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処理スピードが格段に向上して快適至極w

 十数年振りにPCを初めて買い換えました。今回はセットアップを自力でやってみようとしましたが途中で断念。結局購入した電器屋さんの店員に懇切丁寧に教えて頂き、大変お世話になりました。やっぱり餅は餅屋ですね、ソフト会社の裏事情とかも色々教えてもらえたし、初めから素直にお任せすれば良かったわw(苦笑)。


>闇はあって当たり前。光と闇は一緒にいられる

 シリーズ最初期のMHでもクイーンが「光と闇のバランスが私の願い」とか何とか似たようなことを言っていたはずなので、このテーゼ自体はシリーズ伝統ではありますが、本作では「人間が抱える闇」を「普段の生活の中でふと感じる気持ちの落ち込み」程度の“軽い”扱いに留めていたのが印象的でした。成程、そのレベルであれば女子中学生でも未就学女児でも十分対処可能ですし、御大の指摘される「倫理コスト」を要求することもありませんわねぇw。

 ひと昔前のシリーズは(メイン視聴者の両親への訴求目的もあったのか)、脚本や描写が「大人向け」を意識したのかなと見えた部分も割とあったように記憶しているのですが(『フレッシュ』とか『ハトプリ』とか)、メイン視聴者が(恐らく)若年齢化していくのに伴い近年は「子ども寄り」にますますシフトしてきたような気がしますね。そしてその「大きなお友達」をターゲットにした“市場開拓”の役割は、『オトナプリキュア』や、舞台の『Dancing☆Starプリキュア』などに分業化して委ねられるようになった…ということなんでしょうか。


>理屈を少し変えた焼き直し感

 確かに「薬指の長さと攻撃性の因果関係」なんて、一歩間違えば骨相学同然の“疑似科学”に逆戻りしかねない「発見」ですものねぇ。とはいえ利き手だって遺伝要因と誕生後の生活習慣の両方が関係するらしいですから、犯罪者のなり易さに関しても先天的要因と後天的要因の両方が作用するというのは強ち突飛な考え方ではないのではと今のところ感じています。


>私もチマチマ読んでる

 それを聞いてちょっとホッとしました(笑)。ただAIを使って深掘りしたり、自身の見解を検討すべく「壁打ち」したり…という能動的な知的活動は、平日の社畜仕事で心身ともにくたびれている我が身にはちと厳しいですわw。

 
>『風俗嬢のその後』

 読了しました。想像以上に真摯で真っ当な「お仕事ドキュメンタリー」だったことに驚きました。本書の詳細な内容はほぼ御大の記事の中で言い尽くされているので、私が気になった点を以下抜き書きする程度に留めますね。

◆◆◆

 …以下、これまでの分析を基にして、「性風俗とは何か」という問いへの答えを出したい。性風俗とは何か。結論から述べると、「あらゆる境界線を曖昧にすることで、短期的な利益の最大化を追求する仕組み」である。……

 性風俗は、道徳や倫理よりも、安心や安全よりも、過去や未来よりも、何よりも「今日の収入」が優先される世界である。「今だけ、金だけ、自分だけ」を地で行く世界だ。社会のルールやマナー、常識に従っていては、短期的な利益の最大化はできない。境界線の内側にいる限りは、大きなリターンは得られない。一方で、境界線を踏み越えることは、当然だが大きなリスクを伴う。法に触れる行為をして身柄を拘束されてしまえば、それ以上利益を出すことはできない。そのため、境界線を踏み越えるのではなく、「曖昧にする」という手法が使われる。労働者性を曖昧にすることで、衛生観念を曖昧にすることで、倫理観や遵法意識を曖昧にすることで、自他の境界線を曖昧にすることで、利益を最大化する。グレーゾーンを作り出すこと、もしくは自らを灰色の存在とすることで、白の世界(表世界)では得られない利益を、黒の世界(裏社会)よりは安全な方法で稼ぐことができる、というわけだ。

 あらゆる境界線を曖昧にすることは、境界線を踏み越えることに比べれば、確かにリスクは少ない。一方で、境界線が曖昧になった灰色の世界で過ごす時間が長くなればなるほど、そこから卒業することは難しくなる。そして、自他の境界線を曖昧にすると、人は病む。不特定多数の相手と性体験を重ねることによって、自分の身体が誰のものなのか分からなくなり、自分が何者なのかわからない不安、そして他者への不信に苛まれるようになる。不安と不信をベースにした生き方は、コストがかかる。自他の境界線を曖昧にすればするほど、性風俗の収入は増えるかもしれないが、その分、メンタルが不安定になり、ホストへの依存など、お金のかかる生き方にならざるをえない。労働者性を曖昧にすればするほど、目先の収入は増えるかもしれないが、そこで培ったスキルは、これまでのインタビューの中で多くの女性たちが語っていたように、昼の世界の仕事では、ほとんど通用しない。(本書p.294~296より)

◆◆◆

 あらゆる境界線が曖昧な「グレーゾーン」だからこそ、性風俗はこれまで一時的な避難所たり得てきたというプラスの側面があるのは間違いないが、同時にそこはいずれ出て行かねばならない「いびつな共助(p.304)」の世界でもあるということか。著者の言葉の端々に、夜職に従事する女性達に寄り添い長年に亘り「伴走」し続けてきた当事者ならではの温かな眼差しが感じられたのが印象的でした。

編集・削除(編集済: 2026年01月26日 23:20)

