必ずお読みください。
※「自作ヘルプ掲示板」のガイドライン→ http://www.op316.com/bbs/bbsrule.htm
※トラブルシューティングのヒント → http://www.op316.com/bbs/hint.htm
◆◆◆ここに書込まれたトラブルの95%は結局はハンダ不良または配線ミスでした 自分のミスを部品のせいにしてはいけません◆◆◆
こちらは「自作ヘルプ掲示板」としてご利用いただけますよう、よろしくお願いいたします。
「なんでもあり掲示板」はこちら → https://bbs1.rocketbbs.com/TubeAudioEvery
こちらの掲示板には大変お世話になっております。下図の平衡型6N6P全段差動プッシュプル・ミニワッターを使用していますが、高域の周波数特性を伸ばしたく、クロス中和を考えています。下図の上の2SK117のGと下の2SK117のDとを(下の2SK117のGと上の2SK117のDも)2~3pFのコンデンサで接続するようですが、使用するコンデンサの耐圧は何Vあればよいのでしょうか?またコンデンサはディップド・マイカが好ましいのでしょうか?よろしくお願いいたします。
セラミックコンデンサについて自分でも調べてみました。ある用途に使えるかどうかは、「単板型」と「積層型」という構造ではなく、使用される誘電体材料によるようですね。積層セラッミックだからといって使えないというわけではないようです。
クロス中和に使えそうな数pF~数十pFの積層セラッミックコンデンサはC0G仕様のもののようですが、これは下表の低誘電率系Class1に属しています。C0Gは温度特性ですが、MIL規格の NP0、JIS規格のCGに相当するEIAの仕様です。C0Gのものは温度特性が優れていますが、電圧特性も優れているようです。
C0Gのセラミックコンデンサは、ご紹介いただいた村田の他にTDKのFGシリーズもあります。
部品箱を探してみましたら、2pF NPO仕様のセラミックコンデンサが見つかりましたので、平衡型6N6P全段差動アンプ取り付けました。高域の-3dBポイントは60kHzから130kHzに伸びました。聴感でもバイオリンの響きが良くなったように思われ、大満足です。皆様ありがとうございました。
>また入力インピーダンスの低下を許すなら、47Kの負帰還抵抗を小さくしても周特は少し伸びるはずです。
私にとって、入力インピーダンスを下げる、また入力ポイントにNFBをもどす、
電流増幅ならいざ知らず、電圧増幅にとっては身を切られる(考えられない)思いです。
秋月で「電圧係数0」の小容量セラミックコン扱っていたんですね、、、
確認不足でした、失礼しました。
> お示しの秋月のリンクのコンデンサは一応特性的には使えるコンデンサです。
VTさんご意見ありがとうございます。安心しました。
御示しの資料によると村田の<C0G>タイプが使えますね。
選択肢の可能性が一つ増えた事は良かったと思います。
クロス中和に使える可能性があるものは、秋月の村田製作所製2,3,5,10pFがこの<C0G>タイプです。
その他<C0G>タイプでないものがありますので、注意が必要ですが、個々には村田の次のサイトで調べられます。
https://ds.murata.co.jp/simsurfing/lead.html?lcid=ja&md5=509c33bbae81e98573edba7ff1573a81
うちださん、おはようございます。
既にKさんがお書きですが、単に「積層セラミックコンデンサは使えるか」と尋ねられると、必ずしも使えるとは言えないというのが答えです。
ただ、貴殿がお示しの秋月のリンクのコンデンサは一応特性的には使えるコンデンサです。
その背景は、ムラタ製作所の下記リンク先の技術コラムをお読みください。
https://article.murata.com/ja-jp/article/voltage-characteristics-of-electrostatic-capacitance
ぺるけさんもキチンと使えるタイプかを確認して使用していたようです。
皆さん教えてください。積層セラミックは使えないでしょうか?
