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編集・削除(編集済: 2025年01月02日 01:55)

三浦志郎様  御礼  静間安夫

今回も私の詩にお目を通して頂き、誠にありがとうございます。

そうですね...特に洗濯機のセリフとオノマトペの部分は、
ユーモラスに書いたつもりなのですが、読み返してみると
拙い感じがします。あらためて考え直してみます。

今後とも、どうかよろしくお願い致します。

編集・削除(編集済: 2025年05月24日 15:42)

感想と評 5/16~5/19 ご投稿分 三浦志郎 5/24

1 荒木章太郎さん 「ロックンロールケーキ」 5/16

「前書きとして」
この詩を正確に解釈するのは至難の業ですが、”その人なりのフィーリングで読んだ“その結果を書いてみましょう。やっぱり僕の場合、タイトルをひとつのチャートとして、ロックンロールの持つ本来的属性からこの詩に入ることになります。ロックがその音楽性から関わる外界あるいは他者といったことです。ただ、僕のロックの知識は1975年で止まったままであることをご容赦ください。

ロックとそのミュージシャンは一時期、社会との関わり(その反逆性も含めて)において、音楽の中では最前線にありました。そんなことを1~2連で感じました。「棘」「傷」といった言葉もどこかロックに隣接する気はします。「傷」といえば、2連。「傷=バンドエイド」を「バンドエイド=ひと頃はやったロック側のチャリティムーブメント」にかけているらしき内容は大変面白いです。それ以降の連、すなわち3~4連が難しい。何か社会との関わりにおいて語っているのだと思う。ここはわかりません。次の「ロックンロールは死んだか」は”対社会へのパワー“としてのそれは、僕は死んだと思っています。ただ荒木さんは「いいや、まだ役目はある」と言っています。ここで作者は個人に戻っているような気がします。(余人は知らず、オレだけは)といった気概かもしれません。そういったフィーリングが彼女をして「結局はとんがるのね」と言わしめた。「君に呆れられた」はロックンローラーらしい斜に構えたジョークか?何故「ケーキ」が付いたかは不明。単に思い付きか?それでも充分に面白く、詩のキャラクターにあっているのかも。ケーキの持つ甘め佳作を。


2 松本福広さん 「青の旅人」 5/16

今の時節、関東圏では「ネモフィラと言えば、ここ!」と言われるほど有名な茨城県ひたちなか海浜公園ですね。その美しさは比類ないほどです。さて、この詩は主人公設定がユニーク、よく考え付きましたね。登場の仕方も面白く、おとぎばなしでありファンタジーなのですが、それだけでは終わらせない。ネモフィラの美しさ、周囲の風景もしっかりと描写され写真も交えて、その青の気分が充分伝わってきます。後半は若山牧水の歌を引いて、この美しさの中で自分がやや異邦人的であることに思いを致す。ここがわずかにテンションになっている。要約すると―、

① ファンタジー的面白さ。
② そんな中にあって、同時に「ネモフィラ=青」のイメージや背景があり紹介文としても有効。
③ 主人公のわずかな屈託。

そんな三要素で、この詩は立っています。 甘め佳作を。


3 こすもすさん 「城跡の石垣」 5/16

文中から察するに、天守閣はなく、石垣も「野面(のづら)積み」といった戦国初期の工法のように思われます。城好きの中でも”通(つう)“が喜びそうな佇まいを感じました。「追手門」という書き方も、またシブイ。なかなかの知識とお見受けした。歴史小説風に書くと「おぬし、できるな!」といったところです。詩としては、特に技巧は出さず、エッセイ寄りに書かれていますが、そのナチュラルさと抒情味がいいですね。その雰囲気からして、少し鄙びてはいるが、充分野趣を感じることができる場所を想いました。同時に、この城跡が当時とは違った役割で、今も人々に奉仕している事がよくわかるのです。こういった処は花見の頃はもちろんですが、葉桜もまたひとしお—そんな気もしますね。甘め佳作で。


4 社不さん 「花」 5/16 初めてのかたなので、今回は感想のみ書かせて頂きます。

よろしくお願い致します。これはひとつの恋愛詩と読めますね。前半は相手を立て美化し、自分は一歩下がって卑下する。これは恋愛にはよくある心理と言えるでしょう。5、6連はよくわかりませんでした。それを挟んで後半は全て憧れとときめきに移っています。一番のホンネは終連にありそうです。おそらくこの詩のことでしょう。ただし、そのタイトル「花」はその要素が全く出て来ません。全くの謎です。その付け方にすごく興味があります。また書いてみてください。


