必ずお読みください。
※「自作ヘルプ掲示板」のガイドライン→ http://www.op316.com/bbs/bbsrule.htm
※トラブルシューティングのヒント → http://www.op316.com/bbs/hint.htm
◆◆◆ここに書込まれたトラブルの95%は結局はハンダ不良または配線ミスでした 自分のミスを部品のせいにしてはいけません◆◆◆
こちらは「自作ヘルプ掲示板」としてご利用いただけますよう、よろしくお願いいたします。
「なんでもあり掲示板」はこちら → https://bbs1.rocketbbs.com/TubeAudioEvery
“ぺるけ”さんの『続 理解しながら作るヘッドホン・アンプ』が完成しました。TAMURAのトランスが手に入ったのでトランス式USB-DACも組み込み、アナログ入力と切り替えて使える様にしました。オール バイポーラ・トランジスタになりましたが、紛れもなく“ぺるけ”サウンドです。残留ノイズは10μVで非常に静粛に仕上がっています。“ぺるけ”さん素晴らしいサウンドをありがとうございます。
> "K"さんが書かれました:
> 「半田付け不良を起こしやすいです」
> これ大問題だと思うんですけど。
> 「ここに書込まれたトラブルの95%は結局はハンダ不良または配線ミスでした」ですから。
おっしゃる通り、半田付けのトラブルは多いですから、予備知識無しに鉛半田と同じように作業すると、トラブルが起こりやすいと思います。ただ、分かっていれば、こての温度を高めにして練習することで、すぐにコツがつかめると思います。
「半田付け不良を起こしやすいです」
これ大問題だと思うんですけど。
「ここに書込まれたトラブルの95%は結局はハンダ不良または配線ミスでした」ですから。
鉛フリーの基板に鉛半田を使っても問題ありません。ただ、鉛フリー半田は融点が高く、下地が熱伝導の良い銅なので、鉛半田のこて温度では融けていないことがあります。これが原因の半田付け不良を起こしやすいです。
私のこては鉛フリー用の高温ボタンがあるので、温度を高めにして、半田の流れ具合を見ながら作業しています。
Kさん、こんにちは
> 「順次フラックスへ変更」の理由が気になるところです。
小生は気にせず“鉛フリー半田レベラー”で製作しましたが、製作中照明の反射が眩しく半田付け箇所と未半田箇所の判別などチェックに苦労しました。実際見落とした半田不足箇所がありずいぶん探しました。
この基板を必要とする方々には“鉛フリー”は無用だからかもしれません。勿論憶測の私見です。
Y@札幌さん
「鉛フリー半田レベラー」と「フラックス仕様」の説明ありがとうございます。良く理解できました。
「順次フラックスへ変更」の理由が気になるところです。
Kさん、こんにちは
表面処理が鉛フリー半田レベラーというのは簡単に表現すると銅箔面が「鉛フリー半田」で処理されている(メッキされているようなもの)で「フラックス仕様」は銅箔面にフラックスが塗ってあるだけです。ですので銅箔面が銀色なら「鉛フリー半田レベラー」で銅色なら「フラックス仕様」になりますので鉛フリー半田はのっていません。
順次フラックスへ変更なのでお店によって入荷時期がちがうと思いますので確認が必要ですね。
門田無線さんのここの下のほうを見ていただければ違いがわかりやすいかもしれません。
http://www.monta-musen.com/shop/products/detail.php?product_id=1767
鉛フリーの半田メッキ面に、鉛入り半田を使ったときのクラック発生につてはどの程度なのか私もわかりませんが自作においては自己責任なので特に気にしてはおりません。
「フラックス仕様」って、鉛フリー半田使ってないんでしょうか?(Webで調べても良くわかりません)
気になっていたのは、鉛フリー半田と鉛半田を混合するとクラックが発生するらしいという事で。
まあ鉛フリーの半田メッキ面に、鉛入り半田を使うとクラックが発生するのかどうかは分かりませんが。
特殊電機製の2.7mHのインダクターが秋月電子通商さんで販売されているのは知りませんでした。
特殊電機から直接買うと、374円の物を10個以上でないと発注出来ませんし、送料も1000円位かかるのでチョット、、、
タカスの基板がRoHS対応になったのは表面処理が鉛フリー半田レベラーに変わったからのようです。
ただし「順次フラックスへ変更」となっていますので気になるようであればフラックス仕様の物を選んではいかがでしょうか。
門田無線さんでも取り扱っているようです。
http://www.monta-musen.com/shop/products/detail.php?product_id=1766
また、2.7mHのインダクター ですがぺるけさんが代替部品として紹介されている特殊電機製の物が秋月電子通商さんにありました。
https://akizukidenshi.com/catalog/g/g115714/
参考になれば幸いです。
RoHS対応の基板という事は、鉛フリーはんだ必須ですよね?
私は鉛フリーはんだが苦手で、まだ移行出来ていません。
皆さんはどうでしょうか?