ペルケさんがFET式平衡型差動プリアンプの位相補正に5pF程度の積セラを使っているので、可能性があるのではないでしょうか。
積セラなら秋月でも種類が豊富で安価です。村田製作所のものは、誤差も±0.25pFで安心できそうです。
それでもこの誤差結構大きいですが、、、
https://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-08044/
うちだ様、K様、VT様、早速のご回答ありがとうございます。
耐圧は50V以上あれば良いとのこと、これで選択肢が増えました。スチコンやCHタイプのセラミックコンデンサも探してみたいと思います。電源電圧が高いアンプであれば迷わずディップマイカを購入したと思います。
クロス中和につきましては音質に独特の癖がつく場合があるというコメントがあることは承知していました。まずは控えめに2.2pFのコンデンサを試してみたいと思います。カスコード接続は製作技術的に難易度が高そうなのと、ほぼ作り直しになりますのですぐにというわけにはいきません。
被覆電線を縒り合わせることによりコンデンサを作るというのは面白いとは思いますが、低容量の測定ができません。
モロさん、こんばんは。
数pF程度であれば非常に古い技術で、エナメル線やジュフロン線のような被覆電線を縒り合わせることによりコンデンサを作るいうものがあり、縒り合わせている長さを変えるだけで容量の調整ができます。
クロス中和の効果を「試してみる」ということであれば、こういう方法もあるかもしれません。
電源電圧が33V位なので、耐圧は50V以上あれば良いです。
2.2pFのコンデンサは、セラミックかディップマイカしか手に入らない様です。
セラミックは「印加した電圧によって容量が変動しないCHタイプまたはNPOタイプ」が良いのですが、ネット上で手に入りそうなリード線タイプの物は、特性が良く分からない物しか無いので止めた方が良いです。
ディップマイカは特性・耐圧(500V)とも問題なく、秋葉のカイジンムセンのHPに記載されているので、若干高価ですが入手できるのではないかと思われます。
うちだ氏が書かれてますが、クロス中和はFET差動バランス型ヘッドホンアンプで「取り外しとなりました・・・・」との記事がありますね。平衡型6N6P全段差動プッシュプル・ミニワッターでは特に言及ありませんので、判断はモロさん次第かと。
改造は自作オーディオの醍醐味ですからねぇ。
もし手に入るならスチコン(ポリスチレン)の耐圧50~100Vを使えばよいと思います。スチコンが無ければディップマイカでも大丈夫です。ただどちらも製造が中止されていたり、入手が難しいので、2~3pFの小さな物を扱う店を探すのは難しいと思います。
これはあくまで余計な事で、すでにご存じだとは思いますが、ペルケさんは、同回路のクロス中和を止めて、代わりにカスコード接続を選んでいます。他の回路でもクロス中和を結局は採用していないものがあったはずです。
また入力インピーダンスの低下を許すなら、47Kの負帰還抵抗を小さくしても周特は少し伸びるはずです。
ぺるけさん、皆様、
いつも楽しく拝見させていただいております。
ぺるけさんの公開されたマニュアルや作例などを参考にさせていただき、811A全段差動メインアンプを作成することができました。
最初はバラックで作成し、いろいろと試行錯誤しながらこの形になりました。
しばらく使用しておりますが、特に不具合などは出て無いようです。
まだ木のフレーム部分の塗装など未完成ですが、御礼のため投稿させていただきます。
これまでは300B A2シングルを製作して使用しておりましたが、本機では静かでありながら芯のあるより良い音楽が再生できているような気がしております。
これだけの素晴らしい製作方法やデータなどを公開いただいたぺるけさん、本HPに関係されている皆様に感謝いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
補足です。
写真が小さすぎたため、もし回路などご興味あれば返信にて投稿するようにいたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
かなり久しぶりになりますが、FET式差動ヘッドホンアンプ Version 3を作り直しました。ケースはいつものHEN110420Sを使い、ボリューム用の丸穴とLED用の四角穴はヤスリで作りました。ボリュームツマミを金属製にしてみたのですが、これがまた厄介で、ボリューム取り付け部をアースに落としても、手でツマミに触れるとノイズが出ました。ツマミに直接アースを繋いであげないといけないようです。ツマミの内側にタップを切ってアース線をネジ止めして解決しました。
Version 3いいですね.私も好きなアンプです.
金属ツマミを使った場合のノイズ,わたしもよく同じ事象に悩まされます.
可変抵抗の軸周り(摺動部)ってうまくアースに落ちていないことが多いですね.導電性のグリースとか使ってくれると良いのですが...
