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編集・削除(編集済: 2023年10月25日 04:10)

8/29〜8/31までにご投稿分の評と感想です  井嶋りゅう

8/29〜8/31までにご投稿分の評と感想です。
ご投稿された詩は、一生懸命書かれた詩ですので私も一生懸命読ませていただいておりますが、上手に意味を読み取れなかったり疑問を書いたり頓珍漢な感想になったりする場合もございます。申し訳ございませんがそのように感じた場合には深く心に留めず、そんな読み方もあるのだとスルーしていただけると助かります。どうぞ宜しくお願いいたします。

*****


「振り子」喜太郎さん

喜太郎さん、こんにちは。
とても良い詩でした。私が今まで読んだ喜太郎さんの詩の中で一番良かったと思います。少し上達されましたね。起きてる間中、思考が同じところを行ったり来たりしている様子を、振り子に例えているのですね。しかもそれは、例えば昨日の失敗などという目先の出来事ではなく、「生」そのものに対する疑問や疑惑についてであり、その疑問や疑惑が日常を見失わせて行く、そんな出口なし感が上手に表現されていると思いました。この詩の中には自問自答があって、本当は自身の中で答えに似たようなものを見つけているような感もあるのですが、そんなに簡単には辻褄を合わせられないんだ、というような気持ちも滲み出ているように思いました。私が一番好きだったところは12、13行目「昨日に後悔して〜今日を見失う毎日」ですね。今日をきちんと生きられない嘆きがとても共感を呼ぶと思います。ある本に、「今、ここ」ということに集中するといい、と書かれていて、私も喜太郎さんのように思っていた頃「今、ここ」に集中して目の前のことだけをやることを意識したことを思い出しました。佳作といたします。


*****

「夏休みの終わり」紫陽花さん

紫陽花さん、こんにちは。
あれ?この詩、書き直してますか?気のせいですかね?一番最初に読んだ時より、語尾がすっと入ってきましたものでそのように感じました。私の気のせいですね、すみません、気にしないでください。
さて、この詩。お庭の様子がとても楽しくて、夏が終わるんですけど全然切なさはなくて、むしろ楽しくさよならしよう、という元気いっぱいな感じが伝わってきました。「てのひらを太陽に」という曲はご存知ですか?この詩を読んでいたら急に、ミミズだってオケラだってアメンボだって〜、と口ずさんでしまって、私も楽しい気持ちになりました。あの曲好きなんですよ笑。去り行く夏のいちにちが、風、もくもくしていない雲、植木やバッタ、カエル、メダカ、そして愛しい我が子へと、視線が移っていくその様子に愛情を感じて、ああいいなあ、としみじみ思いました。わたし、紫陽花さんのこういう何気ない視線が大好きですね。素晴らしい詩でした。佳作ぷらすでした。


*****

「暑い暑い 夏」まるまるさん

まるまるさん、こんにちは。お久しぶりですね。
この詩は後半に行けば行くほどとても良いです。思考が深くて、読み応えがあって、私などは考え方の勉強になったほどでした。毎年猛暑と言われていますが、今年の夏は本当に暑いですね。
1連目の「夏が憎かった」、2連目「じっと 怒っていた」、このふたつの反応にとても共感しました。私も暑いとイライラが増しまして、暑さは凶器になり得ると思っています。3連目以降、少しずつ夏へのまなざしが優しくなってきて、歳を重ねたからだと悟ります。8連目と10連目の対比がとっても良かったですね。
「元気でいられる自分の距離が/どんどん短くなってしまう」に対して
「通り過ぎていたものが見えて 聞こえて/私の時間は長くなる」
素晴らしい気づきだと思いました。そしてラストの「私は夏に 試されていたんだ」という自分の中の真実に気づく。あまりにも暑い夏からのプレゼントを受け取ったかのような気持ちになりました。秋まではまだもう少しかかりそうですね。佳作といたします。


