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振返って・・・こんな投稿もしたのだなあ

✱忠臣蔵・・いやぁ長かったなあ✱ #2018.12.16

昨日は午後4時から「忠臣蔵櫻花の巻、菊花の巻」をリアルタイムで見ていました。この作品をじっくり見るのも久しぶりです。今回も目に止まるところがちょっとまた違っていたような気がします。
内匠頭と家来の主従関係が一番強く描かれているのはこの作品ですから、やはり前半は引きこまれます。内匠頭と上野介の動向がよく描かれているので、「そうそう、そうなのよ」とやはり引きこまれてはいきます。
錦之助さんの内匠頭はどちらかというと行動的な面と家臣のための忍の両方を出していますから、これはこれなりに、それに似合うよう上野介は高貴な品格よりも憎たらしさを強く引出して描いていますね。
後半は内蔵助がどう動くか、いつ動くのか、というのが見どころ。
前後半に、堀部安兵衛という人物が入ってくるので、ホッとするところがあります。
今回見ていて目が潤むところは、おたかの父橋本平左衛門が自決したところへ内蔵助が「遅かったか」といい、抱きあげ平左衛門の耳元で「殿と一緒に見ていてくれ」と決心していることを平さ右門に囁く場面、今回はジーンときました。

岡野金右衛門は二枚目で剣が立ちますから、橋蔵さまにはピタリな役柄です。オールスター映画で橋蔵さまの東映での位置づけがはっきりと決まったのが分かります。
私が橋蔵さまを見ていてやはり気になるところは、毎回同じところです。
場面で口紅がほかの人達と比べると濃いところがあります、どうしても気になってしまう。米屋の手代で吉良の屋敷に行って、赤穂の侍ではと痛めつけられ、助けてくれたおたかから図面を書いたものを受け取って、大急ぎで吉良邸の門から出て行く時、町人で痛めつけられているからといっても、逃げる格好が歌舞伎的になっているのが気になるのです。OKが監督からは出ているのですから、これは私の思っている橋蔵さまとしてはもう少し何というか・・・出来なかったのかなあと思うあまりの愚痴です・・・お許しくださいネ。

前後半に、堀部安兵衛という人物が入ってくるので、ホッとするところがあります。
そう言えば、14日赤穂義士討入の日という事で、NHKの朝の番組で、時代劇研究家春日太一さんと作家高橋源一郎さんのコーナーで忠臣蔵の映画の話がでました。私は春日太一さんの好む時代劇には賛同出来ないところがあるので好きではありませんが、この日は私の気持ちをラジオに向けてきました。
忠臣蔵の映画やドラマは随分作られて来ましたが、その中でやはり取り上げたいのは1956年の東映「赤穂浪士天の巻・地の巻」。先日私の見た感想は書きましたが、同じくしてこの題材での放送がありましたのでよろしかったら聞いてみてください。この映画が作られた頃、橋蔵さまはデビューしました。もし、この作品に出ていたとしたら、橋蔵さまはどんな役で出たのだろうと考えたことありますか。そんなことを考えながら、機会があったらご覧になって見て下さい。どこに焦点を合わせて作りあげるか、監督、脚本家の作品に対する姿勢はすごいものです。私は東映チャンネルで放送した時やオンデマンドで数回見ております。

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✱大映と東宝の忠臣蔵を同時に見てました✱ #2018.12.10

8日土曜日の午後、同じ頃の時間帯で大映の「忠臣蔵」と東宝の「忠臣蔵花の巻・雪の巻」を放送していました両方とも前に見ていますので、録画はせずに同時進行で見ました。
それにしても、今年の12月に放送される赤穂義士の映画、ドラマがオンパレード。基準としたものを年頭において見れば、それぞれの面白味が味わえると思います。

大映は時代劇が出来る俳優が揃っていました。東宝は時代劇と現代劇、その他特撮劇の俳優が沢山いました。甲乙点けるのは野暮なこと。たまには、東映以外の時代劇オールスターの作品を見るのも面白いものです。

