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編集・削除(編集済: 2024年09月10日 18:37)

憂世  山雀詩人

ベッドは海だろうか
それとも湖だろうか

あおむけに
四肢をのばして寝転べば
まるで浮かんでいるようだ
ぷかぷかと
水のまにまに

ほら、どこだっけ
イスラエルだっけ
あの辺にさ
死海ってあるでしょ

海なのに湖で
湖なのに海より海で
塩分が濃く人が浮く

あそこみたい

行ったことはないけれど
もしあそこで浮かんだら
こんな感じじゃないかな

ふわふわと
ゆらゆらと
全しがらみから解放されて
浮く

そうか
ここは死海なのか

だとしたらおもしろい
日がな一日ぷかぷかしよう

だらだらしながらぷかぷか
もぐもぐしながらぷかぷか
本を読んだり詩を作ったり
ときどきタバコもぷかぷか

塩分の濃すぎるがゆえ
死海には魚も住まぬ
地球に何も貢献しない
そんな湖いるんだろうか
でもそれもよし
それゆえに浮くのだから

この部屋もまた誰も住まぬ
我が憂鬱の濃すぎるがゆえ
何の役にも立ちゃしない
こんな憂鬱いるんだろうか
でもそれもまたよし
それゆえに浮くのだから

憂世は浮世
今日も憂世を浮かんかな

あおむけに
涙こらえて浮かんかな

ぷかぷかぷか
ぷかぷかぷか
 

編集・削除(未編集)

雨音様 詩の評のお礼  エイジ

雨音様 詩の評をありがとうございます。

僕は詩の語り方がまずいようで毎回注意されます。
雨音様の例を参考にし、学びにしたいと思います。

ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

編集・削除(未編集)

雨音様、評のお礼です。  妻咲邦香

雨音様、「猫」に評をいただきありがとうございました。
自分でもこれは説明のつかない、また説明していけない詩のような気がして、これは本当にどのように読まれるのか気になってました。想定はしてなかったのですが、自分が猫かもしれないというのは十分にありですね。そもそもタイトルの「猫」というのが一体何を指しているのか、君なのか、僕なのか、背景に猫がいたのか、それとも何かの比喩なのか、その辺りをピンポイントでぼかすというのを肝にしてみた次第です。言ってみればアトラクションのようなものでしょうか。私は基本的に作品というものは、作者よりも読み手の方が断然上である、という考え方ですので、そういったスタンスを生かした作品が書けたら、と思っています。
佳作もありがとうございました。また次回よろしくお願いいたします。

編集・削除(未編集)

剪定  Liszt

庭木を手入れするときは、いいかい、枝を「切る」んじゃないよ、
「剪る」んだよ。ろくに世話もしないで伸び放題にしておいて、そ
のうち邪魔になったので、めったやたらに切り落とすなんて、愛も
理屈もあったもんじゃない。街路樹も同じだ。台風のときに電線に
当たって危ないからって、枝の途中でバッサリと寸胴切りにするな
んて、もはや樹への虐待さ。だいたいそんな具合にやみくもに枝を
切ると、花も実もつかなくなるし、切り口から病気になって、枯れ
てしまうことだってある。

そもそも、樹はいったいぜんたい何の必要があって、こうして人間
に付き合っているのだろう?いや、太古の昔から自然の中で生きて
きて、今さら人の助けなど必要なはずもない。緑に癒されたい、綺
麗な花を愛でたい、と思って身近に樹を植えるのは人間の勝手な都
合であって、もともと樹にはこちらに付き合う義理などない。人間
と一緒にいるからこそ、やれ、茂りすぎて邪魔になるだの、落ち葉
の掃除が大変だのと、痛くもない腹を探られる羽目になる。それば
かりか無残な切り方をされて痛々しいことこの上ない。

だからこそ「切ってやる」じゃなく「切らせてもらう」という気持
ちで樹々を手入れしてほしい。考えもなしにバッサリ切るのではな
く、ちゃんと枝を一本一本吟味して、切るべき枝を選んで切る―こ
れが「剪る」という言葉の意味だ。そして、傷口ができるだけ小さ
くなるように、剪る位置と角度に気をつけてほしい。そうすれば病
気になりにくい。要は人間を育てるのと同じさ。いろいろと手をか
けないといけない。

