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春の日差しはまだまだ先になりそうです
母さん、きこえますか?
父さんは天国で何してますか?
僕は今 不幸の只中にいます
そう思いこんでるだけかもしれませんが
真実は心の中にあります
脳の奥に潜んでいます
辛いです 毎日が
辛い毎日に差し込む光が
一片の希望なら
絶望を力に変えて蓄えたい
冬の訪れが僕の孤独を浮き彫りにする
寒くてマフラーと手袋で武装して
闘いに備えよう
明日への潮の満ち引きが
心のトリガーを弾くから
僕はほとんど夕焼けしか愛せない
それでもいいと言ってくれる
あなたは母ですか、父ですか?
どちらでもないなら
友人ですか、恋人ですか?
僕を好きと言ってくれる
あなたになら
心を捧げてもいいと思うのです
母さん、父さん
明日という素敵な出会いがありました
昨日のことは忘れてしまったけど
思い出せばかけがえのない宝物ばかりです
島 秀生さま 評ありがとうございます。
べた褒めで、名作&代表作までもらえて、今年は良い年になりそうです。
がんばって書きますので、またよろしくお願いします。
島 秀生様
拙作「おかえりなさい」に評とご感想をいただきありがとうございます。
名作&代表作とのこと、とても嬉しいです。
本作、推敲を15回行いましたが、主人公のズレ等を修正出来ずに投稿していますね。
(ぼんやりと、そうかなくらいの認識でした)
ご指導いただいたものを、ver16として投稿したものと比較検証を重ねました。
「広大な宇宙を果てを 移民船で目指す旅」
(この言葉、どうひねくり回しても出ません。)
構成含めて、全体像が凄く良くなっています。
しかし自力では、ここまで書けません。
長編を最後まで読ませる=序盤で読者の足を止めない工夫も、今の私には高度過ぎるように思います。
まず、そこに気付くことが出来るように精進を重ね、次回作に活かします
全体的に、詩の力不足を実感しています。
今後もご指導のほど、お願いいたします。
阪神淡路大震災の日ですね。
大地震の時は、水道管が破損するので、消火栓から水が出ない。
阪神淡路大震災の折りは、本当にすごい数の消防車が各地から集まったんですが、
水道から水が出なかったために、ほとんどが機能できずに、火災が広がりました。
この反省から、対策として防火水槽が用意されるようになったはずでしたが、
能登半島地震の折りは、
②倒れたガレキが道を塞ぎ、防火水槽まで行けず
③アテにしていた川の水も、地震による隆起で干上がる
④結局、阪神淡路大震災の時と同じように、ホースを延々つないで、海から海水を引いて、
輪島朝市の火災を消すに至りました。
大地震の時の火災対策というのは、本当に何重にも考えておかないといけないものだと思いました。、
●光山登さん「奇跡の液体」
食の至福に出会ったようです。
和の、シンプルであり、基本でもある食材から、目からウロコのおいしさへの変異があったようで、作者の感激が伺われます。
おいしいものを食べた時は、素直に幸せであります。
それは、3連にあるような、現実に待ち受ける不安や不運やストレスのような世情のものを、しばし吹き飛ばすほどの感激であったのでしょう。
3連は、一見、異質が複合された連ですが、私はそういう解釈で読んでみました。また、ピンク色は、幸福に化学変化した時の、架空のイメージカラーでありましょう。
食を、抽象でアタックするって、おもしろい試みですね。そこは評価したい。まだ荒っぽさが残る作品ですけど、おまけ秀作にしておきましょう。
いちおういうと、無理にアンチテーゼを入れなくても、例えば料理人の動作を抽象化したり、食材にももっと細かく入る形で抽象化したり、同一方向、もしくは同一トーンのものだけでも、抽象詩は成立するように思いますよ。「色」の謎かけ一つくらいは入れてもおもしろいですが。
