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「自作ヘルプ掲示板」ガイドライン

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編集・削除(編集済: 2023年09月11日 21:47)

ペるけ様式12AU7差動ラインアンプ ”発振防止のグリッド抵抗3.3KΩについて”

どなたかご教示くだされば幸いです。
ペるけ様のFET版平衡型差動ラインアンプを製作させていただき大成功で、欲が出たので全システム(プリとパワーアンプ)を真空管式にしようとチャレンジしています。
Q1.  低gm管の12AU7を採用しますが、やはり”安全のために”グリッドに直列に発振防止用抵抗(3.3KΩ)を入れておくべき?
Q2. 入れる場合、(3.3KΩの手持ち無しで)3.6KΩか、2.2KΩか、3.9KΩのいずれかをと思っていますが、適正定数を計算する算式など、あるいは大よその適正定数範囲をご教示ください。
 どうぞ、よろしくお願いいたします。

引用して返信編集・削除(未編集)

レリン源さんが出された質問はたいへん良かったと思います。
大切な事に疑問を持たれたと思います。
おかげであまり考えたことのないグリッドの抵抗について、理解を深める事が出来ました。
実はそこから、別の疑問が出たり、基本の大切な事を知る刺激にもなりました。

例えば「何故12AU7なの??」(笑)とか、「バランス型はどうなる?」など。
またくどいですが発振を止めを入れる前に、安定な回路を作るのが基本という事等です。

>VTさまのアドバイスで納得しており、2K-4KΩの抵抗を入れることで結論としました。
12AU7の入力容量を20pFとすると4~2 MHzのカットオフ周波数です。

ご成功を願っています。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年02月22日 23:13)

うちださま、
 れりん源です。
    
 返信No.348に誤字がありました。
  自らやらずで、安直にお聞きしたことを恥じております。お詫び申し上げます。申し訳ありません。以上、本件は失念してくださるようお願いい足します。

 訂正:お願いいたします。

申し訳ありません。

引用して返信編集・削除(未編集)

うちださま、
C/C: VTさま、
れりん源です。 VTさまのアドバイスで納得しており、2K-4KΩの抵抗を入れることで結論としました。
思いがけずも、うちださままでもご親切にご対応していただけるとは感激です。ありがとうございます。
さて、ご指摘の「……ご自分で設計するのですから、実際に組み上げて発信が起これば、(原因と対策を整理した後)あるいは起こらなくても、安全を見て抵抗を入れる。……」、「そこで定量的には、実際の発振周波数をカットできる、抵抗と内部容量の組み合わせで求める事が出来ると思っています。まあ実際にはあまり意味が無いですけど(笑)」もご明察です。“後期〇〇者”が迫っており、自作趣味を“閉店”し、大方の部品と測定器を処分しました。自らやらずで、安直にお聞きしたことを恥じております。お詫び申し上げます。申し訳ありません。以上、本件は失念してくださるようお願いい足します。

引用して返信編集・削除(未編集)

少しコメントと質問をさせてください。
たびたび遅いレスですいません。

12AU7を使うにしても具体的にどのような回路を使うか、を見て判断したいところです。またご自分で設計するのですから、実際に組み上げて発信が起これば、(原因と対策を整理した後)あるいは起こらなくても、安全を見て抵抗を入れるという手もあるのでは?

何故そのような疑問が出るかというと、紹介のあった回路図の入力側のグリッドには抵抗がありますが、出力側(同時に入力でもある)にはありません。これは何故でしょうか?単なる書き忘れでしょうか?そうでは無いと思います。理由は出力側にはP-G帰還の大きな抵抗があって、発振止めの役割を同時に担っていると考えられます。
やはりレリン源さんが実際には、どのような回路を使うか見て、検討されたいところです。

発振止めは、グリッド抵抗と真空管の内部容量とで作るローバスフィルター(ハイカットフィルター)が高い周波数をカットする事で機能するというのを読んだ事があります。そこで定量的には、実際の発振周波数をカットできる、抵抗と内部容量の組み合わせで求める事が出来ると思っています。まあ実際にはあまり意味が無いですけど(笑)

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年02月19日 21:46)

VTさま、
 このたびは示唆に富んだアドバイスをいただきありがとうございます。
初歩的な質問に対してご親切にアドバイスをいただき、想像していた通りと確認ができました。
感謝申し上げます。

引用して返信編集・削除(未編集)

レリン源さん、こんにちは。

本文の記述より、そこに書かれているのは旧版ですがぺるけさんが設計した「12AU7」による差動ライン・プリアンプのアンプ部分の「回路例」だからこそご紹介いたしました。

ぺるけさんは低gm管である12AU7を使っていても発振しやすいカソードフォロワーでもある入力側には発振止めの抵抗を入れておいた方が良いと考えているからこそこのような回路図をお書きになったのであろうと私は推察します。

引用して返信編集・削除(未編集)

VTさま、ご親切にありがとうございます。
 ”私のお持ち箱”>”実験回路とデータ”>”利得「2-5」の増幅回路あれこれ”を拝見しましたが、勉強不足で、いまひとつ理解できません。A・β=1と位相の関係などとも思いますが……
 “単段差動回路”の項の図で、グリッドに2kΩが入っていますが、それにより、「配線の引き回しなどの原因でコンデンサ成分が形成されて、プレートの出力がコンデンサ成分を通ってグリッドの入力に帰還し発振することがある」のを緩和させようとしているのではないかと存じます。そこで低gm管の12AU7に限定して使用するので、いっそのこと省いてしまうか、3.3KΩの代わりに(手持ちの定数から)2KΩー3.6KΩまでのいずれかの定数で代替使用したいと思います。
考慮するべき点がございましたら、ご教示いただければ幸いです。
感謝!

引用して返信編集・削除(未編集)

レリン源さん、こんばんは。

ぺるけさんの私のおもちゃ箱の中に 利得「2~5」の増幅回路あれこれという項がありますので、参考になさっては如何でしょうか。

A.1 入れないと必ず発振するというわけではありませんので、それは製作者である貴殿の技術と思想に委ねられていると思います。
ただ、第三者としては特段の理由がなければ入れておいた方がよいのではとは思いますが。

A.2 適正定数を計算する簡便な式は知られてはいないようで、私は見たことがありませんし、ぺるけさんの私のアンプ設計&製作マニュアルや各記事にも無いようです。これは、真空管やソケット、配線などの持つインダクタンス分やキャパシタンス分などが関与する事象だからということに加え、差動ライン・プリアンプの記事に「発振止め抵抗は、できるだけ6DJ8のソケットに接近させて配置します。」という注意書きがあるように、同じ抵抗値であっても、配線長によっては無効になるということもあるかと思います。

発振止めという意味では抵抗値が高い方が良いようですが、高域側のカットオフに影響するのでバランスを見て決めることになり、1KΩ~10KΩが使われることが多いようです。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年02月18日 13:31)

6N6P全段差動PPミニワッター2012 V2 カソード電圧異常

6N6P全段差動PPミニワッター2012 V2を作成しております。

アンプ部の560Ωの両端電圧が左右とも16Vと規定の電圧になりません。各抵抗の両端電圧を
測定すると8.2KΩ以外は0Vでこのラインに電流が流れていないようです。100μFのコンデンサ
が怪しいと思い新しい物に取り換えてみましたが変化はありません。

配線を何度も確認しましたが配線の誤りはないようです。(見落としがあるかもしれません)
また、各部品の足とラグ板の導通を確認しすべて導通しており半田不良はないようです。

自力でトラブルの原因を見つけるのは不可能と思いぜひとも先輩方のお力をお借りしたく投稿
致しました。大変図々しいお願いですが何かヒントになる事がありましたらお教え下さい。

Fetは2SK2881を選別、出力トランスはARITO'S Lab DE-8K2W、初段ドレイン抵抗は8.2KΩです。

初段差動回路 2KS2881

初段定電流回路 2SK2881 IDSS 3.7mA

出力トランス → ARITO's DE-8K2W

初段ドレイン抵抗 8.2kΩ

各部分の電圧は下記の通りです。

V+:+31.0V

V-:-3.7V

カソード抵抗(560Ω)両端電圧: R: DC 16.0V L: DC 16.1V

グリッド電圧 R-2pin:9.9V, R-7pin: 8.2V L-2pin:9.3V, L-7pin: 9.1V

8.2kΩ両端電圧 R 20.2V 21.6V L 20.9V 20.8V

3.3kΩ,33Ω+33Ω,620Ω,560kΩ → 0.0V

引用して返信編集・削除(未編集)

