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◆ここは「MY DEAR投稿掲示板」です。
詩に意欲的に取り組みたい方や、詩をある程度の期間書いておられる方、
また、詩人に向け成長を目指したいという方もこの掲示板をご利用下さい。
あなたの詩をしっかりと読み、評や感想を、しっかりと書かせて頂きます。
ここから詩人として巣立った人は数知れず、です。あなたの詩を継続的に見守り、詩の成長を助ける掲示板です。
自分の大切な表現としての「詩」に、どうぞ、ここで磨きをかけていって下さい。

「MY DEAR投稿掲示板」は、投稿された作品全部に評をお返しします。
本来、こつこつ実力をつけてから、賞などに挑戦するのが、スジだと思いませんか?
MY DEARはあなたのこつこつを、支援するところです。

なお「MY DEAR投稿掲示板」では、新規ご参加の際に、ペンネームとメルアドの届け出が必ず必要です。
これは掲示板内の安全を守るために、管理人に限って把握させて頂くものです(他へは一切出しません)

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 これは参加者全員にお願いしております。
 
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 もしお問い合わせフォームからご連絡頂いていた方がありましたら、ご迷惑をおかけしました点、お詫び申し上げます。
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◆初めて詩を書く方や、おっかなびっくり詩を書いてみようかなあーという方、
「MY DEAR投稿掲示板」ではハードルが高すぎるよと感じる方には、別途、

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こちらは、「メルアド届け出不要・いきなり書き込みOK・出入り自由」ですので、
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誰でも、どんな人でも、気軽に詩に親しんでもらうための掲示板です。学生さん、小中学生の方も歓迎です。
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どうぞご希望に応じて、各掲示板をご利用下さい!!!

編集・削除(編集済: 2026年05月30日 02:08)

やさい  じじいじじい

まいにちとおるみちで またおばあさんにあった
まいにち おおきなにもつをせおって
りょうてにいっぱいにもつをもってあるいてる
せなかをまるめて いっぱいあせをかいてる

「おばあちゃん だいじょうぶ?」
「おてつだいしましょうか?」
わたしはおばあちゃんに こえをかけた
おばあちゃんは「ありがとう」といって
ニコニコしてくれた

わたしはにもつをもってあるきはじめた
「まいにちどこにいくの?」わたしはきいた
「かいがんのあるあさいちにいくんだよ」
おばあちゃんはこたえてくれた

あさいちでやさいをうっていると
おばあちゃんはおしえてくれた
「おもたいからたいへんですね」というと
「やさいをみんな よろこんでくれるからね」
「やさいもみんな よろこんでくれるからね」

「やさいもよろこぶ?」
やさいってよろこばないよっておもっていると
おばあちゃんはおしえてくれた
「いっしょうけんめいそだてれば
やさいはげんきに おおきくなるよ
おおくなれたとよろこんでくれるよ」
「そのやさいを みんながたべてくれる
おいしくたべてくれる
やさいはそれがうれしくて よろこぶんだよ」

「やさいとひとはね おともだちなんだよ
だいじにそだてれば げんきにそだつ
げんきなやさいは ひとをげんきにしてくれる」

おばあちゃんはおしえてくれた
わたしはやさいとおともだちになるときめた
ニンジンがにがてだけど すきになる
ニンジンとほかのやさいとおともだちになる
おばあちゃんからたいせつなことおそわった

編集・削除(未編集)

〇 大河ドラマ記念・加筆再録・歴史エンタテイメント詩  三浦志郎

「楽団音曲選び評定―太閤秀吉さん 弟・秀長さんと五奉行くんらを招集されました」  


太閤秀吉さん上座 その隣に弟君・小一郎・大和大納言・豊臣秀長さん
今年の大河ドラマにちなんで 当日 司会は秀長さんです

(秀長さん)―おのおの大儀  かねてより存じおろうが 聚楽第にて帝(みかど)をお迎え申し上げて饗応音曲会
(ライブミュージックパーティー)を催すことと相なった 古今最大最高の宴である そこで おぬしら奉行を集めしは他でもない  
さて 会にて どのような楽団にいかなる音曲を奏でさせるか? おのおの 存念を申すがよい

(増田長盛くん) それがし 一策あり申す

(秀長さん)―ほう さっそくか  申してみよ

(増田) 海を越えはるばる渡来の武留宇巣(BLUES)を奏でるがよいかとー 
しかる後に独奏(ソロ)回し さすれば集まりし人々を極度の興奮に誘うは必定(ひつじょう)!

