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ツイーターとケーブル

皆様、今年も宜しくお願い致します。
寒い毎日です。冷え切ったオーディオ部屋と機器類を暖めてからの音楽鑑賞です。

私のスーパーツイーター
以前の掲示板でご紹介したことがありました。
数年前です、一聴して合わなかった。高域がかぶり聴けたものではなかった。
暫くはOut of Service。
名前は「Primo Piatto メイプルブロック ウッドホーン型スーパーツイーター」
ユニットは2.7センチ/ネオジウムマグネットとボイスコイル、吸音フィルターを挟む仕様のハンドメイド。とのうたい文句。
93db。オリジナルのコンデンサーは4.7μFと1.5μFの2段切り替え。

何とかしようと製作者とも相談し、Trial & Errorでコンデンサー容量を下げ、今は0.47 と0.22μFへ。蚊の鳴くような振動音にまで減衰し、
かなり聴けるレベルになりましたが、それでも昨年まではまだまだOn Offを繰り返し、悩みの連続。
そこへFUKUさんやKANさんの調整方法が登場。
当方もトライせずにはいられなくなりました。mm単位とまでは行かないまでも、1センチ単位で大雑把にいいところを見つけ、そこで微調整を。 
次は高さも調整。20mmの天然ゴム板の上に置き、次に40mm、60mmと変えてみました。高さは40mmがベスト。いろいろ試しているうちに何とか皆様が表現されているような効果(例えば高域が漂うような音場)の極入り口までたどりついた感があります。

当方、長くアーデンを聴き続け、タンノイの同軸ユニットの特長である定位感と自然な音場に慣れ切っているためか、ツイーター設置は二つ目の音源を新たに加えることになり、たとえ蚊の鳴くような振動音でも、あると無しでは、改善にしろ改悪にしろ歴然とした違いがあるものだと実感しました。

SAEC SL-1803
FUKUさんがプリとパワー間のケーブルについて、かねてからお勧めのSAEC SL-1803。
当方、それなりの思いがあってオルトフォンジャパンのケーブルを中心に揃え、以降はそのままの状態で略20年が経過。
FUKUさんのご紹介に大変興味が湧き、本ケーブルを入手。久しぶりにいろいろなRCAケーブルの解説を検索してみました。
SL-1803と略同等なジャンルと言われるオルトフォンの6・7‐AC50や、(価格だけで上位・下位と言うのは好きではありませんが)これの上位に当たるReference series 6NXと7NXも当時から使用して来ました。
今回はこれらオルトフォンジャパンの6N、7Nとの比較になりました。

SL-1803をプリとパワ-間に繋ぎ一聴した第一印象は「1台だけ」さんが言われる通り、「節度を保った当たり前の音」と言う印象。
しかし時間をかけていろいろなソフトを聴いているうちに印象が変わり、
7NX系は「華」があり「パッと視界が開けた」ような音質で好みでありましたが、
一方でSL-1803は「自然過ぎて直ぐには気づかない」程に「隅々まで万遍なく見渡せるような」音場を醸し出す印象です。言い換えれば、音に「何も足さない・引かない」「それでいてワイドレンジ」と言う感じでしょうか。
従って、旧い機材にも新旧混在のラインアップにも幅広く対応できるケーブルですね。
私見ですが、純度や新しさが全てではないと言う典型的な例だと思います。
FUKUさん、ありがとうございました。プリとパワーアンプ間のケーブルはSL-1803に固定です。
当方語彙不足で上手く表現できませんので、上述の音の表現の中には一部評論家さんのお言葉を引用させて頂いております。

追伸、久々のケーブル更新でオークション相場をみていましたら、Reference series 7NXなどの取引き価格は当時の購入価格に近くびっくりしました。
金属メーカーが6Nや7Nを生産中止したやに聞いていますがその影響でしょうか?

