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編集・削除(編集済: 2025年01月02日 01:55)

滝本様 評が欲しいです 紫陽花

滝本様こんばんは。私も3月28日に提出致しました。お忙しいと思いますが、よろしくお願いします。寂しいです。

編集・削除(未編集)

3/26〜3/28までにご投稿分の評と感想です。  滝本政博

3/26〜3/28までにご投稿分の評と感想です。
一生懸命読ませていただいておりますが、見当はずれな感想になったりする場合もございます。そのように感じた場合には、そんな読み方もあるのだとスルーしていただけると助かります。どうぞ宜しくお願いいたします。


「Energy Wave」   益山弘太郎  3月26日

はじめての方なので感想となります。

詩の中で一つの奇跡がおこります。
<すぐ暫く宵闇迫りビル3階明かりが灯った
 すると どうだろう
 街中へと 愛が 溢れかえった のだ

 東京湾の 方から さざ波が 聴こえてくる
 街は 潮騒に 包まれて いるよ>
このあたりの書き方、感覚、面白いです。光が愛に変換され潮騒に包まれる。美しいイメージであります。

小さな初老の男とは何者なのか、SFのようにも読めます、太古の昔から生き延びてきた神のような賢者なのでしょうか。大いなる推知の比喩なのでしょうか。

一、二連と、六連から最終連に、もう少し関連や統一感を打ち出せればさらに良くなると思います。
エネルギーに満ちた詩で、推敲するとさらに良くなるでしょう。

数字表記ですが、縦書きにした時のことを考えて、一〇〇年 五〇〇年 一五〇〇年 二〇二二年のような表記が見栄えがいいかなと感じました。

文章がぶつぶつと単語で区切られていますが、私の感覚では分断しすぎです。効果をあげている部分もあるのでもう少し整理して、繋げて書くところは繋げましょう。

また書いてください。



「寄せ書き」  喜太郎  3月26日

佳作とします。

<あの子から手渡された寄せ書きの色紙>
この詩の書き出しがとてもいいです。色紙が唐突に目の前に現れた新鮮さがあります。
本文18行の詩ですが過不足なく言いたいことが書かれていて好感が持てます。

最終行
<うん 元気を忘れないよと心の中で呟いた>も
余韻があり、良い表現だと思います。
作者の気持ちがストレートに出ています。

寄せ書きに書いた「いままでありがとう」という言葉がいいですね。いろんな感情の詰まった言葉であり、とても胸を打ちます。

文中の表記の「見れない」ですが
学校文法での規範的言い方では「見られない」です。
方言としては中部地域で、また関西以西で一段活用での受身&尊敬態との分別性を持たせた可能形として「見れない」が通用しています。とのことです。

また書いてください。



「居ない」  あこ   3月27日

はじめての方なので感想となります。
居るはずの人がそこにいない、不在感、喪失感を短く端的に書いた詩であると読みました。
ラムネの比喩が効いていて、よく書けていると思います。
連分けに行間を多くとっていますが、一行か長くて二行取りで書くようにしましょう。そうじゃないと読みにくいし、今後も変な癖がついてしまいます。連分けに二行以上の空白の行を取る場合は、それによって特別な効果がうまれる場合に限って行う方がよいと思います。
三浦志郎さんが詳しくアドバイスされていました。そちらを参考にしてください。

この詩でいえば、下記の感じでしょうか

不思議だね 
居る筈のひとが
居ないのは

ラムネの球は  
何処へ行ったの

最後の二行ですが、私なら
<ラムネの球は
 いつも瓶の喉にあるのに>
とするかな。これは好みかな。参考までに。

今回の短詩は一つの挑戦だったのでしょうか?短詩は短いセンテンスで言いたいことを的確に述べねばならず、難しいものです。少し長めの、10行くらいの作品を数書くと上達が早いかもしれません。
また書いてください。