(秀吉さん)―なに サル回しとな? そのほう わしを愚弄するか!(秀吉さん 自分のことを言われたと思い 
お怒りのご様子です)

(秀長さん)―兄者(あんじゃ)!まあ落ち着け 話を聞こうぞ

(増田) これはしたり! いえいえ さにあらず サル回しにあらず ソロ回しでござる (汗) 
 独奏を連鎖することにござりまする

(長束正家くん) いやいや 増田殿 BLUESでは汗くさい いかにも暑苦しゅうござるよ
それに そもそもサル……いや、ソロ回しとは奏でる者の自己満足に過ぎないのではあるまいか
聴く者を置き去りにしてはなるまい

(秀長さん)―正家 そちは違う考えがありそうじゃな

(長束) されば BLUESと同格なれど 蛇図(JAZZ)なる音曲はより幅広うござる しかも
“標準音曲”(スタンダード曲)とかあると聞き及んでおりまする それらをあまた奏でれば 
帝も諸侯もお喜びになられるでありましょう なにより”標準音曲“には親しみ深きものあり 
口ずさむに足る美しき調べがございます

(前田玄以くん) “混交音曲”(フュージョン・ミュージック)も下々では流行りしものと心得まする

(秀長さん)―そは如何なるものぞ?

(前田) JAZZに根性音楽・岩石音楽(ソウル・ロック)が入り混じったる物のようで……
かつて織田右府公(信長)が雇いし黒人(くろびと)が流行らせし音曲とか
聴いていると腰が勝手に動き出す効能があるそうな 黒田の官兵衛・如水殿がご愛好のようですな

(秀吉さん)―なに!如水めが好きとな 異風好みのあやつならさもあろう さぞかし怪しげに下半身をくねらせ
嬉しがっているのであろう 想像するだに不気味にして笑止千万  片腹痛いわ!
されど なるほど それはなかなか面白そうな音曲分野(ジャンル)よのう
ふぅむ 存外 音曲とはあまたあるではないか ここが思案のしどころじゃのう

(浅野長政くん) 徳川内府(家康)殿のお好みは如何でありましょう?

(秀吉さん)―あの者は地味な男 音曲には興味なかろう 何でもテキトーに聴かせておけばよい

(浅野) 当世風(モダン)な伊達政宗殿の御存念や如何に? あの御仁は折よく大坂屋敷におられる由 かの殿に策あらば
容れるに足るでありましょう そのお隣り・上杉会津中納言(景勝)殿にも使者を出しましょうや?

(秀吉さん)―その儀に及ばず 上杉はともかく 伊達はどうも胡散臭い 忠義づらをしてわしに偽りを吹き込みかねない輩じゃ 
ええい これでは決まらぬわ!秀長 なにか存念はないのか?

(秀長さん)―音曲ばかりは それがしも困りましたわ 三成 なんぞ 妙案はないか?

(“待ってました”とばかり 石田三成くん) はは さすれば わが領内に今 “出雲の阿国”と称する歌舞音曲団が参っておりまする 
女衆の踊りが主ですが 雄大楽団(ビッグバンド)も連れております その中に”音曲作り師“(コンポーザー)と音曲編み師(アレンジャー)なる者もおりまして、平家物語風琵琶語りと今様(ポップス)を合わせし物を奏で なんでも”創り音曲“(オリジナル曲)とか呼ばれ もっぱらの評判に御座候 それがし 過日見物しましたるところ 女たちの妖艶な歌と踊りと楽団の妙なる調べは極上の遊興事(エンタテイメント)に御座りまするぞ 上様におかれましては その者らをお召しあそばせば如何かと愚考致します この儀 前田様 毛利様 上杉様 宇喜多様 お歴々にはすでにご内意を得ておりまする

(秀吉さん 身を乗り出して)―それよ それよ! その物珍しさと女どもの色香こそ欲しいものよ いかにも妙案 
さすがじゃ 三成 さっそく そのほう 差配せよ (藤堂)高虎・(大谷刑部)吉継とも評議し よろず取り計らえ 

(石田三成くん) はは ありがたき幸せ いと易きこと では ただちに奉行仕りましょう
(やはり三成くん ご機嫌取り うまいですね!)