5 津田古星さん 「ひとときのうた」 5/18

まずは、これを擬人化の一種として読みました。ストーリー的ですが、まずまず額面通りに読んでいいと思います。この主人公のある種のふてぶてしさとあっけらかんとした所が僕は大好きですね。その代表セリフは初連「まあいい」です。非常に雰囲気を発しているセリフで、実にいい。
おそらく家族旅行などで、よそに主人公を預けたのでしょう。そして、また元の家に戻る。ここまでは何の問題もないのですが、異様なのは終わり2連です。僕には全てが異様に読めます。「眠りにつく時が近づいたから」「種も欲しくないし」「水も飲めなくなった」「もう遊べないよ」
「またどこかで会おう」―死を予感させるものです。そして―、

「私の身体は
庭の花梨の木の下に埋められた」

これは完全に死のことでしょう。どうして、こういう結末を迎えたか、僕には全くわかりませんでした。
老衰などの自然死なのか、なにか予期せぬ悲劇でも出来したのか?そのあたり、読み取ることができません。大部分がごく正常なだけに、ここだけがショッキングな謎として残るのです。ここが解釈できないので、すいませんが、評価は保留にしたいと思います。


6 相野零次さん 「公園」 5/19

いろいろな角度からの大人と子どもについての感慨です。大人になることの正と負、あるいは得るもの、身に付くもの、捨て去るもの、諦めるもの。それらを子どもに戻ったつもりで考える、同時にリアルタイムでの大人を考える、そういった思考作業でしょう。そして辿り着くのは、大人と子ども、そのギャップのようなものを埋め合わせるための詩という方法でしょう。詩に対して、そういったアプローチがあってもいいものでしょう。
ところで、この詩の時制はリアルタイムの大人と思えます。大人時制でも冒頭4行のような書き方はできます。問題ないです。過去形で統一しているからです。ただ、「だからきっと、~」以降は、子どものリアルタイム時制に読めない事も無い。大人時制に読めない事も無い(大人でも、こう思ったり、こういうことをする人もいるでしょう)。このあたり、ちょっと微妙なんです。僕もよくわからないので、ただ書くにとどめます。ただ、気にする人は気にするかもしれません。佳作一歩前で。


7 森山 遼さん 「冬の惜別」 5/19

冒頭上席佳作です。すごく印象的な書き出しです。初連が良いので、受ける第2連も受けやすく展開しやすくなる。そんな好例でしょう。
この連ではふたつの事が考えられます。
① 自分という過ぎ去った青春
② 偶然、出会った若い娘
森山さんは、この①②に沿って詩を書き切っています。その若い人の表情に、かつての自分を見たのでしょう。(わたしもあのようであった)―と。 しばしの所作と描写を置いて、次に来るものは、なかなか深い心理や哲学性を帯びているように感じられるのです。深く静かに自分を見つめ、少しばかりの諦念がある。それがあるからこそ次代の人々に希望を繋ぐ。そんな風に読めました。内容に即したタイトルも印象的。

アフターアワーズ。
大勢に影響ないので、こちらに。 終連「それはひどく~」と「美しいあなたたち~」の間は、時間的・空間的にわずかに、せっかちな気がしないでもないです。もちろん、これでもいいんですが。
森山さんは―失礼ながら―初期には、ちょっと変な動きをしていましたが、此処へ来ての2~3作は大変好ましく思っております。


8 静間安夫さん 「洗濯」 5/19

前半の洗濯一部始終も面白く読めます。洗濯機のセリフ(?)とオノマトペがユーモア担当。やはりこの詩は後半。干した時の爽やかな情景も交えて、自分も心の洗濯をする。そして生活のひとつのターニングポイントでもあるでしょう。この詩には単に洗濯だけにとどまらない、心の晴れやかさがあります。晴れやかな気持ちそのままに、街へ繰り出す。商店街に行って好きな古書探し?
銭湯の後の酒と肴。つつましやかではありますが良い一日です。そうして、また明日から―。

