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ココ様の声が変わってないのに驚き>オトナプリキュア

 やっと対立軸が見えて来ましたね。プリキュアサイドが唱える上昇史観とベルが奉ずる下降史観のガチバトルということでしょうか。成程、この描き方ならこれまで提示されたテーマ全てを包含することも可能か…尤も、のぞみを含めた殆どのメンツがグレーゾーンに片足を突っ込んでいる感は否めませんがw。一方のベルにしても、どうせ人類はいずれ滅びるというのなら余計な手出しをせず傍観していれば良いのに、「破滅を早めるべく」妙にお節介を焼きたがるあたりが何とも「人間臭い」ですねぇ、人外の癖に(苦笑)。


>ダークナイトライト

 セリフもふんだんにありましたし、個人的には今回ココ様以上に存在感を発揮していたように思いました。今後顔出し出演&プリキュアとの共闘があるかな?咲舞が変身出来ない限りは難しそうですが…(変身には妖精のフラチョピが欠かせませんから)。


>生まれたときから死ぬまで生活が変わらないなら、自分の生き方をどうこうするって意思決定プロセスは不要
>「意志」が近現代に生まれたという話はたま~に耳にする

 奇遇ですね。2018年の國分功一郎氏のテレビ放送は4回とも視聴していて、序でにNHKテキストも購入していました。その中に(自由)意志に関するこのような記述があります。

◆◆◆

 意志の概念はまさしく信仰の中で発見されていきました。それを作ったのはパウロやアウグスティヌスらのキリスト教哲学であったと、[哲学者のハンナ・]アレントは言っています。意志の概念がいつどうやって始まったのかを確定することは困難です。重要なのは、現在のような意志の概念はかつては存在していなかったということです。…… 最近、子どもの不登校に関する専門紙からインタビューを受けました。不登校の子どもたちもしばしば「意志が弱いから学校に行けない」と言われてしまいます。しかし、不登校の子どもたちも「学校に行かないことが自分の意志」とは言い切れないわけです。行きたくないという「意志」があったのか、どうしても「行けない状況」だったのか、はっきりと線引きができない。それは、私達の行為が意志によって一元的に決定されているわけではないのですから当然でしょう。…… 現代社会では、意志がほとんど信仰のように強く信じられていることは分かっておいていただきたいと思います。その信仰を解除すれば、私たちはもうすこしだけ自由になれるのではないか。(國分功一郎「100分de名著 スピノザ『エチカ』」p.91-93より)

◆◆◆

 現代とは資本主義由来の「拝金教」のみならず、自己責任論に直結する「意志教」が大手を振って歩いている時代だと纏められるのかもしれませんね。そのいずれもが近代を規定するイデオロギーの一形態に過ぎないということを、私も含めて一人一人が自覚しておく必要があるように思います。

 あとここからは私の個人的見解ですが、確かに先鞭を付けたのはパウロやアウグスティヌスらだったとしても、自由意志なるものが際立って注目されるようになったのは宗教改革以降では無いかと思うんですよ。なるほど『奴隷意志論』を執筆したルターにせよ「予定説」を唱えたカルヴァンにせよ、自由意志そのものを認めることには消極的だったかもしれません。しかしそれまでの西欧がカトリック一択だったところに、新たにプロテスタントなる「分派」を建て上げることで、最初は為政者レベルで、後には庶民レベルで「両者のどちらを選択するか」を巡り「個人の意志が問われる」社会的素地が新たに生じて来たのではないかと私は推測しています。


>今週の読書

 貸出中だったのですがようやく読めました(↓)。
  https://www.amazon.co.jp/%E6%AD%A6%E5%A3%AB%E3%81%AE%E5%AE%B6%E8%A8%88%E7%B0%BF-%E2%80%95%E3%80%8C%E5%8A%A0%E8%B3%80%E8%97%A9%E5%BE%A1%E7%AE%97%E7%94%A8%E8%80%85%E3%80%8D%E3%81%AE%E5%B9%95%E6%9C%AB%E7%B6%AD%E6%96%B0-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E7%A3%AF%E7%94%B0-%E9%81%93%E5%8F%B2/dp/4106100053

