MENU
1,940,352
固定された投稿

★★ << 2つの掲示板のご案内 >> ★★

◆ここは「MY DEAR掲示板」です。
詩をある程度の期間書いている方、詩に意欲的に取り組みたい方、詩人に向け成長を目指す方はこの掲示板をご利用下さい。
あなたの詩をしっかりと読み、評や感想を、しっかりと書かせて頂きます。
ここから詩人として巣立った人は数知れず、です。あなたの詩を継続的に見守り、詩の成長を助ける掲示板です。

(あのーー、私が言うことでもないんですけど、詩は自由を旨としていますから、どこにでも投稿しようと思えば、投稿できないところはないんですけど、いきなり大きなところに挑戦しても、世の多くのものがそうであるように、ポッと書いて、ポッと通用する、ポッと賞が取れる、なんてことは、まずありえないことというか、相当に稀有な話なのです。
やってみることは止めませんけど、大きなところのノー・レスポンスにがっかりしたら、
あきらめてしまう前にMY DEARに来ませんか?
MY DEARは投稿された作品全部に評をお返しします。
本来、こつこつ実力をつけてから、賞などに挑戦するのが、スジだと思いませんか?
MY DEARはあなたのこつこつを、支援するところです。)

なお「MY DEAR掲示板」では、新規ご参加の際に、ペンネームとメルアドの届け出が必ず必要です。
これは掲示板内の安全を守るため、管理人に限って把握させて頂くものです(他へは一切出しません)
新規ご参加の際は、ページ一番下の「お問い合わせ」フォームから、必ず届け出をお願い致します。


◆初めて詩を書く方や、おっかなびっくり詩を書いてみようかなあーという方、
「MY DEAR掲示板」ではハードルが高すぎるよと感じる方には、別途、

   <<初心者向け詩の投稿掲示板>>
https://www3.rocketbbs.com/13/bbs.cgi?id=mydear

をご用意しております。(上記リンクから飛んで下さい)
こちらは、「メルアド届け出不要・いきなり書き込みOK・出入り自由」ですので、
なんら気にするところなく、いつでも詩を書き込んで頂けます。
誰でも、どんな人でも、気軽に詩に親しんでもらうための掲示板です。学生さん、小中学生の方も歓迎です。
投稿された詩については、詩を読んだ感想を、レギュラーメンバーの誰かが、手短なコメント(5行程度)で返してくれます。

どうぞご希望に応じて、各掲示板をご利用下さい!!!

編集・削除(編集済: 2025年01月02日 01:55)

Agneau Pascal ―春を告げる仔羊―  ゆづは

雪解けのアルザス 
窓辺に陽が射し
陶器の型から 
そっと 放たれて
白い粉糖を 背中に纏えば
香ばしい焼き色の
仔羊が目を覚ます

復活祭を告げる鐘の音
テーブルに ひそやかに佇み
バターと卵の 豊かな香りが
冬の結び目を ほどいてゆく

首元に飾られたリボンの襞から
春の足音が 聞こえるかしら
ナイフを入れる その痛みさえ
ひとくちごとに 
喜びに変わる

黄金色に輝く 
ふかふかな記憶を
誰かと分け合う 
午後のティータイム

分厚い毛布を 折りたたみ
窓を明け放てば 
こぼれる花の香り
アニョー・パスカル
眩しい光を 連れてきて



※Agneau Pascal(アニョー・パスカル):フランス・アルザス地方に伝わる、復活祭(イースター)を祝う羊の形の焼き菓子。

編集・削除(編集済: 2026年04月14日 18:28)

雨を歩く  aristotles200

雨靴と
雨傘をさして森を歩く

薄い靄
水滴が傘に当たる音
黒く濡れたアスファルト

雨に散る
花びらを眺めながら
薄緑の桜並木を歩く

雨と濡れた森の匂いを
吸いこみ
ゆっくりと森に戻す

溜まった
人間の喧騒と穢れ
嫌悪を
薄めている

ビニール傘を下ろし
雨粒を
一つ一つ顔に感じ
空を見つめる

人間が
人間にする
愚かさと哀しさを
洗い流している

雨と私が
ここにいる

編集・削除(編集済: 2026年04月14日 10:14)