*****

「8月の終わり」大杉 司さん

大杉 司さん、こんにちは。お久しぶりですね。
ようやく、というか、もう、というか、9月になってしまいましたね。夏って、センチメンタルな気持ちになります。大杉さんもそうなのかもしれませんね。どんなに暑くてもお盆が過ぎると秋の気配がどこやらしてきて、じりじりしていた太陽も落ち着きを見せ始める、そんな寂しいような気持ちをとても上手に表現されているなと思いました。4連目と8連目が特に好きでした。夏を満喫した者たちは、どこに居ようとも必ず自分の居場所へ帰ってくるのだということが、とても切なく描かれていて、夏の子どもたちがいた路上が次第に穏やかになっていく時間を見つめているような、そんな心境が8月の終わりをとても素敵に飾っているように思いました。季節が移りゆくその瞬間に立ち会っている、そんな気持ちになりました。佳作といたします。

*****

以上、4作品のご投稿でした。
今回は、それぞれの投稿者さんの個性を生かした夏を読ませていただき、とても良い作品ばかりでした。
どうもありがとうございました。

夏風邪をひいてしまいました。
熱中症ももちろんですが、夏風邪は長引くので、皆さんも十分にお気をつけください。

編集・削除(未編集)

ビータ   三浦志郎

かつてJAZZ仲間では―

奏でながら旅することを
「ビータ」などと言っていた
何のことはない
「旅=タビ」を逆さにしただけである

アマチュアだった私が行ったのは
長野県岡谷市のライブハウスと
日光ウエスタン村の賑やかし(笑)
それだけだった
旅費に宿泊もちろん自前

仕事となればどうだろう?

プロなら
旅費は向こう持ち
プロなら
移動は日常茶飯
ただ
音楽によって
知名度によって
来訪はかなり違うものになるだろう

豊かであるか
そうでないか
は 旅がその人の位置を教えてくれる

「楽旅」―がくりょ
(楽な旅 楽しい旅)とは書くが
ツアーと呼べばシャレてもいるが

物見遊山と違い
常に
荷物としての音楽あり
マネジメントあり
同時に
音楽を見つめること
自分を見つめること
その土地の聴衆を見つめること

その楽しさと辛さは
せめて「ビータ」とでも言って
おどけるしかないではないか

見知らぬ街の表情
プロフェッショナルな生き方
何かを引きずりながら
明日は何処へ?

酒と旅の日々

編集・削除(編集済: 2023年09月08日 04:40)

記憶廊  妻咲邦香

椅子が「座って」と言った
椅子は昔の私だった
あの時座ってあげられなくて
ごめんねと返事して
腰を下ろした

テーブルが「果物を置いて」と言った
私は温かなストロガノフが食べたかった
食べないけれど果物を置いた
真っ赤な艶のある林檎

昨日が「振り返って」と言った
昨日の姿はどこにもない
試しに後ろを向いてはみたが
私しかいなかった

白くて小さな急須でお茶を注いだ
今度はこれになろうと心に決める
「ねえ、なってもいい?」と聞いてはみるが
「もうなってるよ」と返事が返って
そうか私は急須なんだと納得したら
途端にお腹のあたりがあったかくなった

大きな顔の私に覗かれながら
注いでみせる、得意気に
恥ずかしげに

椅子は納得も拒否さえもしなかった
ただ、気まずさだけが静かに漂い
聞こえない筈の川のせせらぐ音が
聞こえた
いったいどこの川だろう?
望郷は痛いくらいに
咽ながら