 ちょっと古い本ですが、抜群に面白かったですね。『下級武士の田舎暮らし日記』が江戸中期の仙台藩を扱っているなら、こちらは幕末の加賀藩が舞台。加賀百万石の「御算用者(会計処理の専門家)」がその職能を私的な家計簿の記載においても遺憾なく発揮し、幕末から明治に掛けての約37年間の「台所事情」を極めて詳細かつ赤裸々に記録したものです。興味を惹かれたところをほんの一部だけ抜粋しますね(↓)。

◆◆◆

 実は、武士身分が窮乏化したのは、この「身分費用」が一因になっていた。百姓の年貢米も、この「身分費用」にかなり費やされていたといってよい。江戸時代のはじめ、十七世紀ごろまでは、武士身分であることの収入(身分収入)のほうが、武士身分であることによって生じる費用(身分費用)よりも、はるかに大きかったといえる。……ところが、幕末になってくると、武士身分の俸禄が減らされて身分収入が半減する。…… しかし、武士身分であるために支払わなければならない身分費用はそれほど減らない。十七世紀に拝領した武家屋敷は大きなままで維持費がかかる。また「家格」というものが次第にうるさくなってきて、家の格式を保つための諸費用を削るわけにはいかなくなった。そのため、江戸時代も終わりになると、武士たちは「武士であることの費用」の重圧に耐えらえなくなってきていた。…… 今日、明治維新によって、武士が身分的特権(身分収入)を失ったことばかりが強調される。しかし、同時に、明治維新は武士を身分的義務(身分費用)から解放する意味をもっていたことを忘れてはならない。…… 明治維新は、武士の特権を剥奪した。これに抵抗したものもいたが、ほとんどはおとなしく従っている。その秘密には、この「身分費用」の問題がかかわっているように思えてならない。(前掲書 p.76-77)

◆◆◆

 まさしく「武士は食わねど高楊枝」そのままですね。1871年の廃藩置県が割とスムーズに進んだのも、そろそろ武士達が「見栄を張るのが辛くなってきた」ことから説明出来そうに思えます(笑)。

編集・削除(未編集)

往生際が悪いのはダメ人間として評価できる<バッタ君

>舞の自分探し
 そのポジション与えられるのは妥当だけど、ちょっと可哀想なんだよなw
 オトナプリキュア全体に言えるけど、好きなことで飯を食おうとするから辛くなるんだよね。趣味(精神的な逃げ道)として使わせてもらえない。


>中動態
 生まれたときから死ぬまで生活が変わらないなら、自分の生き方をどうこうするって意思決定プロセスは不要だからね。「意志」が近現代に生まれたという話はたま~に耳にするね。著作権とかも印刷技術の向上で容易にコピーできるようになったからこそ生まれた概念だろうし。
 みんなボケっと生きてるし、自分の行動に説明がつかないなんてことはよくある。けど現代社会はそれを許容しずらいんだろうね。社会も自分も他人も。


>かつて憧れた「勇気」や「正義」
 ブルバスターとかいう中小企業のしみったれたアニメがありまして。なお、最近学歴コンプまでこじらせ始めた模様。


>第三次世界大戦前夜
 国家間戦争よりは経済的な格差などによる分断によって世界内戦が起こる方がありそうかなぁ、って思ってます。

編集・削除(未編集)

バッタ君も変な愛され方しだしたなw

 思えばカバトンも作り手に愛されてる感あるキャラだった。
 だが貧乏人の小細工は札束で殴る。これが東堂流。

 近年のプリキュアのネタ回としてはカオスみが足りない…じゃなくて、ネタ回とはいえヒーローではなく子供をエンジョイしているソラからは、半ば内定が決まっているからこそできるギャップイヤー的なモラトリアムを感じますね。
 そういう所が現状小さく纏まってるんでしょうが、「空き時間ただ遊んでました」ではギャップイヤーの意味が無いので、今回の様な日々が終盤で活きてくる事を期待したいです。
 それはそれとしてソラもましろも可愛すぎて生きるのが辛い。

>俺も○○だったけど克服できたからお前らも克服できる理論
 何だかんだ熱血展開好きだから嫌いじゃない論調…なんだけど、見境無くこれやり出すとまほよめの刈り上げ君(リアン)になるし、使う相手の選抜が難しいのがもどかしいなって。


>オトナプリキュア
 たった一年でも先輩は先輩だった。
 同じリーマンでもこの違い!
 同じ家事手伝いでもこの落差!
 これが…先輩プリキュアの貫禄…!!

