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詩をある程度の期間書いている方、詩に意欲的に取り組みたい方、詩人に向け成長を目指す方はこの掲示板をご利用下さい。
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ここから詩人として巣立った人は数知れず、です。あなたの詩を継続的に見守り、詩の成長を助ける掲示板です。
(あのーー、私が言うことでもないんですけど、詩は自由を旨としていますから、どこにでも投稿しようと思えば、投稿できないところはないんですけど、いきなり大きなところに挑戦しても、世の多くのものがそうであるように、ポッと書いて、ポッと通用する、ポッと賞が取れる、なんてことは、まずありえないことというか、相当に稀有な話なのです。
やってみることは止めませんけど、大きなところのノー・レスポンスにがっかりしたら、
あきらめてしまう前にMY DEARに来ませんか?
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本来、こつこつ実力をつけてから、賞などに挑戦するのが、スジだと思いませんか?
MY DEARはあなたのこつこつを、支援するところです。)
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こころから
恋した人に
語りかけるとき
きっとあなたの愛は
詩の紡錘になるだろう
こころから
美しいといえるものを
見たとき
きっとあなたの感動は
詩の絵筆になるだろう
こころから
正義を求め
不正を憎むとき
きっとあなたの怒りは
詩の鋒になるだろう
こころから
謙虚になり
この世界を受け容れるとき
きっとあなたの優しさは
詩の揺り籠となるだろう
こうして
あなたの愛、
感動、
怒り、
優しさが
心底からのものである限り
あなたの言葉は詩となって
周りの人々のこころと
響き合う
だから
今一度
思い起こしてほしい
詩とは真実だということを
もちろん
この真実は
客観的なものとは違う
あくまで個人的なものに
過ぎないかもしれない
けれども
個人的な真実を
突き詰めていけば
やがては
普遍的な真実に昇華することを
疑ってはいけない
あなた自身の
こころの奥底に
よく耳を傾けてほしい
そして
汲み取った真実を
言葉にしてほしい
その言葉こそ
純粋に個人的なものでありながら
却って多くの人々を
惹きつける詩になるのだから
詩とは
幸福な逆説なのだ
水無川様 申し訳ございません。実は先日投稿して評のお願いをした拙作「あたたかい水玉」ですが、誠に勝手ながら、削除を、させていただきました。
再三、ご迷惑をおかけし、本当に申し訳ございません。何卒御了解のほど、お願い申し上げます。 不一 トキ・ケッコウ拝
9/30 (金)
朝の通学路で、俺以外に人が一人歩いていた。その人は黒い鞄を背負っていた。何のことはない、赤の他人だ。
何がどう良いのか分からないが、日記を書くと良いらしいので、書いている。そのために、日頃の出来事を書けないか考えることが増えた。
チャリンチャリンと音がした。まあ避けるほど歩道は狭くないので、そのまま呑気に歩いていた。俺の真横を通り過ぎたのは、同級生の女子だった。長い横髪が顔を隠していた。
彼女は、坂の上の大きな入道雲に向かって、自転車で駆け上がっていく。
もうすぐ夏が終わる。しつこい汗はさらりと風がさらい取り、何か多少のことではイライラしない温暖な気候が、もうすぐ訪れようとしている。まだ少し暑いけれど。
教室へ行くと、自転車の彼女がいた。
何だかキザかと思ったが、「もう夏も終わりだねぇ」と俺は言った。
「ん?」
と彼女は振り向いて、ひとつ間を置いて、「そうだねぇ」と相槌を打つ。
ふいと窓の外へと目をやった、彼女の仕草は秋の柔らかく冷たい風みたいだ。来週あたり、映画デートに誘おうと思っていたけど、脈なしか。
恥ずかしいやら虚しいやらで、忙しい。
それにしても、入道雲と透きとおった花が、太陽の下で逢瀬をしているみたいな、あの景色は美しかった。
こんなふうに、別にどうでもいいけど、綺麗だなぁと思えることは、俺の人生であと何回だ。そう思うと、もっと探したくなってきた。
お調子者の中田に行かせるか、と思い、俺は言った。
「中田、二組の女子に、「今度遊ぼう」って声かけて来い!」
「え? 何で俺が」
「いいから、映画行こうとか言うんだよ。軽くでいいから」
「自分で行けよ」
「俺はこのクラスで正々堂々」
そう言いながら、彼女を盗み見る。今度は長い髪を机に垂らしながら、自分のノートに何か書いている。
「ふーん。元気だね。僕はどうでもいいからいいや」
「……」
そんな一日だった。
鮮やかに
夜が明ける
祈るような一瞬の静寂の後
ピリピリと
ドゥドゥと
朝が来た
空を切り拓く鳥の声
朝日に照らされた薄氷
起き出して聞こえる家鳴り
朝一番の水を流す水道管
階段を上り下りするスリッパ
朝練に行く子どもの駆け足
仕事に向かう速足
交通量の多くなって来た道路
店先を掃く箒の音
それは
忘れたことを覚えている痛み
夜の躊躇いと逢瀬を押し流す波
大勢の中にいながら
たった一人で立ち向かう朝
本当に、今回の寒波は長いです。
日本海側の方は、きょうもひどい積雪なので、ご注意ください。
また、雪下ろしや雪道の運転にもご注意ください。
皆さん、どうぞご無事で。
(この時代になっても、自動で雪が溶ける屋根って開発されないのかしら?