ひらがな書けるだけで入れそう

 受験シーズンなんで県内高校の倍率が発表されたけど、ビックリするくらい定員割れしてるね。もう高校の数減らした方がいいんじゃね?ってくらい。ぱっと見た感じ進学校と工業高校の電気科と情報通信科が倍率高かったのは大学と就職に強いことへの期待の現れか。これは昔から変わらないけど。


>AIを使えばもっと効率よく読めるのかなぁ
 いや私もチマチマ読んでるよw AIを使うのは読んでいる中で疑問に思ったこととか深堀りしたいことを聞いて、読書の流れをスムーズにする(論旨の交通整理をする)ためだね。特に洋書は同じようなことをグダグダ書いているだけだから、要点がわかればノイズを無視しやすくなる。


>『暴力の解剖学』
 図書館にないんでパスするけど、例として上げられたやつは昔読んだ本に書かれていた記憶がありますね。魚の話とか指の長さはかなり眉唾臭いけど。特に身体的特徴と重ねて見るのはその昔クレッチマーの性格分類があったんだけど、当然これは現代では否定されてて、理屈を少し変えた焼き直し感があるんだよなぁ。因果関係が前後してる可能性もあるし。
 ってわけでChatGPTにエビデンス聞いたら留保は必要とは言われましたね。……と確度の強弱を分ける感じ。

編集・削除(編集済: 2026年01月23日 12:47)

一日オフなのは久し振り

>ダークイーネは言ってしまえば不謹慎厨
>この空気を打ち破ること。それこそがアイドルプリキュアに課せられた使命

 喩えるなら「文化祭を全力で盛り上げて楽しもう!」スタンスの陽キャ主催側が「は?毎年恒例のルーティーンイベントに何マジになってんのww」と斜に構える冷笑系とバトってるみたいなものかな。そして一般学生からより多くの支持を集めて“空気をつくった方”が勝ち…ということでしょうか。どこかしらゲーム的というのか、過去シリーズでは見たことの無い対立構図の設定が興味深いですね。仰る通り展開のマンネリを打破すべく制作陣も懸命に頭を振り絞っておられるんでしょうねぇ。


>フリーレン
>殺伐としてないパーティが描かれるだけで、泣ける程の希少価値を感じる

 同感ですね。冒険者の日常が淡々と描かれるだけなのに、何故か物語に引き込まれる不思議(笑)。ふと筒井康隆『旅のラゴス』の冒頭部を思い出しました。


>思った以上にヤマなし、オチなし、意味なし

 『成瀬シリーズ』に惹かれて本書を読んだ人は私を含めてみんな虚無顔になるんじゃないかなw(毒)。


>現代の感覚で読むとフラストレーションが溜まる内容
>トリックとかも最早辻褄合わせで、無尽蔵の金と体力で子どもと遊ぶおっさん。それが怪人二十面相

 うーん、こういう物語がエンタメとして受け入れられた当時の世相に思いを馳せるためというのならまだしも、現代ではちょっと読もうかって気にはなれない内容でしょうかw(苦笑)。という訳で江戸川乱歩の作品は殆ど読んでいない私ですが、星新一や筒井康隆らの才能をいち早く見抜き、作家デビューへの足掛かりを提供した慧眼にはただただ恐れ入るばかりです(↓)。

◆◆◆

 …江戸川乱歩からは我が家に手紙が来た。当時乱歩編集だった推理小説誌「宝石」に特集を組んで[兄弟四人の手になる自費出版の同人誌「NULL」から]兄弟の作品を一篇ずつ三篇載せたいということだった。家に来たその手紙の内容を仕事先で聞かされたおれは、近くの喫茶店へ一人行き、自分の幸せをからだ一杯に身に沁みて感じながら一時間ほどじっとしていたものだ。… (『筒井康隆自伝』文藝春秋2025 p.89より)

◆◆◆

>この人たちは「暇を持て余す」
>大抵の人は仕事できるなら仕事した方が経済的にも精神的にも安定する
>社会から疎外されて無為に時間を潰して生きられる人間なんて一部の社会不適合者だけ

 とある英語の入試問題集に収められていた哲学者バートランド・ラッセルの文章を思い出しますね(↓)。

◆◆◆

 … しかし、私の考えでは、仕事の量が多過ぎないかぎりは、最も退屈な仕事でさえもたいていの人々にとって働かないでいることよりも苦痛は少ない …… 仕事の大部分はそれ自体は興味深いものではないが、そのような仕事でさえも幾つかの大きな利点がある。まず第一に、それはいちいち自分で何をするかを決めなくても一日のかなり多くの時間を埋めてくれる。…… 指図があまりにも不愉快なものでないかぎりは、一日のどの時間に何をするかいちいち指示されたほうが、断然具合いがいいのである。ひまな金持ちたちはほとんどみな、いやな仕事をしないですむことの代償として、口では言えないほどの退屈を味わわされている。

 したがって、仕事は、なによりもまず第一に、退屈を防ぐものとして望ましい。なぜならば、おもしろくはないがしなければならない仕事をしているときに人が感じる退屈は、何もすることがなくて感じる退屈とくらべれば、無に等しいようなものである。仕事がもつこのような利点には、もう一つの利点、すなわち、仕事は休日がやってきたときそれをずっと楽しいものにしてくれるという利点が結びついている。……
(中原道喜 著『基礎英語長文問題精講』旺文社1994、長文問題36より抜粋引用)

