初代無印のように、文字通り「ふたりはプリキュア」だったのとは真逆の「付かず離れず」な距離感の描き方が絶妙ですね。ひょっとしたら未就学女児同士の付き合い方もこの20年間で大きく変化しているのかもしれません。
>多様性って不器用な人には面倒臭い社会だと思う
同感ですね。加えて昨今は特に「多様性」なる概念が暴走気味に拡大を続けているように私には映ります。そもそもヒトが「異質な他者」を受けいれる寛容さというかキャパシティの面において、生物学的な意味での限界をとっくに超えつつあるのではないか、その歪みが、例えばヘイトスピーチとかトランプ現象に象徴される「分断するアメリカ」とかに如実に顕れているのではないか…などとつらつら考える今日この頃です。
>『#マンホール』
未視聴ですが、御大のプレゼンで既に見る気の失せる作品ですね(苦笑)。
同じようなテーマでしたら、私は普段あんまりバラエティ番組は観ないのですが、先日偶々Tverで視聴したコレ(↓)が個人的にはツボりました(まだ暫くの間は視聴出来るみたいですね)。
https://tver.jp/episodes/ep69fa71iy
ある種の極限状況に置かれた芸人一人一人の現状把握および対処法の違いに、それぞれの個性(人間性)が見事に露わにされており、非常に興味深かったです(数年後にはコンプラ的に放送出来なくなりそうな内容ではありますが)。
プレゼン頂いたもう一方は面白そうなので、また夏期講習会が終わったら一作目の方を視聴してみようかと思っています。
>キリストが実は妻帯者で子どももいます
カトリック教会によって「偽書」とされている『フィリポによる福音書』には、正典の四福音書全てに登場するマグダラのマリアがイエスから恰も妻であるかのように見做されている記述があるみたいですね(Wikiにも項目があります)。「妻帯者で子どももいる」という解釈は、(ネタ元が何かまでは存じ上げませんが)学生時代にリアルタイムで映画館にて視聴した『最後の誘惑』(マーティン・スコセッシ監督・1988年)にて描かれていましたっけ(↓)。
https://mihocinema.com/saigo-yuuwaku-61900
ただまぁ、プロテスタントの端くれとして感想を言わせてもらうなら、この手の話題は「(正典に含まれている)新約聖書記者のいずれもが採用しなかった見解」に過ぎず、ゴシップ的な話題を提供するものでしかないため生産性が無いというか、端的に言って「つまんない」んですよねぇ(苦笑)。それよりもむしろ、複数の新約聖書記者が(そこかしこで相互に記述が大きく食い違い、内容に矛盾を抱えながらも)、それぞれが「イエスという男」をどう解釈し、同時代の人々に何を伝えようと(また何を伝えないようにと)腐心したのかの方に私は大いに関心があります。
>神格化しちゃったから歴史を捏造して今のような形になりました、女性の地位が低かったり性に厳しいのはその名残。
新約聖書正典に収められているパウロ書簡にしても、男尊女卑の風潮が高まるにつれて、使徒パウロの次の世代において既にテキストが「その時代の空気に合うように」改竄されていたりしますから。なお同性愛行為に対する敵意はもう少し後の時代、具体的には三世紀から六世紀頃の西ヨーロッパで初めて発現するみたいです。なお参考文献は以下の通りです(↓)。
https://www.amazon.co.jp/%E6%9B%B8%E3%81%8D%E6%8F%9B%E3%81%88%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%9F%E8%81%96%E6%9B%B8-%E3%81%A1%E3%81%8F%E3%81%BE%E5%AD%A6%E8%8A%B8%E6%96%87%E5%BA%AB-Bart-D-Ehrman/dp/448009928X
https://www.amazon.co.jp/%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E6%95%99%E3%81%A8%E5%90%8C%E6%80%A7%E6%84%9B%E2%80%951-14%E4%B8%96%E7%B4%80%E8%A5%BF%E6%AC%A7%E3%81%AE%E3%82%B2%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%94%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%AB-%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%9C%E3%82%BA%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%AB/dp/4772001743/ref=sr_1_1?qid=1693146861&refinements=p_27%3A%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%9C%E3%82%BA%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%AB&s=books&sr=1-1
