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枯れ木も

FUKU様

立秋を過ぎましたが、蒸し暑い日が続きます。如何お過ごしでしょうか。
時折襲う文字通りバケツをひっくり返したような雷雨には恐怖さえ感じます。明け方4時頃の雷雨では10分ほど停電する始末です。これからもより気象の状態は厳しくなっていくと思うと不安になります。どうか穏やかな日々であります様にと祈らずにはおれません。

最近何十年かぶりでベートーヴェンのピアノソナタ第31番変イ長調作品110に親しんでおります。とりわけ第3楽章のフーガですが、若いころ先生に言われた様にもっとバッハのフーガを勉強しておけば良かったと後悔せずにはおれないほど難しく感じ、挫折感を味わっている始末です。
聞き手でいた方が表現者でいるより遥かに幸福で実り多いと自身に対して文句を言うのは恥ずかしいものかもしれません。もう少し頑張ってみますが、ベートーヴェンの最後の3つのソナタは演奏技術と表現力の最も高い接点を求められる難解な作品であることは疑うべくもないとため息をつくばかりです。趣味の範疇の話しですのでたかが知れていますが。
学生時代の友人が卒業演奏で31番のソナタを見事に弾きこなしたのを聞いて以来31番には近づかないようにしておりました。人生も残り少なくなった今になって遅きに失しますが、最後のあがきか未練と言うのでしょうか、楽譜を開くだけは開く今日この頃という訳でございます。若い時の目標はベートーヴェンのソナタ全曲を一度はさらっておくでしたが、とんでもない、5分の一がやっとの有様です。正直に恥をさらしております。もちろん最初から告別やハンマークラヴィーアは勘定に入れておりません。演奏不可能です。

今、オープンリールデッキでテープを再生しながらセルジュ・チェリビダッケの1970年代からの演奏を聞いております。当時FM放送でチェリビダッケの演奏がオンエアされておりましたので一生懸命テープデッキを回したのが懐かしいです。これらの演奏は今では正規盤としてCD化され購入出来るのは何よりだと思います。
個人の感想ですから気にしないで頂きたいのですが、オープンリール38cm2トラックで録音した音はエネルギー感と臨場感に大変優れていてタンノイで聴くのにふさわしい音源だと感じています。FMの音は良くないのではと言うご意見もおありでしょうが、特別に調整していないと思われる放送音源は大変リアリティーを持って聞こえます。コンサートホールの雰囲気がそのまま聞こえるような気がして満足しております。個人的な意見です。

1977年の初来日からチェリビダッケが来日するたびに実際の演奏会場でしか味わえない音楽との出会いを求めて演奏会に通いました。当時、友人など熱心なファンの方々は海外にまで遠征してチェリビダッケを聞きに行っておられましたが、こちらは毎回渡欧する機会はあるもののチェリビダッケの演奏会に出会う事はありませんでした。取りつかれたようにミュンヘンのガスタイクなどに遠征する方々を見ていると少しばかり怖く感じたのが正直な気持ちです。臆病者の言う事ですから聞き流してください。
欧州では指揮者はオペラハウスで鍛えられなければ駄目だと言います。管弦楽曲畑で活躍し学んできた小澤征爾も随分オペラを勉強した成果としてウィーン国立歌劇場の音楽監督を拝命したのでしょうし、優れた指揮者は皆オペラを振っています。ホルスト・シュタイン、マルチェロ・ヴィオッティ、カルロス・クライバー、リカルド・ムーティ、クリスティアン・ティーレマン、ペーター・シュナイダー、ドナルド・ラニクルズ、ブルーノ・カッパネッラ、ステファン・ゾルテス、ズビン・メータなどオペラハウスの天井桟敷で聞いて感銘を受けた指揮者達を数え上げればすぐに指が足りなくなります。
ところでチェリビダッケは記憶に間違いなければ「オペラは音楽ではない。」と言っていたはずですが、オペラの序曲は彼のレパートリーでしたし、最近知りましたがオペラを振った音源も残されているそうです。チェリビダッケの様に偉大な指揮者は皆オペラを振れるのは当然と言うところだと思います。
多分、欧州で言うところのオペラハウスで鍛えられなければ駄目だと言う見解は的外れではないと感じます。素晴らしい交響曲の演奏をする指揮者は皆、オペラハウスでも素晴らしい指揮者でした。ささやかな経験から物を申しておりますのでお許しください。

