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編集・削除(編集済: 2026年04月17日 03:38)

荻座利守様  御礼  三津山破依

ありがとうございます。
ご丁寧に読んでいただき、嬉しく拝読いたしました。
私自身は、比較的アバウトに、どう読み取っていただいてもよいように書いております。
もちろん自分なりの答えはありますが、その広がりも含めて受け取っていただければと思っています。
あまりカタチを決めすぎずに書いておりますので、様々に受け取っていただけることをありがたく感じています。
この度はありがとうございました。

編集・削除(編集済: 2026年05月06日 08:39)

評、4/24~4/27、ご投稿分。  島 秀生

今回は、本期間、1作だけでした。


●松本福広さん「25分の1のこんにちは」

ステキな詩ですね。夢があり、人類愛があり、世界平和への祈りまである気がします。
場が東武ワールドスクウェアだということなので、最初からその意味に受け取りましたが、
注釈なし・場の先入観なしに読んでも、
日本の中のまだ見ぬ人たち、孤独な人たち、これから会う人たち、そしてその日本国内の話から派生する形で、「遠い国にいる彼」も含むという形で、日本を舞台にした話と受け取っても充分に愛を感じる詩です。
結論として、どちらに仕上げてもOKな詩に思います

というのは、具体的に海外でなければいけない意を持つ語は、「遠い国にいる彼」だけなので、どちらにでも取れるわけですが、

ただ、まあ、作者的には東武ワールドスクウェアが持つ「25分の1」へのこだわりは持って書かれていますし、

 過ごしてきた時間や環境が違うから
 何が幸せに感じるのか、その答えも違う。

の詩行も、世界を意識したものにも思います。

無責任な言い方するけど、いい詩っていうのは、どう読んでもいい詩なもんです(仔細な所は二の次のことだ、という意味)。
注釈あり・なし、どっちでも名作&代表作入りを。

逆に言うと、もし注釈つけるなら、注釈あんまりゴテゴテつけない方がいいですね。
注釈は、どこかの引用をそのまま載せなくちゃいけない、と決まっているものではなくて、事実あるものと一緒に、自分の理解の一文を添える形のものでもよいのですよ。
今回の場合、詩の最後に

 *東武ワールドスクウェア。25分の1スケール・テーマパークで世界を想う。

と、添えるだけでOKに思いますよ。

余談ですが、1970年大阪万博のテーマソング、故・島田陽子さん(詩人)作詩の「世界の国からこんにちは」も「こんにちは」でしたね。「こんにちは」は世界の始まりなのかもなあー



*評のおわりに

イスラエルは元々、ハマスの後ろ盾であるイランとは紛争状態にあったのです。
そこにアメリカさえ、参戦しなければ、冷たい言い方だけど2国間の地域紛争のままで済んだんですよね。
アメリカが参戦したから、すっかり事が大きくなって、ホルムズ海峡封鎖ということになり、世界を巻き込むハメになったわけです。世界を巻き込んだすべてはトランプ氏のせい以外の何物でもないのです。

にもかかわらず、韓国にまた艦船の出動を要請してるそうですね。日本にも言って来なければいいんですが・・・。

編集・削除(編集済: 2026年05月06日 06:50)

荻座利守様 お礼  ゆづは

拙作『白日の淵』を丁寧にお読みいただき、心温まるご講評をありがとうございました。
幾何学に切り取られた光の描写や、記憶の奥にある感触など、言葉の細部にまで目を向けてくださったこと、何より嬉しく思います。
また、 理屈を超えた「名付けようのない光」の部分を掬い取っていただけたことにも、深く感謝いたします。

編集・削除(編集済: 2026年05月06日 00:17)

風はまだまだ冷たい  三津山破依

ひっくり返った蛙を見つけた。
けろけろ。
座って、空を見上げる。
ボクは
フライドチキンを食べている。

雲は少し、オレンジ色。
風は、まだまだ冷たい。

この川の流れは、
穏やか、それとも
激しいものなのか。

ペットボトルのお茶をのむ。

蛙はまだ、宙を蹴っていた。
ゲコゲコ。
風が鳴った。
油のついた指をなめ、
さて、ひっくり返そう。

編集・削除(未編集)

荻座利守さま 評のお礼です  相野零次

荻座利守さま 評ありがとうございます
自分でもテーマ性が弱かったかなと思っています
最近スランプであまり書けてませんが頑張ります。

編集・削除(未編集)

