◆ここは「MY DEAR掲示板」です。
詩をある程度の期間書いている方、詩に意欲的に取り組みたい方、詩人に向け成長を目指す方はこの掲示板をご利用下さい。
あなたの詩をしっかりと読み、評や感想を、しっかりと書かせて頂きます。
ここから詩人として巣立った人は数知れず、です。あなたの詩を継続的に見守り、詩の成長を助ける掲示板です。
(あのーー、私が言うことでもないんですけど、詩は自由を旨としていますから、どこにでも投稿しようと思えば、投稿できないところはないんですけど、いきなり大きなところに挑戦しても、世の多くのものがそうであるように、ポッと書いて、ポッと通用する、ポッと賞が取れる、なんてことは、まずありえないことというか、相当に稀有な話なのです。
やってみることは止めませんけど、大きなところのノー・レスポンスにがっかりしたら、
あきらめてしまう前にMY DEARに来ませんか?
MY DEARは投稿された作品全部に評をお返しします。
本来、こつこつ実力をつけてから、賞などに挑戦するのが、スジだと思いませんか?
MY DEARはあなたのこつこつを、支援するところです。)
なお「MY DEAR掲示板」では、新規ご参加の際に、ペンネームとメルアドの届け出が必ず必要です。
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このたび、
● 山雀詩人さん
の、免許皆伝が決まりましたので、
皆さんにお知らせ致します。
山雀詩人さんの初参加は2020年11月なので、2年と10ヵ月ですね。
よくがんばられました。
決して一本道ではありませんでしたが、
左右に揺れながら、でもコンスタントに少しずつ前に進まれ、
最終的に自分のスタイルを確立されたという印象です。
ここ何ヶ月かの詩は、私、言うことないですよ。
もう外部参加していっても、だいじょうぶ通用するレベルです。一人前の詩人と認めます。
このたびは免許皆伝、本当におめでとうございます!!
鋭くて柔らかい笹の舟の先っちょが ぼくをめがけて降り注ぐ
とてもなつかしい気分ではあるけれど たまにはチクッと痛いかな
みんながぼくと遊んでくれないから ぼくはひとりで笹舟 川に流してた
みんなのいないところへ行きたくて ぼくの気持ちがたくさん川に流れてった
かなしくなんかなかったよ さみしさだってそんなにない
ぼくにはぼくの世界があったから ぼくはひとりでもたのしかった
きみはぼくと遊んでくれたけど みんながきたらぼくは他人
きみはそれがはずかしくって そのうちにみんなと一緒にぼくを嫌ったけど
ぜんぶわかっていたからだいじょうぶ
きみの気持ちを想うとき
ぼくがみんなに嫌われることよりも きみがちょっとだけかわいそう
自分自身にのみこまれて きみもやっぱりつらかったろう
君はあれからここまでに 随分と遠くまで来ちゃったと思っているのかな
ちがうよ なんにもかわらない
僕は今でもあそこで笹舟流してる
たくさんの舟がこうして空から帰ってきてくれて 僕はとっても嬉しいんだ
たくさん川に流して手放した気持ちを込めて 僕はこれからまた唄を唄うんだよ
君にも聴かせてあげるからあの川まで帰っておいで
今度は僕が君と遊んであげるから
今度は君も僕の笹舟に乗せてあげるから
とりあえず思いのままにバーーーっと書いて、少し推敲をした段階のものを投稿させて頂きました。私もやはり同じような部分が気になり、行ったり微妙に戻ったりする気持ち悪さを感じていました。これから大幅に削って少し足して滑らかかつ効果的に接続して作っていってみます。今回もどうもありがとうございました。
「暑い暑い 夏」に評をありがとうございました。
後半に行くにつれて、良くなったんですか?よかったなー。
井嶋さんはじめ読んでくださる皆さんに内容はお伝えできるかな、と
少し不安がありましたので、読み応えを感じていただけたなんて、驚きもありました。
たくさんのお優しい言葉でわかりやすく評をいただき、心まで温かくなれました。
今回もありがとうございました。
井嶋様へ
この度は「8月の終わり」をお読みいただきありがとうございます。
この詩は、過ぎていく夏を表現しようと思い書いた詩です。
風鈴の音や子供たちの声が次第に遠くなり、何か寂しい気になりましたが、仕方のないことだと改めて感じました。
これからは秋となり、過ごしやすい季節となりますね。
秋についても書いていこうと思いました。
佳作の評価感謝です!次回も宜しくお願い致します。
今朝は 音楽の はいってくる日
こころのなかに 小川が流れている
その小川のおとと一緒に 音楽が流れている
静脈 動脈 その他のあらゆる器官を そよ風のように揺らして
ゆらゆらと揺らして 音楽が入ってくる
私のからだと音楽は しずかに
とてもしずかに はなしをしている
限られた時が 永遠のものとなり
その永遠なる色をも 曖昧にして
いま わたしは
音楽と はなしをしている
もう何もかもやり尽くしたよね
子供の頃に遊んだグラウンド
木の下に座ってみる
走馬灯のように甦る
懐かしいとき
すっかり脱力して気も抜けてしまった
きっと夏の暑さのせいさ
子供の頃に遊んだグラウンドで
俯きながらほっつき歩く
今はただ涙が頬を伝って
力をすべて使い果たした
今はただ涙が流れるだけ
子供たちが遊ぶのをただ見ていたい
けど僕の眼は虚空を彷徨っている
僕の肩に再び力が宿るのはいつ
何もかも出し尽くしたんだ
子供の頃に唄った歌
小声で口ずさんでみる
走馬灯のように甦る
無垢だったとき
流れる涙の訳は何?
もういいのさ
もういいのさ そんな事
遅くなりましたが、太古の車窓の評価を本当にありがとうございます。思ったよりも、こんなにもいい評価を頂けるとは思いませんでした。タクシー内で見た夕暮れの空を描いたものです。
仕事を終えて
私は一人バスを待つ
夕暮れのバス停で
一匹の蜘蛛が巣を作り始める
腹部から糸を張りながら
縦糸で放射線状に
横糸で大小の円を
紡ぐように踊るように
器用に足を動かして
網を繋いで足場を築く
夕陽に照らされる蜘蛛の巣
小さな同心円の中心にいる蜘蛛の影
一仕事を終えた蜘蛛
暑い夏の予感
バスはまだ来ない
海峡に 夕闇が押し寄せる頃
小さな燈台に火が入る
たんたんたんたん
たんたんたんたん
ぽんぽん船が海峡を行く
ぽんぽん船が波を切る
ゆらゆらゆらゆら
ゆらゆらゆらゆら
波間に揺れる
夜光虫の青いひかり
ぽんぽん船がつくった波が押し寄せ
青いひかりが激しく揺れる
釣竿に引っかかった夜光虫
振り払うと 一筋の青いライン
糸を引く青の流れ星が
紅(くれない)のともし火と交差する
振り返ると父が笑う