前者については以前この板で引用したことがあったように記憶しています。いずれも学問的に非常にしっかりしているので、個人的にはおススメです。但し一般読者を想定した前者が比較的読みやすいのに対し、後者は完全に専門家向けに書かれているため、記述は冗長だし分厚いしで読み通すのは正直しんどい(苦笑)。取りあえず最後の結論部だけに目を通せばいいかもですね。
>ソラの人助け
ゲストを使って話を作ることに消極的らしいから、言うほど人助けはしないんだよね。本作のヒーローは常に何が正しいことなのかを点検し続けるって感じ。
>多様性と社会適合
サラリーマン化が進行して自営業や農業従事者が減少。
→複雑・高度・画一化した仕事に向かない人が発達障害と名付けられる。
多様性を認める社会。
→複雑・多角・情報化した社会に向かない人もアウト(上記と層は被っている)。
プレイヤー全員が勝てるルールなんて無いってことやね。
>アーマードコア
コアなファンが多数いる一方、実はゲーム自体のセールスはさほどでもない。
今のフロムは海外にも有名らしいから新規客層取れると良いね。腕がまだ痛いから私は様子見。
>ダヴィンチ・コード(小説)
暗号という名の連想・アナグラム。
「〇〇だったんだよ!」「ΩΩΩ<な、なんだってー!?」レベルの話が延々続く上に、場面転換がやたら多いせいでテンポは劣悪。よくこんなのがベストセラーになったなぁ。カトリック系キリスト教的に聖杯とかキャッチーなネタなんだろうか。
それはそれとして、キリストが実は妻帯者で子どももいます、でも神格化しちゃったから歴史を捏造して今のような形になりました、女性の地位が低かったり性に厳しいのはその名残。…みたいな解釈は実際はどうか知らんけど面白かったかな。いわゆるミッシング・リンク的な考察は話を盛り上げるしね。序盤ゆっくりで世界の仕組みが明かされる中盤が盛り上がって終盤は消化試合は『新世界より』を思い出すw
次回予告の事ねw八月末に海行くとは予想外だったわ~ww
今回の話は映画とかでもちょくちょくある、所謂「トイマジン案件」ですね。実際に忘れられた存在に恨まれる事も多々あるし、繊細な子は罪悪感強く感じるのかも知れませんね。
個人的に印象に残ったのは、「何気にソラがこういうオーソドックスな人助けしたのって初じゃね?」ってとこですね。
ファーストシューズのおばちゃんの時は、半分エルの靴とましろとのお別れの方に軸足がありましたし、シャララ隊長も殆んど身内みたいなもんだし。
1エピソードかけてソラが初めて会った相手の為に人助けをした事は無かった気がします。これも一つの「ひろがる」なのかも知れない。(コネクションとしてはもう会う事もないだろうけど…)
>プリズムの衣装がちゃんと動くようになった
くっ!あの光の粒々が目くらましになって、衣装の動く動かないにまで意識が回らなかったぜ…
>ぬいぐるみを失ってもソラにはましろがいる
それはつまり、ましろんがネココスをしてそれをソラがハグハグギューってしても良いという事!!
…って瞬発的に想像できた自分の心の穢れを懺悔します…w
>負け方を考える
コンプレックス強いと全方位にガードを固めちゃうから、余計に大事な考え方だと思います。
自分にとって特別重要な事でもないのに、負けると悔しかったり惨めになったりするのも劣等感のなせる業。
ミラーパッド回でも書いたけど、勝負してない筈なのに自分の中で勝手に勝負になってて、勝手に負けたと思って勝手に悔しくなるヤツ。
自分が本当に勝ちたいものが何なのか、とっくに分かってる筈なんですけどねぇ…
一方で、東雲さんが言う事も実は分からなくもなかったりw
普通の人ができない事が自分には当たり前の様にできた時、その原因を考えると「その様にある事を自分が望んだ結果、それが実現したから」としか説明できない(苦笑)。
これがエスカレートしていくと、東雲さんが言う様な「直感と肯定と確定」になるんだろうな~と漠然と思います。
>多様性って不器用な人には面倒臭い社会だと思う
成る程。多様性の社会になった結果、選択肢だけが大量に増えて、しかし、自分に合う選択肢を選ぶ為の教養が無いって感じか…
順番としては、社会不適合を起こしつつある為に、選択肢が無くなってしまった人の為の選択肢を用意する…みたいな形で選択肢が増えた社会の事を、「多様性を認める社会」って言うんだろうけれど…
>SYNDUALITY
何か唐突に歌いながら戦い出して、ガチな三角関係まで勃発…!?