VTさん,

その後、スピーカーでの音出しもクリアしました。今はアンプの音に聴き入っています。エージングでどう変わるか楽しみです。本当にありがとう御座いました。

引用して返信編集・削除(未編集)

ロボット三等兵さん、こんばんは。
正常になったようで良かったです。
自身のやったミスはチェックしていればしているほど見つけづらいですからねぇ。

ドレイン電流ですが、
Rch 2pin 15.3V→1.91mA. 7pin. 16.0V→1.83mAで、3.74mA
Lch 2pin 15.6V→1.88mA. 7pin. 15.5V→1.89mAで、3.77mA
となりますので、初段定電流回路の2SK2881 IDSS 3.7mAに合致するということで、こちらも問題ないようですね。

引用して返信編集・削除(未編集)

VTさん、おはようございます。

ご指摘の通り出力トランス ARITO’s DE-8K2Wの緑を1pin、茶を6pinに繋ぎ変えたところほぼ正常の電圧になりました。

Rch 560Ω両端 21.0V 2pin 15.3V. 7pin. 16.0V

Lch 560Ω両端 20.9V 2pin 15.6V. 7pin. 15.5V

最初に春日無線 KA-8-54P2 とARITO ‘s DE-8K2W の配線対応表を作ったのですがここで1pinと6pinが逆になっていた事が原因でした。

私はトラブルの原因はアンプの基板部分だと思い込みVTさんのように客観的な視点が欠けていました。単純な誤りですが独力では原因を見つける事は出来ませんでした。

貴重なお時間を割いてお力添えいただき本当にありがとうございました。

引用して返信編集・削除(未編集)

ロボット三等兵さん、こんばんは。

測定ありがとうございます。

無信号時6N6Pのグリッドに接続されている1KΩの抵抗には電流が流れていないのが正常にも関わらず、620Ωが有効だと0.6~0.7V程度の電圧が観測されています。
これは6N6Pのグリッドがカソードより高い電圧になって、グリッド電流が流れる(時間がある)ということを示しています。
その結果、ドレイン抵抗に余分な電流が流れて電圧降下が大きくなり、グリッド電圧が低くなったことでカソード電圧も低くなっているということです。

そして620ΩをショートさせてNFBを止めると1KΩの抵抗には電流が流れなくなって正常である0Vになっていますし、対GND電圧も16V付近と正常と思われる値になっています。

この測定結果は、出力トランス周りの配線が不適切で本来の負帰還ではなく、正帰還になって発振しているために本来無信号である筈のグリッドに大振幅の信号が加えられていることを示すものと思われます。
これは<アンプ部補足解説>の出力トランスのリード線の接続:にある「出力管(6N6P)のピン番号(1、6)と出力トランスのケーブルの色(赤、黒、灰)の関係は厳密に守ってください。これ間違えると正帰還による発振が生じて、スピーカーから「ギャーッ!」というけたたましい音が出ます。」に相当する事象で、1pinに茶、6pinに緑になっているのを1pinに緑、6pinに茶という配線にするか、ラグ板からグリッドに行く配線を入れ替えることで改善するでしょう。

おんにょさんが今年になってこのトランスで6N6P全段差動プッシュプル・ミニワッター2014を作製しておられ、その配線も1pinに緑、6pinに茶となっていますので、ご参考まで。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年02月15日 23:28)

VTさん、お返事が遅くなり申し訳ございません。

以下の通り電圧を測定をしましたのでよろしくお願い致します。
いずれも6N6Pを刺した状態です。

1kΩ両端電圧

620Ωのみ

R. 2pin. 0.70V. 7pin. 0.60V

L. 2pin. 0.69V. 7pin. 0.72V

620Ω ショート.

R 2pin. 0.00V 7pin 0..00V

L. 2pin. 0.00V. 7pin. 0.00V.

対GND電圧

620Ωのみ

R. 2pin. 9.50V. 7pin. 9.32V

L. 2pin. 9.96V. 7pin. 9.40V

620Ωショート

R 2pin. 15.09V 7pin 15.84V

L. 2pin. 15.44V. 7pin. 15.45V.

引用して返信編集・削除(未編集)

うちださん、こんにちは。

「2SK2881のIDSSが5mA程度ということになります。」は本来言葉足らずで、アンプ自身が正常であればという語が頭に付くべきでした。

6N6Pを刺した状態でドレイン抵抗に流れている電流はロボット三等兵さんがすでに提示してくださっているデータから計算すると、グリッド電流が1mA程度加わっているようですので、実際定電流回路の2SK2881に流れている電流は3mA程度でしょう。

ということで、2SK2881の定電流特性が不適切でということではないと思いますが、そのあたりを測定していただこうと思っています。

引用して返信編集・削除(未編集)

横からのコメントでごめんなさい。
VTさんの回答でドレイン電流の解説が二つありました。

(1)6N6Pを刺さない状態では、ドレイン電圧が約20Vですので電圧降下は11V程度で1.3mA程度。2本で2.6mA~2.7mAなのでIDSSを下回っていますが、6N6Pが刺さっていないことでV-が十分ではなく、このような値であると思われます。
(2)その原因となっている8.2KΩに20V~21V生じるということは、2.4~2.6mA程度流れていることになるので、2SK2881のIDSSが5mA程度ということになります。

ここで定電流回路が入っているのに何故、ドレイン電流が大きく変化するのか疑問になります。設計値では、3.7mA、(2)の場合が5mAです。(1)の場合は、確かにV-が十分では無いと思いますが、その時、定電流回路(2SK2881)にかかっている電圧が何ボルトか知りたくなります。またもう一つの疑問ですが、2SK2881を定電流回路として使えるのでしょうか。
定電流回路2SK30の代替品としては、2SK246が推奨されています。一方、2SK2881の特性を見ると、D-S間電圧によって、Idはかなり変化しているので、定電流特性が得られるとは言えないと思います。
問題の直接の原因、またドレイン電流が変化する原因が定電流回路に2SK2881を使った事に因るかどうかは不明ですが、気になったのでコメントいたしました。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年02月14日 09:09)

ロボット三等兵さん、こんばんは。

その前に、6N6Pを刺した状態でグリッドに接続された1KΩの両端間のDC電圧を計ってみてください。
もし電圧が出ているようであれば、グリッドに電流が流れている(グリッドが正バイアスされている時間がある)ことを示します。

620Ωはそのままで、クリップコードや導線などで抵抗の両端または接続されているラグ端子同士を接続する(一時的なものですのではんだ付けはしません)だけです。だからショートさせるという表現を使っています。
この状態でまずドレイン電圧を計ってみてください。
正しく配線されていれば620ΩをショートするとNFBが外れるので増幅率が上がり、位相が逆になっていればPFBになっているために増幅率が下がるのではないかと思います。



6N6Pを刺さない状態では、ドレイン電圧が約20Vですので電圧降下は11V程度で1.3mA程度。2本で2.6mA~2.7mAなのでIDSSを下回っていますが、6N6Pが刺さっていないことでV-が十分ではなく、このような値であると思われます。


ちなみに、ご存じのように抵抗の両端に電圧が現れているということは電流が流れているということです。NchのJ-FETはゲートに正電圧を加えるとダイオードと同様に電流が流れますが、動作条件の図にあるように負の電圧をかけているのでゲート電流はほぼ0です。
また、560KΩは入力側からもコンデンサでDCカットされていますし、620Ωは出力トランスの2次側に接続されているので、やはりDCの供給はありません。ということで、無信号時は両端電圧も0Vということになります。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年02月14日 06:30)

早速のお返事ありがとうございます。

>ゆうきさん

発振の可能性があるのですね。
参考にさせていただきます。

>VTさん

>ちなみに無信号時、3.3kΩ,620Ω,560kΩ及び6N6Pのゲートに接続されている>1KΩの両端間電圧は0.0Vで正常です。

このラインに異常があると思い散々試行錯誤しましたが完全に的外れでしたね。
お恥ずかしい限りです。

早速ご指摘の電圧を測定してみました。

6N6Pあり
グリッド電圧 R-2pin:9.9V, R-7pin: 8.2V L-2pin:9.3V, L-7pin: 9.1V

6N6Pなし
グリッド電圧 R-2pin:19.6V, R-7pin: 20.2V L-2pin:20.0V, L-7pin: 19.9V

>負帰還回路の620Ωをショートした時としてない時の増幅率がどう変わるのか

上記は620Ωの抵抗を外しジャンパーと置き換えてドレイン電圧を測定し電圧の
変化見ると言う解釈で良いでしょうか?

