MENU
62,177

難聴・補聴器

久々の投稿です。5年ほど前から右耳の耳鳴りが続いていて年初頃、取引先の社長でオーディオ愛好者がシーメンス子会社の補聴器は下手なアンプより良いとの話聞いてスイスフォナック社製の補聴器を購入しました。耳鳴りの音は時とともに大きくなり、2年前に視聴で聴くシルクロードのシンバルの音は小さく、短くなった。さらに昨年はアナログレコードを聴いているのにCDレコードのような平板な音になった。社長の話を聞いて複数の眼鏡店を訪れ、耳鼻科診療で難聴を確認し「認定補聴器技能者」で知識が豊富と思えた人を選択し購入した。その人にストレスがあったのではないかと問われた。実は自転車の自損事故で昨夏、人工股関節手術のはめになり、目いっぱいリハビリーをするつもりで個室を希望し、個室が空いているのに、婦長が「勘違い」との理由で10日程度大部屋に留められ、喧嘩となったストレスの影響はあったろう。 もちろん難聴の原因は坂出のカンカン石を扱う石屋さんが「このくらいの音で聴くのは平気です」と言われた以外、他のすべての人から大きな音量で聴いているねと言われているので自己責任の部分が大きい。
脳は本来の音を加工して認識するとのことで、ヨーロッパの補聴器は聞こえにくかった音を入れて脳を目覚めさせる仕組みだという。新聞紙をたたむ音、鳥の鳴き声などが普段より大きく入ってくるので弦楽器や、吹奏楽器の聞こえが良くなるかもしれないと少し期待している。

私はもともと遠視で少なくとも65歳ころまでは視力2.0だったが数年前眼鏡屋の検査で1.2と0.9に落ちた上、斜視があると告げられた。実はぶら下がり機で時間を測るために頭の上下動の回数を利用していて数年。ヘルムヘルツの原理で目玉がつぶれていると直感し左右に頭の動きを変えた。2年後には斜視は改善され0.9の視力は1.2に戻った。視力に何の関係があるのかというと、オーディオや目、足の調整、改善の知識や方法で耳にも参考になることがあるのではないかと考えているからです。

補聴器は4か月使うと多くの場合、聞きやすくなると言われ3か月ほど経過した。オルゴールの音が平板に聴こえていたが、以前よりゆったりと生まれたばかりの音に近づいている。 技能者からはしばらく大きい音でオーディオを聴くのは控えてくださいと言われている。 そのうえ、隣の敷地の頑丈なコンクリートの解体作業があり今までにない揺れを感じたのでみかん袋に包んだ役百個が落下しオーディオシステムが大破する可能性を考え人口石英玉を外した。
しばらくぶりにシルクロードを石英玉なしで聴いたところ、シンバルの音がかすかに聞こえCDっぽさもある程度なくなった。これは補聴器の効果だろう。

20数年育てた自分好みの音がリセットされたことは残念だが、ベートーヴェンが骨電動で音を感じるよう工夫したようにこれまで以上に試行錯誤するつもりです。
確認するのが遅くなったが、技能者によると半導体使用なので4,5年で買い替える必要があるとのこと。耳鼻科で難聴を証明してもらうと補聴器購入が医療費控除になるとのことだが、どうせならということで高品質の補聴器を購入したので長生きして数度の買い替えをすれば使用中のパワーアンプの購入価格を超える可能性もある。 しかし、私より収入の多い人が日本製の安価な補聴器を使って大きな声なのに聞き返すことが多いこと、難聴は認知症の原因になりうるとの情報などから悪い選択をしたとは思っていない。

30年近く体の左の動作が鈍いと考え、クルミの実二つを左手の掌で回すことを続けているが最近は難聴の右中心にすることとし、耳鳴りのツボ押しも始めた。
ここ数年家でめったに聞くことがなかった鳥の鳴き声は補聴器をかけていれば度々聞こえ立体的な音になっている。
ここまで書いて思い出したが、数年前上高地と奥穂高の中間涸沢でかなり年配の方の「年々涸沢の紅葉は悪くなっている。もう二度と行かない」という大きな声が聞こえてきた。 確かに昔より悪くなってはいるのだが、妻から「サングラスで見ると紅葉がはっきりする」と言われていて、外すと確かに色付きが悪い。
私の二度と行かないと言われた人に対する解釈は白内障が進んで白っぽく見えているというもの。  実際TV撮影での紅葉画面は実際より良すぎる。

私は、聞こえにくくなった高周波を少しでも取り戻せる道具と方法を諦めずに探すことを決めた。

引用して返信編集・削除(未編集)

共和様

お元気で投稿をいただき、ありがとうございました。

難聴と補聴器は、高齢になると皆、一度は通る道であると思っています。丁寧で、具体的な文章に感謝申し上げます。協和様のオーディオに対する取り組みもそうですが、とことん物事を探求していかれる姿勢は、すばらしいと思います。

補聴器にも、ヨーロッパの文化の違いがあることを教えていただき、ありがとうございます。私は、今は、何とか、普通に聴こえていますが。近いうちに、難聴がやってくることは、十分に予測されます。とても参考になりました。ありがとうございました。

引用して返信編集・削除(未編集)

カンノ300Bアンプについて

影なびく星さん、300Bアンプの件でお尋ねですが、文章が長くなるので、こちらで返事を書かせて下さい。

私の300Bアンプは、小倉のカンノ製作所の菅野省三氏の作です。氏は、WEの研究家で、WEのアンプの音の秘密は、トランスのコア材が45%のパーマロイにあり、良い音を求めるには、純度の高いトランスが必要という結論に達し、そのトランスを開発されて、300Bアンプを完成されました。

