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ここから詩人として巣立った人は数知れず、です。あなたの詩を継続的に見守り、詩の成長を助ける掲示板です。

(あのーー、私が言うことでもないんですけど、詩は自由を旨としていますから、どこにでも投稿しようと思えば、投稿できないところはないんですけど、いきなり大きなところに挑戦しても、世の多くのものがそうであるように、ポッと書いて、ポッと通用する、ポッと賞が取れる、なんてことは、まずありえないことというか、相当に稀有な話なのです。
やってみることは止めませんけど、大きなところのノー・レスポンスにがっかりしたら、
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MY DEARは投稿された作品全部に評をお返しします。
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MY DEARはあなたのこつこつを、支援するところです。)

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編集・削除(編集済: 2025年01月02日 01:55)

12/2~12/4のご投稿分の評です。  滝本政博

「虹の卵」  上原有栖さん  12月2日

最初から構成を考えて書かれていることがわかります。
お話の展開、語り口も上手です。
最後はもう一ひねりしてあるといいなと思いました。
虹の卵というのは素敵なイメージだと思いますが、虹は卵から産まれるのだいう関連づけがもう一つ上手く書かれていないような気がします。
ショートショート、ファンタジーと言ってもいい作品です。
といってそれを批判しているわけではありません。すべての作者は自分なりの才能と努力イマジネーションで自分の作品を書いています。それは素晴らしいことです。
また、作風(ジャンル)に固定されてしまうことの心配は、いろいろなタイプの詩をお書きの上原さんに無用でしょう。
詩はどのように書かれてもよいと思います。これからも挑戦し続けてください。
 


「真実の視界からの創作」 喜太郎さん 12月3日

人間は言葉を使って考えているわけです。この詩も言葉でもって思考されてゆきます。
何故そんな当たり前のことを書くかというと、そうやって書いているのだなと、あらためて感じさせる力がこの詩にあるからです。
「真実の視界」とは何か、「真実の視界からの創作」とは何か、との考察が詩となってゆきます。
「何を書くか」と「どう書くか」は、いつでも作品作りの課題だと思いますが、今回はこうやって作っていますということが透けて見えるような書きぶりで興味深かったです。
また、結論ありきの詩ではなく、その過程の言葉も楽しめるものになっていてよいわけですが、これは詩というものを考える時にとても大事なことですね。

初連の
<僕の見ている世界
 空から降る雨
 濡れたアスファルト
 いくつもの傘が流れる歩道
 花弁から落ちる雨垂れ>
ここは瑞々しいイメージで好きです。

第二連
<脳内で見たモノを理解し理解する>
は、言いたいことは分かるのですが違和感があります。ご一考を。

最終連は、高揚感、喜び、希望といった感情が感じられました。

佳作一歩手前とします。



「西の果て」  樺里ゆうさん 12月3日

佳作とします。
考えながら、感じながら前に進んで書いてゆくのがいいです。
思考の過程が詩になってゆくタイプの作品で、今回の喜太郎さんとの詩と共通点を感じました。詩は私的な感情をストレートに吐露してゆくもの、風雅を歌うもの等、いろいろなタイプがあると思いますが、このような詩が流行っているのかしら?
死者の国についての考察が、詩の体裁で書かれてゆきます。参考文献が示されているように、調べて書かれていることで、読者に情報を与える作品にもなっています。
構成、展開もスムーズで読みやすいです。

<天国も地獄も
 死者の国も
 人間の想像の中にしか
 存在しないのだとしたら

 西の果てと呼べる場所は もう
 心の中にしか ないかもね
 のこされた 人々の>
ここは詩の中の発見とも呼べる箇所であり、ある種のクライマックスでした。

最終連は詩的でしかも含蓄がありました。。

タイトルもいいですね。うまくつけていると思います。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今回は評を書いていて、
詩というものの多様性、詩とジャンル、
と、いったことについて考えさせられました。
勉強になりました。ありがとうございます。

編集・削除(未編集)

遠く  相野零次

思えば随分遠くまできた
おぼろげな後ろ姿を残しながら
未来への片道切符を手にする日々

あてのない旅路だ
目的地も曖昧で
歩む姿も儚げで

でもそこに希望があると信じて
だから一歩ずつ進んでいくことができた

傷つく日もあった辛い日々もあった
嬉しい日もあった笑みが浮かぶこともあった

思い出を消費しながら
新たな思い出を上書きしていく
青空を見上げて
星々に願いをかけて
生きていく不器用な日々

あなたに会えたことが一番の喜びです
そう言って手を取ることが
できればいいなと思っています

編集・削除(未編集)

三浦志郎さま 評のお礼です  相野零次

三浦志郎さま 評ありがとうございます。
お礼が遅くなってしまいました。
今後もよろしくお願いします。

編集・削除(未編集)

できないぞ、僕は。   トキ・ケッコウ

僕は(免許は持っているけれど)車の運転ができない‥‥嘘みたいな話だけれどこれは本当のことだ

その昔に「免許はあげるけれど君は運転しないほうがいい」と教習所の教官からきっぱり言われた(卒検という最後の検定試験の時だった)
でもそれはまったくもってその教官の言う通りだった、だって僕は実はその卒検で合計五回も落っこちていたのだ