あと、Bournsの 2.7mHインダクタですが、歪は大丈夫でしょうか?
ぺるけ氏によると「日本の大手メーカーのものでも歪が多いものが結構あります。」らしいので、、、
klmnjiさん
部品入手先の貴重な情報ありがとうございます。
勿論ご存じでしょうが、この本は今は手に入らないFETでは無く、入手可能なトランジスタを使い、新しく設計し直して書かれたそうです。
それだからこそユニバーサル基板も、LEDも、インダクタもまだ入手可能と分かって安心しました。誰でも作れると知り、たいへんうれしい気持ちです。
その音是非聞いて見たいですね(笑)!
USB-DACのインダクタ 2.7mHは、BournsのRLB9012-272KL https://www.marutsu.co.jp/pc/i/13915935/
LEDは、KingbrightのL-424GDT https://www.marutsu.co.jp/pc/i/2574530/
です。
うちだ さん、タカス製のIC-301-72シリーズはRoHS対応の新製品に置き換わりました。
IC-701-72Nとなりますので、ぺるけさんのパターンがそのまま使えます。マルツでも扱っています。
https://www.marutsu.co.jp/pc/i/110910/
klmnjiさん
> “ぺるけ”さんの『続 理解しながら作るヘッドホン・アンプ』が完成しました。
“ぺるけ”サウンド完成おめでとうございます。
丁寧にきれいに組み立てられているので、お手本になります。
タカス製のIC-301-72シリーズが入手できなくなった今、ユニバーサル基板を使って、配線が大変では無かったでしょうか。
リモート会議でも使えるので、在宅勤務には、これから必需品かもしれませんね。
ヘッドホンでないと、会議の声が聞き取りにくい事があります。
ツアラー part5改を作って、旅行の他、仕事室のコンパクトなオーディオとして使っていますが、低音に少しすっきりしないところがあるのが気になっていました。
正弦波の信号を入れてみると、100Hz以下でさほどの大音量でなくても歪んでいることがわかりました。電源電圧が低いところへ、低音は振幅が大きいことと、小型スピーカー用にバスブーストしているからです。
オシロで波形を観察すると、プラス側は4V、マイナス側は5Vでクリップしていました。プラス側で1V無駄になっているわけですが、2段目差動の定電流回路のロスが原因です。
電源電圧をプラスマイナス対称ではなく、プラス側を0.5V高くすれば対称にクリップするようになります。実際には電源回路のnpnのベースとマイナス電源間の抵抗を約10%小さくしました。抵抗を交換するのは面倒なので、並列に抵抗を追加しました。これでプラスマイナス4.4Vでクリップするようになりました。
電源電圧はプラスマイナス対称でなくても電気的には問題ありません。出力トランジスタの発熱が非対称になりますから、バイアス回路の温度補償に注意が必要です。
私はもともと熱結合してあったので問題ありませんでした。ぺるけさんの実装は熱結合していないので、試してみる場合はアイドリング電流が安定しているか、十分に注意してください。
この改造による出力の増加はわずか0.2Wですから、正弦波を入れた時の聴感上のクリップレベルは変わりません。しかし、音楽を聞くと低音の歪感が減り、ゆったりとした感じに変わりました。オーケストラやチェロ、オルガン曲で違いが顕著です。
mini watterやtourerの出力段のバイアス用ダイオードは品種限定ですが、すでに入手困難でお困りの方がいらっしゃると思います。出力トランジスタも代替品を使わざるを得ない場合はなおさらです。ここはバイアス回路をトランジスタ式にすればあっさりと解決します。
添付回路図の様にダイオード2個を、トランジスタ、固定抵抗、半固定抵抗に変更します。通常の2段ダーリントンだと抵抗は一桁大きい値になりますが、1段の場合はこのくらいの値です。
2段目のコレクタ電流が結構大きいので2SCタイプは定格が大きめのものが適します。2SC3422のような出力用でもかまいません。出来れば出力段のPNP, NPNのどちらかのトランジスタにエポキシ系接着剤で熱結合してください。熱安定性が良くなるので、エミッタ抵抗は0.47Ωが使えるようになります。
ぺるけさんがあのような設計をした意図は十分にわかりますが、今となっては、入手困難な部品にこだわるよりは、手に入る部品で楽しむ方が良いと思います。なんら遜色のないアンプが出来ます。
たや様、
ご返信いただきありがとうございます。
Part2は私にとって懐かしい回路形式です。初めて作ったトランジスタアンプで、0.5Wのヘッドホンアンプでした。部品が手に入らず、2SA505と2SC495だけで作りました。スイッチングACアダプタもない時代でしたから、ヒータートランスで電源を作りました。良い音だったと記憶しています。
部品が無ければなんとか工夫してという時代の経験から、いくつか紹介させていただいたしだいです。
ken様
ぺるけさんの各種デバイスの代替法を伝授下さり、ありがとうございます。
