◆ここは「MY DEAR掲示板」です。
詩をある程度の期間書いている方、詩に意欲的に取り組みたい方、詩人に向け成長を目指す方はこの掲示板をご利用下さい。
あなたの詩をしっかりと読み、評や感想を、しっかりと書かせて頂きます。
ここから詩人として巣立った人は数知れず、です。あなたの詩を継続的に見守り、詩の成長を助ける掲示板です。
(あのーー、私が言うことでもないんですけど、詩は自由を旨としていますから、どこにでも投稿しようと思えば、投稿できないところはないんですけど、いきなり大きなところに挑戦しても、世の多くのものがそうであるように、ポッと書いて、ポッと通用する、ポッと賞が取れる、なんてことは、まずありえないことというか、相当に稀有な話なのです。
やってみることは止めませんけど、大きなところのノー・レスポンスにがっかりしたら、
あきらめてしまう前にMY DEARに来ませんか?
MY DEARは投稿された作品全部に評をお返しします。
本来、こつこつ実力をつけてから、賞などに挑戦するのが、スジだと思いませんか?
MY DEARはあなたのこつこつを、支援するところです。)
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一人が好きだった
気を遣わなくて済むし
話すのも苦手だから
クラス替えからしばらくして
僕の心に
君は土足で上がり込んできた
いくら避けても
気づけば近くで笑って勝手に話してる
「好きな人とか 恋人とか まだ友達も作らないの?」
ズカズカと耳から心に上がり込み
いちいち言葉を選ぶことさえ苦痛だった
「明日と不幸は いつ来るかわからないのよ
友達になってあげる 彼女でもいいよ」
僕は逃げるしか出来なくて
それでも追いかけてきて
気づけば二人で過ごす時間が増えた
仕方なく一緒に出かけたりもした
「やっと笑ってくれたね うん 思った通りの素敵な笑顔
大切な宝物が出来たよ ありがとう」
そう言って携帯のカメラで笑いながら撮影していた
何を言っているの分からなかったし
ただ恥ずかしさに顔を紅らめるしかなかった
やがて彼女は休みがちになり
遂にしばらく来れない事を先生から告げられた
重い病気?
何度か見舞いに行こうとしたが
先生から止められた
「面会はご家族だけらしいんだ」
会いたい………この気持ち
また一人の生活が戻った
静かで会話もなく気楽なはずなのに
そうじゃかった
物足りなくて 何故か切なくて
何より寂しかった
胸の中の苦しさが
もしかしたらと僕の心に芽生えた想いを感じさせた
明日と不幸はいつ来るか分からないのよ
桜の蕾が膨らみかけた頃
君の死を知らされた
君は癌と戦っていたんだね
そんなそぶりも見せずに笑ってくれてたんだね
君の両親から渡された手紙
僕が初恋の人だったなんて
幸せになってねって
最後まで土足で心に上がり込んで
足跡をはっきりと残して消えるなんて
桜の花びらが舞う空を見上げ
僕は泣いた
手紙を胸に
もっと優しくしてあげればと
僕も好きになってしまったんだよと
初めて恋をしたんだと
泣いた
ひとりが初めて辛く苦しく感じた
これが孤独なんだと思い知らされた
※『君の膵臓を食べたい』を鑑賞後に書き残したくて書きました。
『蝋梅』に評をいただきありがとうございます。
蝋梅、沈丁花、金木犀。気持ちが落ち込んで視界が狭くなっている時、ふっと香りに気が付いて救われることがあります。
植物と静かに話したい時があります。
でも虫は苦手なので、もしいたら後退りしながら、そっと家に入ります。
ありがとうございました。
弱肉強食を
憎んでいるはずなのに
肉に食らいついている
裂け目は
閉じられず
広がっていく
痛みも
喜びも
悲しみも
産み落とされるが
成長だけが起きない
昼食は
焼肉定食
切り分けられた肉
善悪を量る手で
箸を動かす
昼間から
瓶ビール
煙が立ち
匂いが残る
家に帰り
布団を敷く
モニターの足元で
肘をつき
伏せる
言葉が
出ない
奴隷に戻るのか
赤ん坊に戻るのか
眠ることが
成長なのか
いいや
夢に逃げること
なのか
穏やかな顔で
羊の肉も
食べるではないか
弱肉強食の世界で
弱いものと
強いものの間で
入れ替わり
立ち替わり
捧げる側と
授かる側で
入れ替わり
立ち替わり
戦は終わり
大地を亡骸が覆う
太陽は西へと沈む
世界は、夕暮れが支配する
弓矢に射貫かれた
槍で突き殺された
刀で切り刻まれた、無惨な死骸たち
今は、動く者は誰もいない
烏の大群が死骸を啄み
飽食の鳴き声をあげる
遺骸は、何も語らず腐っていく
腐臭が満ちる
夜は更け
狼も現れ、死骸を貪り続ける
人間の、本当の姿が広がっている
業
そのままの世界
白い、鬼火が
あちこちから湧き上がる
戦場を
仄かに照らす
風は、強く吹きすさび
鬼火は弧を描きだす
数千の白い光は
宙を巡り
一体の遺骸に吸い込まれていく