以上、乱文で且つ大変長くなってしまいましたこと、お赦しください。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年01月13日 21:29)

van Ardenさん、いつもながら熱心な音作りのお便りありがとうございます。
この寒い時期のオーディオや音楽鑑賞は、暖房器具が必需品です。

スーパーツイーターという難しい音作りに再チャレンジ、大変でしたね。ツィターの調整ができるようになれば、自分の耳で音を聴き、分析して、高度な音作りができる耳の訓練になります。コンデンサーの値、高さ、場所と調整していくのは、大変骨がおれます。しかし、やり遂げると新鮮なタンノイの音の世界が待っています。頑張って下さい。なお、高域過多で音がにごる場合は、タンノイの裏のネットワークの高域のつまみをひと目盛り下げて使うことも効果があります。また、私は、コンデンサーは、SOLEN社のコンデンサー1.2μFを使い、低域をカットして、アッテネーターをいれてー14dBにして聴いております。参考までに書いておきます。

また、SAEC SL-1803につきましては、的確な表現で紹介していただきありがとうございます。このケーブルの個性と、タンノイの響きが、うまくプラスの方向になれば、ひとつのリファレンスケーブルになると思います。

Ardenというスピーカーに愛着をもち、長年聴き続けておられるArdenさんは、音楽好きで、オーディオ好きの、素晴らしい方ですね。本年もよろしくお願いいたします。

引用して返信編集・削除(未編集)

おめでとう御座います。

おめでとう御座います。FUKUさん、今年も宜しくお願いします。
年末にはスーパーツイーターに関して誤解を招ねかねない投稿をしてしまい申し訳ありませんでした。言いたかったのはスーパーツイーターで音域を広げた時、中域重視の音を好む人にとって音像の彫りが浅く感じられる事もあり、逆に広い音場やきめ細かな分解能を望む人にとってはとても良い結果を産むこともあるという事でした。ただスーパーツイーターは、理由は分かりませんが低域の音質にも影響するのでFUKUさんが繰り返し述べられているお話は、この両立を目指してのご苦労だと想像しています。私もゆっくりですがなんとか両立のできる調整を目指しています。FUKUさんまた御指導宜しくお願い致します。前回の投稿で書いたスーパーツイーターの位置による逆位相問題に関して、ネットでPT-R4の仕様書を探したら逆位相接続も試して良い方を選ぶようとの注意書きが有りました。

van Ardenさん、また調節でのご苦労話しや結果のお話をぜひ聞かせて下さい。皆さん、今年も宜しくお願いします。写真は学生時代に購入した大好きなLPです。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年01月09日 19:39)

KANさん、投稿ありがとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

いつも、KANさんの心ある投稿には、勉強になることが多く、感謝しております。私が行き届かないときは、助けていただきありがとうございます。また、ツイッターの件では、KANさんの投稿がきっかけになり、色々な方の経験談がきけてとても勉強になりました。

また、オーディオのむずかしさは、各自の好みが違うことです。掲示板の内容は、皆さんこのことを心得ておいでであり、参考意見として読んでいただいていると思っております。

先日、少しだけタンノイらしいやさしい音を聴いてみようと、低域を少しだけ緩めてみました。すると、たしかにやさしい響きにはなりましたが、長時間聴くと、どうも中高域が甘く聴こえてしまいました。しまりのある低域か穏やかな低域か、その兼ね合いを、ゆっくりと探していこうと思っています。今のところ、1つは締まりのある低域のセッティング、2つ目は、やや緩めた低域のセッティングの2つの位置をテープでわかるようにして2つのセッティングで楽しんでいます。

今年も、どうぞ、よろしくお願いいたします。

引用して返信編集・削除(未編集)

新年の挨拶 

新春万福 新しい年が、皆様にとって良き年になるように願っております。
作年は、掲示板の移行があり、年にもめげず、なんとか無事に新しい掲示板を設置できました。また掲示板に多くの方にお出で頂き、感謝申し上げます。皆様の投稿に、時には励まされ、時には音作りのアイデアを頂戴し、少しずつ、私の装置の音も成長してきています。また、少しだけですが、ホームページのリニューアルもできました。

その長き時間を共有して来たオートグラフは、今でも少しずつ良い音を響かせようと成長をしていることに驚いています。自分の成長に合わせてタンノイに愛情を持って、長き時間を共有していくことこそ、オーディオの醍醐味でもあるようです。

1年かけてタンノイのセッティングをやってきました。今までは、分解能のある音でしたが、穏やかで自然な音を目指し、新しい感覚で音作りをしてきて、やっと自分なりの音作りに到達しました。このセッティングは、コーナー型のオートグラフを45度に置き、バランスをとり、さらに、爽やかさと伸びやかさを、やっとプラスすることに成功しました。素直な気持ちで、オートグラフの音作りをやってきて、最初はバラバラな音でしたが、それを、こつこつ1年ほどかけて、やっと望む、タンノイらしさを残しつつ、JAZZも聴けるように、なりました。

今年も、オーディオの趣味を楽しみつつ、さらなる音の向上を目指します。それがオーディオの生きがいであり楽しみでもあります。細かな部分にはこだわらず、感動を与えてくれるような音作りをめざします。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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FUKU様 皆様

