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今年2回葬式行ったわ

 不幸でしか親戚と会わないの草。まあ、これが現代のトレンドだろうけど。


>まゆとユキの射程
 それを以てしてもガオウ様を孤独にさせるわけにはいかない、と振り払う敵側の論理も一貫していますね。去年のラスボスはゲス野郎でしたが、今作は人格者であろうと思われるのでそこの対比も面白そう。性格的にガオウはエルレインに近い気はします。


>私がFラン大生に1億円の資産運用を任せた時の話【5/6】



 今年の年末長編。コメント欄に自称B君いっぱい湧いてて草。
 『令和元年の人生ゲーム』とは逆に意識ない系集団の物語として見ると対比的。以前読んだ『先生、どうか皆の前でほめないで下さい』で述べられていた「大人の庇護下で活動する大学生」を煮詰めた感じで、リアリティがある。
 といって「最近の大学生は~」とおっさん風吹かすほどでもない。というのも、元々この話のように舞台をお膳立てして、先輩後輩のような序列や組織的慣例・前例がない状況で人を集めても烏合の衆にしかならないし、営利でもなければボランティアでもないフワッとした目的では責任感がより希薄になるだろうとは思う。
 特に投資のようなそれなりの知識が要るものであれば、誰か1人詳しい人が居ればもうその人に任せっきりになるでしょ。誰もいなければあとは貧乏くじを引くだけ。そばかうどんかみたいなバカでも話に加われるような議題でなければ活発なディスカッションにはならないと思うな。規律がない。経験がない。知識がない。先導する人(明確な目的や指針)がいなければこんなもんでしょという。
 社会人でも居る? そういう人は人生でそのツケを払うからいいでしょ。


>ダイニングテーブル&ベンチ
 確かに足元が寒いw 電気マット買ったので不自由なく使えています。


>アミメアリ
 前に別の研究者が言っていた「普段は働かないけど緊急事態になると働き出す個体」とは違って本当に働かないのねw
 個体の生存戦略としては間違ってないような気もするなぁ。遺伝子管理センター(ソシャゲでいう運営。神)が存在するわけじゃないから、突然変異でそういう行動特性を持つ個体が生まれて、そのまま存続しているって解釈でもいいような。


>MFゴースト
 この作品のヒロインは緒方さん(外見はおっさんの20代)。これに異議を唱える人はいない。
 おっさんが登場しているシーンは全部面白いのに、女の子が絡むシーンは全部つまらない稀有な作品。

編集・削除(編集済: 2024年12月27日 22:38)

クリスマスパーティー(参加費後払い)

 独りだった頃を覚えていないこむぎとは対照的に、独りだった頃がある意味での原点となっていた感じですね、ユキは。
 世界への安心感と世界への警戒感というか…こむぎのネガを担った結果、随分面倒臭い娘になっちゃいましたけど。(苦笑)

>大福の刺繍
 …犬に見える…(ぉ
 いろはのスキル的にお察しなのは分かってましたが、拙さの方向性に彼女の普段の世界観が表れていて良い崩し方だったな、と。

>恋愛脳のまゆの更に一つ上を行く共感振り
 成る程。正に編み物回での二人の対比ですね。
 まゆでは「好きな人の為なら何をしても良いのか?」を問えないし答えられない、と。
 でも、そうなるとあの時のユキからまたしても「自分を棚に上げてる」感が出てしまうのが…wユキらしいっちゃらしいですけどねww


>大抵の人は大抵のことに興味がない
 後、言う程自分の意見って最初からはっきりある訳じゃないと思うんですよね。
 漠然としたものを言語化したり論理化したりしていく内に、偏向して乖離していくのだと思います。
 結果、利害が一致した(という錯覚を含む)と思い込んで、流行や洗脳が発生するのでしょうね。


>働かない蟻に意味は無い。
 アミメアリという、日本ではよく見掛けるけど実はマイナーな蟻が居るそうで。
 何処がマイナーかというと、女王蟻が居ないんだそうな。アミメアリみんなが単為生殖で産卵する時期がある。
 そんな蟻にも働かない蟻が居るらしいのですが、この働かない蟻は遺伝子レベルでのガチニート。
 産卵に特化しているともいえるので、働かない癖に増え易い。結果、巣から働ける蟻が居なくなって壊滅するとか何とか。
https://academist-cf.com/journal/?p=2425