…あれ?何時から僕はマク○スを観ていたんだ…?
>好きな子の本体を自室に連れ込んでゴム手袋をした手で湿った布的な物を使って全身くまなく撫で回した
はい有罪。
今週は全国レベルで一回休みなのか…って思ったら!?28日!?月曜深夜に!?今週分をやる…だと!?
ちょっとー東くーん。変なトラップし込むの止めてくれないかな~~。
>AC6発売記念ファンメイド動画
ダンバインとかフルメタとか、単体作品でスパロボチックなゲーム発売されてるし、ACだけ出て来るSRPGとか作れそうだと思うんですけどねフロムさん?
>キャパシティに余裕が残ってる範囲で有効
あげはもオーバーワークでよくエンストしているからそこで頭打ちにしている感はありますね。
>意識して「アゲてる」
>そうする事が「最高」の効果を生み出す
惑星のさみだれで言うところの
「天才とは!!無限の肯定!!ラッキーパンチを千回決めるすげー自分の直感を!!ありえねーと否定せずそれもアリだと千回肯定する者!!直感を肯定する内神業を千回実現するすげー自分!!それが天才!!技なんかオマケ!!おれすげーの瞬間を!!すげーおれの存在を!!肯定し肯定し肯定に肯定をかぶせろ!!考えるな!!直感し続け肯定し続け確定し続けろ!!」
俺、脳筋だからこういうの大好きなんだよね。それは東雲さんだからできることだ、って夕日が返すところ含めて。
私の認識だと日本人は負けないやり方(リスク回避)をしがち。その最も簡単な方法は人に合わせること。でもこれって流されることでもあるんだよね。日本人の大半は割合器用で低賃金でも文句も言わず働くからそれが普通になってズルズル働き続ける。だけど本来キャパが低い人にとってはそれが致命傷になる。弱い人ほど人と同じことしちゃダメ。強い人を真似るのは論外。
だから勝ち方を考えるって大事なんだよね。主体性を持つと言い換えてもいい。この勝ち方の中には負け方もあって、一例としてあげはが手を抜くことを覚えたのがソレ。彼女の目標は最強の保育士になることであって、最強の女子になることではないから寝坊したっていい。目的があって負けるなら心も傷つかないし、再チャレンジもしやすい。逆説的な物言いになるけど勝ちを狙うからこそ(小さなことでは)負けてもいいって柔軟な発想になれる。ゲームで言うと敵の行動パターン覚えるために敢えて負けるみたいな。
>非社交的な非行少年や発達障害、知的障害などの特性、が目立つようになってきている
『~普通の人がなぜ豹変するのか』でも、自分たちが付き合っているのかどうかよくわからない人たちが紹介されていましたね。ナアナアな関係から始まって惰性化したパターンもあるでしょうが、SNSなども含めて付き合い方が多様化(複雑化)しているのでそれに付いて行ける人とそうでない人との差がますますハッキリしてくるんだろうと思います。
多様性ってポジティブなイメージあるけど、不器用な人には面倒臭い社会だと思うよ(苦笑) 「このスキルは自分にないから、別な方法で代替する」みたいな選択と集中ができる器用さは最低限必要なレベル。
>かなえ先生
収入自体は他にもあるからYouTubeの収益は全部に投資(活動費)に回しているんだとか。元の職業的に顔バレできないからVTuberとして認知度を上げて発言力を増すのが目的だそうで。なかなかの変人ですねw
犯罪系の知識はその道のプロだけあって、広く新しい情報を押さえてますね。最近読んだ本に書かれていたような情報も普通にしゃべっていたので。今のところ信用できる変人として見ています。
>禁酒法云々
酒を飲みながら仕事をしていた近代から、勤勉な労働者が求められる現代への移行に伴う禊的な出来事だったと言えるかもしれませんね。
ドイツ系(とアイルランド系)移民が飢饉をキッカケに増えたのは映画『ブルックリン』で知っていたんですが、こうやって知識が繋がると歴史が面白くなる。開拓時代にいた野党が消滅したのと入れ替わりに都市でマフィア化した、という解説も納得感がありました。
>染井芳乃(スプリガン)
戦闘力は別として、ハンター能力はスプリガンクラス。アーカムもトライデントも(自分たちの仕事を邪魔されないための損切りとして)金で雇った方がいいと思う。
>めがね忘れた
過熱した欲望はついに危険な領域へと突入する……!