引用して返信編集・削除(未編集)

ロボット三等兵さん、こんばんは。

V+:+31.0Vで8.2kΩ両端電圧が20~21Vですから、2SK2881のドレイン電圧が10V弱となってしまっているのが560Ωの両端電圧が低い原因と思われます。
その原因となっている8.2KΩに20V~21V生じるということは、2.4~2.6mA程度流れていることになるので、2SK2881のIDSSが5mA程度ということになります。

6N6Pを刺さない状態で差動対となる2SK2881のドレイン電圧が何Vになっているのか、6N6Pを刺すとこの電圧が変わるのか及び負帰還回路の620Ωをショートした時としてない時の増幅率がどう変わるのかを確認すると、次のステップへの手がかりが得られるかと。

ちなみに無信号時、3.3kΩ,620Ω,560kΩ及び6N6Pのゲートに接続されている1KΩの両端間電圧は0.0Vで正常です。
2SK2881のソース間はバランス調整用の半固定抵抗を一方の端にもっていった時で最大で0.1V程度ですので、センター付近で調整されているなら0.0Vで正常です。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年02月13日 19:33)

配線誤りなしで挙動不審の動きは、発振してませんか?

引用して返信編集・削除(未編集)

写真を追加します。

引用して返信編集・削除(未編集)

6DJ8全段差動PPミニワッター2017にバランス改造ヘッドホン

以前製作した6DJ8全段差動PPミニワッター2017(不平衡)にヘッドホン出力を造設することにしました。どうせならと、これに以前作成したバランス改造ヘッドホンを接続できるようにしたいと考えております。
そこでご相談なのですが、平衡型6N6P全段差動プッシュプル・ミニワッターのヘッドホン回路を6DJ8全段差動PPミニワッター2017(不平衡)にそのまま流用できるかどうかのご相談です。負帰還周りの相違がヘッドホン出力に影響しないかが私の懸念点です。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

引用して返信編集・削除(未編集)

VT様、うちだ様、回路図まで添付いただいた丁寧なご返信に感謝しております。とても参考になりました。頭の中がゴチャゴチャしていたのがすっきりしました。どうすれば良いかがはっきりしたので、自分自身でも回路図を書いてみたいと思います。
返す返すもありがとうございました!!

引用して返信編集・削除(未編集)

図2で、改造案です。

引用して返信編集・削除(未編集)

> "ティグラン"さんが書かれました:
> 平衡型6N6P全段差動プッシュプル・ミニワッターのヘッドホン回路を6DJ8全段差動PPミニワッター2017(不平衡)にそのまま流用できるかどうかのご相談です。

たいへん遅い書き込みで申し訳ありません。
私もバランス型に改造したヘッドホンを持っていて、どうすれば良いか気になっていました。改造したヘッドホンを、折角だからアンバラでも使いたいという気持ちは分かります。そこで回路を考えてみました。ティグランさんはXLR5のオスコネクタを使っているとしています。
図1の平衡型差動PPのヘッドホン回路をそのまま使っても良いのですが、アンバラで使う場合、トランスのゼロオーム側がグランドに接続されています(赤線)。そうすると、赤丸aとbのスイッチが余分になります。またVTさんのおっしゃる通り、何本かの抵抗が無駄になっています。
そこで考えたのが、図2の回路(次のメッセージで送信)です。これならXLR5ピンもさせるし、アンバラのTRSタイプもあれば、そちらも使えます。必要な切り替えスイッチは2極双頭スイッチか、同等のロータリースイッチで良くなりますので、簡単になります。

XLRコネクタを使わず、XLR5→TRS変換ケーブルを自作する手もあり、そうすれば6DJ8全段差動PPミニワッター2017のヘッドホン回路をそのまま使えます。それでもXLRコネクタがアンプの前面にあると、いかにもプロの器材という雰囲気があるので、私もそちらを選びます。(笑)

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年02月14日 19:42)

ティグランさん、こんばんは。

流用してもNFBに問題はありませんが、抵抗の数が無駄に増えるだけです。
(あくまで平衡アンプが正常に動くようにするための回路で、不平衡アンプに平衡ヘッドフォンを付けるために使っても何も利点も有効性もありません。)

また、そこにもし不平衡のヘッドフォンを刺した場合は共通インピーダンスができるとともに分圧比が下がるので好ましくありません。

ということで、トランス-ヘッドフォンジャック間のGND側配線を左右で共用しないようにすれば不平衡用の回路で問題ないようです。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年02月10日 17:11)

チェックポイントのヒント 振動で?ヒューズが飛ぶ件

権田さんの投稿とVTさんの回答と他の方のご指摘を踏まえて

前提として 誤配線や部品の不良ではなく
      振動(アンプ姿勢の変更時など)により、
      何かがどこかにショートすることで一瞬でヒューズがとぶ

 ということであるなら、’振動に弱そうなところ’をチェックポイントにして
 その部品を揺すってみればショート原因が分かりそうに思っています。

で、権田さんのシャーシ内部の写真と、もとの回路図と実体図を見比べています

スイッチ手前の160V47μのケミコンに並列に接続された56キロだか5.6キロの抵抗
(権田さんの写真では判読不能、回路図では56Kにみえるが、実体図では5.6K*となっている)

[写真では]この抵抗のプラス側のリード線の絶縁スリーブの隙間の下側に 
      何らかのネジとナットが見えます

もし何らかの振動でこの抵抗がシャーシ方向に動けば 
かつ 絶縁スリーブの隙間とネジ、ナット間の距離が短いなら

ココが接触して、112Vか425Vだかの電圧がシャーシにショートすることで
ヒューズが飛んでいるのかも?

権田さん
とういうことで、この部分に(も?)なんらかのショートの痕跡はありませんか?
(その他のショートしそうなポイントも再点検中と思いますが)

蛇足
*この抵抗一体何オームが適してるのか?(正しいのか?) 
(56000Ωでも5600Ωでも2ワットが回路図・実体図ともに指定されているので
 電源スイッチoffにした時のコンデンサの放電用だとして112Vの放電を5.6kでやるなら
 0.02アンペア(I=V÷R)でワット数は0.02x0.02x5600=2.24W(W=IxIxR)だから
 定格オーバーに見えて、正しいのは回路図の56Kなのかもしれない)

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年02月11日 13:33)

VTさん 早朝よりお教えいただきありがとうございました。

傍熱整流管の振動でヒューズだけが切れる可能性はないことが
判りました。


権田さんのケースから脇にそれてしまいますが
私の経験したのはアメ球の傍熱5極管の鉛直実装で
ヒーターが温まるとガチャガチャとノイズがしっぱなしの状態でしたので
> この辺りが細いワイヤーでできたグリッドとは異なるところです。
ヒーターとグリッドが接触している不良球だったのだろうろと思われます。
(球交換でノイズはなくなりました)

引用して返信編集・削除(未編集)

@相模さま

傍熱型の整流管である5AR4はGEやテレフンケンのデータシートを見る限り、装着方向は任意のようです。
実際、金属板でできたプレートのセンターに金属筒でできたカソードが入っており、基本的にカソードの中に一端がカソードに接続されたヒーターが入るという構造をしており、正常に製造されていればどのような方向で使ってもカソード、ヒーターとプレートは接触しないし、カソードが変形するほどの高温になる前にヒーターが焼き切れるでしょう。
この辺りが細いワイヤーでできたグリッドとは異なるところです。

ですので、姿勢を変えることでショートするとすれば、固定されていない金属片が入っているとか、電極位置を固定しているマイカ板が入っていないなどの異常球ということになるかと思います。