初めまして、「16A8(3結)全段差動おまけアンプ」のヒーター回路について教えて頂きたいのです。
ペルケ氏のホームページの警告欄に、「ヒーターは必ずAC100Vから十分に絶縁されたトランス式やスイッチング電源式を採用してください。」と記載がありましたので、よく分からないまま自分なりにダウントランス(16v-0-16v 0.2A)とかを購入(予備含め2台)し、通電したところ片側19.5vありました。その後、16a8を片側2本ずつ並列に接続したところ、片側11.4v前後となり、片側1本にすると、15.8v程度となったのですが、4本全部付けて約15~16vにする方法はあるのでしょうか❔ たぶん、予備と合わせて2台のトランスとし、一つのトランスで2本の16a8を繋ぐと大丈夫とは思いますが、ダウントランスが0.2Aでは危険があるのでしょうか❔
また、慌てて0-6v-14v-15v-16v(0.2A)のトランスも買ったので試そうかと思っていますが、素人が一人でジタバタするより、思い切って、こちらの掲示場でお訊きした方が確実だと思い、投稿させて頂きました。突然の割り込みですが、宜しくお願い致します。
K様
電気用品安全法というのがあるのですね。
今検索してみました。
基本となる法律の様なので、今後、勉強しつつ知識の幅を増やしたいと思います。
御投稿、ありがとうございます。
「ヒーターは必ずAC100Vから十分に絶縁されたトランス式やスイッチング電源式を採用してください。」の件は某氏のブログで取り上げられましたが、「電気用品安全法の絶縁抵抗試験にAC100V~ケース間がDC500Vで1MΩ以上」という項目があり、ヒータートランスレスだとカソードに対して、これだけの抵抗値が取れないからではないか?とのコメントがありました。
また、この電気用品安全法は、製造・販売するメーカー向けの法律で、個人が自分用に作成するものには適用されないはず。とのコメントもありました。
これは私見ですが、商用電源からの感電を防ぐ為の規格なので、ぺるけ氏は自分のHPに記載した物が安全規格を満たさない可能性があるので、このままの回路で作らないで下さい。といった意味で記載されたのかと思います。
うちだ様
ありがとうございます。
> 頂いたアドバイス、考えもしませんでした。
> まさか一次側で対処する術があるとは。
サファイヤハリ様
現物のトランスを手に取って見たり、配線を始めると誰でも気づく事です。「あれ!110Vの端子がある!これをつなげば?」、てな具合に。上手くいくことを願っております。
うちだ様
頂いたアドバイス、考えもしませんでした。
まさか一次側で対処する術があるとは。
今、電源電圧を測ったところ、104.3vでした。
トランス、抵抗が揃ったところで、皆様から頂いたやり方を試し、経験を積みたいと思います。
ありがとうございます。
西村様
手元に10Ω3Wのセメント抵抗があったのですが、幸いそれを失念し、アマゾンで10Ω5Wのセメント抵抗を取り寄せ中です。
なにが幸いするか、分からないものです。
心強いアドバイス、感謝に堪えません。
ありがとうございます。
こんにちは
横から失礼します。
トランスPM-3503Wの一次側には100,110,117と三つの端子があります。
https://www.gtrans.co.jp/SHOP/PM-3503W.html
そこで110Vの端子に商用電源の100Vをつなぐと、単純計算で35x100/110=31.8Vとなり、必要な32Vに近い電圧が得られます。
無理に抵抗で電圧を低下させるより有利です。
変則的な使い方ですが、使用目的がヒーターに限定されているので、問題はありません。
ただ商用電源は結構変動するので(通常100Vより高い場合が多い)、抵抗を使う場合でも、他の場合でも使用する場所の電圧を良く測って判断された方が良いと思います。例えば商用電源が107Vであった場合、トランスの一次側を117Vで使うことも検討の価値があります。
サファイヤハリ様
自己レスを含みますが私の書いた
> 3V/0.6A=5オーム・・3W抵抗にはないので最小の10Ω・・6Vの電圧降下
ですので3Wはだめですね。6V*0.6A=3.6Wの消費ですので、最低5W抵抗が必要ですね。ヒータですので安価な巻き線のセメントでいいと思います。この抵抗はかなりの熱を出しますね。
西村様
「それは大変失礼いたしました。」って、とんでもございません。
ここで、心配してくださる方、相談できる方がおられることに、安堵いたしました。
色々御教示いただき、感謝いたします。
今後も、よろしくお願いいたします。
サファイヤハリ様
ご経験済みだったのですね。それは大変失礼いたしました。それといい本をお持ちですね。
・データシートの各値の見かたについてはここでお聞きすればよいと思います。詳細な解説は私も見たことがありません。
・感電はどのような状態でも発生しうることです。私も昔、キットで約400Vに指がかすったことがあります。真空管回路は高電圧ですが流す電流は多くはないのでコンデンサー付近以外はそれほど恐れなくてもいいと思います。
直列使用時の問題点ですが、どれか1本にヒータ切断が発生するとすべてが点灯しなくなることです。それと経験では複合のMT管で片側のヒータだけ妙に明るいということがありました。すぐに切れてしまい片側だけになりました。米国製でしたがきちんとテストしていないのでしょう。
・すみません、ぺるけ様の回路に12Ω5Wがあるのを見逃していました。1.8Aから計算すると少し下げすぎの気がします。なくても問題ない気がします。
一方、VT様がお書きになった「10Ω3~5Wの抵抗」をつける意味は35Vでオーバーする3Vの電圧降下(下げる)のためでしょう。3V/0.6A=5オームですが、4.7Ωか5.1Ωがあればいいのですが、3W抵抗にはないので最小の10Ωとされたのだと思います。6Vの電圧降下ですが、居住地によりますが、100Vオーバーのところが多いのでこのほうがいいかもしれません。
・ある程度の太さの線材は耐圧600Vです。抵抗やコンデンサーの並列値、直列値、コンデンサーの使用温度、許容電圧は勉強されておくことをお勧めします。
それではご成功をお祈りいたします。
西村様 ご投稿感謝致します。
「16A8(3結)全段差動おまけアンプ」については、ホームページと「情熱の真空管アンプ」から勉強して取りかかっております。
また、2008年頃、エレキットTU-870RとCDプレーヤを製作し、TU-870Rについては、本年、「情熱の真空管アンプ」とHanayuu_Audio様のホームページから学び、定電流化と電源の改造を行いました。
