言うて、最近は本よりも↓のような動画ばっかり見ちゃってて、なかなか纏まった読書時間が取れてない。 雲は飛んでるんじゃない! 落ちてないだけだ!だったんだなw
VIDEO
>女性を党男性幹部の「従属物」扱い
女性の扱いは時代背景が濃いとは思うけど、共産主義……その前段の社会主義がバリバリの官僚主義(計画主義)だから看板を付け替えた選民思想(特権意識)と大差ない。今となっては思想や科学、文明が人間をより高みに引き上げると勘違いしていた時代の遺物だなぁ。
権利上昇は、アメリカの黒人奴隷が市場競争力がなくなって囲い込むメリットがなくなった(ので解放が進んだ)とか、最近だと人手不足でブルーワーカーの市場価値が上がった(反対にAIでホワイトカラーが解雇されている)とかに通じるかな。人間の価値って社会構造に左右される。
>サイコパスからは積極的に「距離を置く」
ちょっと話が逸れますが、最近ガーシーが話題になっていましたがおそらくこの人は演技性パーソナリティ。この人の動画見たことないけど、母親のことで大号泣したり、捕まって日本に帰国したときにカメラ前で笑っていたりするのは(何で笑ったの?という質問にカメラを向けられたからと答えていた)、典型的な演技性の特徴。要するに目立ちたがりで悲劇のヒロインを演じるのが大好き。だから独特の不自然さがあるんだけど信じちゃう人いるんだよね。
基本的に何かが過剰な人間は、何かが欠落している。
>損害賠償債務は相続される
最近ジャニーズの性被害が表面化してるけど、これ刑事事件化しないの?と思ったらほとんどが時効になっていることと、刑法の改正が最近だったので要件のハードルが高くて難しいようですね。以下の記事がよく纏まっていると思います。
https://news.yahoo.co.jp/byline/maedatsunehiko/20230517-00349843 ------------------
性加害という不法行為に基づく損害賠償責任は、ジャニー氏から唯一の法定相続人である姉メリー氏に相続されたあと、さらにその娘のジュリー社長に相続されたものとみられる。
------------------
損害賠償債務が相続されることを改めて知ったというか、今まで気に留めていなかったなぁ。確かに賠償も負債か。
No.165 いっしゅう 2023年6月14日 10:51
プリキュア全員が一つ屋根の下に同居っていうのは、『Goプリ』の全寮制設定を別とすれば何気に初めてかもしれないですね。これまでの地球人メインの同級生を扱う場合中々こうはいかないですから。 (訂正:『魔法つかい』を忘れてましたわw(苦笑)) >プロ市民と同じ臭いを感じる うん、それは私も同感。資本主義社会のメカニズムを徹底的に解析した『資本論』のみならず、地質学・農芸化学・植物学などの自然科学諸分野をも網羅する学問的業績がゴツ過ぎて、そもそもの動機面のアラが目立たなくなっている…いうだけでしょうね。 >アメリカ文学って感じ >「うるせーなこの小説ww」 >最終章が静謐さと家族の温もりに満たされている うわぁ、あんな大長編に目を通して頂いたとは驚きですw。私もあれから長年ペンディングにしていた『ガープの世界』を先日漸く読了しました(←この作品の登場人物も揃いも揃って何とも落ち着きが無いんだわw)が、御大と全く同様の感想を改めて抱きました。「人間のどうしようもない部分とそれでも生きなければならないことを根底にしている」とか「そういう前向きさにフロンティア精神みたいなものを感じる」なんかはまさに、以前ジョン・スタインベックの『二十日鼠と人間』や『怒りの葡萄』を読了した後に私が抱いた感想と同じだな~と思いました。そのあたりアーヴィングはアメリカ文学の衣鉢を継ぐ正当な後継者と言えるのかもしれませんね。 >図書館にはなかったけど面白そうな本 買ってまで読む本かと言えば正直微妙ですから、図書館に購入をリクエストしてみるのも一つの手かもしれないですね(近刊本だと割と可能性がある)。 >共産主義の実現と女性の幸せ エンゲルスは後期の著作『家族・私有財産・国家の起源』の中で、ざっくり言うと「共産主義の進展により、労働者は資本家から、女性は男性の抑圧から共に解放される」との将来見通しを立てていたみたいですね。残念ながらその予言は後のソ連でも中国でも外れ、戦前の日本共産党に至っては口先では男女平等を唱えながら、実質は女性を党男性幹部の「従属物」扱いしていたみたいですw(中北浩爾『日本共産党―「革命」を夢見た100年』中公新書p.94~96参照)。 因みに女性の社会進出を促し、権利獲得に向けて大きく踏み出すこととなった一つの契機は第一次世界大戦らしいですね。働き盛りの男どもが戦場に言っている間に軍需工場で働くことを求められた女性達が男性と遜色なく仕事が出来ることに自信を持ち、社会的発言力を持ち始めたのだそうです。確かに英国で制限付きながら女性参政権が初めて認められたのは第一次大戦末期の1918年なんですよね。 >サイコパスの真実 読了しました。「サイコパスについては環境要因よりも遺伝的要因が多め」とか「他人の生き死にばかりでなく、死刑となる自分の行く末にも何の恐怖も不安も覚えない」とかの新たな知見が得られて面白い読書でした。取りあえず私は著者の言う通り、サイコパスからは積極的に「距離を置く」ことを心掛けたいと思います…今の職場に「ひょっとしたらそうかも」と思い当たる同僚が居るものですから(苦笑)。 >今週の読書 (↓)アルバニアを代表する作家なんだとか(第1回国際ブッカー賞の受賞者でもある)。https://www.amazon.co.jp/%E5%A4%A2%E5%AE%AE%E6%AE%BF-%E5%89%B5%E5%85%83%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%AA-%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%80%E3%83%AC/dp/4488070701 アルバニアって何処だったっけと思いながら世界地図を眺めるとアドリア海を挟んでイタリアの対岸、ちょうどギリシャの北に位置しているんですね。歴史的には15世紀後半から400年以上の長きに亘りオスマン帝国に支配され(現在でも国民の約7割はイスラム教徒)、1913年に悲願の独立を果たすも第二次大戦勃発直後の1939年にムッソリーニのイタリアに併合される。戦後は東側の一員として社会主義路線で再出発するも1961年にソ連と断交。その後何やかんやあって中国とも関係を断絶し、「欧州一の最貧国」と揶揄されるほどにまで経済活動が停滞したのだとか(1991年に社会主義を放棄するも社会情勢は余り変わっていないっぽい)。本作はその「事実上の鎖国時代」に執筆された「不思議な」本らしいですね。 物語の舞台はオスマン帝国に支配されていた150年程前、「夢宮殿」の異名を持つ巨大官庁〈タビル・サライ〉の下っ端の一官僚として奉職したエリート一族の若者が、帝国全土から収集される「夢」の選別や解釈に携わるという、およそ浮世離れした仕事に日々翻弄されながらも黙々と取り組むうち、いつの間にか宮廷革命により自らの氏族が勝利していたことで目出度く〈タビル・サライ〉の長官にまで登り詰めましたとさ…まぁ簡単に纏めるとそんな話です。 そんな訳で物語そのものは意味深なミステリ要素満々にも拘わらず謎解きの答えも示されず尻切れトンボというか何というか、全体主義批判のようなそうでもないような、正直肩透かしを喰らったような内容でした。むしろ本作全体の基調となる「夢」のように曖昧模糊とした、イスラムのものともヨーロッパのものとも付かない(鎖国政策故の?)独特の閉塞的な空気感が、今までの読書経験では無かったものだったので私は専らそっちを楽しんでました(笑)。