また、プレートとカソードが接触してヒューズが切れる場合、平滑回路の電解コンデンサに交流電圧が掛かって大電流が流れますので、膨れたりパンクするといった何らかの副次的な異常を伴うのではないかと推測しております。

ちなみに6SJ7についてもRCAやGEのデータシートを見ると装着方向に制約はないと明示されています。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年02月13日 07:08)

VT 様へのご質問なので僭越ですが・・。
No.253 権田 1月23日 21:49 をご覧ください。権田様はそれまでシャーシーを立てた状態での測定もしておられたようですが、1/23以降は裏返しの測定をしておられるはずです。
5AR4と 6SL7 だけでヒューズ溶断はそれ以降です。

また 5AR4 にはヒーター直結のカソードが存在します。5U4G や 5Z3 などの直熱管ではありません。たとえ中華製でもカソードが熱で垂れ下がってプレートに接触するような構造にはさすがになっていないだろうと思います。

今まで私を含めて権田様を超初心者と想定した投稿が大変多い気がします。それは大変失礼なことです。
画像を拝見すると抵抗などのリード線に被覆を丁寧にかぶせる、きれいに縒り合わた AC配線、はんだ付けなどから過去に製作経験が必ずあると今は確信しております。例としてPT周りのはんだ付けや配線をご覧いただければと思います。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年02月13日 05:31)

VTさん 申訳ありませんがお手数ついでに愚考2にご指導ください。
 
> ただ、このアンプでヒューズが飛ぶのはトランスの1次側に大電流が流れた時なので、高圧巻き線かヒーター巻き線から大電流が供給される必要があるのです。

愚考2(通常使用では5AR4の不良というわけではないが、シャーシを立てた時だけヒューズが飛ぶ)

シャーシを立てることで
傍熱管である5AR4が横倒しになると

ヒーターが熱膨張で垂れ下がり、プレートと接触すると(仮定1)
【写真の位置だとプレートの4ピン、6ピンが下に来て、
 ヒーターの2ピン、8ピンが上から垂れ下がる】

(仮定2)真空管内でヒーターとプレートが接触すると
    トランスの1次側に大電流が流れる

もし仮定2が成り立つなら、仮定1の可能性も捨てがたく思っております

仮定1が傍熱管であり得るのか?根拠薄いですが*

整流管(5AR4)と初段管(6SL7)だけでヒューズが飛ばない時
(球が鉛直に刺さっているか? 
 横倒しでもヒーターの暖まるまでの短時間の時---未だヒーターが垂れ下がるまで至らない)

とヒューズが飛ぶ時
 (多分測定時に球が横倒しになって時間経過でヒーターがプレートまで垂れ下がる)
(通常使用では5AR4の不良というわけではないが、シャーシを立てた時だけヒューズが飛ぶ)

の違い・観測結果に合致するかも?と思っています。

(*ごく薄い根拠のようなもの
  過去に傍熱管でヒーターが温まるとプレートだかグリッドと接触する不良球の経験あり)

引用して返信編集・削除(未編集)

@相模さま

確かにショートした場所そのものにはコンデンサからの放電電流が流れるので大電流が流れます。

ただ、このアンプでヒューズが飛ぶのはトランスの1次側に大電流が流れた時なので、高圧巻き線かヒーター巻き線から大電流が供給される必要があるのです。
これがそのポイントでショート事故があってもヒューズは切れないと推測している背景です。

引用して返信編集・削除(未編集)

VTさん お手数をおかけしました。(蛇足は56Kなんですね)

>ちなみにこの抵抗、直列に3KΩと100KΩが入っているので、足がシャシなどと接触しても5mA程度しか流れません。

配線に間違いのない前提ですのでココがシャーシに触れたときの考え方ですが二つあるかと思います
イ.33μに溜まった425Vが103Kの抵抗でシャーシに流れる=5mA程度ですね

ロ.47μに溜まった112Vは銅線を通して一瞬で大電流が流れる様に見えます

愚考したのはロでヒューズが飛ぶんじゃないかという事でした

電流値はイ<<ロでしょうから事象ロにより
パチッ!とかバチッ!っと音がしたり
火花が飛んだりしても
そんなことではヒューズまでは飛ばないという事ですか。

板汚しで申し訳ありません。

引用して返信編集・削除(未編集)

@相模さま

蛇足部分ですが、6SJ7のスクリーングリッド電圧から計算すると56KΩの方が正しいです。

ちなみにこの抵抗、直列に3KΩと100KΩが入っているので、足がシャシなどと接触しても5mA程度しか流れません。

引用して返信編集・削除(未編集)

HASE様

あの続きは権田様のご質問の件です。長々となってしまっては一番お困りの権田様に失礼です。なので別スレッドにしました。

回答になっていなかったらお許しください。

> 球無し通電でトランスが振動する
添付画像の文章が回答です。一次側の通電だけでも発生するようです(Daluhmann氏はぺるけ様のところでは当時、回答者のおひとりでした)。
なお、この画像の1番目の文はぺるけ様のところでPTが振動するがどうしてか、という私の質問へのご回答です。
PT振動は大地接地によって解消します。が別の大問題が発生するようなので割愛します。

負荷を与えないのなら一次側だけではほとんど発熱しないでしょう。整流管すらないのならブリーダー電流(権田様回路の56KΩ2Wへの電流)も流れないので1Aで十分でしょう。電源部のフィラメント用のコンデンサーにどれくらい流れるか、ですが。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年02月03日 13:14)

西村様

はい、そうです。

そして、コンデンサなんか部品として付いていないのに真空管などにも電極間容量があるのも同じことなのです。

引用して返信編集・削除(未編集)

VT様、大変わかりやすい解説をありがとうございます。
コンデンサーだからACを通すということなんですね。以前の投稿「クロス中和に使用するコンデンサの耐圧について」で被覆電線を縒り合わてコンデンサーを作るというご回答がありましたが、似たようなことですね。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年02月11日 11:29)

トランスはコアと巻き線という導体が絶縁物を挟んで向き合うという構造をしているので、コンデンサとしての働きがあるというのが絶縁には全く問題がなくても微小な電流が流れ電位が出る理由だそうです。
さらに、柱上トランスのアース点と家(のアース点)が異なる場所にある場合、アース点間の電位差が加わります(これが接地側の対地電圧が必ずしも0Vにならない理由の一部だそうです)。
ですので、トランスやシャシにも電位が出ているのが普通ということになります。

ですが、権田さんの最初の投稿に「電源トランスを手で上から抑えるとピリピリが止まる」という記述があることから、実際に振動ではなく漏電していたとしてもその電流は極微小なもので、ヒューズが飛ぶという事象とは関係ないとの推測ができます。

引用して返信編集・削除(未編集)

おっしゃられるとおりかもしれません。
この質問の際、ぺるけ様からのご回答もありました。発生して当然のようでしたので書き込みの保存はしておりません。

なお、ご指摘のテスターでの確認をコンセントで行うと柱状トランスの接地側がわかります。この接地側とPTの巻き始めを一致させるようにしています。
本来、コンセントの2つの差込口の長短で区別できなきゃいけませんが、半世紀前に我が家の工事をした電気屋はいいかげんのようでバラバラです。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年02月11日 06:36)

PTが振動してるように思えるのは、触ってる指が振動してる場合もあるかと思いますがいかがでしょうか?
トランスの金属部にACのリークがあれば指が振動するのでトランスが振動してると思い込むという現象です。
テスターをAC電圧モードにしてテスターリードの片側を指で握って、もう片方をそのトランスに接触させて電圧が出ればリークしてるとわかると思います。

引用して返信編集・削除(未編集)

HASE様こんにちは。

西村様の投稿に補足させていただくと、ヒューズの切れ方から見ると切れた時には恐らく「定格の数倍以上」の電流が流れたものと思われ、そのような電流にはヒューズは1秒と耐えられません。
にも拘らず、ヒューズが切れるまで10秒以上かかるということですので整流管が立ち上がって初めてこの過電流が流れるようになると考えています。
そして初段の6SJ7はプレートもスクリーングリッドも100KΩの抵抗を通して電源供給されているので、ヒーター分を加えても100Vラインの大きな電流変化にはならないということを併せて考えると、元々電源トランスに異常な電流が流れているとか、単純に1次やトランス周りの配線の仕方が悪いということが原因であるという可能性は低いと推測しております。