ぺるけさんは、バイアス回路に最も簡単で、取付に間違いが無ければ、調整不要な方法を採用(ぺるけさんの頒布を前提に)されたと思います。でも、これからは、製作される人がぺるけさんの記事(設計マニュアルという素晴らしい記事)を熟読し、自分で工夫して楽しみたいです。
これからも、音楽を楽しむのに必要最低限の機能を盛り込んだ「ぺるけさんアンプ」、多くの方が製作されるといいですね。
2024.05.16追加 このウェブサイトの設計マニュアル トランジスタ増幅回路その18(SEPP回路)にバイアス回路についての説明があります。
追伸
私は、「トランジスタ式ミニワッターPart2」を愛用しています。Part5に比べるとOCLで無く見劣りするように思われますが、音楽を楽しく聴くのには、これ以上のものは必要無いと思います。初段のデバイス探しに苦労することも無く、スピーカーとの間にコンデンサがあり安全です。バイアス回路を提案されているように変更すれば、15VのACアダプタでも大丈夫です。但し、電解コンデンサの定格は25Vにしたほうが安心です。
ミニワッター15V版や19V版の定電流回路、トランジスタ式MCヘッドアンプのバイアス回路のダイオードは1S2076A以外は使用できませんが、すでに入手不可なので、お困りの方がいらっしゃると思います。
半固定抵抗を使った回路にすれば、ほとんどの小信号スイッチングダイオードが使用可能なので紹介します。
添付回路図のように、ダイオードに直列の抵抗を固定抵抗+半固定抵抗にします。目安は、固定抵抗は元の抵抗値の約半分、半固定は元の抵抗値の2倍から3倍です。組む前に合計の抵抗値が元の抵抗値とほぼ同じになるように調整しておきます。
組み上がったら、ミニワッターの場合は差動の左側のコレクタをほぼ0Vになるように調整します。クリティカルではないので、だいたい0Vであれば大丈夫です。初段の差動のバランス調整と交互に数回調整します。
MCヘッドアンプの場合は、2段目のコレクタ電圧が元の回路図の値と同じになるように調整します。
ダイオードは、秋月の1N4148, 1S270A-Eなどの安価な物がつかえます。ゲルマ、ショットキー(SBD), SiCは特性が違うので使えません。整流用はVfが低いので避けてください。
ぺるけさんは、調整箇所を減らして作りやすくという意図だったと思いますが、部品指定では、今となってはかえって作りにくくなってしまったと思います。この回路は半固定で調整出来る方が普通の回路です。入手しやすい部品を使って楽しんでください。
ペルケさんのFET差動バッファ式USB DAC Version1に入力回路を付けて、トランスを使わないプリアンプにしてみました。
完成後、周波数特性だけでもとるつもりでしたが、止めました。音を聞いた瞬間から特性は十分という確信が持てたからです。その後約5ヶ月経過しましたが、音が良くなり続けているは面白いです。
このプリアンプは、ペルケさんに頒布してもらった部品を大切に使いたい、と思って作り上げました。
参考になるかも知れません。今整理している回路図を貼り付けておきます。
同じような作例ですが、ペルケさんのFET式平衡型差動プリアンプVersion2ではDACと外部入力のゲインのバランスをとるために、入力回路にアッテネーターを入れています。この応用回路では負帰還量をスイッチで切り替えて調整をしました。また抵抗の朱記の所は、ノイズを少なくするために試しに小さな抵抗を使ったものです。問題が無いので、現在そのままにしています。
参考になれば幸いです。
指摘事項等あればよろしくお願いいたします。
Kさんコメントありがとうございます。
> FET差動バッファ式USB DAC Version1とFET式・・・平衡型差動プリアンプを組み合わせた様な回路ですが、このコンデンサ
>によってアンプ部は「LPF」としても機能すると思うので、周波数特性が気になります。
周波数特性は発振器が故障しており、測定が難しいのです。すいません。
一応カットオフ周波数を97kHz付近に設定したつもりです。ただ回路図を整理して、じっくり見ていると、200kHz以上の高域で少しゲインが残る可能性があります。180pFを小さくしてカットオフ周波数を上げるか、負帰還抵抗の組み合わせを変えればよかったと反省しています。
180pFが無くても良かったかもしれません。そうすると(他の作例から推測して)200kHz以上までフラットでは無いかと思います。
でももう作っちゃったし、いまさら、、、、、
音も良いし、センターもピタッと決まるし、音も力強いので、これでいいかなとも、、、、、
悩んではいるところです。
FET差動バッファ式USB DAC Version1とFET式・・・平衡型差動プリアンプを組み合わせた様な回路ですが、このコンデンサによって
アンプ部は「LPF」としても機能すると思うので、周波数特性が気になります。
180pFのコンデンサーを入れる場所はここで良かったのか疑問に思っています。ただ作り直すのも大変なので、このままにせざるを得ないのですが、もっと適当な場所があったでしょうか?
