MENU
2,271,833
固定された投稿

★★ << 2つの掲示板のご案内 >> ★★

◆ここは「MY DEAR投稿掲示板」です。
詩に意欲的に取り組みたい方や、詩をある程度の期間書いておられる方、
また、詩人に向け成長を目指したいという方もこの掲示板をご利用下さい。
あなたの詩をしっかりと読み、評や感想を、しっかりと書かせて頂きます。
ここから詩人として巣立った人は数知れず、です。あなたの詩を継続的に見守り、詩の成長を助ける掲示板です。
自分の大切な表現としての「詩」に、どうぞ、ここで磨きをかけていって下さい。

「MY DEAR投稿掲示板」は、投稿された作品全部に評をお返しします。
本来、こつこつ実力をつけてから、賞などに挑戦するのが、スジだと思いませんか?
MY DEARはあなたのこつこつを、支援するところです。

なお「MY DEAR投稿掲示板」では、新規ご参加の際に、ペンネームとメルアドの届け出が必ず必要です。
これは掲示板内の安全を守るために、管理人に限って把握させて頂くものです(他へは一切出しません)

 ★★新規ご参加の際は、★★
 HP(掲示板上の「ホーム」ボタン)の、トップページ右側にある管理人リンクから、必ず届け出をお願い致します。
 これは参加者全員にお願いしております。
 
<お詫び>
 今年に入ってから、お問い合わせフォームが故障していて、私の方に連絡が届かない事象が発生していたことが判明しました。
 もしお問い合わせフォームからご連絡頂いていた方がありましたら、ご迷惑をおかけしました点、お詫び申し上げます。
 ご連絡方法につきましては、上記のHP管理人リンクからご連絡頂く方法に統一させて頂きますので、あらためてよろしくお願い申し上げます


◆初めて詩を書く方や、おっかなびっくり詩を書いてみようかなあーという方、
「MY DEAR投稿掲示板」ではハードルが高すぎるよと感じる方には、別途、

   <<初心者向け詩の投稿掲示板>>
https://www3.rocketbbs.com/13/bbs.cgi?id=mydear

をご用意しております。(上記リンクから飛んで下さい)
こちらは、「メルアド届け出不要・いきなり書き込みOK・出入り自由」ですので、
なんら気にするところなく、いつでも詩を書き込んで頂けます。
誰でも、どんな人でも、気軽に詩に親しんでもらうための掲示板です。学生さん、小中学生の方も歓迎です。
投稿された詩については、詩を読んだ感想を、レギュラーメンバーの誰かが、手短なコメント(5行程度)で返してくれます。

どうぞご希望に応じて、各掲示板をご利用下さい!!!

編集・削除(編集済: 2026年05月30日 02:08)

還るときは来ていない  光山登



水、だと思ったものはただの砂の雫だった。

「この世に新しいものは何もない」

遠い昔に生きた賢者の言葉がリフレインする。
この砂に覆われた最果ての地で
僕がこのまま干からびるのも、何度も繰り返された事象に違いない。

僕の身体はもうじき「いっさい」のもとへ還る。
それは時間と空間を与えられたことにより、一時的に「いっさい」から切り離されたに過ぎない。
与えられた時間が終われば、「いっさい」に戻るべきときが来る。


けれども、脳裏に浮かぶのは仲間たちの声。
恩師の優しいまなざし。
そして、この世で愛し尽くした人の笑顔。

姿形は変わっても、いつかはまたどこかで巡り会える。
それがわかっていても。

ーー僕はこの世でこの身体であの人に触れたいんだ!

僕は砂の上に右手の爪を強く立てた。
まだ身体は動く。

ーーまだ還るときは来ていない。

僕は歯を食いしばって砂の上から立ち上がった。
それから再び水を求めて確かな足取りで歩き始めた。

編集・削除(未編集)

バラッド  上原有栖

庭の縁側で
語らるるじいじの昔ばなし
人生百年
ぼくにとってはお伽ばなし

酸いも甘いもぜんぶ
顔の皺に刻まれとっとる
光の破片が夜空を揺らして
炎の竜巻が家を焼いた日
そりゃあもう
幼いじいじは怖かったと

今の子供は幸せだろうて
遠くを見る目は
少し寂しい色をしていた

かつての日々があったから
いまがあるのだろうか

今年も秒針が刻まれる
あの夏と同じ八月が過ぎてゆく

編集・削除(未編集)