皆さまにお礼遅れました  相野零次

雨音さま 三浦志朗さま 紗野玲空   さま お礼をすっかり忘れていました。今後このようなことがないように気をつけます。

編集・削除(未編集)

オボロゲアキハバラ  松本福広

人工月に直接繋がるエレベーターをシンボルとした電子塔が街の中央にある。あの人工月は二つ目の月になる。夜空に浮かぶナットやワッシャーは先代の人工月を解体した際の残留物。本当の星を知らない私たちは、あれを星だと誤解したままだ。
電子塔の下にアンドロイドや半アンドロイドが暮らしている。一人の半アンドロイドが呟く。「世界の保証期限は、交換部品がなくなる頃かな?」と。

error.error.最初は異音だった。

街中に住民の娯楽を目的としたシステムが作動している。街中をホログラムが歩き、それにマッチしたBGMがヴァーチャライザーによってリズムを作る。シティ・イン・ファントム。受信機能が失い、発信機能を残した個体にとっては錯覚とノイズでしかない。
談笑し合う老アンドロイドを横切る。Tokyoはドナウ川流域にあった、という話で盛り上がっている。病がなくなれば話題は昔日のことになる。「そう言えば、あの頃はカミサマが流行っていたな」呟きは街中のあぶくにしかならない。
彼らの話題に呼応するように、今日のシティ・イン・ファントムは平成の頃の秋葉原を写し始める。ケーブルとはんだ付けで接続されたパネル造りの通りに排泄物が転がっている。シルクハットに燕尾服の紳士。その紳士に未登録のアンドロイド・ガールたちが群がり啄(ついば)む。彼を巣へ持ち帰ろうとする映像だ。亡霊はいつだって出鱈目で驚かそうとする。

error.error.error.その音が日常ならば。

一つだけ残っていた神話があった。アポカリプス。
最後の、完全に人間であった男が、この世界を見て教えてくれた。彼の名前は、皮肉にもアダムだった。今日はそんな彼の命日。
私たちは彼を惜しむように誰もがアルミを細工したタンポポの綿毛を作る。生き物の振りだけ上手くなった。タンポポはこの街に咲かない太陽の偽物。綿毛は銃弾だ。所詮振りでしかない私たち。
無作為に街中に乱射する。無軌道な暴力こそが人間なんだと理解と共感に基づく敬意を私たちは示す。信仰のない慰霊祭は街中に新しい傷を作る。

error.error.error.きっとそれすら普通になる。

見ていますか?
アダム。
私たちは
鎮魂も祝祭も
滅びることも忘れたのです。


※評者の方に補足というか言い訳を。
秋葉原を意識しているのですが、行ったことがないんです。秋葉原。
聞きかじりの知識だと電気街として萌えの文化の発信地として栄えた?町。
で現在は日本人より海外の観光客が多くて
コンセプトバーの客引きの女の子たちが並んでいたり
夜になると治安が悪くなるという。
町としては都市開発を進めたい。で大型ビルを建てようとしている。
住民は「秋葉原らしさを失う」と反対の声が多いけど
建物の老朽化、そのメンテナンスの経済的問題
時代に合わせて変えていかないことは取り残されることに繋がるのでは無いか?
という問題が衝突している……という認識で書いています。

編集・削除(未編集)

笛  aristotles200

鋭い笛の音が
周囲に響き渡る
座り込んでいた人たちは
一人、一人、と立ち上がり
歩き始めた

笛は、等間隔に鳴り響き
音に合わせて
歩かなければならない

数千人の行進が始まる
ピッ……ピッ……
地響きが後を追う
ザッ……ザッ……

いつから
こうしてるのか
忘れてしまった

都心の雑踏に軍隊が現れ
ビルから
次々と道に引き出される
抗議、そして悲鳴

空中に一斉射撃
一瞬で
静まり返る群衆

スマホに
緊急警報が鳴る
一斉に表示される言葉
「Walk now」
歩きなさい、と

やがて
鋭い笛の音が
周囲に響き渡る

数千人が
環状線を右回りに歩いている

道の左右、等間隔に
武器を構えた兵隊が立っている

疲れて動けない
立ち止まる人たちは
何処かに
連れて行かれた

わからない
どうなっているのか
もつれる足と
喉の渇き
恐怖
そして絶望
あちこちで悲鳴が上がる
それでも
行進は止まらない

次々と倒れ
兵隊に連れて行かれた

このままでは
全滅……

突然の
理不尽に対する
怒りが
湧き上がる

沈黙

次に
まなじりを決して
大声で叫ぶ

皆さん、一斉に走りましょう
そうして
兵隊に襲いかかるんです
このままでは
全員、連れていかれるだけです

大声をあげる
今だ!