先ずは
大映1958年の忠臣蔵
長谷川一夫さんが内蔵助で、大映が創立以来はじめて本格的に映画化した作品の「忠臣蔵」。
大映のオールキャストでの忠臣蔵は、ほんの少しのシーンでも有名俳優が出てくるし、この頃の大映は、大作を制作していたように東映とは違い映画に賭ける金額が違っていて十分に満足感があるものになっている。立回りは劣りますが。
前半は展開が早すぎる感じがします。その展開に俳優も巻き込んで行くので切腹まである約30分が勿体ない感じがしました。先を急ぐ人には無駄なく進んで行くので簡潔でよいかもしれません。
市川雷蔵さんの浅野内匠頭は芯が強そうな面が出ているのでかわいそうには見えません。切腹のときも片岡源五右衛門との別れでは涙なしで会話をしていきます。
後半は丁寧に作られています。吉良邸の図面を手に入れるための鶴田浩二の岡野金右衛門の描き方、京マチ子の間者おるいの描きかたなど東映とは全く違い、こういう金右衛門もありかなと思わせて楽しいところもあります。
長谷川一夫さんの演じぶり、台詞に重みを感じ、正統派の忠臣蔵ファンには楽しめる作品でしょう。いい加減に描いていない細かさが、時代劇をあまり見ていない人達には理解しにくいところもあり、東映のようにリラックス?はできないところがあるかもしれませんね。
この作品は講談調で娯楽性があり、フィクション性があり”忠臣蔵”が初めての人が全体を把握するには分かりやすいです。 それにしても、「早撮りの名人」と言われた渡辺邦男監督が35日間で完成させたようですがすごいです。

東宝1962年「忠臣蔵 花の巻雪の巻」
東宝ファンの人向けの忠臣蔵のようなのですが、出演俳優や脚本、美術等から若い人が見ていて自然に入り込める作品になっています。忠臣蔵として大切なところだけでまとめている感があります。
1962年のものですから、東映、大映とは違った作り方の忠臣蔵で成功したのでしょう。
東宝スターが総出演でどうなるのかなと思って見ましたが、キャスティングが意外とはまっていて華やかになっています。 人数が多いです。そのような中、大石内蔵助に当時の松本幸四郎を持ってきているのでそれなりに。
浅野内匠頭は若大将・加山雄三、吉良上野介に市川中車。上野介の嫌がらせがおかしくて笑っちゃいますし、内匠頭の行動は若大将になっている。
浅野内匠頭の命をかけて守らなければならない対面や吉良上野介の言い分が現代語でわかりやすいし、東映の橋蔵さまの内匠頭がいじめに耐えていてかわいそうなのに対し、加山若大将の内匠頭のナマイキさ喧嘩っぱやさが次第に増していくので、なるほど、刃傷までの行程がわかりやすく、松の廊下の刃傷沙汰もあの静けさはない。行動も言葉も現代に近い感じでこれからの若者が見ても分かりやすいところがよいところでしょう。東宝だから作れたのでしょう。

大映も東宝も美術構成は上手いし、カラースコープも綺麗です。

東映も2作品の放送がありますので、1956年、1959年、1961年を思い出してみました。

『赤穂浪士 天の巻・地の巻』(1956)  東映創立5周年記念作品。
正統・忠臣蔵ではなく、大仏次郎原作の「赤穂浪士」を新藤兼人さんの脚色で構成。堀田隼人と蜘蛛の陣十郎、お仙、十手持ちの金助ら四人組が千坂兵部が送る間者として物語を面白くしていきます。
が、その分浅野内匠頭の切腹や畳替えの場面がなく、瑤泉院も出てこないので物足りないところもあった。
市川右太衛門御大の内蔵助というのもまた良いもの。この作品の一番は大石内蔵助と立花右近が対面する場面でしょう。内蔵助が江戸に下る際に名を騙る「立花右近」役に片岡千恵蔵御大。3本の忠臣蔵を撮った松田定次監督はこの「赤穂浪士天の巻・地の巻」が気にいっていたそうです。
この作品の時には橋蔵さまはまだいなかった時代、錦之助さんの出番も少ない。