こうして心を砕き愛情を持って手入れすれば、見境なく切り刻んだ
のに比べてずっと樹の形も整い、自然な美しい姿を楽しめる。残す
べき枝を残しているから、花を咲かせ実を味わうことだってできる。
何より「剪定」は人間の健康にもいい。たまの休日、青空のもと、
木ばさみをサクッ、サクッと言わせながら作業しているうちに、い
つのまにかこちらの呼吸も整い心臓の鼓動も規則正しくなってくる。
そんなとき耳を澄ませてみるといい、きっと樹がこちらに語りかけ
る言葉が聞き取れるから。心が通じ合い、かけがえのない友人を得
た気分になる。そうなれば、もうしめたものさ。素敵な休日になる
こと請け合いだ。

参考文献:木下透「剪定『コツ』の教科書」講談社(2022)

編集・削除(編集済: 2022年09月15日 10:55)

雨音様 評のお礼  荻座利守

この度は私の詩の「鷺草の花」に丁寧な評をいただき、ありがとうございます。
佳作との評をいただき、たいへん嬉しく思います。
また、鷺草の花言葉を調べていただき、ありがとうございました。
最近、鷺草の花を見ることがあり、昔のことを思い出して、この詩を書きました。
今後とも宜しくお願い致します。

編集・削除(未編集)

雨音様 評のお礼です 紫陽花

雨音様 おはようございます。いつも丁寧に読んで下さりありがとうございます。連分けと読みやすさの問題ですね。推敲します。推敲ゆっくりしてみます。
関係ないことですが、マイディアに投稿する前にSNSで怖い目に会ってしまったので、こちらも恐る恐る参加致しておりました。こちらは、純粋に詩人の方達の素敵な作品に触れられる有り難さ。自分を表現しても雑音がついてこない有り難さがあります。ボロボロに勝手に傷ついていた私の弱い心が、いつの間にか皆様の詩と評で本当に癒されています。これからも、よろしくお願いします。

編集・削除(未編集)

起源  みかめ

海を見る人々の目には
喜びと悲しみばかり宿っているので、
海はほかを知らないだろう。
そう思った少女が夜更けに海へ行き、
今度は話を聞いてみようと勇んだが、
さらさらと月光が揺蕩うばかりである。
その壊れんばかりの明かりを見て、
少女は愛を知りました。

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みじかいなつ  じじいじじい

もうすぐあきがはじまる
トンボたちがそらをとびはじめた
でもボクはとべなくなった
からだにちからがはいらないんだ
はねにちからがはいらないんだ

ねえママつかれたよ
ボクはそらにいくひがきたよ
にじのはしをわたらなきゃ
ねえママいままでありがとう
ねえママだいすきだよ
ボクはそらでまってるね

セミのなっくん
ひまわりママにさよならをいった
ママはなっくんを
みどりいろのはっぱのてで
ぎゅっとぎゅっとだきしめた
なっくんがんばったね
ママはなっくんがだいすき
ふたりのなみだポツンとおちた

ママにだかれたなっくんは
やさしいかおでママをみている
やがてそっとめをとじた
なっくんはにじのはしをわたった
だいすきなママのなかで

ひまわりママとセミのなっくん
やさしいふたりのおやこ
ママはずっとなっくんをわすれない
ママとのみじかいなつをわすれない
なっくんはそらから
ママをみていてくれるから

編集・削除(未編集)

雨音様、感想の御礼  ふわり座

ご感想有り難う御座います。
アドバイスとても嬉しく思います。
詩の知識がないものでなかなかいい詩が
出来ませんがこれからも頑張って
書こうと思います。アドバイス本当に
有り難う御座います。

編集・削除(未編集)

評ですね。9月3日〜5日 ご投稿分

「猫」妻咲邦香さん
妻咲さん、こんにちは。そちらはもうこんばんはでしょうか。
タイトルにある猫は、猫のような君、そして僕ももしかしたら
猫なのかもしれないし、猫になりたい僕なのかもしれない。
猫同士だとしても人間同士だとしても、どんなに近しい間柄でも、
ぴったりと重なることはないし、丸っとすべてわかることもない、
そんなことを考えながら読ませていただきました。
全体的にはすごくよくできた作品、物語も深々と伝わってきました。
佳作です。