(秀長さん)― ようした 三成! されば 酒肴の贅を存分に尽くせ
山海の珍味を諸国より取り寄せよ 
酒は伊丹より大地が傾くほどに運ばせるがよい

(秀吉さん)― 今から帝のお喜びのお顔が見える気がするわい             
興至らば わしも一曲歌おうぞ 
亡き(竹中)半兵衛も 生きておれば楽しみにしていたであろうよ 是非もなし
女ども 踊りし後はわしの許に侍らせよ 

(秀長さん)―兄者(あんじゃ)は相変らず女好きよのう~ がははっ!

(秀吉さん)―かの“ビックリ”バンドには十万石の料をはずんでやれ!

(秀長さん)―兄者(あんじゃ) “ビッグ”バンドぜよ!

(秀吉さん)―なんでもよい! ゆくゆくは わしのお抱え楽団(ハウスバンド)とすべし  
おのおの大儀 本日 以上なり!

(秀長さん・五奉行くん一同) ははあ~~ (みなさん平伏  評定はめでたくおしまいです)

                        *

* 十万石の料(ギャラ)。これは驚き。楽団衆(ミュージシャン)は、大人数なれど頭割りでも、これは旗本級。
大盤振る舞い。かの衆の為に、寿ぐべし、寿ぐべし。

* 豊臣秀長はその音曲会の盛会を見届け、二ヵ月後に没した。(架空でござるよ)。


************************************************************

秀吉のセリフのところに竹中半兵衛を加筆したのは、今日(6/14)が大河ドラマ「豊臣兄弟!」で菅田将暉演じる竹中半兵衛の最期だからです。この菅田という役者さん、前から上手いと思っていましたが、このところ“いい顔”になってきたなあ。軟派な僕が言うのもナンだけど”男気(おとこぎ)“が滲み出てきたように思います。半兵衛って、ホントこんな人だったのではないか、と思う。
男の持つ誠実さとインテリの持つ優しさ・弱さ・儚さ、のような―、 そんな人。

編集・削除(編集済: 2026年06月15日 05:36)

夏生様 お礼  三津山破依

丁寧な評をありがとうございました。
とても興味深く拝読いたしました。
いただいた言葉を今後の創作に活かしていきたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。

編集・削除(未編集)

風とありこ様へ  島 秀生

風とありこ 様へ

ご投稿ありがとうございます。
「MY DEAR掲示板」管理人の島 秀生です。

こちらの掲示板はタイトル下に書いてありますとおり、
参加にあたっては、最初にペンネームとメルアドの届け出が必要です。
(管理人のみが把握致します。他には出しません。)
これは、掲示板内の安全を守るために必要なルールで、全員にお願いしております。

恐れ入りますが、
HP(掲示板上の「ホーム」ボタン)のトップページ右側にある管理人リンクから
3日以内に届け出て下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。

<*ご注意 3日以内に届け出ない場合、投稿は削除措置となります>

なお、MY DEAR掲示板では、歌詞の取り扱いをしておりませんので、
ご投稿頂いたものにレスはできません。
(そのあたりも、最初に届け出を頂いておれば、投稿にあたっての諸注意をお知らせしたのですが)

歌詞は、歌詞サイトがあると思うので、そちらをご利用頂くか、
MY DEAR掲示板をご利用になるのでしたら、歌詞ではない現代詩で
あらためてご投稿頂くことになります。

以上、よろしくお願い申し上げます。

編集・削除(未編集)

夏生様 評のお礼  ゆづは

この度も、拙作『無音の口笛』に丁寧なご講評をいただき、ありがとうございます。
前半の「透明な振動が突き抜ける」という描写から爽快さを感じていただけたこと、そして最終連の温度の変化や余韻を受け取ってくださったこと、本当に嬉しく励みになりました。
いただいたお言葉を大切に、これからも体温のある詩を書けるよう精進してまいります。

編集・削除(編集済: 2026年06月14日 03:52)