引用して返信編集・削除(未編集)

> 消費電力が計算値
この計算が結構手間かなと思います。
消費電力を計算せずに済むのはグリッド抵抗だけで、大きい電流が流れる出力管の有無で各抵抗の消費電力が変わります(整流後電圧が変わるから)。
私は今使っているアンプ7種、8台すべて自作ですが、どれだけ消費するかの計算は面倒でやったことはありません。過去のキットや雑誌の記事を参考にヒューズ値を決めました。

そんなことを計算するより各部の抵抗を測定し確認するほうがずっといいのです。必ず間違いがあるのです。消費電力を計算したってどこが間違っているかは不明ですからね。
これがVT様が最初から最後まで権田様にやってもらった方法です。それでおかしなところはもう思いつかないのではんだくずや配線のひげがシャーシーに接触したぐらいしか思いつかないとなったのです。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年02月04日 11:22)

西村 様
当初はヒューズが切れるまでに時間がかかっていたようなので測れそうかなと思っていましたが
即断となると確かに測定できないですね
ただ今現在わたしだったらこうするということで
球無しで断線しないのであれば球を色々な組み合わせで挿していって消費電力が計算値とずれるとこはないか?
VT様がDC側の測定から調査されていたのでAC一時側から考えてみただけです。
西村様には意味がないことに見えるかもしれません。
50年前は個人では電力計買えるほど安くなかったので数年前手に入れた時は
意味もなく家中の電化製品を測ってました。

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権田様のアンプへの電力計での測定が無理なのは今までの経緯を見れば明らかで、測定前にヒューズが溶断するでしょう。

引用して返信編集・削除(未編集)

西村 様
お教えいただき感謝します。
私としては権田様のアンプ、回路自体には3Aのヒューズを飛ばす致命的な欠陥はないような気がしてまして
以前提案した電力計があれば色々わかりそうかな、なければトランスの発熱状態をみてみたらどうかとか
電源トランスがレアショートしていて球無しでの発熱状態で球をさすと合算されてヒューズは飛ぶとか
変なストーリーを考えてしまいます。
今時の電源トランスの不良率は極めて低そうなので却下ですね
私の電力計、エアコンを測定後、半年ぶりに使おうとしたら壊れてました。

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6N6P全段差動PPミニワッター2012V2の電圧について

以前、ミニワッター代用シャーシについてついてお教え頂いた者です。その後6N6P全段差動PPミニワッターの制作しております。回路図に書かれている電圧についてお教えください。真空管ソケットの2番ピンと7番ピンの電圧ですがこれは1kΩの両端電圧でしょうかそれとも対GND電圧でしょうか。

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VT様

なるほどトランジスタ式では括弧付きの電圧は両端電圧ですね。
承知しました。

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ロボット三等兵さん、こんばんは。

ちなみに全てがそうなっているか確認していませんが、ぺるけさんは抵抗などの両端間の電圧の場合は}ooVのように、}を付けてくださっているようです。(トランジスタ式のミニワッターなどで見られます)

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VT様、

早速のお返事ありがとうございます。右chは規定の電圧である事がわかりました。
残る左chは規定の電圧になっていないので回路図と睨めっこをしてトラブルシューティングに励みます。本当にありがとう御座いました。

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ロボット三等兵さん、こんばんは。
1KΩの所に書かれているのはドレインの対GND電圧です。

<出力段の設計>の中に記述されている「初段のドレイン電圧が16Vでこれが6N6Pのグリッド電圧になりますが、」の部分に相当します。

引用して返信編集・削除(未編集)

自作の真空管アンプのヒューズが飛んでしまいます

こんにちは。初めてご相談させていただきます。宜しくお願い致します。
下記回路図(実体図)のアンプを作成しましたが、真空管を全て挿して電源を入れるとヒューズが飛んでしまいます。
回路図
https://www.seibundo-shinkosha.net/download/pdf/11374_3.pdf
実体図
https://www.seibundo-shinkosha.net/download/pdf/11374_01.pdf

【これまでの経緯】
・アースとAC電源まわり、ヒーター関係の配線後、真空管を挿さないで電源を入れた時はヒューズは飛ばず各真空管のヒーター、フィラメントの電圧は正常でした。
・この時、トグルスイッチのレバーやボリュームのシャフトに触れると、痛いなどは無いのですが、軽くピリピリする感じがありましたので、商用電源のコンセントの長い溝と素手、コンセントの長い溝とシャーシ、シャーシとトグルスイッチ間の電圧を測りましたが、いずれも0Vであること、電源トランスを手で上から抑えるとピリピリが止まることから感電ではなく、トランスの振動と判断しました。
・全ての配線完了後、真空管を挿して電源を入れると、数分程度でヒューズが飛んでしまいました。
・唸り音や真空管の赤熱、煙、焦げ臭いなどはありません。
・左チャネルの300Bのバイアス抵抗(1KΩ 20W)の電圧は想定範囲内の71Vでしたが、右チャネルの300Bのバイアス抵抗は40V程度にしかならず、何度か電源ON/OFFを繰り返しているうにちヒューズが飛んでしまいました。

・数日後、改めて配線ミスやハンダ不良、短絡しているところがないか確認したところ、左チャネルの300Bのサブシャーシのラグ板に取り付けてあるコンデンサ(4700μF)とラグ板の間に不要なハンダが付着していたので、コンデンサを一旦外しハンダクズを取り除いて、コンデンサとラグ板のハンダを絶縁するために、ラグ板に絶縁テープを貼りました。
改めて電源を入れたところ左チャネルの300Bのバイアス抵抗の電圧が10Vにも到達しないうちに10秒以内でヒューズが飛ぶようになってしまいました。
・ダミーロードは自作したもので、8Ωを繋いでテストしました。

お手数をおかけしますが、不具合箇所の絞り込みをどのような手順で行えば良いかアドバイスをお願い致します。

引用して返信編集・削除(未編集)

今までの経緯を見ますと 5AR4 の不良は考えなくてもいいのかな、と思っています。300Bを挿してのテスト中でもきちんとしたカソード電圧が出ているからです。

でも 6SJ7 が中古とあり少々心配なのです。きちんとした販売店から新品を購入されてはいかがかと思います。
購入されたらテストは新品で行ってください。アンプが正常になれば中古品のテストはいつでもでき予備にできます。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年02月04日 08:18)

権田様

5AR4の予備球はお持ちではないでしょうか。
接続に問題なさそうで半田にも問題ないとすると、部品も疑いたくなります。

私は以前に中国製の5AR4不良品に2度当たりました。最初はRaytheonの5AR4だったのですが、移動中にぶつけて壊してしまい、中国製の5AR4をたまたま見つけて買いました。1個目は温まって負荷が掛かるともの凄く不安定(電流が小さいと安定している)。2個目は暫く(数時間)して突然アーク放電が起きて真っ黒に。SovtekのGZ34を入手して挿したらその後は20年にわたって問題なし。
温まって負荷がかかると不安定という症状が似ているような気がしてきました。

引用して返信編集・削除(未編集)

権田 様
写真まで写していただきありがとうございました。
余計な手間をかけさせましてすいません。
疑問
球無し通電でトランスが振動するというのは普通のことですか?(無負荷損というらしいですね)
現在、真空管アンプの手持ちがないのでわたしは確認できません。
球無し通電で30分くらい放置するとトランスってどれくらい発熱するんでしょうか?
球無しでヒューズを1Aにしたら起動時に切れますかね、2Aなら切れませんかね
これらは電源トランスの故障を疑うことなので今回のこととは別に私の疑問です。

引用して返信編集・削除(未編集)

権田さん、こんにちは。
写真を見ていて気付いたのですが、このラグ端子から流れ出た半田が悪いことをしていませんか?