ぺるけ様のフォノイコライザーを作りたいのですが、トロイダルトランスが手に入りません。橋本トランスのホスピタルグレードなるものをみつけたのですが、使用可能かわかる方どうか教えてください。よろしくお願いいたします。
少し工夫が要りますが、ソフトンのM2-PWTが使えると思います。
http://softone.a.la9.jp/M2-PWT.htm
これで1次側120Vに100Vを繋いで、2次側150Vを125Vにします。
整流後電圧が高すぎる場合は平滑コンの前に100Ω程度(要調整)をいれます。
さらにヒーター巻線は6.7Vになるので、ブリッジではなく倍圧整流とします。
最終電圧は、やはり平滑抵抗で調整する事になりますが、
Rコアトランスなので、このトランスならノイズの問題はないと思います。
古時計さま、おはようございます。
橋本トランスの「ホスピタルグレード」はあくまで静電シールドの部分のようです。
静電シールドはトランス巻き線間やコアとの間の静電結合を介してノイズが伝達したり2次巻線への電圧移行を軽減することを目的としたものですので、ぺるけさんがR-コアトランスを採用した理由である漏洩磁束の面では効果はないようです。
また、PT-60は高圧巻き線、ヒーター巻き線ともに電圧が高いので、これに対する対処も必要になるかと思います。
VT様
早速のご返答ありがとうございます。春日無線の中で橋本トランスを見ていて、どんなものかお尋ね致しました。
型番はPT60プリアンプ用とありました。
先ずはぺるけ様ので素直に挑んでみます。ありがとうございました。
古時計さま、こんばんは。
お使いになろうとしているものを明示していただければもう少し答えようがあるのですが。
一般論としてはホスピタルグレードというのは、医療現場や医療機器で用いられることを前提とした信頼性や安全性、耐薬品性を有しているというものです。
ですが漏洩磁束という意味では優れているとは限りません。
PHONOイコライザー・アンプ 12AX7 Version2の「プリアンプ用Rコア特注電源トランスを使わない方法」にあるように、一般的なトランスを使って電源回路を切り離すなどのレイアウト上の工夫をするという方法もありますし、寸法はかわりますが個人向けにR-コアトランスを製造してくれる株式会社フェニックス
https://www.pnxcorp.co.jp/index1.htm
で特注するという手もあるかとは思います。
ずいぶんお世話になった、ぺるけさんのHP「情熱の真空管」にアクセスできなくなりました。
このサーバーは、さくらのレンタルサーバで提供されています。
「SSLの設定が有効になっていないため、このページが表示されている可能性があります。
以下HTTPのURLにアクセスすることで解消される場合があります。
http://www.op316.com/bbs/hint.htm」(☜これもだめです)
ぺるけさんがもうおられないのでSSLが有効化できないのでしょうか?
いい案はないのでしょうか?
Koaroさんこんにちは
> このサーバーは、さくらのレンタルサーバで提供されています。
さくらのサーバーに限らず多くのレンタルサーバーは暗号化されていないので、SSLを有効には出来ません。
URLがhttpで始まるサイトは保護されていないのが現状です。
ちなみにこの掲示板自体はURLがhttpsで始まり、保護されています。
SSLを有効にするには、ホームページ全体を保護されているサーバーに移設する必要があるので現実的では無いと思います。
保護されていないサイトを閲覧する、しない、についてはご本人の安全上の考え方でお決めになるしかないと思います。
(ブラウザーの「設定」→「セキュリティ」のメニューで色々な選択肢を選べると思いますので、試されては)
Koaroさま
Android のスマホからアクセスしたらその表示がでました。
セキュアな接続をする設定にして、戻るかどうか確認が出たときに接続するを選ぶと以後アクセス出来る様です。
当方
Win 11 Home V. 23H2
Edgeバージョン 122.0.2365.80 (公式ビルド) (64 ビット)
ですが、今まで通り普通にアクセスできています。
> http://www.op316.com/bbs/hint.htm」(☜これもだめです)
私も正常にアクセスできるようです。
http://www.op316.com/index.htm も
http://www.op316.com/tubes/tubes.htm もです。
私はWindows 11 Pro バージョン23H2 と Microsoft Edge バージョン 122.0.2365.80 (現時点での最新)です。
CPU.BACH様の件
2023/11/12 (Sun) 19:51:25 内尾様の投稿「メールアドレスについて」というのが最初のようです。途中から「ラジオ工房 本体が見えないけどの件」という件名に変わっていますね。
最下部にある「過去方向=>」を何回も押下していかないと行けないようです。ここのようなある程度、飛ばすようなことはできないようです。検索は書き込み内容を検索しているようでタイトルで検索しても辿れませんでした。
>このサーバーは、さくらのレンタルサーバで提供されています。
>「SSLの設定が有効になっていないため、このページが表示されている可能性があります
この問題、URLを載せた"ラジオ工房掲示板"で昨年11月27日あたりのlogに関連情報があります。
なお、私はFirefoxで、今でも問題なくぺるけさんのsiteにaccessできています。