また、聴感上、WEの音の秘密は、破格の倍音再生にある。氏は、いち早くこのハーモニーの大切さに目をつけて、アンプを作られてきました。そして、柔らかく、生々しく、300Bらしい響きで、音楽を聴かれていました。その音を聴いた多数のマニアが、自分もこの300Bアンプで聴きたいので、是非、作成して欲しいと説得され、受注形式でカンノ300Bアンプの分譲にふみ切られました。私が300Bアンプを知ったのは、私のオーディオの主将のA氏の影響でした。A氏は、すぐれた耳をもっておられ、オールカンノシステムで音作りをされていて、驚きの美音で音楽を聴かれていました。

A氏は、私にクラシック音楽を聴くには、スピーカーはタンノイでいいので、アンプだけは、カンノ300Bアンプを求めなさいと説得され、私の装置ができました。そして、タンノイとカンノ300Bによる音楽再生を40年前にスタートして、それを継続してきました。

私のカンノ300Bアンプは、ステレオタイプで、入力トランス、段間トランス、出力トランスの3点セットのカンノトランスで作られており、菅野省三氏自ら作られたアンプの初期の1台です。驚くべき安定性があり、真空管WE300Bを10年ごとに3回取り換えただけで今まで、使用してきました。今回も、劣化した部品を取り換えただけで、トランスはそのまま使用しております。

最近、オートグラフで、以前買っていた、ソプラノのオペラのアリアのCDを聴いています。マリア・カラス、シュワルツコップ、キャスリーン・バトル、アメリンク、アンジュラ・ゲオルギュー、ルチア・ポップ、日本人では、田中彩子、 中丸三千繪、佐藤しのぶ、鈴木慶江などを、気楽にオートグラフで聴き、至福の時間を楽しんでおります。オートグラフで聴くオペラのアリアは、オートグラフらしい堂々たる響きを奏でてくれています。

影なびく星さんのマランツ7と8Bも歴史を感じさせる製品ながら、きっと今でも一流の音を聴かせてくれているアンプだと思っております。長い時間を経て生き残っている製品は、独特の味わいがあるようです。また、趣味のある人生に感謝し、オーディオをこつこつやっていきましょう。

KANさんのお元気な文章を拝見して、このさわやかな秋の季節に相応しい曲を見つけて、楽しんでおられるのを拝見し、これからもオーディオや音楽の話を、お互いに、少しずつ楽しんでいきましょう。RHRは、美しいデザイン、豊かなバックロードキャビネットの音作りの様子をお伺いし、とても刺激になっております。大きさも程よく、部屋によく馴染んでいますね。

引用して返信編集・削除(未編集)

無題

連日の酷暑に辟易しておりましたが、どうやら秋がきました
FUKUさま、みなさまお久しぶりです

KANさんは再検査の結果が、問題ないとの事で良かったですね
van Ardenさんには、猛暑の中、エアコンを効かして、さらには真空管アンプでタンノイ
を聴くのは、少々気が引けますね
たつみ10Bさんには、早くSGM10Bが聴けるようになるといいですね、などと投稿する
つもりでいたのですが、未だにFUKUさんの掲示板への投稿方法がよくわからず、写真の
添付もままならない状態で、あれこれやっていたら、写真の添付はできたのですが、ワード
の文章が上書きされてしまい、もとに戻そうとしたのですが、出来ませんでした、せっかく
午前中かかって書き上げたのに、全くの無駄になってしまい、午後はふて寝をしました(笑)
これが9月のはじめでした、ようやく涼しくなったのでパソコンに向かいました 

 FUKUさんのご投稿に、有山麻衣子のCDは再生が難しいとありましたが、私も苦労しました、上手く鳴らさないと歌詞が不明瞭になったり、歌手の実像がぼけてしまいます
 また、KANさんが紹介されたウィーン・ホーフブルクカペルレ・コーラルスコラのグレゴリオ聖歌も再生が難しいCDだとおもいます、下手に鳴らすとモヤモヤした合唱になってしまいますが、実はそのモヤモヤが透明な響きであるという再生になるまでには苦労があります

 今年の秋は短いのでしょうか、貴重な日々ですね

引用して返信編集・削除(未編集)

影なびく星さん、お久しぶりです。お気遣い頂き有り難う御座います。以前より少し疲れやすくなったかなと思う事もありますが、涼しくなったので散歩などしながら足腰を鍛えています。

オーディオにかける皆さんの熱意に圧倒されながら楽しく拝読させて頂いています。話題に出ていましたグレゴリオ聖歌ですが、私の愛聴盤でもあり、オーディオシステムのチェックの基準でもあります。私のシステムではこの盤の演奏が奥行きを持って広く響きながら、僅かな吐息が聞ける時が良い状態です。影なびく星さんは響きを大切にされる方ですので、この盤がどの様に演奏されるのか是非聴いて見たいです。RHRは木製のバックロードキャビネットにペーパーコーンのため、秋になって乾燥しだすと毎年音質が少し変わるので再調整をしています。今年はスーパーツイーターがST-200からリボンのRT-4に変わったのでいつもと違う印象ですが、今はやっと5kH以上のroll-off調整迄詰めて来ました。もう少しです。こんな時期には再生の楽なCDに行きがちですが、なんとか頑張って難しい盤で調整してきました。FUKUさんが調整で書かれていたヒラリー・ハーンのバイオリン、特に若くして録音したバッハは大好きです。このバイオリンの音色が美しく響けば幸せになれます。

最近はクーラーの必要なく、秋の夜長は静かでオーディオを楽しむにはとても良い時期ですね。ジャズボーカルではグレース・マーヤさん、クラシックでは辻井伸行さんのピアノなど聴きたいソフトが沢山有りますね。楽しんでいきたいと思っています。

季節の変わり目で、皆さん体調を崩されません様。

引用して返信編集・削除(未編集)

影なびく星さんへ

お久しぶりです。新しい掲示板の投稿では、お手数をおかけしても申し訳ありません。
細かな部分は、私も不明瞭です。わかる範囲で使っております。

有山麻衣子のCDは、お書きのように、歌詞が不明瞭になったり、歌手の実像がぼけたりするので、調整に一苦労しました。うまくいけば、その伸びやかな声の美しさは素晴らしいものがあります。なんともいえない不思議なCDですね。

