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編集・削除(編集済: 2023年10月25日 04:10)

旅するCHART(譜面)  三浦志郎  6/2

音を旅する記号

そぞろ歩きの
メディアム・スロー
心湧きたつ
ジャンプ アンド ファースト

NOTES(音符)が
階(きざはし)を登り降り
五線の広野を
響きの中で拓いて行く

瞬時に現れ
消えゆく道を導き
幸いをもたらしてくれるだろうが
かたときも逡巡は許されない

ビートの地平に
フレーズの風の中
私は器を操り
音符を興し
音符に守られ
愛器と共に往く旅人になろう

CHART(譜面)が
旅の先駆けにして案内者
痩せ尾根の向こうを目指す
音旅の守り人

背後には跡形もない
前途のみがある
音旅は続く
その祝着を期している

編集・削除(編集済: 2023年06月02日 14:57)

タンポポ  freeBard

たとえ私一人がこの一雫の水を惜しんでも 世界は何にも変わらない
馬鹿だとみんなが嗤ってる

野原で転んで膝擦りむいた 助けたタンポポ笑ってる 
馬鹿だとみんなが嗤ってる

テレビのニュースで人が死ぬ 遠くの国なら関係ない
名前も知らない遠い人 目にも入らぬただの草


関係ない 関係ない みんながそう言う 関係ない

踏んでる草も関係ない 殺した虫も関係ない
魚を食べる 肉食べる 野菜は嫌いだ捨てちまえ
あたりまえだろおれたちは 言わずと知れた人間様

だからなんだと大地が割れる 陽射しはグラグラ照りつける
そんなときだけわかってる 敬意と畏れを抱いてる
だけどそれきり諦めて 天災だからと考えない
結局だあれも気がつけない

今この一雫の水を大切に想っても 津波が引いてくわけじゃなし
あたりまえだろそんなこと おまえは馬鹿だとみんなが嗤う

自分もたかだか自然だと 自然の中の一部だと
本当のことには知らんぷり 不便になるのは嫌だから

関係ない 関係ない あたりまえ あたりまえ
大きな森に逃げ込んで 思い込みで目が見えない

本当は不安な胸の内 みんなでいれば怖くない
そうしてますます目が見えない
だからせっせと灯を灯す
ギラギラ機械の灯を灯す

ギラギラギラギラ照らされて ピカピカ輝く思い込み
科学だ 進歩だ 人間だ ステレオタイプの九官鳥
ほれ見ろ あそこのあのビルを
アホウドリさえ飛び立った

それでも進歩も大切だ だからみんなで考えよう
フザケ半分でもいいよ シャレで世界を憂うフリ
本気で憂うヤツなどいるもんか それがどうやらいるらしい
成程そういうこともある 色んなヤツいておもしれえ

どちらが優れているのでなく どちらが正しいわけでもなく
ほほぅと唸る愉しさを 互いに交換すればよい

小賢しうるさい奴もいる まあ、まあ、ひとつ聴いてみる

野原に根差す意志がある 堅く貫く意志がある
虐げられた夜の扉を開かんとする信念は 風を熾して種を運び
対話の種をひらく光は 時空を超えて文化に宿る

あちら側とこちら側 立たねば知り得ぬ景色もあろう
向こうに立つのに邪魔なもの
それはいつでも翻り こちらに立つには大事な指針

正義だ主義だ経験だ 事実 真実 科学の粋
それらを信じるあっち側

感謝 寛容 可能性 伝説 神話 普遍性
それらを信じるこっち側

いやいや二極だけではない
そっちもどっちもバッジは様々
十人十色の千色万花

正義や信念とかいう思い込みに気をつけて
彼の話し終わるまでの僅かな数秒間
知らない国の音楽でも聴くように
彼の話を聴いてみよう

君の話も聴いてみよう

いつでも何かのキッカケが
平凡な野原にだって埋もれているかもしれない
どんなことにでも まさかがいつでもありえると
偉そに誰かに教えてやり 良い気分になってやろう

不純な動機でいいんだよ 私が良ければそれでいい
そんな気持ちはいつもある 色んな気持ちが誰にもある

人の心はまったくお天道さん 雨降り晴れて火事オヤジ
がっかりすること多いけど 明日は明日の風が吹く

今日のアイツは明日にはいない 今日の私も明日にはいない
変化が見えずにイライラしても ちょっとちょっとは進んでる
少し多めに見てやるか 少し多めに見てください

あたりまえ ありえない みんな言ってる ジョーシキだから
そんな思い込みの向こうに花が咲く
誰にも綺麗な花が咲く

よく晴れた朝の光にタンポポは花開く
当たり前とはそういうことなのだ

私たちに決めつけられることなんて
実はひとつもないのだろう

唯の一つもないのだろう

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齋藤純二様 御礼  やまうちあつし

齋藤純二様
拙作へご批評をいただき、ありがとうございました。
後半をどうするか迷ったのですが、ご指摘について考えてみたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。