No.164 この道の者 2023年6月13日 00:18
>水星の魔女 プロスペラ「総裁選に勝たないとクワイエット・ゼロが完成しないと思っていたようだが、別に勝たなくても完成する」 ラウダ「ころしてやる……ころしてやるぞミオリネ」 私「……何がなんだか わからない」 ラスボスであるプロスペラって電子化した娘を復活させるために、通信網を完全ジャックして情報的に世界征服しようとしているという流れになるんだけど、これにスペーシアンとアーシアンの格差問題とか差別問題って要る?w 言ってしまえばプロスペラって世界に興味ないよね。 主人公とラスボスも親子関係の延長でしか対決軸から、作品世界の社会問題とラスボス&主人公の問題に全く接点ないよね。 >ギーツ >ツムリ(ナビゲータの女性)を守れ! こういうのでいいんだよ、こういうので。 主人公の母ちゃんとか知らんし。世界の命運とかどうでもいいし。若くて可愛い女の子の方が大事。
No.163 いっしゅう 2023年6月12日 13:02
>着弾の瞬間にピヨちゃん 昔あったようなギャグテイストのエフェクトじゃなくて巧妙に仕込んだエフェクトで草。これはコマ送りしないと気づかないw >単なる「メシ(&名声)のタネ」に労働者を利用しただけでは? 本人がどういうつもりだったかはわからないけど、やってることはプロ市民と同じ臭いを感じる。弱者救済や支援を訴えるけど、実際はそれを利用して金を得たり(貧困ビジネス)、政治団体の下部組織だったり。まあ、マルクスとしては金づるが確保できて、自分のケツも拭いてもらって、デカい墓まで建ててもらったんだから満足なんじゃない?w >ホテル・ニューハンプシャー 正直流し読みに近いレベルで読んだけど、うん、アメリカ文学って感じがするw 今でいうポリコレ要素満載で、その上メインストーリーは「レイプされた姉の救済」という凡百な小説なら陰鬱な雰囲気にならざるを得ない話を騒乱と狂乱のトッピングマシマシでかき混ぜてんの正気を疑う。読んでて「うるせーなこの小説ww」と何度思ったことか。にも関わらず最終章が静謐さと家族の温もりに満たされているのは、この物語が人間のどうしようもない部分とそれでも生きなければならないことを根底にしているからなんだろうと思う。その過程で生きられなかった人が居ても、なお。そういう前向きさにフロンティア精神みたいなものを感じるんだよね。 >白装束集団 図書館にはなかったけど面白そうな本ですね。 スピリチュアルに興味があって依存心バリバリで現実対処能力に欠けている人が人口の5%でもいれば日本人だけでも600万人存在するからそれ自体は不思議ではない。けど、私の人生ではまず関わることのない人間の生態を観察できるならそれはそれでw >科学の発展は金持ちの道楽からだった 漫画『決してマネしないでください。』にもあったけど、特に昔は高等遊民の手遊びなんよね。書き留めたものの表に発表せず(自己満足で引き出しの奥へ)、後になって有用な研究成果として再発見されたりなんてことも。 >魔法使いの嫁 5話くらいまでは見てたけど自己紹介多すぎて挫折した。 >水星の魔女 海外はポリコレに配慮しないと叩かれるからセーフ。 この作品に足りない暴力要素を地球の魔女コンビに詰め込みすぎたせいで意味不明なキャラになってて草。5号も何か釣られてるし。話の帳尻を合わせるための犠牲になったのだ。 シャディクは10年くらいかけてやれば普通に成功したと思うけど、学生のうちにやらないといけない理由でもあったのか?