魔人   相野零次

僕はこの世界を優しく崩壊させたかった
ゆっくりと魔人の手が球体を握りつぶしていくように
それにはあと何百万年もかかるらしいけど
そんなに急がなくてもかまわない
ある日 地球の回転が止まってしまったので
朝昼夜がなくなりました
仕方なく人類は自分たちで地球をうごかせる装置を作りました
それを魔人の一人に頼み込んでうごかしてもらって現在があるのです
それがだいたい百万年前の出来事らしいです
魔人は一万年まえ頃から知らないあいだにそこにいて
無数の建造物を作りました
モアイやスフィンクス、万里の長城、東京、通天閣や五重の塔、
金閣寺や銀閣寺 通天閣やスカイツリー、世界遺産もだいぶ作りましたね
代りに魔人は人間の魂を要求しました 魔人は無敵ですが
やっぱりお腹も空くのです それで日本も何十年か前に戦争を
しましたね、今の人よりも昔の人の方が戦争していたような気がします 
領地争いですかね 
地球は半分以上水なのに領地争いしてたらそりゃあたくさん死んじゃいますよ
魔人が海に沈んだ陸地を持ち上げようとしているらしいです
でもそれも何万年単位でかかるから
今の人間の寿命や科学技術だと後世に伝えることすら難しいです
そもそも人間なんて魔人からみればアリンコぐらいのサイズですから
地球を一気に5回転ぐらいさせても誰も気づきません
魔人が何をしたいのかは現在に伝わっていません
けれどはっきりしているのは
魔人よりも我々人間の方が先に死ぬということです
いつのまにか夜です 魔人は夜を好みます 
だいたいが黒っぽい体色をしています 
まじんはかぐや姫とよく晩酌するらしいです
それは見てみたいですね
そうそう、一番大切なことを言うのを忘れてました。
魔人なんかいないじゃないか! 
スカイツリーはにっぽんじんが作ったじゃないかってとこですね
あのですね、魔人は人間の内部に住んでいるのですだいたいは瞳の奥に住んでます 
瞳の奥は無尽蔵にふくらんでいて百万人ぐらい住めるそうですよ 
僕の瞳にも何人か住んでいます ええとたしかあの人は……山田さんだ
今、山田さんの顔と名前が出てきた人は確実に住んでますよ
脳内の記憶領域に住んでいるらしいです 
人の記憶なんて結構あやふやだから
あの人は佐藤さんだったかな森下君だったかなってよくなります 
あと魔人は自分が魔人だということに鈍感です
日本人だと10万人ぐらいが魔人らしいですがそのことを正確に
理解している人はいません
これだけ語っといて何ですが僕は自分が魔人かどうかわからないのです
じゃあなんで魔人がいることを知っているのか? っていうといつか見た夢の話なんです
夢は時間も空間も飛び越えて成立します 嘘がほんとでほんとが嘘です 
だから結局のところ地球を握りつぶしたいのは僕なんです

編集・削除(未編集)

歴詩奇譚「秀吉のみぞ知る」 三浦志郎

人払い
薄暗い
一点の灯火だけがある

明智日向守光秀
羽柴筑前守秀吉
二人だけがいる

この両者が
密談とは珍しい
性格がまるで違う
互いにやや疎遠
互いに競争相手

だが同僚
ただ一点で繋がっている

二人の皮膚感覚にある
主君・織田信長の所業

人の追放 
人からの離反 裏切り 
苛烈な討伐 残虐行為
破壊への偏執

これら ささくれ立った履歴は
二人にとって やり切れない

*               *               *               *

   古典的教養人の光秀は考える。
   (いずれ、信長は天下を取るだろう。だが今までの苛烈な品行、所業で、
   天皇 公家 武家 僧侶 庶民 安んじて身を寄せる天下ができるであろうか?
   過酷な破壊ではなく、地道な積み上げなくば、天下は保つまい)

   いっぽうの秀吉、この底抜けに陽気な男。しかし裏返しに持っている暗い沼のような一面。
   それを知る人間は存外少ない。この男のそういう部分が考えている。
   (わしが信長に重用されるに従い懸念は大きくなった。 「この男ずっとこのようか?このままで世は回って
   いくと思っているのか?」 いずれわしも*”狡兎死して走狗煮らる“ではないか?)

   荒木村重の謀反とそれに続く一族・党類虐殺以来、そんな思いは光秀の、あるいは秀吉の、
   心に激しく食い入った。それ以降の彼らは“忠誠への深刻な演技者”だったかもしれない。


        *狡兎死して走狗煮らる……猟犬が兎を捕まえる為に活躍しても兎が死んでしまえば、猟犬は不用となり煮て食べら
         れてしまう。必要な時は重宝されるが用がなくなれば、あっさり捨てられることを意味する中国の故事成語。          