グレゴリオ聖歌も同様に再生が難しいCDですね。しかし、私の場合は、スピーカーのセッティングをやや外向きにしたり、ケーブルの工夫で何とか、乗り越えました。本当に苦労しました。逆にいえば、音の向上を促すCDでもあるようです。

いつもながら、影なびく星さんの投稿には、感心させられます。オーディオがお好きで、こつこつ取り組んだ音作りや、音楽の再生に関しての投稿には、大いに、参考になりました。

これからも、よろしくお願いいたします。

引用して返信編集・削除(未編集)

FUKUさんへ

FUKUさん、過分なコメントありがとうございます。恐縮です。
新しい掲示板の操作がわからないのは、ひとえに私の責任ですね、少しはまともな投稿も
できるようになりました、いつもみなさまのご投稿ばかり拝見していては、いけないとおも
い、今後は投稿を増やしたいとおもいます、今後ともどうかよろしくお願いいたします。

 ところで、FUKUさんの300Bアンプは小倉のカンノ製作所の製品ではなかったでしょ
うか、40年も使用されているのですね、しかも修理が可能性なのですね、カンノアンプが
ネットオークションに出品されたこともありましたが、高価で私には手がでませんでした 
今は、レプリカのマランツ7と8Bで満足しております、年を取るとオーディオが趣味で
あることに感謝したくなりますね
 

引用して返信編集・削除(未編集)

300Bアンプの音出し

次々と投稿がある中、話題が変わり申し訳ありません。

皆さま、お元気でしょうか。いつも、オーディオ・音楽に関するお便りを頂戴し、ありがとうございます。3か月振りに300Bのアンプが修理を完了して戻ってきました。

わたしは、この3か月間、300Bの代わりのアンプQUAD44+405を聴いて、素直な音で鳴る音を聴き、QUADアンプでも、十分に音楽が聴けるという環境を作りました。そして、300Bアンプの修理の完了を、気長に待つことにしました。すると300Bアンプが帰ってきても、音にあまり大きな変化はないだろう。という予測をしていました。さあ、待ちに待った300Bアンプを30分ほど通電して、音出しの開始です。

まずは、ヒラリーハーンのバッハは、楽器の響きと空間の伝わり方を聴いていきます。どの程度、さわやかであり、倍音がうまく再生ができるのかを聴きます。新鮮で、ホールトーンがあり、抜けの良いヴァイオリンの響が聴こえてきました。
次は、マリア・ジョアン・ピリスのピアノ・第14番イ短調 D784です。ピアノの高域の美しさとピアノの低域の鳴り方を聴いていきます。なめらかなピアノ演奏です。ピアノの低音の深さが心地よいです。
ボーカル有山麻衣子の幻のコンサートは、センターで歌っているように声が聴こえるかどうかを探ります。このCDは意外と再生がむずかしく、かなりスピーカーのセッティングを要求します。慎重にオートグラフをセッティングしました。するとステージで歌い、声に透明感があり爽やかな声が聴けました。
そして、安心して、鈴木慶江のオペラのアリア アベマリアでは、抜け感のある高域のソプラノが聴こえてきた。さらには、低域のひびきが深くなってきた。オートグラフの持つ深い低域の鳴り方へと変化し、スケールの大きな音で鳴ってきました。

これは、どうやらvan Ardenさんの予測の通りの展開だと思いました。きっとArdenさんは、自宅で、300Bアンプにタンノイアーデンをつなぎ、しなやかで、美しい、みずみずしい音を日々聴いておられ、私にアドバイスされたことがわかってきました。とても大きな音の変化があり驚いています。さすがにベテランであり、同じタンノイを300Bで鳴らされている Ardenさんの、鋭い視点に脱帽しています。

 今回、新しいアンプを買うか、古い40年使用のアンプを修理するかどうか、とても悩みました。トランス以外劣化した部品の交換には、アンプを作り直すのと同じくらいの時間と費用がかかります。悩んだ末に、あと一度だけ300Bの音を聴きたいと願い、修理する決断をしました。しかし、どのくらいの音に仕上がるのか、とても悩みました。待つ時間も長いでした。しかし、今、出来上がった300Bアンプの音を聴き、今までと同じ音であり、これで良かったと思っています。

300Bらしい音が聴けて、ほっとしています。300Bアンプのトランスは、パーマロイトランスを使用しているので、深い低弦の響きをうまく聴かせてくれます。しばらくは、慣らし運転のつもりで、気長に調整していきます。まずは、300Bアンプの音出しの報告でした。

長文を読んで頂きありがとうございました。
これからも、よろしくお願いいたします。

引用して返信編集・削除(未編集)

Van Ardenさんの丁寧で、心温まるお便りに感謝しております。

Van Ardenさんの音の好みと、私の音の好みは、たぶん似ていると思います。それは、300Bアンプで鳴らす15インチのユニットは、非常にクラシックをうまく鳴らしてくれるものを、持っているからです。15インチの深い低域は心地よいです。

300Bの球の持つ味わいが、とてもクラシック音楽をうまく鳴らします。これは、組み合わせて聴いてわかることだと思っています。

アーデンは、以前にも書きましたが、とても高い再生能力を持っています。若いころ、友人のアーデンは、ツィーターをつけて、クラシックもJAZZも、透明感があり、なめらかな音で、とても感動する音を聴いたことがあります。

私の場合は、オートグラフとの出会いは、行きつけのオーディオ店に、オートグラフが売れずに長い間置いてありました。その巨大さゆえに、なかなか売れなかったようです。私の部屋に、こんな大きなスピーカーを置けるだろうかと迷いましたが、せっかく出会いがあったから、思い切って買いました。