あけましておめでとうございます。今年もよろしく御願い申し上げます。
今年はセッティング中心に、やっていきたいと思っております。
また御報告、御質問致しますので、御教授の程よろしくお願いいたします。

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FUKUさん、皆さん、明けましておめでとうございます。
私には難しいお話しが多くてロムしているだけですが、どうぞ今年もよろしくお願いします。

引用して返信編集・削除(未編集)

明けましておめでとうございます。
FUKU様、皆様、今年もよろしくお願い申し上げます。
争いの無い、疫病の無い、住みやすく穏やかに暮らせる
新しい年になります様に心より願い、皆様方のご多幸をお祈り申し上げます。

引用して返信編集・削除(未編集)

今年も有難うございました。

東海地方沿岸部も周囲の山々が雪化粧し冬景色です。

今年も好きな音楽を自分好みの「良い音」を求め楽しむことが出来ました。
ひとえに本掲示板での皆様の貴重な体験談やご教示があってこそと存じます。
7月末にFUKUさんが掲示板を引き続き立ち上げられましたことに心から感謝申し上げます。
今年はプリアンプの導入、スピーカー・インシュレーターの試行錯誤、スーパーツイーターの調整、SAEC SL-1800の使用などがトピックスです。
次回、大した内容ではございませんがその中から幾つかをご紹介させて頂きます。

寒い季節です。体調にはくれぐれもお互い留意しましょう。
では、皆様良いお年をお迎えください。
有難うございました。 ファン・アーデン

引用して返信編集・削除(編集済: 2022年12月31日 15:58)

また御報告致します。

FUKU様

また御報告させて頂きます。
アンプをSQ38FDから、SQ38FD2に変更致しました。FDをかなり高く買い取って頂きましたので、少ない出費で済みました。
またRCAケーブルをTARALAB Prism55/1.0m 電源タップをCHIKUMA 75CPS-22AG-CL に変更しました。これも全て中古です。
FDからFD2に変更したところ、音の分離が明らかによくなりました。FDの方が音が太く感じますので人によって好みがわかれる
かもしれませんが、よくなったことは間違いありません。そしてRCAケーブルと電源タップの変更により、FUKU様が仰るところの
「音作りのポイント」の1と5がほぼ達成できたのではないかと、私としては思っております。1については、FDの前のアンプから
かなり苦しみました。1が改善されなければ、5はまず無理です。現在音楽に没頭しております。具体的にどう改善されたか申し上げます。
ピアノです。膨らみがなくなり、明らかに鮮明となりました。現在音量を変更前より下げ、かつMini Autographに近づいて聴いております。
変更前は4m以上離れていました。今クラシックでは3~3.5m ジャズでは2.5~3mといったところです。
ところでFUKU様は、Autographからどの位の位置でお聴きなのでしょうか。オーディオルームは16畳とのことですが、私もほぼ同じです。
ただし私の場合ちゃんとした16畳ではなく、8畳洋室2部屋を戸をはずしてつなげただけです。しかもMini Autographの右側に6畳和室があります。
戸をはずしてありますので、左右の条件が明らかに違います。しかも家が非常に古いため、床にはかなりの問題があります。そのためMini Autograph
の下にAirbowのWOODBASEを敷いております。さらに床に毛足の長いカーペットを全面敷きました。またMini Autographの直前に1m程の厚いムートン
を置きました。これはかなり効果がありました。なお音楽を聴く時は雨戸をすべて閉め、厚いカーテンもすべて閉めます。これは防音のためでも
あるのですが、これの方が音は明らかに良いです。あらためて痛感したのですが、音は部屋で決まると思いました。以上御報告です。

先日「天満敦子 祈り」を購入致しました。非常にいいですね。パイプオルガンとヴァイオリンという組合せを、初めて聴きました。私は中学生まで
山の多い地方におりました。その時の風景が思い出されてきました。望郷の思いを強く感じます。これからもFUKU様御推奨の作品を聴かせて頂きます。
ありがとうございました。

引用して返信編集・削除(未編集)

FUKU様

返信ありがとうございます。
おっしゃる通り、ミニオートグラフを購入してから私なりにやりました。ただしRCAケーブルと電源タップは、ミニオートグラフを買ったお店のアドバイザーの方から推奨されたものです。この方はFUKU様と同じです。私が今の音の状態を簡単に説明するだけで、あたかもその音を聴いたごとく状況を把握できるのです。