>舞ってどんな子だったっけ?
 自分も殆ど憶えてないなぁ…ネタ半分で「咲大好きっ子」だとは認識してたし、今回もそんな感じの演出が見られたけどw
 …元彼も大変だったと思うよ。忙しくて偶にしか逢えないのに、逢っても親友の惚気話を延々と聞かされてたんじゃ、そら愛想もつきますがな。(実際は舞が恋愛に身が入らない、上の空だったであろう事が原因だろうけど。)

>現実はみんなテキトーです。決断なんてしていない。
 最近、能動態でも受動態でもない「中動態」なる概念を知りました。
 何か哲学史ではかなり昔からあった概念らしく、能動態との対立概念だったんだそうな。
 具体的な例えは以下のリンクで。講演会のテキストなので、調べた解説文の中では恐らく一番分かり易いかと。
http://igs-kankan.com/article/2019/10/001185/

>なにも考えずぼんやり生きてたら何の手応えも、
>何の成果も、何の肯定感もない人生になりましたというのでは面白くもなんとも無い
 僕なんかは最早現実よりフィクションの世界に詳しいレベルで軸足持っていかれてる所がありますが…(苦笑)
 それはそれとして、肉体は未だ三次元世界にあって肉体があればこそフィクションも楽しめるとあれば、三次元世界の生活を蔑ろにするのも何か違うな~ぐらいは思ったりしますね。

>テーマ的にちょっと風呂敷を広げ過ぎじゃないかと心配になりますね
 SDGsだの何だのは具体的に解決するというよりは、「未来終わってるけど仕方ないよね」って諦観の方を取り上げそうな気がしてますね。
 かと言って、こういう問題に対して「気持ちの持ち様」が答えで許されるのは子供までじゃないのか?という気もしますので、そこをどう落とすのかは気になってますね…


>オカルトに正論(ミステリの解答)ぶつけても倒せない
 そういえば、「うしおととら」の藤田先生も短編集でミステリ描いてた事を思い出しました。(↓)
https://amzn.asia/d/eHPcdcZ
 あとがきで作者本人が反省していた様に、パワー系の実行犯に口封じで殺されそうになった時の探偵役の対応がトンデモなんですが…まぁ、あの作者らしいな、とw
 被害者も「普通に攫って普通に殺せよ」ってツッコめてしまうトリックも中々…(苦笑)


>魔法使いの嫁
 幼馴染色々。
 刈り上げ君に対してフード君もフィロメラも凹んでいたけれど、フード君の話聞かないのは刈り上げ君の「甘え」だし、フィロメラが刈り上げ君にキレてたのも「甘え」だと思う。
 そういった、甘えたり甘えられたりする相手が身近に居る事は、必ずしも悪い事じゃないと思うし、そんなに凹まなくて良いと思うんだけどなぁ…
 そのままの関係で良いかどうかは別だけどさ。

>勇気爆発バーンブレイバーン
 そう悲観した企画でもないと思いますよ。多分、これって要は「機動戦艦ナデシコ」のタイトルを「ゲキガンガー3」にしたって事だと思いますし。
 かつて憧れた「勇気」や「正義」。それらが現実に否定されて行く中で、それでもそれを信じ、証明しようとする話になるのではないでしょうか?
 ナデシコの方は、信じつつも現実に打ちのめされたまま終わっちゃってるので、こっちとの差別化もできそうですし。

編集・削除(未編集)

バッタモンダーが大量のお菓子を窃盗 → 直後にソラ達がやはり大量のお菓子を配布

 これ下手するとイメージアップを狙ったマッチポンプ疑惑を持たれそうな案件ですけれど、そんなことにならないのは、プリキュアのメンバーが地元民らに対してこれまで培った信用によるものなんでしょうねぇ(笑)。


>給料は比例しない模様

 だから有能な同僚ほど「ここに居ても将来は無い」と言い放って転職しちゃうんですよねぇ(体験談)。勿論有能で無い私は黙って見送るのみなのですがw。


>当時の日本もそれなりの戦力を持っていて~(以下略)