その他の製作経験は、2010年に中林 歩様の「真空管アンプのしくみと基本」のアンプ工作後、今も使用しております。
とは言ってもシロウトの自分には変わりは無く、電気、部材などの基本知識は曖昧なままです。
「16A8(3結)全段差動おまけアンプ」の直列については、100vをトランスなしでヒーターに使用する目的で直列にし、そのために余分に2本使い、不足分を抵抗で補っていると解釈しております。
ただ、直列使用時の問題点とは、トランスを使わないので絶縁性が無く感電の恐れがある、と言う意味しか思いつきません。
また、真空管のデーターシートについてはご指摘のとおりです。
今後、学び努力いたします。
お忙しい中、当方のためにお時間を割いていただき、ありがとうございます。
VT様 お忙しい中、当方の質問についてご教示いただき、ありがとうございます。
トランスについての考え方は、今回だけで無く、今後にも活かせます。
お教え頂いたトランスは、早速注文致しました。
これで、やっと安心して製作に取り組めます。
再三になりますが、本当にありがとうございます。
VT様がすでにご回答されておられますので、それにつけ足しします。
> よく分からないまま自分なりに
という記述に心配しております。
ぺるけ様の当時の使い方は16V*6本=96Vで100Vに近いからです。回路を見るとヒータは6本に供給しています。
・4本はアンプに使っていますが残り2本はなにをしているかわかりますか。
・真空管ヒータの直列使用になっていることがわかりますか。
・さらに直列使用の問題点はわかりますか。
https://frank.pocnet.net/sheets/191/1/16A8.pdf
が真空管特性です。
これに特性のすべてが書かれています。これがよくわからないのであれば、失礼ながらウェブを見てだけの製作はやめたほうが無難です。(ぺるけ様著書からの製作は別です。ウェブは著書との関連から詳細な記述はしておりません)
どのようなものであれ最小は感電、最悪は火災に至ってしまうからです。
まずは市販キットなどを見て練習されることをお勧めします。
サファイヤハリさん、こんばんは。
16A8は欧州名でPCL82といいます。Pはヒーター電流300mAを、Cは小信号3極管を、Lは4極又は5極出力管を、8は9ピンミニチュア管を表しています。
ということで、16A8のヒーター電流は1本あたり300mA(0.3A)だということです。
トランスの巻き線にも電気抵抗があるので、電流が流れると発熱します。
何も繋がない時の電圧は、定格通りの電流を流した時にトランスの巻き線の抵抗によるロス分を見込んでいるからです。
そして、定格電流より大きな電流を流すと、巻き線での電圧降下が大きくなって出力電圧が表示より下がります。そしてその時は設計より大きな熱がトランスの中で発生していて、場合によってはトランスが焦げたり燃えたりすることになります。(徐々に焦げて行ってということもあります)
なので、書かれている電流値より大きな電流を流し続けるのは避ける必要があります。
お選びになったトランスが16V-0V-16Vの0.2Aということなので16V-0Vの間に16
A8を1本繋ぐと1.5倍の電流を流していることになり好ましくありません。
4本並列にすると0.3Ax4=1.2Aですから、16V1.5Aとか16V2Aのトランスを使うことになります。
また、ゼネラルトランスにあるPM3503Wなら35V0.3Aが2組ありますので、それぞれに16A8の2本直列にした上で、10Ω3~5Wの抵抗を直列にすることで使うことができるでしょう。
上記のラインアンプを使っていて、とても気に入っています。電源を入れてしばらくはまったく問題ないのですが、1時間後ぐらいから、ザザザというノイズが聞こえます。ヘッドフォンからはっきりと分かる大きさで、左から大きく、右からは小さく聞こえます。真空管を抜き、ピンを磨いてみましたが、変化はありません。制作時にミスをしてしまい、パワートランスの14v-0vに配線すべきを、18v -0vに配線してしまい、3300μF/25vのケミコンが膨張してしまいました。この2つのケミコンと念のため1000μF/25vのケミコンを取り替えました。原因のヒントを頂けましたら幸いです。よろしくお願いします。
VTさん たくさんのご指摘をありがとうございました。少しお時間をいただくことになりますが、ひとつひとつ確かめます。よりいい音を聞かせてくれるアンプになりそうで、楽しみです。お時間を割いてくださり、たくさんの事をお教えくださり、本当にありがとうございます。
Pauckさん、こんばんは。
プリの入力側に2本のケーブルが刺さっていると誘導ノイズが乗るという可能性を見ていただくために6.の片チャンネル接続をしていただいたのですが、片チャンネルを接続するだけで両チャンネルからノイズが出るということですので、その他の症状を含めて考えると入力を接続することで6DJ8が発振している可能性が高いものと思われます。
そして、真空管を入れ替えても症状が変わらないことから、真空管側ではなくアンプそのものに問題があるものと思われます。
この辺りは電圧のデータも見て推測したいので、よろしくお願いいたします。
投稿いただいた写真の方に気になる部分がありまして、そもそもは6DJ8付近にあるはずの3.3KΩの抵抗の状態を確認したかったのですが、場所は問題なさそうですが、カラーコードが確認できないので抵抗値が正しいかをご確認いただければと思います。
また、ソケットのセンターピンがアースされていないと発振しやすくなることがあるので、基盤の裏面となるかと思いますが、センターピンがどうなっているかをご確認いただければと思います。
6DJ8のソケットの傍らにDALEのRSかNSと思われる200Ωの巻き線抵抗が使われていることも気になる点で、「共通カソードと定電流ダイオードの間に200Ω程度の抵抗を割り込ませると、本機はより安定性が増します。」という記述に対応したものと思われますが、ここに大きなインダクタンス分がある巻き線抵抗を入れてしまうと逆に発振を促進してしまいますのでもしRSタイプを使っているなら逆効果となります。
もう一つが入出力の配線をわざわざ束ねておられることで、旧版の方にぺるけさんの作例では、入出力の配線の間にはラグ版があり、真空管付近では入力側は左右方向に、出力側は前後方向に配線を通してなるべく接近させない工夫がなされていますのでご参考まで。
VTさん 遅くなりましたが、確認したことをまとめて以下に記します。
1. 左右の真空管を入れ替えても同様に左から大きく、右からは小さく聞こえますか?