No.162 いっしゅう 2023年6月8日 22:21
>私は最強で保育士のプリキュア! ここ、二番目なのに数字が3になってますね。 新成人ったって所詮は18の小娘と侮っていた… 言葉が足りない短所もしっかり実習では切り替えてきた上、言葉だけでなく、その行動、態度で「最強のヒーロー」の何たるかを示すその様は最強の一言。 仮にまだ何らかの短所を抱えていたとしても、今回の様にその限界を自力で突破していける…そんな確信を与えてくれる生命力を感じました。 自分とは何かを自分で決めていける。そんな力強さを持った娘ですね。 >バタフライプレス プレスと言いつつ踵落としでバリア叩きつけてるのね。 ネット情報で知ったけど、バリアの着弾時、一瞬ピヨちゃん(ごつい外車)映ってるのなww 轢き逃げではなく押し潰しにくるとは…流石あげは姐さん!法定速度は厳守しても、落下速度に法定速度は存在しない!!! そんな感じで変身バンクの方も小ネタが多い感じですね。通して観るとキビキビ動いて、セクシー系のデザインなのに格好良さに全振りしたバンクに見えるけど、一瞬一瞬に色っぽい表情なんかが仕込まれてたり。 エフェクトも「アゲ」を表現しているのか、ちょいちょい矢印が映るし。他には、蛹から蝶に羽化するエフェクトまで…w >あげはちゃんは最強の小悪魔 何か昔のギャル向け雑誌に、「小悪魔アゲハ」という物があったとか無かったとか… >マルクスの人物像 取り敢えず自分が共産主義者だったら、「悪の資本主義から一抜けした俺スゲー!」感を出しつつ、「君達の様な優秀な女性が虐げられるのは資本主義の所為だ!」と共産主義の実現と女性の幸せを結び付けさせ、「資本主義の象徴たる金銭なんて物を大量に所持するのは貴方の気品を損なう。さっさと手放した方が良い」ってパトロンには言いますねw >私生活はゴミクズみたいな人は少なくない 今期の朝ドラの主人公が高知の植物学者だそうで。年寄りと暮らしていると嫌でもその人の逸話が耳に入るのですが、金も無いのに何人も子供を作るわ大量に本を買うわで、借金地獄に陥っていたんだそうな。 「彼は生き様そのものが科学者だった」とか何とか紹介されたりもしてた気がしますが、科学者で飯が食えないんだったら、そら生き様とでも言い訳するしかないわなw 他にもマクスウェルとかキャベンディッシュとかだったかな?家の財産で生活して、研究では全然稼げてなかった…なんていう、「科学の発展は金持ちの道楽からだった」とでも言えてしまいそうな偉大な科学者は結構いた感じですね。 >魔法使いの嫁 見舞いに来た男性については説明があると思うけど、話題になってる禁書について説明があったか忘れたので念の為補足。 あの禁書はエリアスがチセのドラゴンの呪いを彼女の友達に移そうとした時に、その方法を調べる為に読んでた本です。 >水星の魔女 勝ち逃げを許さないところ、徒競走で「手繋ぎゴール」なんて事をやる国のアニメって感じがする。 そういう配慮なんかをしてるから、みんな揃って不幸になる結末以外作れなくなってんじゃねーのか。
No.161 cosmos 2023年6月7日 02:08
マルクスの末娘エリノアの生涯を描いた映画でした。外向けには当時の劣悪な労働環境の下、搾取される一方のプロレタリアートの解放に向けて日々尽力する社会活動家が、家庭内ではわざわざ自分からダメンズ夫に搾取される道を選び取り、度重なる浮気&浪費のダブルパンチの挙句最後は自死を選択するに至る、まぁ簡単に言うとそういう話です。「科学的社会主義」とやらでは割り切れない矛盾を抱えた人間の業みたいなものが描かれていて私は興味深かったですが…お分かりのように、一般ウケする映画では全く無いですね(苦笑)。 >そこまでくると何か弱みでも握られていたのか?って思うレベル 私の手元にある本には「弱みを握られていた」との記述も、それを匂わせる記述もありませんでしたね。調べてみようと思っていろいろググってみたのですが、ちょっと思想強めのブログぐらいしかヒットしませんでしたw(↓)。歯に衣着せぬ発言故に何かと物議を醸しがちだったマルクスを世間の非難から守る必要があり仕方無く認知した…というのがどうやら真相のようです(映画では臨終間際のエンゲルスがエリノアに「フレディの実父は君のお父さんだ」と告げるシーンが出て来る)。