皆さんこんにちは。初めて投稿させて頂きます。
「USB DAC+Bluetoothレシーバー Version4.0」が作成し自宅で楽しんでいます。
先日友人を招いて試聴したところ同じ物が欲しいとねだられてしまい、再製作を検討しています。
ご存知かと思いますがペルケさん作例のレシーバーボードは入手不可で、代替品を探しています。
おすすめの代替品をご存知の方がいらっしゃれば、ぜひ教えて頂きたいです。
よろしくお願いいたします。
先のハルルラさん投稿に関連して、私の場合Bluetooth電源は「直接ACアダプタを接続する」方式を採用しました。
秋月で購入した小型のACアダプターをシャシー内に組み込んでいますが、気になるようなノイズは出てないです。
ご参考までです。
Kさん
ご返信ありがとうございました。
参考にさせて頂きます。
おんにょさんの「おんにょの真空管オーディオ」にAmazonで購入できるBluetooth基板が紹介されています。
https://onnyo01.hatenablog.com/entry/2023/06/15/170000
小生も買って使ってみましたが、特に問題は感じませんでした。
今入手できる基板は、電源オン時とペアリング時に「女性の声でアナウンス」では無く、ビープ音「ピロリン的な音」がする様です。
先日「USB DAC+Bluetoothレシーバー Version4.0」が完成しました。
変更点は電源トランスを「J-121」および「Z-5VA」を使用したこと、定電流回路を2SC1815GRを使用したものに変更したこと、Bluetooth基盤が入手不能だったため自作した基板を使用していること、作例ではBluetoothのみであるがUSB DACも使えるようにしスイッチで切り替えられるようにしたこと、そして最後にDCDCコンバータを「MCWI03-12S12」ではなく「MCWI03-12S15」を使用していることです。
さて、タイトルのとおりDCDCコンバータなのですが、フェライトコアに2周巻くとノイズは格段に減りますがまだまだノイズが大きいです。そこで本当にDCDCがノイズ原因かどうか調べるために次のような実験を行いました。
1.DCDCに繋がる線を外す
当然bluetoothはつながらなくなりますがUSB DACとして使用する場合ノイズがなくなりました。
2.DCDCの入力に別途15vのACアダプタを使い、ヒーター電源を流用せず独立させる。
ノイズが発生し、大きさも全然変わりません。ACアダプタとDCDCの間のケーブルにフェライトコアを使うと大幅にノイズが減少するのも同様です。
3.ACアダプタを利用するのであればわざわざDCDCコンバータを利用する必要もないので省略し直接Bluetooth基盤にACアダプタを接続する
ノイズが消えました
以上のことから次のように考えました。
a.フェライトコアを2周させてもノイズが充分に減少しないのは「MCWI03-12S12」ではなく「MCWI03-12S15」を利用しているからなのではないか
b.フェライトコアを複数使用すればノイズが減少するのかどうか←これは後日試す予定です。
c.実験2でもノイズが発生するのはなぜだろうか
ノイズを減らしたいです。手伝ってもらえませんか?
ハルルラさんこんばんは
>左右の信号線を離して、それぞれグランド線と撚って見る」とありますがGND端子から2本線をだしてそれぞれ撚るということで
>しょうか?グランドループができないか心配です。
ペルケさんの作例ではLCフィルターからBt基板へはシールド線を使って、基板間のグランドもそのシールド線でつないでいるように
見えます。ハルルラさんの場合は、USB DACもあるので確かに迷います。
グランドループが心配の場合は、LCフィルタの空き端子からGND線を二本出して、それぞれ信号線と撚り、GND線の最後の先端はオープンにしておいてください。
> 思い返せば自作基盤を試作した際はACアダプタを電源につかっていました。ちゃんとDCDCを使用するべきだったと反省しております。
自分自身で設計した所があると、どうしても後で見直す所が出るのは仕方ないと思います。
私もその状況に何度か陥り、反省ばかりです。
ペルケさん自身は試作を何度も繰り返し、誰が作っても再現性のある作品を公開しておられる。
本当に頭が下がります。
ハルルラさん、こんばんは。
回路図を拝見して気になったポイントです。
① 470μH+4.7uF/10uFはDCDCコンバーター基盤の方に移した方が好ましいでしょう。これは、なるべくノイズの大きいラインを引き回さない方が良いからです。
② おそらく3端子レギュレーターの入力側にGNDピンとの間で最短に0.1μFから1μFのセラミックコンデンサを付けた方が良いでしょう。これについてはできれば使っている3端子レギュレーターのデータシートを確認していただいた方が良いかと思います。 3端子レギュレーターは負帰還アンプで高い周波数を除去する能力が低いことが多いためです。
③ OPアンプのV+とV-の間に0.1μF程度のセラミックコンデンサを付けた方が良いでしょう。
④ 効果があるかは分かりませんが、bias(4.3KΩの中点)は100μFの電解コンデンサでバイパスされていますが、容量を増やすとともに、ここにも0.1μF程度のセラミックコンデンサを並列に入れた方が良いかと思います。
cf. ネットで手に入れたレシーバー基板を実用レベルに改造する■■■ Bluetoothレシーバー Version1.0 <電源ノイズの低減>「OPアンプは基本特性として電源のノイズには強いのですが、プラス電源方式では電源電圧の1/2のバイアスを与える回路が電源のノイズの経路になってしまうので要注意です。」