 仰る通り日本国に「付け入る隙が少なかった」というのは確かだと思いますが、私は当時の特異な国際情勢が齎した要因の方が大きかったのでは無いかと考えています(↓)。

◆◆◆

 日本が明治維新によって統一国家をつくりあげたころ、ヨーロッパにおいても、ドイツとイタリアがいずれも1871(明治4)年に統一を完成した。いわば、この時期は民族統一を実現するために残されていた唯一の時期だったといえる。幕末の対日政策を主導したイギリスは、世界の工場としての地位を確立して、むしろ貿易の自由を強く求めていた。インドのセポイの乱(1857年)や中国の太平天国の乱(1851~64年)のような植民地支配に反抗する手ごわい民族運動に直面して、柔軟な対日政策をとり、貿易の自由が保証される限り、日本の国内紛争には中立の立場をとって介入を避けた。またアロー号事件をとらえて第2次アヘン戦争(1856~60年)を引き起こしたように、その主力を中国に向けていた。

 極東でイギリスともっとも対立していたロシアは、1861(文久1)年に対馬を占領したが、イギリスが軍艦を派遣して退去させた。英・仏とのクリミア戦争(1854~56年)の敗北で、ロシアは進出の気勢をそがれ、国内問題に忙殺されていた。幕府と結んで多くの権益を獲得していたフランスは、ルイ=ナポレオンの対外政策がことごとく失敗し、とくに普仏戦争(1870~71年)で敗北して、日本から後退した。日本を開国させたアメリカは、南北戦争(1861~65年)によって国内問題に忙殺され、対日関係を消極化していった。このように、明治維新が達成されたころの日本をめぐる国際的環境は、一種の勢力の空白期でもあったのである。
(安藤達朗著・山岸良二監修『いっきに学び直す日本史―近代・現代【実用編】』p.88より)

◆◆◆

 倒幕運動の高揚から戊辰戦争を経て、やがて明治維新に至るまで (1860~70年あたり)の、日本国が事実上の「内戦状態」にあった凡そ10年間に、本邦に対する欧米列強の直接的な政治的・軍事的介入が無かった理由もこれで説明がつくみたいに思いますね。要するに「歴史のタイミング的に偶々運が良かっただけ」ということなんでしょうw。


>『ちいさな国で』

 いやぁ、実に面白い(と言ってはいけないのかもですが)本でした。処女作とは思えないほど文章が上手いですねぇ~(特に風景描写が)。
「いつの間にか変容していく日常を子どもの視点から描いた」という点ではコレ(↓)を:
https://www.amazon.co.jp/%E3%81%82%E3%81%AE%E3%81%93%E3%82%8D%E3%81%AF%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%92%E3%81%8C%E3%81%84%E3%81%9F-%E5%B2%A9%E6%B3%A2%E5%B0%91%E5%B9%B4%E6%96%87%E5%BA%AB-520-%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%92%E3%82%BF%E3%83%BC/dp/4001145200
「書物には苛烈極まる現実から僅かでも“心の距離を取る”チカラが備わっている」という点ではコレ(↓)を:
https://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%84%E3%81%AE%E5%9B%B3%E6%9B%B8%E4%BF%82-%E9%9B%86%E8%8B%B1%E7%A4%BE%E6%96%87%E8%8A%B8%E5%8D%98%E8%A1%8C%E6%9C%AC-%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%8B%E3%82%AA%E3%83%BB%EF%BC%A7%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%AB%E3%83%99-ebook/dp/B07897122Z
 それぞれ想い出しました(2冊とも定番のナチス関連で恐縮です。いずれもだいぶ前に読んだ本で、過去にこの板でプレゼンしたようにも覚えていますが…まぁ大目に見てくださいw)。

 本書から御大は(一応は終息したと見える)コロナ騒動を想起されたようですが、私は現在進行形ともいえる「戦争に関する世論」を連想しました。「ロシアのウクライナ侵攻」の関連報道が既に「日常の一部」と化したように、パレスチナ・イスラエル戦争が新聞のベタ記事扱いになるのもそう遠くなさそうですし。