「忠臣蔵 桜花の巻 菊花の巻」1959年
この作品は、橋蔵さま扮する岡野金右衛門の絵図面を手に入れるのに、相手側の女間者が出てこないで、金右衛門と恋仲のおたかが間者となり吉良邸に入り込む、と脚色がかなり入れられているので、忠臣蔵は初めてという人達にはちょっとごたごたになってしまうかも。
が、忠臣蔵が完全に頭に入っている人には自決した橋本の娘が恋仲の金右衛門と祝言をあげスパイ活動に入るとかが脚色され変化していると分かるので、赤穂義士伝の根本的なところは形を変えて入っていているので面白くみられます。
その中でも、忠臣蔵でお馴染みの大友柳太朗の堀部安兵衛や山形勲の不破数右衛門の活躍と人間味の描き方が、見ている方に答えてくれるのです。
全体が丁寧に描かれているため長―い時間の忠臣蔵になっていますが楽しませてくれますね。
橋蔵さまの金右衛門の初々しさが印象に残ります。

「赤穂浪士」1961年
「赤穂浪士 天の巻・地の巻」と「忠臣蔵 桜花の巻 菊花の巻」の良いところを取り入れ脚色し集大成させたような作品ですが、前作とは 全然違った描き方を持ってきています。
原作も監督も同じ。スターも完全に揃っての創立10周年としてお金をかけて作った華やかで楽しませる娯楽作品になっている。人間っぽさを大事にした演出で、講談でもなく、歌舞伎的でもなく、どちらかというと浪曲の世界の描き方ではないでしょうか。
この作品は、前にも言いましたが、忠臣蔵に浅い人には何が何だかつながりがわからないところがあります。かなり「忠臣蔵」が頭に入ってる人が見てわかる構成になっています。
東映のものなら前作品2つを見ていれば分かるかな、という風なね。。
忠臣蔵をずっと撮ってきた東映のプロの仕事が見える「赤穂浪士」ですから、”映画で忠臣蔵”と言えばこの作品の名が上がる決定版になっているのでしょう。
さすが東映時代劇黄金時代の集大成・・とにかく出てくる俳優陣がすごい。適材適所の配役が看板スターを引き立てて見せ場を楽しませてくれます。
その中でも、月形さんの上野介にかなう人はいないでしょうし、橋蔵さまの内匠頭を超える内匠頭はいないでしょう。

この作品には、セリフのない感情を内面に抑えての場面が重要な部分部分に使われています。
内蔵助と千坂がばったり出くわす旅籠の場面は、ただ立っているだけで凄いものを感じとれるのです。
田村邸のところは、すべてが無言、源五右衛門が来ていることを内匠頭に教えるところから、見ている私達はセリフがないので、画面に釘付けになります。目を反らすことはできません。ここで、見ている人それぞれが内匠頭の身になり、そして源五右衛門の身になって思いをめぐらしていくのです。
変化があまりないので面白味には欠けるかもしれません・・・これからの人達には正統だけでは飽きられてしまうところもあるかも・・ですね。

私は、辛抱強くありませんので、何回も見ていると長時間になるので飛ばしたくなるところが必ずあります。そのため、リアルタイムで見ているとそれは出来ませんから、何をしていても長時間最後まで頑張ります。
ながら族の癖がついている私は、テレビに向かっている姿勢の時間は少ないのです。
「赤穂浪士」は橋蔵さまが出ている55分間はいつも見てはいますが、それ以降は・・・今回はちょっと真剣に見てみようかな。

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✱久しぶりに、四方山話✱ #2018.11.21

今朝は寒かったぁ、札幌、盛岡も雪がふりました。冬 はそこまでやってきていますね。

久しぶりに、四方山話とまいります。
“心の軌跡◇忘れえぬ大川橋蔵”の方には掲載しない分からの『橋蔵こぼればなし』になります。(私のニュアンスと解釈で書いていますので、その点ご了承ください)