登山回を思い出すなぁ…あの時はまだついて行けてたけど、今回はその3倍(苦笑)。あのノリは確かに体力と慣れを要求されますわ…
基本的にネガティブな感情を置き去りにする事に歪さを感じるだけに、強引に明るく振る舞っている気配をどうしても感じてしまうのも疲れます。
当事者的には、意識して「アゲてる」側面はあるとしても、あげはが啖呵を切った時に語った事が全てなんでしょうね。そうする事が「最高」の効果を生み出すと認識しているからやっている訳で。
>モデルもやってたあげはちゃん
前回の「自分を決め付けるな」から一転しましたね。色んな事を体験した上で、道を選ぶ事を匂わせていたと思います。
道を選んだあげは。道が見え始めたましろ。道を探しているツバサ…と、偶然か必然か歳の順になってますね。
>「過去のトラウマ」を安易に振りかざす創作物
遡れば、「辛い時こそ笑え」だの「楽しいから笑うんじゃなくて、笑うから楽しいんだ」だのの、「昭和の精神論」に対するアンチテーゼが始まりだったかと思われます。
「とっくにキャパ超えてんのに泣けなかったら病むだろが!!」って話ですね。
故に、三姉妹の弁は「キャパシティに余裕が残ってる範囲で有効」という条件が付くのですが、その余裕が今の時代どの程度持てるのか?は気掛かりなところ。
以前から「自分が泣くとあげはがもっと泣くから」ってましろも言ってましたが…ましろにしたって育ちが良いからこそ、そういう事を言える訳で。
テーマに対してがっつかない分、緩く優しい世界観の様に見えますが、キャラの土台はかなりタフな作りになっていると思います。
「弱キャラが人生経験積んで強くなる」って話より、「強キャラが無双する」って話の方に、何方かといえば近いと思いますね。
>スプリガン
染井さん、属性盛り過ぎで今の時代だったら、新しい作画担当(やや萌え絵より)付けてスピンオフ作られてそうww
>SYNDUALITY
>なんで文明が滅びて今のような形になったのか
自分も冒険しながら解き明かしていく話かと思ってたのですが、まさか日常系ロボットアニメだったとはw
文明が滅びた結果、旧文明の文化が変な伝わり方してるのを見るのも結構好き。
>好きな子が眼鏡を忘れた
一人学園天国めっちゃおもろいわーw思ってたら次回予告に全部持って行かれたwww
>境界戦機
プラモのオマケ漫画程度にしか考えてなさげ。
>22歳無職 自称仮面ライダー
「底辺の職業ランキング(↓)」なんてモンが作られる現代社会を思えば、ワンチャンマウント取れそうな肩書きなんじゃね。
https://www.j-cast.com/2022/06/29440432.html?p=all
最近「主人公教とその信者達」的雰囲気の強まりを感じていたけれど、今回タイクーンが創世の力を拒絶した事でバランスが取れた感じがする。
タイクーンは最初から「皆が幸せになれる世界」を望んでいたしね。
雨も風も強かったけれど、今回は概ね想定内かな…と思っていたら風向きのせいか雨漏りが(泣)。
>犯罪学教室のかなえ先生
読了しました。10代の読者を念頭に置いた堅実かつ分かり易い内容から、今更ながらこの方は歴とした「その道のプロ」なんだなぁと改めて実感しました。
興味深かったのはp.165からの記述ですね。少年犯罪は2012年以降毎年戦後最少の記録を更新し続けているそうなんですが、「減少を続ける少年ヤクザや暴走族などの反社会的非行少年と入れ替わるかのように「他者との関わり方がわからない」「感情や気持ちを伝えることが苦手」な非社交的な非行少年や発達障害、知的障害などの特性により、改善更生のために個別的かつ手厚い支援が必要な非行少年が顕在化」しているのだとか。
◆◆◆
ヤンチャだったり、すぐキレる子は問題点が常時露見しているので比較的教育をしやすい一方、非社交的な少年の場合だと、まず心を開かせないことには効果的な教育ができません。したがって、普通の非行少年よりも慎重かつ長い時間をかけた教育が必要になってきます。おとなしい子が少年院の場合だと手のかかる子になってしまうのです。(p.166)