白い名札  松本福広

まっさらな布がある。
一本一本の糸が始まりの色で
紡がれている。
始まりには二つ意味があるだろう。
スタート。あるいは、リセット。

令和と元号が変わった翌年の2020年。
雑然と作られた街中に、
織り込まれていた人々が
ほつれて、まばらになるように……
白は意味を変えていく。

赤も、黒も
白に染まるような
街並みを滅菌で望むような白が漂う。
不織布で覆われていく過程で
隔離や排除の声が染み込んでいた。

外側にも、内側にも消毒を促すような日常が
今までを「以前」と裁断した。
粗末な布も幾重にも重ねれば
鉄にも似たような圧の声になる。
その群れは白を極彩色に汚そうとする。

以前と呼ばれた頃、以後と呼ばれた場所
その中間。
あの時の興奮は異物だったようで
潔白の白に狂騒の針が刺さる。
浮かび上がる赤……血を流したものがあった。

アルコールスプレーによる
永遠の凪のにおいが布に染み込む。
今まで意識されなかったものが
汚れと認識されて
別の形に拭おうとする。

過去を見て
当時の流行りの模様を知れても
その質感までは伝えにくい
今を見れば自身が帯びていた熱すら
漂白するように明日へと流していく。

白が変容していく過程を
忘れたくないから
自分の心臓に縫いつける。
名前すら残せない私が
この時代に生きていたという名札だ。

編集・削除(編集済: 2026年04月14日 04:03)

迷探偵とドジな学者  月森うさこ

突然、ここに置いてあったコーヒーが溶けてなくなった
共に食べようと用意したガトーショコラ
行き場を失いどこか悲しそうにお皿に残った

突然、ある学者の論文が盗まれた
共に研究していたラブラドールは
犯人の臭いを覚え不満そうに探しに行った

溶けて消えていったコーヒーも
盗まれた論文の行方も あっという間に
ラブラドールが見つけてしっぽを振ってお座り

学者が楽しみにしていたコーヒーも
学者が心血注いだ最高の論文も
助手のラブラドールが見つけた

ガトーショコラのもとにコーヒーの帰還
待っていたよ、と喜びを隠せない
学者の安堵な顔をみてワンと鳴く

我に返った学者は考えた
コーヒーはなぜ溶けてきえたのか?
論文はなぜ狙われたのか?

ラブラドールはにやりと笑った
研究室には学者が爆睡しており
そこには真っ白な論文と床に落ちたカップがあった

編集・削除(未編集)

三浦志郎 様  お礼

ありがとうございます。
タイトルは「こいごろも」になります。
かぐや姫に恋した男の物語なのか、ロミジュリの無理心中なのか、神にささげる生贄なのか
この物語の男は読み手によって変わるようにしました。

他の方々への挨拶周りの寄稿を終えましたら
また送らせていただきます。

編集・削除(未編集)

三浦志郎 様  お礼  Ema

こんにちは。このたびは貴重なお時間をつかって「メッセンジャー」にご感想と評をくださりありがとうございます。
仰られるように、マンションの踊り場で桜の花びらがくるくるとまわっているのを見てこちらの詩を書きはじめました、ほぼほぼいただいたご感想どおりの感覚です(私にはこんなに美しい表現ができませんが…精進いたします)。投稿した翌日には葉桜になっていたのですが、潤沢といわれる神奈川のダムの水位にはらはらしながら過ごした2月、桜の枝に紅みがかるのを今か今かと待った3月、そんなことを思い返しながら綴りました。またどうぞよろしくお願いいたします。

編集・削除(未編集)