素敵な再現力を持ったスピーカーが音楽人生をより豊かにしてくれるのはとても幸せです。
タンノイとの出会いはとても幸運なことだったと感謝して音楽を聴いております。
天満敦子の演奏をご紹介頂きました。同一の物を持っているはず(整理が悪くて直ぐに出て来ません)ですので探し出して改めて聴いてみようと思います。

枯れ木も山の賑わいと申します。本掲示板がより豊かになります様にと願ってやみませんので枯れ木の一本ではございますが、投稿させて頂きました。長く続いております本掲示板ですのでどのような内容の投稿をさせて頂くのが良いのか判断出来ませんでしたので今回は少しばかり個人的な事を書きました。本掲示板は基本的にはタンノイとオーディオに関する投稿を主体とする場所でオーディオに関連しない内容はふさわしくないならご注意を賜れれば幸いでございます。
これからも楽しくいろいろな事を教えて頂ければ嬉しく思います。

長々と失礼いたしました。ありがとうございました。

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自動筆記様 私がタンノイを聴く曲は「シルクロード」とモーツアルト「ハープとフルート協奏曲」の二曲以外はベートーヴェン「フィデリオ」、「ミサソレムニス」、「ピアノ協奏曲5番」他交響曲3,5,7,9それに後期ピアノソナタと弦楽四重奏曲、合計で20曲ほどです。ピアノソナタは101,106,109,110,111だけで106を一番聴いています。110番が弾けるとはうらやましい限りで私は縦笛、ハーモニカすらまともに扱えません。 106の次に好きなのは111。ベートーヴェンで印象に残る出出しは交響曲5番と弦楽四重奏で「そうあるべきか」、「そうあるべきだ」と音符に書かれた135番。 111についてはルーヴィンシュタインが自由を表現したものだと語っていたことを記憶している。 会画はゴッホ、シャガールなどギリシヤ・ルネサンス風でないものも好きだが音楽だけはロマン派は好きになれない。シャガールはサーカスの絵を好んで描いていてロシア革命の行く末を語ったか『放蕩して破産した富豪と理想を失った革命はサーカスに似ている』と語っていた。私は「感心」は悪い意味でも使える言葉と思っている。人はあまりのあくどさ、悲喜劇にサーカス的な関心・悪寒その他の感情を催すのではないか。 それに対してある対象に帰依することを感激と呼びたい。 感激は個別的で心情・信念・信仰と親縁性がある。 私がベートーヴェンに抱く感情は感動だ。個別的な崇拝者に対する帰依ではなく、普遍的な理想のヴェクトルを含む人の生き方に関し「そうあるべきか」、「そうあるべきだ」と胸に刻むように語りかける曲はベートーヴェンしかないと思っている。 貧乏だったのでポリーニのベートーヴェン公演を聴く機会はなく、わずかに10年ほど前ツィンメルマンの109,110,111を兵庫県のホールで聴いただけだが、腰痛で公演が延期されたためか、一曲で2,3箇所エラーしていた。

アナログではケンプ、バックハウス、CDでは数人のピアニストの演奏を聴いているが、ポリーニの演奏を越えるものには、出会っていない。

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自動筆記様の音楽と共に歩んでおられる人生を描いた文章に触れて、とても感謝しております。人生は神から与えられたものです。音楽を表現できる幸せは、他では得られない大きなものがあると思っています。

ピアノを通して、人が生きていることを実感する時間。ベートーヴェンのピアノソナタ第31番の響きは、芸術の世界への大切な道を作っておられると感じています。その人の持つ繊細な部分に宿っている大切なもので、創られねばならない大切なもののような気がします。この文章を読み、私は、リヒテルの演奏を聴いています。これは、やはりベートーヴェンという天才の作ったものだと、曲の偉大さや美しさに聞き惚れました。