◆◆◆
いわゆる「引き籠り」の方が扱いにくいってことみたいですね。序でに思い出しました。同じく犯罪者類型の変容について、小早川明子『ストーカー ―「普通の人がなぜ豹変するのか」― 』(御大が紹介されたもう一冊は図書館に置いてなかった)にも面白いことが書いていましたね(↓)。
◆◆◆
2014年ごろまでは、私のところで扱う事案の多くは、リアルな人間関係を背景にしたストーキングでした。交際相手が別れ話を切り出したのに納得せず、つきまとってくるといった男女間の問題が全体の六割ぐらいを占めていました。…… [「相手に謝ってもらいたい」などの加害者側の]数々の「言い分」は、カウンセリングをする際には、かえってその足場となってくれました。また直接加害者の話を聞くことは、加害行為を激化させないための時間稼ぎにもなりました。
ところが、世の中にSNSが浸透してくるにしたがって、一度も会ったことがない、メールアドレスも知らないような相手からストーキングされるという案件が増えてきました。…… 彼らは、SNS上で知り合った相手に関心を抱き、接近欲求を募らせ、ツイッターなどへ書きこみをして、反応をほしがります。…… いわゆるアイドリング期間(言い分を言っている期間)がなく、単に復讐したいという欲求だけがドライブし、暴走していくのです。(p.68-69)
◆◆◆
リアルな人間関係があればあったで、無ければ無いでゴタゴタが発生するのが人の世の常ということみたいですね。そんな時代の変化に(世論の突き上げを喰らうため)嫌でも対応していかなければならない「お役所仕事」を司る「警察や裁判所などの中の人達」も、他人事ながら実に大変だなぁと思いましたw(苦笑)。
>複合的な要因による社会的要請って感じ
岡本氏の著書を読了して、序でに先日新規アップロードされていた動画の後半も視聴しました。実に勉強になりますね。「天下の悪法」のイメージが自分の中で大分書き換えられたように思います。
◆◆◆
ここで、話を本章の初めに戻し、「高貴な実験」は本当に失敗だったのかを考えてみたい。…… ただ、一つだけ確実なことがあった。1915年には全米第五位の資本投資額を誇り、また世紀転換期から、連邦政府へ治める酒税が、国税局へ入る全租税収入の30%を下回ったことがなかった酒造業界の力は、もはや存在しなくなったことだ。…… 酒場と政治腐敗の関係はどのようになったかと言うと、これもかなり改善された。それまで知事や市長の任命によっていた地方公務員の任官方法が、「革新主義改革」の一環として、徐々に公開試験制度になり始めた。これは、もぐり酒場を政治から遠ざける決定的な要因になった。このように見て来ると、酒造業者と酒場を淘汰することで、政治および社会の浄化を図るという「高貴な実験」の第一の目的は、かなり達成されたと言える。…… 飲酒量の減少は、酒場での喧嘩など治安紊乱のため検挙された者の数や、肝硬変やアルコール依存症での死亡者の数など、さまざまな統計上の数字として表れた。…… このように考えてくると、第18条とヴォルステッド法が目的とした、酒造業者と酒場を淘汰すること、そして一般国民、特に労働者の飲酒量を減らすことは、不完全ながらもかなり達成できたと言える。
……しかし一方で、「実験」によってさまざまな「副作用」が生じ、時間の経過とともにそれらは悪化し続け、マスコミによって衆目にさらされることになった。…… 実際、「副作用」をいつまでも放置できなくなっていたことも、当時の状況としてあった。国民の一部が酒を飲み続ける一方で、飲めなくなった国民が多数いるという不平等な現実。国家の礎である憲法が、ほとんど罪悪感なく踏みにじられている無秩序状態。犯罪者が巨万の富を築く矛盾、このような状況下で、そろそろ「実験」を中止してもいいのではないかというコンセンサスが、国民の中に徐々に、しかし確実に生まれて行った。そして、このコンセンサスを実行に移させるきっかけになったのが、大恐慌だったのである。