◆クラゲまんじゅう
橋蔵さんが、まだ5才ぐらいの、腕白ざかりの頃のお話となります。
腕白盛りと言っても、橋蔵クンは近所の子供と喧嘩をしたり、泣かせたりするような、気の荒いことは出来なかったそうです。下に妹が二人もいたせいもあったのでしょうが、下駄屋のきく子ちゃんと、いつも藤棚の下でおままごとをして遊んでいたような子で、〇〇気が多分にあったのです。
でも時には、泳いでいるクラゲをふんづかまえて、足をちょん切っちゃった頭を、丸めた泥んこの上に乗せ「クラゲまんじゅうだ、クラゲまんじゅうだ」と、近所の子供達に見せびらかして得意になっていたというのですから、男らしさもあったんだそうです。
お兄さんは、その頃小学生でしたが、難しい算術がなかなか解けなくて、お母さんから大分しかられていたんだそうです。ところが、それをそばで見ていた橋蔵クン、お隣の家に遊びに行ってはこう言ったんだそうです。「オバチャン、ボクハヤクガッコウニイケジュトイイネ。チョチタラ、オニイチャンニオチエテアゲジュヨ」

✐(どこの家でも見る風景ですね。弟でも妹でも、兄や姉が怒られていると・・お兄ちゃん思いの可愛い盛りの5才の橋蔵クンをイメージできましたかしら・・・その橋蔵さん、どちらかというと算術は苦手の方であったように記憶していますが・・失礼!)

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✱ 一生涯役者で✱ #2018.11.17

橋蔵さまは、話し方からでも、やはり映画スターというよりも役者という感じの話し方でしたし、立居振舞もそうでした。東映歌舞伎が始まった時から、一段と橋蔵さまは舞台への気持ちが強くなったとことでしょう。
まわりも東映歌舞伎での力を見て納得し・・・舞台公演の話が進んでいったと思います。
年3回の舞台で必ず歌舞伎での出し物の舞踊を踊っていましたし、橋蔵さまは、あれだけ辛い思いをして修業に励んで来た役者の道でしたし、歌舞伎役者としても実力はあったのですから、ご自身は一生涯役者であり続けたのだと思います。舞踊は誰にもない優れたものを持っていた橋蔵さまですもの、捨てきれないですよ舞台は。橋蔵さまがもう少しこの世にいらしたら、舞踊だけでなく、歌舞伎を思わせるお芝居も見られたかもしれませんね。

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✱ 暑い8月、イベント、映画もあついものが✱ #2018.8.12

日本の夏休み・お盆休みの始まりです。行先が大混雑といえども人は行かねばならないのですから大変ですね。

8月の京都は、普通でもうだるような暑さですが、今年は平均38℃の猛暑でした。その京都には夜に楽しめるイベントが多くありますので、時間の許す方はゆっくり楽しむことができるのではないでしょうか。昼間とは違う京都、今まで知らない京都を肌で感じることも良いことでしょう。夏の終わりを京都で過ごす、そんな気分を味わえるようになりたいものです。
という私は、この年にしてまだ仕事に追われ貧乏暇なし。ゆっくりと自分の自由時間が取れる生活は遅れそうにもありません。若かりし時に歩きまわった、橋蔵さまがご存命だったころの京都が懐かしく思われます・・・

京都の夏の夜のイベントも終わりに近づいていますね。沢山のイベントの中、最大は「五山の送り火」になりますかしら。
私は、「下鴨神社の糺の森の光の祭」が好きです。夏の宵に色々な光で映し出される建物や木々、何処かに迷い込んだようで、一瞬この世を忘れてしまうようです。
舞殿のところに来た時、舞っているあの菊次さんに会えるかもしれませんよ。そして阿倍保名も舞い降りているかもしれません。見えるか見えないかはあなた次第というところ・・・にしましょうか。 (画像)
画像のように、夜の光の中に現われてくれたら最高ですね。

そんな中、「五山の送り火」が終わった次の日の8/17~8/23まで関西の方では、「壮烈新選組・幕末の動乱」が大阪の新世界東映にて上映、コンチキチンの音が響く「幕末の動乱」・・・夏らしいです。