 個人的に思ったのが「托卵」で、これもうアミメアリに寄生している別の蟻で良くね?って思いました。(実際、巣が壊滅すると別の巣に引っ越すらしい。)
 後は、労働能力と生殖能力はトレードオフの関係なのかも知れないな…と。


>こんなことが言える大人になりたかった
 ゆーて人生何が起こるか分からんもんね…
 自分も強迫性からプリキュア2周目に2時間前後時間が掛かるのを、このサイトに来る前から今日まで持続する事になるとは思わんかった…(苦笑)
 強迫性と言いつつ持続できてるのなら、これは精神疾患によるものなのかどうなのか…これに限らず何事もタイパが悪いから、時間が掛かるのは性分だとも言える気はしますが。


>富野作品
>あの人の作品は日本語が頭に入ってこない
 それはそうwそれ故か、ファンの中でも周回前提みたいに話す人は結構見掛けます。
 ただ、自分の場合は富野作品に限った話じゃないので(苦笑)。大体の作品が頭に入って来なくて四苦八苦してますw(それを病気の所為にするまでがワンセット。)

>「黒子に徹している」表現者の方が好み
 これも概ね同意ですねw
 だから富野監督のインタビューとかを積極的に観る気は起きないし、観ても全面的に言ってる事を支持する気になった事も無いです。
 ただ、それぞれの監督は偶々人物が濃過ぎた故に、商品にされてるだけだと思います。黒子でいられるならいたいとみんな思ってるんじゃないですかね?
 そこを突くのは流石に可哀相だと思います…

 後は…最近の男児向け番組がみんな不甲斐無いから他に語るものが無くて語ってるってのもあるw


>ラブライブ
 …やはり11人のメインキャラを捌き切るのは難しかったか…キャラ格差が酷くて残念だったな…と。
 いや個人的な推しのちぃちゃんが、(何なら一番)活躍してくれたのは嬉しかったけどさ…
 今までのシリーズでやれなかった事をやってたのは、評価したいのですが…結果、普通の部活ものになってしまった気もするのが何とも。(苦)

>戦国妖狐
 迅火が一番得した様に見えるの、何か釈然としないwww
 さておき、求道者のなりそこないとしては共感できる点や学べる点が多々ありましたが、それが面白さに繋がってるかというと…(苦笑)
 禅問答的な要素もそうですが、説法をエンタメにしようとしても説教臭くしかならないのかも知れません。
 取り敢えず、毎日ヤな事あるけれど、それを頓知にして「遊ぶ」所から見習いたいと思いました。
 道錬くらいすっきりした大人になりたかったわw

編集・削除(未編集)

冬期講習会中なので読書感想文はカット

 年末年始を見越して目ぼしい本は取り揃えたので、読んで面白ければまた追い追いプレゼンしますね。


>今週のツンデレ猫

 ユキの「雪」に纏わる思い出が、孤独という「冷たく閉じた冷たい世界」から大事な仲間が居る「開かれた温かい世界」へと上書きされていく過程がしっかり描かれた良回でした。ザクロへの声掛けにしても、恋愛脳のまゆの更に一つ上を行く共感振りを示していましたし、副主人公の面目躍如と言ったところでしょうか。

>最初にインプットされた情報に引きずられやすい
>偶然その情報が先に入っただけなのに、あたかもそれが定説と思い込んで堅持しちゃう

 これがあるから、自分が全く知らない分野の書籍を読む場合は、Amazonや読書メーターなど複数の書評から「まともな入門書」なのか「玄人向けの(やや癖のある)専門書」なのか「読むに値しない陰謀論」なのかを大まかにチェックする習慣が付いていますね。

 それに関連して思い出すのは私が小学生の頃、エホバの証人(ものみの塔)が毎週日曜日ごとに自宅を訪問して来て「聖書に関する勉強会」を開いていたことですね(当時私の地元周辺では「エホバ」の認知度が低く、一種の情操教育程度に捉えていたらしく両親とも黙認していた)。「誕生日を祝うのは悪」とか「東方の三博士を救い主イエスの下へと導いた星を輝かせたのは悪魔に違いない」とか、彼ら独自の聖書解釈を色々聞かされましたっけ(日曜日に遊べないのが嫌だと駄々をこねて確か半年ぐらいで辞めた)。後に「この道」に入ることが無かったら、今でもそれらの、少なくとも聖書には明言されていないトンデモ解釈を鵜呑みにしていたままだったかもしれないですね。


>どうせ論文って検証しないんでしょ?