アフターアワーズ。
日常詩もまた大切な領域ですが、今回は詩的技法で言うと、佳作一歩前の感じでしょうか。
それにしても、名作「釜山」以来、数々の作品を経由して今回まで。その領域は広がります。


9 白猫の夜さん 「だっそうけいかく!」 5/19

「!」付きのタイトル、インパクト充分です。ひらがなにしたことで、かえってユーモアと可愛らしさもついてくる。さて、本文です。白猫ならぬ黒猫でしょうか。「ゆらんゆらん」「とてとてとてん」も同様なユーモアと可愛らしさを上手く演出しています。室内から見た外の景色や世界への憧れです。
そうですね、猫から見ると、人間が「同居人」というのも、なんか面白くていいですね。
「隙あり!」が実にイイ。初めて外に出てみて、どうやら味をしめたようですな。次の機会を狙ってる!? この詩、人間の側で実際にあったのをヒントに猫側で書いた、とも想像されるのです。
少し感じたのは、室内部分を少し省略しても、外の実感を、も少し書きたい気はしますね。
佳作半歩前で。


評のおわりに。

五月が一年で最も気持ちよい季節と(勝手に)思っていますが、まもなく終わってしまいます。
ところで、春の終わりとは、あまり人の口にのぼらないのは何故でしょうかね?
そのあたりを詩にしようと、ずっと思ってきましたが、まあ、できないですね(汗)。
では、また。

編集・削除(未編集)

ことば 上原有栖

雨上がりの道端に〈ことば〉が落ちていました。落とし物でしょうか 忘れ物でしょうか 誰かがそこに置いていったみたいです。拾おうと手を伸ばしたら 「触ると怪我をするから 見ないふりをして通り過ぎなさい」 と道行く大人に忠告されました。 きらきら光っていて 幼いこどもであればオモチャと勘違いして思わず触れてしまいそうな〈ことば〉。「ああいうのは見た目より尖っているんだよ 不用心に触ると刺さって痛い それになかなか取り外せない わたしも怪我したことがあるから」 声をかけてきた大人は話し続けます。捲った袖から見える腕や振りかざす手には黒くなった傷がありました。この人も〈ことば〉に触って怪我をしたのでしょうか。 痛いのは嫌だから触るのはやめました。話しかけてきた大人と別れて道を歩いていると ゴミ捨て場に〈ことば〉が溢れているのが見えました。緑のネットからはみ出した先端を大きなカラスたちがカァカァ鳴きながら嘴でつついています。棄てられた残骸の腐った臭いが酷く鼻につきました。その悪臭にウッと呻いて道端でうずくまると 私は耐えきれず雨水が流れる側溝へ嘔吐してしまったのです。悪態をついて出てきた 私の〈ことば〉のかたまりが酸っぱい胃液と混ざりあって一緒に流れていくのが見えました。

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海への旅  こすもす

山奥に大きな岩があり
割れ目からひとしずくの水が湧き出た
湧き水は他の湧き水と合わさり川になった

上流にいる
辺りは森で覆われている
木漏れ日が降り注ぐ
爽やかな風が吹いている
岩魚や山女がいた
海ははるか先

中流にいる
小さな町がある
いくつかの店や家がある
周りには田んぼが広がっている
鮎が泳いでいた
海はまだ遠い

下流にいる
都会の中を通る
川の上には高速道路がある
人々の声と走る車の音がする
鯉の影がわずかに見えた
海はもうすぐ

河口に来た
大海原が広がる
でもこれで終わらない
蒸発して
雲になり
雨になり
大地の中で長く眠ったあと
湧き出して川になる
そして
また海をめざす

すべてのものを潤しながら
旅は続いてゆく

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青島江里様  評の御礼です 温泉郷

青島江里様 今回も丁寧にお読みいただき、ありがとうございました。少し、今までとは違った描き方に挑戦してみたのですが、なかなかうまくいかなかったようです。作意については、読み取っていただいたとおりですが、やはり、最後の連がとってつけたような、どこかで読んだような、ありきたりの表現になっていたと思います。ご指摘、ありがとうございました。もう少し、一階で犠牲になった人たちの心情を反映できるような表現を考えてみたいと思います。引き続き、ご指導のほどよろしくお願いいたします。

編集・削除(未編集)

青島江里様 お礼です 上原有栖

深く丁寧な感想と評を頂きまして、誠にありがとうございます。
評者の方々から毎回頂ける感想やアドバイスがとても勉強になり日々の詩作が充実しています。
頂いた評を励みにしつつ、次作は更に自分が思う良き作を、読み手の皆様にも響く良作をとペンを進めていきたいと思います。
次回もどうぞ宜しくお願いいたします!