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アイスブレイクは砂糖がとけるように  朝霧綾め

誰か人と仲良くなることは
氷がとける、というのとも
少し違う気がする

分厚くて固い 氷よりも
もっとさわやかで
もっと素早い
例えるなら そう
紅茶の中の砂糖
入れた途端さっととけて 
すぐに見えなくなってしまう

打ち解けるまでに
長い時間がかかるのだとしたら
それは
カップの場所を探すのに
少し手間取っているというだけのこと

気おくれや先入観が
少し邪魔をしても
ぜんぶ 砂糖と一緒にとけていく
カップを回せば
琥珀色の液体が
すべてを包んできらりと輝く


アイスブレイクのブレイクは
壊す、ではなく
休憩、かもしれない

私は今日も新しい友だちに
話しかけにいく
この子が大切な人になるかもしれない、
と思いながら
「アイスブレイク」する

頭の中には
一組の紅茶のティーカップ
どうぞ、と渡すように
おはよう、と笑って言った

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秋冬様へ。おめでとうございます。  (青島江里)

このたびは、日本現代詩人会入会おめでとうございます。

実生活をゆく人の中にあるもの寂しさ。隠そうとしても滲み出てしまうもの。ふだんの生きていくことについての内容が、とても印象深い秋冬さんのスタイル。ご入会により、益々その世界が広がり、磨かれますように。

本当におめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。

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紫陽花に戻っていいですか

私の名前は紫陽花
今でいうところの
きらきらネームだ
 
幼稚園の頃まではよかった
平仮名で書けたから
私の靴にも帽子にも
お道具箱にも
ひさえって書いてあった
みんなひさえちゃんって
呼んでくれた
嬉しかった

小学校に上がると
問題は起こり始めた
なんて読むの?と
聞いてくれる子はまだいい
いきなり
読めないね 
漢字ばかりで
日本人じゃないの?
大学入試の時に
名前を書くのに手間取って
落ちるよ?
名前の漢字は綺麗なのに
顔が綺麗じゃないね?

学校で病院で店で
何千回も何千回も
読み方を聞かれた
そしてその都度
私の名前に感想を頂いた

うんざりした私は
ある日平仮名で
名前を書くことにした
私はまた幼稚園の頃のように
自由になれた
嬉しかった

ひさえになって10年経った
私の名前を付けてくれた
父が亡くなった
私の何かも無くなった
そんな気がして
私は紫陽花に戻ることにした

今度は聞かれる前に
にっこり名乗って
父が付けてくれた
素敵な名前なんです
と感想を聞く前に
言ってしまおう

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秋冬様 おめでとうございます

日本現代詩人会入会おめでとうございます。
秋冬様の詩を読むと気持ちが落ち着きます。
ますますのご活躍お祈り致します。

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日本現代詩人会入会おめでとうございます!

秋冬さん、この度は日本現代詩人会入会、年間新人に選出おめでとうございます!
とても素晴らしいですね!秋冬さんの作品はひとつの出来事に真摯に向き合い、
鋭い感性を活かしながら表現する、読後も忘れられない余韻のある作品が多く
MYDEARで評を書きながら学ばせていただいておりました。
これからも益々のご活躍お祈り申し上げます。

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探していた  樺里ゆう

かつてのわたし
小中学生だった頃のわたしは

自分がよく映る鏡を
探していた

他人という鏡を

小学六年の頃
誰某くんがわたしを好きだいう噂を聞いたら
その人のことを少し意識するようになり

中学三年の頃
やたらと目が合う人がいて
彼の後ろ姿を
授業中につい見つめていた

どちらも性欲は伴わず
世間で恋と呼ばれるものだったのか
今もわからない

ただ あの頃のわたしは
自分が綺麗に映る鏡を覗き込んでは
自分という存在を
少しずつ
踏み固めていったのかもしれない

その意味で言うなら
あの頃のわたしは
他人とちゃんと向き合っていたとは言い難い

しかし今のわたしが
他人の目に映る自分なんざどうでもいいと
思えるのは

かつてのわたしの
おかげかもしれない……
なんてね

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日本現代詩人会入会おめでとうございます。  滝本政博

秋冬さま

この度は日本現代詩人会入会おめでとうございます。
マイディアの仲間としてとても誇らしいです。
ますますのご活躍を期待しております。

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