最後の鬼火が消えたとき
それは、目を覚ました
人の形はしているが、人ではない
赤眼を光らせ
禍々しき死臭を放つ
哀れな化け物
憎しみと、怒りを凝縮させて
形となった…
亡霊とも
否、怨念が実在せしもの
化け始める
農夫の姿、形に変わる
沈黙
表情を消した顔に
一瞬、中身が溢れ出る
目は赤く光り、口は大きく裂けた
✳
農夫の姿をしたそれは
戦場を去り
街道に向かう
それの名は、禍い
戦場の
無数の遺骸
その思いを背負いし怨念
亡骸と
同じ数の人を
喰らうと
そのあとは…
わからない
怨念は解けるのかも知れない
或いは
今、貴方の隣人であるかも知れない
人の良い微笑みを浮かべ
何気ない会話を交わしている
人間を、憎み喰らうものがいる
世界は、夕暮れが支配する
佳作の評価、ありがとうございます。
最近、ますます寡作になっていますが、地道に続けていこうと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
吐息が残るくちびるに
まっすぐ紅を引いて
視線をこちらに誘ってみる
慕情を言葉にしなくても
生唾を飲み込む音が
聞こえるほどに
ふたりの頬は近付いて
肩に添えられた両手に伝わる
絹衣(きぬぎぬ)
越しの体温は気付かれているだろう
耳元に寄せた口の動きに合わせて
囁かれる魔法のことばに
わたしの脈はどうしようもなく高鳴って
しずかに濡れている
おだやかに潤っていく
からだの奥のさらに深くに
いつも隠されている
ひそやかなる場所が
同じであってほしい
性の違いを超えて
おんなであっても
おとこであっても
芯は潤っている、と
あなたは
とても優しいひと
口に出さずとも伝わるから
過剰なほどに整えられて
切り揃った深爪(ふかづめ)を見つめれば
誰に教わったの
愛するあいては
決して傷をつけてはならぬ、と
あなたは
誰もが家路を急ぐ 夕暮れの道で
立ち止まっては 何度も
靴ひもを結び直していた
みんなが
当たり前に渡っていく橋も
一枚ずつ 板が軋まないか
耳を澄ませ
そっと足を置いていた
それは
怖がりだったからじゃない
この世界を
傷つけないための
慎重さだったんだね
言葉は
いつも少し 遅れて届いたけれど
指先に触れた その熱を
誰より深く 受け取っていた
笑えなかった夜も
うまく答えられなかった朝も
あなたは
声にならない自分の心に
そっと話しかけながら
今日という日を 抱きしめてきた
「生きづらさ」なんて言葉が
ようやく世の中に現れても
あなたの歩き方は
もう そのままでいい
遠回りに見えた道は
いつのまにか
柔らかな広がりになって
転ばないように確かめてきた足跡は
誰かを包む 優しさになった
これからも
急がなくていいよ
みんなと競う速さより
何も壊さない その速さを
あなたは今まで
選んできたのだから
不器用な その足音を
私はずっと 聞いているから
書いた短冊
もう夕涼み会は終わったからって
燃やしてるんだって
せっかく皆で書いたのにな
なんでこんな事すんだろう
もう真っ黒だよ
見てられないなあ
燃やさなくても
枯れるまで待てばいいのに
あ、でも
ばあちゃんも
火葬されたんだっけ
燃やすと
良い事あんだろうな
あの煙かな
煙だと高く飛ぶもんね
拙作「落ちる」を評してくださり、ありがとうございました。
これまで短詩を書くことで抒情詩の表現を身につけようと取り組んできましたが、そろそろ長詩にも挑戦してみようと思い、本作を書きました。ご指摘の通り、構成の難しさを強く感じています。
前半Aの〈落下〉という抽象(象徴・思想)を、後半Bの少女のエピソードによって裏打ちする構成を意図していましたが、結果として二つの詩が並立する形となってしまいました。三浦様のご指摘は、その点を的確に言い当ててくださったと受け止めています。
今振り返ると、僕=スタントマンが語る〈落下の王国〉とは語りによって作られた世界であり、少女が傷ついたのは〈落下〉そのものではなく、僕の〈語り〉であったのだと思います。「落ちる」という抽象を少女の涙という一点に絞る、あるいは後半Bの語りの加害性と涙の共有を主に据え、前半Aを従にする構成もあり得たのではないかと感じています。
今回の経験を通して、長詩における構成の重要性をあらためて学ぶことができました。貴重なご指摘に感謝いたします。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
三浦志郎様、今回も詩を評価していだたきありがとうございます。
先生の評で腑に落ちたました。キメ手にかける、その通りだと思います。
制作時に感じていた違和感がはっきりとしました。
言いたい事やテーマも纏められていると思うけど
何かが足りないなと感じていたのは、まさにその点だったと思います。
今回のご指摘は次の詩作で参考にさせていだたきます。
今後ともご指導の程宜しくお願いします。