視聴位置の御助言ありがとうございます。
実は私は機材ばかり替えて、最も肝心なセッティングについてはあまり詰めていません。セッティングの基本は、音場が前方中央にできるようにすることでしょうか。ツイーターのない時のFUKU様のオートグラフは、壁にかなり接近しており内振りの角度も45度ぐらいに見えました。そこで本日そのようにセッティングしました。左右の壁からの距離はもう少しあります。ボーカルはだいたい中央にきました。昨日はかなり左寄りでした。また昨日までよりかなり内振りにしたせいでしょうか、高音が柔らかくなりました。今までの内振りは、耳に直接音がくる角度だったのかもしれません。これはオーケストラを聴いてわかりました。ただしまだ音場が、中央にできているとは思えません。もっと詰めたいと思います。この件ついてまた御質問致します。よろしくお願いいたします。
FUKU様の「音作りのポイント」で、今後ずっと勉強させて頂きます。1と5については、申し上げてとおりかなり改善されました。2についてですが、FDで聴いていた時は「押し出し感」がやや足らない印象を持ちました。ジャズにはこの「押し出し感」が重要だと私は思っております。このジャズの「押し出し感」だけは、私が28年間使用したRogersのPM510の方がありました。ただし、音のスケールはまるで違います。FD2にケーブルと電源タップを変更してからは、それがかなり改善されました。「押し出し感」だけではなく、本当にジャズを心地よく楽しめるようになりました。
また御報告させて頂きます。ありがとうございました。

引用して返信編集・削除(未編集)

利根のオオタカ様、タンノイの音作りの報告ありがとうございます。同じタンノイ使いとして、うれしく思います。現在のミニオートグラフの音を基準にされ、さらなる向上のために、SQ38FD2、RCAケーブルと電源タップを導入されるとは、かなり頑張れましたね。

その結果、音は、聴きやすい音から、タンノイらしさを残しつつ、中高域の伸びと低域の質の向上があったことは、今年の大きな進歩でしたね。私もうれしくなりました。正月の楽しみが増えましたね。

それと、部屋の件ですが、私の部屋は16畳ではなく12畳です。部屋は普通の作りです。そして、視聴位置ですが、オートグラフが大型フロアスピーカーなので、前方から4mから5mの位置で聴いております。それは、オートグラフの特徴であるホールを思わせる音場を作ることを大切にしているからです。その位置でも、クラシックでもジャズも聴いております。

それから、以前にミニオートグラフをセッティングしたことがあります。まず45度の中央に置き、それをわずかに前方の内側を手前に、前方の外側を壁がわにふり、音場が前方の中央にできるようにしました。すると左右の音消えて、中央にボーカルが鳴るようになりました。すると視聴位置の問題も改善されました。

 また、天満敦子 祈りを購入された、喜んでいただけてうれしく思います。このアルバムは、タンノイとの相性が良いように感じています。
これからも頑張ってください。

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スーパートゥイーター導入の可否について

先般スーパートゥイーターの話題が出てきて、心が動いてきました。
以前Brook10C3(2A3PP)というアンプを使っていましたが、なにぶん70歳のアンプで
一寸ハムが出るようになり、使用に不安が出てきたので、面白い音でしたがリタイア(修理も難儀そう)させました。
今はTecnics SU-C01+SE-C01(+SAEC1803)という石のアンプを使ってます(ほかの手持ちの旧い
アンプを試しましたがこれが一番ましだったので)。
ダンピングがよく効いて、またインピーダンスがあってないのか、フラットでは
低音足らず(ボンつき一切なし)高音過多で、トーンコントロールでいっぱい補正してます。
モノラルオートグラフでかけるのは20KHz以上は入ってないCDだけです。
いじってはいけないという心と、音が良くなるのならやってみたいという気持ちで
葛藤してます。(スーパートゥイーター何を買って良いのかわからないのとアンプ、スピーカー
とも細いケーブルしか使えない仕様なのも踏ん切りが言い訳ですが)
どなたかアドバイスいただければ幸いです。

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KANさん

おかげさまでふっきれました。
TANNOYとJBLの音色の違いの判らない、且つものぐさな私としてはいじらない方がよさそうです。
すごい音にしたいと思うすけべ根性が首をもたげたようです。現状優しい音です。