オープンデッキの音は、音楽再生に必要な、分厚い音場を再現してくれます。欧州では指揮者はオペラハウスで鍛えられなければ駄目だという話やセルジュ・チェリビダッケの逸話は大変興味深い話でした。また、タンノイに関する素敵な再現力を持ったスピーカーが音楽人生をより豊かにしてくれるのはとても幸せの感想には大いに同感いたします。
私も日々タンノイとの出会いはとても幸運なことだったと感謝して音楽を聴いております。

今回の自動筆記様のお便りは、音楽の神髄をついたもので、多くのからの共感を得うる内容だと判断しております。音楽論、オーディオ感など、ぜひ、これからもお寄せください。

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夏場のオーディオシステム

これまで名前のタイトルを見て反射的に入力していましたが規約によりハンドルネームに変えました。さて、9/13朝、知人から家族二人がコロナにかかったのでシンフォニーのチケット二枚もらってくれますかと電話。当日夕からでしたが、ショパンコンクールで入賞したピアニストということで丁度夏場のタンノイはピアノソナタの音がオルガンのように太くなりくどくなる原因を探る目的で行くことにしました。夏場は湿度が高いのでオーディオの音が悪くなるとは常識的によく言われていることですが、ホールでの実演はどうなのか聞いて調整の足しにしようと思ったのです。行ってみて角野氏という若手とポーランド女性指揮の楽団とわかり、10年ぶりくらいのホールに反射板等の釣り手は残るが反射物がぶら下がっていないことを確認。速いテンポのピアノ曲の音は大きく聞こえオルガンのように太い音にはなっていない。冷房が良く効いて湿度は低いと感じたが、以前ムーディーの「新世界」とピアニスト辻井さんの「皇帝」を聴いた時は小さく音響効果の少なさを感じたが楽団の「新世界」の音響効果も大きかった。後ウィーン放送楽団の「エロイカ」が該ホールで聴いたすべてで指揮者・演奏者・楽団さらに曲目の違いは感じた。 しかし、湿度の高さだけで夏場のオーディオの音が悪いとはいえないと感じた。そこでタンノイを中心にインターネットの諸ウェブサイトを調べると銀ケーブルを使うとよい、昔はチャラチャラした音になっていたが最近のものは特殊加工をするので伝道の良さがそのまま表現されているとのユーザーや販売店の複数の感想や宣伝を見た。私はオーディオ論評にはオカルト的なものや科学的論理的に証明されないが確かに音が良くなる不思議な処理もあるが円安と金属高だから採用すると高いものになる、慎重に検討すべきとさらに検索すると、銅と銀の伝導率の差は数字的には僅少に近いこと、それより温度差による伝導率の違いが大きいことが確認できた。超電導は絶対零度に近づいて起こる現象だったことを思い出す。 そういえば、タンノイで聴く冬場のベートーヴェン106番は象牙のような白が目に浮かび天衣無縫な打楽器の音。夏はオレンジ色が浮かびオルガンや弦楽器を思わす伸びすぎる音だった。

音楽の実演は物の接触により生まれた音。しかし、オーディオでは電気信号の伝送の意味が大きい。 最近は電力需要の逼迫で電圧も下がり気味という。温度が高いことによる伝導率の悪化を考えなければならないと感じた。 加えてタンノイは木製、私のように真空管にヴァイオリンの材料であるスブロースを載せるなど多種多様な物・アクセサリーを楽器のように利用するオーディオでは電気信号伝導上のトレッキングエラーが木製品の高温による膨張などに相乗されピアノの音を悪くすると推測した。
そこで、スプロースを下ろし、パワーアンプの真空管に載せるものをカンカン石だけにすると幾らか改善された。エアコンと除湿器による改善と合わせると聴けない音ではない。 何事も改善は仮説・試行錯誤の連続で自分から限界を見切ってしまうことはありません。物理的なアクセサリー使用や配置と電気的な改善は偏りすぎなく車の両輪あるいはバランスの問題と考え、いろんな組み合わせを試すと必ず程度の差はあれ改善するものです。