夏といえば、京都文化博物館で毎年7月の祇園祭の2日間だけ密かに上映されるという珍しい大作、中村錦之助主演「祇園祭」があります。年月と製作費が多分にかかり東映が打ち切ったという話があります。7年も費やしての作品、一般公開出来ないのはもったいないような気もしますが、この作品の魅力を熟成し続ける要因ともなっているようです。祇園祭の復興を描いているようですが、この映画を見ると、この先今の祇園祭でよいのかと考えさせられるようです。
京都文化博物館で、7月の限られた日にしか見ることが出来ない作品「祇園祭」・・大切に京都の人達が守っているこういう映画もあるのですね。
その「京都文化博物館」にて8/15と8/18に「恋や恋なすな恋」が上映されます。
京都博物館が所有していますから、ここでの上映はよくされています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そして、東映ビデオ(株)から下記のニュースが7/18に配信されています。
第75回ヴェニス国際映画祭ヴェニス・クラシックス部門にて、内田吐夢監督・大川橋蔵主演の『恋や恋なすな恋』(1962年公開)デジタルリマスター版のワールドプレミアが決定!
浄瑠璃・歌舞伎の不屈の名作「蘆屋道満大内鑑」と歌舞伎舞踊「保名狂乱」を題材に巨匠・内田吐夢が監督した豪華絵巻。歌舞伎出身の大川橋蔵は本作品に意欲を燃やし、松竹から招かれた嵯峨三智子も妖艶な美しさを見せつけます。明朗な時代活劇のイメージの強い東映ですが、春の野辺で「保名狂乱」を舞う橋蔵の幻想的なシーンや歌舞伎の舞台セットを使用したシーンのほか、アニメーションを取り入れたりと、非常に芸術性・実験性の高い映画となっています。・・・・・・・・・・・・

古い映画フィルムを最新の電子機器でデジタル化し、汚れ・傷を取り、色の補正や音質の調整などをする作業をし、新しいデータから複製したものを、世界で最初に公式に上映する試写会 が決まったということですね。
dvdの発売、映画館だけでなくテレビでの放送も期待したいです。
「ヴェネツィア国際映画祭」はイタリアで8/29~9/8開催.

ヴェネツィア国際映画祭と京都映画(京都で作った映画)は古くから深い関係にあるようです。ベネツィア国際映画祭のトップの人達を招いて京都文化博物館が講演会を開催し、入賞した作品を見ながらの講演会を開催したりしています。
1951年に黒澤の「羅生門」が最高の栄誉である金獅子賞を受け、その後溝口健二監督の「雨月物語」「山椒大夫」が2年連続で銀獅子賞を受けるなど、京都の映画が次々と受賞したことがあるのです。

1932年に始まったヴェネツィア国際映画祭と日本映画の関係は、戦前、第6回の『五人の斥候兵』の受賞に始まり、戦後、黒沢明の『羅生門』の受賞、そして、溝口監督作品「才覚一台女」「雨月物語」「山椒太夫」と3年連続受賞、その後も常に豊かな交流を保ってきました。ベネツィア国際映画祭のトップの人達を招いて京都文化博物館が講演会を開催し、京都映画の受賞作品を上映するという事をしています。

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✱ ある時のスタジオ日記より✱ #2018.7.27

橋蔵さまのスタジオ日記より、今回は「大江戸七人衆」の撮影が終わる頃からの数日を掲載します。
(いつものように、私なりの解釈と要約とニュアンスで書いていますので、その点ご了承願います)

×月×日・・今日のセットは午後3時開始。「大江戸七人衆」もそろそろ終わりに近づいた。今日は、市川右太衛門先生、大友柳太朗先生、東千代之介さん、伏見扇太郎さん、尾上鯉之助さんたちとそれにぼく。
賑やかな顔合わせだ。とくに今日感ずることは、さすがに市川右太衛門先生は貫禄があって立派ということだ。大友先輩にしても然り。ぼくにもう少し肉がついたらなあと思う。太らないのは体質なのだろうか。

×月×日・・セット撮影、昨日の続き。5時定時に終了。
次回作品の打合せを沢島忠監督と行う。オリジナルでぼくの変化式のものと決まる。「いいものを書きますよ」と沢島監督が言ってくれる。
ひばりちゃんとの「花笠若衆」もあり忙しくなりそうだ。
錦ちゃんの「風と女と旅鴉」を大宮東映で見る。錦ちゃんは実にうまい。
汚れ役のものだが、これまでの時代劇とは違ったリアルな面白い写真である。
三国連太郎さんも出ている。味のある俳優さんだ。

