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あなたの詩をしっかりと読み、評や感想を、しっかりと書かせて頂きます。
ここから詩人として巣立った人は数知れず、です。あなたの詩を継続的に見守り、詩の成長を助ける掲示板です。
(あのーー、私が言うことでもないんですけど、詩は自由を旨としていますから、どこにでも投稿しようと思えば、投稿できないところはないんですけど、いきなり大きなところに挑戦しても、世の多くのものがそうであるように、ポッと書いて、ポッと通用する、ポッと賞が取れる、なんてことは、まずありえないことというか、相当に稀有な話なのです。
やってみることは止めませんけど、大きなところのノー・レスポンスにがっかりしたら、
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MY DEARはあなたのこつこつを、支援するところです。)
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何もできない夜があった
孤独で無力感に苛まれ
一遍の詩すら書けない夜
ただ茫然とするしかなかった
自分の人生を振り返り
何も残せていないことに心から涙する夜
こんな夜でも時間の持つ重みは変わらない
背中にずっしりと感じる黒い翼は決して開かない
髪は伸びていき
爪は生えかわり
年をとっていくことを
実感する夜
眠りに身を委ねてしまえば
緩慢に朝は訪れる
何も得ることのなかった一日が過ぎていく
年をとることは
確実に死へ向かっていること
線香の煙がほのかに漂い
匂わない鼻に香り
見えない眼に染み入る
先祖の霊が嘆いている
お前は今に何か残せないのか
私たちが受けついできたものを
感じ取れないのか
受け取れないのか
今の私にまだ受け継げないのだろうか
背中の翼は黒いばかりで
両手はからっぽなのだ
闇は私を蝕むばかりで
光が私を癒すことはない
絶望が支配する夜
希望はどこへ置き忘れてしまったのか
今夜のうちに少しでも見つけたい
一片のかすかな光を
年経ることを私は恨む
どうして若返ることができようか
鏡を見れば
瞼はたるみ
深くなったほうれい線が
増えてきた白髪が
無常な現実を映している
明日への光はどこにある?
この一遍の詩のなかから
それを見出すのだ
それが今の私にできようか?
スマートフォンから曲を流して
胸の内で口ずさむことで
私は元気づけられる
私は無感情ではない
私にはちゃんと喜怒哀楽がある
心が揺れ動くのを感じ取ることができる
胸の奥からかすかな光が生まれる
私は歌を習っている
先生のライブを先日
聴きにいった
素晴らしいライブだった
今思いだしても心が揺り動かされる
演奏も素晴らしかったが
ユニークなMCもよかった
拍手と笑顔の二対の感動があった
私は歌が好きだ
それは確実なことだ
ちゃんと言葉にして形にできる
背中の羽根がほのかに白く光るのを感じる
私は天使でもあり
悪魔でもある
日々その合間を彷徨っている
いずれどちらかの魂となって選ばれ
天へ昇っていくのだと思う
人間でいるあいだにその準備をしているのだ
こんな絶望の夜は悪魔に近づく
でも私は恐れない
今 私はちゃんと好きなものがあるから
歌自体が好きなのはもちろん
歌をうたう人たちも
歌をうたう自分も好きだ
そこには確かに愛がある
先日のライブでは
LOVEが歌詞となって
みんなで合唱することができた
一人一人はささやかな光でも
多くの人が集まれば大きな光となる
今 私の心を楽しい思い出が包んだ
それは絶望の奥底から
確かに希望という喜びを生み出した
それはまだ小さな蛹で
蝶となって羽搏くにはまだ何年もかかるだろう
途中で息絶えるかもしれない
そして
不安もある
心も身体も確実に衰えていくからだ
果たしてそうだろうか
私よりずっと年上の方の
素晴らしいコーラスが私を励ます
同世代の人たちの素晴らしい演奏が私を潤す
私は衰えるだけじゃない
努力を続けることで
成長して若返る一面も見えてくるはずだ
それは大きな希望へと育つかもしれない
絶望の夜は哀しみに包まれている
私は胸の内でくちずさんだ
数か月後に発表会がある
その為に練習している歌を
するとどうだろう
また私の胸の内から小さな希望という
命が生まれたのだ
神よ
私は無力な人間の一人です
でも仲間がいるから力を借りることができるのです
共に歌を愛し
共に歌を唄う仲間がいるのです
だから一人 絶望の夜も
乗り越えることができるのです
ありがとう神様
ありがとう仲間たち
絶望の夜は
もう少しで終わりそうです
もうすぐ12時をすぎるのです
そして私は蛹となって眠りにつくのです
明日は希望が見いだせる日となるでしょう
これが歌の 人の力であり
神が私に与えた詩を書くという
ささやかな才能なのです
アンコール
もう一度 感謝の言葉を
ありがとう神様
ありがとう仲間たち
ありがとう私の心
そして
おやすみ絶望の夜
おはよう希望の朝
その写真は白黒で
斜め上から夕陽が差し
若い男がうつむき加減で
ペンを握り
考えながら
何かを書こうとしている
まだ若い男だ
職業という言葉を
硬い抽象的な響きとして
無邪気に喜ぶことができる
恰好を付けた
そんな若い男だ
そんな若い男だが
この写真の中の表情はどうだ
自分の未来を
取りあえずは脇において
目の前のメモ用紙に
何かを必死に
書きつけようとしている
刻み込んだ文字が