感想と評 4/3~4/6 ご投稿分 三浦志郎

1 月森うさこさん 「恋衣」 4/4 初めてのかたなので、今回は感想のみ書きます。

「こいごろも」という発音でいいでしょうか?だとすれば、語呂も柔らかく優美な詩情もあります。
説話・民話・伝承などの要素。和風ファンタジーの要素。これらが背景にあります。そんな環境の中でストーリーが優美に幻想的に品格ある詩行で語られます。この一詩に限って言うならば、こういった感覚の詩の作り手は、僕はあまり出会ったことがないです。
貴重な感覚の持ち主です。
生娘を背に負い船を出すのが主な情景です。人はその美しさを思い祝福します。やがて家に着き、娘の妖艶な佇まいが描かれます。
密やかなことがあったのでしょう。
その後は「生娘捧げて」―表現が「~捧げて」に替わっています。「初めてを捧げる」―これは媾うことを連想させますが、どうもそれだけではなさそうで、「最後の想い」「神の元」「神の使い」から読み取れるのは密かな心中とか人身御供(例 人柱?)のようなものを連想してしまいます。
ストーリーや場面の切り取り方もサイズから見て適切です。
この詩は美しいですが明るくはない。「美しい=哀しい」そんな感覚。もっと言うと、不吉な予感さえします。そういった感覚が、
あくまで美しい文体で書かれているのです。空恐ろしいことです。
ですが、それがこの詩の個性であり、一種の魔力です。しかし、この一作ではまだよくわかりません。ぜひ、また書いてみてください。


2 Emaさん 「メッセンジャー」 4/4

「非常階段」―とありますので、非常に具体的なある場所で、ふと感じた所感が詩として生まれた、そんな気がします。そう、雛人形とさくらが一致しないのはちょっと残念ですね。けれど、人形を片付けた頃から人はさくらを思い始め、さくら自身も“ひと雨ごとに”その準備を始める。日本では、“ひと雨ごとに暖かくなる”とか申します。まさに雨は、花の、季節のメッセンジャーであるでしょう。
そんな経緯が優しく穏やかな詩行で描かれます。それまでが前半。
2行空けての後半。やはり非常階段。場所は同じですが、時は動いて、花、咲きこぼれる。
「あの舞の中に~戻ってこられないかもしれない」ここの意味の取り方が多少、分かれるかもしれない。僕が感じたのは「この美しい光景に捉われ過ぎると、人は美に耽り虜になって前に進まなくなるだろう」そんなことを考えていました。物事は運ばれねばならない、その為の雨であり風であり、それらが季節へのメッセンジャーであり導き手なのでしょう。前回の雪の日選挙、今回のほぼリアルタイムの桜。身近なことを優しく語れる、今をそんな風に見ています。なかなか良いのですが、評価の初回は恒例で佳作二歩前からでお願いします。


3 埼玉のさっちゃんさん 「生きている」 4/5

常にシンプルで思いを素直に表現するその作風はすでに定評であり、僕も愛好するところです。
その日は、ちょっとついてなかったのかもしれない。だから、反作用で逆のことを思う。
そうですね、そうあるべきですね。「小さな幸せ~~~必ずいてくれる」。ちょうど詩の主要部分を成しています。ここは全て良いのですが―
「一生懸命なのを見てくれている人は必ずいてくれる」が最も好き。それを願うかどうか、それを目指すかどうか、で生き方の質はだいぶ違ってくるだろうと思います。たとえば、誰かが「ああ、あの人はとても〇〇だから」と言ったとします。その○○に入る言葉が前向きだったり、評価する形容詞だったら、さしあたっての努力は報われたことになるのではないでしょうか。
もうひとつ、この詩で考えていたことは「若さ」ということでした。この言葉は相対的で曖昧なものですが、僕にとって具体的に言うと「現役世代の若さ」、そんな感覚です。若さにふさわしい思いですね。現役をとうに過ぎた僕はこういった感覚を殊更持ったりすることが少なくなりました。だから、こういう詩は書けないし、ちょっと羨ましいですね。甘め佳作を。