編集・削除(未編集)

青島江里様、御礼です。  aristotles200

青島江里様様
拙い詩の感想、ありがとうございます。
潮の匂いがしたもので、そこから言葉を考える内に海戦のイメージが湧き、詩になりました。
丁寧な感想、ありがとうございます。

不可知というか、倫理転生とか、現実では否定されるべきものを、詩では広げてみました。
代々繋がる血の記憶、があっても良いんじゃないか、あるなら、どんな記憶だろう、と一気に書きました。

丁寧に読み込んでいただき、感謝します。
初心者ですが、続けて行こうと思います。

編集・削除(編集済: 2025年05月23日 07:39)

水無川 渉さん  ご評ありがとうございました。

深く読み込んでいただき感謝に堪えません。
また鋭いご指摘、ご指導勉強になります。
高い評価もありがとうございました。

編集・削除(未編集)

ULTRA PANDEMIC  いありもたにM

so ULTRA PANDEMIC

事の発端 全ての崩壊
セント伏魔殿パンデモニウム
悪魔降臨 天変地異にて
ULTRA PANDEMIC

人類平等 左に倣え
右から数えてクシャトリヤ
我らが銀河の中心は一つ
生命平等 光に倣え

人は光らない
禿げるしかない
地上が指先程度になって
巨大な巨大な世界と宇宙と
ULTRA PANDEMIC

so ULTRA PANDEMIC ‼︎!

事の発端 全ての崩壊
セント伏魔殿パンデモニウム
悪魔再来と 天地開闢で
泥の惑星は更に淀む

人類平等 右に逆らえ
左から数えてサピエンス
一つの銀河の中心は我ら
いつか叶うと良いね

少しずつで良い
雨漏りみたく
少しだけで良い
宇宙に反響板を

少しずつで良い
傷が積もれば
死に至るから
だから続けよう
事の発端 小さくて良い
悪魔降臨 天変地異にて
巨大な巨大な世界が宇宙で

事の発端 全ての崩壊
セント伏魔殿パンデモニウム
悪魔降臨 天変地異にて
ULTRA PANDEMIC

人類平等 左に倣え
右から数えてクシャトリヤ
我らが銀河の中心は一つ
生命平等 光に倣え
ULTRA PANDEMIC

編集・削除(未編集)

5月13日(火)~ 5月15日(木)ご投稿分、評と感想です。(青島江里)

【5月13日(火)~ 5月15日(木)ご投稿分、評と感想です】

☆告白  喜太郎 さん

タイトル通り、ストレートなくらいストレートな告白シーンを描写してくださいましたね。『』の後の()・・・・・・告白する側の心の声がそのまま読み手に透けて伝わってきました。言いたいけど、最悪の場合は友達関係も何もかも崩れてしまう不安も伝わってきました。

告白してからの彼女の反応。読み手からしたら、かなり驚いてしまいました。ただただ驚きの連続となるわけですが、最終行で「素直でその場行動的なところに惹かれたんだ」といまとめていることで、そうなのだなと思えるようになっているところはよかったと思いました。ただ、彼女の行動を【「私も好き!好き!大好き!』/突然に抱きつかれて/キスされてる】の部分は、本来なら、僕にとって感動的シーンであるはずなのに、読み手からすれば、流れに従っての描写ですが、早急な展開すぎて、置き去りになってしまいそうな感じのするところが気になりました。

そこで一案として、考えてみました。最終行を移動させて、最後に逆光にあたる二人の影に焦点を当ててフィニッシュする感じではどうでしょうか。また「その場行動的なところに」という表現も少し固い感じがするので、「まま」という語尾でそろえることができる、代役の言葉たちを考えてみました。