×月×日・・いよいよ「大江戸七人衆」もクランク・アップが近づいてきた。あと2日ばかりで終わりそう。メーキャップの林さんが苦心してくれた「七人衆」のかつらは、なかなかいい。もう終わりかと思うと、このかつらと馴染んで来た今日までの20日間が懐かしい。役でもそうで、いよいよお別れかと思うと、愛着がわくから楽しい。子供を持った経験はないが、きっと子供に別れるような気分と同じだと思う。

×月×日・・セット入りは正午。今日は夜間撮影となった。夕食時に、沢島監督と次回作品の打合せを行う。最初の予定と本が違ってきそうだとの話。
ぼくは町人が主人公のものを希望したが、会社の意見で、侍が主人公のものと決まる。

×月×日・・セット開始は10時。今日は芝居小屋の大チャンバラ・シーンだ。第一セットいっぱいに建てられた芝居小屋の中で、大友先輩、千代ちゃん、扇ちゃん、ぼくたちが大暴れするというのだから大変。映画だから出来るので、セットの出演人員は100人にも及ぼうか。特にこの日ファンの見学者多く、セットの中は人いきれで暑い。ふと二階を見ると雑誌社キャメラマンが望遠レンズでぼくを狙っていた。「ドロボー」ぼくの叫びだ。
キャメラマンもびっくりしたらしく愉快であった。(ぼくを黙って盗み撮りするなんて・・??というところですね・・橋蔵さま。キャメラマンもカメラを意識していない素敵な橋蔵さまをファンに見ていただきたいと苦心していたんですね)

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✱大江戸七人衆からのこぼれ話Ⅲ✱ #2018.7.23

「大江戸・・」のこぼれ話の最後は、
☘「喧嘩買います」
エレガントな貴公子と定評のある橋蔵さま、大江戸七人衆の役は、喧嘩が飯より好きな浪人といのですから皮肉なものです。
僕は線が細いから喧嘩は自信がない、と謙遜していた橋蔵さまですが、いざ本番になるや、その喧嘩の買い方といい、やり方といい、真に迫って颯爽たるところを発揮していますね。
「へえ、人は見かけによらんもんやねえ」と感心している松田定次監督に、橋蔵さま「いや実は、我がハイティーンの頃には硬派専門でしてね」と。
芸が身を助ける、ということわざがありますけれど・・・橋蔵さま、その通りですか??

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✱大江戸七人衆からのこぼれ話Ⅱ✱ #2018.7.16

暑~い日が続く毎日です。今からこうでは、8月はどのようになるのでしょう。
夕立ちという言葉も使うことがなくなりました。日本らしい夏はなくなりつつありますね。「三人衆大騒ぎ」

大江戸七人衆の忠臣人物である勝川が悪旗本一派の策略によって江戸を追われたことから、カッとなって血気にはやる秋月が激怒、平原と村瀬が秋月を追い、軽々しく行動することをいさめるシーン。三大スターが個性を生かした熱演を繰りひろげたので、この日のセット見学者は三本分のセットを見学したのと同じ、と大喜びだったそうです。
その撮影中に、今まで仲のよかった三人が何かさかんに揉めだしたようです。
そのわけは・・・この映画で大友柳太朗の相手役として新人十八才の花園ひろみさんが選ばれたのに対して、橋蔵さまと千代之介さんの御両人が不満いっぱい?のようすだったのかな。
一番先輩の大友さんが、一番若い花園さんとラブシーンをするとは”けしからん”といった訳なのです。大友さんは、なんだかんだと言訳をしながら、まんざらでもなさそうにニヤニヤしていて、それを見たご両人はますますいきり立って盛んに文句を言っていましたが・・その時、セットの隅から声がかかりました。「私、そんなにおばあちゃんではありません」と。声の主は、橋蔵さまの相手役をする千原しのぶさんでした。
橋蔵さまは「いや、そんな意味では・・」とシュンとしてしまったとか。

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✱ 「大江戸七人衆」からのこぼれ話✱ #2018.7.11

