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評の方、ありがとうございます。
評の中でおっしゃる通り、自分自身もどう表現したら?どう締め括ったら?考えましたが上手く出来ませんでした。
青島様のアドバイス、とても勉強になりました。これからの創作にも気をつけて勉強させて頂きます。
ありがとうございます。
評の方、ありがとうございます。
評の通りタイトルは悩みました。まだまだ考察が足りなかったと思いました。良い経験だと思い、これからも勉強させて頂きます。
ありがとうございます。
今回もありがとうございます。
評の方、とても励みになりました。これからも自分自身、たくさんの色を纏って行けるように生きていけたらなと思います。
ありがとうございます。
学校の帰り道
前を歩く女の子のスカート
サッとめくって走り去る
振り返ると泣いていた
友達が怒ってる
『うるせぇなぁ バーカ!』
走り去る 胸がドキドキしてる
帰って放り投げるランドセル
『泣いてやんの………』
胸の中モヤモヤが口をとがらせる
(ごめん)心の中の誰かが呟いた
眠れない夜 おかわりも出来なかった晩御飯
朝の登校 また前にあの子がいる
(昨日はごめん)
心の中で囁いて横を走り抜ける
胸の中ザワザワが頬を赤くする
立ち止まり振り向き
『バーカ』
友達が何か言い返してる
逃げるように走る 走る 走る
一番に着いた教室の中
汗を拭い窓から見える外は
真っ青な晴れなのに………
理由もなく濡れるのが嫌で
だから雨が嫌い
蔑まれてでも私を救ってくれた
その人から逃げ出して
遠い軒の下
晴れ間を待っている
だから世界に雨が降る
だから世界は濡れたがる
今日の雨宿りを忘れてしまうなら
これ以上大事なものはもう出て来ないだろう
今日の雨宿りに名前があったなら
二人にしかわからないあだ名で呼び合いたい
隣に立っている見知らぬ人と
今にも駆け出して行きそうな人と
最後まで残るつもりの私と
でも私にしかわからないもう一人の名前が
そこにある
濡れながら飛び出していった人を
黙って見ていた
アマヤドリ、お前も見てただろう
ようやく小雨になって空を見上げた私が
意を決して歩き出した
その後ろ姿を見送って、お前は存在の意味を失って
消えた
何の出会いも物語も産み出さぬままに
だけどアマヤドリ
アマドリ
マドリ
お前にだけは出会えた
夕刻を知らせるチャイムが鳴って
私がいつか思い出すのは
今日の雨宿りではないのかもしれない
先に駆けていったあの人こそが
もしかして
お前を思い出すのかもしれない
明日私が風邪でもひいたというのなら
そして熱でも出して寝込んだというのなら
お前は私の中でひょっとしたら
いつまでも、そこに暮らして
理由もなくすれ違うのが好きで
遊びながら生きている
時にはどちらかを傷付けながら
海の上にも雨が降る
受け止める人がそこに誰もいなくても
濡れることすら意に介さぬ鳥がいたとしても
それでも世界に雨は降る
それでも世界は美しい
と言いたい
夏生様、「産声」に評をいただきありがとうございました。こちらこそお忙しい中申し訳ございません。
逆の立場の作品は見たことがあるし私も書いたことがあるのですが、この立場の側から見た作品は案外ないような気がしまして。どんな人生であろうと結局はそこでリセットされて、希望で幕を閉じて次の世界へ行くのだなと思いまして、私も身内の死を思い出しながら書いたのでした。
お父様のことは御愁傷様です。また次回よろしくお願いいたします。
ライオンがほしい
大きなたてがみを持った
オスのライオンを飼いたい
誰もいない海岸で
そのライオンを飼おう
波の打ち寄せる音が
ときどき聞こえるだけの
静かな場所で
私は少し離れたところに
塔を建てて暮らそう
夕暮れ時になると
ライオンのたてがみが
金色に輝く
背景に海 海岸の砂も赤く照らされて
私は塔の上から
それを見ていよう
赤々と咲いたその花を
人々は手に取り
特別な場所に並びながら
静かに置いている
その場所はこの時期になると
かなりの人集りができて
みんな均等に並び
静かに花を置いている
この人たちは
花で会話をしているようで
互いの花を見てはにっこり笑い
そして会釈をしている
用事を済ませた人たちは
一人一人離れていき
次第には誰もいなくなった
あるのは赤い花のみ
その赤い花はどこか寂しく
陰鬱とした面持ちで
水をぽたぽた落としながら
こちらを見つめている
異様な雰囲気に
僕は眉を顰め眼を細め
赤い花を遠くから見ている
非常に殺風景だ
しかしながら
殺風景だからこその良さがあり
その赤い花は良い役割をしていると
時間が経つにつれて感じてきた
水をぽたぽた落としながら
こちらを見つめていた赤い花は
ゆっくりと首を上に伸ばし
今度は太陽を見つめている
僕は笑いそうになったが
それをしっかりと堪えて
赤い花に会釈をし
その場を離れた
11月から評を担当させていただく事になりました紗野玲空です。
齋藤様の後任としては、全く力不足ですが、精一杯、つとめて参りたいと存じます。
宜しくお願い致します。
齋藤様、長い間、ありがとうございました。
安心して、初心者向け掲示板に専念していただけるよう、頑張りたいと思います。
三浦志郎様
励ましのお言葉、ありがとうございました。
FRESHすぎて、まだまだ青いですが、投稿していただいた詩を拝読させていただくことで、成熟していけたらと願っています。
今後とも、宜しくお願い致します。
MY DEARに集う皆様にとって実りの大きい秋となりますように。
会社の電話が鳴る
主は まだ日の浅い男性社員
ドアというドアを思い切り開け
大きな足音で歩く人
寝坊しました 遅刻します
一時間後
挨拶は聞こえなかったが
足音が出社を告げてきた
図らずも 目をやった私
後ろから同僚の声
今日は特別だね 機嫌悪いからね
機嫌が悪いの?
だって 寝坊したからね
ああわかる
わかるよ
誰かのせいに したくなるよね
私だって経験がある
でもさ……
大人になってしまったからには
誰かのせいにはできないんだよ
自分の家から出た その時から
これは単にあなたのミス
不機嫌がゆるされる理由は どこにもない
我慢できない八つ当たり
自覚もまるで できてはいないね
でもね
したい事として良い事とは
天と地ほども違うんだよ
私なんてさ
理想の人物には程遠い
でも もしあなたの立場なら
頭もからだもフル回転だよ
人当たりだって軽視できない
ご機嫌を崩す暇があったら
掛けた迷惑を挽回したい
それが今できる たったひとつ
言葉で伝える代わりに
心に届けと 念を送った
意識を向ける方向は
誰かに聞いたわけじゃない
指導を受けた記憶もないけど
たぶんそんなに 間違っていない
私の力量 とかじゃなく
大人になるまでの道のりのどこかで
身につける機会があったんだ
私には きっと
そんなふうに育って来られた
それは よかったな