確かに人間としてはクズですが、信奉者らを惹き付ける魅力にもまた長けていたということなんでしょう。 https://blog.goo.ne.jp/46141105315genkigooid/e/43e3caf3366528cd95dac84b32957161 因みに映画でも描かれるように、エンゲルスの遺灰はドーバー海峡に撒かれます。つまりエンゲルスの墓はありません(死後に崇拝されることを嫌ったためらしい)。でマルクスの墓はというと、現在はこんな感じなんだとか(↓)。貴族趣味で見栄っ張りの性格だったらしいことを鑑みるに、さぞやマルクスも草葉の陰でニンマリしているのかもしれませんねw。 https://seiwanishida.com/archives/11091 また妻のイェニーが貴族の家柄だったことを誇りとしていたマルクスは、愛娘3人には「英才教育を施すため」妻の持参金とエンゲルスの送金とを惜しみなく注ぎ込んだみたいです(一方認知されなかったフレディは一プロレタリアートとして生涯を終えた模様)…この人、本当に労働者の味方だったのかしら? 単なる「メシ(&名声)のタネ」に労働者を利用しただけでは?(苦笑)。 >アゲてひろがるワンダホー! キュアバタフライ! この新成人やりたい放題だなw(褒め言葉)。個人的には「はじけるレモンの香り!キュアレモネード!」に並ぶインパクトある口上でした(笑) 。 >今週の読書 20年ほど前に一時期ワイドショー界隈で盛んに取り上げられた「あの事件」の内実を知りたくて読んでみました(↓)。https://www.amazon.co.jp/%E7%99%BD%E8%A3%85%E6%9D%9F%E9%9B%86%E5%9B%A3%E3%82%92%E7%8E%87%E3%81%84%E3%81%9F%E5%A5%B3-%E8%AB%96%E5%89%B5%E3%83%8E%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3-%E9%87%91%E7%94%B0%E7%9B%B4%E4%B9%85/dp/4846021653/ref=sr_1_1?adgrpid=150439144927&hvadid=651363446336&hvdev=c&hvqmt=b&hvtargid=kwd-1965447899222&hydadcr=11015_13607539&jp-ad-ap=0&keywords=%E7%99%BD%E8%A3%85%E6%9D%9F%E9%9B%86%E5%9B%A3&qid=1685956385&sr=8-1 何であんな風に徹頭徹尾白ずくめで、しかもワゴン車に載って絶えず移動していたのかと思ったら、あれは絶えず「共産主義者からの電磁波攻撃」に晒されていると主張する教祖の女性の「移動住居」だったみたいですね。神掛かり的な霊媒体質の持ち主だったとはいえ、どうしてこんな引き籠りの老女に一時期は推定一万人もの信者が従っていたのか、謎は解けないまま読了しましたw。 この手の新興宗教にしては階級的・組織的集金システムなどとは珍しく無縁で、「来る者は拒まず、去る者は追わず」的な態度を貫いているのは面白いですね。従って活動末期には比較的まともな信者からどんどん脱落して行き「ワガママし放題の教祖の理不尽なオーダーにどこまで我慢出来るか」を巡り、残ったガチ信者らが互いに競い合うチキンレースが繰り広げられることとなります。これこそまさに“サンクコスト効果”の好例ってヤツでしょうか。人間の奥深さの一端を垣間見るという意味で、もし図書館にあれば是非とも手に取ってみてくださいw。
No.160 この道の者 2023年6月5日 19:00
