◆ここは「MY DEAR投稿掲示板」です。
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ここから詩人として巣立った人は数知れず、です。あなたの詩を継続的に見守り、詩の成長を助ける掲示板です。
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懐かしい夜の住宅街、
そこから明るい方へと向かい、
駅の近くの通りの端を、
思考と足をあそばせて行く。
思わず弾んだ両足を、
わざと少しまた弾ませて、
ご機嫌のよい人になる。
もう日はとおく彼方へ沈み、
飲み歩く人も少なく、
憂いた空気の人が往く。
私は煙草を取り出して、
重いタールを深く吸い、
夜空の星をかすませて、
街灯の明かりに照らされて、
あらわになった薄い煙のその先に、
過去の執着を見つけたものの、
風になびいて消えてゆくのみ。
歩きに歩き、知らぬ校舎の片隅に、
電気の明かりが一つ漏れていて、
小さく、きゃっきゃ、と聞いた気がした。
それはいつぞやの声なりや?
私は愉しく思い、通り過ぎ、
柔い寝床へと向かっている。
ああ。私を取り巻く煙のにおいは、
まだ、懐かしくはないものだ。
老いとは遠いところにいて、
なお青々としてはいない。
今宵も眠りにつくのみだ。
夜道のような夢をみるために。
ママへ
いつもやさしくしてくれてありがとう
おいしいおりょうりありがとう
いつまでもげんきでいてね
○○より
老人ホームで生活している母の面会に行った
母が入浴中 私は居室の掃除をした
その時 母の古びたバッグから古びたメモを見つけた
なんだろう?
二つ折りのメモを何気なくひらいた
それには幼い頃の私の字で冒頭の文が記されていた
母は私が幼い頃に渡した手紙を残していた
若くて元気な頃の母との思い出が
沢山 蘇ってきた
今 私の脳裏には母ではなく あの頃のママでいっぱいになった
私は涙が沢山あふれた
今は年老いて寝たきり認知症で私を娘と認識していない でもあの頃の母は笑顔いっぱいのママだったんだ
認知症の母が何故この手紙を持っている?なんてことはどうでもよかった この手紙を母が残していることが嬉しい
母が入浴から戻ってきた
私は母を抱きしめて言った
「ママ だいすき」
その時母が「○○ちゃん」と小声でつぶやいた
私にはそう聞こえた
そうか!母が覚えている私は○○ちゃんなんだ!
私は母をさらに抱きしめ「○○だよママ」と
言って泣き続けた
今日は人生最高の母の日になった
これからもずっと私は母にとって
あの頃の○○ちゃんでいようと思った
山の上、
息を切らせて階段を上る。
少し下る。上る。階段から見上げた先、
青葉越しに山門。
薄っすらと汗をかく。
仁王が睨む。
まずは
一礼。
山門をくぐると、境内が広がる。
本堂の鬼瓦の上に、流れる雲。
重い扉を開く。
御本尊まで
そろりそろりと近づいて
御厨子の中には薬師如来。
少し、顎を上げる。
恭しく拝顔。
合掌、そして
一礼。
どしりとした体躯。
深く刻まれた衣紋。
少々厳しい顔つき。
わずかに残る唇の朱色。
左手で薬壺を掲げ、
右の手のひらは胸元から、
私に開かれていた。
私はあなたを見つめる。
否、あなたが私を見ている。
暫し、呼吸を。
そのまま静かに沈んでゆく。
御堂を出ると眩い
太陽が照らしていた。
「正義なんて時代によって違う。」
「正義なんて人によって違う。」
透明で汚れを知らないロジックは
年齢を重ねるほどに
酷薄な響きに変わっていく。
不純物が少ない硝子は
光の屈折が均一になり
像をまっすぐ映すという。
映したものが
君の眼球を通して
まっすぐのまま映るのか。
1人を殺せば犯罪者だが
100万人ころす(原文は漢字)と英雄になる──。
歴史に焼き直しされてきた
言葉の透明度を誰もが有り難がる。
映してはならないものがあって
そこだけを都合よく隠す
硝子の屈折率は恣意的な数字だ。
その1人とは誰で、
その100万人とは
誰のことなのだろう?