◆◆◆

 創世記によれば楽園と評されるエデンの園でも、堕罪前のアダムがヤハウェから土地の耕作(と保守管理)を命じられていますからねぇ(創世記1章15節より)。この挿話には無聊を慰めるための労働の重要性を説く古代人の知恵が反映されているのかもしれません。

 残念ながら私の場合「(薄給に対して)仕事の量が多過ぎる」ということが目下最大の問題ではありますがw(自虐)。とはいえ定年退職がそろそろ視野に入って来たのは事実なので、ご指摘の「小人閑居して不善をなす」問題への対処法を今から考えておくべきなのかなぁとは思います。


>報われる保証が欲しい
>予備の予備を持とうとする心理

 これが若年層の結婚率や出生率が下がっている一因なのかなと思ったりはしますね。確かにパートナー選びにしても子育てにしても、人生におけるハイリスク・ハイリターンなイベントなのは言わずもがなですが、昨今の社会構造が「リスク」の方に目を奪われ易くさせているのかもしれません(私もこのSNS全盛の時代に生まれていたら結婚しなかったような気がしています)。何となくですが、重篤な副作用を被る可能性がゼロでは無いからという理由で、ワクチン接種を断固拒否する風潮と私には重なって見えますね。


>エイドリアン・レイン『暴力の解剖学』

 やっと読了しました。著者の主張は極めてシンプルです。犯罪に至る反社会的性格は劣悪な生育環境などの後天的要因だけでなく、生まれ持った脳や自律神経系における生物学的構造および機能不全によるものも少なからずある、つまり社会的要因と生物学的要因と(=バイオソーシャル)が複雑に作用した結果として暴力的犯罪が生まれるのではないか…ということですね。

 「犯罪には生まれと育ちの両方が関与している」というのは私には割と当たり前な主張のような気がするんですが、少なくとも著者がこの研究を開始した1970年代は「戦中戦後に特に猛威を振るったおぞましき優生学の復活」と見做されて、『不可逆少年』でも言及されたように「少年法が理念として掲げる教育主義とは真っ向から対立する」タブー視された異端の論だったらしいですね。因みに著者は出典の明記された多数の信頼するに足る先行研究を引用しつつも、データの因果関係と相関関係とを混同するなかれとの自戒を繰り返しながら極めて慎重に自説の論証を進めており、流石30有余年この道で飯を食っているだけのことはある誠実な態度に私は非常に好感が持てました。加えて本書全体を貫く論旨の筋が一本ハッキリと通っているので、門外漢である私にとっては分厚い割に大変読み易かったです。

 それ以外にも「(脳スキャン画像によると一般人と比較して)殺人犯の脳の前頭前皮質はほとんど活動していない(p.108)」とか、「反社会的な子どもは、安静時心拍数が実際に低い(p.163)」とか、「男性的な特徴たる高い攻撃性が薬指の長さと結びつく(p.295)」とか、「魚の消費量が多い国ほど年間殺人発生率は下がる(p.320)」とか、暴力的犯罪と人体構造および食習慣との密接な相関を窺わせるトリビアネタが多数登場するのも評価ポイントですね。

◆◆◆

 … さて、生まれつきの殺し屋(ナチュラル・ボーン・キラー)は、ほんとうにいるのだろうか?この問いを「暴力に至る変えられない運命が存在するのか?」と解釈するのなら、答えは「ノー」だ。しかし本章[6章]では、暴力の構造の形成には、胎児期、周産期の衛生状態に関わる、さまざまな要因が介在することを見てきた。…… これらカインのしるし[=犯罪者であることを示す身体的特徴]は、生物学的な基礎を持つとはいえ、本質的には環境的なプロセスによるものであり、遺伝的なものではない。もう一度基本に立ち返って繰り返すと、暴力の解剖学を正しく理解するには、生物学的なプロセスと社会的なプロセスが密接に作用し合う事実を、十分に考慮に入れなければならないのである。確実に言えることは、誰が犯罪者になるかというくじ引きでは、サイコロの目の出やすさが早くからセットされているケースもあるということだ。(p.307~308より抜粋)

◆◆◆

 とはいえやはり557ページは長いw。御大のようにAIを使えばもっと効率よく読めるのかなぁとも思いつつも、相変わらずチマチマと読書し続ける私ですw(苦笑)。


>『汝、星のごとく』

 そんなに巷では人気なんですか(驚)。私の感想をネタバレ回避で簡単に纏めると、苛酷な環境下に置かれた主人公らの成長物語として中々読ませるものの、ラストはこじんまりと綺麗に纏まり過ぎていてやや拍子抜けだった、という印象でした(うろ覚え)。まぁ現代風にアップデートした「ウサギと亀の寓話」だと割り切って読めば楽しめるかなとは思います(←相変わらず謎の上から目線)。

編集・削除(編集済: 2026年01月22日 05:37)

人間は合理的に行動すると安易に考えることの罠

>視聴者を一年掛けて「こちら側」に引き込んで来た
 去年のわんだふるは暴力禁止だったんでニャミーが殴ったときはむしろ視聴者が驚いたよね。ちゃんと作品がルールを作ればプリキュアのような長期作品でも毛色を変えられる。