怒声が上がる
周囲の数百人が走りだし
一斉に
兵隊に襲いかかる

次々と
暴動は連鎖していく
荒れ狂う群衆

恐怖を覚えた兵隊は
散り散りに逃げていく

叫び声を上げる
やったぞ
さあ、みんな

逃げろー

蜘蛛の子を散らすように
生き残った人たちは消えていった

笛の音は
最後に
長く、消え入るように鳴り響き
消えた

編集・削除(編集済: 2026年05月05日 11:10)

御礼 荻座利守様  aristotles200

荻座利守様
拙作「改札」に、ご講評とご感想をいただき、ありがとうございます。
佳作とのこと、誉れとします。

本作、通勤の途中で見かけた光景から、私風の好きな展開を広げて、一気に詩作を終わらせました。推敲も一度のみです。

四の五の考えて、時間をかけて、推敲を重ねて書く詩より、世界観や文章の構築を楽しみながら、短い時間で書き上げた詩の方が、今は良いように思います。

ご指導、感謝いたします。
ご指摘をいただいた点に関しては、推敲を繰り返し、改善に取り組みます。
次回も、よろしくお願いいたします。

編集・削除(編集済: 2026年05月05日 11:25)

4/28〜4/30 ご投稿分の感想と評です  荻座利守

4/28〜4/30 ご投稿分の感想と評です。宜しくお願い致します。
なお、作者の方々が伝えたかったこととは異なった捉え方をしているかもしれませんが、その場合はそのような受け取り方もあるのだと思っていただければ幸いです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

4/28 「改札」 aristotles200さん

とても面白いですね。どこか小松左京の小説を想わせるような感じの作品です。
目に見えて触れることはできても、現実の世界とは隔絶されいるという状況は、何となく現代の社会を生きる人の姿に似ているようにも思えました。
まず駅員が対応し、救急隊が呼ばれ、警察が呼ばれ、医師、大学の先生と、事態が徐々に大きくなってゆきながらも、最終的には何もできずにアクリル板で囲われて終わりという展開が、今の世の中を風刺しているかのようです。
さらに続く、核戦争や太陽系の終焉という展開も、人の営みの儚さ無常さを表していていいですね。
表現の面では、3連目の
「よっこいしょ
 …びくともしない」
「さあ、みんなで
 よっこいしょ
 …やはり、微動だにしない」
というところが、どこかユーモラスで巧みだと感じました。
また、後半の寿命を迎えた太陽が
「最後は白色矮星と化し
 何処かへ行ってしまった」
という表現も、時の経過の虚しさや寂しさをうまく表していて効果的だと思います。
ただ欲を言えば、これらのような効果的な表現がもう少し欲しいかなという感じもしました。
例えばユーモラスさについては、昇降機が壊れる直前の異音について、「腰の痛みに呻くような」とか「過剰な負担に不平をもらすような」みたいな、擬人化した表現を入れても面白いかもしれません。
また、宇宙空間に一人で浮かんでいるところは、「一人」を「独り」と表記したり、「無重力に塗りつぶされた孤独に包まれて」とか「無重力さえも感じられぬ孤独を纏って」みたいな比喩を入れても効果的かなとも思います。
でもこれらはあくまでも「欲を言えば」のことで、特に問題視するほどのことではありません。
そして、最後に現実に戻ってきて、
「だ、大丈夫です
 そのまま
 改札を出た」
という表現で最後を締めているところに、日常に追われる現代人の侘しさや哀しさが滲み出ているようにも感じられていいと思います。
評につきましては、佳作としたいと思います。