ありがとうございました、よいお歳を。

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1台だけさんへ
私が返信するのが適切か迷いましたが、これまでの経験してきたことから感じている、あくまでも私見を書かせて頂きます。スーパーツイーターの追加は、必ずしも良い結果を生むわけではないと思っています。私はTANNOY RHR/Nを使用していますが、アッテネーターnormal位置でも16~18kHzが試聴位置で-7db程度に収まっています。ここに20kHz以上、90dbのリボンツイーター(PT-R4)を付けているわけですが、音質を考えた時これの有る無しでどちらが良い音質かと迷うことが多々あります。単体では統一感があり、中~高域の音色には深みがあると感じます(表現が分かり難く申し訳ありません)。PT-R4を付けた時は明らかに音場が縦横に広がり、柔らかで高域の抜けが自然となります。でも音の深みでは少し落ちていると感じることもあります。この辺は個人の好みで選ぶしかないと思います。もう一つスーパーツイーター追加の問題点は、波長のとても短い超高域を扱いますので、位置の調整を間違うと簡単に逆相になってしまうことだと思います。現実に、PT-R4は20(18?)kHz~50kHz以上までをほぼ平坦に出していますが、その位置を少し動かすだけで結構効果が変わります。これは逆相の位置になった時には、RHR 本体の高域(16~20kHz)とPT-R4の出す高域が逆相で打ち消しあう可能性があるためと想像しています(JBLのある機種ではこれを利用してツイーターとスコーカーのクロストーク部をわざと低下させ歪み感を減らしてるようです)。今回のPT-R4導入では、本体から切り離す・付けるを30mmの間で5mm毎に位置を変えながら1週間程度試して現在に至っていますが、音場の広さでは明らかな改善ですが、正直今もある無しのどちらが良い音質・彫りの深さか迷うことがあります。それから選ぶスーパーツイーターの形式によっても音質は変わるようです。ドーム型のST-200をつかった時の音質とリボン型のPT-R4の音質では、極端に言えば前者はやや粗め、後者は滑らかと感じますが、音の深みなどを考えると選択に迷います。ついでですがTANNOY ファンの皆さんには申し訳ないのですが、ST-200 は内部の大切なユニットを耐久性の無い接着剤で付けており、私の場合これら全て剥がれ落ち何度も問題を起こして自己修理しました。影なびく星さんも以前のご投稿で同様に故障が多いとの御指摘をされていました。この点は中古購入を考えられるときには特に注意が必要と思っています。最後に、私はST-200 をArden MKIIに付けていましたが、この時のArdenの高域は試聴位置で概ね14~16kHz以上で急激に下がっており、ST-200 (発表はないのですが帯域のピークは16~8kKz?)を付けた時の効果は高域の抜け、音質ともにとても良い印象でした。この辺を考えると本体のスピーカーの周波数帯域がどのようなものかによってもスーパーツイーターの効果は変わるのだと思っています。

以上、取り留めのないお話になってしまいましたが、私がスーパーツイーターに関して感じているところです。ご参考になれば幸いです。
皆さん、良い年末・年始を過ごされますよう祈っております。

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スピーカーのセッティング

泉さんへ

リボンツィーターの件でのお便りありがとうございます。
タンノイのカンタベリー15をお持ちとは、とても羨ましいです。家庭でクラシック音楽を聴くには、ちょうど良い大きさであり、タンノイの本格的な良質な音が想像できます。またデザインも素晴らしいですね。

さらに、KANさんと同様に、スーパーツィーターPTR9をつけておられ、それがうまく鳴っていると伺い、うれしい限りです。結果は良く、空中に音が漂うような感じが更に出てきているなら成功だと思います。

 カンタベリー15の上にPTR9を乗せて、最も見た感じの良い所に置くのは、とてもよくわかります。タンノイの箱は、見た目が美しいので、その点には、皆さんこだわりがあるはずです。

 さらに、音を磨くには、私の経験上、まず、いつでも元に直せるように、スピーカーとツィーターの位置をメモしておきます。時間がとれましたら、やって見てください、お金はいっさいかかりません。

1. まずツィーターを切り、本体だけで、低域の調整をします。後ろの壁から40cm離して、基本の平行に置く。そして、低域だけを聴き、左右のスピーカーの前後、さらに左右の間隔の位置を動かす。すると真ん中に音像が定位する位置が見つかります。ポイントは、中高域は無視して低域だけを聴きます。もごもごのこもった低域でなく、しまりのあるすっきりした低域になります。あら削りの音でかまいません。最初は、大きく動かし、5cmでもかまいません。うまく鳴ってきたら1cmで調整します。