>貧困のパラドックス
 cosmosさんのケースは複雑だなぁ(苦笑)
 動画の説明は一見すると論理的な説明に聞こえるけど、現実を見ていない気がするね。

 仕事をすると関連支出が発生するし、飲み会含めた飲食費(ちょっとしたジュース代)なんかも発生するからそれは確か。でも可処分時間は大きく減る。ここが大きい。
 一般的には生活保護がわかりやすいけど、この人たちは「暇を持て余す」んだよ。ここに言及する人あんまいないけど。生活保護費でパチンコすることが批判されたりするけど、暇なんだって。無職の独身者が日中なにするんだよ。毎日図書館行って本読んだり勉強するか? しないでしょ(偏見)。要するに可処分時間が多すぎる。私も無職だからその辺はわかる。
 彼らが怠けていると言いたいんじゃない。怠けるためにも金が必要なんだってこと。だから仕事してる人との感覚的乖離が大きくなる。支給額それ自体を見れば決して生活できないわけじゃない。ただ「暇つぶし代」が計上されていないから、それを食費や予備費から捻出するんで結果的に「余裕がない(金がない)」になる。
 あと、現代先進国で生活保護なり何らかの給付を受けている人は精神疾患や発達障害、知的障害などで普通に働けない(働いていたけど続かなかった)人が多いはずで、動画で語られていたような経済的合理判断で仕事をしないっていうのは現実の実態と乖離しているように感じるな。この部分の前提が根本的に欠落してる。動画の説明が正しいなら健常者含めてみんな生活保護の窓口に並ぶでしょ。

 大抵の人は仕事できるなら仕事した方が経済的にも精神的にも安定するよ。可処分時間も減るから結果的に暇つぶし代も減ってバランスする。社会から疎外されて無為に時間を潰して生きられる人間なんて一部の社会不適合者だけだよ。
 逆に私みたいな人間だと仕事を辞めるとストレス解消のための支出が減ったり、仕事に関連する支出がなくなるからむしろ生活費が安くつく。特に仕事辞めた1、2年はそうだった。最近はわざを食事の質や娯楽費を上げてようやく人並みに増えた。


>怪人二十面相
 変装の名人なのは知ってたけど、それ以上に「金で部下を大量に雇う」「技巧を凝らしたアジトが多数ある」「少年探偵団を全力でおもてなしする付き合いの良さと体力」が凄すぎるw
 トリックとかも最早辻褄合わせで、無尽蔵の金と体力で子どもと遊ぶおっさん。それが怪人二十面相。


>それいけ!平安部
 思った以上にヤマなし、オチなし、意味なしだった。日常系の優しい世界なんだろうけど、あらゆる意味で浅いなぁ。


>勇者のクズ 1話
 明らかに現代が舞台なのに銃持った相手に剣と盾で戦うのかw 身体強化で銃弾より速く動けるからって理屈だとは思うけど。
 掴みとしては悪くない。勇者崩れと勇者候補生のバディは安定してるし、シリアスにもギャグにも寄りすぎないバランスが維持できれば……ってところかな。

編集・削除(編集済: 2026年01月21日 12:26)

歌いたい時に歌う!それが!!

>みことが音頭を取って応援を始める研究会
 場所が街頭テレビの前っても意図的ですよね。
 画面越しでも応援は届くという事は、視聴者の応援も届くというメタ的メッセージ。
 ただ、傍目にはスクリーンに映したライブ映像で応援の練習してるレベルの謎光景w

>ダークイーネは言ってしまえば不謹慎厨
 土田豊さんがトロピカルのSDやってた時のインタビューを思い出しますね。
 「プリキュアシリーズは絶賛堕落中。そんな中でもできる事があるかも知れない。」
 惰性、慣性、手癖との戦い。しかしただリベラル気取るだけでは視聴者は付いて来ない。どっかのガソダムみたいに擦り倒したネタを擦った方が楽にウケる。
 そんなクソな視聴者を一年掛けて「こちら側」に引き込んで来た。その集大成って事ですね。
 …まぁ何割かは不謹慎厨が残るでしょうけど、それもまた良し。アニメは洗脳装置じゃないですからね。

>ヒーローに「頑張れー!」と応援するのはお約束だけどどこか他人事なニュアンスがある
>しかしファンがアイドルを応援するのはガチ
>同じ「頑張れー!」でもファンの応援は心の叫び。この熱量、当事者意識の違いは決定的です
 つまりはヒーローと市民の関係は点だけど、アイドルとファンの関係は線だという事ですね。
 人生に一度か二度あるかの非日常に懸ける思いと、自分の世界を彩り続けてくれた日常に懸ける思い。


>27年からのタイプスリップ設定
 つまり今年一年分の学習内容は修了済み…という事か…
 ならば!遂に来るか!?不登校の主人公が!!!?


>作中でGコン持ってたかなぁ?w
 ダブルエックス起動する時に、取り返したGコンをガロードに渡す時に持ってたかも知れない…程度ですねw
 作品を象徴するガジェットでありながら、ガロードはプラモになり様が無いので苦肉の策として…ってところなのでしょうw


>この当時のミステリは怪奇犯罪スペクタクル
 初代仮面ライダーの怪奇路線なんかもそんな感じですね。何か怪人は倒したけど真実は闇の中…みたいな。ショッカー首領もよく分かんないまま基地ごと爆発して終わり…とか。
 水木しげる先生も居たし、方々で流行ってたんでしょうねぇ…怪奇路線。


>フリーレン
 殺伐としてないパーティが描かれるだけで、泣ける程の希少価値を感じる…
 まぁ普通が一番難しいってヤツやね。追放だの復讐だの書いてる奴らに、このレベルのドラマを描ける奴はそうは居ないんでしょう。多分。

>勇者のクズ
 ニコ動で観たので多分一週遅れ。
 この作品の勇者の定義は政府公認のシティーハンターって感じですかね。
 爛れた人間同士の会話劇は刺さる人には刺さりそう…って思える程度には面白い気がする。