「椋鳥の窓」小林大鬼さん
小林さん、お待たせしました。
椋鳥たちが眠りにつき夜明けを迎える、そこに雨が滴る、
光景が目に浮かぶような作品でした。
小林さんらしい作品だなと思いました。
それで、このままでいいのかなと思ってしまったのですが、
あえていうならば、最後の雨の部分と他の部分を少し区分できるように
最後だけ一行を短くする(多分こちらの方がいいかなと思います)
もしくは、最後だけ一行を長くする、といいかなと思いました。
これだけ一行が短く縦長(縦書きだと横長)だと、
少しだけ変化を期待してしまいます。
淡々とそのままでもいいのかなとも悩むところですが、
もしもそうならば、最後の雨の滴りにもう一息何か印象があるといいかもしれません。
ご一考ください。佳作一歩手前です。

「黄昏 ー 机の上の孤独」U.さん
U.さん、こんばんは。お待たせしました。
とっても素敵な作品だと思います。
感傷的、というか、ノスタルジーというか、貫かれたものがあり
その点にとても心を動かされました。
こちらは佳作一歩手前とさせてください。ちょっと厳しいかな。
すごく素敵で、とても良い作品という視線で見ると、
このもう一息は、もう少しだけ推敲してみてくださいというお願いです。
まだポテンシャルがある作品だと思うから。
盛り込みたい気持ちがいっぱいあるのかなと思いますが、
少し減らしてみる、というのをお勧めします。
本当に丁寧に丁寧に一行づつみていって欲しいのです。
すると、きっとああ、ここは減らしてもいいかなとか
ああ、ここにはもう一言入れようかなとか出てくると思います。
そんなふうに大切に育ててくださったらU.さんの大切な一作になるのかなと
思いました。机の上の孤独は美しい一枚の絵画のように仕上がるんじゃ
ないかしら。あえて、あれこれ書きませんが、是非やってみてください。

「貴方たちへ願い事」北目気球さん
北目さん(ここで切っていいのかな)こんばんは。
早速ですが、作品拝見いたしますね。
短い中にもメッセージの強い作品で、白、深海、緑、土、と
色合いのコントラストが美しい印象です。
少しだけアドバイスを書きたいと思います。
①前半に私たち、後半に私となるのですが、
 この区分がはっきりしませんでした。
 はっきりさせるか、どちらかに統一するといいように思います。
②このままでも良い短さではありますが、
 もしも連を3つくらいに分けるとするともう少しだけ
 肉付けしてもいいかなと思います。
 フワッと思い描くものがしっかりと形を持ってくると思います。
北目さん、これからも楽しみにしております。

「鷺草の花」荻座利守さん
荻座さん、こんばんは。日本はもう深夜になりますね。
サギソウの花って真っ白でとっても複雑な形の花弁をしています。
こちらの作品を拝見して、花言葉を調べてみたら、あら、そういうこと!と。
夢でもあなたを想う、という花言葉があるのですね。
サギソウの花のような君の思い出があるだけで、なんだかとても素敵ですし、
そんなふうに思われる方も幸せだななんて思ってしまいました。
佳作です。
とても素敵な作品でした。

「夏が行ってしまったから」紫陽花さん
紫陽花さん、こんばんは。
とっても素敵な表現が詰まった作品です。
1連目からあっちにこっちにも、きらきらしたものが散りばめられています。
佳作2歩手前です。
2歩と言っても、大きく感じたことは一つです。
これは少し一行が長すぎるかなと思います。
特に蓮の頭が長い行になっています。
起伏をつけるということであるのかなと理解していますが、
これは息継ぎなしには読めないなと思いました。
特に、表現が惜しげもなく詰まっていますから、逆に息継ぎなしで読むなら
しみじみを味わうことが難しくなってしまいます。
まず少し、行分けなどを整えてみると、また見えてくるものがあると
思います。
本当に惜しいなあと想う作品で、是非、推敲を重ねて欲しいです。
「最後のキス」ふわり座さん
ふわり座さん、こんばんは。
最後のキスってなんだかドキッとするタイトルですね。
こういう関係ってあるよなあと思いながら拝見しました。
散文詩なのかなとも思ったのですが、そうではないという過程のもとに
まず、一つ、行の分け方ですが、参考までに1連目をやってみました。