無理やり、毒の翼を入れなくても、成立できると思えるので、そこは今後の一考にして下さい。
●TICOさん「傘」
もしかして「きみ」は、少し破綻してるのかな? ちょっと様子がおかしい気がするが、私の気のせいだったら、ゴメンナサイ。
前回拝見した「作り笑顔」との連作だということなので、「きみ」は同一人物だとして読むと、機知に富んだ合いの手を入れる感じの人には全然見えない。そこが変わってしまったところなんだとすると、かなりの変わりように思いました。
ラストのシーンがね、ふつうに感情表現として書いているのか。ホントにパニクってるのか、判断しかねるなあー。そこまでがあまりに無表情に書いているので、後者もありうるから。
2連「最寄りの駅まで」や7連「足早に駅まで向かい」の表現は、当然電車に乗ってるものという意で読むし、そう読まれるのが常道の表現だけど、
2連から3連への流れのところ、また帰りにまだ電車に乗っていないのに、近くだという旧友に会うシーンなど、ホントに電車に乗ってどこかへ通勤しているにしては、辻褄が合いにくい場面がある。
もし電車に乗ってるなら、自宅の最寄り駅と、勤務先の最寄り駅を区分した言い方をして欲しいし、
もし乗っていないのであれば、前述の「 」2箇所のような表現は使うべきでない。
また、高架になってる線路では、駅そばに限らず、交差する主要な道路ごとに「高架下」が存在するわけで、「高架下」という言葉は、「駅」を全く意味しない。「駅」を代替するものには全くならない。そこも心得て、言葉を使ってほしい。
というわけで、描いてる「人」に謎がある上に、今回は「場所」にまで謎をかけてくれているので、かなり読みにくいです。
前回は、場面がクリアーだったし、叙景も美しかったから、そこだけでもう読めたのと、「人」も、疎遠になった旧友のようなものを想定すれば、矛盾なく読めたというのがあります。しかし、今回は真実に近くなった分、複雑になってきたし、その複雑を描き切れてないところで、不明が先行してしまいます。
ただ、「人」も「場所」もとりあえず保留にして、「傘」だけに注目すると、「傘」を巡るドラマはあります。そこは一本、スジが通ってます。
折りたたみ傘は持っているけど、絶対使わない人が、傘を持ってないんだと誤解され、1本しかない傘を渡されてしまう。渡した友は、自分は雨に濡れながら走っていってしまう。主人公は呆然と、その友を見送っています。
それ自体を人の情を感じるシーンと読んでもいいと思います。
(本当のところは、たぶん、そうしたややこしくなった時に、きちんと人に話せない対人関係難(もしくは不慣れ)が、主人公にある、ということでしょうけど)
せめて「場所」の謎は解いてほしいという注文をつけた上で、秀作としておきます。改善余地を残す作品ではあります。
●aristotles200さん「おかえりなさい」
なにか後ろへ行くほどに、話が盛り上がってきますね。とりわけ第二の人類の発展模様を興味深く読みました。落下が始まって以降は、ドキドキする展開で興奮しながら読んでいました。良かったです。案外、この第二の人類の方が、今の私たちかもしれないとも思いました。おもしろかったです。
ただちょっと着地をみると、この話、移民船、もしくは移民船のAIが主役だったのか、と思う着地だったので、序盤には主役と見えなかっただけに、気になったのはそこの整合性くらいかな。であれば、移民船作るのに苦労した、あるいは全人類の期待だった、みたいな、移民船にもっとスポットを当てる序盤があってもいいのかな、と思った。
ストーリー上、気になったのはそこくらいです。大作でしたね。
名作&代表作入りを。
細かいところをいうと、
出だしの初連が、説明不足で、出だしから蹴躓くんですよね。誰にとっての「母星」であるのか、です。初連の段階で主語となりうるのは、「恒星は」しかないので、文法上は、寿命を迎えた「恒星」にとっての「母星」になってしまう。