⑤ ぺるけさんが書き起こしている回路図にあるOPアンプの+入力と-入力の間の1000pFもOPアンプの入力容量を増やすという意味でフィルターの一部と思われますが、貴殿の回路ではこれが省略されているようです。
ご参考まで。
うちださん、VTさん
回答ありがとうございます。
左右の信号線に関してはよくわからないから適当でいいかと適当に処理している部分です。
「左右の信号線を離して、それぞれグランド線と撚って見る」とありますがGND端子から2本線をだしてそれぞれ撚るということでしょうか?グランドループができないか心配です。
またご指摘の通り切り替えスイッチ部分の電源線と信号線が近いのはあまり望ましくないですよね。9pスイッチを利用しているのでどうしても近くになってしまいます。できる限り電源線を離してみようと思います。
Version3.0のページを確認しました。「LCフィルタ(470μH+4.7μF)」のところですね。
一応LCフィルタを入れているつもりですが、コンデンサの容量10μFとVersion3.0のとは異なりますね。また、ご指摘いただいた470μFの電解コンデンサもなんとなくで入れているものなので不要かもしれません。シャシ内画像の細かな部分まで確認していただきありがとうございます。
自作基盤の回路図をアップします。もっと早くしておくべきでした。
理想を言えばノイズ0にしたい、でも基盤やケーブルをいじるためにパーツをいったん外す必要がある、もし悪化したらどうしようと迷っているところです。
思い返せば自作基盤を試作した際はACアダプタを電源につかっていました。ちゃんとDCDCを使用するべきだったと反省しております。
ハルルラさん
気にならないレベルになったということですので余計なことかとは思いますが、
①USB DAC+Bluetoothレシーバー Version3.0の方にMCW03-12D15ですが昇圧された出力に残存するスイッチング・ノイズを減少させるためのフィルター回路例があります。
②自作した基板のバイパスコンデンサは通常の電解コンデンサのようですが、MCW03のノイズに対しては効果が高いとは言えないかと思います。セラミックコンデンサなどをパラレル接続することで電源及びbiasに残るノイズを減らすことができる可能性があるかと思います。
原因を確認しているわけではないので、全くの無駄の可能性はありますが。
ハルルラさん
ノイズが気にならないレベルになって、本当に良かったですね!
完成された後ですが、気になった所をお伝えしたいと思って書き込みます。
自作基板(OPアンプ)以降へのノイズ混入の可能性が疑われることから、配線についてです。
1.切り替えスイッチからLPFへ行く左右の信号線が並行して、グランド線と、少ししか撚っていない
2.同様にRCA出力端子への線が左右の信号線とグランドを一緒に撚っている
3.切り替えスイッチの第3極(写真の一番右)の電源の線が信号線と近い
いずれもノイズ低減への可能性は低い(内部のインピーダンスが低く設計されているから)ですが、左右の信号線を離して、それぞれ
グランド線と撚って見る、電源線を信号線から離すと変化がある可能性はあると思います。またノイズ対策というより左右チャンネル
のクロストーク対策という点もあります。
あくまで私が気になった点です。
VTさん、うちださん
回答ありがとうございます。
最初にDCDCの出力側に取り付けたOSコンは念のため新しいものに交換しました。次にヒーター電源からの流用に戻し、DCDCの入力側だけでなく出力側にもフェライトコアを挿入しそれぞれ2巻きしました。これによってノイズは激減しました。普通に聴いている分には全く気になりません。
またUSBとbluetoothの信号切り替えの際にDCDCへの入力を連動させるようにしたのでUSB接続の時にノイズはなくなりました。
せっかくなので提案していただいた実験をしました。関係あるかわかりませんが、このDACはUSB-A⇔USB-B変換コネクタの部分でシャーシアースをとっています。
まずはそのままの状態で
(a)bluetooth機器への接続なし→ノイズがする
(b)bluetooth機器への接続あり→ノイズが小さくなるがブツブツといった感じの音がし続ける。しばらくすると収まるがノイズは接続なしと同様の大きさに戻る
③bluetooth基盤と自作した基板の間の接続を全て外す
→ノイズが大きくなる
④bluetooth基盤と自作した基板の間の電源線のみ外す
→③と同様のノイズの大きさになる
⑤ bluetooth基盤と自作した基板の間の信号線を外す
→ノイズに変化なし
⑥右だけ外した→特に左右で変化なし
→右チャンネルだけ外したがノイズに変化なし
⑦自作した基板のOPアンプを外す
→bluetoothに接続しないとブツブツといった音がでるがしばらくするとノイズに変化する
→bluetoothに接続するとピープ音のようなものがするがしばらくするとノイズに変化する
またノイズに左右の差はありません。
皆さんの手助けのおかげで満足いく結果になりました。本当にありがとうございました。
ノイズが0とはなりませんでしたが、自作基盤の部分に問題があるのだろうとは思います。これ以上お手を煩わせて申し訳ないのでこれにて完成としようと思います。
ハルルラさん
VTさんが触れられている:
⑥ bluetooth基盤と自作した基板の間の信号線を片チャンネルだけ外す
というテストで気が付いたのですが、ノイズの出方は左右チャンネルでの違いはありますか?