御礼 夏生様  aristotles200

夏生様
拙作「誕生日」にご講評とご感想をいただき、ありがとうございます。
佳作とのこと、精進いたします。

主旨は、悪いのは子供でしょうか、父親でしょうか、スーパーの店員さん、警察官、誰も悪くない。この世界、そのものが狂い始めている。正しさが中身を失い、皮だけが幅を利かせる。中身は得体の知れない「正義」が社会を牛耳っている、です。

論語、子路第十三から着想を得ています。
羊を盗んだ父親を役所に訴える子供、それを正直者と讃える国王の話しを聞いて、孔子は何と答えたのでしょうか。
https://aristotles200.hatenablog.com/entry/2024/11/10/201347

今回も、詩を深く読み解いていただき感謝いたします。
次回も宜しくお願いします。

編集・削除(編集済: 2026年06月13日 18:34)

2026年5月26日から5月28日までのご投稿分の評です

大変お待たせしました。

2026年5月26日から5月28日までのご投稿分の感想と評です。


「英雄の剥離」 松本福広さん

松本福広さん、今回もご投稿くださりありがとうございます!
僭越ながら御作「英雄の剥離」の評を送らせていただきます。

一連目の戦国時代は大量殺人時代と表現、的確だと思いました。
人の命を、生活を奪えば奪うほど地位を得られた。
そして因果応報のように滅びていった。

<教科書を閉じる
きっと彼の事は書かれていない。

彼とは誰のことか、二連目からゆっくり見えてきます。

<1945年8月6日――
世界史の骨に日付が刻まれた。
青空を見た男は、仲間に天気の話をする。
晴れ後、ゲルニカ。

原爆を投下する前のある種の軽さが
酷く映ります。

三連目からの為政者によって作られた英雄という
称号の違和感を、四連目でさらに展開させます。
読み手も英雄にされた人物の心境を想像しました。

<責めてくれ 讃えてくれ。

ここに英雄にされた人間の真理があると
思いました。
両面が表側のコインは、為政者に無理やり飲み込まされた
ように見えて。それでも淡々を進んでいきます。


<英雄は文脈の血で
言葉の定義を揺らす分岐点だ。
それならば
その真偽は誰が決めるのだろう?

読み手もこの疑問を抱きました。

七連目から表現が変わります。
「俺」が英雄に問いかける流れで進みます。
痛々しく、酷いように感じながら、虚しさも漂っている。
英雄という巨像に押し込められた者と酷い形で記録された
者と交わらない問いかけが、余韻として残りました。
こちらの力不足であさって方向の詠みをしてしまったかと
思います。何度も読み返しながら難しさを感じ、想像が膨らみました。
御作佳作一歩手前とさせていただきます。



「僕に囁かないで」 三津山破依さん

三津山破依さん、ご投稿くださりありがとうございます!
僭越ながら御作「僕に囁かないで」の評を送らせていただきます。

「あなた」は何者なのでしょう。
妖艶な雰囲気で「僕」を誘う様子は悪魔のようにも見えます。

一連目は大人の女性と若い男性の一場面のように見えます。
<最後は一緒に

このあたりから様子が変わります。

<あなたは囁く。
そして、笑う。
僕は拳を握って目を瞑る


「僕」は「あなた」の誘惑に耐えている。
それも性的なものではなくて、生と死を
選択させるような怖さがあります。
二人の関係性や出来事が書かれていない分、
こちらの想像が大きく広がります。

最後の連は「あなた」に飲み込まれてしまいそうな
「僕」がいます。もしかしたら、飲み込まれてしまった
後かもしれない。
「あなた」の囁きが、笑顔が恐怖心を煽る。
想像が想像を呼ぶ一篇でした。
御作佳作一歩手前とさせていただきます。



「誕生日」 aristotles200さん
  
aristotles200さん、今回もご投稿くださりありがとうございます!
僭越ながら御作「誕生日」の評を送らせていただきます。

この詩の魅力はタイトルから想像できない展開になっているところです。
読後のいたたまれなさは尾を引きました。

<子は気づいた
目の前にある
焼かれた羊肉の塊は
父が盗んできたものだと

一連目から不穏です。何があったのか気になります。

子どもは父親の愛情の裏にある罪に気づいています。
四連目からの子どもの行動から罪を犯した父親へ怒りと軽蔑がにじんで
暗く広がっていきます。
<子がいう
父さん、盗んだんだろ
この犯罪者め