 ハハハ、確かに。『Science Fictions あなたが知らない科学の真実』でも指摘されていた通りですね。書名は忘れましたが、過去に御大にプレゼン頂いた科学本でも、同じ著者なのに出版年によって主張が真逆になっていた例もあったと記憶しています…まぁそもそも御大のご指摘の通り「大抵の人は大抵のことに興味が無い」のですから、いちいち拘らない方が精神衛生上好ましいかもしれないのかなぁとは思いますね(それでも私は拘る派ですw)。


>自分の給料を誰が出しているのか考えられるかどうか

 全員ではありませんが、そういえば過去の公立学校からの「転職組」の中には、「給料とは毎月毎月決まった額が天から降って来るもの」だと考える癖がどうしても抜けない方もおいででしたね。その場合いずれ経営者の逆鱗に触れて退職を余儀なくされてしまう訳ですが。


>富野作品への辛口評価
 
 あ、私だけじゃなかったのか。ちょっと安心しましたw。

 まぁ富野氏だけじゃなく近年の宮崎駿作品とか庵野作品にも当て嵌まるんですが、作品そのものよりもクリエイターの言動の方に注目が集まっているように思えて、正直観ようという気持ちが削がれてしまうんですよね(苦笑)。どちらかというと私は「黒子に徹している」表現者の方が好みですわ。


>ちなみに日本はどちらも国籍がなくても住んでいれば日本人と同じサービスが受けられます

 今『流出する日本人』を拾い読みしていますが、「3カ月以上滞在して住民登録をした外国人に国民健康保険への加入を義務づけ(p.149)」ていたり、「児童手当や保育料の補助や(何とコロナ給付金まで)、日本では住民登録している外国人全員が給付対象となる(p.149~150)」とは知りませんでした。永住権の更新も諸外国に比べてハードルが低いんですね。数年前の「ウィシュマさん事件(現在も係争中)」のイメージから、本邦はもっと「外国人にトコトン厳しい」国かと思っていましたので正直意外でした。まぁ御大のご指摘の通り、確かに日本語の習得そのものが最大のハードルなのかもしれないですね(あと付け加えるなら近年の円安傾向かw)…という訳で、著者にはその辺りをメインで取り上げた続編『流入する外国人』を希望します(笑)。

編集・削除(編集済: 2024年12月23日 17:30)

「大概の問題は、コーヒー一杯飲んでいる間に心の中で解決するものだ。あとはそれを実行出来るかどうかだ」

 俺もこんなことが言える大人になりたかった(渋みが圧倒的に足りない)。


>それって貴方の感想ですよね?
 昔から意見の違う人を説得するのは限りなく難しいと言われてるし、リベラルな人がリベラル思考に凝り固まるのも珍しくないからね。前に話題にしたように、最初にインプットされた情報に引きずられやすいってのもある。偶然その情報が先に入っただけなのに、あたかもそれが定説と思い込んで堅持しちゃうとか。敵意帰属バイアス(自分が攻撃されていると思い込み話を聞かない)とかも思い込みが先行しやすい例だね。
 まあ、この辺はそれこそその人の理性(志向)じゃないかな。「自分の人生に関係ないし、それで年収が上がるわけでも下がるわけでもないのだから」と心理的な車間距離をどれだけ取れるか。大抵こじれる要因は不必要に自分と結びつけるからなんだよね。

 あとは知識やパターンのストック。
 例えば「○○という危険物質が発見されました」的報道あるじゃん。最近だと水道水にPFASが含まれてるとか。これ、テキトーに検索すると1950年代には含まれてたって記述が出てくるんだけど、70年以上前からあるなら「ふ~ん」ってなる。毒の有無ではなく致死量で見るべきってやつ。ダイオキシン然り放射能然り。
 そういう、仕組みのパターンをストックして引き出せるようにしておけばある程度耐性はできる。

