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コロナ禍の波が治まりかけた秋
帰省の夜に母と二人で寅さんを見る
テレビの中の寅さんは
かもめのような渡世人
不器用な哀しい恋と人情に包まれながら
旅先と柴又の間を行き来する
寅さんの愛した葛飾柴又は
昔ながらの下町で彼が帰れば大騒ぎ
家族を巻き込み終わる頃には
一人ふらりと旅から旅へ旅がらす
柴又駅のホームを見ながら
遠き昔を懐かしむ
寅さんを知らずに旅した柴又は
昭和の寂れた参道が帝釈天に続くだけ
駅前に寅さんの蒼き銅像が
一人ぽつんと待ちぼうけ
今回の台風は非常に大きくて移動速度の遅い台風なので、被害が甚大になる心配大です。
特に九州地方のおいては最悪の状況なので、充分にご注意下さい。
また、台風が完全に弱くなりきらないで、東北地方通過の模様ですから、
りんごの木も心配です。以前のりんご台風を思い出すところもあります。
できることは限られるのですが、台風の進路にあたる地域の方は、充分にご注意下さい。
雨量が多い時に、水路に近づくのもダメです。ふだんちょろちょろの水路でも豹変しますので。
このたびは「ため息の旅」に評をくださりありがとうございます!
今もういちど読み直してみて、おっしゃる通り「ため息」が多いなあと感じました。半分以上の連にあって、ここまでたくさん書いたとは思っていなかったのでびっくりです。気を付けたいと思います。言い換えの表現を見つけるのはまだあまり得意ではありませんが、少しずつ練習していきたいです。
最後の「どんぐりを揺らしにいった」は実は少し不安だった部分です。
この詩ではため息たちの世界が広がっていく感じを書きたかったので、最後は遠くの場所を登場させたいな、と思っていました。そこで思いついたのが「どんぐり」だったのですが少し冒険しすぎてしまったみたいです。雨音様がお示しくださった、木々の葉っぱをため息が揺らして落とす、というのはほんとうに素敵で、様子も浮かびやすく、とても参考になりました。
雨音様から佳作をいただけたのは初めてで、とても嬉しいです。
いつもあたたかい評をありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。
ご批評ありがとうございました。まだまだ浅学の身、一喜一憂せず学び続けていきたいと思います。
プライベートな余談ですが、割と不眠の気が強かったのですが最近マシになってきたのがこの作の材料になったのかもしれません。
冒頭の詩人ニ名はストレートに枕頭にて共にすることの多い詩人ニ名、特に西條八十は「瞼」の表現で大きなヒントになったりと負っている部分が多いよう思います。
腹這いで詩を読んでいるとかなりの確率ですぐ寝てしまうけしからん奴の、眠りを題材にした詩でした。
改めまして、御批評に感謝申し上げます。
私は小さな小さな恒星です
広大な宇宙の中で
独りひっそり輝く恒星です
一つや二つの衛星もない
独り輝く恒星です
太陽が地球にするように
生命を生かすこともできません
なぜ私は光っているのでしょうか?
天体図にも僕はいません
名もなき恒星です
私はある少女と友になったのです
彼女は夜が来ると
野っ原に寝そべって
星物語を読んでいる少女です
私は彼女に瞬いて挨拶してみました
そしたら彼女は挨拶を返してくれました
心優しい少女です
彼女が私を発見した第一人者です
彼女は私にこう尋ねました
ねぇ あなたはなぜ
そんな寂しいところに
独り輝いているの?
私はこう答えました
ある地球の偉い人が
私にこう言ったんだよ
「小さくてもいい
恒星の周りを回る星でなく
自ら輝く恒星になれ」とね
それを聞いて彼女は俯いて
私を理解してくれたのか
頷いて そのまま
ずっと野っ原を見つめていました
青島江里様、「廃線跡」に評をいただきありがとうございました。
書いておきながらこれちゃんと読めるかどうか不安だったのですが、かなり核心に近いところまで読んで頂けたようで、ありがとうございます。「私」は確かに多いですね。無意識に使ってしまっていると思われますのでもう少し整理します。
タイトルの「廃線跡」は、なかなかこれといっていい言葉が見つからなくて、最後ぎりぎりに考えたものだったのですが(当初は「機関車」もしくは「煙を吐いている」というタイトルでした)、後で思い直して「未成線」にした方がよかったかなあ?と考えたり、でも今にして思えば「廃線跡」で良かったような気がします。
佳作半歩手前もありがとうございました。またいずれよろしくお願いいたします。
イモリが
手足を失っても
またそれらを
再生できるように
私の心も
失われた夢や希望が
再生できたらいいのに
手足を失ったイモリの
傷口の細胞が
脱分化して
未分化な細胞へと
戻るように
心の傷口にある
絶望や
諦めや
怒りや
悲しみ
といった想いを
優しく丁寧に
細かく細かく
分割してゆけば
それらの中から
何ものにも囚われず
偏ることもなく
視点の固定化していない
脱分化した想いの細胞が
生まれるかもしれない
たった一つの細胞でも
それを大事に育て上げ
夢とか
希望とか
信頼とか
慈しみとか
そんな方向に分化誘導して
増殖させられるならば
失われた
私の心の一部も
再生できるかもしれない
夢物語のようだけど
人の心の奥底に
そんな力が宿っていることを
もう一度
信じてみたい
この度は私の詩の「明月」に丁寧な評をいただき、ありがとうございます。
佳作との評をいただき、たいへん嬉しく思います。
今回はタイムリーな題材に拘ったため、内容がやや平凡になってしまったようです。
もう少し考えた方がよいようです。
今後とも宜しくお願い致します。
だから、だから
と泣きじゃくる
だから、の先が
分からないから
わたしは
だから、の先を
じっと待つ
でもね、でもね
と泣きじゃくる
だから、の先は
分からないまま
でもね、に変わり
わたしは
小さな体を
抱きしめ
髪を撫でる
上手く
説明することは
大事だけど
上手く
説明できないことは
恥ずかしいことではない
娘は
わたしの幼い頃に
そっくりだ
わたしも
泣きじゃくって
母に抱きしめてもらった
言葉で
上手く伝えられなくて
悲しくなったのだろう
わたしが
そうだったから
泣いた理由なんて
なに一つ覚えていないのに
母に抱きしめられたことは
今でも覚えている
わたしは
若い頃の母に
そっくりだ
泣きじゃくりが
ゆっくりと
退いていく
わたしも娘も
母に
抱きしめて欲しかった
だけなのかもしれない
この度も拙作に評をいただき、ありがとうございました。
今回の作品は、竹藪の道から鉄橋の上という進行がヘンテコなので、どう書いたものか悩みました。
ヘンテコとは言え、所謂シュールな設定としても、読み手から見てそれほど魅力あるイメージとも思えず、そういう意味でも自信がありませんでした。覚えている夢の内容がそうなっているので、これにこだわる限りは仕方がないのですが。また、「さや さや さや」も、あまりこういった試みをしたことがなく、これも自信がありませんでした。
しかし、予想外に肯定的な評価をいただき、まあまあ、こんな感じでよかったのだなと、また一つ収穫の多い詩作経験をさせていただくことが出来たように思います。
また、最終連に「揺れる」を使うという発想には気が付きませんでした、大変有難いご助言ですので、推敲に生かしたいと思います。というか、そのままいただく可能性大ですが(笑)。
では、またよろしくお願いいたします。