しかし、300B以外のアンプでは、うまく鳴りませんでした。高域はうるさく、低域はだぶついていました。そこで、300Bアンプをつないだところ、すんなりと鳴ってくれました。お互いに、タンノイの15インチのユニットで鳴らす音は、共通の音であり、音楽性に富んでおり、ゆったりと音楽に浸れる音色を鳴らしてくれるはずです。

音の好みは、それぞれ異なりますが、タンノイの音が好きであること、300Bアンプで鳴らすことで、大切な音の姿は鳴っていると予想できます。

タンノイの15インチは、アーデンやレクタンギュラーヨーク、など、シンプルに鳴らすことで、癖のない音を鳴らすことができます。家庭で聴くのには一番程よい大きさだと思っています。若さゆえにオートグラフを買ったのに、まともに鳴らすだけでも10年かかりました。

試聴の4枚の写真を掲載しました。

引用して返信編集・削除(未編集)

FUKUさん
300Bアンプの無事のご帰還、おめでとうございます。3カ月は長かったですね。
重量機器の再セッティングも大変だったとご想像致します。
アンプの通電から最初の音出しのご心境、試聴するソフト選びと夫々の音の出方・印象、十分伝わって来ますし大変勉強になります。
FUKUさんの私へのコメントを拝読して、赤面し、PCの前でどこか穴があったら入ってしまいたい心境です。
FUKUさんの足元にも及ばない小生には大変もったいないお言葉で、恐縮しております。ありがとうございました。
今回ご紹介された、音出しに使われたソフトを入手したいと存じます。
同じソフトを300Bシングルでタンノイアーデンで聴き、FUKUさんの感動に少しでも近づければいいなと思っています。
オートグラフではないし、部屋も違います。システム構成全体が大きく異なりますので、無理は承知の上です。
でも300Bシングルで鳴らすタンノイに共通する何とも言えない音が程度の差こそあれ拙宅でも出ているものと信じています。
ありがとうございました。

引用して返信編集・削除(未編集)

興味が湧いて

Pf:ゼルキン/指揮:アバド/ロンドン交響楽団のモーツァルトのピアノ協奏曲第20番
ですが、独本国盤のアナログLPレコードでは唸り声がどう聞こえているのか個人的な興
味が湧いたので手元にある2532-053を引っ張り出して聴きました。カートリッジはテク
ニクス205CⅡを使いました。CDとほぼ同様の唸り声が並走?して聞こえました。
音源が同じですから当然ですが、大きな差があったら困りますので安心しました。
アナログレコードとCDとの違いは感じますが、どう違うかは人それぞれですので敢えて
感想は述べませんがお許しください。
失礼いたしました。

引用して返信編集・削除(未編集)

自動筆記 様
LPもお持ちなんですね。貴重な情報を有難うございました。
私は所謂海賊盤紛いのCDを入手してしまったのかと長きにわたりモヤモヤしていましたが、
正規の音源からデジタルダビングされたCDと判明しホッとしております。
12番も同じような「音」が聞こえます。

本日、当CDをいつもの300B→ARDENではなく、パワー部:E-406V→B&W Nautilus805Sで聴いてみました。
不思議なことに、例の「声」はかなりしっかり聴かないと認識できませんでした。
機器の違いによる音の再生にかなりの違いがあることを感じさせられました。

続報、ありがとうございました。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年09月30日 22:58)

あるCDについて、

QUARDをはじめオーディオの深き世界が語られている中、場違いな質問になりますがご容赦頂けれと存じます。
かなり以前から一度皆様にお聞きしたく思っていたあるCDの疑問です。

CD:ピアノ協奏曲第20番、12番。
  ゼルキン/アバド/ロンドンシンフォニーオーケストラ、1982年録音。CDのラベルにはMade in U.K.と記されている輸入盤です。

大好きな楽曲ですが、曲の途中で、低い雑音めいた音が随所で聞かれます。
・ピアノのペダルの音?
・ジャズピアニストの中に演奏しながら何かを口ずさむ方がいますが、それに似た感もあります。

もし、同じCDをお持ちの方がいらっしゃいましたら、そのような音が入っているか教えて貰えれば幸いです。

宜しくお願い致します。

引用して返信編集・削除(未編集)

自動筆記 様
ご多忙のところ、ご親切なご説明、大変ありがとうございました。
ゼルキンによる大好きな20番、長きにわたってモヤモヤしていた疑問が解けました。

沢山のピアニストの演奏を聴いたわけではありませんので、大きなことは言えませんが、
ゼルキンの独特の熱情のようなものを感じ、このCDはお気に入りの一枚です。
不思議な「声」は、聴く度に気になって仕方なかったものの、これからは楽曲の貴重な一部として楽しむことが出来ます。

1台だけさんからの情報を含め、自動筆記様のご投稿に感謝致します。
これからも宜しくお願い申し上げます。
ありがとうございました。

引用して返信編集・削除(未編集)

恐れ入りますが、追記をさせて頂きたいと思います。
「頻繁に聞こえて来るほどではないようです。」と
無造作に記載しましたが、知人から
「唸り声は頻繁に聞こえていると言って良いのでは
ないか。頻繁と思うか少ないと思うかは人それぞれ
だが私は頻繁に聞こえると感じる。」
と、指摘をされましたので訂正させていただきます。
 従いまして日本盤だから調整云々も訂正させていただきます。
これも知人の指摘ですが「唸り声だけきれいに取り去る
技術なんてあるのか?」とも言われました。
 お騒がせ致しました。

引用して返信編集・削除(未編集)

van Arden様
 このところ劇場通いが続いてしまい、少し遅くなりましたが参考になれたなら嬉しい事
だと思い投稿させて頂きます。

 ドイツ・ミュンヘンの音楽評論の大家、ヨアヒム・カイザー氏がゼルキンに関する一文の
冒頭で次の様に述べております。

「ゼルキンが演奏するときには、ときによるとペダルの扱いがリズミカルな足ぶみにまで
 高まることがある。(中略)彼は弾きながら口ずさんだり、そのための不利やミスタッチ
 など委細かまわず法外なことをあえてする。」