シャーシアースは何処でとっていますか?
シャーシ内のBt基盤、OPアンプとDC/DC電源との位置関係・配線の様子を見ていて気になりました。
ハルルラさん、こんばんは。
DCDCの電源をACアダプターから供給してもノイズが出ていることと、②の12AX7の入力側のグリッドを直接GNDに接続した場合ノイズが消えるということから、ACアダプターを使っても出ているノイズはActive LPFの入力側に加えられているものと思われます。
このためにDCDCの入力側のフェライトコアの巻き数を増やしても効果が無いし、DCDCの出力側にフェライトコアを使うことによって劇的にノイズが減るということになっているものと思われます。
さらに、DCDCを外してACアダプターから給電するとノイズが消えるということからも、DCDCの出力側のノイズが影響を及ぼしていると思われます。
そうなる可能性の一つとして、DCDCそのものの異常もありますが、DCDCの出力側にあるOSコンがちゃんと繋がっていないというのもあり得るかと思います。
もう一つ気になるのが、「自作した基板」の部分で、幸いにもbluetooth基盤と自作した基板の間はコネクターで接続されているので、③ bluetooth基盤と自作した基板の間の接続を全て外す、④ bluetooth基盤と自作した基板の間の電源線のみ外す、⑤ bluetooth基盤と自作した基板の間の信号線を外す、⑥ bluetooth基盤と自作した基板の間の信号線を片チャンネルだけ外す(接続されている方と外した方で違いがあるかを含め)、⑦ 自作した基板のOPアンプを外すというテストをすることでヒントが得られるかもしれません。
うちださん、VTさん、Y@札幌さん
回答ありがとうございます。
巻き数ですが増やしてみましたが変化は無かったです。
また
①bluetoothの方がUSBよりもノイズが大きいです。
②グリッドに接続したところノイズはピタッと消えました。
他にも色々と試しましたが、DCDCコンバータの出力側にもフェライトコアを使うことによって劇的にノイズが減りました。あくまでもACアダプタを使用した場合なのでヒーター電源から流用した場合どうなるか試してみます。
最後にシャシ内の画像になります。
ハルルラさん、こんにちは。
記事にもあるように試作段階でも同様のノイズを確認しており色々テストした結果、その対策として最終的にフェライトコアを採用しました。
Btレシーバー電源をヒーター電源と共用しなければノイズが出ないことも確認しています。
この場合ヒーター電源側と絶縁する必要はないのでDC/DCコンバーターは不要で、Btレシーバーに直接ACアダプターを接続すればよいです。
ヒーター電源と共用するためにDC/DCコンバーターを入れるのであれば、フェライトコアへのターン数を増やしてみてはいかがでしょうか。
試作時もフェライトコアを通すだけ、1ターン、2ターンとテストしてみてノイズが減り、2ターンで聴感上も特性上も問題ないことをぺるけさんにも確認いただきこの記事内容となっています。
ご使用のBtレシーバー部が違うためノイズの出方が異なると思いますのでこればかりはテストしてみなくてはわかりません。
ぺるけさんの所へお届けした試作機はBtレシーバーのみ搭載ですが、自分用のものは同じケースにBtレシーバーとUSB-DACを搭載しスイッチで切り替えられるようにしています。特性としては記事にあるものと同じになりました。
ご存じかと思いますが、使用時には再生デバイス側のボリュームを最大付近にしておき音量はアンプ側で調節した方がS/N的には有利です。
ハルルラさん、こんばんは。
2.DCDCの入力に別途15vのACアダプタを使い、ヒーター電源を流用せず独立させる。
ですが、
① USB DACとBluetoothで違いはありますでしょうか。
② 12AX7の入力側のグリッドを直接GNDに接続した場合、ノイズはどうなりますでしょうか。
可能であれば、シャシ内の写真も載せていただけるとそちらからのアドバイスも出てくるかと思います。
ハルルラさん
トランスを工夫したり、定電流回路にトランジスタを使うなど、頑張っていますね。
次の村田のサイトが参考になりませんか?
https://article.murata.com/ja-jp/article/basics-of-noise-countermeasures-lesson-8
もう試しているかもしれませんが、可聴帯域のノイズであれば、巻き数を少し増やして試してみるのはいかがでしょう。
(30Mhz以上では、巻き数を増やすと浮遊容量の影響が大きく効果は減少しています)
追記です。
DCDCコンバータの出力側にフェライトコアを挟んでみたところノイズが軽減しました
上のアンプの解説「アンプ部」のところに次の様に書いてあります。「ボリュームの位置によって負帰還量は変化してしまいますが、
その変化量は56kΩに対して50kΩの1/4、すなわち12.5kΩ程度なので影響はほとんど無視できます。」
この意味するところは、このアンプの前につながる機器(プリアンプ等)の出力インピーダンスが通常十分低いので、それを計算に含
めれば、ボリュームの位置の影響は最大でも1/4になるという事でしょうか?
