4月度「みんなのネット俳句会」開催要領
1、投句期間
4月5日㈰~4月9日㈭
2、投句
当季雑詠 5句まで
3、清記発表
4月11日㈯
4、選句期間
4月11日㈯~4月13日㈪
5、選句
8句まで(内特選1句・・・無しでも良い)
6、成績発表 (表彰は今回は1句のみ・・・投句数が異なる可能性がある為)
4月14日㈫
投句、選句共に確認次第〚既読・ネーム〛を付けますので確認の上原則として個人で消去してください。
消去方法は別添で。 最終的にはアイビーさんが確認の上削除してくれます。
★句会開催中であっても一般の書き込みの制限はしません。
★5月句会は5月1日からになります。
1.投稿の削除(消去)手順
新規投稿フォーム上で
⑴タイトル⑵メッセージ⑶パスワード入力(小文字の英字、数字合わせて4文字以上である必要があります。
★「・・・」をクリックと画面が出る。消去の際必要になります。
⑷投稿(プレビューは自由)、⑸掲示板で投稿の確認
2.削除(消去)の手順
⑴掲示板の文面下の「・・・」をクリック ⑵「削除」をクリック ⑶「編集キー」欄でパスワードを入力
⑷「認証」をクリック ⑸「投稿NO・・・を編集」の場面を下にスライドさせると「この投稿を削除」の表示が出る。
クリックする。
⑹掲示板で消去を確認
★パスワードの入力(規程に沿って任意に作成)
令和5年1月分の投句期間は何日から何日まででしょうか。初めてなので教えてください。
当句会が亮さんのフィーリングにマッチしたとの、何よりのことと存じます。当句会は結社の理念がありません。ただ俳句好きは集まれと言っているだけです。従って俳句結社には必ずいる主宰が存在しません。主宰がいないということは指導者がいないということです。俳句とは斯くあるべしと言う人がいません。ただ、ここはこうしたら、とかの意見はあります。参考にするかしないかは作者自身が考えることです。
実は、当句会に投稿なさる方は例えば若竹とか白桃とかの結社にも所属し、10人前後の地域句会にも所属してみえる方が多いのですが、矛盾なく両立させておられます。というより、結社に出すのは憚るけれど、こっちなら出せるという冒険句、実験句もあると思います。
新聞俳壇は選者の先生の個性が強く打ち出されるように感じます。いずれの先生方も、一般読者からの指摘、例えば誰某の入選作は二重投句であるとか盗作、剽窃等の指摘を受けることに神経質になっているように思います。入選10句のうち特選3句程に選者評が載っています。これは参考になるので熟読したいです。ただ並み選の9句目、10句目ぐらいになりますと選者も全体のバランスを考慮して選んでいるように思われます。全体に重い句が多かったから、少し軽い句を入れてみよう、とか。
これからもよろしくお願いします。
早速のご返事、ありがとうございました。
正月中は、我が家も人の出入りで何かと気忙しいので、それを外していただけるのは有難いです。
私の所属している句会は、俳句暦30~50年という女性が3人が居て、ホトトギス派流の作風で多大な影響を皆に与えています。
新聞俳句を鑑賞していて、句会の句と随分印象が異なるなと感じていましたが、「みんなのネット俳句」の自由奔放な句に接して、自分が井の中の蛙であったことを知りました。
俳句暦も2年5ヶ月と短いため、持参した漢和辞典で調べるのも手間取る難しい語句や、広辞苑にも載っていない俳句特有の言葉など、未だに句会の選句の度に悩まされていいます。
それが、このネット俳句会では、同様の理解できない言葉に出会ってもすぐにネット検索できるので、句意はともかくとして、言葉そのものが分からないという選句上での疎外感を感じることはありませんでした。
今後とも、よろしくお願いいたします。
神林 亮さんへ
毎月4日開催要領発表、5日投句開始、10日、投句締め切り、11日清記発表&選句開始、13日選句締め切り(全員の選句が終了の時点で締め切り)、14日結果発表 というスケジュールになります。来年1月句会は1月5日開幕になります。よろしくお願いします。1月句会までまだ少し時間がありますので、感想・雑感・質問等積極的に発言をお願いします。
2 サッカーの決勝の笛泪噴き