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息詰まる日々に書いた詩  ロンタロー

息苦しいのは
何もマスクのせい
ばかりではないだろう
日々感じるこの息苦しさの
正体は何なのか

心が塞ぎ込むのは
何も梅雨時のせい
ばかりではないだろう
日々陥るこの憂鬱な感情の
正体は何なのか

年を重ねる程に
幾重にも容赦なく
重くのしかかる
逃れられない何か

しがらみに足を取られ
息詰まる日常を
漠然と過ごしては
誤魔化し諦めている

近くで鳩が鳴いていた
どこか呑気に聞こえる
そう聞こえるだけで
実際のところは
何処か遠くへ解き放たれたいと
切に願っているのだろうか
ふとそう感じたりもした

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虹をさがす  樺里ゆう

私には
天気雨が降ると
虹を探す癖がある

でも決まって
探す時は 見つからないのだ

太陽の反対側
小雨に濡れながら
曇り空に視線をめぐらせても
虹は見つからない

またある時は
ベランダから身を乗り出しても
曇り空の中に虹は見えなかった

虹が見つかる時は、
ーーいや、私の目の前に虹が 
立ち現れるのは、

アルバイトに遅刻しそうで走ってた
大学二年の秋の日とか
自転車で帰るのにレインコートを持ってきていなかった
中学三年の冬の日とか

そういう時だった

そしたらわたしはいつも
立ち尽くして
天気雨に濡れながら
数分だけ 虹を見つめていた

薄くなって消えていくまで
虹を 見つめていた

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100ねんご  じじいじじい

100ねんごせかいはどうなっているかな
かがくがすすんでいるのかな

しぜんがなくなって やまやうみが
なくなっていたらいやだな
かがくはすすんでもしぜんいっぱいの
ちきゅうのままがいい

かがくはしんぽしてもひとのこころは
なくならないでほしい
やさしいみらいがいい

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三浦志郎様 「証」の御礼 ベル

三浦様、「証」の感想をありがとうございました。また、新しい作品が出来たら投稿します。その時は、よろしくお願いいたします。

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グレーテルその後 紫陽花

魔女をかまどにくべてしまった後
グレーテルは気づいてしまった
私の仕事はこれだということに
魔女がすっかり燃えてしまった後
お兄ちゃんにも自分にも
笑顔が戻ったように
燃やすしかない魂は絶対にある

悪意のある思い込みの
塊になってしまった魔女は
どこにでもいる
そしてかまどは
燃やすことが大好きで
かまどとグレーテルは
意気投合した
あれから毎日グレーテルは
魔女を見つけては
順番に燃やしている

そんなかまどとグレーテルの
視線を私は最近感じている

年を重ねてきたせいか
秋が深まっていくせいか
私は寂しがり屋になり
若い子が妬ましく
私の私だけが信じている決まりを
若い子に世間に押し付けている
それに逆らう者が腹立たしい
水分が少なくなってきた体は
少し枯れ木のようだ
かまどにくべると よく燃えるだろう

今日も森でグレーテルが
魔女を燃やす
今日の魔女は誰だったのかな

もしかしたら
私だったのかもしれない
森の奥で白い細い煙が
すーっと上がっているのが見える

編集・削除(編集済: 2023年09月07日 20:52)

マシな方さ 喜太郎

世界は広く
世界は美しく
きっと大部分が美しいから
汚れが目立つんだよ
人間は優しく
人間は賢い
きっと大多数が優しいから
間違いが目立つんだよ
汚してしまっても
元に戻そうとする人がいる
過ちを繰り返しても
それが過ちだと言う人がいる
今朝も見上げた空は青くて
自然は人に何かを伝えようとしてる
今日もすれ違う人は多くて
心の中には大なり小なり優しさがある
夏の暑さがニュースになるなら まだマシな方さ

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8/20日に選評をしていただいた三浦志郎様へ 選評のお礼

三浦志郎様へ 選評のお礼

まずは返信に遅れてしまったこと、大変申し訳ありません
三浦志郎様が「砕けた月の欠片を瓶に詰めて」に関し、理解してくれたこと、大変うれしく思います。
イメージは概ね合っています。

わたしが文章のなかで「/」を多様したこと
それは
「相容れないもと離れられないもの」
を現すものです。
ただこの「/」は正直自分の判断になってしまいました。
自分のなかである程度納得しています。
あとはこれをもっと読書にはっきり伝わるようにしたらもっといいのでしょうか?

また投稿してみます。
三浦志郎様、選評ありがとうございました

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