ブログの方で「大江戸七人衆」を掲載中なので、その撮影合間のこぼれ話をしましょうか。

🍉 橋蔵さまは「ペテン師君」?
作品の最初に、橋蔵さまの秋月荘四郎が、博打うちにしか分からないような言葉を言っていますね。私はこの映画について書くにあたって博打に着いて勉強してしまいました。苦労してしまいました・・・橋蔵さまもひどいなあ。そんな時、この話を見つけました。

ころび、じんばい、ばさ・・新語でしょうかその筋の大家に聞いてみたが分からない。ところが、橋蔵さまがこの言葉を知っていました。というより、この言葉の愛好者だというのですから驚きです。人は見かけによらない?・・・「大江戸七人衆」の中でいかさま賭博の一党と大喧嘩する場面で、橋蔵さま扮する秋月荘四郎のセリフに出てくる言葉なのです。
芸熱心の橋蔵さま、さっそくこの言葉を教えてもらったと聞けばなるほどと感心。
「転び」とは台の上で、「じんばい」とは直に土の上で、「ばさ」は掛合い漫才式にして客をつりこむ、といういかさま博打の方法だそうです。この撮影時期すっかりばくち打ち気取りになった橋蔵さま、セット待ちのひととき、「おう、ころびで一丁いこうや」とかなんとか共演者たちを煙にまいて脅かしていたとか・・ちょっとした博打の先生格で・・人呼んで《ペテン師橋蔵くん》
それは、ちょっと聞こえが悪いですよね・・・橋蔵さま。

明日12日からは「七つの誓い新諸国物語」3部作が放送になります。カラーも少しは綺麗になっているように思えます。
あの当時は、東映時代劇は若手スターでの少年少女にラジオ放送で人気があった番組を映画化が目立ちました。今の子供達が見たら、笑っちゃいますでしょう。
私が時代劇に目覚めたのは、少年少女向け時代劇ではないので、当時この類いの映画は年齢的にも見ていません。

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✱久しぶりに見た「代官所破り」✱ #2018.7.9

「天保遊侠伝 代官所破り」リアルタイムで、よそみせず画面に向かって見ていました。この作品久しぶりに見たような気がします。
笹川の繁蔵と平手造酒と飯岡一家とのストーリーは有名ですから、どこに重点をおいて脚本を如何に面白くもっていくかということになるのでしょう。
橋蔵さまの繁蔵は年齢的にはあっていますが、東映の任侠オールスターものでの繁蔵像が強くあるため、見る人にとっては少し物足りないところがあったのではと思います。
百姓を守るために代官を許してはおけないという繁蔵と子分達、平手を見捨ててはおけない繁蔵。
途中までは、橋蔵さまの憂いある表情をこれでもかと見せておいて繁蔵としての辛さを見せ、ほとぼりが冷めたころ旅から帰って来た時は、一回り大きくなった任侠笹川の繁蔵を見せている。
全般的には明るさが何処にもない作品で、場面の変化というものもないので見ていて面白味はありません。
立回りも、集団的に描いているため、繁蔵親分も子分達も同じようなもので、橋蔵さまの殺陣の素晴らしさはないため、ピリッとしたところはありません。

このように書いていくと、橋蔵さまのいいところはどこにあるの・・と言いたくなりますね。
先代親分の墓前で代官所襲撃を決心するところ。自分ひとりの命が百姓や子分達を救えるのならと言い切って見せるところ。平手の死をお竜に伝え遺骨を江戸までと頼み、「これで思い残すことはない」とお竜に見せる表情。と箇所箇所にありますよ。
でも、私が橋蔵さまの繁蔵の好きな箇所は
襲名披露の席で、政吉を紹介し、政吉が挨拶をしている時に、優しく見守っている表情と紋付きの前を少しはだけた着方をしているのがよいですね。 (画像上段)
政吉が飯岡の名代で持って来た祝い金の披露で、政吉が繁蔵の思いやりに「兄貴」と小さく言った時の優しくみる表情、いい顔です。 (画像下段右)
そして、江戸へ足を速めて行くラストです。 (画像下段左)
映画館で見ていたら、スクリーンから橋蔵さまが消えても、直ぐには立ち上がれなかったと思います。あの最後があるからこの作品は良い。

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