図書館にあったので。 シリーズ構成の金月氏はプリキュアとほとんど関わっていないので「なんで?」「これ必要なんですか?」と聞きまくったようですね。たとえば主人公がありふれた街に住んでいなきゃいけないのか?とか。だからピンクがセンターとかにこだわず、主人公は空から降ってくることもあって青に決まったとのこと。 >“常識人”島崎 成瀬を最期まで見届けよう(けど200歳まで生きられたら無理だなぁ)ってナチュラルに考えてる時点でなかなかの変わり者だと思うよw ゼゼカラの件はプリズムとスカイが追いかけっこ(ランボーグから逃走)しながらコンビがだめならパートナーで!と口論してるのを連想しましたね。 >独身だったエンゲルスに認知させた そこまでくると何か弱みでも握られていたのか?って思うレベルだなw 娘の話は映画『ミス・マルクス』になっているようです。なるほど、傍目にはエンタメみたいな家族だわな。マルクスの人物像は知らんけど、詐欺師の類じゃないかと思えてくるなぁ。そういう自分を魅力的に見せることだけは上手い人っているし。まあ、日本の有名な文豪でも私生活はゴミクズみたいな人は少なくないから、そんなもんかもしれないけど。
No.159 いっしゅう 2023年6月1日 18:09
ラルーって造語が生まれたのか…お前ら「ロ」の気持ち考えた事あんの? ソラってトラブルメーカーと言うかイベントメーカーだったんですねー。誰だよ「ソラは手のかからない子」だとか言ってた奴。ほぼ第一印象で人にレッテル貼るとかマジ礼儀がなってないわ。 ヤーキターイにしろ、人形劇にしろ、リレーにしろ、本作って目的の為の手段がまず失敗しますよね。これも、目的と手段が入れ替わるのを防ぎつつ、更に目的をクリアに視聴者に伝える効果が表れてて上手い構成だと思いました。 >ましろのキャパオーバー つまりましろんの女子力で欠けているのは包容力という事!?…何という事だ!これではましろんにバブみを感じてもオギャりに行けない!!!(血涙) …冗談はさて置き、個人的には無自覚な防衛手段の様にも見えます。「自分にはできない」体を装う事で、問題を回避したり失敗した時のダメージを抑えたりする効果がある気がする。 悪く言えば「弱者」のふりをしている。女の子は弱い存在だから、諸々に守って貰いながら生きて行く。そんな女子力による処世術が見えなくもない。 しかし、ましろはそんな処世術を今回明確に拒絶した。今後はもうこの様な防衛手段を使う事は無い…かも知れない。 >新しい自分に出会うのってドキドキしない? 明確な夢や目標がある人間にとっては、「狙ってなかったSSRが当たった」様な複雑な虚無感を感じたりするんですけどねw 手先が器用だからって、英語論文読めたり理解できたりする訳ねーんだわ…orz >満たされない気持ちは日常の体験の中で少しずつ満たしていくもの この一文で思い出すのは、「ミス・ノープラン」ことキラキラのゆかりさんの、「楽しみは自分で見つけ出すものだった!」ですね。 彼女の場合は「退屈」などの不満がありましたけれど。 >正義の組織 >論旨が曖昧だったからごちゃ混ぜになってしまったかな ぐふっ…!…リンク先のスレッドの空気に中てられちゃったかなぁ…感化され易い性格、自覚してても直せないんよな。 パトレイバーは未履修だし、自分の中に「ヒーローかくあるべし!」って確固たるものも無いまま、場当たり的に考えた事を書いてるだけになりますが… ヒーローが歳を取るって事は、好き嫌い関係無く、組織人になるって事なんじゃないでしょうか。 自分が知ってる、若い頃はヒーローでブイブイいわせてたキャラ達は、大人になって皆「やりたくねー」とか「向いてねーんだよなー」とか言いながら組織人やってますし。 強いて組織人とは呼べないヒーローがいるとすれば、それは非合法なアウトローになるしかないと思います。(ルパン三世とか冴羽遼とか波乱万丈とか) 組織に組み込まれたヒーローは最早ヒーローではないと言うなら、後継者なり2号ライダーなり、別のヒーローを外部に作ったりすれば良いかも知れないし。 そういうもっとマクロな社会の新陳代謝の中に現れる、一時的な人間の状態を「ヒーロー」と呼ぶのかも知れません。 >水星の関係図 水星に限らず、何を観てても政治の話になると分からなくなるんですよねぇ。ニュースとか嫌いだし、ガッツリ組織人をやった事もないから分かる訳ないのかも知れないけど。 各々が何でその言動をするのかが、すぐに分からないんですよね。恐らく、本編で説明されていない背後関係や文脈を前提としてキャラが動く所為なのかな。 スレッタは番組開始当初は、孤立無援で敵陣ど真ん中に放り込まれたって感じになってたけど、上手い事切り離しましたね。 …切り離され過ぎかも知れませんが。
No.158 cosmos 2023年5月31日 02:40