末期的様相
言いようのない心の疲れ
二人はすでに
信長に対して煮詰まっている
意志は一致している

「日向殿(光秀) この秀吉 備中へゆく 何とか毛利本軍を引き出してみせる 
そして”最後の仕上げはぜひ上様に“とでも言って信長をおびき寄せる 
その隙を縫って お手前 挙兵されたい 
されば信長挟み討ち 手に余れば毛利を抱き込んでもよし 
他の諸将は畿内から出払っている 
幸い日向殿の軍勢手空きに候 “時は今”でござる」
「もとよりその覚悟 心得たり」

約一万三千 水色桔梗の軍旗 統制で知られた明智軍団動く 
「敵は本能寺にあり!」

*               *               *               *

挟み討ちせずとも光秀一手で
首尾よく本能寺で信長を討ちおおせた
その報せはまず一番に
秀吉に届けたい

(取って代わるべし)
信長を倒した後どうするのか?
二人の間で密約がある
協力しての天下平定戦のあとー
揃って朝廷に奏請
東国を光秀が治め 西国は秀吉のものとする

多分にいかがわしい約束である
しかし このいかがわしさこそが
ひとつの方便
野望の塊である両者の思惑が
深く蔵されているはずだ
両者においても“続き”があるはずだ
(ゆくゆくは滅ぼす いずれ天下はわしが獲る)
それぞれの思い
天下への欲望とはもっぱら一個人のものだ

まず光秀が個人野望に向かって動き出す
彼は信長を討ち畿内を押さえている
自分のみの政権を認めてもらうべく
朝廷に夥しい金品を献上し
いち早く活動を始めたのだ
秀吉に断りなく
秀吉を出し抜き


   血統上、土岐源氏を称する明智光秀は幕府を開く条件を有している。
   幕府の長たる征夷大将軍は慣例上、源氏血筋が宣下される。
   秀吉にはそのような氏素性がない。

*               *               *               *

「信長討ったはこのわしぞ!
天下を得るにどうして躊躇することやある!?
筑前(秀吉)との約定など もはや忘れたわ!」

秀吉 急ぎ毛利と講和したが
約束を破られたと知った時の怒り 
烈火の如し
「出し抜かれたぞ!おのれ 光秀! わしと勝負せよ!」
光秀を討つべく「中国大返し」
史実通り

ただしそれは
「信長の弔い合戦」では全くなく
光秀憎しの一念
おのが天下取りの為に彼は駆ける

ただしそれを
世は「主君の仇討」義挙と見る
世はその大義についてくる
しかし秀吉の
信長討ちの素志に気づかない
それを隠れ蓑にして
階段を駆け上がっていく

僥倖はこの男にこそある

そもそも秀吉自身 
信長を討つ意志だったとは
後世の誰も知らない
歴史も知らない
同時代人 たとえばー
弟・羽柴秀長 黒田官兵衛も知らない

知っているのはこの男しかいない



***********************************************

本作品は一部、定説とは違います。フィクションです。
秀吉の内面は洞察的フィクションですが、結果としての行動は、そのまま歴史的事実となります。
「本能寺の変ミステリー」について、「〇〇黒幕説」というのがありましたが、「秀吉黒幕説」も含め、
今は多くが否定されているようです。現在は、引きがねとしての長曾我部・四国問題(新文書発見)と、
本作前半でも少し触れた慢性的原因―「信長属性から来る組織の構造的欠陥」が有力説のようです。
そんな欠陥を嫌悪した光秀・秀吉が共謀した事変として描きました。その意味では「秀吉黒幕説」も
若干入っていると思います。

編集・削除(編集済: 2026年08月07日 19:52)