「コミュニケーション」  相野零次  3月28日

はじめての方なので感想となります。
前半部分、かっこいいフレーズが多くあり読ませます。

最終連は一見ナンセンスなようで、意識の流れをそのままに書いていて、自動筆記のようで面白いし、興味深く読みました。ユーモアがあるのも好感が持てます。言葉が溢れて出てくる感じ。

面白い構成ですが、前半と後半の結び付きが弱いように感じました。タイトルはよいです。このタイトルがあるので前後が繋がります。
詩は散文ではないので、必ずしも論理的に書く必要はありませんが、何らかの連続性、整合性(感覚的なものであれ)は必要なのではとお思います。少なくとも、読後に違和感がありました。感じとしては、前半と後半の詩が別物であり、それを並列に並べた感じでしょうか。
前半と後半を別の詩として作成することも可能ですし、現状のスタイルにこだわるのなら、書き方にもう一工夫必要な気がします。
また書いてください。

編集・削除(編集済: 2024年04月01日 11:17)

詩の評、お礼です。  じじいじじい

三浦様

こんにちは。
詩の評、お礼です。
上席佳作の評価有難うございます。
三浦様の評を拝読させて頂いた時、嬉しさのあまり涙目になってしまいました。
子供向けの詩を中心に書かせて頂いていますが、今回、詩の基本がどこまで上達したかなと思い、年齢層を上げて書かせて頂きました。私なりの昇級テストみたいな感じです。
まさかこんな評価を頂けるなんて思ってもいませんでした。
今回に満足せずに、これからも頑張ります。
これからも宜しくお願いします。

編集・削除(未編集)

優しい時間  akko

靴ひもを結わえる夫の背中にいつものように
「行ってらっしゃい」
何ごともなかった日の当たり前に返ってきた
「行ってきます」

落ち葉を掃き終えた我が家の前を女の子が通る
ピカピカの大き過ぎるランドセルを背負い
緩い勾配の道を小さな靴で踏みしめながら

籠りきりの私の口から思いがけず声が出る
おずおずと嗄れ声で
「行ってらっしゃい」

女の子ははたと立ち止まり
私の目を真っすぐ見て
私に言い聞かせるかのような口調で
「行 っ て き ま す」

見つめ合った二人の間に一瞬優しい時間が流れた

箒と塵取りを手に遠ざかる女の子を見続ける
次の角を曲がるまで
スカートの裾が隠れるまで

忘れそうになっていた
行ってらっしゃい
行ってきます

    

・・・・・
読む方にとって何を言おうとしているのか分からないかも
しれません。タイトルの脇に・・亡き夫を偲んで・・などと
入れたほうがいいのかと迷いました。          

編集・削除(編集済: 2024年04月02日 18:46)

感想と評の御礼 大杉 司

三浦様ヘ
この度は「暗い春」をお読みいただきありがとうございます。
暖かい春ではなく、寒い春が続いてますね。
4月からは春らしくなるだろうと期待しております。
また、23日は高校の卒業式でした。日々精進していきます。
佳作の評価ありがとうございます!次回も宜しくお願い致します。

編集・削除(未編集)

仲春の高尾山  温泉郷

やっと暖かくなりましたね
明日の休日には 久しぶりに高尾山に登りませんか
おにぎりでも持って
天気が良さそうなので混むといけないから 早めに出ましょう
6時半すぎに高尾山口に着く中央線快速でどうですか

あなた 疲れてて 機嫌が悪そうですね
では 準備は全部 僕がやりますね
おにぎりも僕がつくりますね
コンブとウメはマストでしたよね

え?
あなたの予報では 明日の天気はひどく悪いんですか
え?
ネコとイヌが降ってくるんですか
天気予報と全然違いますよ
行きたくないからわざと言ってないですか

まあ 去年の夏の高尾山は確かに
晴天だったのに雷とともに突然ネコとイヌが降ってきて 大変でしたものね
地上に落ちると同時に四方八方に鳴きながら走り去るのもいれば
雨合羽の上から引っ掻いてきたり 登山靴に噛みついてきたり

イヌには弁当のおかずをあげてなだめたけど
ネコ対策が不十分でしたよね
明日行くなら キャットフード持っていきましょう
どうですか これで悪天候対策は万全で心配なしでしょう