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LPレコードのスタビライザーとして(ただしピアノ曲、ピアノ協奏曲に限る)、「ヘラクレス」名で販売されたカーボン製で神殿風の柱を躯体にし、柱内部が人工石英のものは大編成の曲ではCD風の平板な音に聞こえるがピアノ曲では瞬発性に優れ立体的に聞こえる。そのことを思いだし、真空管の上にスプルースに換えて人工石英を載せることを思いつく。載せることが可能な者として20年近くお蔵入りしていた亀形のものしか見当たらなかった。座りが悪く少しの振動で滑り落ちてしまう。ポリーニ演ずるベートーヴェンの106,109,110,111のCDを聴くと、高音は減衰が早いためか玉を転がすという表現以外思い浮かばない美音だが低音が高音と分離してピアノとオルガン協奏曲のようで非常にゆったりした(演奏時間が変わるのではなく感覚的なものだが)演奏となる。調整に使っているシルクロードをCDで聴くと、知人や評論家の「葬式・死の世界」、「死期を迎えた犬はベートーヴェン・モーツアルトを聴いても吠えるが、シルクロードを聴くと吠えずに安らかに死んだ」という言葉を思い出すスローな演奏。50年近く前のNHK再放送もそんな遅い音だ。
しかし、躍動感・立体感に欠けるので私の好みではない。そんなわけで、湿度の高い夏に真空管の上に人工石英を載せる試みは失敗と思った。
シンフォニーホールの批評なども再度調べ、サントリーや大阪中島の相似形で2千人も収用できるそうだ。ホールが満杯となることはあまりなく、二階・三階の客席が空くと直接音で山びこのように調和を乱す音が聞こえ違和感を覚えることがあるらしい。

ヘラクレスのようなカーボンと人工石英を組み合わせたハイブリッドの真空管への置物で聴いてみたいが、上部が楕円又は円形に近い真空管への置物の作成はかなりむつかしそうだ。それに、低音が尾を引くのは湿度よりやはり電力需要の影響が一番の影響のようだ。300Bをパワーアンプに使用したものに比べユニゾンリサーチのパワーアンプは各400w。200V電源をCSE800と1000の水晶再発振で使っているが800を繋いだ845真空管は時々カタカタと震え悲鳴をあげている。時々中古CSE1000が出回るが、100ヘルツ等50,60ヘルツ以外の出力が出来ないようなので購入を控えている。

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協和様

 いつものことながら、タンノイの音作りの改善の努力には、頭が下がります。
タンノイを聴きこんでこそできることだと思います。
音作りは、ケーブル、インシュレーター、スピーカーの位置、球の交換など、考えられることを、
こつこつやることで、少しずつ、その人の理想の音の近づいていくようです。お便りありがとうございました。

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台風は大丈夫ですか?

FUKUさん、台風が大変そうですね。

仙台方面にも向かって来そうですが、九州は経験の無い大荒れになりそうです。どうかお気をつけて、被害の出ないことを心より祈っております。私は9月になってやっと夏季休暇が取れ、奥州から岩手の龍泉洞旅行を計画していたのですが、台風の進路にあたるので旅館、ホテルを全てキャンセル、楽しみにしていたのに残念ですが仕方なさそうです。家で大人しく音楽を楽しむ事にします。

今回の台風は日本列島を縦断しそうです。皆さんにも被害のないことを祈っております。

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KANさんへ

今度の台風は、とても大きく、夜寝ていても、雨や風が音が怖くて眠れないぐらいの台風でした。
九州各地は大変でした。しかし、大宰府は、進路が少しずれていたので、大きな被害もなく、
ほっとしています。今頃は、KANさん東北の方に向かっていくるのでご注意ください。
お便りありがとうございました。

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ありがとうございます

1台だけ様
アナログのボケ、滲み、揺らぎが魅力や安らぎに通じるとのご教授ありがとうございます。
精度が高すぎないところにアナログの魅力があると考えられるわけですね。
なるほどと合点がいきました。
これからもいろいろ教えてくださいますようよろしくお願い申し上げます。
感謝を込めまして。