アフターアワーズ。
終わりは同じフレーズで、ちょっともったいないかな?バリエーションをつけてもいいでしょう。
いつも通り、素直なものでいいですよ。


評のおわりに。

「三浦大根」

3月30日付、皆伝者・源田晶子さんのコメント投稿に「“三浦大根”という題で書こうかなと思ったこともあります」というのがありました。ありがとうございます。面白かったですね(大笑)。
この白首系大根は過去に隆盛を極めましたが、今の出荷量はご当地三浦半島でも1%程度に激減して今は青首大根にその首座を譲っています。ただし地元の歴史的名産品なので完全消滅はさせないそうです(主に年末~正月用に出荷)。
そこで僕が思い出すのは、司馬遼太郎氏が三浦半島を取材で訪れた時、土地の人から三浦大根料理の振る舞いを受け、感慨を記していることです。それが大根のように味が染みた一文なので、少し長いですが、引用したいと思います。
「日本国語大辞典をひくと、ちゃんと出ていた。三浦半島中南部で多く栽培される品種で、根は円柱形をなし、尻まで肉付きがいい、という。甘味があり、主として煮て食べる。沢庵にもいい。みごとな大根料理だった。ナマスもあれば、つけものもある。さらにぶあつい水煮の大根をミソで食べ、あわせて醤油で煮たのも頂戴した。十分に三浦大根を賞味した」 (「街道をゆく・三浦半島記」朝日新聞社・1996年6月初版)
ただし、かく言う僕は大の大根嫌いです。かくして、この一文は大根の大きさ・太さのような矛盾をはらんでいるものなのです(苦笑)。  では、また。

編集・削除(編集済: 2026年04月10日 17:26)

ペインレス  松本福広

親知らずを抜いた。歯磨きが楽になるし、やがて無くなるものだしと受け入れる気持ちになっていた。局所麻酔を施し、痛みを感じることなく終わった。抗生剤と痛み止めの薬をもらい、予後も良好だった。とりとめのない日記の一ページ。
急務を感じない治療でも選択できる。その過程で痛みを抑える方法を自然に取ってもらえる。ここではない、どこかの話。整った保険制度はない。医療を受けることが選択肢からこぼれてしまう場所。管理されない痛みがある。
幸福の定義が「痛くないこと・苦しくないこと」そのくらいシンプルな世界にも、秩序は必要だ。幸福たる秩序の先端が科学なら……幸せを脳に命令する電気信号──その正常値と異常値の物差しの精度はどこまで信じられるものだろうか。その精度を狂わせる方法は簡単だ。クスリだ。正しく手続きを踏んだケアの陰には、処方箋がない痛みの除去がある。

⚪︎

肉体的、精神的な痛みを感じなければ。
それらからは逃れたい。
最初は、それだけだった。
誰もが思うことに寄り添うことは
美しいのだろうか──。

贋作の奇跡が世界に散らかっている。
思っているほど遠くない。容易く手に届く。
指先一つ。足を一歩踏み出すだけの距離。
始まりは簡単すぎる。

痛みからの解放は歓喜であり、安らぎだ。
ハミングがあふれる。でも、いつまでも
歌っていられない。眠っていられない。
だから、求めてしまう。
元いた場所に戻ろうとも
夢に溺れる快楽を泳ぐ術など知らない。

⚫︎

魔術が黄昏れる頃には
日常と信じていたものに亀裂が入る。
断絶を自覚する分岐点は
それでも、亀裂を埋めようと
偽物で誤魔化そうとする時だ。
渇きとなり、悪夢に震える。

戻れないと知っているのに
確実に自分が持てる日常を溶かしてしまう。
足跡を振り返れなくなっていく。
それでも求め続けるように出来ている。
どれほど脆いと知りながらも掴むように。

極めて科学的な処理で生まれた呪い。
名前を、言葉を、手段を変えて
増殖し続ける。
逃げ場を我々に与えないように
海の向こうへと
人類がいる限り、星すら越えるかもしれない。

最も根源的な弱さに
そっと囁いてくる。
その痛みから
解放してあげよう──

編集・削除(編集済: 2026年04月10日 03:14)

評、遅れます。  島 秀生

すみません、少々立て込んでる上に、
週末の土日も会合で不在になるので、
私の担当評は、4/15~4/16メドになります。
遅くなって誠に申し訳ありません。
次の評者の方はどうぞ先に行って下さい。

編集・削除(未編集)

春なのに  三津山破依

桜を見たいと妻が言う。
簡単な昼食を終えたあと。
私は食器を片付けている。

あたたかくなってきたね
と、私は皿を拭きながら。

咲き始め
咲き乱れ
桜は散りゆく

私は
車いすを押して、すすむ。

もっと淡い色が良かった。
妻は言う。
どうだろうね。
私は空を眺めている。

編集・削除(未編集)
合計6762件 (投稿6762, 返信0)

ロケットBBS

Page Top