 確かに舞台上のゼルキンは歳相応の分別とか威厳とかに無頓着であるばかりか、まるで
若者の様にふるまい、歌い、満面の笑顔を浮かべて聴衆の声援にこたえておりました。
素晴らしい演奏とともに、その笑顔を今も忘れられません。

 手元にあるCDはMade in Japanですが、確かに唸り声らしきものが漏れ聞こえてきますが
頻繁に聞こえて来るほどでは無いようです。恐らく日本盤では何らかの調整をおこなったと
推測されます。

取り敢えずご参考にして頂けたらなによりでございます。

引用して返信編集・削除(未編集)

1台だけさん、続報をありがとうございました。
昨晩、遅くに拝見しました。
確かに「ゼルキン うなり声」で検索するとしっかり見つかりました。
他に、ライブ録音かと存じますがブラームスのピアノ協奏曲でも同様な「声」が入っているとのことでした。

前回に引き続き今回も貴重な3枚のソフトをご紹介され、大変興味深く存じます。
ありがとうございました。

引用して返信編集・削除(未編集)

CDはもってはいないけれど、YouTubeにありました。(DGでのMozart Concerti がいろいろ出てます)
Serkinの鼻歌のようです。
「Abaddo Serkin 声」でググったらHMVでのレビューに
「唸り声」云々がありました。

下の3つは気持ちよく聴きたい駄音盤です。

引用して返信編集・削除(未編集)

QUADの魅力

KANさん、お便りありがとうございます。再検査が無事済んでよかったですね。健康が一番です。私も最近は、自分の健康のありがたさを、日々実感しています。

KANさんのSACDプレイヤー調整のお話しをきいて、私も最新のSACDプレイヤーを聴いてみたくなりました。音の生々しさが向上していると想像しています。また、QUADの体験談ありがとうございました。縁があれば、606Aを聴いてみたいと思っています。また、カレン・ソウザーの愛聴盤の具体的なアルバムがあれば教えて下さい。

つぎは、私がこの2か月間の、QUADによるタンノイの音作りの記録です。

今年7月、35年使用してきたカンノ300Bアンプが故障しました。今後10年先を考えて、これを機会にプリもメインもオーバーホールに出しました。期間は2か月以上かかる予定です。そこで、音楽が聴けないと寂しいので、オーバーホールが終わるまで、手持ちのアンプQUAD44+405で、代用していこうと計画しました。

長く真空管の音を聴いてきています。久しぶりのトランジスタです。一聴して、これは、なかり手ごわいぞと感じました。響きが堅く聴こえます。しかし素性は悪くありません。最初は、現状のまま、QUADをつないでいましたが、やはり、300Bとは、音の違いは大きいものでした。これから、調整が必要であると感じました。

1番目は、K-597ツィーターを、うまく工夫して、高域の質を向上きたらと考えました。QUADは300Bより、音は、めりはりがある音なので、調整が必要でした。思い切ってk-597のコンデンサーの値を1.0μFに変えました。すると、楽器の響きが良い方向へと変化し、音に大きな変化ができました。これで音が大きく改善されました。前後の位置を調整しました。弦とボーカルが生々しくなってきました。まずは、ツィーターの調整で一歩進みました。

次は、器楽曲、ボーカル、オーケストラなどでエージングします。音楽的になるところまでもっていかなければなりません。できるだけ、QUADの音の良さを伸ばしていこう。音を大きめにして、響きをうまく出せるようにしました。すると、やっと箱全体でオーケストラが鳴るように変化してきた。エージングにて、鳴るようにしました。オーケストラでは、左右と上下の音場を、いかに臨場感を出しながら、細かい楽器の音も鮮明になり、うまくハーモニーを出していくかを考えて調整していきました。

次は、タンノイのネットワークの調整です。高域のコンデンサーを変えたので、ネットワークのレベルの調整をしてみました。高域のレベルを一段落としました。続いて、低域のレベルも1段落としました。すると全体のつながりが良くなり、品格がでてきて、まとまりが出てきました。カチットした響きであり、低域が箱全体で鳴りだすのに2か月かかりました。音に深みが出てきました。この2か月でQUADのアンプの成長を学びました。良い経験でした。
プリ+メインで10万円に満たない組み合わせであるQUADをなんとか、最高に鳴らす方法に取り組み、良い勉強になりました。一からの音作リは、苦しいものでした。そして、うまく使えば、QUADのアンプでも、オートグラフらしさのある音が聴けることを学びました。スピーカーの完成度の高さを再認識しました。

引用して返信編集・削除(未編集)

1台だけさん、いつもお便りありがとうございます。また、貴重なモノラルの3枚の紹介ありがとうございました。私は、この2か月間、QUADのアンプの使いこなしで色々とやってきました。やはりオーディオは楽しいものだと思いました。

300Bアンプ以外の音は本当に久しぶりでした。QUADの音を久しぶり聴き、1台だけさんの言われていることが現実にわかってきました。トランジスタアンプの難しさと良さの両方を味わいました。

 いずれにしても、オートグラフの質の良さを、思い知らされました。オートグラフの箱は、本当に素晴らしい作りであり、ホーンスピーカーとして、本当に良くできていることを、学びました。オートグラフがうまく鳴り出した時、心の底から感動するし、色々な音作りの工夫によって、どんどん音が良い方に変化してくれることを知りました。

 オートグラフが、スカッと鳴り出すと、この音だ、という大きな喜びがありました。今回の体験は、私にとってありがたいことでした。今まで、300Bのお陰で、倍音、透明感、音楽性など、すべて300Bアンプが生み出してくれていたのだと思い知らされました。

音がうまく鳴っていないときは、どうも精神的に落ち着かない。音が鳴っているだけで面白くないのである。弦・ボーカルの美しさが伝わってこない。低域がだぶつき、音全体がにごって聴こえる。次々に聴こうという気持ちが起こらない。これが、QUADの導入の初期のオートグラフの音でした。