引用して返信編集・削除(未編集)

権田さま、おはようございます。

私の力量不足で時間ばかりかかってしまい申し訳ありません。
いくら考えても、抵抗値測定の結果と矛盾せず5AR4と6SJ7を刺すことでヒューズが飛ぶような配線は思い当たりませんでした。

これまで測定して頂いた結果から、Kさんもお書きのように部品の間違いや配線の間違いは可能性として低いと考えております。


また、原因は完全に固定されたモノではなく、半田くずや配線の欠片、ネジが落ちている、配線が動くなど、アンプの姿勢を変えるなどで動くモノの可能性が高いと思われます。(このために症状が安定しないのではないかと)

なので、アンプの姿勢を変える時に音がしないかと、実態配線図にチェックしながらはんだ付けしたところでパーツや配線が動くモノがないかをペンチなどでつまんで動かしてみてのチェックと、yamanekoさんやKさんがお書きのように配線などに熱や挟み込みなどで損傷を受けたところが無いか、上から見ただけではチェックしにくい隙間に異物が無いかなどを一度しっかりチェックして頂けないでしょうか。(場合によってはネジを緩めたり外したりして確認する)

で、問題が無さそうであれば通電テストを行ってみてください。
これでヒューズが飛んだらアンプを動かさないように注意しながらスイッチを切ったりせずにそのままコンセントを抜き、目視での確認と1月2日に書いた抵抗値の確認をしてみて頂けないでしょうか。


余談ですが、テスター棒でショートさせるということありますので、ターミナルに挟み込むなどの接続の仕方をしない場合は、テスター棒の金属部分に先端だけ出るようにテープを巻いて使うといった養生をしていただいた方が良いかと思います。

引用して返信編集・削除(未編集)

何故か、これまでの調査経緯を無視した様な書き込みが多いのは気のせいでしょうか?

権田さんとVTさんとのやり取りで、部品の間違い・配線の間違いは無いと思うのですが、、、

となると、yamanekoさんの書き込みの様に、ハンダ付けの箇所のチェック(シャースに接触しかけているとか?)が有効と思います。
他に、配線の挟み込み・シャーシの穴付近での被覆剥がれとかのチェックでしょうか?

まあ電源トランスの不具合とかが、絶対に無いとは言いませんんが。

引用して返信編集・削除(未編集)

権田様、こんにちは。

見直しされるのであれば、作られたアンプを見て、その通りに回路図を描いてみることをお勧めします。元の回路図や実体配線図を見ずに描いてみてください。慣れないとかなり難しいので、まずは実体配線図を描いて、それを回路図に直します。描けたら元の回路図と照合します。
私がなかなか間違いを見つけられない時にやる方法なのですが、ほぼ100%配線間違いが見付かります。これで元の回路図と一致したら、ここで初めて電源を投入します。動作がダメな場合は、半田付け不良箇所を探し、それでもダメなら部品を疑います。
ヒューズの飛んだ新作を診る場合、電源を入れての解析は、できるだけ避けたいところです。

水を差して申し訳ありません。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年02月01日 13:51)

西村さん、yamanekoさん

こんにちは。

アドバイスと励ましをいただき、本当にありがとうございます!

自身でできることをやる、仰る通りと思います。
焦らず腰を据えて取り組みます。

引用して返信編集・削除(未編集)

権田さん、挨拶抜きで失礼しました。
提案しておきます。
No.244権田1月21日 22:55… から推察すると、UXソケットに共締めされた2つのラグ板端子の半田付けが怪しいと思いませんか。ここをクリップ脱着で刺激した後にヒューズ切れが出ていますので。どの端子とは言い難いですが。

引用して返信編集・削除(未編集)

権田さん、少し一休みするのも良いかもしれません。

そして再び取り組む元気が戻ったなら、混雑した端子の半田付けをやり直すことをお勧めします。
ぺるけさんも書いていますが、配線に誤りが無ければ半田付けの不良を疑えです。

↓私のアンプ設計マニュアル/トラブル・シューティング編、4半田は災いを呼ぶ
http://www.op316.com/tubes/tips/trbl4.htm

半田付けのやり直しは、半田吸取り線(シールド線の網線に微量のフラックス入り)を使って、古い半田を除去してから行って下さい~嘘みたいにきれいになります。
一つの端子に3本以上が配線されると、特に異常が発生し易くなります。
私がいつも気をつけている点であり、なるべく避けるように配置しています。

誤りを見つけることもアンプ作りの楽しさの一つと思って続けて下さい。
権田さんは慎重で丁寧な仕事をされる方のようですから、遅かれ早かれ発見出来ることでしょう。
趣味のことですから急ぐ必要はないですよね。
頑張って下さい、応援しています。

引用して返信編集・削除(未編集)

権田様

ここは VT様の BBS です。私を含め誰もあなたを排除しようとしているわけではないと思います。それができるのはあくまで VT様です。ただ VT様がお考えの間の時間を無駄に過ごすのではなくできることを少しでもやってほしいのです。

> 回路図と実体の突き合わせや部品の役割の理解くらいまではできる

のならまずできるところやってください。

> ここはこのくらいの数値のはず
> トラブル切り分けのために真空管はこの組み合わせで刺す分には問題ない

が不明でしたら、それこそこのBBSをお使いになればいいのではないでしょうか。それこそがこのBBSの役割だと思っております。
また LTSpice という回路シミュレータを使ってみる手もあるでしょう(フリーで入手できるようです)。VT様もお使いになられておられます。出た値と異なる結果が出て原因不明の時もこの板の役目ではないかと思います。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年02月01日 08:47)

西村さん
VTさん、皆さま

おはようございます。
西村さんに書いていただいた通り時間的にも投稿数的にもbbsを占有してしまい大変申し訳ありませんでした。(私もこのところ心苦しく思っておりました)

また、VTさんには、ご親切に甘え過ぎて申し訳ありませんでした。

私は回路図と実体の突き合わせや部品の役割の理解くらいまではできるのですが、ここはこのくらいの数値のはずだとか、トラブル切り分けのために真空管はこの組み合わせで刺す分には問題ないといった確信を持てるようなレベルには至っておりません。
ですが、VTさんや他の方から調査の手法や回路の考え方などご説明をいただき少し理解が深まったと思います。今後はいただいたコメントをもとに、自身で考えながら調べるよう努力いたします。
解決に至りましたら、またご報告をさせていただきます。

1ヶ月以上もの長期間、ご支援をいただき、本当にありがとうございました。

引用して返信編集・削除(未編集)

権田様

もう十分、ご承知のことと存じますが、過去に例がないほどの長時間の応答になっており、VT様が大変ご親切なゆえにいろいろ考えておられます。
この場の基本は一番上にある「ホーム」をクリックするとわかる通り、ぺるけ様のアンプに対する質疑応答の場です。関係のないアンプに対してご回答されておられるのは繰り返しますが VT様の親切心からです。

そこでお尋ねしますが、あなたは実体配線図がなければまったく製作できませんか?
回路図はまったく理解できませんか?

もし少しでも理解できるなら、VT様が考慮中の今、自分の製作したモノが回路図通りかを、球を挿さず電源を入れずに確認してください。
例えば 6SJ7 カソードに 1.5KΩがあります。そこでは 220μF 16V のリード線とシャーシー露出部の間が 1.5KΩになっているか、8番ピンと電源部の 33μF 500V のアース側ではないほうのリード線の間が 100KΩになっているか、などなどです。
必ず間違いがあるのです。だから直接に抵抗を測定しないのは部品や各部のはんだ付けを含む間違いを探すためです。それを忘れずに。
「絶対に間違いを探すぞ」との心意気でやってみてください。

無礼な言葉遣いがあるでしょう。しかし、最初に書いたようにあまりにも長時間、このBBSを占領しているからあえて書きました。

引用して返信編集・削除(未編集)

HASEさん

ご指摘ありがとうございます。
100V端子間ですが4〜5mm程度間隔があります。
写真も添付しました。

引用して返信編集・削除(未編集)

権田 さん
写真の角度かもしれませんが
電源トランスの100V 端子間がはんだ付けによって接近しているように見えます。
実際は十分な間隔取れていますか?
目視で何mmくらい取れていますか?
写真の映りだけで十分とれていたらすいません。

引用して返信編集・削除(未編集)

権田さん
なかなか解決できませんね。
確認していただきたいところがあります。
カソード抵抗(1KΩ20W)ですが、半田端子の反対側に突起があると思います。
抵抗が発熱したときに膨張し、この突起がアングルに接触して1KΩが0Ωになり、300Bに過電流が流れているのではないでしょうか。
その場合、抵抗を回転させればよくなると思います。ご確認ください。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年01月30日 22:36)

