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埼玉のさっちゃん様
お祝いをありがとうございます。埼玉のさっちゃん様の詩は優しくて素敵ですね。1番最近の詩の最後2行とても好きでした。
これからもよろしくお願いします。
夏生様、齋藤純二様
お祝いをありがとうございます。
これからお世話になります。まだあまり実感が湧いていませんが、ご一緒できて嬉しいです。
まだまだここからがスタートだという気持ちで頑張りますので、たくさん勉強させてください。
今回も読んでいただき、ありがとうございました。そしてとても参考になるアドバイス、とても嬉しく、そしてとても参考になりました。ありがとうございます。これからも頑張ります。
もしも二人の物語に
後書を書くとしたなら
私はなんて書くのだろう
二人で綴った想い出の物語を
否定してしまう様な内容で締めくくるのだろうか
それともそこには確かな愛があったと
前向きな言葉で涙を拭うのだろうか
あなたなら二人の物語に
どんな後書を書いてくれるのだろう
読む人の心の中の隅の方にでも
二人の愛が残る様な1ページを書いてくれますか
もう物語は終わってしまったけれど
あなたはまた読み返してくれますか
そんな気持ちにさせる後書を私は書きたい
もう二度と物語は続く事はないけれど
お互いに新たな物語を綴る時に
せめて参考書ぐらいにはなれたらと願います
それがわたしの後書だから
メロン色の太陽が シャーベットになり
夕立ちを 連れてきた
やがて 宵闇の帳に 月光の雫が落ちる
私は 仮の世という 存在
この湖の 水面に映る すべてのものだ
命と大自然と愛を 知る
時間に 繋がりを 持ちたい
眩く 天空を 月は 滑り
隙間からは 悪魔が邪魔をしている
柘榴色に 瞬く
しかし 地には
月光の雫から 爛漫の花が咲き
風が吹く この世界
何者も 私の夢を 止めれはしない
夜は 鈍色に 輝き
浮かんでは 沈み
朝へと 向かっていくのだ 愛とともに
あぁ 私の麗しき人よ
夜明けの太陽は 再び 小豆色だろうか
密やかな一夜も 明けて
また 次の日の
陶々たる営み へと
我等を 誘う 陽の光
小学生の頃のわたしは、ひとりっ子で身体も小さく運動も苦手、だから、なかなか野球やサッカーのチームに入れてもらえない。いきおい一人で遊ぶことが多くなる。そんなわたしの恰好の遊び相手が虫たちだった。もとより住んでいたのが都心に近い住宅地だったので、人気のクワガタやカブトムシが捕まるわけじゃない。それでも春から夏はセミやチョウ、秋になればバッタやキリギリスと結構いろいろな種類を見つけることができる。多少マニアックな虫まで含めれば(たとえばカミキリムシ)わたしの旺盛な食欲を満たすに十分だった。
かと言って標本作りにはあまり興味がわかない。捕まえた虫たちを籠に入れ、動いている姿を眺める方が好きだった。しょっちゅう様々な虫を家の中に持ち込んでくるわたしを見て、ある夏の夕方、父が少し離れた大きな公園に連れて行ってくれた。
入日に映える百日紅の木陰まで行くと、父はしゃがみ込み地面を一渡り眺め回した。そして辺りに落ちている小枝を拾い、わたしにもっと近づくように促した。父が示す枝の先をよく見ると地面に小さな穴が空いている。
「セミの幼虫は朝早く羽化するから、前の日の夕方になると、もう地面の近くまで這い上がってきてる。この穴は幼虫の通り道さ」
そう言って枝を穴の中に少しずつ差し込んでしばらく静かに揺すっていると、手応えがあったのか父はちょうど魚を釣るような按配で引き上げた。するとびっくりしたことに枝の先に幼虫がしがみついているではないか。今まで抜け殻でしか見たことのないわたしは有頂天になった。さっそく枝ごと家に持ち帰り、夜っぴて待ち構えていると、翌朝まだ暗いうちに羽化する有様を目の当たりにできた。そのときの、全身が真珠というか象牙細工というか、透き通るように真っ白な姿は今でもよく覚えている。やがて日が差し始める頃にはすっかりこげ茶色に変わり、アブラゼミだったことがわかったのである。
また、秋にアゲハチョウの幼虫を取ってきてユズの葉を食べさせていたら、いつの間にか蛹になり、そのままわたしの部屋でひと冬越してチョウになったこともある。