 さらに言えばこの「感情は理性に先行する論」自体も、現在はそういう風に思われている、そう研究者が言い張っている……で流してもいいし。どうせ論文って検証しないんでしょ?w

 ……というようなことをしなくても、大抵の人は大抵のことに興味がないし、どうでもいいし、テキトーに流してるからナアナアで済むんだけどね。数年前あれだけマスクマスク言ってたけど、今やってる奴の方が少数派でしょ? 相変わらず衛生観念とか怪しいしさ。そんなもんよ。この視点で言えば、普通の人はよぽどそのネタに執着しない限りはこだわらないんだよ。だから理屈もテキトーにくっつけられる。


>教師の転職組は使えない
 手癖もあるだろうけど、自分の給料を誰が出しているのか考えられるかどうかってのもあるね。


>富野監督の作は何か肌に合わない
 あの人の作品は日本語が頭に入ってこない。ロボットの動かし方上手いな~、って眺めてる。

編集・削除(未編集)

供養色々

 ガオウ(昴?)は滅んだ狼達の怒りを掻き集めて、怒りを発散させる事で供養としようとしているのかも知れない…と思いました。
 動物が傷付いてしまうのも、供養の一環である(それ程に狼達の怒りが強い)という言い訳が一応できると思いますし。
 …ただ、そうなるとプリキュアとガオウの利害が一致してしまうのが問題かも。
 いっその事、最終決戦は無しにして、怒れる狼の亡霊の大群とひたすら遊び倒す…なんてオチでも良いのかも?(笑)

>座敷わらし感
>それっぽいキャラが出て来る創作物
 「うさぎドロップ」の主人公のりんちゃんとか?
 養育者の大吉さんが、彼女を養子にするか相談した時に「今のままで良い。大吉は大吉のままで良い。」ってりんちゃんに言われまして。
 その言葉に思わず涙ぐんだ大吉を、りんが抱き締めながら「泣いた時はこうするんだよね。」って頭を撫でるシーンがありましたね。
 大吉「時々…俺がりんを育てているのか、りんが俺を育てているのか、分からなくなる時がある…」

 それにしても、どう足掻いても動物のパーソナリティは人間の都合で決定される…とはいえ、こむぎは随分振り切れたキャラになりましたね。
 死生観についても、「友達って悲しいや苦しいもある」の中に包括されましたし、考え出すとキリが無い事に対する思い切りの良さに驚かされました。


>日本はどちらも国籍がなくても住んでいれば日本人と同じサービスが受けられます
 SNSで稀によく「何で日本人が外国人まで養わなきゃいけねーんだ!!」って愚痴を見かけますが、成る程ちょっと納得してしまいますね。(苦笑)


>感情で決めたことを理性が後付している
 自分自身含めて「人間ってそういうとこあるよね」って思ってましたが(直近だと僕のジークアクスの第一印象とか)、ちゃんとした研究まであるとは知りませんでした。
 研究レベルまで突き詰めて考えられたものを見ると、また新しい見方が得られて新鮮でしたね。
 とはいえ、うp主個人の主張に対しては幾らでもツッコめてしまえそうに思えますが…(それこそ啓蒙する、されるの問題とか。)
 そんなツッコみに対して「貴方がそう思いたいから、そう言ってるだけですよね?」で二の句が告げなくなってるの、ちょっと狡いですよね。
 あれだ。「それって貴方の感想ですよね?」や「お気持ち表明」と同じ種類の狡さを感じる気がするんですな。


>それ「できない」に分類して良いんだ
>精神科医の本読むと、この思考に陥っている患者さんは多い
 僕含めて「今までできてた事が、罹患した事でできなくなった」と思い込んでる人も多いでしょうから、余計にその思考に陥るのでしょうね。
 「病気でできなくなった」んじゃなくて、「無理してやってたから病気になった」って因果関係なのね。
 思えば僕も、本に憧れはあったけど、実はそんなに読書家って訳でも無かった…RPGの台詞も連打して流してた…
 それはそれとして、活字をちゃんと読んで、理解して、記憶に留められる様にはなりたいんだよなぁ…諦めるしか無いのか…