 かのタモリ氏は2022年末に、2023年を評して「新しい戦前になるんじゃないか」と発言されたそうですが、個人的には世界はとっくに「第三次世界大戦前夜」を迎えているように思えてならないですね。そういえば1937年7月にかの盧溝橋事件を切欠に始まった「日中戦争」も、当初は日本側・中国側ともに、対英米貿易を継続したいとの思惑から宣戦布告を行っていなかったため「支那“事変”」と呼ばれていましたっけ(宣戦布告を行ったのは太平洋戦争勃発以降)。少なくとも開戦当時の日本人の意識は「北京・上海などの在留邦人保護のためにやむを得ず武力を用いているまでで、戦争などでは毛頭無い。」だったのではないかと推察しますね、やがて「茹でガエル」になるとも知らずに。


>オトナプリキュア

 プリキュア5の他のメンツに先駆けて、咲舞がクローズアップされるとは意外でした。舞の「二十歳を過ぎてのプリキュアカツドウ」に加わる動機が、ざっくり言うと“自分探し”というのも面白い。リアル幼女には理解不能の概念ゆえに、本編では全く登場しない言葉ですからねぇ~。

 咲舞の前のめりの姿勢を受けて、未変身組(りん・こまち・うらら)は内心「やれやれ、これで私達は側面支援のみで、どうやら変身しなくて済みそう」とか思ってそうですねw。


>今回の敵はランダムエンカウント制なのでこちらから能動的に動かないといけない

 ああそうか、何か本編と展開が違うなと思っていたら、敵のメイン目標がプリキュアじゃないからか。これは対応に中々手間が掛かりますね。そりゃあ索敵に時間を取られて今回みたいに変身しない回も出て来るか…まぁブンビーさんが代わりに変身ノルマを果たしたと思えば(笑)。


>このアニメ、どこまで射程に入れてるんだろうな

 SDGsに高齢化に伴う住宅問題、果ては個々のメンツの心の葛藤まで取り上げるのか…テーマ的にちょっと風呂敷を広げ過ぎじゃないかと心配になりますね(ところで何クールやるんだろ?)。

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ハイパースゴスギレジェンド名誉博学者のヨヨ殿から薫陶を受けた!?

 やっぱ肩書って大事やね。
 俺も○○だったけど克服できたからお前らも克服できる理論使うツバサ。ましろは自分が無理しても人に無理させないのにこの差よ。

>青田狩り
 こいつ見込みありそうだからちょっと鍛えてやるか→この仕事振ってみるか→上司「この案件任せられる人いない?」→「彼なら適任ですよ」
 サラリーマンあるある。なお給料は比例しない模様(最終的に出世する可能性は高いけど)

 お婆ちゃんの態度見てると、ましろはいい子ではあるけど面白みがないんだろうなとは思うw


>日米“和親”条約
 当時の日本もそれなりの戦力を持っていて(地政学的な価値は別として)侵略するには容易ではないし、江戸幕府という統治機構も存在しているし、宗教勧誘も失敗しているし、学問・教養レベルも高いから付け入る隙が少なかったんだろうね。


>仙台藩と徳川家の関係
 へ~(地元の歴史に全く興味ない奴の反応)


>フリーレン
 魔族絡みの設定はポワポワだね。ゾルトラークを軸にした魔法観は話が進むに連れて洗練されていくけど。
 良くも悪くもメインストーリークリア後のサブクエ&DLC消化してる空気感。

>勇気爆発バーンブレイバーン
https://bangbravern.com/
 企画が詰んでる感。
 ミスマッチを狙っているんだとしても滑ってるし、1話でこいつら全員死んで(あるいは劇中劇で)少年がスーパーロボットに乗り込む展開やられてもシラケた感じになるしで、面白くなる予感が全くしない。Cygamesが絡んでるってことはゲーム化する予定でもあるのか。

編集・削除(未編集)

そういえば序盤のツバサは人間不信の気があった

 人間不信というか人見知りというか引き篭もりというか…
 そんな事を竜族の皆さんを見ていて思いました。

 ヨヨとツバサの関係は「言われてみれば、どっちもインテリ系だな~」程度にしか思ってませんでしたが、思えばミラーパッドの譲渡が今回の伏線になっていたのかも知れませんね。
 先行く人に引っ張って貰ったり背中を押して貰ったり…具体的な進路が決まってくると、終盤戦だな~って気がしてきます。