ともかくこんな具合で夢中になって虫たちを追っかけていたわたしだから、あのときカマキリと出くわしたときも、よく考えもせずに捕まえて籠に入れてしまったのだ。そいつはよく見かける茶色の細くて小さなカマキリではなく、鮮やかな黄緑をして、胴体もずっと太くて大きいハラビロカマキリという種類だった。図鑑でそれこそ何回も繰り返して見ていたからすぐにわかったのだ。戦利品を抱えてわたしは意気揚々と家に帰ったが、そのときになって初めて気がついた。何を餌にやったらいいのだろう?カマキリなんだから葉っぱもキュウリも食べるわけがない。迷ったわたしは事もあろうにショウリョウバッタを捕まえてきて、カマキリに与えてしまった。
わたしにとってみればバッタも貴重な虫だったはずなのに、どうしてあのとき、あんな心ないことをしてしまったのか?カマキリを少しでも長く飼いたいと思ったのは確かだ。でもそれだけではない。カマキリは本当に生きた餌を食べるだろうか、という好奇心を満たそうとしたのだ。それは、翌朝、籠の中にカマキリしかおらず、バッタの姿が影も形もないのを確かめたときの行動を思い出せばわかる。わたしは父のところにすっ飛んでいって、昨日から今朝までの経過を得意気に話し「カマキリって本当にすごいね」と感に堪えない様子で付け加えたのだ。息子の思いがけない報告に対して、父はそれまでに見せたことのない険しい表情を浮かべ、厳しい口調で言った。
「カマキリとバッタが自然の中で偶然出会えば、カマキリはバッタを捕まえるだろう。だが、それは決して人間が勝手に仕組んでいいことじゃない。こんなことは二度とするな」
どうして叱られたのか、まだ少年だったわたしは、すぐにはわからなかった。ただ父に叱られたことが悲しくて、部屋に戻ると籠の蓋を開け、カマキリを窓の外に放り出してしまった。
ところが、それから間もなく、父の言いたかったことが身に沁みてわかる、そんな出来事が起きたのである。
父が勤め先からの帰り道、交差点を渡ろうとして信号無視のバイクに轢かれ、生死の境をさまよったのだ。夜も更けてから連絡を受け、母と病院にかけつけたわたしの心の内を想像してみてほしい。ついこの前、わたしが無力な小さな虫に対してしたことと、父を見舞った災難が関係ないとは、どうしても思えなかったのである。不安と後悔の念から泣きじゃくるわたしは、今度は母から
「男の子なんだから泣くのはおやめ!何が起こっても、しっかりしてなくちゃダメ!」
と叱られる始末だった。やむなくわたしは涙をぬぐい、ICUの前のベンチに座り込んだ。わずかの間、うとうととしてしまったが、そのとき夢に現れたのはあの羽化した直後の真珠色をしたセミだった。
どうやらその姿は吉兆だったようだ。まんじりともしない一夜が明けて、父は意識を回復したのである。担当医の「もう安心です」という言葉を聞いて、安堵から思わず涙ぐむ母の傍らで、わたしは喜びとともに、重荷から解放されたような気分も味わっていた。ただ、そんな自分の気持ちをピッタリと表す言葉を当時はまだ知らなかったのである。
そうした言葉に出会ったのはもっとずっと後、高校生になってからだ。イギリスの大劇作家の名セリフを集めた本を読んだとき、そこに次の二つのセリフが並べて書かれてあったのだ。
「雀一羽落ちるのにも神の摂理がある。覚悟が全てだ」
「セミやトンボがいたずら小僧の犠牲になるように、神々はわれら人間をもてあそぶ」
あの少年の日にわたしが抱いた気持ちを、これほどまでに的確に代弁してくれる言葉はないように思う。そうなのだ…好奇心は大切であり、それなくして人間の進歩はおぼつかないだろう。しかし、その人間の運命が、依然としてとてつもなく大きなものの手に委ねられていることを決して忘れてはならないのだ。
ちなみに、大人になったあとも、わたしは相変わらず虫たちの後を追いかけている。ただ、捕まえることはしない。じっとシャッターチャンスを待って彼らの写真を撮影するのである。今は、オオスカシバというスズメガの一種を追いかけている。透き通った羽と黄緑色の胴が美しい、一見ハチドリのような虫である。ホバリングしながらストローを伸ばして花の蜜を吸っている姿を撮りたいのだ。皆さんも機会があったら是非見てほしい。
夏生様
メッセージありがとうございます。書くうちに自分の感性ってこんなだったのかーとだんだん面白くなっております。評を頂くたびに私は、私でいいのだろうと勝手に安心しております笑これからもよろしくお願い致します。
齋藤様
メッセージありがとうございます。詩って何?という恐ろしく失礼なところから始まり、今日に至ります笑 評者の皆様と毎月やり取りしてないと無理という中毒症状にかかり、毎日楽しいので詩を書く方が増えますよう活動したいです。これからもよろしくお願いします。
紫陽花さん 理蝶さん
この度は免許皆伝おめでとうございます。
詩の世界を盛り上げようメンバーが増えて嬉しいですね!