>貧困のパラドックス

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 失業して社会保障受けて、再就職して社会保障打ち切られたら生活が立ち行かなくなる…って問題。
 自分も精神疾患で病院や薬代を割り引いてくれる手帳とか持ってるし、就職先も積み立てNISAの名義も親に好き放題弄くり回されるのが嫌で、就労支援の作業所行って給付金払って貰ったりしてますが、確かに全部にケリが付いた時の金の遣り繰り何とかなるんだろうか…?と少し反省しました。
 でも、よくよく考えたら精神疾患が治ったら、そもそも病院代も薬代も要らないし、就職したら作業所行かなくなって、作業所の利用料に充てる給付金も要らなくなるしで、後の生活は資産形成次第でどうとでもなったわw

編集・削除(未編集)

ファンの考察と妄想が捗る

>タイムスリップ
 普通に考えて衣食住をどうやって賄うのか、学校は?(そこはジェット先輩がやってくれそう) 主人公が異邦人になるけど、家族とのエピソードとか深堀りしづらくなるのでは? などなど作劇に工夫が必要になりそうですよね。
 なにより2026年からではなく27年からのタイプスリップ設定。完全に最終回基準やんけ。


>みことが~良い意味でファン(キミ)の中に埋没したキャラ
 もう一回くらいメイン回があると期待してたけど、裏切られましたw


>鉄道とか路線バスとか好きな人多い
>規則性と予測可能性が高いから安心できる
 そういうイメージはあったけど、なるほど、そういう親和性なのねw


>報われる保証が欲しい
 これは不安のリスクもそうだね。予期不安。予期期待。予備の予備を持とうとする心理というのか。


>ティファの美プラ
 作中でGコン持ってたかなぁ?w 所持品少ないからしょーがないんだろうけど、リップでも良かったような。


>不可逆少年
 読了。つまり運悪く環境が悪いところに生まれてしまった人間と、生まれながらの欠陥品は違うってことだね(明快)

編集・削除(編集済: 2026年01月16日 14:07)

タイムスリップに全部持ってかれた。

 未来に行くなら現行法から逃れる為と考えられますが、27年前に行くとなると果たしてそこは「不思議の国」になり得るのか?という疑問がありますね。
 メイン視聴者の幼女先輩にとっては、産まれる前の世界だからどうとでも弄れるかも知れませんが、恐らくサブターゲットの親や大友にとっては、自分が幼女先輩をやっていた世界になる訳で…果たして何処まで世界観を弄れるのか…
 つか、99年が「不思議の国」枠だとしたら、主人公の日常パート的にいつまで居る事になるのか…最長滞在記録はみらいの魔法界滞在期間になりますが、遂に不思議の国で一年を過ごす主人公が現れる時が来たのでしょうか…?(ハレワタールさんの逆説的一年滞在期もありはしますが…)

 序でに変身アイテムが時計モチーフですが、時間操作能力があるとしたら探偵にとってはチートアイテムこの上ないのでは…(苦笑)

>街に降り続ける黒い花びら
 一年中咲き続ける変な形の桜の木(桃がなる)が更に変色した!!…とか植物学者的には逆にキラッキランラン案件なんだよなぁ…w

>最終決戦のイニシアチブを完全に握っている
 最早応援の音頭を執る後方支援担当すら必要無いっていうね。
 みことがそのポジションになると思っていた頃が懐かしい…良い意味でファン(キミ)の中に埋没したキャラですよね。

>その奥から巨大な腕が
>最後の敵ダークイーネの出現
 次回は開口一番「あんなに大きい座席用意してないよ!」で決まりだなw(名推理)


>考察と批評
 確かに中々しっくりくる説明ですね。特に批評はレビュアーの個性を楽しむものだと自分も思っています。(だから点数とか星とかに意味は無いとも思う。)
 考察は自分でするから他人のを見る気にはなれないし、考察そのものに大した意味や価値があるとも思ってないですね。何なら「公式が解釈違い」もアリだと思ってます。
 作品は観た時点で観た人のものだと思います。つまり、公式だろうと誰だろうと俺の世界を破壊するんじゃねぇ!ってこってすね。
 要は考察は遊びでやってます。報われるのを期待するもんじゃない。

>報われたい
 更に進んで「報われる保証が欲しい」時代だと僕なんかは思いますけどね。
 例えば「ドラえもんののび太が将来天才になる」なんて妄想は昔からありましたが、今ではのび太より出木杉の方が人気があるクラスタがあったりする。
 「報われないのび太が、いつか報われる」というリスキーな物語よりも、「出木杉ぐらいハイスペックなら、流石に報われるだろう」という成功が保証された(様に見える)キャラクターに魅力を感じる様になってると思いますね。


>駅前でよく見かける人たち
 そういえば、僕の行ってる作業所でもそうですが、このテの人達って鉄道とか路線バスとか好きな人多いですよね。
 「何で?」ってChatGPTに訊いたら、「規則性と予測可能性が高いから安心できる」と答えられました。
 更に感覚過敏に対しても、刺激が予測できるお陰で耐えられ易いそうで、これは成る程と思いましたね。

 「鉄道やバスは、動く機械であると同時に、秩序が目に見えるかたちで流れていく存在です。その流れが、ASDの人の思考や感覚と、美しく共鳴する。そう考えると、この嗜好はとても自然で、むしろ人間的です。」