うなだれる父親

子の言葉に反論することができない
いたたまれなさが出ています。

警察に連行される父親にかなしみを向けず、
スーパー店員や警察に「なんて偉い子だろう」と褒められたことを
喜ぶ。この親子の関係性に想像が巡ります。過去に何があって
こういう結果になったのか、子どもは何を見て来たのか。
想像していくともう一篇の詩を書けそうな気がしました。

<僕は偉いんだ

と言いながら目が笑っていない、そんな表情が浮かびました。
不穏でありながら、想像を巡らせる余白のある一篇でした
御作佳作とさせていただきます。


「無音の口笛」 ゆづはさん

ゆづはさん、今回もご投稿くださりありがとうございます!
僭越ながら御作「無音の口笛」の評を送らせていただきます。

甘やかな余韻の残る一篇でした。

<静寂のなかへ
ひとつの息を吹き込む
世界の耳には
ただの微かな風の音

<重すぎる言葉が
タイムラインの底へ沈んでいく
この透明な振動だけが
言葉の海を突き抜ける

いいですね、ここ。
爽快な気分になります。

三連目で「僕」と「君」の
親密さが香ります。

<ここにいるよ
気づいているよ

恋の雰囲気と友情のあたたかさも
感じられます。
相手の心に届けたい思いが強いです。

最後の連も思いの強さと艶やかな瞬間を
見たような気がしました。

読後に余韻と温度が残る一篇でした。
御作佳作とさせていただきます。

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鯨と海豚  風とありこ

【1番:Aメロ】
波打つ心 照らすは太陽
水面(みなも)越しだから 遮断される
泳いでる身体 溺れてる僕ら
等しくなれない この瞬間も
【Bメロ】
優しさの形は 不安の容姿は
怖がりな僕は 潜れない想いは

【サビ】
照らしてくれる世界に
差し出したい正解の僕
何故か持ってるこの身に 委ねてる僕
強くなんてなりたくない 哀しみなんて知りたくない
平和の見本の様に 幸せと言えればいい でも
それはきっと全ての人が 一度は思うだろう
だから僕は 慈しむんだ
今日という檻の中を必死に


【2番:Aメロ】
擦り減る心 ボロボロな僕
何時(いつ)かぶりだから 固定されてる
覚えてる脳と 手が止まってたノート
賢くなれない こんな生き物でも
【Bメロ】
愛しさの理由は 不器用な現在(いま)は
強がりな僕は 溢れ出る願いは


【Cメロ】
苦しみも 癒えぬ傷も
営みに 潜むキスも
美しくなれることを祈って
夢ばかり 夢図り


【ラスサビ】
照らされる光に
映し出される非価値な僕
遺されたこの地に 佇む僕
偉くなんてなりたくない 苦しくなんてなりたくない
ただ安定の位置で 笑って居られたらいい でも
それはきっと全ての人が 
同じことを一度は思うだろう
だから僕は 綺麗に磨くんだ
今日という教に染まっていくんだ

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りばいばる  三津山破依

誰かと二人で、映画を観た。
制服を着ていた頃。
リチャード・ギアが
苦悩する。

男のダミ声と、
柔らかな女性の声。

喫茶店では
少し気取って
ブラックを、飲んだ。
口の中にえぐみが残る。

日焼けしていた腕は
緩んで、重くなった。
駆けることなく、
あしたへ続く。

かわいい微笑みは覚えている。
卒業アルバムで、名前をさがす。
音楽が流れる。
ピアノからはじまる。

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金平糖の恋  ゆづは

十三歳
あれを恋と呼べるかは
わからないけれど

当時流行っていたキャラクターの
ノートの隙間からこぼれ落ちた
拙い言の葉たち

甘くて どこか尖った
金平糖のような想いの欠片

今ではもう
記憶の輪郭さえ
何ひとつ 思い出せない

眩しかった横顔は
誰だったのだろう
西日が射し込む教室に
置き去りのまま

傷痕さえも
降り積もる記憶の層が
奥底へと沈めていった

あのきれいな金平糖は
とうに溶けて
いまは私の血のなかを巡っている

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