だからそう言われてから40年のあいだ、僕は教官の言いつけを守って一切運転をしなかった、ただし都合二回どうしてもというときは除いて‥‥でもその時はマジで

口からタマシイが出たか、と思った

それにしても‥‥右折とか左折とか一時停止とか車庫入れとか
どうしてみんなあんなに上手に車を操ることができるんだろうか?‥‥ともあれ

ただただ、アクセルを踏んでひたすら前に進むことだけが

僕にはできるんだ



僕は鼻をかむことができない‥‥これは少し微妙な感じだ

花粉症なのか蓄膿症なのか常に鼻が詰まるのだが
いざ鼻をかむとなるとその瞬間に僕の鼻は「通用する」のだ
まるでいままで刑事さんを手こずらせていた凶悪犯が何を思ったのか急に「語るに落ちる」という、そんな感じ

だから僕の鼻は鼻水がちょこっと穴から顔を出していることが多くて、それを気にしてポケットからティッシュを引っ張り出すと

そのうちお尻からいわゆる「シリコダマ」が出るかもわからんゾ、なんて思う

それにしても‥‥チン! とか、ブフ! とか
どうしてみんなあんなに上手に鼻がかめるんだろう‥‥ともあれ

ただただ、だらしなく垂れてくる鼻水を手近のティッシュペーパーで拭うことだけが

僕にはできるんだ



僕はうまく生きることができない‥‥いきなり深刻だ

そもそも僕が生まれてきたこと自体が冒険だったんだが、これには少し解説が要る‥‥それは僕が生まれる前のこと

「ようし!いっちょう行ってみるかあ!」

その昔、アメリカ空軍の戦闘機に爆弾にまたがったグラマーな女の子の絵が描いてあった気がするのだけれど
あれとそっくりの様相で僕は僕の父親の精子の上にまたがっていたのだ‥‥そうやって母親の胎内をずんずんとばかりに突き進んでいった

そうしたらいつまで経っても断崖絶壁みたいなところを、その壁スレスレをかするように飛んでいくだけでちっとも目標にたどり着かないのだ、焦りはしなかったと記憶してる、でもあまりいい気はしなかった
そうこうするうち目の前から巨大な赤い津波が僕に向かって押し寄せてきて
‥‥あっというまに僕はそれに飲み込まれて意識を失っちまったというわけだった

もちろん、もう同じチャレンジはしなくっていい‥‥現に僕はこうして産まれて生きているからだが

それにしても‥‥愛してるとか一緒になろうとか言って、言い合って、どうしてみんなうまい具合に世を渡って生きていけてるんだろうか‥‥ともあれ

ただただ、誰の真似をすることもなく生きていくことだけが



僕には、できるんだ。

編集・削除(編集済: 2025年12月11日 14:09)

おかみさんと猫  小林大鬼

師走の初め
旭市の外れの
小さな温泉旅館

おかみさんと猫がいて
時々客の世話をする

人懐っこい猫は
客に擦り寄り挨拶して
勝手に寝床に入って来たり
風呂場で人を待ちながら
気持ちよく寝転んだり
居心地のいい場所にいる

家の二階の仏壇には
両親と旦那の遺影と位牌があり
蝋燭と線香に火を点けて
私はそっと手を合わす

矢指ヶ浦の浜辺に朝日が昇り
おかみさんと猫の一日がまた始まる

編集・削除(編集済: 2025年12月11日 20:22)

雨音様 感想のお礼 小林大鬼

久しぶりの詩の投稿に感想ありがとうございます。自分でも気が付かなかった店主の多用やジャズの表現などご指摘、本当にありがとうございます。
長年通い続けた珈琲店が閉店した自分の思いを込めて作品にしました。自分の居場所がまた一つなくなり、今は寂しいです。

編集・削除(未編集)

水無川様 お礼です 上原有栖

今回も丁寧な感想と評を頂きまして誠にありがとうございます。ご指摘のように今回の詩は一読して明快に伝えられれば、という気持ちで書きました。
その点で、確かにオッ!というような視点は少なかったと思います。アドバイス頂きました「ひとひねり」の工夫を生み出す力を更に養って、これからの詩作に繋げていきたいと思います。
次の投稿の機会も、どうぞ宜しくお願い申し上げます!

編集・削除(未編集)

水無川 渉様  感想の御礼

以前から私の詩を読んでいただきありがとうございます。
月、星、太陽と書き過ぎたかも知れません。
早朝からの仕事なので、駅のシャッターが開く間、ビルの間から見える月や星、太陽などを書いてみましたが、表現の仕方をまだまだ勉強しないといけないと感じました。
また評価を宜しくお願い致します。

編集・削除(未編集)

評のお礼 三浦志郎様

いつも的確な講評をいただき、ありがとうございます。
作品の強弱や構成についてのご指摘、とても参考になりました。
いただいた視点を踏まえて、インスピレーションを活かしながら次作ではより精度のある形に整えていきたいと思います。
またご講評頂ける際も、どうぞよろしくお願い致します。

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島様へ 了解いたしました トキ・ケッコウ

島様 改行の件は、つまりはそういうことだったのですね! いやあ、これまでの、無知をすっかり暴露してしまいお恥ずかしい限りです。改行って、確かにしっかりとキーで打っているつもりなんですが、ついつい飛ばしてしまうようなんです。

以後重々、気をつけます。二の舞は、御免ですから。取り急ぎ、ありがとうございました。

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