笑ってくれないので 冗談はここまでにします
それにね いいですか
It’s raining cats and dogsはネコとイヌが降ってくるという意味ではないですよ
ネコとイヌの喧嘩のように激しい土砂降りという表現らしいですよ

え?
まあ 確かに言われてみれば
ネコとイヌがそんなに激しく喧嘩してるところなんて見たことないですよ
確かに ネコはとっとと逃げるでしょうね
でも イギリスのネコならイヌと闘うのかも知れませんよ
そんなことはないですかね ネコの遺伝子は万国共通ですかね そうですかね?
でも イヌがチワワかもしれないじゃないですか
チワワならチワワの方が逃げますかね そうですかね?
まあ 確かにあなたのいうとおり
ネコとイヌが実際に降ってきた方が土砂降りって感じはしますけどね

で どうするんですか
高尾山 行かないですか 行きたくないですか

行くんですね 行くんですね 
行きましょう 行きましょう 行きましょう

では おにぎりは一緒につくりましょう
春味のご飯を炊きましょう
春色の服で出かけましょう
春風感じて登りましょう
春雷来るなと祈りましょう

※It’s raining cats and dogsこの慣用句の起源には諸説あるようです。

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折り鶴  荒木章太郎

病室に横たわる
絶望に宛てて
毎日のように
千羽鶴が届けられた

丁寧に折り畳まれた
顔のみえない優しさが
この部屋を覆い尽し
捨てられたアルミニウムと混ざり合う
溶け出しはしないかと息を殺した
電子レンジで燃やすわけにもいかない

仕方なく千羽鶴の中から
二羽を取り出し
後は捨てることにした
回収業者に申し訳ない

押し付けられた願いが
行き場のない怒りに変わり
部屋中に響き渡るものだから
折り鶴の腹に
そっと息を吹き込んでみると
やさしさが膨らみ
希望が息を吹き返した

編集・削除(未編集)

青島様 評のお礼です。荒木章太郎

ありがとうございました。ご助言通り書き直してみますと作品が戻ってきて私の膝の上に座ってくれたような印象に変わりました。すごいです。
 振り返ると、第三連までは私の気持ちと表現が一致しているという、ある種のコントロール感があったのですが、最後の所で思いが錯綜して難しくなりました。相変わらず終わり方がよく分からないのです。日常生活においても創作においても.....。まずは焦点がぶれないよう終わらせることに取り組んでみます。
 また、今回私が持っている荒々しく無骨な部分を柔らかくしたいという思いや課題があることにも気づきました。お金(=現実)をどのように表現するか、引き続き技術を磨いていきたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願いします。

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アクアリウムと平和  理蝶

暗がりの水槽で
重力に甘やかされた魚たちは
あちらこちらの照明によって
はなやかに仕立てられる
7つの海からきた彼らが 
縦横に行き交う様は
さながら この世界の交差点のようだ

海はいくつかに章分けされて 物語を語る
瞬間の挿し絵であり本文が 
ガラスの向こうできらめいており
僕たちは時を忘れて 
うつくしい海の1ページにみとれる

13時半からはショーがあって
屋外アリーナを人が囲む
割れたマイクと陽気な音楽で
和やかにショーは進んでゆく

イルカが跳ねて しぶきが光る
この国のどこかで 同じように
イルカが跳ねて しぶきに色めく
また明日も 同じように
イルカが跳ねて しぶきに沸いて

疑いなく 明日もイルカは跳ねるだろう
そこに格別のありがたみはない
平和とはひとつ
この心の凪のことなのかもしれない と
ふと思う

凪いだ心すら平和のかけら 
そう思えば 
こどもの笑顔や ゆるやかな午後が
いっそう かがやいて見える

14時のかがやきが暖かくて
なんだか目が潤む
大きなあくびでごまかす
こんな話 誰にしよう
イルカの背びれを 夢中で追っている
となりの君には届かないし

白い鳩が
落ちたボーロをつついている
子どもがきゃっきゃとおどかして
鳩は快晴の空へと飛び立った
その後ろで
子どもの親が優しく微笑んでいた

なんだか出来すぎだよ と思ったが
それもいいな と今日は思えた

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おば様の歴史  上田一眞

キャスリンおば様が
サンフランシスコに住む親戚
ユウセン・シミズと彼の姪クララに伴われ
初めて
わが家にやって来たのは
昭和五十七年の夏
ぼくが結婚し
新生活を始めたときだった