 …と最後に纏められていました。


>「機動新世紀ガンダムX」30周年記念企画第一弾
 SNSでいきなりトレンドに上がってて何事かと思ったら、唐突にティファの美プラが発売されたそうでw
 全国のファンがガロードに罪悪感を感じながら、あんな事やこんな事をして遊んでいる背徳感が見ていて面白いw
 付属品も無駄に多く、担当者の本気が伝わってきますねw特に表情パーツに2話で絶叫してた時のあの顔を採用したのは分かってる人の所業www

編集・削除(未編集)

令和最新の平成アニメ

・敵ポジション
・黒を基調としたゴシック
・杖持ち
・変身前は銀髪
・クールな面持ち

 キュアアルカナ・シャドウちゃんの一人勝ちやんけ。
 なお、私はキュアミスティックちゃんのニーソに頬ずりしたいと思いました。


 折角なんで明智小五郎シリーズの一冊『蜘蛛男』を読んだんですが、集英社の「明智小五郎事件簿」シリーズは現代訳されているのか非常に読みやすかったです。
 ただ、内容が現代のミステリとはだいぶ毛色が違う。終始犯人である「蜘蛛男」が警察を翻弄し好き放題。真打ち登場とばかりに出てきた明智もポカミス連発でうだつが上がらない。結局あっさり犯人が自害して幕引き。現代の感覚で読むとフラストレーションが溜まる内容。
 ChatGPTに聞いたら、この当時のミステリは怪奇犯罪スペクタクルで探偵はどちらかというと「常識と理性を代表する市民的存在」ということでした。少年探偵団(と怪人二十面相)の方も一応手を出してみるかな。


>メタ発言
 今作は敵への倫理コストをゼロまで下げているので、一切悩まないんですよね。悩むくらいならライブしようぜって発想になる。敵に悩まなくても味方(とのお別れ)に悩むパターンもあるんだけど、今作はそれもない。徹底して主体的にライブしようぜで一貫している。


>必要なのは、自分らしさではなく、自分的なキャラクターである
 それを聞いて思い出すのは土井隆義『キャラ化する/される子どもたち』 http://isshuu.blog.fc2.com/blog-entry-983.html ですね。
 この本は2009年に書かれたものですが、今見ても古さを感じない論考だと思います。当時は携帯端末やSNSが今ほど普及していなかったので物理空間(学校)に比較的限定されていたと思いますが、現在はそれがネット空間に無制限に拡大している。土井氏が述べている「類友」を「界隈」に読み替えるだけでほぼ通じるのはその証拠でしょうね。

 両名の主張に共通しているのは現代人の過剰なコミュニケーション環境だろうと思います。要するに接続が切れない。現実の友人とリアルで接して、SNS上でも「いいね」し合う。既読スルーもできない。人間は多かれ少なかれ状況に合わせてペルソナ(外面)を取り繕うけど、これが24時間付けっぱなしになってしまっている。こうなると他人軸になりやすい。
 ChatGPTがさくっと纏めたのが以下。


【まず前提として何が変わったのか】
 三宅氏や土井氏が共通して見ているのは、「自分は何者か」という問いに対して、内側から答えをつくるより、外側から与えられる反応によって暫定的に確定させるほうが合理的になった、という状況です。
 かつては、学校・会社・家族・地域といった枠組みが半ば強制的にアイデンティティを与えてくれました。不自由ではあるけれど、「自分はここに属する誰かだ」という最低限の答えは自動的に手に入った。しかし今は、その枠組みが弱くなり、自由度が増した代わりに、「自分で自分を定義し続けなければならない」状態になっています。

【なぜ「他者基準」が有利になるのか】
 この環境で内面基準を持ち続けるのは、かなりコストが高い行為です。自分なりの価値観を言語化し、それを守り、ズレた評価にも耐える必要がある。一方で、周囲に合わせれば、少なくとも「大きく間違ってはいない」という安心が即座に手に入る。
 ここで重要なのは、同調が「弱さ」ではなく、「リスク回避として合理的」だという点です。正解が可視化され、逸脱が即座に指摘・共有される環境では、他者に合わせることは自己防衛になります。評価経済のなかで生きる以上、評価を落とさない行動を選ぶのは、かなり自然な判断です。

【人間関係が「セーフティネット」になった】
 もう一つ大きいのは、人間関係そのものが生活の安全装置になっていることです。仕事、情報、居場所、承認、娯楽、その多くが人づて・コミュニティ経由で手に入る。すると、人間関係を壊さないことが最優先課題になります。
 土井が言う「自己肯定感を他者の反応に委ねる」状態は、感情の問題というより、生活構造の問題です。関係を失うリスクが高すぎるからこそ、空気を読み、ズレを最小化し、「この界隈の正解」に寄せていくインセンティブが異常に強くなる。


>この時代に生まれなくて良かった~
 これは友人とも話しますね。俺らの世代ってSNS世代から外れてるから楽だよなって。
 まあ、私レベルのシゾイドだとどの時代でもこんなもんかもしれないけど。


>『汝、星のごとく』
 読んでないけど、アマゾンレビューが5000オーバー。発売後3年経って仙台市図書館にも26冊あるのに未だに70人待ち。すごい人気作だね。手が空いたら読んでみるか

編集・削除(編集済: 2026年01月13日 20:16)

明智小五郎と小林少年が出所なんですね <江戸川乱歩『少年探偵団シリーズ』

 まぁ読んだことは無いから何も語れないんですけれどw(苦笑)。それはそうと森亜るるかの元ネタは何だろうな…ひょっとしてモリアーティ教授かしら?(←完全な悪役じゃんw)


>名探偵プリキュア!