この句についてある方から無季ではないかとのご指摘がありました。スキーやラグビーは冬季ですがサッカーについてはまだ市民権は得ていないと。私の昭和60年初版の角川の季寄せにはスケートなどと並んで冬季にあり例句も挿入されています。その方によると平成15年版の角川季寄せや2006年版の角川大歳時記にはサッカーの記載は無いそうです。
下手に季語を付けると季重なりになるところでした。
有り難うございました。
サッカーが冬で異存ありません。歳時記は日本人の美意識の集大成と理解しています。俳句結社ホトトギスの権威づけとして存在するのではありません。芭蕉が曽良とともに奥の細道を旅した時に、まさかホトトギスの歳時記や季寄せを帯行していた筈がありません。「よき季のひとつも見つけたらんは後世への賜物」とは俳聖芭蕉の言葉です。相撲が秋の季語になっていますが、故事来歴を辿ればなるほどそうかも知れませんが、現代の大相撲は年に6場所あり、実情にそぐわないことになっています。小中学校の3学期の体育の授業はサッカー、ドッジボールなどの球技の時間に事実上なっています。時代に合わせて季語も新しくなるべきです。
12月28日の句会案内です。2022年最後の嚶鳴庵俳句教室です。ご多忙だとは思いますが、ふるってご参加をお願いします。
開催場所 東海市しあわせ村 茶室 嚶鳴庵、13時より15時頃まで
参加費 550円(句会終了後にお菓子とお抹茶をいただきます。)
持ち物 筆記用具、歳時記、国語辞典、電子辞書など
兼題 木枯(凩)、仕事納、または当季雑詠、5句を12時50分までに提出してください。用紙(短冊)については
規定のものがありますので当日配られます。
参加人数によりますが席題がだされる場合があります。とにかく俳句をみんなで楽しみましょう。
管理人さん、今年一年お世話になりました。この掲示板のおかげで新しい仲間が増えました。感謝です。
どうぞ、よいお年をお迎えください。
ABCヒロさん、今年は大変お世話になりました。TさんとÝさんは欠席と聞いています。毎月第4水曜に開催するルールですから、12月は暮れの押し詰まってからの句会となってしまいました。もの好きというか酔狂というか、まあ俳句バカとしか言いようがありませんね。その俳句バカの一人、アイビーも出席させていただきます。ついでにもうあと2~3人、俳句バカのお仲間がいると心強いのですが。斎藤浩美先生によろしくお伝えください。
ナチーサン様、ありがとうございました❢ 友人と奈良井に出掛けた帰り乗り換えの為木曽福島の駅のホームに居ましたら兄から「明日からホスピスに入るから」と電話が入り「そっか、行くネッ❢」としか返事が出来ませんでした❢一ヶ月はありませんでしたが週3で三重の榊原温泉近くの七栗記念病院へと通いました❢ 庭付きの部屋でした❢ 先人かそのご家族が植えたであるう秋の花が咲いて居ました❢駅からバスで七栗へそれから田畑の道を歩き橋を渡り深呼吸して兄の部屋へと向いました❢兄は早くから奥さんとは死に別れ、兄妹の中のたった一人の妹でしたので夫が「お前しか居ないだろ」と言って兄の元へと行かせてくれました❢ 夫に感謝です❢ 11月でしたが橋から川を覗きましたら翡翠もいました❢ カワセミはひょっとしたら沢山の人の涙を知っていたかも❢
27 ホスピスはこの橋の先笹子聞く (森野さん)
そうですか、そういうご事情があったのですか。お兄様への諸々の情愛を一切語らず、目の前の事象のみを淡々と描写された森野さんの抑制の利いた作句に心打たれました。座五の笹子聞くが見事です。これ以外の季語は考えられません。
25 苗植えよ冬眠蛙ぽろっと出 (ちとせさん) 1
下5がユニーク。冬眠場所を間違えた蛙、一読楽しくなりました。季重なりと上5の「よ」が気になりました。上5の推敲をしては。
53 聖夜来てパパの靴下欲しき孫 (小松菜さん) 1
なるほど、こどもの気持ちの解るおじいさん。靴下は片方だけなんですよね。ひょっとしてサンタはおじいさん。思い出しました。ある国でクリスマスの夜行方が分からなくなったおじいさん。翌朝煙突から黒焦げのサンタさんが。哀しいお話です。
58 行く道はシャンソン如く枯葉舞う (和談さん) 3
音楽は不案内ですがシャンソンね。枯葉との取り合わせ。リズミカルな世界、素敵ですね。桜や吹雪ではシャンソンは動くのかな。
62 葱抜いて友いっぱしの農婦なり (ヨシさん) 1