私も好き!好き!大好き!』
突然に抱きつかれて
キスされてる

そうだ
僕は君の心のまま
ありのままなところに惹かれたんだ

君の顔が逆光に包まれている
僕は直立不動のまま息ができない

何かのお役に立てればうれしいです。しあわせそうな二人の姿が印象的でした。今回は、佳作一歩手前で。



☆アクアリウム 上原有栖 さん

癒しを求めてアクアリウムをつくるという様子を思い浮かべると、夢があって楽しそうだと感じました。一連目の最後にある「桃源郷」という言葉が更にそう思わせてくれました。手作りで自分の理想郷をつくるなんて、おっしゃる通りに癒しになりそうですね。

癒しだ!と思っていると、二連目では空気が変わってきましたね。理想郷に放たれた二匹のアロワナ。存在感が半端ないです。メダカや金魚とは違う大きな魚。とても強そうです。そこからつながりの「アロワナの餌」というワード。理想郷を泳ぐ主。悠然とした姿に見惚れるというまでは、前連の空気を受け継いでいましたが、ここからは一気に、煩い上司や嫌味な先輩関連のワードが。一気に夢の世界から現実に引き戻された感がでているところ、そしてアイロニー。この詩にいい味をもたらせていると思いました。

実はこの理想郷のカラーは、癒しオーラがカラーではなくて、日頃のモヤモヤから現実逃避したいというようなカラーなのです……と、言っているかのようにも受け取れる表現の仕方でした。最終連では更に追い打ちをかけていますね。この追い打ちの表現方法が、また面白かったです。理想郷で大きな存在感を示すアロワナ。その『大きな目』によって、表向きの自分を通り越して、裏の自分の本音を見透かされているような気がすると持っていくところもよかったです。「冷たい視線で突き刺しておくれ」は、本人の誠実さや反省を感じさせてくれる表現になっていると思いました。アロワナの細い顎髭を持ってくるところ、まるで、本音の部分を感じ取るセンサーのように思わせてくれました。お上手だなぁと思いました。

アクアリウムを手作りしてアロワナを飼育しているカッコいい自分ではなく、表向きとは違う、歪んでいるように思えてしまう、カッコいいとは言い難い、劣等感のかたまりの自分を、くすっと笑えるアイロニーを織り交ぜつつ、水槽にまつわるものを取り入れながら、上手に表現されている作品だと思いました。佳作を。



☆潮風の匂いと血の記憶  aristotles200さん

初めましての方ですね。今回は感想を書かせていただきますね。

深い霧、何処に立っているのか、古びた海賊船の看板という表記から、作中の場面はこの世ではないのだなと感じました。大砲だったり、砲弾だったり、義手、義眼という言葉があるので、戦って命を落とした戦士の姿が湧いてきました。さらに、潮の匂い、四国、伊予国の生まれという言葉から、日本人であるのかというイメージも湧いてきました。

一行目にぼんやりとした背景を展開させ、無駄のない言葉で、徐々に、この世ではない世界をはっきりと明かしながら広げてゆく表現の方法が、わかりやすくてよかったです。また、血の記憶と潮の記憶を関連付けることで、輪廻転生のようなものを感じさせてくれました。

最終連では、登場人物に関する戦いについての考え方について記されており、こちらの方は、私自身が前連で感じた輪廻転生と結びつけて拝見すると、国や民についての個々の「魂」の境地について考えさせてもらえるようにも思えました。そして、何らかの記憶で、本能のようなものが感じることができる意味についても、考えさせてもらえる作品になっていると思いました。



☆饗宴  温泉郷 さん

※投稿作品中の「ダンポール」→「ダンボール」への誤記訂正、伝わっております。ご連絡ありがとうございます。

不思議な空間です。砂漠の屋敷ということですから、地盤は強くなさそう。またまた、このような辺鄙とも取れそうな場所で、人を大量に招待して、建物の二階に酒席を設けるとは、付近に砂漠のない一般庶民の感覚からすれば、珍しい光景です。身元を明かさない仮面舞踏会ということもミステリーです。また、こちらの酒席への招待客が無制限に膨らんでいくのもミステリーです。

二階は踊り狂って大騒ぎ。そして一階では、酒席を縁の下で支える方々も踊りまわるという、一見すればどの階の人間も幸せ気分なシーンを想像させてくれるのですが、一転して、二階の大騒ぎに建物の強度が耐え兼ねて、天井が抜けるという結末に。これには驚きました。このシーンで目が離せなかったのは、この天井が抜ける寸前まで縁の下で支えてくれている人々が、どうにか倒壊を防ぐために尽力するということでした。そして、倒壊はしてしまったものの、二階の客は、一階の人が支えてくれたおかげで助かったということ。さらに強調されていた「二階の客だけは・・・・・・」という点。こちらの表現は、この詩の核になっていると感じました。