(第六章:禁酒法は何をもたらしたのか p.203~211より抜粋)
◆◆◆
禁酒法は、米合衆国が「近代国家」に生まれ変わるために通らなければならなかった「歴史的必然」だった…個人的にはそんな感慨すら覚えました。
>今週のプリキュア
「両親の離婚&姉妹が二手に別れて暮らす」という「割と重い過去」を抱えているにも拘わらず、三姉妹とも恙なく成人し、いずれも「色々あったけれど、今ではすっかり笑い話」に昇華出来ている…という設定は最近のアニメには珍しいんじゃないでしょうか。いじめだの毒親だのに起因する「過去のトラウマ」を安易に振りかざす創作物に若干食傷気味だった私には、随分と新鮮に映りましたね~。
>かなえ先生(VTuber)
最新じゃないやつは図書館にあったので読みました。対象年齢を考慮してか浅く広く普通の話でしたが、2022年までの最新情報になっているのはこの手の本としてはいいところですね。
動画の方も色々見ているんですが、やはり少年院の元先生だったこともあって犯罪(者)に近い目線からの意見は興味深いですね。
>災害時の非常用トイレを自作しろ
ん、そうなの? 特に震災で困った記憶はないけど。
>SYNDUALITY
未来を舞台にした作品は、なんで文明が滅びて今のような形になったのか、を解き明かしていく流れが好きなんだけどもう手垢が付きすぎてやらないかな。
>境界戦機 極鋼ノ装鬼
そのまま埋葬しておけばいいのに。何故掘り起こしたのか。
>22歳無職 自称仮面ライダー
こんなん公衆の面前で言われたら発狂しますわ。
2Dキャラにメイクは似合わない筈なのに、ちゃんと可愛いましろさん概念マジでズルい。
この何やっても可愛くなるしかない感。これはもう、でこだし眼鏡をやるしかない!!!
今作の「ひろがる」を明文化すると、リレー回や畑回のヨヨさんの言葉に集約されそうですね。
自分の得手不得手を確定するにはまだ早い…といった感じでしょうか。まぁ、ヨヨさんも乗馬とかやってるし、早い遅いは関係無く「自分を決め付けるな」って事かな。
それも「苦手を克服する」様なマッチョなスタイルじゃないから、僕の様な人間でも参考になる。早速、苦手な運動を始めて生涯現役を目指そうと…
…熱中症になったら元も子もないから、また今度にするわ。←
>トレーニングっていうかこれ試験だよな
個人的にはちょっとしたミニゲーム集にも見えますね。
因みに近々プリキュアのミニゲーム集が発売されます。この手のキャラゲーのミニゲーム集は、簡単で適当なゲームばっかりなんですが、何故か一つだけガチなゲームが混ざってたりするミステリーがある。
今回のガチなミニゲームは、恐らく麻雀(ドンジャラ)だと思われ。
…麻雀…?
>ましろの課題の突破方法
見よう見まねでスカイランド神拳使って、塔をダルマ落としの様に低くしていってゴールの方を近付けるって攻略法もあったと思うんだww
課題のクリアは自分がビリなんだけど、別に競争してた訳でも無いし、その辺全く気にしてないましろさん流石ましろさん。
育ちが悪いとそういうの気になってくんだよね。無駄に。
>SYNDUALITY
展開のんびりしてるから2クールぐらいやるつもりなんだろうか?
流石、スポンサーが金持ってるとこは余裕がありますね。
>スプリガン
流石、不老不死を探してゾンビに遭うとは分かってらっしゃる。
他に不老不死を皮肉った話としては、不老不死の薬の材料が人間の赤子っていうのも好きですね。
>災害時の非常用トイレを自作しろ
最近、妙にこの話題を聞く様になりました。
理由をググってみても、便秘は体に悪いとか、震災時にトイレが無くて苦労したとか、その程度の話しかヒットしないにも拘らず。
何だこれ?何かの利権でも絡んでいるのか?