>伝説の竜族が永遠の光を守る
 実際の所は分かりませんが、恐らく「長期的に恩を売っておけば、将来何かの役に立つだろ」って魂胆だったんじゃないかって気がしますね。
 迫害されても腐らずに社会貢献してた竜族のご先祖偉い。
 それにしてもスカイランドの設定が意外と凝ってる気がしますね。主人公の出身地だからなのか…居たとしてもやる事が無いと思ってましたが、やろうと思えば結構がっつりスカイランド編をやれる準備があったのかも知れない。

>オトナプリキュア
 そういえば、かつて彼女達が戦っていたのは、何か爛れた大人達でしたね…
 時が流れて、そんな大人達と一緒に働く様になって、彼女達自身もグレーゾーンに立っている…何だか感慨深いですねぇ…
 ふむ…オトナプリキュア一作目に5(GoGo)が抜擢されたのは、単に人気やタイミングの問題だけではないのかも知れないですね。


>フリーレン
 ドラえもん観てたらコロコロのCMにフリーレンが出てベイブレードやってた。
 …何を言ってるか分からねぇと思うがおれも以下略
 出版社繋がりなんだろうけれど、どうしてこうなったw

 恐らく見た目ほど緻密な世界観してないんだろうけれど、今回は少し矛盾が目立ったと思います。
 エルフの生殖本能は低下しているのに、胸の大きさを気にしてたりとか。
 超強い攻撃魔法は研究対策されたのに、超戦争してる魔族の生態については全然研究されてなかったりとか。
 まぁ、後者については魔族側からの情報操作とかがあったのかも知れませんが…

>ブルバスター
 ちょろっと話に出て来た「海水を真水に変える研究」の戦犯感。

編集・削除(編集済: 2023年10月27日 00:16)

ツバサの青田刈り回?

 原石を発掘して職場経験を積ませて、挙句配属先まで決めちゃうのか…この婆さん何でもアリだなw(苦笑)。


>『江戸の瓦版』

 ネット記事を書籍化したということもあって、サクサク読めて楽しめました。瓦版の売り子が顔を隠していたというのを聞いて初めは意外に思いましたが、改めて考えてみれば、封建社会に“報道の自由”などある筈が無いのは当たり前でしたねw。

 私が一番興味を惹かれたのは、黒船来航絡みの二つのエピソードでした(前者は瓦版と直接関係はありませんが)。

◆◆◆

 ところで、アメリカの議会がペリー艦隊に課した仕事は、「通商」「薪水・燃料の補給」「避難民の保護」を日本に認めさせることだった。この三つの内容を織り込んだ条約によって、日本と国交を結ぶことができれば、ペリーは任務を完了したことになる。

 しかしながら、アメリカが最も期待していた「通商」に関して、ペリーは日本側に認めさせることができなかった。それは日本側交渉役のトップが、あまりにも手強かったからである。その役人の名は、林復斎(はやし・ふくさい 1801~59)。彼の当時の肩書は「大学頭(だいがくのかみ)」で、今で言うならば「東京大学の総長」に相当する人物だった。

 ペリーは通商の意義について懇々と説いたが、復斎は、巧みな弁論術と圧倒的な知性で、その裏にある真意を暴いてみせた。…… これに対し、一介の海軍軍人であるペリーは反論することができなかった。そのため、不本意ながら「通商」の要求を取り下げたのである。

 圧倒的な軍事力の差があったにもかかわらず、幕臣たちは臆することもなく堂々とアメリカ側と渡り合った。そして、一切戦火を交えず、平和的に事態を収拾したのである。アジアの周辺国が次々と、欧米列強の植民地、あるいは半植民地とされていく中で、この結果を導いた日本側交渉役の質の力量は賞賛に値する。(p.81~82)

◆◆◆

 成程、だからこの時(1854年)に日米間で締結された条約名は、あくまで「日米“和親”条約」であって「通商」の2文字が入っていない訳か。ただ残念ながらこの折角の「ビギナーズラック」も、4年後の1858年にかの大老井伊直弼が欧米列強と相次いで結んだ不平等条約―安政の五カ国条約―でおジャンにしてしまうことになるのですがw。