真空管を入れ替えても、左から大きく、右からは小さく聞こえます。
2.プリの入力に接続しているコードを外しても変わりませんか?
ノイズが完全に消えました。プリアンプとメインアンプのボリュームを回しても、まったくノイズはありません。
3. プリのボリュームを絞っても変わりませんか。
19Vのぺるけ式ミニワッターパワーアンプのボリュームをマックスにして、プリアンプのボリュームを回しました。プリアンプのボリュームを絞りきった状態で、わずかなノイズが聞こえました。ボリュームを上げるにつれ、ノイズが大きくなります。ボリュームを回しきると、突然僅かなノイズになり、ボリュームを絞りきった状態と同じになりました。
4. プリの出力とパワーアンプ/ヘッドフォンアンプの接続を左右入れ替えるとどうなりますか?
ノイズの大きさが左右反対になりました。
6. 音源とプリの間の接続をL, Rの一方だけにする。
片方だけを接続しても、ヘッドフォンの両方からノイズが聞こえます。(左のノイズが大きいです。)ただ、Lを引き抜いたとき、いつもよりも少しノイズが大きいです。
7. 音源がAC電源で動くものなら、バッテリーで動くものを音源としてみる。
音源はぺるけ式トランス式USB DACを使っています。
8. プリを使わず、音源に直接ミニワッターパワーアンプを接続してみる。
ボリュームを回しても一切ノイズは聞こえません。
これとは別に、できればぺるけ式差動ライン・プリアンプ(新版)の真空管ソケット周りの写真を撮っていただけないでしょうか。
写真をアップします。ぺるけさんの掲示板を見て、配布して頂いたプリント基板を使っています。
お手数をおかけしますが、よろしくお願いします。
VTさん おはようございます。
後ほど確認し、投稿させて頂きます。
よろしくお願いします。
Pauckさんのお書きになった結果を見ると、
① ノイズは音源と接続していることにより出る。
② ただし、音源から信号としてきているものではない可能性が高い←「ボリュームを回しきると、突然僅かなノイズになり、ボリュームを絞りきった状態と同じになりました。」から。
ということで、チェックの追加として、
6. 音源とプリの間の接続をL, Rの一方だけにする。
7. 音源がAC電源で動くものなら、バッテリーで動くものを音源としてみる。
8. プリを使わず、音源に直接ミニワッターパワーアンプを接続してみる。
これとは別に、できればぺるけ式差動ライン・プリアンプ(新版)の真空管ソケット周りの写真を撮っていただけないでしょうか。
6DJ8のグリッドに接続されている3.3KΩの配線のされ方を見たいので。
よろしくお願いします。
VTさん
最初の投稿で「1時間後ぐらい」と書きましたが、改めて確認すると、1、2分で聞こえます。騒がしい音楽を流していて、気づきにくかったのかも知れません。不確かな情報を書いてしまい、申し訳ありません。
すぐにできることから確かめました。
2. プリの入力に接続しているコードを外しても変わりませんか?
ノイズが完全に消えました。プリアンプとメインアンプのボリュームを回しても、まったくノイズはありません。
3. プリのボリュームを絞っても変わりませんか。
19Vのぺるけ式ミニワッターパワーアンプのボリュームをマックスにして、プリアンプのボリュームを回しました。プリアンプのボリュームを絞りきった状態で、わずかなノイズが聞こえました。ボリュームを上げるにつれ、ノイズが大きくなります。ボリュームを回しきると、突然僅かなノイズになり、ボリュームを絞りきった状態と同じになりました。
4. プリの出力とパワーアンプ/ヘッドフォンアンプの接続を左右入れ替えるとどうなりますか?