そいでは、手首お大事に。ご自愛下さいな。
>プリズムショットの撃墜数
さ、サポート面で優秀だし…(震え声)
今作はみんな個性を活かして活躍しているイメージ。ウィングが男の子補正で若干割食ってる感があるくらいで。5人もいると役割が被るけど、4人かつ内一人は飛行タイプだと分散できる。
>禁酒法 「酒のない社会」の実験 岡本勝
ーーーーー
ドライ派にとって幸いだったのは、彼らのプロパガンダを、一般の国民が好意的に受け入れる時代思潮が生じたことである。戦争がもたらす禁欲的傾向、酒造業界を牛耳るドイツ系市民への反感、過度の飲酒と精神障害との因果関係を論証する科学的・実証的研究の進展、そして機械化がいっそう進む新産業国家における素面の必要性の主張などが、1910年代の禁酒法運動支持の世論形成に、大きな影響を与えたと考えられる。つまり、禁酒法運動は、教会を中心とした半酒場連盟を、反移民の排外主義者、医者、科学者、産業資本家などが支援する形で展開されたのである。
ーーーーー
複合的な要因による社会的要請って感じですね。
ドイツ系が躍進したのは当時ビールの需要が増えたこと(医療用としても処方された)、過当競争で酒場の経営が厳しくビールを卸す条件付きで取引したりなど、シェアを拡大したのが背景のようです。ドイツ系移民からするととばっちりなんだよなぁw
あと、当時は農場などで休憩中に酒を振る舞うこともあって、飲酒が常態化していたみたいですね。そうすると工場労働には当然向かなくて女性労働者を雇う経営者も多かったそうです。おそらくこうした社会背景も女性の権利向上に繋がっているんだろうと思います。
>甲子園
こっちだとライダー枠だけ潰れて戦隊は放送。朝日テレビ(朝日新聞)は甲子園に利権持ってるのでその関係ですね。児童労働させて食う飯は旨い。絶対練習中に熱中症で倒れてる部員いると思うんだよなぁ。露見すると部活動停止とかになるから隠してる(大事にしない。報道しない)と思うけど。
大人だって低賃金で働かせても文句も言わない(ストライキを起こさない)し、搾取できる限り搾取するのは当然のことですね。
ツバサとましろ、二人分のイベントを仕込む密度の高い回。
…に見せかけた通常のコラボ回…だったのだろうか…
「多少喧嘩してでも親子は一緒にいる方が良い」気運が昔は強かった気がするので、「子供を犠牲にする家庭なら無い方が良い」くらいの勢いを感じるのには、時代の流れを感じますね。
今更だけど、ソラの動きがいちいち大きいの可愛いよね。考え込むましろに釣られて上を向いちゃうのも可愛いw
>ましろと父親
スカイランド国王のエルに対するリアクションから、ある程度父親の心境というものに理解を示していたのに、父親に対する態度を変えないましろさん流石。
相手に対して辛抱強いけど、同時に頑固で自分を曲げない。相手の為に我慢している様で、それが自分を活かす事にもなっている。
矛盾が矛盾になってないとか訳分かんないしヤバいし凄い。(語彙力消失)
>ジェットにんじん
エンジンの概念がスカイランドに無いのは分かるけど、ジェットの方は分かるのか…ジェット気流とかあるからそっち系の知識だろうか…
「Jet」には「噴射」の意味もあるみたいだけれど、どういう経緯で生まれた言葉なんだろう…
>トレンチコートが似合うブタ
「紅の豚」のオマージュですかね。ジブリの着こなしだもの、似合わない訳がない。
>地上戦をやらないウィング
あの屋上、狭そうだから自分の立つスペース確保しそびれたんだと思うw
今回の敵は、上司も放任で現場も工作班が居ないからか、ランボーグが未だに強化されてないのが特徴的ですね。
お陰で初期技にも出番があってバンクが無駄にならないのが良い感じ。因みに「ひろがるプリズムショット」の撃墜数を数えてはいけない。
今回、エルちゃんがソラ達と同じ飲食物を、普通に飲み食いしてたのも地味な注目ポイント。これはやはりその内成長期()が来そうなんだよなぁ…
>加害者が被害者を無力化しようとすること、何なら共犯にしてしまうこと
「毒になる親」のケーススタディでも、アル中の親が子供を呑み友達にしてしまうケースが紹介されていましたね。子供は当然未成年。
アル中の親は毒親の中でも代表的なパターンらしく、「アダルトチルドレン」も元々は「Adult children of alcoholic」だったんだとか。
>好きな子が眼鏡を忘れた
何か「凡人達の恋愛頭脳戦」まで始まったw
東君のそこはかとなく漂うゲスの気配が秀逸なキャラデザしてますよねww
>スプリガン
富士山に続きクライマックスで地球が滅びそうになるの、映画的な構成を感じられて良き。実際映画になってたし。
最近はみんなチートは異世界で手に入れてる中、偶にはこういう「穴掘ってたらチートアイテム出て来た」的な話も欲しいよね。
>仮面ライダーギーツ
来週休みなのは全国でなのか…?
来週のニチアサ、プリキュアだけはやるみたいで不自然だし、また関西だけハブられてんじゃないかという疑心暗鬼が…
何なんだよ甲子園マジで何なんだよ…orz