 もう一つは、黒船来航時に米国からなされた贈り物(蒸気機関車のミニチュアやモールス電信機など)の返礼として、相撲取りらにパフォーマンスを行わせた件ですね(↓)。

◆◆◆

 ところで、伊豆の下田に招集された力士たちに課された仕事は、巨躯を披露することに加えて、怪力を見せつけることだった。そこで彼らは、まず日本側からの贈り物である二百ほどの米俵を、アメリカ側の小船に次々と運び始めた。米俵は一つ60kg程度である。これを、力士たちは一人で複数個持って動いたのである。…… 次ページ図25の瓦版には、身体の大きな力士たちが、軽々と米俵を持ち上げてアメリカの小船にどんどん運び込み、それをアメリカの兵たちが驚いている様が見事に描かれている。日本側のやり方は理知的ではなかったかも知れないが、決して間違っていたとも言えないだろう。(p.85~86)

◆◆◆

 当時の江戸幕府のトップらが雁首揃えて知恵を絞った結果産まれた、アメリカに対する精一杯の「示威行為」だったんでしょうね。


>『下級武士の田舎暮らし日記』

 こちらも興味深い本でしたね。内容の大半は実務的なやり取りが淡々と記録されているだけなんですけれど、幕末に掛けて徐々に貨幣経済へと巻き込まれていく江戸時代中期の世相の一端が垣間見えて面白かったです。「猪の食害を防ぐための鉄砲使用許可申請」に何度も言及されているのが何ともリアルですね。その再三に亘る申し立てに対して当初は十把一絡げに許可・不許可を決めていた当局の対応が、現場の突き上げを受けて渋々ながら地域ごとに少しずつ異なった取り決めをするようになっていく様子は、まさに日本的「お役所仕事」感がありましたw。

 あとはそうですね。著者の矢嶋喜太夫が誠心誠意仕えた第5代仙台藩主・伊達吉村が、8代将軍徳川吉宗と「昵懇だった(p.136)」というエピソードは、これが後の戊辰戦争での「奥羽越列藩同盟」発足に当たって、仙台藩が旗振り役の一人となることに繋がっていくのか…などと思ったりしました。


>オトナプリキュア

 今回は見事初トライで変身出来ましたね(笑)。しかし「タイムフラワー」なる名称といいシャドウの目的といいまだまだ謎だらけで、先読みさせませんねぇ~。

編集・削除(未編集)

良くも悪くもソラは小さく纏まってる感がある

>地雷だらけの同窓会
のぞみ&りん&うらら&こまち&かれん「(私のことはいいから…)」
くるみ「私は上手くやってる。上司がクソなだけ」

 むしゃくしゃしながら変身しそうw
 ゾンビホラーとくれば、次は「こまちちゃん」やな(にっこり)


>江戸の瓦版
 ついでに『下級武士の田舎暮らし日記』も読みましたが、なかなか面白かったですよ。
 江戸時代中期、仙台藩の下級武士が書いた40年分の日記を現代語訳・解説したものです。全文翻訳ではないし、物語でもないので散文的な内容ですが、ちょいちょい興味を引くものがありましたね。
 一例を上げるなら、武士の給料は家禄だったので仕事内容を問わず(無職でも)「家」に与えられていたそうです。格が高い家ほど家禄も高く、地位の高い仕事が与えられた。これだけ聞くと封建社会って感じですが、全部自分の持ち出しになるので後年武士たちが困窮してくると病気を理由に仕事を辞退することが増えたらしくてw(要するに仮病を使った) 病気を理由にするなら診断書持って来いってお触れが出たそうです。


>オーバーテイク!(今季アニメ)
 F1の下の下の下にあるF4を舞台にしたレースドラマ。
 このランクだと資金が潤沢なチームもあれば趣味の延長でやっているチームもあって部活感がある。実際主人公が属しているのも金欠弱小チーム。お金の話(チームを維持するのに1000万は下らない)もあって業界ものとしては及第点か。
 視聴者に説明するために主人公が無知すぎて今までお前は何をやってきたんだ?感がよくある。

編集・削除(未編集)

「特に無い」私の救い方

 ソラやあげはの時みたいに、エルの帽子を取ってあげたり、擦り傷の手当てをしてあげたりして「成長したなぁ…」ってしみじみする話にならないの、ましろらしいなって思いますね。
 劇的なイベントが無い人生を送っているからこそ、「自分は成長している」、「自分は前に進めるのだ」という確信を得る為には、じっくり時間を掛けて自分自身と向き合い続ける必要があるのかも知れません…