ノイズの大きさが左右反対になりました。
プリアンプを外し、パワーンプだけで聞くと、まったくノイズが聞こえないこともお伝えします。
以上です。
よろしくお願いします。
VTさん 詳しいチェックの方法をお教えくださり、ありがとうございます。明日確かめ、お伝えします。よろしくお願いします。
Pauckさん、こんばんは。
1. 左右の真空管を入れ替えても同様に左から大きく、右からは小さく聞こえますか?
2. プリの入力に接続しているコードを外しても変わりませんか?
3. プリのボリュームを絞っても変わりませんか。
4. プリの出力とパワーアンプ/ヘッドフォンアンプの接続を左右入れ替えるとどうなりますか?
5. 電源を入れてすぐとノイズが出るようになってからのそれぞれで、ぺるけさんが
回路図中に記入しているポイントの電圧はどうなっていますか?
最初のチェックとしてということで、よろしくお願いいたします。
いよいよ、2SK30や2sk246246も本格的に入手しずらくなってきましたが、PPミニワッターの初段やFET差動DACの初段等の今までこれらFET1本で賄ってきた定電流回路のうまい代用策を考えています
今のところ考えているのが、
その1、CRD1本で何とかする ・・・CRDの定電流特性は10V以下だとやや不安定なので保留
その2、LM317を使う・・・大きすぎるのでパス
その3、LM334Zを使う・・・最近、秋月で面白いICを見つけたので試してみる予定、どうなるか?
その4、素直に定電流回路を組む・・・FET差動ヘッドホンアンプみたいに自分で定電流回路を組んでも良さそうですが複雑になるのでパス
今の所、LM334Zを使うのが最良だと自分は考えていますが、もっとうまい方法があったら是非教えてください
半導体が貴重になった今、やっぱ2sk30等を定電流で使うのは勿体なくて・・・
>海彦さん
役に立つ情報ありがとうございます、イサハヤ電子の2SK2880/2881は秋月で安価に扱っているみたいですし、今度試してみたいと思います
>いとけいさん
2SK303も秋月で扱っているみたいなので、今度購入して試してみたいと思います 情報、ありがとうございました
皆様からの情報を見て、とりあえず秋月で色々とJFETを買ってみて試してみたいと思います
返信してくださった皆様、ありがとうございました
秋月で扱っている2SK303L-V3 https://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-09507/ 40本ほど購入して、Idssは1.3mA〜2.5mAでした。先日ここでお世話になったこちら↓で使っております。
バランス型6A3全段差動プッシュプルモノラルアンプ - Wonder-Ranch by itokei http://itokei.net/Wonder-Ranch/etc/6A3dpp.html
私は、秋月で安価な2SK2881その他を一定数を購入のうえ、ぺるけ式簡易測定器でIdssを測定のうえペアリングして使用していますが、この方法で定電流素子について悩むことがなくなりました。
写真は2881ですが、歯抜けになったものはペアリングで抜き取り使用済みということです。
簡易測定器は、以前にアンプ出力段のフィルターとしていた箱を流用した恥ずかしい自作のお遊びで、参考になりませんが。
>まさみちさん
チップ部品のDIP化も今となってはアリですね、考えてみます、あと秋月にあるセカンドソース品のFETも色々試してみたい所
>Kさん
やっぱり、334Z系のICは意外とノイズが多いみたいですね、素直にトランジスタで定電流組んだ方が低ノイズなのは分かりますが、ミニワッターやFET差動DAC等の省スペースに収めるとなると難しいのが難点ですね
秋月で2SK208とチップトランジスタ用変換基板を買ってきて2SK30Aモドキを作って使用しています。
中身のチップが同じものでもパッケージが違うというのは意外と実装が大変なんだということを実感してます。
LM334Zがシンプルで良いと思いますが、メーカーのアプリケーションノートによると、
「LM234 が発生する電流ノイズは、トランジスタのショット・ノイズの約 4 倍です。」http://www.op316.com/pdf/ic/lm234.pdf
との事なので、使用位置が限定されるかも知れません。
「差動ライン・プリアンプ(新版)に使用して、ノイズによる音質低下に悩まされた。」という制作記事もあるので、、、
LM317(LM334Zよりノイズが多いらしい)に対するぺるけ氏のコメントですが「低雑音性能が要求される用途では、トランジスタを使った定電流回路を組むことを推奨します。」もご参考にされると良いかもです。
ロボット三等兵と申します。
6N6P前段差動PPミニワッター2012 Version2のシャーシについてお教えください。
現在、ミニワッター汎用シャーシは入手不可能なため代用品を探しています。
ゼネラルトランス O-27
概略寸法 250mm(W) X 150mm(D) X 40mm(H)、 板厚:1.0
https://www.gtrans.co.jp/SHOP/O-27.html
WATZ
★オリジナル★アルミシャーシ(底板、ゴム足付き)
S-254 W250 × D150 × H40
https://watz-net.com/index.html
上記、2つが候補に挙がっていますが、汎用シャーシはH50であるのに対しH40と若干サイズが異なります。
6N6P PPミニワッターではシャーシの側面にラグ板を設置するのですがH40でも問題はないでしょうか?