家庭菜園でしょうか。庭の一角に大根やら人参、もちろん無農薬。虫や雑草と戦いながら近所へのお裾分けを楽しみに汗する主婦。上5が一句の弾みになって句を活かしてますね。
74 功徳積むための石段冬木立 (尾花さん) 2
神社仏閣へとつながる石段でしょうか。功徳摘むためとは言いえて妙。人生の階段はせいぜい百段。でも段差があり時には濡れ落葉が。まさしく功徳の積み重ね、その先にあるものを信じて。
74 1行目、功徳摘むでなく積むでした。
きしめんの鰹節(かつぶし)躍る十二月
上の拙句をナチーサンさんに取り上げていただきました。きしめんは名古屋の名物ですが、ご承知のように後から鰹節を掛けます。熱い出汁の上で鰹節がまるで生き物のようにくねる様子が面白くて、鰹節躍ると表現しました。専門のうどん屋ではなく名古屋駅構内のきしめんがまたよいのです。名古屋と言えば山本屋の味噌煮込みうどんもいいですねえ。全国各地に自慢のうどんがあります。例えば稲庭、讃岐、大阪、伊勢、五島とたちどころに名前が上がります。変わり種として上州のひもかわ、甲斐のほうとうなんてのもあります。ナチーサンさんご推奨の新宮うどん、志摩うどんですが、申し訳ないことに聞いたことが無いのです。ごめんなさい。これが蕎麦となると頗るマニアックな世界ですので、アイビーごときの手には負えません。
名古屋駅構内のきしめんは良く食べました。今頃の寒い夜の待ち時間に。「志摩うどん」としましたが正式名称は「伊勢うどん」かも。殆ど汁の無い太いうどんです。蕎麦はかをりさんの分野ですね。蕎麦談義を期待しましょう。
1 箒垣に閉ざす古民家冬日影 (ちとせさん) 4
確か夏に淑子さんの句だったかで「箒草」「箒木」について勉強させていただいたことを思い出しました。この木、箒だけでなく生垣にも使われるんですね。過疎化で廃屋になった古民家を囲む箒木の垣根、それに沿うように射す長い冬の日差し、一読切なくなり廃村ににりそうな故郷に思いを馳せました。
27 ホスピスはこの橋の先笹子聞く (森野さん) 3
現役のころ一度だけホスピスへ行ったことがあります。確か春日井市か日進市。暖かい清潔な個室はうっとりするような雰囲気でした。ボイラーマンだった同僚、昼休み毎日のように息抜きに彼のボイラー室へ。空手を得意とし週末には子供達の指導も。その彼の突然の入院。奥さんは看護婦。1年もせずしてホスピスへ。見舞の私に「本当のことを!」と懇願され何も言えずただ励ました覚えがあります。この句、この橋の先と突き放しておいて座五へ。心憎いまでの句拵え。胸に堪えました。
37 実千両蔵に息づく味噌麹 (アイビーさん) 8
やはり入りましたね、最高点。どなたの句かと思いながら1票を。地味ですが奥行きがありどっしりしたところに惹かれました。何度読み返しても飽きが来ない。味噌麹の深みでしょうか。
43 大屋根の影が来てゐる実千両 (林檎さん) 4
句柄が大きくてしかも繊細。実に心憎い作品です。実千両に人生を重ねると味わいが深まります。
47 咳一つして圓生のまくらかな (アイビーさん) 4
自解にもありましたが圓生は動かないとか。私も落語は好きです。大府でも「子ども落語」が時折市役所で公開されます。何人かの師匠が亡くなり落語界にも世代交代の波が。この句、咳が季語ですが序曲のようなものでしょうか。観客の多くは話の中身は知っているので枕に興味しんしんとか。落語を通して人間性を評価しているんですね。逢うだけでいいと。師匠の中には枕だけ語り退場した猛者も居たとか。迷わず特選に戴きました。気が付けばアイビーさんの句三つ戴いてしまいました。
61 冬の月一光三尊照らしをり (きよしさん) 3
「過日兄弟姉妹に甥・姪等でマイクロバスで善光寺御開帳詣でをいたしました。不信心観光であったかもしれません。でもお前立一光三尊の回向柱に触れると阿弥陀如来様のお計らいが頂けるような気が致しました。」
以上は選句後、きよしさんから頂いたメールの一部です。清さんは西尾にお住いの元教員(校長)、先輩です。お宅へは一度伺ったことがあります。等身大の仏像が数体薄暗い一室に安置されていて度肝を抜かれた記憶があります。英語の教師ですので「ことば」には敏感です。「茶々」という野良猫を可愛がっています。畑へ行く度住みついた農器具小屋で逢うそうです。俳句は初心者、雅号を考えています。「≪虚子≫にすれば」と冷やかしています。ご指導よろしくお願い致します。