4/28 「永遠のカタチ」 三津山破依さん

永遠への憧憬を描いた作品ですね。永遠が欲しいのにそれが何なのか、どうすればいいのかわからない。
「そもそも永遠がどんなものかさえ分からないのに。
 「永遠」と名札に書いて、
 突っ立ってくれていたら良いのだけれど。」
という表現が仄かに微笑ましく暖かい感じがしました。またその後の、「黒い爪楊枝」や「金平糖」の比喩も穏やかな感じでいいと思います。
そして最終連では、永遠との接続と出逢いの大切さを描いていますね。
誰もがその寿命の限られた有限なる存在です。でもその有限なる時間は、「永遠」の一部でもあります。「誰もがポケットの中に永遠のカケラを隠し持って」いることは、そのことを表しているように感じました。
でも自分の時間は、無条件で永遠の一部なのではありません。そこには他者との出逢いが介在したければなりません。その出逢いにより、自分の生命の有限なる時間は永遠に接続されるのでしょう。
「なんかヘンテコなものでも、
 二人で作ったものなら
 それはそれで一つの永遠のカタチ。」
というところに、そのことが表されていると思います。そのようにして己の生命を永遠に接続させることこそが、「一つの幸せのカタチ」なのでしょう。
ただ、個人的には最後にもう一度、「永遠を探しに旅に出よう。」という決心に戻ってきてほしいなと、そんなふうにも思いました。
永遠がどのようなものかはわからない、でも共に永遠のカタチを作り出せる人なら探し出せるだろう、という希望を最後に示してほしいなと、そんなことを考えました。
でもこれはあくまでも個人的な感覚に過ぎず、全体としてうまくまとまっています。
評につきましては、佳作としたいと思います。


4/30 「白日の淵」 ゆづはさん

外側に見えるものを手がかりに、自分の内側へと深く沈降してゆく、そんな印象を受ける作品です。
「窓枠に収まっていた空が/年を追うごとに/狭くなってゆく」とは、周りに高い建物が建ってゆく様を顕したものでしょうか。
「かつての月光を 
 幾何学に切り取る」
という表現が、その冷たさや無情さを表していていいですね。
そして次の連でその描写は、客観的なものから主観的なものへと移ってゆき、ここが内面への入り口となっています。光を奪われたのではなく、自分の余白がこの形をしていただけ、といった表
現が内面への入り口にふさわしいと感じました。
その後の、
「使い古したブランケットを
 畳むように」
「無音の時間が
 足元から満ちてくる」
のような表現も、内面の静謐さを美しく表していますね。
ただ、あまりにも繊細であるが故に解釈が難しいところもあるように思えます。
「日々の手垢がついた記憶を/一枚ずつ 奥へ仕舞い込む」と、「過去という薄い皮膜を/爪先で そっと剥がせば」とは同じことを指しているのか、それともそうではないのか。この「手垢がついた記憶」とは日常の雑事についての記憶なのか、忘れられず心に日頃から心に絡みついている記憶なのか。でも絡みついているものならば「薄い皮膜」ではないはずではないかなどと、いろいろと考えてしまします。
でもむしろ、細々とした理屈による解釈などせずに、表現や雰囲気を味わえばいいのかもしれませんね。
透けて見える名づけようのない光。すべてを放してゆく白日の淵。窓枠の中の欠けた空が、そんな自己の内面の仄かな光が顕れるための触媒となっている。そのことを美しく描いた作品だと思いました。
評につきましては、佳作としたいと思います。


4/30 「夢味」 相野零次さん

ファンタジーのような、あるいは絵本のような感じのする作品ですね。タイトルから推測すると、夢に見た情景からインスピレーションを得て描いたのでしょうか。
まず冒頭の「僕はある日 夢色の接着剤を見つけた」という一文から非常に独特で目を引きます。その後の描写も、どこかシュールレアリスムを思わせるような内容です。そして
「もうこの世界に僕という世代は存在しない
 全てが混沌としたシチューのように煮込まれている」
というところは、どこかインド哲学の不二一元論を想わせる表現ですね。さらに
「果たして意味などどこにあるのだろう
 愛してるって誰かが言った
 僕もだよって笑いかけた」
というところは、ウィトゲンシュタインの言語ゲームの言う、「言葉の意味は、その使用にある」ということを思い浮かばせます。
こうして観ると何やら哲学的な内容にも思えますが、その後の展開はやはりファンタジーですね。
「赤黄緑の三色のグミでできたトランポリン」という発想に、何ものにもとらわれない自由さを感じました。そして
「夕焼けが僕らを焦がしにやってくる」
「優しく焦がして愛しく食べてね」
というところはやはり、シュールレアリスムを思わせます。
シュールレアリスムの提唱者である詩人アンドレ・ブルトンはオートマティスム(自動記述)による詩を多く書いたそうです。このオートマティスム(自動記述)とは、理性によるコントロールを止め、思い浮かんだ言葉や線をそのまま描き出す手法とのことです。
この作品は全くの自動記述ではないようですが、それに近いものが感じられます。とても興味深い作品ではあるのですが、抒情的な面がやや弱い感じもします。それでもやはり、鮮烈な印象を与える詩だと感じます。
評につきましては、佳作一歩手前としたいと思います。

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