>キングゲイナー
>知らん内に捕まって脱走して戦ってた
 主人公のゲイナー君の認識もそんな感じなので、初見の感想としてはそれで充分な気もしますねw
 付け加えるなら、ロリ姫誘拐事件を押さえておけば完璧だったww

>富野監督の作品って前々から何か肌に合わない気がして
 まぁ、僕も免疫ができるまでは、観る度に胃もたれ起こしてましたからね(苦笑)。
 それなりに人間が爛れてきた今なら、寧ろ可愛らしく観られる様になりましたけどw
 とはいえ、視聴者への要求が高い作品が正しいのか?については、僕も疑問が解けずにいますので、無理はなさらない方が良いかと思います。

編集・削除(未編集)

トラメ浄化されちゃったかー

 …となるとザクロも年内には退場でしょうかねぇ。こっちはこれまでの経緯的に猫組がメインで関わりそうな気がします。


>座敷わらし感

 それっぽいキャラが出て来る創作物が無いかなと色々思い巡らしてみましたが、残念ながら私の抽斗では思い付けませんでしたw(苦笑)。
 

>紹介頂いた動画

 「感情は理性に先行する」どころか「知識を増すほどに己が抱いている感情について、後付けの理由を思い付き易くなる(言い訳が上手くなる)」ということですか。動画作成者の論に従うなら、勉強すればするほど社会の分断を加速することにしかならない、という話になってしまう気がするんですが、それはそれで啓蒙の意義の全否定と言うか、それこそ直観に反する極論のようには思いますけれど(苦笑)。

 まーでも長年乱読多読を続けていると、自説を補強するための言い訳は確かに上手くなってきたようには思いますね(良く言えば老練、悪く言えば頑固ジジイw)。


>初めて知った

 あ、そうなんだ。一般的には割と知られてないのかもですね。極端な話、顧客(生徒)が0名でも職業として名乗れてしまうのが「塾講師」ですから。

 因みに「学校(特に公立校)で教師をやっていたけれど辞職あるいは定年退職して塾業界に流れてきた人」は、これまでの私の経験上高確率で使い物になりません。その一番の理由は「塾は顧客満足度が下がると(要するに授業が下手クソだと)生徒は直ちに辞める」ということを心底理解せず、学校時代同然の退屈極まりない授業をするからですね(毒)。特に低学年対象であれば多少知識が怪しくても、歯切れよく喋る元気いっぱいの大学生の方が100倍マシですわ。


>2200円は高い

 確かに高いw(苦笑)。年明けから半年ほどの間は、折角御大に新刊書をプレゼン頂いても世評が余程高くない限り、購入してまでは読まないと思います。


>今週の読書
 
 ●安部公房『第四間氷期』1959講談社
 https://amzn.asia/d/8xM8dXm

  今年(と言ってももう終わりかけていますが)生誕100年ということらしく、先日書店で矢鱈と文庫本が平積みされていたこともあって読んでみました。

◆◆◆

 真の未来は、おそらく、その価値判断をこえた、断絶の向うに、「もの」のように現われるのだと思う。たとえば室町時代の人間が、とつぜん生きかえって今日を見た場合、彼は現代を地獄だと思うだろうか、極楽だと思うだろうか? どう思おうと、はっきりしていることは、彼にはもはやどんな判断の資格も欠けているということだ。この場合、判断し裁いているのは、彼ではなくて、むしろこの現在なのである。…… おそらく、残酷な未来、というものがあるのではない。未来は、それが未来だということで、すでに本来的に残酷なのである。その残酷さの責任は、未来にあるのではなく、むしろ断絶を肯じようとしない現在の側にあるのだろう。……
(あとがき より)

◆◆◆
(昔の作品だしネタバレしても構いませんよね?)