67 きしめんの鰹節(かつぶし)躍る十二月 (アイビーさん) 5
私は麺類は大好きですが蕎麦よりうどん派、名古屋へ来てきしめんに出会いましたがまだ馴染めません。うどんの何がいいかと言うとそのつるっとした喉越し感、それと出汁。今でも新宮市の素うどん、妻の好きな三重の志摩うどんの味は忘れられなません。この句の命は中七でしょう。座五がしっかり受け止めています。今日も気温が下がりました。暖かい素うどんが食べたくなりました。
No.877 ちとせ 12月19日 22:23
写真見た覚えがあり改めて確認しました。よく見たら箒がずらり。
ご指摘、有難うございました。
ちとせさんの箒垣の句はアイビーの感想その1(記事・859)で取り上げたところ、作者のちとせさんご本人から返信(記事・877)をいただきました。その記事に実際の箒垣の写真をアップしていただいています。竹箒そのものを垣に使っています。参考までに。
アイビーの感想 その3
43 大屋根の影が来てゐる実千両 (林檎さん)
寺の本堂かなにかの構築物であろうか、影が伸びてきて丁度、境目の所に生垣があって千両が赤い実をつけている。一口に言って端正な句という印象だ。夏とかほかの季節なら、影がここまで伸びてはこないが、冬の日差しであればこそ生垣の所まで伸びてきた。さりげない描写だが行き届いた観察だ。
56 山眠る夜は星ぼしをいただきて (林檎さん)
43番と同様、気品高く端正な句。森閑とした冬の山と、凛とした冬の星の取り合わせが美しい。
66 カタールに歓喜の叫び寒昴 (ふうりんさん)
言うまでもなくサッカーワールドカップでの一コマ。侍ジャパンの大健闘に日本中が湧きたった。ところが、中東のカタールということで時差の関係から、テレビ放送は深夜から未明になる。従って「寒昴」ということになる。
70 強力のおろす空荷へ雪蛍 (かをりさん)
強力は登山の案内人兼荷物運搬の業に携わる人で「ごうりき」と読む。信仰の対象として富士登山が始まった江戸時代からあり、昭和40年代まであったという。小説家・新田次郎は50貫(178キロ)もの巨岩を担い白山登頂に挑んだ男の生きざまを描いた「強力伝」で直木賞を獲った。この句は強力という得難い題材に雪蛍を配した。幻想的な雪蛍。現とも幻ともつかぬ世界に陶然とさせられる。
95 ねんねこや狭き厨の水仕事 (玉虫さん)
季語のねんねこがまことによく利いていると感じた。狭い台所で水を扱う主婦の仕事の大変な様。多くを語らなくてもねんねこという小道具一つで判らせた。実際はどうか分からないが、合理的に設計されたシステムキッチンではなく、昔ながらの農家の台所を私は想像した。
38 米軍のアンテナ消えて大冬田 (小松菜さん)
これは依佐美(現・刈谷市)の鉄塔のことだろうか。長らくこの地域のランドマークであり、例の「ニイタカヤマノボレ」の暗号が発せられたのがここからと言われる。戦後GHQに接収され、平成6年まで使用された。今はすっかり撤去され辺り一面田圃となっている。なんの変哲もない冬田の風景だが、一人ひとりの胸に去来するものはそれぞれだ。
53 聖夜来てパパの靴下欲しき孫 (小松菜さん)
子どもたちには待ちに待ったクリスマス。プレゼントを入れる靴下が小さいので、パパの大きな靴下にして欲しいと孫が言う。なんとも可愛い盛りで、和やかな風景だ。ところで、サンタさんが夜中にプレゼントを持って来てくれると信じているのは、一体、何歳ぐらいまでだろうか。
22 やつと降る聖夜の雪やチャチャ登り (無点)
クリスマスに都合よく雪が降るとは限らないが、ホワイトクリスマスというように、雪があった方がムードは出るのは間違いない。この句は、うまい具合に雪が降り出したのはよいが、座五の「チャチャ登り」が分らない。どなたかお教え願いたいのだが。
51 四季桜咲き紅葉散る和紙の里 (無点)
四季桜と紅葉散と和紙で小原村(現豊田市)であることは自明だが、問題は季重りだ。厳密には、四季桜という季語は無いから季重りにならないとの解釈も可能だが、やや苦しいように思う。私は必ずしも季重りがダメとする立場ではないが、この句の場合は季重りの弊が明らかにあるように思う。皆さんはどう思われましょうか。現実の小原村は四季桜と紅葉散が同時進行しているから、余計悩ましいのだが。
アイビーの感想 完
かをりさん、肝に銘じます。
家庭の躾ですよね!