日系二世のおば様
銀色の髪
高齢だが 気品のある美しい人だ
生まれはサクラメント
フィラデルフィアに在住で
父上は和歌山・雑賀の出身
ご先祖は紀州藩の御徒侍だったという

流暢な日本語で
優しくつぶやくように話す
婉然とした挙措は 
米国人でありながら
大和撫子と呼ぶに相応しい

日舞の師範でもしてるんじゃないか
そう思わせる立ち居振る舞い
洗練された所作に
今の日本女性が失くしたものを
おば様は持っていた

姿かたちは大和撫子でも
行動力は男並だ
終戦後まもなく 米陸軍に入隊し
来日 
しばらく東京にいた
GHQで通訳をした経験がある
マッカーサーの担当もしていたというから
優秀だったのだろう


**

おば様は辛い過去を背負っていた
戦争未亡人だったのだ

ご主人はドイツ系の米国人で
海兵隊の下士官
職業軍人だ
ホノルルのとあるパーティで知り合い
互いに魅かれあって
結ばれた
ドイツ系らしく謹厳実直な人柄だった

サンディエゴの新居で
二人は新婚生活をスタートさせたが
時代のうねりの中で
ゆっくり新婚を味わう間もなく
戦争が始まり
ご主人は新兵の訓練所(教官)から
太平洋の戦域に赴いた

ガダルカナル島など
ソロモン諸島各地を転戦した後
勲功あって士官に昇格 
ソロモンを離れタラワに異動した

米国でも名を馳せた地獄の島 タラワ
激闘の末にご主人は
この島で
あえなく最後を遂げられた

愛する人が南海の孤島で
戦死したとの報知を受けたときは
驚きと悲しみで
血液が逆流し 家の入口に崩れ落ち
気を失った
おば様いわく

 主人を殺した日本軍の将兵を呪った
 憎しみの感情がたぎった

しかし 来日した後は
見る目が少しづづ変わってきた

日本兵の姿はすでになく
国敗れた直後の日本ではあったが
父祖の地の山河は美しかった
特に蜜柑の花咲く紀州の山野は水清く
豊饒の大地だった
おば様の琴線に触れる感動があったようだ 

 出自を顧みたとき
 日本人でよかった

ただ 彼女の眼には
深い湖のような哀しみの色があった

日本兵を憎む心と
同じ日本人であるルーツを嘉(よみ)す心
二つの心を繋ぐ糸

  撚れる糸
  縺れる糸
  引合う糸
  切れる糸

このアンビヴァレンツな心理
ぼくには
複雑過ぎて理解不能
説明できるほどの語彙を持たない
小説など及びもつかぬほどラディカルで
奥深い

歴史の厳しい洗礼を受けた人の感慨は
海原のように広くて
海淵のように深いと知った

日本人の血が色濃く流れる米国人
和魂(わぎみたま)を持つ
才女
フィラデルフィアのキャスリンおば様

興味津々のぼくは
それから暫く文通を続けた


**

翌年の春
短冊に書かれた短歌とともに
一枚の写真が添えられ
送られて来た 
満開の桜並木を背景にして微笑む
おば様が写っていた 

ご主人の眠るアーリントン墓地を訪ねた際
桜並木を歩いたそうだ
ポトマック河の河畔に咲く花の群れ
仄聞するに この桜 米国の花水木と交換に
日米友好の印に
日本から贈られ植えられたとか

おば様は
桜の花がよく似合う
河面を染める花筏
柔らかなポトマック河の風に 
その美しい銀髪が輝くように靡いていた

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