君との付き合いは
今月で最後にすると二人で決めた
悲しくないと言えば嘘になる
だけどこのまま冷えきった関係を
ずるずる引きずるには無理がある
君の事は誰より
知ってるつもりだけど
時を巻き戻すことは出来ない
こんな時、魔法使いになりたい
一日また一日と
くるいなく時が過ぎていく

これを分けた後で、さらに少しだけ、いじってみます。

今月で最後にすると決めた
二人の付き合いは

悲しくないと言えば嘘になる
けれど冷えきった関係を
ずるずるとこのままにするのには無理がある
君の事は誰より
知ってるつもりだけど
時を巻き戻すことは出来ない

こんな時、魔法使いになりたい
一日また一日と
狂いなく時が過ぎていく

言葉を入れ替えたり、蓮を分けたりしました。
この形にとらわれる必要はないのですが、一度書いたものを
こんなふうに少しあっちにやったりこっちにやったりと
推敲してみてください。

「ため息の旅」朝霧綾めさん
朝霧さんこんばんは。
とっても良い作品でした。佳作です。
いくつかちょっとだけ気になったことを書きますね。
一つ目は、ため息、が少し多いかな。
このため息は少し減らせるかなと思いますのでご一考を。
そして、最後がね、すっごく素敵なんだけど、
どんぐりを揺らしにいくっていうのが少しだけ違和感がありました。
今、緑のどんぐりが木に実る時期だから、いいかなと思ったりもするけど
もう少しわかりやすいほうがいいかもしれません。
どんぐりがどうしても必須でしたら、木々の葉っぱをため息が揺らして落として
どんぐりの上にふわりと乗っかったとか、そんなふうに。
ここはどちらかというと老婆心的な気持ちで気になった部分です。笑

「晩夏の雲との対話」エイジさん
エイジさん、こんばんは。
すごく素敵なストーリー展開でした。特に最後はいいなあと思います。
1〜3連がもう少し整理されて推敲されるともっと良くなるなあという印象です。
出だしですが、ここは肝心ですよね。
わたし流にやってみますとこんな感じです。

あなたは今日も流されて
夜は更けていく
この空には欠片も残っていない
あなたの思いは
風が流してくれたから

エイジさん風にやってみて欲しいのですが、こんな風に変えるとストーリーが淀みなく
流れていくと思います。4連のごめんなさいねまでは淡々とサラサラと流れていき、
このごめんなさいね、からはぐっと読ませる感じになると良いかなと思います。
佳作一歩手前です。

「朧月夜のコオロギ」もりた りのさん
もりたさん、こんばんは。
コオロギの音色ってどこからともなく体を取り巻いていきますよね。
わたしは実際のところ、コオロギなのか、鈴虫なのか、他の秋の虫たちなのか
判別がきちんとできないのですが、秋の虫の声って不思議な力があると思います。
もりたさんが表現したかったのもそれなのかなと。
最終連が秀逸でしたね。
これはできたら隙のない作品に仕上げたいんじゃないかなと思います。
工夫を凝らして表現してきてくれたので、いじるところはほとんどないのですが、
あえていうならば、重なる表現は一歳ないようにするのが得策かなと思います。
わたしの匙加減だと、2連目の一行目はまるっと何かに置き換えたいかな。
4連の月は残して、2連は月の表現はなくてもいい気がします。
実はこの2連の月の一行は少し違和感を感じた部分でもあります。
3連目の風の表現とも少しだけ重なるからかなと想うんだけど、あくまでも
わたしの感覚です。そして、この3連目の秋の風ですが、秋のはあえて
なくして、別のものを持ってきても良いかなと思います。
秋なのはもうどこからどうみても疑いようがないので、いらないと思います。
代わりに何か美しい言葉を探してみてね。
とここまで隙がなくって書いたけれど、語尾の揃えなどは多少隙があっても
返って余裕が出るかもしれませんね。
ものすごく高度なリクエストをしていますが、きっともりたさんならできるんじゃ
ないかしら。うふふ。
というわけで、佳作1歩手前でした。

:::終わりに

今、絨毯の上で飲み掛けの紅茶をひっくり返して慌てふためきました。
イギリスではお水が硬水なので、紅茶が美味しい気がします。
日本で同じティーバックで入れても味がちょっとだけ違うんですよね。
みなさん良い秋をお過ごしください。

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