でも、でもね。
家庭と教室の縛りの外の・・・
保健室は居こごちサイコー。
アイビーさん、お纏めと感想を感謝です。
強力の句、ありがとうございます。
新田次郎は結構好きでして、ええ、お察しの通り「強力伝」を意識、いえその作品へのオマージュです。
強力の空荷は晩秋から初冬への象徴、仕事の了。強力方々の安堵感として詠みました。
私は実景も詠みますが、本の世界から想像して詠むのも好きです。コロナ以降。
そういう意味でソファーで散歩です。
玉虫さんへ うーん保健師や養護教員は空きがなかなか出ず(居心地がいいのかな)
で、現在専門学校の講師ですが、生徒はみんな、みんな可愛いです。
しかし、躾けは家庭でお願いしたいです。
玉虫さん、ありがとうございました。
句の背景を伺うとまた一際、鑑賞も違った観点からの味わいがありますね。
チャチャ登り・・・函館にある坂道の名前です。それもアイヌ語。
きつい勾配を登るので、お爺さんのように背中が。でつけられたらしい。
若き日あの近くで働いて居ました。
クリスマスには、雪が降ると良いね!等と話して待っていました。
待っていると来ないのは今も昔も同じ。
やっと来た聖夜の雪やチャチャ登り・・・やっと降る聖夜の雪やチャチャ登り
どちらが良いか迷ったり。
雪を待つワクワクは、若さ故の事と今は、しみじみ。
ねんねこや狭き厨の水仕事
ス-パーで見掛けるお母さん、お父さんは、かっこよく赤ちゃんを背負ったり抱っこしたり。
それにつけてもあの頃の私と来たら・・・。で、一句。
社宅の台所は狭く、核家族の暮らしでは、背中にくくりつけるしか無かった。
勿論田舎の土間の厨でも同じに。
ねんねこは私をお母さんに育ててくれた、そんな気がして詠みました。
水仙の花と居座る保健室
何故保健室があんなにも好きだったのでしょうか?
居座る程に。
かをりさんが養護の先生だったら、ハイハイ今日はここまでね!
と押し出されたかもしれません。それとも居座らせてもらえたでしょうか?
アイビーの感想 その1
1 箒垣に閉ざす古民家冬日影 (ちとせさん)
不勉強で箒垣なるものを知らなかったが検索してやっと分かった。おそらく豪農か在郷の旧家の屋敷であろう、箒垣で周囲を囲い端然とした佇まいを想像する。季語の冬日差が穏やかな雰囲気を醸し出している。
62 葱抜いて友いっぱしの農婦なり (ヨシさん)
友はかつて同じ職場で働いていたのだろうか、無論、農家の出ではない。久しぶりに再会し、積もる話に花が咲き時の経つのも忘れた。帰りがけ、畑に出て葱を抜いてくれた、その動作がいかにも手際が良く、まるで本職のお百姓のようだ。時間の経過は容赦ない。しみじみとした味わいのある句。
82 底冷えの錦市場にぐじを買ふ (ヨシさん)
ぐじは甘鯛の一夜干し、京都のおばんざいの定番だ。京都といえば錦市場、それにしんしんと冷え込む底冷え、まさに京都の庶民生活の雰囲気を髣髴とさせる一句となった。
59 洗われて干されて大根旨み増す (ABCヒロさん)
懸大根といえば冬の風物詩として、この辺りでは武豊町が有名だ。真っ白ではち切れそうな大根が、日にちとともに萎びてベージュ色に染まってくる。これが大根の旨味で、太陽の恵みを感じさせる。「洗われて干されて」と、対句にすることにより、リフレインの軽快なリズムが生まれた。
35 自信作漏れて陥る枯葎 (神林亮さん)
会心の作と自信をもって出した句が、予想に反し入点が伸びない。誰しも身に覚えがあり、思わず頬が緩んでしまった。そこが俳句の玄妙なところで、奥の深いところでもあろう。作者の亮さんは落ち込んで枯葎に入り込んでしまったが、なに気にすることはない。逆に、員数合わせで出したような句が、思いがけず点が入ることだってあるのだから。
58 行く道はシャンソン如く枯葉舞う (和談さん)
枯葉が舞っている様をシャンソンに喩えたところが何ともユニークで秀逸だ。そういえば、昔イブモンタンのシャンソンがあったのを思い出した。中七の「シャンソン如く」は不自然なので「シャンソンのごと(如)」としたい。