硝子越しの距離を飛び越えて
己が瞳のレンズで見た上で
判断されるといいだろう。
その1人が敵で
その100万人が君の生活を支える
名前も知らない誰かでも
同じ答えになるのだろうか。
硝子の汚れの理由までは
日常にあり過ぎて
理由を問うことさえ忘れる。
その1人は
ふと濡れた硝子になぞってしまう
名前の人かもしれない。
友人であり、恋人であり、家族であり
あなただったかもしれない。
汚れた硝子があれば割って
新しいものに替えるだけの時代
たった1人も
100万人も
記号にされることで
擦り硝子の向こうに
顔が見えなくなった人たちだ。
割れた硝子に映る姿を
美しいと言った
たった今の瞳は
何を映しての
言葉だったのだろう。
私という枝を 空へ伸ばし
自分の風に吹かれるだけで
終わってゆく一日
無機質に光る
白い廊下のその奥で
車椅子に凭れ
西日に透ける あなたの横顔を
ふと 想うとき
吸い込む空気が 肺を削り
指先だけが 凍えてゆく
見守るための隙間さえ
私は 失くしたままで
届かない距離ではないのに
動けずにいる理由(わけ)を
免罪符のように
強く握りしめている
この不器用な沈黙を
私なりの愛なのだと
名付けて逃げることを
赦さなくていい
ただ
知っていてほしいのです
かあさまとぼく あるいてかえる
うちまでふたり かさをひらいて
うふふ あはは かさがゆれるよ
あめふりだって たのしいじかん
かあさまとぼく あるいてかえる
うちまでふたり ながぐつはいて
うふふ あはは ながぐつはねる
こんやのごはん うどんがいいな
かあさまとぼく あるいてかえる
うちまでふたり うたをうたった
うふふ あはは かえるのうたよ
あるくふたりの うしろすがたは
おやこではねる かえるみたいね
今回も拙作を読んで頂き誠にありがとうございます。
この詩は一年越しに書き上げることができました。
称名寺に行ったのは、昨年の事で
軽い気持ちで八角堂まで登ってみようと思ったのが間違いでした(笑)
その日は参道は草ぼうぼうでよく分からない虫だらけ、暑さも尋常ではなく
周りには人もおらず後悔と汗をかきながら歩き回りました。
しかも、ルートを違えて道に迷うという……
今作は温めておいたテーマを紀行詩というかたちで表すことができました。
紗野さんの作風に通ずるところがあるというお言葉を頂戴し、とても嬉しいです。励みになります。
評者の皆様のそれぞれの強みを学んで、自作の成長に反映していければと思っています。
アフターアワーズ&評の終わりに、も読み応えありました!
鎌倉の場所、時代や歴史のことについて、いつかお話したいです。(まだまだ勉強中です)
金沢区、良いところです。MYDEARの皆様、ぜひ遊びに来てくださいませ。
(鎌倉史跡だけでなく、元勲の別荘跡や文学者の直木三十五関連もあります!)
また、次回もどうぞよろしくお願いいたします!
ここ最近、三浦さん担当の詩でモチーフ?が散らばることが多かったのをようやっと自覚したところです。(今更かよとツッコミはご容赦いただきたい。)
最近、なるべくなるべく表現もモチーフにそうよう整えることを心がけております。
変わらないもの。親子と名前。親から子へ渡すもの。二つ詩が書けそうな内容をメビウスにまとめようと試みた作品ですが、更なるシェイプアップが必要なのかな?と思いました。
佳作の評、励みになります。ありがとうございます!またよろしくお願いします。
残酷さが売り物さ
真っ赤な薔薇は高くつくぜ?
俺が初めてお前を殺した晩
食後のワインを飲み干したことは覚えている
2度めはフェラーリで時速200kmは出てた
3度めは東京タワーのてっぺんから飛び降りた
それから何度殺したか覚えちゃいないが
お前は何度でも蘇った
いやもうとっくに死んでいるのかも
しれない
愛する人を何度でも殺せるおれは幸せだ
薔薇が咲き誇っている
この薔薇が枯れ落ちる前に
全て終らせなきゃならない
薔薇は決して枯れない
真っ赤な血をばらまくだけだ
俺は返り血を身体中に浴びながら
歌うように殺し続けた
この夜がいつ明けるのかは
誰にもわからない