それが2か月後には、なんと自然で伸びやかな音作りであろう。ゆっくりと音楽を楽しもうという気持ちが出てきました。音全体が、ピラミッドバランスになっている。倍音がうまくプラスされ、弦の音が、遠くに広がって聴こえる。オーケストラの響きが、左右上下に広がり、各楽器の音が明確になり、交響曲の素晴しさを、楽しめる音になりました。この音が1台だけさんのオートグラフ使用時の音かと、やっと気づきました。

この両方を聴かせてくれたのが、QUADでした。最初は、うまく鳴っていなかった。それが、2か月間で、音楽を聴かせるように変化してきた。ネットワークの調整、ツィーターのコンデンサーの交換、ツィーターの台の交換、スピーカーのセッティングの4つの工夫で、タンノイの音がどんどん良くなってきました。これぞ、オーディオの醍醐味だと思いました。
これからも、よろしくお願いいたします。

引用して返信編集・削除(未編集)

FUKUさん

QUADについていろいろご教示ありがとうございます。
technicsの廉ものアンプでそれなりに納得してはいるのですが、もっと上等の音にしたいという思いで
QUADを物色はしていますが、これは、というのには出会いません。
とりあえず何かQUADを経験してと思い、34, 303, 44, 405もネットで見てるのですが,それらでも旧いものなので
全部オリジナルで大丈夫だろうか、パーツを替えたものは音的にどうだろうか、またそれら以前の怪しい状態のものが
多数で回っているようでなかなか思い切れません。じっくり粘ってみるつもりですが。

ボーカルについて、旧い歌い方かつモノラルで、皆さんの好みからはずれるかもしれませんが
私の好きな物で思いつくものを挙げてみます。

引用して返信編集・削除(未編集)

FUKUさん、とても興味深いお話し有り難う御座います。
QUAD44+405の音に触れられ、響きが硬い、メリハリがある、素性は良い、などの評価をされていましたが、多分私が感じた印象ととても近いのではと感じました。でも、その後のアプローチは流石に凄いなーと感服してしまいました。ここまで大切にされたらQUADも本望ですね。これはオートグラフの潜在能力を信じていなければ出来ないことですよね。私は好きな音質でしたが606と606Aの音質は44+405とはかなり違うと感じました。CDPのお話が出ていましたが、最近のCDPの音質とFUKUさんの使用されている慣性回転系を読み取りに用いたシステムでどちらの音質が好みかはとても興味あるところです。試される機会が有りましたら是非教えて下さい。これ迄、幾種類かのCDPを使ってきましたが、中域の充実度ではスイングアーム、one bit 方式のPhilips LHH700が良かった印象で、その後使用してきたMarantz数機種では分解能や帯域の広さに優れている様な印象でした。現在使用中のSA10ではこれに自然な音色が乗って音質はアナログに近づいたと感じています。

追伸: Karen Souzaのアルバム写真を入れておきました。これとは別にぜひ聴いて頂きたいアルバムとしてCharlie Haden とKenny BarronのNight and The Cityを入れておきました。1996年録音のライブ録音です。(以前同じ記載をしたかもしれません) ライブでこれほど自分の内面を見つめた様な演奏をするのに驚いてしまいました。上から視線の様な書き方で申し訳ないのですが私の1番のお気に入りです。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年08月29日 11:16)

残暑お見舞い

東海地方沿岸部も脅威の猛暑続き、エアコンをしっかり効かせてオーディオを楽しむ日々、時に後ろめたさを感じながらも楽しんでいます。

KANさん、4か月後の再検査をクリアーされ本当に良かったですね。当方は早いもので1年半が経ちました。3ケ月毎のフォローアップ検査継続中です。有り難いことに無事でおります。
ご紹介のチャーリー・ヘイデンのライブ盤、大変興味あります。当方のCDは「ノクターン」、2000年マイアミのスタジオ録音盤です。
ピアノがキューバ出身のゴンサロ・ルパルカのせいか全体に中南米系の柔らかい雰囲気です。
KANさんが前回紹介された時はそのまま、今回のご紹介で約20年ぶりに聴いてみました。
そのライナーノーツの一節に、『見るとか聴くということを、簡単に考えてはいけない。見ることも聴くことも、考えることと同じように難しい、
努力を要するもの。芸術家が一心腐乱に精魂傾けてキャンバスなり五線譜の上に表現した作品を、ただぼんやりと眺めたりBGMのように聴いているだけでは、そこに込められた真実には触れられない・・・・・』
まさにその通りです。当方、ついつい安易に聞き流してしまうことが多く、至極反省。
「自分の内面を見つめたような演奏」との96年ライブ盤を是非入手したいと思っています。
相棒のピアニストがケニー・バロンとのことですので雰囲気も異なるのでしょうね。

カレン・ソウサ、試聴しました。ジャージーなボイスで妖艶な雰囲気ですね。
当方、最近はカーラ・ヘルムブレヒトの「ビー・クール・ビー・カインド」と「ワン・フォー・マイ・ベイビー」を聴いています。
残念ながらアルバムは2枚のみのようです。

CDP、SA10の情報有難うございました。メカニカルな部分やデジタルの部分で多種多様な方式があるようですね。
CDPを調整されるお姿が目に浮かぶようです。24通りもの選択肢があるというのも羨ましい限りです。
当方のDP-500は出力のバランス/アンバランスの選択肢あるのみです。

QUADのアンプの件では皆様の実体験を含めた詳しいご投稿を拝読しました。タンノイといえばQUADと言われたくらいの定番のひとつ。
当方も一度は憧れたものでした。皆様はそれを実践され流石にタンノイマニアだなと思った次第です。