74 功徳積むための石段冬木立 (尾花さん)
神社仏閣の長い石段。私などは寄る年波で最初からギブアップしたい気持ちだ。そんな怠け心を見透かすように「功徳積むため」とピシャリやられては仕方ない。気を取り直して登るとするか。
93 忘れ物多き婿殿ちゃんちゃんこ (尾花さん)
婿殿は直ぐ近くに住んでいると想像される。鷹揚であくせくしない性格の婿殿。忘れ物多きと作者は言っているが、決して非難する調子ではない。むしろ、そんな婿殿を好ましく見守っているに違いない作者。揺るぎない信頼を窺わせ、アットホームな味わいを楽しめる句になった。
39 顔見世や空群青の隅田川 (無点)
隅田川が出てくる以上、この場合の顔見世は東京歌舞伎座の顔見世だろう。顔見世という難しい季語に敢然と挑戦されたことを諒としたい。ただ、空が群青色なのは分かるが、それと隅田川がどういう関係にあるのかが不分明で、読者としては若干、消化不良気味と私は思うがどうだろう。
アイビーの鑑賞3原則 ①作品に対するリスペクトの気持ちを忘れない ②入点の少ない句、無点句であっても取り上げるべきは取り上げる ③いわゆる仲間褒めをしない
以下次号 不定期掲載
箒垣に閉ざす古民家冬日影
アイビーさん感想有り難う御座います。山梨県北杜市光の美術館で箒垣を初めて見ました。古いお宅でも見て良い物だなと思い俳句にしました。
きしめんの鰹節躍る十二月
名古屋に嫁いできしめんを知りました。息子などは小さい頃大の好物で近くでお祭りの出店があれば小遣い握り締めて飛び出していったものです。関東では「ひもかわ」と言っていましたが今や全国区できしめんで通じまね。注文して運ばれて来るとまさに鰹節躍っていて美味しさがほとばしります。
特選に頂きました。
アイビーさんのあたたかな感想楽しみに読ませて頂いています。有り難う御座います。
74功徳積むための石段冬木立
93忘れ物多き婿殿ちゃんちゃんこ
アイビーさん、感想をありがとうございました。
忘れ物・・・の句を投句するとき、どこかで婿さんの目に触れ誤解されるといけないと思い季語に悩みました。 アイビーさんの感想を読ませていただき「ちゃんちゃんこ」で良かったんだと思い安心しました。 ヨシさん採って下さりありがとうございました。
かをりさんの句とは知らずご無礼を申しました。(本当は知ってたけど)
私めの個人的な感想に過ぎませんので、どうぞご放念下さい。
元句の 大川の空群青や初芝居
よく分かる名句で、この句なら特選で取らせていただいたのに。
アイビーさん、お纏めお疲れさまでした。
39 顔見世や空群青の隅田川 (無点)
早速、感想をいただき、感謝です。
元句は 大川の空群青や初芝居 でありましたが、
初芝居と顔見世を混同し、慌てて泥縄に顔見世に修整し、墓穴を掘りました。
ここは顔見世の子季語を用いて
大川の空群青や足揃 とすべきでありました。
選句観賞は、また頑張ります。
正直季語に迷いました。言いたかったのはこの現状に人類が耐えられるのか、ということです。
「冬ざるる」「師走」「「極月」などあげましたがしっくりきませんでした。やはりこのような句材は俳句には不向きなんでしょうかね。
世界の人口は、1分に156人、1日で22万人、1年で8千万人、増えているそうです。今パソコンの画面でリアルタイムで数字が動いています。8,005,903,332が過ぎて行ったのは10分ほど前。ピークは2,090年の104億人で以後次第に減少するそうです。いずれにしても人の生活が、太陽と地球からの恵みを、超えそうです。このことだけでも今戦争などしている場合ではありませんね。
73 病棟の四階の窓小夜時雨 (悦ちゃんあらさん)
私は「四階の窓」をこう解釈しました。日本では4と9は忌み言葉としてほとんどの病院では病室としては使っていません。倉庫か執務室です。ここに目を付けた作者は時雨の中何か感じるところがあったのでは。この間近くの駐車場も欠番だったので驚きました。読みすぎでしょうかね。