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嬉しく思います

FUKU様
 過分なお言葉を頂き大変嬉しく思います。枯れ木ではございますが、本掲示板がより賑わいを増します様にこれからも投稿させて頂きたいと思います。
あまり力を入れますと足を踏み外してしまいそうなのでまずはゆるゆると参りたいと思います。よろしくお願い申し上げます。

KAN様
 拙い投稿を読んで頂けて大変嬉しく思います。ありがとうございます。当方、縁がございまして仙台に友人が複数おります。年に数回は仙台にお邪魔して友人たちと一杯やっております(ご多分に漏れず国分町あたり・・・)。
 中古の輸入盤を扱っている仙台レコードライブラリーにもその時顔を出して数枚ほど手に入れたりしています。
 音楽が聴ければCD、レコード、テープ、FM放送いずれの音源でも拘りませんが、いまだにレコードに魅力を感じるのはどうしてなのか自身でもあまり分かりません。テープもオープン、カセットといまだに聴いております。
 もしかしたら感性が昔のままなのかもしれません。「古い奴とお笑いでしょうが」ですね。
 これからもよろしくお願い申し上げます。
 

 

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アナログの音には微妙なボケ、にじみ、揺らぎがあり、そこに魅力、安らぎがあるのだと思います。デジタルをうまく鳴らすコツは如何にそれらを良いように出すかにかかってると思ってます。

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中古LP購入

猛暑も過ぎて秋風の吹く仙台です。

van Ardenさん、GRFとマッキントッシュ・ウエスギの組み合わせでしょうか?片チャンネルが不調ですか。思わず修理調整したくなりますね。元の持ち主はどんな方でしょう。

先日、久しぶりにhard offに行ってみたら珍しい中古LPがあったので思わず買ってしまいました。1枚はモーリス・デュリュフレのレクイエムでキリテカナワのソプラノです。録音もよくとても美しいレクイエムでした。もう一枚はダビット・オイストラフ追悼記念輸入盤で、初期モノラル録音の2枚組でした。さすがに録音は最上では無いのですが、モーツアルト、バッハ、ショスタコービッチと名盤が網羅されて、ゆっくりと楽しめそうです。最後の一枚はルービンシュタインのブラームス小品集、どれも傷は少ないのですが埃のパチパチがあまりに酷く、レーベル保護の器具を使いながら全部薄めの中性洗剤で手洗いしました。パチパチはかなり減って音質も良くなった気がします。この辺の処置は皆さんそれぞれ一家言お持ちでしょうね。ついでに入れたCDはFUKUさんのお薦めの「祈り」と間違って購入した同シリーズのアダージョです。間違っての購入でしたが、広い音場にパイプオルガンを背景にバイオリンが凛と響きこれも素晴らしい内容で愛聴盤となりました。新しく購入したカートリッジの調節にも慣れて秋の夜長を楽しめそうです。

追伸:久しぶりに深夜一人で聴く機会があったのですが、日中と比べて音場の広さや静けさがとても良い印象で「電源を見直そうか」などと言うオーディオ虫が盛んに囁きかけて来て困っています。

引用して返信編集・削除(編集済: 2022年08月25日 21:04)

今の投稿で、自動筆記さんと書くところを音楽人さんと書いてしまいました。本文を訂正出来ず、ここで訂正致します。

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心のこもった返信、有難うございます。同時にとても恐縮しています。
私もFUKUさんの求めている音の方向は似てるのかなと時々思う事がありますが、FUKUさんの音楽とオーディオに求める高みはとても高く、比較するにはおこがましいというのが正直な所です。FUKUさんのシステムを拝見して失礼を承知で私見を述べさせて頂きますが、アナログ、デジタルのプレーヤーを拝見しても、また単にビンテージと言われるシステムを追われるのでもなく(この中に素晴らしいものがある事は理解します)、オーディオの基本となる音の骨格や分解能を大切にしながら、その上の音楽を聴く上でとても大切な響き、調和、音の自然さを求めてられてシステムを構築されている様に感じます。そしシステムの置かれたお部屋はFUKUさんのお人柄そのものですね。音楽を聴き、その中に身を委ねられる空間、羨ましい限りです。私もゆっくりですができる範囲で後を追わせて頂きまます。