>冒険と科学、知的好奇心の絶妙なブレンドがいい味出してました 思いの外楽しんで頂けたようで何よりですw。ハル・クレメントの作品(寡作だったことに加え邦訳作品は十指にも満たない)は他に幾つか読んだ記憶がありますが(異星人との「バディもの」の元祖とされる『20億の針』とか)、そのキャラ的魅力度においてバーレナン船長に優る登場“人”物はありませんでしたね~。 因みに英文法ではof + 抽象名詞 = 形容詞の意味を成すため(例:a man of ability = an able man [有能な男性] )、原題のMISSION OF GRAVITY = GRAVE MISSION [重要な使命]というほどの意味です。舞台となる高重力惑星メスクリンと引っ掛けた、まぁそれほど出来の良くない駄洒落ですね(苦笑)。 >ましろは『成瀬は天下を取りにいく』の島崎とよく似ています >引っ張られる関係に見えて実は二人三脚 あ~言われてみれば確かに(笑)。“お騒がせ主人公”成瀬の言動に振り回される一方と見えた“常識人”島崎が、見事に最終話で化けましたものねぇ。最終話で成瀬が「今まで、いろんなことに巻きこんでしまったな」と反省し島崎に謝罪するも、逆に感謝されて困惑しつつ喜ぶ件がありましたが(↓)、これなんかまさに今回のソラとましろの関係性そのものでしたね。 ◆◆◆ 「わたしはずっと、楽しかったよ」 島崎の穏やかな表情を見て、成瀬は黙ったままうなずいた。成瀬もずっと、楽しかった。(p.198) ――― 「ゼゼカラ(注:成瀬と島崎が結成した漫才コンビの名前)、解散するの?」 「だって、島崎が引っ越すと言ったじゃないか」 「わたし、ゼゼカラやめるなんてひとことも言ってないよね? 夏祭りの日には帰ってきて司会やるつもりだったんだけど?」 今度は成瀬が驚く番だった。(p.200) ◆◆◆ こういう状況を表す諺って何か無いのかな?「木乃伊取りが木乃伊になる」は違うし、「類は友を呼ぶ」でも「朱に交われば赤くなる」でも無いし…う〜ん。 >興味があるならさっさと始めるのが無難 ピアノそのものに興味があるというよりも、定年退職後はメンタル面での健康を維持するため何らかの社会的繋がりが必要なのでは無かろうか、そのためのツールとして習い事なんかはどうだろう…程度の、今のところ極めて漠然とした思い付き以上のものではないですね。一番やりたい読書は現時点でもある程度は出来ているし、(読書会にでも参加しない限り)流石にこれは社会性とは無縁な趣味ですから(地方には私が参加したくなるようなマニアックな読書会は恐らく無い)。 >パトロンに食わせてもらってた人が労働を語るの片腹痛い マルクスは正妻との間に生涯7人の子供をもうけるも妻の苦悩も家庭の経済的困窮も一切顧みること無く執筆に没頭し、4人は乳幼児のうちに死亡、成人した残る3人の娘も心労が祟り1人が若くして病死(享年38歳)、2人は自死しているんだそうです。なお家政婦の間にも密かに息子を1人もうけているが、生涯自分の子供だとは認知せず、代わりに独身だったエンゲルスに認知させたんだとか(↓)。まぁ控えめに言ってもクズですね(苦笑)。https://www.amazon.co.jp/%E6%89%8D%E5%A5%B3%E3%81%AE%E9%81%8B%E5%91%BD-%E7%94%B7%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%AE%E5%90%8D%E5%A3%B0%E3%81%AE%E9%99%B0%E3%81%A7-%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B2%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%86%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3/product-reviews/4845919303/ref=cm_cr_dp_d_show_all_btm?ie=UTF8&reviewerType=all_reviews ◆◆◆ イェニー・マルクス(注:マルクスの妻)は重い病にもかかわらず晩年には比較的なごやかな日々を送ったのだったが、彼女の娘たちの運命に目を向けるとき、その平和な日々にも深い影が差し込んでくる。