FUKUさん、300Bアンプのオーバーホールが一日も早く完了しご自宅にご帰還されることを願っています。最初の音出しのソフト選びから始まり、音出し瞬間の緊張感と感動は感無量、楽しみですね。その後はエージングと調整、何物にも代えがたい楽しみではないでしょうか。
代替えQUADアンプ使用時の多岐にわたる調整方法のご紹介同様、今回もそのご様子をご投稿頂ければと存じます。300B など真空管も更新されたのであればどんな真空管を使われたのかもお教えください。楽しみにしております。
尚、重量機器のセッティングですので怪我をなさらぬよう十分お気を付けください。

皆様、まだまだ暑い日が続くようです。熱中症には十分留意しましょう。

引用して返信編集・削除(未編集)

ささやかな音楽シーンへの招待

KANさん、ご返事ありがとうございます。早速2枚のCDを注文しました。到着が楽しみです。

私は、50代で、とても素晴らしいオーディオの先輩方に出会いました。そのおかげで、オートグラフと出会い、そしてカンノ300Bに出会いました。先輩方の導きにより、オートグラフを使い、素敵なオーディオライフを送ることができたことは、とてもありがたいことだと感謝しています。

私は、家庭という最も安らぎを得られる場所でこそ、音楽の楽しみが必要であると考えてオーディオをしてきました。たとえば、ウィーンの音楽シーンを通しで楽しめる人々は、そう多くはいません。しかし、オートグラフならば、私を、部屋にいながらにしてウィーンの音楽シーンへ連れて行き、素敵な音楽を、楽しめるような音場で聴かせるクオリティのある音で聴けるだろうと考えて、オーディオシステムを作り上げてきました。

私は、今回、40年使ってきた300Bのアンプの故障により、私の手持ちのアンプであるQUAD44+405で、オートグラフを鳴らしてきました。しかし、一聴すると音は硬い、しかし、素性は良いが最初の印象でした。それから、この2か月間、集中して、どうしたらうまく鳴るのかを、冷静に考えてきました。

QUADのアンプは、帯域はかまぼこ型である。そこでオートグラフのネットワークのレベル調整をQUADと同じかまぼこ型にしたらどうだろうか。3個あるレベルの左はしの高域を1目盛り下げ、真ん中はフラットのまま、右端の低域も1目盛り下げた。そうすることで、QUADのアンプのかまぼこ型と一致して音作りができるのではないだろうか。これは、瀬川氏がタンノイ使用時にやっていたタンノイの調整法だと、昔のことを、かすかに覚えていました。ただし、弦のひびきや人の声は、もう少し倍音が増してほしかったので、ツィーターK-597のコンデンサーを1.0μFに変更して、良質の高域が増すようにしてみました。

すると、最初の硬い音が、2か月でがらりと変わりました。びっくりです。オートグラフの独特のホールの響きが、戻ってきました。久しぶりのひびきのある音です。鳴りかたが自然になりました。ホールトーンのある音が、オートグラフから聴こえています。チェンバロ、リュートの、優雅な音も再生できました。今までとは、全く別のQUADらしい人工臭さのない音が出現しました。これは、かまぼこ型を目指した調整で、偶然にできた音です。オートグラフの能力にQUADアンプの自然さがプラスされたようです。

今回、QUADへのアンプの交換で、偶然にも、ネットワークとツィーターの2か所の工夫で、音が向上することが体験できました。オーケストラも十分に低域が深いです。箱全体から鳴っており、上品であり、JAZZも演奏者の雰囲気をうまく出しています。チェロの独奏が心地よく鳴っている。自宅でチェロの演奏の雰囲気を味わえます。たとえば、モーツアルトの交響曲での低弦の厚みや、バッハのチェンバロ協奏曲の味わいを楽しめるような音場の再生が可能になりました。

van Ardenさん、お便りありがとうございます。文章を読ましていただき、van Ardenさんの的を得たアドバイスと、お互いを尊重していく、やさしい気持ちに、いつもほっとしております。じっくりと整った機器の選択、絶え間ない研究心には、いつも感心しております。

速いもので、タンノイと300Bを聴き続けて40年が、過ぎました。普通は、10年ごとに機器の入れ替えや、スピーカーの交換があり、色々とオーディオ談議に花が咲きますが、私の場合は、300Bを40年聴いてきたので、さしたる目新しいところはなく、面白みがありません。とことんこれはと思う機器を聴くのが私の流儀です。

しかし、今回だけは、困りました。300Bのオーバーホールが必要となり、他のアンプを物色しましたが、手持ちがQUAD44+405しかありません。何が何でも、これで乗り切るしかありません。そして、QUADの欠点を、オートグラフがうまいこと包こむような方向での音つくりを目指してきました。とても音楽的な響きが生まれてきたのです。弦もボーカルも美しい響きです。QUADの硬さは、タンノイの高域をうまくコントロールしだしたのです。これぞ、オーディオの醍醐味だと知りました。
そして左右のスピーカーの位置を正しくセッティングできると、隠れていた低音の音場が現れました。チェロやコントラバスの美しい弱音が再生できてくると、SPは消えてコンサートホールで聴いているようです。

引用して返信編集・削除(未編集)

van Ardenさん、1年半ですか。お互い健康には気を付けたいですね。

ご紹介のカーラ・ヘルムブレヒト、YouTubeで聴いてみました。大人の雰囲気なのになんとなく可憐でも有り良いですね。私もアルバムを探してみます。先に紹介させて頂いたアルバムの印象はケニー・バロンの演奏の印象です。勿論チャーリー・ヘイデンの演奏も同じ様な印象で、とても惹かれます。聴かれたら感想など教えて下さい。

引用して返信編集・削除(未編集)