>ソラの影が薄い
 ソラ(空)は空気でできてるからねぇw(違)
 この時期主人公の影が薄くなる構成は、ここ数年ずっと続いている事を鑑みるに、失敗したのではなく初めからそういう構成で作品作りをしているのかも知れませんね。
 プリンセスのはるかと比べるなら、当時の構成でははるか以外のプリキュアの影が薄くなりがちだった様にも思えます。その辺のバランスを取るモーメントが働いているのかも知れません。
 もう一つは魔法つかい以降の脱ストイック路線が影響しているのでは、と。
 「子供は放っておいても成長するし、それ以上の成長をさせる必要はない」というスタンスは、一見ストイック路線なひろがるスカイでも踏襲されている様に思います。
 ひろがるスカイでは「成長する為に頑張る」というより、「既に頑張っている私が成長する為に必要なもの」を獲得して行く物語の様に見えますね。

>オトナプリキュア
 不穏って感想が一番強い(苦笑)。
 タイムフラワーの微妙に不気味なデザイン。アクションシーンの怖さ。敵の一見正論に見える台詞…「正しい方向」みたいなものが感じられないんですよねぇ…大人の世界観ってそういうものだろって言われるとその通りなんだけど…
 後、シャドウの能力がパンデミックみがあるのも怖い。大人の世界観の場合、こういう事態が起きると…

 学校閉鎖→のぞみのライフが0に。
 在宅ワーク→りんとくるみのライフが0に。
 公演中止→うららのライフが0に。
 医療崩壊→かれんのライフが0に。

 …地獄絵図やん…(滝汗)

>ドキッ!地雷だらけの同窓会!
 自分も大してお酒にハマらなかったから、こういう口が重くなる状況での口の滑りを良くする為にお酒を飲むもんだと勝手に思ってましたが…どうやら今回は違う様で…
 今後、皆どうやってゲロっていくんでしょうねぇ?

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最近ソラの存在感が薄いような…?

 個人回が続いているから、という訳でも無いんですよねぇ。2週前の野球部の助っ人を頼まれた回も左程印象に残ってないし…ソラの「ヒーローになりたい」という目標が抽象的過ぎるからかなぁ?でも『ゴープリ』のはるかの「プリンセスになるのが夢」もソラに負けず劣らず抽象的ですが、しっかりキャラ立ちしていたという印象が強く残っていますし…。個人的には『ゴープリ』でカナタ王子関連のエピソードを終盤まで引っ張ったように、本作もシャララ隊長救済にもう少し尺を取った方が良かったかもなぁ、なんて思っています。


>オトナプリキュア

 あんなに仲の良かった5人プラス妖精1人が、お互いの近況を巡って腹の探り合いをしているかのような描写は、久し振りの再会ゆえにリアルっちゃあリアルなんだけど、正直見てて辛いものがありましたね(苦笑)。街の平和も守りながら、6人がそれぞれの目の前の現実を肯定していく物語になるのかな? あと戦闘シーンの作画は思っていたより美麗だったので安心しました。
 

>『江戸の瓦版』
 
 面白そうな本ですね。今週はちょっと仕事が忙しかったので、次の休みに読むことにしますわw。


>自〇を報道すると連鎖する傾向がある

 それを聞いて私は「ウェルテル効果」なる“後追い〇殺”を多数産んだ文豪ゲーテの『若きヴェルテルの悩み』を想い出しました。『ソフィーの世界』p.445によるとデンマークとノルウェーでは長らく発禁図書とされていたらしいです。以下のWikiの記事を見ると日本の「心中物」の話題も登場していましたね(↓)。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%86%E3%83%AB%E5%8A%B9%E6%9E%9C

 これを書くことで作者である当のゲーテ自身は失恋自〇を思いとどまった…というのが、何とも皮肉ですね(笑)。

>本川氏の専門分野は棘皮動物
>海外にいた頃に知った教授の本とかを下敷きにして書いたよう

 「研究者として“その道のプロ”であること」と「門外漢向けの分かり易い入門書を書けること」とは別種の才能なんだなぁということを改めて実感しますね。両方を見事に両立させた人物も勿論いらっしゃいますが…マイケル・ファラデー『ロウソクの科学』とか、ジョージ・ガモフ『不思議の国のトムキンス』とか、この読書の秋に手を出してみようかなぁw。

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