この前に投稿されていた音楽人さんのお話も、楽しく拝見させて頂きました。今後も皆さまのご投稿を楽しみに拝読させていただきます。宜しくお願いいたします。

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KANさん、仙台からの秋のお便りありがとうございます。
最近、暑さも少しだけ和らいで、オーディオを楽しめる季節になりつつあります。

天満敦子のCDの報告ありがとうございます。清楚な響きを気に入っていただき、ありがとうございます。中古LP3枚は、良い買い物でしたね。キリテカナワのソプラノは、私も大好きです。オイストラフの音楽は、つい聞き惚れてします響があります。ルービンシュタインのピアノもいいですね。レコードの洗浄処理は、大変でしたね。KANさんお便りには、いつもほっとさせられます。オーディオと音楽とのバランスを考えた取り組みは、とてもバランス感覚が良いと感じています。

お互いに、秋の良き音楽との出会いを楽しみましょう。
タンノイは、音の伸びしろがあるので、まだまだ、これからが楽しみです。
私とKANさんのタンノイの音は、かなり似た音で鳴っていると思っています。
日々の努力で、オーディオは、どんどん良い音へとなっていくようです。
これからも、よろしくお願いいたします。

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とあるGRF

猛暑に豪雨、そしてコロナ。大変な夏になりました。
被害に遭われた皆様にお見舞い申しあげます。
ここ東海地方沿岸部も猛暑と強雨の繰り返し。
すっきりした夏空を拝めないうちにお盆が過ぎようとしています。

さて、田舎GRFさんのご投稿につられて、GRF関連の話題をひとつ。
とある宿泊施設の売店で。
家内につきあって売店に立ち寄るとかすかにBGMのように音楽が流れていて、
ふと足をとめるとフロアの片隅になんとGRFが。
驚きました。
近寄って見ると、駆動する機器類も羨ましいくらいのラインアップ。
でも、音は片側だけ。
片側のパワーアンプは故障なのか電源が入っていません。
聞き取れないくらいの少音量。
もったいないなぁ・・・。

部屋に戻って、いろいろ想像を巡られせてしまいました。
以前のオーナーがオーディオ好きだったのか、それとも、誰かが寄贈してそのままになったのか、
きちんとメンテナンスしたらどんな音になるんだろうか。
売店のフロアーをいっぱいに使って、ソファーをおいて、宿泊者に自由に楽しんで貰ったら、
宣伝にもなりリピーターも増えるのでは、等々と思いを馳せてなかなか眠りにつけない夜でした。
第7波の前で結構な宿泊客数でしたが今頃は閑散としているのではと思う今日この頃です。

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とある宿泊施設の売店での、不遇のGRFの発見。
さすがに、van Ardenさんのタンノイマニアの心が、疼きましたね。

駆動する機器類も羨ましいくらいのラインアップ。
でも、音は片側だけ。まことに、もったいない話です。その通り。

部屋に戻って、いろいろ想像を巡らせてしまいました。
きちんとメンテナンスして鳴らして欲しい。

Van Ardenさんのタンノイに対する愛情の深さが見えてきました。
とてもほほえましい、体験でしたね。
投稿ありがとうございました。

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盆休み

新しい掲示板開設おめでとうございます。
お盆休みで音楽を聴く時間が取れると思いきや、暑い中墓参りしたり普段やれない事をやったりで疲れて眠ってしまう事が多くてちゃんと聴けて居ません。
お盆も明日までですから、それが過ぎると秋ですね。
盆過ぎに海には行かないと言うのが昔の定番でしたが今はどうなのでしょう。
今日辺りお盆の帰省ラッシュが始まっているようですが、夫婦二人だけの我が家では至って静かな盆です。
こちらは時折激しい雨が降ったりしますが、落ち着いて居ます。
大雨や災害で大変な地域の方にお見舞い申し上げます。

