◆ここは「MY DEAR掲示板」です。
詩をある程度の期間書いている方、詩に意欲的に取り組みたい方、詩人に向け成長を目指す方はこの掲示板をご利用下さい。
あなたの詩をしっかりと読み、評や感想を、しっかりと書かせて頂きます。
ここから詩人として巣立った人は数知れず、です。あなたの詩を継続的に見守り、詩の成長を助ける掲示板です。
(あのーー、私が言うことでもないんですけど、詩は自由を旨としていますから、どこにでも投稿しようと思えば、投稿できないところはないんですけど、いきなり大きなところに挑戦しても、世の多くのものがそうであるように、ポッと書いて、ポッと通用する、ポッと賞が取れる、なんてことは、まずありえないことというか、相当に稀有な話なのです。
やってみることは止めませんけど、大きなところのノー・レスポンスにがっかりしたら、
あきらめてしまう前にMY DEARに来ませんか?
MY DEARは投稿された作品全部に評をお返しします。
本来、こつこつ実力をつけてから、賞などに挑戦するのが、スジだと思いませんか?
MY DEARはあなたのこつこつを、支援するところです。)
なお「MY DEAR掲示板」では、新規ご参加の際に、ペンネームとメルアドの届け出が必ず必要です。
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ゆらぎのない おだやかな空の日に
存在しないであろう 飛行船を探している
いつのまにか
私の世界からこぼれ落ちていたから
さよならを言えなかったんだ
ちっちゃな乗り物を手に入れて 向かうところ敵なしだった私が
ゆったり街々を俯瞰するあなたに出遭うことは
雨上がりの空を伝う虹に歓喜することよりもずっと
日常に寄り添っている 特別な出来事だった
うたた寝をさそう空に あなたをみつけると
その小さな三つの車輪でよたよたと走り出した
もちろん あなたに追いつけたことはない
だけど飛行機よりもずっと近くて
どうしてだか 届きそうだった
黄色い通園かばんをたずさえて 会話が幾分なめらかになったころ
あなたのその円暢(なだらか)なお腹に人を乗せることはないと知る
ふうっとひと吹きしたしゃぼん玉のように
日々際限なくふえるかわいらしい夢のひとつが
ぱちんっとはじけた
大きな赤いランドセルを背負いはじめると
外は教室の窓たちで固定されて
空は極端に狭くなった
日常の大半の青空は同じ画角になる
それでも 学年が上がると 二度三度
その枠の中の遠くに あなたを見つける
もちろん あなたを追いかけはしない
窓際の席に着く私の
心だけが 走り出していた
最後にこの目に映したのは
いつだったのか
あなたには あの高揚感には
きっともう出遭えないんだろう
さよならを言わなかったから
この空とつながっている
遥か 遥か遠く
もう届きようのない空で
あなたは悠々と泳いでいる
そう
こうやって
喪失感に手を伸ばしている
今日だって
日常に溶け込んだ
些細で重要なひとかけらと
さよならした日かもしれない
紗野玲空様、ご感想ありがとうございました。
丁寧に読み解いていただいて、感謝しております。
自分が言葉に出来なかったことも、言葉にしていただいた気がしています。
また精進して行けたらと思います。
今回も読んでいただき、ありがとうございます。ご感想、とても嬉しく、そして読み手の方の心情が、とても嬉しく思いました。それが今後の創作の励みになります。頑張ります。ありがとうございました。
今回も読んで頂き、ありがとあございます。その上に素敵なご感想まで頂き、とても嬉しく思います。ありがとうございました。これからの励みになります。
今回も読んで頂き、ありがとうございました。
アドバイスの件、どうしても連分けが上手くいかず申し訳ありません。同じアドバイスを頂きながら、ちゃんと出来てない、反省と恥ずかしさでいっぱいです。すみません。でも、佳作半端手前まで頂けたこと、とても嬉しく思います。ありがとうございます。今後もアドバイスを気をつけて頑張ります。
感想いただきありがとうございます。
初投稿にも関わらず、よい作品とのご評価をいただき、光栄に思います。
ご指摘の通り、投稿した作品は、萩原朔太郎の影響を受けていると思います。
一方、一人の創作家として活動を続けるなら、真似ばかりしていてはいけないとも思います。
次は朔太郎の影響を消化しつつ、独自色を出せるよう工夫したいと思います。
水無川 渉様 今回も丁寧にお読みいただきまして、誠にありがとうございました。通行止めになっていた歩道上でふと遺跡で見た黄色いクレーンを想い出しまして、そこから描いてみた作品です。わたってしまうと、あちらは異世界なのですが、遺跡がそもそも作品の中でどのような位置付けなのか、ここの書き込みが不足しておりました。この部分を改めて考え直して、改作してみたいと思いました。今後ともよろしくお願い申し上げます。
葉が一枚ひらひらと散った
枯れ果てて散りゆく葉
青葉のまま風に煽られ落ちる葉
一枚一枚の葉は
色も形も同じものは無い
ただ一本の木の木末にか弱く揺れている
太陽を浴びる葉もあれば
葉の影になる葉もある
雨に濡れる葉もあれば
葉の傘に守られる葉もある
やがて葉は色づき枯れを感じるのだろうか?
枯れて舞い落ちた葉は大地を色付け
やがて大地の糧となり木を育て
若い葉の糧となる
小さな葉が足元で舞った
まだ色づきは浅いが
カサっと耳に届いた音は
少し遅い秋の訪れを教えてくれた
ありがとうございます。励みになります。
紅林麻雄。袴田巌さんの冤罪にも関わっていた人物です。彼のことを初めて知った時は衝撃を受けました。
彼のことを取り上げるまでもなく、日常には「それ、どうなの?」ということに溢れています。
職場の新人にきつい言葉で当たる先輩とか。(自分の新人指導は一回言って効果を出して欲しいけど、それを自分に求められたくないし、自分への報連相は「一回だけじゃ分からないよねー」などとのたまうことも現実ではあったり……)
生娘を牛丼漬けとかどうとか言った吉野家常務とか。
どちらの例にも当てはまること。そして、紅林麻雄にも当てはまること。「周囲の誰も止めず、本人は悪いと思っていない(ように見えてしまう)」ことのように思えたので、日常の些細な積み重ね、そこに暴力の選択肢が増えてしまうことで……最悪の結果に至っていく。
理性は人間の長所ですが、内省なき理性や、自浄作用なき集団においては、どうなんだろう? などもあり……『誰にでも起こりうる』方向性に持っていきました。
紅林麻雄を否定するだけだと、それだと自分の正義に酔っているだけかも?と自己矛盾を感じてしまうのもあったり……。
扱うのが難しい内容でしたが頑張りました。
またよろしくお願いします!
ありがとうございます。励みになります。
バッハのカンタータ「羊は安らかに草を食み」。
初めて聴きました。優しい調べの曲ですね。
こちらの詩を投稿する前に二作品ほど悲しい内容をあつかったので、自分の中のバランスをとるため、平仮名多めの優しい詩を作ろうと心がけました。
その人にとって初めての言葉って何だろう?って素朴な疑問から生まれました。
目標の一つは書きたいことを詩に落とし込めること……まだまだ遠いなぁと思います。長期戦になりそうなので、気長に構えて頑張ります。またよろしくお願いします。