詩をご自身もずっと楽しんで、詩の楽しみを伝えてまいりましょう!
エイエイオッー!
君に手が届かないことがわかっていたら、奪おうなんて最初から思わなかった。明日と同じように、風と同じように。
君を恨んで死ぬとしても、僕にとっては日が沈みまた昇る繰り返しと何ら変わりはしない。
ある日、ふと君がいなくなり、僕は途方に暮れた。いつまでも一緒だなんて約束しちゃいないけど、いつまでも一緒にいてくれるって、勝手に君のことをかけがえのない存在だと決めつけていた。
春が来て、夏が終わり、秋が過ぎ去って、冬が訪れる。季節の移り変わりと同じように、僕の心も移ろっていく。だから寂しくない。
いや、本当のことを言うよ。君をこの手で殺したかった。
永遠に僕のものにしたかった。君はそのことに気づいていた。だからぎりぎりまで僕の傍にいてくれた。そんな君のことがたまらなく好きだった。
これから僕は僕自身の命を奪いにいく。ありったけの屈辱を上塗りして、怒りを持った二本の手の思うままに、僕は僕をめちゃくちゃにするだろう。
恐ろしい。
けれど、怖くはない。矛盾するけど、それが真実。
僕は生まれ変わるんだ。そして、君に会いに行く。
今度は恋じゃない、ちゃんと愛を形にして、君に渡すために。
食パンの袋を止めるあれ。
僕はそう呼ばれている。
必要としている人しか知らないだろう。
名前を便宜上呼ぶ必要がある人しか知らないだろう。
さて、ここで振り返ってみてほしい。
日常に溶け込みすぎて
身近な人に対して名前を呼ばずに
過ごすことってないかな?
僕の名前を確実に知っている人は
先ず作っている会社の人々。
全国で一社しかない。
きっと、その会社の人たちは僕の名前を知っているはずだ。
もっとも、その会社の知名度もどうなのだろうと不安になる。
僕の知名度と同じくらいなのかもしれない。
あとは僕を発注する人たちが
僕の名前を知っているはずだ。
実は色も穴の形も
担当者同士の打ち合わせを経て決まるから
♡の形や×の形の穴があったりする。
あとはパンの袋を止めるだけじゃなくて
何か保存したい食材を入れた袋に使ってくれてもいい。
ネームタグ代わりに使ったり輪ゴム止めやケーブルの絡み防止に
箸置きに、テープの端っこにつけて次に使いやすいように。
用途以外に使っても、そんなにデメリットはないと思う。
僕の名前を誰かに永遠に覚えていてほしい。
歴史に残したい。そんな風には思わない。
僕を大切にしている人
僕を必要としてくれている人
そういう人たちが
僕の名前を呼んでくれればいい。
それでいいんだ。僕はそれでいい。
あなたは、どうなのだろう?
あなたは誰に名前を憶えてほしい?
あなたは誰に名前を呼んでほしい?
あなたは誰に名前を忘れてほしい?