2. 次は、ボーカルをかけて、口の大きさと高さが、うまく鳴るように、左右のスピーカーをわずかに、内側に振ります。すると、人が立って歌っているようなリアルな音の位置が見つかります。ここでは、多少の中高域のにごりがあってもかまいません。

3. そこで、初めて、ツィーターのスイッチをつけて、ボーカルや弦の響きが、スピーカー全体から鳴る位置を探します。するとユニットだけから聞こえていた音が、奥行きや上下感のホールトーンをうまく再生してきます。最初は1cmで、位置がおおまかみつかればmmで調整します。

4. ただし、部屋の置きものの影響で、左右同じ位置ではなく、わずかに前後や向きが異なってもかまいません。その方が音がリアルになり音離れがよく、雄大な音場が作れます。よかったら、正月休みでもチャレンジしてみてください。

5. うまく、行くには、こつこつ、メモをとり、どの位置が、うまく鳴るかを探るセッティングの技と耳を育てることです。これを繰り返すことで、だんだんと違いのわかる耳になってきます。時間はかかります。

6. よけいなことですが、今後もよろしくお願いします。タンノイは、手をかければかえるほど、どんどん自然でありながらホーツトーンを伴った優雅な音色を聴かせるところまで、伸びしろがあるスピーカーのようです。

お互いにタンノイを鳴らす仲間として、これからもよろしくお願いいたします。また、何かわからないところがあったら、ご連絡下さい。

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リボン型スーパーツイーター追加

皆さん寒くなってきましたがいかがお過ごしでしょうか。仙台も夜間・早朝には零下数度となり、雪のちらつく毎日です。

前の投稿で、ST-200が故障しスーパーツイーター無しで調整中と書きましたが、やはり寂しくなってパイオニア社製のリボン型スーパーツイーター(PT-R4)を中古で入手しました。確か影なびく星さんが同じものを使用されていたと思います。これにした理由は、行きつけのオーディオショップが保証付きで出していたこと、周波数特性とインピーダンス特性が記載されていたこと、そして廉価であったことが理由です。最後が一番の理由かな。以前のST-200には位置合わせのためTANNOY指定のスケールが付いていたので、これから推測したリボンの適切な位置を割り出し、この位置にまず設定して音出し。。。唖然!全然ダメでした。音像がスピーカーの前面に平面的に並び、分離も悪く音質もなんか変。数日聴き続けて返品も考えましたが気を取り直し、先の位置から前後20mmを5㎜間隔で移動しながら繰り返して音出し。前に出すと悪化、少しづつ下げてみると音場・音質がやや改善、-15㎜(15㎜下げた位置)で突然、立体感がきれいに出て人の声やピアノの音が密度がありながら自然でのびやかに。これ以上下げると音の密度感や高域の伸びが減弱。結局-15㎜がベストとなり今に至っています。FUKUさんが以前書かれていたことを思い出しながらスーパーツイーターの位置設定の重要性を再認識した次第です。

それにしても昨今の新製品のリボンツイーターは高価ですね。ものによっては今回の購入価格の25~30倍!ため息が出てしまいます。

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久し振りにお邪魔します。
タンノイ関連の掲示板に純正品以外のツィーターをつけた、なんて書くと、お前バカか!アホか!邪道だ!
なんて言われそうで、今まで恐ろしくて書けませんでした(;^_^A

でもKANさんが、リボンツィーターをつけられたとおっしゃったので、安心して?書かせていただきます(^^♪
ここは寛容ですね(^^♪

私は、カンタベリー15にして、かなり早い時期にスーパーツィーターをつけました。
パイオニアPTR9です。

なぜ、これにしたか?
理由は簡単。タンノイ純正品より圧倒的に安価だったからです(;'∀')

これまたタンノイ教信者からは、そんな心構えでは、信者の風上に置けん!
お前出ていけ!バカヤローと言われそうですが(;^ω^)

でも、オーディオファンとしての理由もあります。それを少し。
カンタベリー15にしたときは、これで十分でなんの不満も無かったのですが、
もしかして、スーパーツィーターを付ければ、更に生演奏のような、ヴァイオリンの高域が空間に漂うような
雰囲気が出るのではないか?と欲張りました(^^♪

それに極めて高い音域で、雰囲気を出すためだけに使うつもりだったので、
むしろリボンツィーターの方が良いのではないか(その上安いし(;'∀'))と思ったのもあります。