VTさん

こんばんは。

> ヒューズですが、非常に大きな電流が流れて焼き切れたようですね。
> なので下手な測定器で100Vに流れる電流を測定しようとすると、測定器を壊してしまいかねないのでご注意ください。

承知しました。
電流測定はしないようにします。

本件、昨年末からずっとお時間をいただき申し訳ありません。

引用して返信編集・削除(未編集)

権田さん、おはようございます。

ヒューズですが、非常に大きな電流が流れて焼き切れたようですね。
なので下手な測定器で100Vに流れる電流を測定しようとすると、測定器を壊してしまいかねないのでご注意ください。

5AR4のみを刺してPMC-817の両端電圧を測っていただきましたが、30秒ほどして0.3~0.4Vで安定するということですが、これは電源部に3KΩ+100KΩ+56KΩに流れる電流があるために100μF500Vのコンデンサにリップルが残るためにしょうじているもので、LTSpiceで計算するとピークで0.8V程度のノコギリ波が出るようなので、この測定結果は妥当なもので、この値は特に問題なさそうです。

1月29日に投稿いただいた5AR4と6SJ7だけでヒューズが飛んだが、その前の5AR4は刺さずに6SJ7のみでは飛ばないということと、6SJ7のプレートとスクリーングリッドはB電源から見ると100KΩの抵抗の向こうにあるため各々5mA程度以上の電流は流れないということから、100V系かB電源系の方に問題があると考えて測って頂きましたが、5AR4だけでは異常は認められませんでした。
この辺りはどうしたらこうなるのか少し考えさせてください。

引用して返信編集・削除(未編集)

VTさん、こんばんは。
以下いただいた点を確認しましたのでご報告します。

スイッチoff後onの間に何も操作はしていません。
敢えてお伝えするとすれば、1回目に3KΩ5Wの両端電圧を測定した際、これまでずっと使用していたテスターと、別のテスターの両方で測定しました。

この時飛んだヒューズは今まで飛んだものと混ぜてしまいましたが、写真のように、だいたいガラスに黒い煤のようなものがついて銀色の金属が飛び散っている感じです。(電流表示見づらく申し訳ありません。3Aとあります)


a. 真空管は全て抜いた状態でPMC-817の両端間の抵抗値 96Ω



b. 真空管は全て抜いた状態で通電
 電源トランスの0-100V間 100〜103V
 170mAと記載のある端子と350V端子
  (100V側) 397〜399V
  (5V側) 395〜398V
 5AR4のヒーターとなる0-5V間 5V
 300Bのヒーターとなる2組の0-6.3V間
  上側 6.3V
  下側 6.3V
 6SJ7のヒーターとなる0-6.3V間 6.3V



c. 真空管は全て抜いた状態で20~30秒通電、
 20~30秒電源Offを11回繰り返し
→ヒューズは飛びませんでした。
 また、ヒューズが伸びたり撓んだりしていない様です。



d. 5AR4のみを刺して、PMC-817の両端間の電圧を測定(直流電圧2Vレンジで測定)しながら、上記c.の試験
 11回繰り返してヒューズは飛びませんでした。
 電圧は各回電源投入直後は1V程度まで上がることがありますが、30秒間内に0.3〜0.4V程度に落ち着きました。

手持ちのテスターですが、取扱説明書を見ると交流電流を測定する機能はない様です。測定できるのは交流電圧、直流電圧、抵抗、直流電流、導通チェック、ダイオードチェックと記載されています。

以上です。
宜しくお願い致します。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年01月29日 22:26)

権田さん、こんにちは。

測定ありがとうございます。

300Bを刺していなくてもヒューズが飛ぶなら100μF160Vのコンデンサの+を外すのはちょっと待ってください。

「もう一度測定するため、スイッチoff後onしたところ」とは、単に電源スイッチを切って、すぐにスイッチを入れなおしたのでしょうか。それとも何かその間に操作をしたのでしょうか。
また、この飛んだヒューズはまだ残っていますか。あるなら電流表示とヒューズ管の中身がどのようになっているかが見えるような写真を撮って頂いて、投稿して頂ければと思います。

測定いただいた6SJ7を刺した状態と、300Bを刺した状態の電圧測定結果は何も異常がありません。それでもヒューズが飛んでしまうとなると、電源系を疑うことになります。

a. 真空管は全て抜いた状態でPMC-817の両端間の抵抗値を測定してください。(データシート上は96Ωです。5AR4の8pinと100μF500Vの+端子の間の抵抗値でかまいません)

b. 真空管は全て抜いた状態で通電し、電源トランスの0-100V間かパイロットランプの2つの端子の間、170mAと記載のある端子と350V端子間(100V側と5V側)、5AR4のヒーターとなる0-5V間、300Bのヒーターとなる2組の0-6.3V間、6SJ7のヒーターとなる0-6.3V間の電圧を測定してください。(交流電圧計モードで)

c. 真空管は全て抜いた状態で20~30秒通電、20~30秒電源Offを10回以上繰り返し、ヒューズが飛ばないことを確認してください。また、このサイクル試験をした後ヒューズを取り出して、ヒューズが伸びたり撓んだりしていないかを確認してください。

d. 5AR4のみを刺して、PMC-817の両端間の電圧を測定しながら、上記c.の試験を行ってください。

あと、お持ちのテスターの交流電流の測定上限は何Aかわかりますでしょうか。測定できるような容量があれば、AC100Vに流れる電流を測定して頂きたいので。

引用して返信編集・削除(未編集)

別項:自作の真空管アンプ・・

権田様の投稿へのMM様、HASE様の投稿した確認依頼についてです。
あまりにも長くなっているので別スレッドにしました。

①MM様
http://www.maroon.dti.ne.jp/yubeotsu/a.bmp
これ手持ちのホーロー抵抗です。端子の反対側に導通する何かがあるのでしょうか?
メーカなどが異なりますが、何もありませんよ。そもそもそんなものがあったら普通の抵抗にリード線が4本あることになってしまいます。
さらにホーロー抵抗は巻き線抵抗です。過大な電流は内部断線する可能性のほうが大きいと思います。
(注:BBSに画像を投稿しても圧縮されますので、あえて私のウェブにしました。余分なものなのですぐに消去するつもりです)

②HASE様
PT 一次側のショートを疑っているのでしょうか?
今までの VT様による確認ではその可能性は極めて低いと思います。
確認するなら真空管を挿さない状態でSW投入しシャーシーやトランスを強く手でたたいたり、シャーシーの片側を少しだけ持ち上げて落としてみたりすればわかると思います。
落下テストする場合、相当な質量ですのでシャーシーや机などを傷つけないように何かを敷いたうえで行ってください。
「可能性が低い」としたのは私、小学生の時にコンセントをショートさせてみたことがあり、「バチッ」と火花を出した経験があるからです。このアンプで単純ショートがあるとしたらやはり同様になってヒューズが飛ぶと思うからです。

引用して返信編集・削除(未編集)

権田さん
確認ありがとうございました。これが原因ではなかったようですね。

引用して返信編集・削除(未編集)

MMさん

こんばんは。
ご確認ありがとうございます。
使用している抵抗を確認しました。
確かにバンドのところが抵抗の周囲で少し高くなっていますがMMさんが掲載していただいた抵抗のような突起はない様です。
Lアングルからは僅かですが触れない様に浮かせています。
写真を添付しました。

引用して返信編集・削除(未編集)

MMさん

https://www.tamaohm.co.jp/registor/r01.html
なるほど、このタマオームなる会社、全く知りませんが、PDF ではよくわかりませんが、絵を見ると端子がそのままバンドのようになっていますね(バンド端子とわざわざ書いているし)。

VT様の No.201 1月2日 19:18 に対し権田様は No.203 1月3日 20:48 のように返答し、1KΩと回答されています。No.208 1月8日 19:30 で 73V となっていて正常です。No.217 1月9日 19:29 で 68-69V で十分正常です。
ただ、No.271 1月29日 14:52 あたりから顕著な異常になってきて、整流管と6SJ7 でもヒューズが飛ぶ状態です。出力管以外に原因があるように見えています。