イェニー・マルクスが誇らしげに自分の人生における「輝き」にたとえた三人の娘たちは、その後、非常に問題の多い「遺児」となってしまった。娘たちの歩んだ道は、母親がかかえていた問題をもう一度、陰鬱に反映して見せている。母親と同じく美人で情熱的で才能のあった娘たちは、熱狂的な「父親っ子」という点でも母親そっくりのコピーとなってしまう。魅力的な父親であったに違いないカール・マルクスは、家にいる時は娘たちの偶像となった。その一方で、娘たちから母親に対しては高慢で、せいぜいのところ悪意のない微笑が向けられるのみだった。そうした関係はしかし、娘たちが母親の過ちをくりかえすさまたげとはならなかった。三人の娘たちは自己犠牲において母親を上回りさえしたのである。神にまつりあげられた父親に対して、また、父親が同志たちの群のなかから選んで彼女たちに伴侶として与えた夫たちに対して。(前掲書 p.69より引用) ◆◆◆ 読み進めるにつれてどんどん気が滅入ってくる本でしたね~、なので正直おススメしません(苦笑)。
No.157 この道の者 2023年5月29日 23:57
女子力はぶっちぎっている模様。 スキップとローファーの結月(美人の帰国子女)みたいなもん。本人は普通にしてるつもりなのに家柄含めたステータスが(本人が望んだ訳ではないが)ぶっちぎってるタイプ。 顕在化しない、言い表せない、具体的でもない、そういう曖昧で漠然とした満たされない気持ちは日常の体験の中で少しずつ満たしていくもの(自分自身の見え方を変えていくもの)でそこに特効薬はない。当然と言えば当然だけど、シビアな描写好き。 >重力の使命 昔のSFにありがちな回りくどい科学考証はご愛嬌としても、バーレナン船長の冒険記が面白い小説でしたね。人形劇のモチーフにできそうというか、冒険と科学、知的好奇心の絶妙なブレンドがいい味出してました。 秩父宮は案の定挫折。枢密院のときと同じで固有名詞多すぎ問題。別にあの時代の誰それ、アレコレに興味あるわけじゃないしなぁ。 >水星の関係図 今まで宇宙議会連合が名前だけの存在だったから今ひとつパッとしないんだけど総合すると、 ・ベネリットグループ(ミオリネ達が所属するコングロマリット)が戦争シェアリング含めウザい。 ・宇宙議会連合(国連みたいなもの?)的にはベネリットに首輪をつけたいので、理事会が旧オックス・アースを接収し秘密裏に地球側を支援(テロ支援)していた。 ・宇宙議会連合の諜報員であるマツコ・デラックス似の人は理事会が不穏な動きをしているとにらみ捜査していた。理事会がやっていることはおそらく非合法なので内部査察しているような感じだと思われる。 ・ベネリットを解体したいと思っているシャディクと理事会は利害が一致しているので内通しテロを支援。 ・プロスペラ怒りの復讐(オックス・アースをぶっ潰したベネリットは当然として、死者に鞭打ち汚名を着せた理事会も当然許さない)。 ・しかし復讐を成し遂げるためにはマツコ・デラックス似の人たちに茶々を入れられたくない。ので始末。 ・エランの見立てによると今回の件でミオリネの株は社内的に上がる。テロを起こされグラスレー社長を拉致されたので報復は正当と思われているのかもしれない。なので総裁選的には問題ない。逆に言うと和解していた場合勝ち目がなかったことになる(グエルとミオリネの目論見がそもそも間違っていたことになる)。 ・復讐計画を進めるプロスペラ的にはチャートどおり。シャディクのチャートと感情はグチャグチャ。 ってところか。地球圏全体で見たときのベネリットと宇宙議会連合の立ち位置の説明がないからよくわからんけど。ついで言うとオックス・アースとプロスペラが在籍していたヴァナディース機関は元々別組織(前者が買収して技術を吸い上げてガンダムを作った)だから、プロスペラ的にはオックス・アースも復讐の対象なのかもしれんけど。この辺の相関図、普通に視聴しているだけだとよくわかんねーよなw なおこれらのことについて、主人公は何一つ知らない模様。
No.156 いっしゅう 2023年5月28日 19:38
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