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盆過ぎにはクラゲが出てよく刺されるそうです。

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御報告です。

FUKU 様
新掲示板、おめでとうございます。
末永く続けて頂きたいと、思っております。
毎日楽しみに拝見しております。
スピーカーケーブルついて、大変御世話になりました。
結局 QED profile79strandに変更致しました。
更にRCAケーブルもBELDEN8428に変更致しました。
結果は大正解です。MIni Autographが躍動しています。
高音の煩さがとれ、低音がかなり出るようになりました。
今までは高音がきついため、聴くCDがやや限定されており、
かつ音量を上げたり下げたりを頻繁にやっておりました。
それがすっかりなくなりました。特にオーケストラもの
に効果が大きいと感じました。

本日はフィシャーデイスカウのドイツ歌曲を4枚聴きました。
録音年度は、1958 1974 1982 1985 です。
以前より思っていることですが、古いタンノイは古い録音の再生がよいですね。
1958が一番音がよいと感じました。もっともフィシャーデイスカウの声については
1958が断トツで張りがあります。このせいもありますが、ピアノもそうでしたので
声の状態ではないと思われます。ジャズもそうです。1950年代の録音のものは、
味わいのある良い音で鳴っております。
うまく表現できないのですがジャズにおいては、「古い録音を美音にし、新しい録音のSACDと解像感も大差ない」
と感じております。以前使用していたSPとAMPでは、SACDが明らかに良かったです。CDPは今と同じものです。
古い録音で以前の機材ではキンキンと煩く感じたピアノが、今はでは太く味わいのあるものになりました。
ところがオーケストラについては、こう単純にいきません。現在いろいろ聴き比べているところです。
如何でしょうか。FUKU様の御意見を御聞かせ下さい。よろしくお願いいたします。

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FUKU 様

返信ありがとうございます。コメントを拝見しまして、大変驚きました。
まるで私のMini Autographをずっとお聴きになっているかのようです。
私の拙い文章から、音の変化を把握されています。さすがです。
それと同時に大変勇気づけられました。
今回のケーブルの更新、間違っていなかったと。
本当にありがとうございます。
この土日で、オペラを5作品も聴きました。今までは高音が煩くて、
1作品のDISK1で終わりです。ソプラノやテノールが出てくると、音量を下げます。
音量は8時位で、オーケストラの量感も充分です。安心して長時間聴けます。
これで機材を替えず、ずっといくと思います。
お仲間に入れて頂き、ありがとうございます。今後とも宜しくお願い致します。

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利根のオオタカ様
スピーカーケーブルとRCAケーブルの交換の結果報告ありがとうございます。
高音の煩さがとれ、低音がかなり出るようになりました。うれしいですね。
タンノイが良い方向に変化したことがわかりました。
BELDEN8428で音を引き締め、QED profile79strandで滑らかに音を出していく。
まずは、この良い状態で、音楽を楽しんでください。

それから、古い録音がうまく鳴る状態は、今、バランスが整っている状態だからだと思います。
特に、今回、タンノイの高域がうまく鳴るように変化している状態のようです。
同じタンノイを鳴らす仲間として、これからも、よろしくお願いいたします。

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今日の1枚

今日の1枚・*1  CD 天満敦子 祈り

 今日から、日頃、私が、オートグラフで聴いているアルバムを、今日の1枚として、時々、紹介していきたいと思います。長年オーディオをやっていると、手持ちのアルバムで、つい聴き惚れてしまうアルバムを皆さんお持ちだと思います。

今日の1枚は、CD 天満敦子 祈りです。古いアルバムですが、パイプオルガンとヴァイオリンの清楚な演奏です。1.鳥の歌 2.アヴェマリアを聴けば、いつも、オートグラフの鳴らす深い響きに、つい聞き惚れてしまいます。音ではなく、音楽に引き込まれてしまいます。選曲もよく、私の好きな1枚です。 

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1台だけさん、CDの感想ありがとうございます。
チェロとオルガンは、深い響きで、素晴らしいですね。
暑い日続いています。
これからも、よろしくお願いいたします。

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いい曲を集めたCDですね。
同種の音楽で私のは
Julius Bachi : Music for Cello and Organ
Marie-Claude Theuvney : Hommarge a Paul Richard (これはCDになってない?)
です。

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