 “主人公(勝見博士)が開発した「予言機械(電子計算機)」が告げる「来たるべき未来」― それは地殻変動による海面上昇のため住むべき場所を失った現ホモ・サピエンスの絶滅という衝撃的事実だった。しかし博士に先行してソ連で開発された「予言機械」も同様の未来を予想していたため、海中での生活に適応した「鰓を持つ新人類(水棲人類)」を生み出す研究が、8年も前から既に国策として秘密裏に進行していたのだった。その事実を知らされた博士はしかし「来たるべき未来」を頑として受け入れようとせず、それどころかこの研究を葬るべく世間に公表しようと試みたため、「予言機械が造り出した“自分(博士の分身)”」によって弾劾・監禁され、遂には死刑を宣告されることとなる。”

 今となっては流石に疑似科学的な細部の描写は古びているとしても、太平洋戦争が終結して高々15年弱、AIは勿論のことスパコンも遺伝子組換え技術も影も形も無かった時代に、どうしたらこんなスケールの大きい重厚な物語を思い付くことが出来るのかと驚愕しながら読了しました。間違いなく小松左京『日本沈没』(1973発表)は、本作からインスピレーションを得ていると思いますね。

 あと以下の作中での主人公の独白がまるで現代社会の混迷ぶりを見通しているかのようで、読んでいて正直どきりとしました。

◆◆◆

 予言機械をもつことで、世界はますます連続的に、ちょうど鉱物の結晶のように静かで透明なものになると思いこんでいたのに、それはどうやら私の愚かさであったらしい。知るという言葉の正しい意味は、秩序や法則を見ることなどではなしに、むしろ混沌を見ることだったのだろうか……?(本書 p.162-3) 

◆◆◆

>キングゲイナー

 単なる食わず嫌いだろうと思うんですけれど、富野監督の作品って前々から何か肌に合わない気がして、どうも観る気になれんのです、スミマセン(苦笑)。

編集・削除(未編集)

とりあえず1話テキトーに流してたら知らん内に捕まって脱走して戦ってた>キングゲイナー

>こむぎの葛藤
 今作は好きを貫く(飼い主を絶対に裏切らない)が堅守されているように思うので、ガオウの憎悪と対比になるのかなと思います。ユキと違って好きであることに矛盾や葛藤を抱かないように作っている節がありますね。


>感情は理性に先行する



 最近の脳科学系の本では「感情は理性に先行する(感情で決めたことを理性が後付している)」論が主流になっている印象。動画で紹介されている実験はこの手のやつでよく出てきますね(例によってそれが真実なのかはしらんけど)。


>西川と昭和西川は別
 あ~言われて思い出したw 余計な手間をかけさせてしまいましたね。普段区別してないから「忘れる→思い出す→」を繰り返すメーカーだわ。


>それ「できない」に分類して良いんだ
 精神科医の本読むと、この思考に陥っている患者さんは多いですね。そもそも「できる」んだったら病院に来てないし、もっとハッピーな人生やれてるだろっていう。認識水準のハードルが下がりすぎてたり、思考のキャパが少なくなって疑問を持ちにくいんだろうと思いますが。


>塾の講師は教員免許不要
 あ、そうなの? 初めて知った。てっきり教師の転職組か公務員なんてガラじゃねぇ!って人がやるもんだと思ってました。


>辛口『あらゆることは今起こる』
 「お前の態度が気に入らねぇ!」って話だから私の感想は割り引いてもらっていいけど、それはそれとして2200円は高いね。エッセイ系は愚痴日記の様相を帯びるんだよねぇ。周囲に感謝しきりの『帝国ホテル厨房物語 私の履歴書』を読んだ後だと尚更落差が激しい。


>ビビッドカラーなシン・ガンダム
 この手のカラーリングとデザインのロボットって売れたことあったかなぁ。
 新規IPで制作費を引っ張ってこれないからガンダム×スタジオカラーのコラボで予算つけたのかな~という大人の事情を勘ぐってしまうw

編集・削除(編集済: 2024年12月13日 18:39)

や…やりやがったな…!!