そう読まれてしまったら、話が繋がらないよね。
2連で「人類は」と書いちゃってるから、初連も不特定の星にする理由はなく、「地球」と書いてしまったらいいと思うんです。
恒星は寿命を迎え
膨張する赤色巨星が
地球を呑み込もうとしている
人類は存続を賭けて
衛星を
(以下略)
こういう感じにした方が、話が次へと繋がって行きやすいですよね。
長い詩ほど、出だしは、スルスルスルっと読者を引き込める方がいいのです。興味を惹かせるのはいいけれど、考え込ませるのはいけない。「意識しないうちにいつの間にか引きずり込まれている」のスタートがベストです。長い詩は先が長いので、序盤は「次々に読み進みたくなる」の進行が良いのです。序盤に立ち止まらせるのは、長い詩の場合に、厳に禁物です。
(初連で、「太陽」と「地球」の、両方の言葉を伏せて、2連終行で解答を出す形ですが、2つも隠すのは、読み手を蹴躓かせる元なのでいけない。隠すのは1つ(太陽)だけにしといた方がいいです。)
また、スムーズに読み進めさせるための工夫として、長い詩は、基本的に前から読んで行って意味が取れるような書き方をすること。遡らないと意味が取れないような書き方は、なるべくしない方が良く、しても1連遡る程度のものにして、それ以上遡らないといけないような書き方は、少なくとも前半ではしない方がいいです。
3連もその理由で、まだ移民船のままであることを入れた方がいいです(5連の「第二の母星に辿り着く」が出てくるまで、移民船のままであることがわからない)。
一例としてはこんな感じ。
広大な宇宙を果てを
移民船で目指す旅
制御するAIは
忠実に仕事を行う、微塵の狂いもない
歳月は何十年、何百年
ただ流れ
幾世代かを経るうちに
人間は知識を失い
AIが与える環境に
すっかり満足しきるようになっていた
最初のアナウンス以降は、リズムに乗って、文が走り出すんだけど、どうも序盤がね、長い詩の書き方になってないので、見直しおいて下さい。
●相野零次さん「夢」
とてもいい詩だと思います。感動しました。
内容がとても良かったし、いろんな方向に想いを巡らせてることで、スケールの大きい詩になってるのが良かった。
パンとスープの比喩もステキでしたね。それとステップやハンカチなどの話、語り口など、全体のトーンがよく合っていて、一つの統一感あるワールドになってるのもいい。
1~5連までと終連はパーフェクトやね。
あと、内容面で2連と終連が特にすばらしかった。このポリシー、ステキです。感心しました。
この詩、年初のご自身の抱負も含まれてるかもしれないけど、この自身への呼びかけが、本人のみならず、読んだ人にも共感を呼び、元気づける詩だなと思った。
うむ、日頃の努力の成果というべき一作じゃないですか。想いもステキだが、実力アップしてるから、このスケール感で書ける。
名作&代表作入りを。
今回も読んで頂き、ありがとうございました。
そして一つ一つをご丁寧に、ご感想やアドバイスなど頂き、もう感謝しかありません。
何度も読み返して、自分の中での糧として、今後の創作に活かせたらと思っています。
とても嬉しかったです。ありがとうございました。
今回も読んで頂き、ありがとうございました。
その上で素敵なご感想とアドバイス、とても嬉しく感じています。
まだまだ未熟ですが、頂いたアドバイスやご感想を何度も読み返して、自分の中で上手く消化して行けるようになれたらと思います。
ありがとうございました。
雪の降る中 参考書を片手に歩いている
新年を迎え街中は近所の神社へ参拝と思われる人々で賑やかだ
そんな雑踏を無視する様に私は図書館に向かって歩いている
「私だって正月くらいのんびりしたい」
本心はそうだが状況がそれを許してくれない
希望大学C判定の私には正月なんて禁句だ
絶対に受かってやる!絶対に受かってやる!
来年の正月はのんびり仲間とすごすんだ!