というわけで、コンデンサー1個で、15000Hzか12000Hz(どちらか忘れた)でクロスオーバーさせました。
当時、ノートに計算して表を作って比較などしたものです。

結果は良かったです(^^♪
空中に音が漂うような感じが更に出てきているように感じます。

私、感受性が鈍いのか、KANさんやFUKUさんのようにミリ単位で動かすようなことは一切していません(;^ω^)
12000㎐と15000㎐で、波長は、それぞれ大体28.3㎜と22.6㎜です。
これでは、私にはやってもどうせわからないだろう、と思います。

ただし、やってわかる人を否定する気は全くありません。
波長から考えて、KANさんが、5㎜間隔で動かした、というのは理にかなっているようですね。

ただ1つやったことは、スピーカーの上にPTR9を乗せて、最も見た感じの良い所に置きました。
スピーカーも見た目で置いていますので(^^♪

結果は、上にも書いたように音が漂う感じが増して満足しています。

ただし、ですが、目隠しして、誰かがスーパーツィーターを付けたり外したりするのを聴き、
違いがわかるか?というと自信がありません(;^ω^)

ホント駄耳です(;'∀')

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FUKUさん、ご意見有難うございます。
仰る通り、リボンツイーターは位置に関して驚くほどシビアで敏感ですね。左右のリボンツイーターの位置が僅か数ミリ異なっても結構分かってしまいます。昨夜も深夜帯の静かな時間に再調整(基本的位置は不変で、左右合わせ)しました。ST-R4の有る無しで比較すると、付けてからとても繊細で音密度の高い透明な音になりました。逆を言えば以前は中音域主体の聴きやすい音で、現在はややモニター的と言えるかもしれません。でもこの空間へ広がる透明な響きや楽器・人声の音質は録音内容にかなり正確な気がします。ユックリ好みに向けて追い込んでいきます。本体のRHR/Nは92dbですので、最大出力90dbのPT-R4はやや力不足と思われたのですが、出せる周波数帯域が 20kHz 以上でも平坦でかなり広いせいか、これで十分以上と感じます。それにしても可聴帯域以上の音(実際PT-R4に耳を付けても蚊の鳴くような僅かな音のみです)がこんなに影響するのはどうしてなのでしょうね?

クリスマスに向けてまた大雪になりそうです。皆さんどうかお体を大切に良い年末・年始をお過ごしください。年末恒例の聴き納めなど教えてください。

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KANさん、お便りありがとうございます。12月も20日を過ぎ、全国的に寒さが厳しくなってきています。皆様、お体をご自愛下さい。

KANさんが、ST-200が故障し、スーパーツイーター無しで調整中から、やはり寂しくなってパイオニア社製のリボン型スーパーツイーター(PT-R4)を中古で入手。オーディオは出会いです。また、行きつけの信頼のできるオーディオショップで買うのが一番です。

リボンツイーターは透明感のある音ですが、位置合わせは、かなりシビアです。適切な位置に設定しても、一発でうまくいくことはありません。しかし、数日聴き続け、気を取り直し、先の位置から前後20mmを5㎜間隔で移動しながら繰り返して音出し。前に出すと悪化、-15㎜(15㎜下げた位置)で突然、立体感がきれいに出て人の声やピアノの音が密度がありながら自然でのびやかに。これ以上下げると音の密度感や高域の伸びが減弱。結局-15㎜がベストとなり今に至っています。これから、さらに音作りをされると、どんどん良く鳴っていくと思います。
素晴しい調整ですね。とてもうれしく思います。

偶然、私のオーディオでも、メインアンプの片方の音が出なくなりました。色々と原因を調べ、2本とも東芝の球6SN7に交換しました。ところが、音がうるさく、響きが減小して、面白くない音でしか、再生できなくなりました。それから、3日ほどかけて、ピンコートの交換、球の差し替え、スピーカーのセッティングと、色々と取り組みましたが、音がまとまりません。これは、やはり、スピーカーのセッティングだろうと考え、2cmほど、後方に移動させました。すると、やっといつもの音の密度感や高域の伸びや、スピーカー全体で鳴るところまで、改善できました。1つは球のエージング、1つは長い間に調整のずれが出ていたようだと納得しました。KANさんと同じく音作りは、あきらめずに、案外音作りで疲れた。これでやめたいという、ほんの先に乗り切る道があることが多いようだと思いました。