 タイムスリップの要素を入れて来るとは驚きだなぁ。メインの舞台を前世紀末(1999年)に設定した必然性って何なんでしょうか(時代考証も大変だろうし)?しかも主人公と相棒とでリアルでの年齢差が28年ということはほぼ親子と言ってもいいほど違っている訳ですから、ジュネレーションギャップ的な話題も出すつもりなのかなぁ… 探偵モチーフのせいなのか、本編開始前から既に謎だらけですねぇ(笑)。


>メタ発言
>わざとやってますね
>うたが「キミ」と言うときカメラ目線になっています

 みのりんパイセンのネタ回含め箸休め的に使用した事例はこれまでもちょいちょいありましたが、作品テーマそのものにガッツリ絡めてきたのは、何気にシリーズ初かもしれないですね。


>三宅香帆『考察する若者たち』

 読了しました。前著の『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』よりは論点が絞れていて同意出来る点も多かったかなという印象でした。第一章の「考察と批評の相違」から論を展開していった件とかはちょっと面白いなと思いましたね(なお紹介頂いた動画は、思考がブレるので敢えて観ていません)。

◆◆◆

 批評の時代から、考察の時代へ。いま、そのような変化が起きているとするなら、背景にはいったい何があるのだろう?…… 考察には、作者が提示する(とされる)「正解」がある。『君たちはどう生きるか』を観て、モデルとなった人物を推察すること。『変な家』を読んで、不可解な間取りの理由を考えること。…… これらはすべて、作者から提示された「正解」がある。

 一方、批評に「正解」はない。『君たちはどう生きるか』を観て、眞人の母が眠り続けている理由を考えること。『変な家』を読んで、なぜ本作の最後にムラ社会的なテーマが入り込むのか考えること。…… そこに「正解」はない。

 だからこそ、批評にはゴールがない。

 せっかく批評しようと頑張って努力しても、正解がなければ、その努力は報われない。だが考察には、正解がどこかにあるため、「わざわざ努力する価値がある」のではないか。報われやすく、やりがいもある。…… 令和。それは、物語を楽しむことにすら「報われること」を求めてしまう時代なのではないか。(第1章「批評から考察へ」p.43~45より抜粋)

――

 「報われたい」という欲望が、現代の若者を読み解く一つの鍵である。…… アイドルのライブを楽しむだけではなく、アイドルを応援した結果がほしい。ドラマを楽しむだけではなく、考察が当たってよかったという正解がほしい。仕事の面白さだけではなく、仕事で成長できたという証がほしい。アニメを観ることを楽しむだけではなく、アニメを履修したという事実がほしい。

 ― 報われたい。

 行動の報酬、つまり「報われポイント」が見えていた方が安心して行動に移せる。実体験に対して報われ度が見えるものに、若者の手は伸びる。(第8章「ググるからジピるへ」p.167~168より抜粋)

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 私は引用した両作品ともそれぞれ未視聴・未読ですが、確かにネットニュースとかで「連続ドラマの今後の展開を考察する」といった惹句付きの記事を目にすることが増えた気がしますね(『VIVANT』とか『名探偵津田シリーズ』とか)。そして三宅氏は更に以下のように論を進めます。

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 …… テレビや新聞や雑誌のようなマスメディアが文脈を紡ぎだしていた時代は、皆が知っておくべき作家がいた。しかしマスメディアの力が弱まり、プラットフォーム全盛期になったいま、むしろ皆が知らないけれど面白そうな内容のほうが重視される。作家名はそこにはいらない。

 つまり付帯文脈のある固有名詞とは、マスメディア時代のものだったのだ。「この固有名詞に意味がある!いま皆が知るべき固有名詞はこれだ!」と言っていたのは、テレビや新聞や雑誌のような、皆が見るものだった。

 逆にプラットフォームの時代においては、人それぞれ好きなものを見ればいい。そうなると、皆が知るべき固有名詞なんて消失していく。ただただ、アルゴリズムのおすすめだけが、ある。

 そして面白いのは、たしかに「考察」と「批評」の違いも、固有名詞の有無にあるということだ。作者の正解を当てる考察文化は、誰が考察しているかは重視しない。SNSや動画で考察動画を観るとき、考察者の思想の個性を求めはしない。わかりやすさは必要かもしれないが、考察者の価値観や解釈の個性は必要とされない。

 しかし批評文化では、解釈は人それぞれ違う前提になっているので、むしろ批評家の個性こそが必要とされる。小林秀雄、柄谷行人、吉本隆明など過剰なまでに固有名詞が意味をもつのが批評文化だった。…… (しかし)自分らしいことは、プラットフォーム社会では、価値ではなくなっている。なぜなら自分らしすぎると、それぞれの世界に最適化できないからだ。

 つまり現代において、自分らしさとは、生きづらさになっている。なぜなら「界隈」化がどんどん進んでいく時代にあって、こういうふうに生きるのがこの界隈では正解だ、といううっすらとした最適解が共有される時代になった。すると最適解から外れた自分らしさは、正解をもてない生きづらい自分に変わってしまう。最適解から外れるとすなわちそれは生きづらさになってしまう世界に、私たちは生きている。…… 必要なのは、自分らしさではなく、自分的なキャラクターである。…… もともと特別なオンリーワンであることよりも、適性の正解、最適化する方法を教えてもらえるラベリングのほうが、報われやすい。…… 大げさに言えば、そういう風潮がうっすら広がっているように私には見える。(第9章「自分らしさから生きづらさへ」p.191~205より)