H60のラインナップもありますが見た目がよくない(バランスが悪い)ので悩んでいます。
>NAKAさん、
まさに、決定版です。これならWebにある図面をそのまま生かせますね。しかもオーダーなのに良心的な値段とは驚きです。
すでにWATZのシャーシを購入してしまったのですが、次回はこちらも候補に入れさせていただきます。奥澤さんの通常の
ラインナップにこのサイズを加えて貰えたら最高ですね。
ロボット三等兵さん、こんばんは。
遅レスで恐縮ですが、自分は奥澤さんにオーダーしています。
オリジナルのミニワッター汎用シャーシと全く同一寸法です。
図面がなくても、O型typeAの寸法違いと明記し、下記寸法を指定して
メールに記載するだけで、見積もりしてくれます。
(HPでの問い合わせフォームが不調で、直接電話した方がよいです)
納期も1週間かかりませんし、とにかく良心的な価格に大満足でおすすめです。
正面からは継ぎ目がなく、正にそっくりで側面は構造の違いで継ぎ目があります。
現在制作中の、71Aシングル用のシャーシ写真を添付します。
※穴はすべて自力で開けています。
W145×D260×H52 t=1.0mm @2,000円
底板 t=1.0mm 141×256mm @350円
>ゆのじさん
裏蓋つき、塗装済みとは完璧ですね。こちらも参考にさせて頂きます。
お教えいただきありがとうございます。
ロボット三等兵さん、こんにちは
私はLeadのP-12(250 x 150 x 60)を使っています。
塗装済みで底蓋付き、板厚が薄いので加工も楽です。
http://www.lead.co.jp/rackcases/case/p.html
>権さん、
奥澤のシャーシですが底板の切り出しさえクリア出来ればサイズ的には完璧ですね。
71Aミニワッターかっこいいです。
参考にさせて頂きます。
ロボット三等兵さん、こんばんは。
奥澤の O-46 250mm×160mm×50mm 板厚1.5mm 底板なし はどうですか。
友達用に「ぺるけさんの 71A ミニワッターアンプ」を作りました。
ここの掲示板には、ずーっと、いろいろ勉強させてもらってます。
画像アップありがとう御座います。
>まぐなむさん
こうして見るとWATZのシャーシは若干ずんぐりとしているもののそれほど違和感はありませんね。
>不惑の真空管さん
H55という選択肢もあったのですね。若干幅が短くシルエットが長細い感じですがこれもありですね。
お二方の画像はわかりやすく大変参考になりました。
それにつけてもぺるけさんのミニワッター汎用シャーシの設計の絶妙さには脱帽です。
ロボット三等兵様、はじめまして。
6N6P前段差動PPミニワッターのシャーシについて
私は奥澤の O-28 250mm✖️120 mm✖️ 55mm、 板厚:1.0 で組んでみました。幅が狭くて深いので手が入り難いところがありますがスタイルは気に入ってます。深さ55mmあればコンデンサを立ててもなんとか収まります。
ご参考までに。
VTさん、Y@札幌さん、
やはりH40では厳しいようですね。ここはやはりH60のシャーシを購入することにします。
Y@札幌さんの写真を拝見するとH60でもW280と長さがあるためかバランスが取れていい感じですね。
私もいつか写真をアップできるよう頑張りたいと思います。
本当にありがとうございました。
ロボット三等兵さん、こんばんは。
VTさんがおしゃっているようにH40ですと厳しいでしょう。もし収まったとしてもシャーシと接触する可能性が高く危険だと思います。
私は平衡型6N6P全段作動PPミニワッターを製作した時にはリードのP212(280x60x150)を使用しました。
ロボット三等兵さん、こんばんは。
ラグ板の幅が29mmあります。
裏ブタなしでH40mmでt1mmだと内寸は38mm、ありだと37mmですので、両側で残り8~9mmとなります。
上側に放熱器が、下に100μF/50Vが飛び出しますので、そのままではちと厳しいです。
ということで、私は関連するラグを曲げたりトランジスタの足を曲げたり、放熱器のフィンをコの字から〕に広げたりして辻褄を合わせてH40に収めたことがあります。(テスト用だったのでもう残っておらず写真はお見せできませんが)
ご参考まで。
私は、ミニワッターにはタカチ製のMB8-6-33というケースを選択して「隙間アンプ」と命名して多用しています。
80W 55H 325Dで2,000円以下という廉価なものですが、板厚1.0tでもそれなりに堅牢で加工中を含めて強度には問題ありません。
メリットは、見栄えが悪くなく(私は良いと思っています)ある程度の奥行があれば何処でも収まることです。
また真空管を挟んで電源トランスと出力トランスを配置すれば、漏洩磁束による誘導電圧も全く問題ありません。