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SAEC SL-1803

FUKUさん、良いものを教えて戴きありがとうございます。SAEC SL-1803(型番の記載がなかったですが「SAEC STRESS FREE 99.99997% Cu」と書いてあったので間違いないとは思いますが)を買ってみました。節度を保った当たり前の音が当然の如く出てきて驚きです(SAECにはアーム,かっこはよかったけど音は全然あかんイメージしかなかったので)。もうちょっと危ない音になっても良いかと私的には思いますが、これでうちのシステムを調教してみます(と言ってもただ音楽を鳴らすだけですが)。

引用して返信編集・削除(未編集)

1台だけさん、2件のSAECのSL-1803のケーブルの報告ありがとうございます。

オーディオにおける音作りは、人それぞれ違うと思います。だからケーブル選びも難しいところがあるようです。SAECのSL-1803は、私が、今までタンノイを鳴らすために使ってきました色々なケーブルの中で、一番細いケーブルでした。しかし、その音をじっくりと聴いてみると、意外にニュートラルで、クリアさがあり、音がうまく前に出てきて、私好みに鳴っているので、私の装置では、このケーブルを重宝しています。オートグラフの音を聴きにこられたお客様が、皆さん、何故、こんな古くて安いケーブルを使っているのかと不思議な顔をされます。

私のオートグラフの低域に関しては、かなり豊かな音でなるのですが、このケーブルが、音をうまくコントロールしてくれるような音で鳴るので重宝しています。そして、他の場所のケーブルで、全体のバランスをとることで、オートグラフらしい豊かで、生々しい音で鳴るように、日々調整をしています。これこそ、組み合わせの妙だと思っています。

引用して返信編集・削除(未編集)

追伸:慣れてきたせいか、ちょっとやんちゃになってきました。切れば血の出るような音になれば最高です。

引用して返信編集・削除(未編集)

KANさんへ

KANさんのご苦労よくわかります。丁寧な御返事に感謝いたします。
SAEC1803で、少し追加させてください。

タンノイの音ですが、私の聴いてきたどのモデルでも、低域が箱鳴りをして豊かな音場を作ります。その豊かな音が、クラシック音楽を、ゆったりと鳴らします。ⅢLZは、低域は、少ないですが、華麗な中高域で弦の響きをうまく鳴らしてくれます。そしてヨークでは、さらに豊かな低域が加わります。しかし、どうも、いかにもバスレフというくせのある低域なのです。しかし、オートグラフでは、今まで聴いたことのないような、深い低域で鳴ります。すると今度は、低域が出すぎて、中高域まで、音が籠るように鳴るのです。大型のスピーカーほど、音の調整が難しいのです。私が聴いた、多くの方のオートグラフが、かぶった音で鳴っていました。

それの改善したのが、SAEC1803というケーブルでした。他の高価なケーブルも皆、音に癖がでるのです。SAECでも他のケーブルでは、ダメなのです。このケーブルを管球セパレートアンプのプリとメインの間につなげば、低域がしまって高域が伸びてきます。その状態で、始めて、ケーブル、スピーカーベース、インシュレーターによる違いがものすごくわかるようになるのです。このケーブルが音的に一番という訳ではないのです。

SAEC1803を使いながら、音の違いを知り、自分の望む方向へ調整していけば、他のケーブルでも十分にバランスの良いところまで、音を追い込めるのです。

また、やはり、オーディオの音作りは、他の人のオーディオを聴かなくては、進歩がないようです。人の装置を聴いて、自分の音作りにいかすことの大切さを再認識しました。
KANさん、ありがとうございました。

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重ねての投稿ご容赦ください。
FUKUさん、米国オートグラフの件有難うございました。昨夜彼から連絡がありSPコードを最短にしたのみでかなり音質が改善したこと、今後はシステムを変更しないで調整する旨連絡がありました。彼のシステムの基本的音質にはとても高い潜在能力を感じていたので私もホッとしました。FUKUさんからのコメントは大切なところを抜粋プリントし、後日彼に渡すことにします。有難うございました。今週は水曜日にジャズ雑誌編集者だった友人(今はコーヒー屋さんです)が訪問してくれ、夕方遅くまで音楽談義でした。彼の持ってきてくれたジャズのソフトにノックアウトされ、最近聴き始めたというギル・シャハムのバッハのソナタとパルティータにも圧倒されてしまいました。まだまだ音楽の知識は浅い!、とても楽しい一週間でした。ついでに機器調整を変えたり戻したりですが少し真面目に始めました。FUKUさん、ご教授本当に有難うございました。米国オートグラフの彼には九州のオートグラフ大先輩の方からですと説明させて頂きます。

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