そんな思いの受験生にとって
雑踏は目障りでしかない
「のんびり歩くな!端によれ!どっか行け!」
八つ当たりの独り言がでそうだ
早く合格して自由になりたい
そんなこんなの嫌な正月だ
「どうぞ神様 合格させてください!」
??「どうぞ神様?」
私は矛盾しているな
神様に合格祈願をつぶやくなんて
初詣に向かう雑踏の集合体と一緒じゃないか
そう思いながら合格を目指す支離滅裂になった
私自身を私は笑った
こんな思いの正月は一生に一度でたくさんだ
水無川様 先日投稿しました拙作「あたたかい水玉」ですが、用語の統一をしました。「ねこ」と「猫」が混在しておりましたが、「猫」で統一しました。訂正してご報告します。
猫が死んで
おいおいおいおい泣いていたら
水玉が目の前に立っていた
「おい」
その水玉は
声のない言葉で言った
「おまえ」
水玉が目の前に
クローズアップしてきた
「おれの涙?」
しゃっくりが止まらなく
つっかえつっかえそれでも言うと
「馬鹿だなぁ」
チャプチャプ音を立て
水玉はいつの間にか
大きくて広い水面になり
眼のまえでさざめいた
「ああ」
「うん」
「そう」
水玉が掛け合ってきた
また涙がぽたぽた溢れ
それが音は立てずに
さざめきの水面に吸い込まれた
すると
「いや」
「なに」
「けど」
今度はおれが掛け合っていた
声が意味だけ涙の粒に溶け
それがボタボタと音を立て
さざめきの水面へと落っこちた
しばらくして
涙がようやく引っ込みはじめると
「おい」
ふたたび水玉が立っていた
ただし死んだ猫が中にいた
ニャアアアア
聞こえない声で猫は鳴いた
「ほら」
「なに」
「みろ」
水玉は逆立ちをしていた
ああだから
猫が立っていられるのか
だいぶ理屈っぽいなと
でもそうやって
気をそらしてくれているとわかって
「つらい」
「ほんと」
「ほんと」
水玉が苦笑いして相槌を打った
猫がニャアアアアと鳴いた
しばらくして
完全に涙が乾いた
「じゃあな」
水玉がくるりと振り返った
見れば離れていた先を歩いて
その背中がわけもなく汚れていた
それで透明には見えなかったが
でも全体的にキラキラとかがやいて
震えるようにして
どこかを
目指しているようで
水玉が消えたあと
今度はあたたかい湿り気が
薄い膜で
ていねいに
おれの瞳を
包みだした
グラスにゆっくりと注がれるスコッチを眺める。積み重なった氷が軽い音をたててほんの少し崩れる。残りの空白を埋めるように透き通った水が注がれ、グラスの向こう側にヴェールのようにほんのり色をつける。近くにあった箸を垂直に差し、一定の速さでかき混ぜる。氷とグラスの内壁のぶつかり合う音が耳に心地よく、グラスの向こうの何かがぼんやりとした私を見透かしていた。徐々に結露を帯びるさまは繊細で美しく、生きた命を見るようだった。テレビを消して、グラスをかき混ぜ続けた。慣れてしまえば感動も薄らぎ、氷の角が失われていく。それを私ひとりが見届けている。私の中にあるそれも同じように、乾いた音に紛れながら小さく溶けていけばいい。溶けたところで消えはしない、そうくすんだ壁が笑った。そっとグラスの縁に口をつけ、冷たさを確かめるように含む。目の前の壁がさっきより少しだけ遠く、柔らかくなった気がした。薄茶のヴェールが私を取り込み、わずかに力点を変える。氷が小さく揺れていることに気づいた瞬間、グラスの底が私を覗き込んだ。私だけが透明なままだった。グラスの正円が歪んでいる。滑らかに光を反射する氷の表層をじっと見つめた。滑り落ちた光は部屋の片づけを始める。私の中のそれをすべて託してもう一度ゆっくりとかき混ぜる。氷が形を保てなくなる頃、粗くなった結露と共に滴るのだろう。テーブルの端では使い古した台拭きが最後に残った軌跡に向けて待機している。