お湯が散布されるノズルのようなものがスルスルッと伸びるだけでもいいと思うのだけど。
冬になると思います。雪下ろしの連続、本当に気の毒です。)
一人が好きだった
気を遣わなくて済むし
話すのも苦手だから
クラス替えからしばらくして
僕の心に
君は土足で上がり込んできた
いくら避けても
気づけば近くで笑って勝手に話してる
「好きな人とか 恋人とか まだ友達も作らないの?」
ズカズカと耳から心に上がり込み
いちいち言葉を選ぶことさえ苦痛だった
「明日と不幸は いつ来るかわからないのよ
友達になってあげる 彼女でもいいよ」
僕は逃げるしか出来なくて
それでも追いかけてきて
気づけば二人で過ごす時間が増えた
仕方なく一緒に出かけたりもした
「やっと笑ってくれたね うん 思った通りの素敵な笑顔
大切な宝物が出来たよ ありがとう」
そう言って携帯のカメラで笑いながら撮影していた
何を言っているの分からなかったし
ただ恥ずかしさに顔を紅らめるしかなかった
やがて彼女は休みがちになり
遂にしばらく来れない事を先生から告げられた
重い病気?
何度か見舞いに行こうとしたが
先生から止められた
「面会はご家族だけらしいんだ」
会いたい………この気持ち
また一人の生活が戻った
静かで会話もなく気楽なはずなのに
そうじゃかった
物足りなくて 何故か切なくて
何より寂しかった
胸の中の苦しさが
もしかしたらと僕の心に芽生えた想いを感じさせた
明日と不幸はいつ来るか分からないのよ
桜の蕾が膨らみかけた頃
君の死を知らされた
君は癌と戦っていたんだね
そんなそぶりも見せずに笑ってくれてたんだね
君の両親から渡された手紙
僕が初恋の人だったなんて
幸せになってねって
最後まで土足で心に上がり込んで
足跡をはっきりと残して消えるなんて
桜の花びらが舞う空を見上げ
僕は泣いた
手紙を胸に
もっと優しくしてあげればと
僕も好きになってしまったんだよと
初めて恋をしたんだと
泣いた
ひとりが初めて辛く苦しく感じた
これが孤独なんだと思い知らされた
※『君の膵臓を食べたい』を鑑賞後に書き残したくて書きました。
『蝋梅』に評をいただきありがとうございます。
蝋梅、沈丁花、金木犀。気持ちが落ち込んで視界が狭くなっている時、ふっと香りに気が付いて救われることがあります。
植物と静かに話したい時があります。
でも虫は苦手なので、もしいたら後退りしながら、そっと家に入ります。
ありがとうございました。
弱肉強食を
憎んでいるはずなのに
肉に食らいついている
裂け目は
閉じられず
広がっていく
痛みも
喜びも
悲しみも
産み落とされるが
成長だけが起きない
昼食は
焼肉定食
切り分けられた肉
善悪を量る手で
箸を動かす
昼間から
瓶ビール
煙が立ち
匂いが残る
家に帰り
布団を敷く
モニターの足元で
肘をつき
伏せる
言葉が
出ない
奴隷に戻るのか
赤ん坊に戻るのか
眠ることが
成長なのか
いいや
夢に逃げること
なのか
穏やかな顔で
羊の肉も
食べるではないか
弱肉強食の世界で
弱いものと
強いものの間で
入れ替わり
立ち替わり
捧げる側と
授かる側で
入れ替わり
立ち替わり
戦は終わり
大地を亡骸が覆う
太陽は西へと沈む
世界は、夕暮れが支配する
弓矢に射貫かれた
槍で突き殺された
刀で切り刻まれた、無惨な死骸たち
今は、動く者は誰もいない
烏の大群が死骸を啄み
飽食の鳴き声をあげる
遺骸は、何も語らず腐っていく
腐臭が満ちる
夜は更け
狼も現れ、死骸を貪り続ける
人間の、本当の姿が広がっている
業
そのままの世界
白い、鬼火が
あちこちから湧き上がる
戦場を
仄かに照らす
風は、強く吹きすさび
鬼火は弧を描きだす
数千の白い光は
宙を巡り
一体の遺骸に吸い込まれていく
最後の鬼火が消えたとき
それは、目を覚ました
人の形はしているが、人ではない
赤眼を光らせ
禍々しき死臭を放つ
哀れな化け物
憎しみと、怒りを凝縮させて
形となった…
亡霊とも
否、怨念が実在せしもの
化け始める
農夫の姿、形に変わる
沈黙
表情を消した顔に
一瞬、中身が溢れ出る
目は赤く光り、口は大きく裂けた
✳
農夫の姿をしたそれは
戦場を去り
街道に向かう
それの名は、禍い
戦場の
無数の遺骸
その思いを背負いし怨念
亡骸と
同じ数の人を
喰らうと
そのあとは…
わからない
怨念は解けるのかも知れない
或いは
今、貴方の隣人であるかも知れない
人の良い微笑みを浮かべ
何気ない会話を交わしている
人間を、憎み喰らうものがいる
世界は、夕暮れが支配する
佳作の評価、ありがとうございます。
最近、ますます寡作になっていますが、地道に続けていこうと思っておりますので、よろしくお願いいたします。