◆◆◆

 「他人の評価はさて置き、私は○○がいいと思う」みたいに自己の意見や感情を曝け出したところで“いいね!”を貰えるどころか、「それってあなたの感想ですよね」と一刀両断されるし、挙句はAIにまでもやんわりダメ出しされるしでちっともいいこと無い(=報われない)から、個性なんてあったところで世渡りしていく上では邪魔になるだけ ― と若者が感じざるを得ない風潮がますます勢いを増しつつある、という理解でいいのかな?どの程度正鵠を射た現代社会分析なのかは兎も角、肌感覚として何となく理解はできますね。

 私の場合読書の傾向も含めて「己の感性について他者からの同調や共感なんて貰えないのが当たり前」と思いながら小中高と大きくなった(恐らく「この道」に首を突っ込んで以降その傾向は一層強化された)ので、正直「ふーん、今の若者もそれなりに大変ですね、この時代に生まれなくて良かった~。」と、(愛娘二人を念頭に置きつつ)どうしても上から目線で見てしまいます。実にヤな父親ですねw。


>今週の読書

 ● 五十嵐律人『不可逆少年』https://amzn.asia/d/0dqGgdP

 著者は『法廷遊戯』の人で、これが二作目に当たります。冒頭部からてっきり未成年サイコパスを扱ったありがちな猟奇殺人モノかと思っていたら、いつの間にか「毒親家庭の下でそれでも前を向いて生きて行こうとする健気な高校生たち」を軸に据えた、まるで凪良ゆうの『汝、星のごとく』を思わせる「ほろ苦い青春小説」要素が主体になったのには驚きました。場面転換・物語展開などは相変わらずぎごちなさを感じるものの、前作より人物描写も総じて掘り下げられているように思いますし、主人公(とその周辺)が家庭裁判所の調査官(Vtuberのかなえ先生みたいなイメージ)というのもチャレンジングな試みで好感が持てました。取り敢えずおススメということで。

 なお作品の重要なモチーフとして「神経犯罪学」なる実在の学問分野が登場します(私は初耳でした)。邦訳書としては巻末で著者が参考文献の筆頭に掲げているコレ(↓)があるくらいでしょうか(今日借りて来た)。

○ エイドリアン・レイン『暴力の解剖学 神経犯罪学への正体』https://amzn.asia/d/arHgHWE

 (↑)訳者あとがきによると「脳や自律神経系などの生物学的な構造や機能の欠陥が、いかに反社会的性格を生み、ひいてはその人を犯罪に至らしめるのかを研究する(p.558)」らしいのですが、この引用だけでも分かる通り「(少年に限らず)教育的手段では更生出来ない犯罪者が一定数存在する」との認識の下、従来犯罪学においてタブー視されてきたテーマを扱う“センシティヴな”学問分野みたいですね。まだ未読(しかも本編だけで557ページ…)なので、時間と体力が許すようならまた後日プレゼンしますねw。

編集・削除(編集済: 2026年01月12日 23:09)

精神的な保険の支払いが過大な社会

>変身能力剥奪で強制卒業の流れ
 おっと、去年の無能上司の悪口はそこまでだ。


>ココア
 前にバンホーテンの1リットルパックを買っていた時期もあったんですが、最近はスーパーで見なくなりましたね。


>Z世代論の動画





 全部見ると長いから、各自AIで要約するなりして。
 この動画に限らずZ世代論の共通項として「正解(最適解)を求める」「失敗したくない」がよく指摘されてますね。これはおそらく情報の(歪な)可視化が要因だろうと思います。SNSで成功体験やマウンティングが横行していること、反対に失敗(炎上)なども強調されること、それらが合わさって「どこかに正解があるはずだ」「成功している人がいる」という先入観が加速している。
 安い物を買うときですらAmazonレビュー見ちゃうけど、その感覚があらゆることに広がっているってことなんだろうね。何ならこの文章書くためにAIにファクトチェックかけさせているからね。この見立てでどう? 補足意見ある?ってな感じで。
 あとは社会が成熟したことで成功ルートと失敗ルートがほぼ出来てしまっていて、一代で成り上がるイメージがなくなっているのもあるかな。成功や失敗もシステム化される(と思えてしまう)と個人の裁量が感じにくくなる。

 これが悪魔合体すると「正解が存在したのに、それを選ばなかった(選べなかった)自分が悪い」になるから自己責任論が悪化する。で、正解を求めるのループになる。


>東畑開人『カウンセリングとは何か 変化するということ』 https://amzn.asia/d/afeW4RW
 新書で400ページはちょっと長いな。しかも妙な喩えや修飾が多くて読み疲れる。まあ、要するに一番のカウンセリングは愚痴を聞いてくれて、ときどき本音で指摘してくれる友人を持つことだね。特にメタ認知が低い人。

 大抵の人は勝ち(その人のデフォルト)パターンを擦り倒す。処世術でも思考法でも。それは人間が自分が得意なことで、そして楽な方法でやろうとするから。現実を自分の形に無理やりはめ込もうとする。結果として思考・行動が固定化して加齢とともに柔軟性を失う(私の言葉で言うと性格が悪化していく)。
 で、どっかで躓く。基本的にこの手のパターンは同じことを繰り返す。だから同じ負け方をする。その起源が幼少期や親にあったりなかったりするんだけど、本人に自覚がないとそれを掘り起こすのに時間がかかる。……って話。

編集・削除(編集済: 2026年01月07日 20:15)
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