QUAD石のアンプとタンノイについて

以前書いたTechnics石のアンプ(SU-C01+SE-C01)、シングルオートグラフに(ローブースト、ハイダウンで)すっかりなじんで気に入ってたんですが、
古いものでトラブりました。
FUKUさんがQUAD44+405について書いておられたのでヤフオクとか探してみたのですが、まともに使えそうなのが見つかりません。
とりあえず音楽を鳴らしたいのでブックシェルフにつないでいたMarantzPM4200をつないでみたのですが、音が軽すぎて沁み入ってきません。
新しめのアンプは低インピーダンス用なので合わないのかもしれません。以前中古で買ったまま忘れていたSONY TA-1120が出てきたのでつないでみたら、
プリ部に不具合(ボリウムの接触不良?)があったのでそのままでは使えません(TA-1120=1965年ではカタログ上16Ωでの出力が記載されてます)。
結局プリのSU-C01(これは音に適度な重みを与えてくれます)はバランスボリウムの接触不良=サンハヤトでとりあえず復旧、(パワーのSE-C01はコンデンサーが膨らんで、リレーの不良もありギブアップ)、
TA-1120のパワー部を使って(16Ω+16Ω:15Ωにトランスでモノラルに変換)で不細工ではありますがとりあえずは一応聴ける音にはなりました。
しかしながら英国製のQUADは(すごい音でなく普通に聞ける音が望みです)やはり気になります。44,34,405, 306,606 とかありますがとっかかりがなく何を買ったらよいのかわかりません。
サジェッションいただければありがたいです。

引用して返信編集・削除(未編集)

1台だけさん
数回に渡り、投稿ありがとうございます。

まず、テクニクスのアンプで、オートグラフが落ち着いて鳴る
ようになって、良かったですね。

QUADのアンプですが、以前友人が33+50Eをもっていたので、
聴いたことは、あります。古い音では、ありましたが、味のある響き
がしていました。

私の300Bのアンプですが、40年以上使ってきました。
コンデンサーの交換、半田のやり直しなど、アンプの作り直しの状態です。
一応、音が出るところまでは、できていて、聴きにいきました。
今後は、音を聴きながら微調整をしてもらっています。

1台だけさん、アンプの修理ですが、私の修理は、300Bのトランス結合
アンプ専門ですので、難しそうです。

真空管アンプは、やはりタンノイをうまく鳴らしてくれます。
QUADを聴いていて、300Bを聴けば、やはり、この音だと思いました。
ただ、修理先の方のスピーカーが、WEのホーンスピーカーなので、味わいはかわります。
しかし、音の姿は、同じだとおもいました。

良い音を求めると、時間と費用がかかります。
1台だけさんのお話は、とても勉強になります。
共にオートグラフを聴く仲間として、今後ともよろしくお願いします。

引用して返信編集・削除(未編集)

SU-C01+SE-C01について、パワーアンプをBTL接続にすることにすることで私的には納得できる音になりました。
16Ω負荷を4Ω+4Ωにしてやるのがよかったのか、早朝の電気のきれいな状態で聴いているからよいのか、
はっきり判りませんが、小粋な音になりました。
QUADは303、50Eの活けるのがあれば聴いてみたいと思ってます(50Eは出力トランスを使ってるのが安心です)。
いろいろありがとうございました。

引用して返信編集・削除(未編集)

FUKUさん、ご教示ありがとうございます。
SE-C01、2台セットで買って鳴らしてみましたがしばらく聞いているとどちらも前の音とちょと違う。(音の押出とエッジが少し物足りなく若干康物っぽい)
前のは康物ながら不思議とそれを感じさせず、過不足のない音でありました。(同じ機種でも一台ずつ音が違うのはわかってはいるのですが)
QUADは今まで縁がなく、物色してはいますが、まともなものが少ないようで、なかなか使えそうなものは見つかりません。
当初はMarantz #7(40年まえに買ってずっと箱にしまっている)のとMarantz#9の予定でしたが(レストアに出しているのですが4年間戻ってきません)。
Marantz#2を使っても絶品(以前=38年前、もっていて音はよく知っています)と思いますが、今となっては高いのとまともなものを入手するのが至難です。
昔は, 今は高価なマランツ真空管機器もただの中古物件だったのですが。(一時#3#11を除いて1-12までコレクションしてましたが)
Autographについては気軽に聴いてみたいのでそこそこのアンプ(音は違和感なしならOK)で楽しみたいと思っています。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年07月18日 11:07)

1台だけさん、お便りありがとうございます。
アンプが見つかってよかったですね。

QUADに関することですが、私は、ずっとQUADのアンプの音が好きで、
ずっと聴いてきました。それは、オーディオ的な音ではなく、自然な音がするからです。
現在、自宅では44+405を、別の場所では33+303を使っています。

QUADは、両セットとも、とても自然な音です。
ただ、耳の超えた人やオーディオマニアには、もの足りません。
それは、オーディオ的な音がしないからです。

44+405はタンノイの中高域はうまく鳴らしてくれます。
弦やボーカルは良いです。しかし、低域は、やや物足りません。
これで、低域が豊かであれば、素晴らしいと思いますが、そうは、いきません。

音楽が普通に聴ければよい。そういう思いであれば、QUADは、良い選択です。

また、プリの44はやや現代的で、プリ33の方が、ゆったりした音作りのようです。
どちらも個性があり、一長一短です。あわてずにじっくりと探すなら、
33+303の方が古いタンノイには、自然な音だと思っています。

以上、私の勝手な判断ですので、参考に留めておいて下さい。

引用して返信編集・削除(未編集)

ヤフオクでQUADを物色しているうちに手頃なSE-C01に出会い、ゲットしてしまいました。(コロナ禍が終わってないのでなかなか買い物には出られません)
SU-C01と組み合わせると適度な質感、適度な低音のダンピング(ボンつきの手前で抑えてくれます)、微妙な音の滲み~揺らぎもあり落ち着きます。
廉物の音といえばそれまでですが。
でもQUADは気になりますので、良い出会いがあれば、と思っています。
本命は球のアンプですが、大層になりそうでなかなか思い切れません。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年07月11日 21:03)
合計333件 (投稿115, 返信218)

ロケットBBS

Page Top