この表現から、詩の周辺の意味のようなものをひらってまとめてみると、上層階級の人たちの好き勝手なマネーライフ。自分たちへの見返り中心のマネ―政策。その今だけ自分だけの元で暮らす一般庶民。好き勝手やっている顔を合わせたことのない人間に、いつのまにか、どんどん吸い取られていくもの。しかも地盤の緩い政策で国がひっくり返りそうになっているところや、真面目に働いている人間が、命の忖度をされたり、辛い目ばかりしているというようなことを、彷彿させてくれました。もしもこのような読み方が、ひとつとしてあるならば、この作品は社会の今、庶民の立ち位置を意味する作品として光彩を放っていると感じました。

ほんの少しですが、気になったのは、最終連でした。床に広がる残骸を描いてくれているのですが「美しい模様」や「怪しい光」でまとめてしまうだけは、足りない気がしました。印象に残りそうな、独自の表現の考察が必要な気がしました。抽象的な世界を通じて現代社会の現実を彷彿させてくれる異色の作品。今回は佳作半歩手前で。



                     
☆たびだち  じじいじじい さん

タンポポのタネのたびだち。川崎洋さんの「たんぽぽ」を思い出させてくれるような、タンポポの綿毛の飛び立つ様子が浮かんできました。川崎洋さんのたんぽぽは、原っぱでタンポポの綿毛を見送る子の目線で描かれていますが、こちらの作品は根を張るタンポポ自体をお母さんに見立てて描いてくれていますね。愛情たっぷりの作品。

気になったところは、全体的にひらがなとカタカナのみの短文的な書き方を連ねるような形になっているため、読み上げる時、意味を取りにくい部分が、幾つか見受けられました。単語と単語の間に空白を置く書き方をしてもいいかと思いました。例えば「あっちでもこっちでもおおきなこえの」→「あっちでも こっちでも おおきなこえの・・・・・・」にしてみたり。

もう一案としては、子供さんに読み聞かせてあげる目的を強化したパターン。もちろん内容は全く変えず、タンポポのタネさんや、お母さんが、何をするのか、動作を連の先頭に持ってきて、情景を浮かべやすくする方法です。この方法はリズム感も出てくるので、読む方も、聞く方も、また見た感じも、比較的、入りやすくなるのではないかと思います。あくまで一案です。説明文では伝わりにくい感じがしたので、実際に書いてみますネ。

「いってきま〜す!」
「いってらっしゃい」
「いってきま〜す!がんばるね!」
「いってらっしゃい!がんばってね!」

きこえる
あっちでもこっちでも
おおきなこえのごあいさつが

とんでいく
タンポポのタネさんたちが
とんでいく
しろいわたげにつかまって
おかあさんタンポポから

「きをつけてね」
「こわくないよ」
「わたげにしっかりつかまって」

しんぱいがおと
がんばれがおが
まざってる
おかあさんタンポポ

「だいじょうぶだよ」
「わたしはあっちのやまにいこう」
「ぼくはむこうのかわらにいこう」

わらってる
タンポポのタネさんたち
てをふってる
みんなおかあさんタンポポに

たびだった
おかあさんタンポポから
みらいをゆめみて
たびだった

りっぱなタンポポになるのだと
こころにきめた
タンポポのタネたち

てをふった
しんぱいがおの
おかあさんタンポポ
なみだをながしても
さいごはえがおで

そっといった
こころのなかで
「だいじょうぶ がんばれるよ」

風に吹かれて飛んでゆくタンポポの風景がとても美しい作品。優しさを感じさせてくれる作品でもありました。今回は佳作一歩手前で。



++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

すずめの親子と遭遇しました。おかあさんよりも大きなこすずめ。羽をパタパタさせておねだりする姿が愛らしすぎて。
一雨ごとに一気に伸びてゆく草の背丈。あちらこちらで、いのちの姿を感じるこの頃でした。

みなさま、今日も一日おつかれさまでした。

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