さらに300Bに大電流が流れたとしてもごく短時間に抵抗がシャーシーに接触するほど膨張するとは思えません。シャーシーは落とし込み構造、頒布品だとすると2mm程度のアルミならまずへこんで接触するとも思えないのです。1.5mmでさえ押しても簡単にへこみませんので。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年01月31日 12:33)

西村さん
権田さんの使用されている抵抗は写真のホーロー抵抗とは形状が異なるのではないでしょうか。
私の手元にある20W巻き線抵抗は添付写真の形で、抵抗の中心から突起の先端まで約10㎜あります。
:端子が接触した場合の過大電流は抵抗を流れるわけではなく直接アースに流れますので焼損することはないと思います。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年01月31日 11:05)

6DJ8全段差動PP2017の平衡版

どなたか6DJ8全段差動PPミニワッター2017の平衡版の作成に成功された方がいらっしゃいましたら、回路図等を拝見させていただけないでしょうか。手元にKA-14-54Pがあるので、それを活用したいです。
ぺるけさんの平衡型6N6P全段差動PPのページには、「6DJ8はμが高いために単純に球を入れ替えると過剰利得になってしまうので、全体の設計をやり直さなければならないからです」との記載があるので、NFB量の調整などが必要になると思うのですが、今一つどうすればよいのかわからずです。

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庵野さん

> 他の作例もございましたら、拝見させていただきますと幸いです。

ページ最下行の"topに戻る"で一覧が出ます。何かご参考になるものがあれば幸いです。

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CPU.BACHさん
ありがとうございます。初段を2SK30Aにされたのですね。参考にさせていただきます。

他の作例もございましたら、拝見させていただきますと幸いです。

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No.260右の「CPU.BACH」をクリックすると作例に飛べるのを気付かなかったのは、私だけでしょうか?

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庵野さん
 "成功した"と言えるかはわかりませんが、作例をお目に掛けます。

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クロス中和に使用するコンデンサの耐圧について

こちらの掲示板には大変お世話になっております。下図の平衡型6N6P全段差動プッシュプル・ミニワッターを使用していますが、高域の周波数特性を伸ばしたく、クロス中和を考えています。下図の上の2SK117のGと下の2SK117のDとを(下の2SK117のGと上の2SK117のDも)2~3pFのコンデンサで接続するようですが、使用するコンデンサの耐圧は何Vあればよいのでしょうか?またコンデンサはディップド・マイカが好ましいのでしょうか?よろしくお願いいたします。

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セラミックコンデンサについて自分でも調べてみました。ある用途に使えるかどうかは、「単板型」と「積層型」という構造ではなく、使用される誘電体材料によるようですね。積層セラッミックだからといって使えないというわけではないようです。
クロス中和に使えそうな数pF~数十pFの積層セラッミックコンデンサはC0G仕様のもののようですが、これは下表の低誘電率系Class1に属しています。C0Gは温度特性ですが、MIL規格の NP0、JIS規格のCGに相当するEIAの仕様です。C0Gのものは温度特性が優れていますが、電圧特性も優れているようです。
C0Gのセラミックコンデンサは、ご紹介いただいた村田の他にTDKのFGシリーズもあります。

部品箱を探してみましたら、2pF NPO仕様のセラミックコンデンサが見つかりましたので、平衡型6N6P全段差動アンプ取り付けました。高域の-3dBポイントは60kHzから130kHzに伸びました。聴感でもバイオリンの響きが良くなったように思われ、大満足です。皆様ありがとうございました。

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>また入力インピーダンスの低下を許すなら、47Kの負帰還抵抗を小さくしても周特は少し伸びるはずです。

私にとって、入力インピーダンスを下げる、また入力ポイントにNFBをもどす、
電流増幅ならいざ知らず、電圧増幅にとっては身を切られる(考えられない)思いです。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年01月22日 23:39)

秋月で「電圧係数0」の小容量セラミックコン扱っていたんですね、、、
確認不足でした、失礼しました。

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> お示しの秋月のリンクのコンデンサは一応特性的には使えるコンデンサです。

VTさんご意見ありがとうございます。安心しました。
御示しの資料によると村田の<C0G>タイプが使えますね。
選択肢の可能性が一つ増えた事は良かったと思います。

クロス中和に使える可能性があるものは、秋月の村田製作所製2,3,5,10pFがこの<C0G>タイプです。
その他<C0G>タイプでないものがありますので、注意が必要ですが、個々には村田の次のサイトで調べられます。
https://ds.murata.co.jp/simsurfing/lead.html?lcid=ja&md5=509c33bbae81e98573edba7ff1573a81

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年01月18日 09:06)

うちださん、おはようございます。

既にKさんがお書きですが、単に「積層セラミックコンデンサは使えるか」と尋ねられると、必ずしも使えるとは言えないというのが答えです。

ただ、貴殿がお示しの秋月のリンクのコンデンサは一応特性的には使えるコンデンサです。
その背景は、ムラタ製作所の下記リンク先の技術コラムをお読みください。
https://article.murata.com/ja-jp/article/voltage-characteristics-of-electrostatic-capacitance

ぺるけさんもキチンと使えるタイプかを確認して使用していたようです。

引用して返信編集・削除(未編集)

皆さん教えてください。積層セラミックは使えないでしょうか?
ペルケさんがFET式平衡型差動プリアンプの位相補正に5pF程度の積セラを使っているので、可能性があるのではないでしょうか。
積セラなら秋月でも種類が豊富で安価です。村田製作所のものは、誤差も±0.25pFで安心できそうです。
それでもこの誤差結構大きいですが、、、
https://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-08044/

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年01月17日 23:51)

うちだ様、K様、VT様、早速のご回答ありがとうございます。
耐圧は50V以上あれば良いとのこと、これで選択肢が増えました。スチコンやCHタイプのセラミックコンデンサも探してみたいと思います。電源電圧が高いアンプであれば迷わずディップマイカを購入したと思います。
クロス中和につきましては音質に独特の癖がつく場合があるというコメントがあることは承知していました。まずは控えめに2.2pFのコンデンサを試してみたいと思います。カスコード接続は製作技術的に難易度が高そうなのと、ほぼ作り直しになりますのですぐにというわけにはいきません。
被覆電線を縒り合わせることによりコンデンサを作るというのは面白いとは思いますが、低容量の測定ができません。

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モロさん、こんばんは。
数pF程度であれば非常に古い技術で、エナメル線やジュフロン線のような被覆電線を縒り合わせることによりコンデンサを作るいうものがあり、縒り合わせている長さを変えるだけで容量の調整ができます。
クロス中和の効果を「試してみる」ということであれば、こういう方法もあるかもしれません。

引用して返信編集・削除(未編集)

電源電圧が33V位なので、耐圧は50V以上あれば良いです。
2.2pFのコンデンサは、セラミックかディップマイカしか手に入らない様です。
セラミックは「印加した電圧によって容量が変動しないCHタイプまたはNPOタイプ」が良いのですが、ネット上で手に入りそうなリード線タイプの物は、特性が良く分からない物しか無いので止めた方が良いです。
ディップマイカは特性・耐圧(500V)とも問題なく、秋葉のカイジンムセンのHPに記載されているので、若干高価ですが入手できるのではないかと思われます。

うちだ氏が書かれてますが、クロス中和はFET差動バランス型ヘッドホンアンプで「取り外しとなりました・・・・」との記事がありますね。平衡型6N6P全段差動プッシュプル・ミニワッターでは特に言及ありませんので、判断はモロさん次第かと。
改造は自作オーディオの醍醐味ですからねぇ。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年01月16日 22:22)

もし手に入るならスチコン(ポリスチレン)の耐圧50~100Vを使えばよいと思います。スチコンが無ければディップマイカでも大丈夫です。ただどちらも製造が中止されていたり、入手が難しいので、2~3pFの小さな物を扱う店を探すのは難しいと思います。

これはあくまで余計な事で、すでにご存じだとは思いますが、ペルケさんは、同回路のクロス中和を止めて、代わりにカスコード接続を選んでいます。他の回路でもクロス中和を結局は採用していないものがあったはずです。
また入力インピーダンスの低下を許すなら、47Kの負帰還抵抗を小さくしても周特は少し伸びるはずです。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年01月16日 22:03)
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