自分の歴史になるとでも
思っているのだろうか
職業という言葉を
硬い抽象的な響きとして
無邪気に熱中することができる
おめでたい
そんな若い男だ
そんな若い男が
写真に閉じ込められて
未来を脇に置いたまま
もう 随分な年月が過ぎた
その男は
写真から抜け出た今
職業という言葉の
抽象的な響きを懐かしむ
その後の職業人生は
かくも具体的な
苦労と責任と
わずかばかりの歓喜と満足の
ごった煮のような
詰め合わせであったとは……
写真の若い男は
視線をあげて
こちらをチラッと見る
くたびれた男を見上げて
自分の未来の
摩耗と憔悴のモノクロに
一瞬 驚いたようだ
しかし その若い男は
そんな驚きを
あっさり振り切って
また メモに向う
恰好を付けた
おめでたい
若い男のままで
頰には赤みまで差し
不敵な笑みを浮かべて
ペンを走らせる
病棟の面会室の窓から
遠くの霞む満開の桜並木
桃源郷との程よい距離感は
引きで眺めるくらいが丁度良い
君の体は集中治療室で
骨に刻まれたトラウマと闘っていた
桜を愛でる頃はいつも孤独だ
去年は父を失くした
コロナ禍で友を失くした
音声が出ないテレビから流れる情報
トランプが世界各国に関税を課した
アメリカは孤独を目指すのだろうか
そのおかげで、
世界は協調するかもしれない
これから社会実験が始まる
人体実験よりはましかと
引きで眺めるくらいが丁度良いのだろうか
もはや世界はクラブチームのように繋がっているのに
ローカルは未だに壁を作って
その中で自由と平等を増幅させた
フェイクニュースを響かせていた
ドローン、ドローン、ドローン
世界は盗撮されている
世界の民族で編まれたチームが
君の命を繋ぐために戦っていた
宗教の壁を超えて、価値観の壁を超えて
医療という共通言語で
僕の国の平和を目指してくれた
手術は成功した。
迫害的な思考で砕かれた骨を
ワイヤーで丁寧に固定する
折れた鎖骨が癒えれば、抑うつも静かに成長する
君は神経質な空を
手のひらを返し横切る
直線する極端な思想と
接触事故を起こした
僅かな声の大きな人達は
尖鋭化してブレーキをかけない
骨は折れて世界観から突き出す
手術して固定して優しさのギブス?
恋人と同じように隣人を愛せよ
何か捉え違いをしていないか
君の意識は酸素マスクの下で夢をみていた
僕の国はすぐに圧力をかけてしまうから
君を壊したくなかったので
指先にそっと触れるだけで面会をやめた
近隣の国とは随分長い間
貿易や文化交流をしてきたではないか
なのに共産主義とか民主主義とか
新自由主義とか訳の分からない思想に
囲まれたが、鉄のようだけど
しなやかな哲学で君を守りたい
希望の灯りを小さくとも残す形に
お祝いのお言葉、ありがとうございます。
月1投稿するのがやっとで、皆様のような語彙力も創作力もないため、免許皆伝など遠いところにあると思っておりました。
これからも詩との向き合い方は変わらないかもしれませんが、少しずつ変わっていくものもあれば良いなと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
評者の皆様
こんにちは、上田一眞です。
この度は免許皆伝を賜り、ありがとうございました。一昨年の七月以来、未熟な私の詩を温かく見守って下さいました島秀生様、三浦志郎様、雨音様には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
未熟者ではございますが今後とも宜しくご指導下さいますようお願い申しあげます。
MYDEARメンバーの皆様
皆様、温かいお言葉を頂戴いたしました。皆様のお仲間に加えて頂くことは、未熟な私にとって望外の喜びであります。一段階ステップアップし、モチベーションも高まって参りました。これからは新作紹介でお世話になりますね。どうぞ宜しくお願い致します。
秋さやか様
まるまる様
上田一眞さま
このたびは免許皆伝おめでとうございます。
レギュラーメンバーとしてご一緒できること、楽しみにしております。
よろしくお願いいたします。
秋さやか様 まるまる様 上田一眞様
免許皆伝、心よりお祝い申し上げます。
暖かな春に漸く努力が実る
本当に喜ばしいお知らせ有り難うございます。
新作紹介の方ではご一緒に学ばせて頂きます。
どうぞよろしくお願いいたします。
秋さやか様
まるまる様
上田一眞様
この度は免許皆伝おめでとうございます!
益々のご活躍をお祈り申し上げます。
新作のほうでも引き続きどうぞ宜しくお願いいたします。
秋さやか様 まるまる様 上田一眞様
このたびは、免許皆伝おめでとうございます!
新作紹介欄でご一緒できること、嬉しく思っています。改めて、よろしくお願いいたします。
これからの皆さまの詩生活が、益々充実いたしましすように。
あなたと初めて買った
コンビニのレシートさえ
宝物になれたあの頃
戻れないの?
戻りたいの?
今が辛い訳じゃない
今が悲しい事もない
ただトキメキが慣れてゆく
ただドキドキが薄れてゆく
経験が重なるたびに
初めてが減ってゆく
それって幸せな事なのかな
私ちゃんと笑えてるのかな
二人の距離が近くなる程
ぼやけて見えなくなるの
幸せなんだと思う
きっと周りから見たら
贅沢なんだろうな こんな思いは
悲しくはないけれど
涙も流れないけれど
心が弾力を失って
落ちても手元まで戻ってこないの
きっと弾みは小さくなって
止まるのね
でもそれはきっと
二人の愛の重さなのかな………