部屋  aristotles200

上下左右、後が鏡になっている
前も鏡で扉
継ぎ目の間にLED照明

鏡部屋を自作した
中に入り、明かりを付ける
無数に自分と一緒に
360°鏡の世界が広がる

安堵の息を吐く
ここに異物はいない

自分も、たくさんの自分の
一つでしかない

涙が溢れ出る
生身の身体の臭い
暑さ寒さ
空腹、排泄の惨めさ
うんざりだ

ここが居場所だ

いつの間にか
眠ってしまったようだ

深くため息をつき
鏡の扉を押す
びくともしない

ん?
力を込める
コンクリートの壁のような感覚

後ろを押す
カチャ
別の
鏡の部屋が続いている

こ、これは
鏡の、世界に

鏡に映る
無数の自分が歓喜している

もう、苦しまなくていい

深呼吸をして
床で寛ぐ

そういえば
喉が渇いている
お腹もすいた
今、何時だろう

私自身と
向こうの日常は
続いているらしい

立ち上がり
鏡を叩く
安物のプラスチック製の鏡が
びくともしない
天井を
押す、開いた
上によじ登る

痛っ、右脚を切った
鏡に血がたれる
やはり
鏡の世界が広がっている
床の血が
無数に見える

生身のままで
来てしまった

恐怖が心を占める
パニック、泣き叫ぶ
鏡の自分たちも泣き叫ぶ

落ち着こう

呼吸を整える
床の血を見る

そうか
鏡を覆えば
この空間は破綻する
元に戻れるかも

鏡の扉に
左脚を押しつける
鋭い痛み、血が床に垂れた

床の血を
手のひらで広げる

まだまだだ
血が足らない

⋯⋯

上下左右、前後が鏡になっている
全て、血を擦り付けた

血を流し過ぎた
意識が
遠ざかる

カチャ
正面の鏡が
開く

笑顔を浮かべた私が
立っている

次々と
鏡の中の鏡の扉が開いていく

血まみれで
一人、横になっている私を
全員が見ている

表情が
一瞬で変わる

邪悪な
血を求める
肉食獣のような笑顔に

全員が
この空間にいる
囲まれている

   ✳

下を向く

腹の中から
暗い、怒りが湧き上がる
全身に満ち渡る

違う
違う、違う、違う

大声で叫ぶ
お前たちは間違っている

肉食獣の顔をした
私たちは戸惑っている

顔を上げる

偽者たちよ
消えろ

ピシッ
次々と
私たちは割れていく
恐怖の顔を浮かべ
粉々になる

   ✳

上下左右、前後が鏡になっている

幾重にも
広がり続ける鏡の世界に
一人、立っている

そう、ここが
私の世界だ

編集・削除(編集済: 2026年08月07日 10:38)

紫水晶の瞳  ゆづは

あの子が大事にしていたお人形
私はまだ捨てられずにいる     

黒い服を着せると
なんだか機嫌良さそう

冷たいプラスチックの
背中の紐を
カチリと引くと
目を閉じて
決められた色に変わる

切り揃えられた前髪と
睫毛の翳りが
少しあの子に似ていて

夜になると
人形はドールハウスの窓辺にあり
紫の瞳は
月だけを映している

ねえ、教えて
あの子は幸せだったのかな

その問いだけが
今も
部屋の片隅に
置かれたまま

編集・削除(未編集)

夏生様  感想のお礼  Love沢

夏生さま

私の未熟甚だしい拙作に感想を送っていただき、感謝の極まる思いでございます。
山村暮鳥のような幼少の美しさに惹かれてこういった詩を書こうと思っている所存です。
最近、夏が夏らしくなってきましたね。爽やかな空にそぐわぬむららかな湿気がとてもつらいです。負けぬようにご自愛くださいませ。

感想を送っていただき誠にありがとうございました。

編集・削除(未編集)

島秀生様 評の御礼  小林大鬼

お久しぶりです。感想、ありがとうございます。この詩は村野四郎の詩と織り交ぜながら、推敲した作品です。初めての多磨霊園で墓地を探すだけでも大変でした。村野四郎の処女詩集「罠」に「旗」の詩があり、古い詩稿を綴った自分の墓で魂を叫ぶ様子が描かれています。自分が初めて読んだ衝撃は課題とは言え、大きかったです。ある意味、その墓の前でその人の詩を読むことが自分の本願だったのかも知れません。

編集・削除(未編集)

師走の権現山  小林大鬼

中原中也がよく登り
熊野神社に参拝した権現山

湯田温泉を眼下に見ながら
彼は何を思っただろう

学校や家が嫌で悩んだ少年時代
不甲斐ない自分を恨んだ青春時代
赤ん坊を肩車して成長を願った新婚時代

それを考える暇は自分にはなかった

賽銭箱の御守りを買おうとして
財布を失くしたことに気付き
散々元来た道を探した挙句
権現山をまた登って来た

今夜の宿はどうするか
旅や食事はどうなるのか

夕暮れ迫る湯田温泉
熊野神社を探してみたが
財布はやはり見つからない

なけなしの小銭を数えつつ
浮かれていた自分に腹立ちながら
急ぎ足で権現山を後にした

中原中也の思いに触れる
そんな余裕は自分にはなかった

暮れかかる師走の空を
白い狐が跳ねていた

編集・削除(未編集)

休日の午後

悩みごと一つ消え
心の余裕一つ増え
また新たな悩みごと
人は皆
悩み選択しながら生きている
自分にとってどれがベストか
人の悩みは果てしない
泣くよりも笑って過ごしたい
誰しも思うこと
枯れかけた私の心に水をあげよう
綺麗な心の花が咲くかも知れない
詩を書きながら心穏やかになる
また心の余裕が戻ってくる気がする
珈琲でも飲もうかな
そんなことをふと考えた休日の午後

編集・削除(未編集)
合計7145件 (投稿7145, 返信0)

ロケットBBS

Page Top