前段の出力インピーダンスも負帰還量の計算に入るという事でしょうか?
この点教えていただけないでしょうか。ただいま平衡型アンプの入力ボリュームを取って、パワーアンプ化しようとしており、置き換
える抵抗値を幾らにするかで迷っております。よろしくお願いいたします。
注:この解説は入力に50kオームのボリュームがあるとして書かれています。実際の回路にはこのボリュームはありません。
Daddy bearさん、VTさんこんにちは
返信をありがとうございます。
すべてを読む余裕がないので、数式は飛ばして、興味のある、分かり易いところを読んで見ました。
T型帰還回路について、OPアンプの周波数特性改善で使われているとは、成る程と思いました。ペるけさん考案と思っていましたが、一般例があった訳ですね。
TI社の資料も平衡差動アンプを、「統合完全差動アンプ」と呼んでいるのでしょうか、色々効能が書いてあるので参考になります。
私が次に作るとしたら、真空管を使う平衡型P-G帰還のプリアンプの予定です。その時はしっかり読み込みたいと思います。
確定申告の作業が終わって、余裕が出来たら検討を始めます。
ご指導いたく感謝しております。
うちだ様、おはようございます。
平衡型全段差動アンプで使われている負帰還のかけ方の基本自体は知られている方法で、例えばTexasInstrumentsから完全差動アンプ(Fully-Differential Amplifiers)として資料が発行されています。
https://www.tij.co.jp/jp/lit/an/jaja122/jaja122.pdf
ご参考まで。
うちださん、こんにちは
平衡型プリアンプ完成、おめでとうございます!
ボリューム位置によって負帰還量が変化する問題については、以下のページでぺるけさんが詳細な説明をされています。
http://www.op316.com/tubes/tips/b340.htm
http://www.op316.com/tubes/ana/ana2.htm
私は、自分なりに計算してもなかなかぺるけさんの書いている数字にならず、四苦八苦していますが…
反転増幅器で負帰還の抵抗を2段に分けるのはT型帰還回路と呼ばれるもののようで、検索すると解説しているページがいろいろ出てきます。
VTさん
分かりやすく説明していただいて、ありがとうございます。
よく理解できました。
昨夜から、50kボリュームを47kオーム四本に置き換えて試聴しています。特にゲインに変化なく、バランスの良い音で鳴っているの
で安心・満足しています。
先週末に平衡型プリアンプが完成したので、パワーアンプからボリューム(部品の有効利用もあって)を取り外す必要がありました。
ところで、この平衡回路の負帰還のかけ方は、ぺるけさんが考えられたのでしょうが、うまく出来ていると思います。
負帰還のループの中に前段の出力インピーダンスも影響しているので、それもいい結果を生んでいるのかもしれません。
ぺるけさんの工夫に改めて感謝しています。
うちだ様、今晩は。
<アンプ部>の最初に、「入力のボリュームは省略しました。ボリュームをつける場合は、2個の56kΩの抵抗のかわりに50kΩ2連ボリューム(Aカーブ)を使ってください。」という記述があり、ボリュームの影響については、つけた場合を想定して記述しておられるものと推測します。
「ボリュームの位置によって負帰還量は変化してしまいますが、その変化量は56kΩに対して50kΩの1/4、すなわち12.5kΩ程度なので影響はほとんど無視できます。」ですが、50KΩのボリュームは0KΩと50KΩー25KΩと25KΩー50KΩと0KΩという足して50KΩになる組み合わせを移行します。ここで前段の出力インピーダンスが0Ωであれば、Hot側は前段の出力インピーダンスである0ΩでGNDに接続されていると見なせるので、交流的には0KΩと50KΩの並列接続:0KΩから、1/2の25KΩと25KΩの並列接続:12.5KΩ(50kΩの1/4)の間で変化する抵抗とみなせることになります。
もし、前段の出力インピーダンスが0Ωでなければその分ズレてしまうのですが、一般にはLow出し十分High受けになっているので十分低いと思われるために「12.5kΩ程度」という記述がされているものと思います。
例えば前段の出力インピーダンスが10KΩだったとするとその1/4が加わり、0Ωから15KΩの間で変化するようになります。
ということで、前段の出力インピーダンスも厳密にいえば負帰還量の計算に入ることになりますが、もともとボリュームの開度によって変わってしまう変化に対して通常は無視できる程度に十分小さいことと、負帰還量が多少ズレても左右チャンネルで同一であれば一般には実害はないことから無視する(0Ωとみなす)ことが多いかと思います。