デメリットは、とにかく狭い中に部品をどう配置するか、平ラグも標準ではなく回路別に製作して電解コンデンサー等の長さ(高さ)をクリアできるか、ちと難しく面倒なことです。
でも、それをどう解決するか考えて苦労することが、私のアンプ製作道楽の美味しいところです。
写真の右側が6n6pプッシュプル、左側がPCL86シングル(ARITOさんの出力トランス使用)です。
>海彦さん
これはまた個性的なアンプですね。このケースでアンプを組むのはかなり大変そうですが大変に魅力的です。これも参加にさせていただきます。
以前、標題アンプの定電流用JFETのバラツキについて「なんでも掲示板」にご相談させていただきました。その後、大分時間が掛かってしまいましたが、若松通商より2SK246GRペア選別品でIdssの合計が10mAになる2ペアを指定して購入し、何とか完成することができました。ぺるけさんをはじめ、その際にアドバイスをいただいた皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。電源トランスは春日無線製を採用、B電源電圧は指定値の+5%以内に抑えることができました。マイナス電源電圧(ヒータ電圧)はE88CCにて、指定の-12.6Vに調整(3.3⇒3.9Ω)、カソード電圧は2.5~2.8Vとやや高めでしたが、無事に音出しできました。また、ヒータ電流がやや大きいECC88に差し換えると、マイナス電源電圧は11.5Vに下がりましたが、カソード電圧は指定の2.1Vになり、こちらも問題なく音出しできました。カードテスタしか持ち合わせていませんので、動特性は確認しておりませんが、「P-G帰還回路は音が良い」を実感しております。まだまだ知識経験不足ですが、今後ともよろしくお願いいたします。
こんにちは。
6A3全段差動モノラルアンプなのですが、電源を入れしばらくすると(フィラメントが暖まったら?)ヒューズが切れてしまいます。
http://itokei.net/Wonder-Ranch/etc/6A3dpp.html
・モノラルのもう一方は問題ない
・真空管を入れ替えても起こる
・初めはちゃんと音が出ていたが、そのうちガサガサいうようになって、ヒューズが切れるようになった
・ヒューズはガラス管に黒く付着するような切れ方
・スローブローのヒューズでも切れる
・電源を入れない状態で、とりあえず出力段の定電流やグリッドまわりをテスター抵抗値で測ったが、明らかな差は見つからず
どこか変なところが接触しているのだろうと推測はしているのですが、どうなっていればこういう現象になるのか見当が付かずです。おそらくこれでは情報が少ないと思うので、何か測り方等あればアドバイスいただきたいです。
もはや初心者でも何でもない気がしますが、よろしくお願いいたします。
6A3は2A3同等と言われておりますが、真空度が低くグリッド電流が流れ易い傾向にあります、
したがって、プレート電流暴走の可能性が大きいと思われます。
いとけい様
原因わかってよかったです。
ぺるけさんのTips & トラブルシューティング・ブックに、消去法が解決への近道として、狙い撃ちではなく「正常な範囲を確かめて」ゆくことでトラブルの原因を追い詰めてゆくことというのがあるので、この考え方で行くとどういう風にチェックしてゆくかなというのが先ほどの私ならの内容と順序でした。
VTさん
ありがとうございます。やってみました。
1. 5AR4のK-GND間の抵抗測定
→∞~数十MΩ(短絡なし)
2. 5AR4のみを挿しての通電チェック:5AR4のK電位を測定しながら
→50Vくらいまで上がったあたりでポッと音がして切れた
……そこ!? 試しにモノラルのもう一方に挿していた5AR4を入れてみると、問題なく350V超まで上がります。6SN7GT、6A3も順に挿してみても問題なし。5AR4が原因だったようです。最後にもう一度、ダメと思われる5AR4に戻して切れるのを確認。
最初に「真空管を入れ替えても」と書きましたが、これは6A3だけでした。情報を出し渋ったとかではなく、私の頭に6SN7GTや5AR4とその周辺に問題があるということに思い至っていなかったためです。何年選手だおい。全部の球でやっていれば気づいたでしょうね……。
素晴らしいヒントをありがとうございました。5AR4を買わなければ(希少球じゃなくてよかった)。
いとけい様
お早うございます。
「電源を入れしばらくすると」ということですので、私でしたらまずは
1. 5AR4のK-GND間の抵抗測定
2. 5AR4のみを挿しての通電チェック:5AR4のK電位を測定しながら
3. 5AR4と6A3を挿しての通電チェック
4. 6SN7のみを挿しての通電チェック
とチェックして行くでしょう。
単純なのはB1電源系のショートないしは6A3のフィラメント系・2SD2012のコレクタの地絡で、破片が落ちたり被覆が損傷したりして導通してしまったというあたりではないかとの推測です。