくて
塵一つない部屋で
落ち着かない顔をしているの?

美しさって
汚くないだけなんだよ
ねえ気づいてよ
お願いだから

さもしさ、汚さ
僕たちの内側にも外側にも
どこにだって誰だってある
そんな澱んだ溜まりの中に
美しさを越えるような
愛らしさとでもいうべき
心を掴んではもう離さない
そういうものがあるんだよ

ねえ気づいてよ
お願いだから

編集・削除(編集済: 2022年11月25日 16:05)

豹紋よ 暗沢

 ヤマザクラの葉へ赤がともる頃だった
何処よりかひらりひらりと迷い込んできた おまえら

豹紋よ 染色を経て枝より離れ
舞い落ちたとりどりの葉がさながら化身した おまえら

あの一見毒々しい芋虫ども
やわな朝陽を受けての忠実忠実しき(まめまめしき)行進が
人びとの目を瞠らせた小さな斑点のうねりであった おまえら

紅葉は盛りを過ぎて路傍に隅にて重なる
それらの枯葉はおまえらの
成れの果てであるか 豹紋よ

華々しき秋の身罷りのもと
運んだ末の彩りに紛れて おまえらは

 豹紋よ 消え行くままなおまえら
その輝かしき羽の一枚を
私は書物へと栞として挟もう
そのとりどりに鮮やかな羽で
一枚のきらびやかな頁を織ろう
それらを綴じた書物を密かに
汗牛充棟の一隅へでも忍ばせよう しかし
これらも不純な想念(イメージ)に過ぎないのだ
豹紋よ

 冬を越せぬおまえらの 悉皆失せた
季節はもう間近だ 豹紋よ

編集・削除(未編集)

ひん死  可行

ベールを捲ると夜だった
生身の体から、皮膚をはぎ取り、悶えた
暗澹たる鬱屈の巣窟で 私は横たえる
内から音が漏れだして 空気となって消えていく
あ、とか う、とか それだけが全て
「苦しい」は形容詞 本当の苦しさは品詞以下
母音こそが本当の苦しみ

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街  妻咲邦香

街が街に恋をした
私は何処にいたらいい?
お邪魔にならないように
どいていたらいいのかな?

気まずくさせないように
口笛とか鳴らさぬように
少しドキドキしながら
ビルの影から見てる

教えてあげられることはないけど
愛することなら少しだけ
講釈たれて
先輩ぶって
あとは、あとは
呪文のように
トカゲが尻尾をのぞかせて
陽だまりも予感も立ち止まる

街が街に恋したら
それは街中お花畑で
素敵な匂いにむせ返る
何処にも逃げ場がないから
住んでる人はパニックよ

消防車の音が次第にハミングに
私は長袖セーターで
素敵なことを探しに出掛ける
ル、ル、ル
道草くってる羊雲
誰も責めてはいけないの

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乖離 成城すそ

ねえあたしちゃんとまてたよ
しずかにしてたよ
ちょっぴりさみしかったけど!

ひさしぶりのおひさまはとてもとおくて
もうこえなんてとどかないかも。

ちょっとあしにあたってるおおきなみずたまりは、しょっぱいあじがした

あたしほんとにたのしいのに、うれしいのに、なんでぬれてるの?
あたしはしあわせなのに、なんであやまるの?

夢の中は生暖かい羊水で満たされた胎児のようにやらかくて、苦しい。

夢の境界は空から解けて、カーテンの向こう岸を灯す、太陽の恋人になる。

遠くから聞こえるさざ波の音は少しだけの塩を料理に加えた。

私は苦しいし悲しい。だから泣いているの。
あなたは笑って、私に幸せを沈めてくるのに、私は何も出来ないまま。

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デュシャンよ切に  猫目屋倫理

探せ探せ
デュシャンを探せ!

パイプに目を奪われるな
どのみちコレはパイプではない
顔のない紳士に挨拶
おっと失礼急がねば

探せ探せ
デュシャンを探せ!

溶けた時計を流し見て
ミューズが与えた不安は的中
途方に暮れる眦の
例のガラスの涙のように

切に切に
デュシャンよ切に!

世界はなんて無慈悲なのだ
道標などまるでナンセンス
順路は須く守るべしと
あゝ泉は遥か遠く…

親愛なるマルセル・デュシャン
果てなき回廊
焦燥の波
表題は差詰め




「あの!トイレはどこですか!!」

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