 まさかの恐竜登場に、人と動物の寿命の違いの話まで…もう今回は「やりやがった!」の連続でした。
 特にフクちゃんは、初登場からオムツをしていたので「この子はそろそろなんだろうな〜」と思いつつ、こむぎは人間にもなれるから寿命の話は有耶無耶にするしかないだろうな…と現実逃避していたのでショックが大きかったです。

>久しぶりにいろはにお鉢が回ってきました
>すっかり終わったものだと思ったわ
 同じく(苦笑)。今回がいろは回だとは思いませんでした。
 自分が産まれる前から生きてた存在って、ずっとそのままのイメージを持ちがちだと思うので、いろはにとっては完全な不意打ちだったのでしょうね。
 こむぎやユキがまだ控えているとはいえ、今回の話で「去る者」と「残される者」がクローズアップされる事は確実なのでしょう。
 そうなると狼組の見え方もまた更新されますね。何故、絶滅した筈の狼が三匹残っているのか?超常的な力で封印されていた可能性も考えてましたが、恐らく亡霊と見るのが自然かと。
 では狼組の中で「残された者」は誰なのか?再び、昴がガオウになってる可能性もあり得るのかもな…と。(人間の寿命でも現代まで届かんだろ、というのは置いといて…)

>最近甘えん坊さん
 人間にもそういう人居るみたいですね。
 恩師の旦那さんが自宅で最期を待つ日々の中、独りになる事を寂しがる様になったと伺った事を思い出しました。

>虹の橋
 お別れの後、虹が架かっていましたが、あれは単に雨の後だからというのではないと思われます。(↓)
https://fukufukuyama.com/?mode=f14&srsltid=AfmBOorC0BlqUvOHbiXElUtnO94Vq_BZhemeWhj4y5XMS8ce1OQFgOVB
 「虹の橋」の噂は小耳に挟んだ事はありましたが、そういう詩があるんですねぇ…


>長期間持続できないならそれは「やればできると思い込んでいるだけ」
 あ〜…それ「できない」に分類して良いんだ…その発想は無かった。(苦笑)
 基本「下手の横好き」で生きてるから、確かに「できない事を見極める」要領の良さってのは備わってないかも知れないです。

>言い訳の仕方は大体決まっている。そこはみんな上手い。
 逃げ道作らないと病みますからねw僕も病気と親の所為にする事で、何とか今の体調を維持してますし。でもその間ひたすら歳取っただけなのは、ひとえに自分の意気地の無さとしか言い様が無いですが。(苦)
 …ふむ…「みんな言い訳は上手い」って生存者バイアスっていうヤツなのかも?


>新ガンダム特報

?si=EcjwD8pPydln9Ov2
 第一印象は「オシャレぶってるのを始め、あらゆる要素がダサい。」
 ガンダムのデザインも如何にも健康に悪そうで、「脱法ハーブ使って火遊びしてますウェーイwww」な感じが実にダサい。サイバーパンクオマージュのつもりなのか?
 難民のヒロイン出して社会派気取っているのもまたダサい。この排他的な日本で普通の子供が難民の子供と友達になる確率とか無いに等しいだろうに、一体誰に向けて何を伝える為にそのキャラが居るのか?

>オーバーマン キングゲイナー
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 という訳で、ガンダムシリーズ原作者の熱血アニメがYouTubeで配信中。
 どうせ13話くらいで長期間中断されるだろうから紹介しないでおこうと思ったけど、頭に来たのでプレゼンします。
 ハードボイルドなおっs…お兄さんと、引き篭もりのもやしっ子をダブル主人公に据えたスケール大きめの逃亡劇。
 1話から専門用語を連打して来るし、マクロな設定はかなり分かり難いんですが、コミカルなキャラがわちゃわちゃしてるのを観るだけでも楽しい一品。
 分からない事は、分からない事そのものを楽しむ気概で乗り越えましょうw(ぉ

>ラブライブ
 …まゆが突然歌い出す様な娘じゃなくて良かった…w

編集・削除(編集済: 2024年12月11日 01:00)

西川と昭和西川って別会社なのかw

>値段も高いので直接確かめたい場合は「じぶんまくら」もしくは西川直営店を訪ねると良いかと

 ググってみましたが、(昭和)西川直営店は四国には無いみたいですね。「じぶんまくら」の店舗は四国四県全てに展開しているみたいですが、HPを見る限り「ムアツマットレス」は置いてなさそうに見えますね…まぁ、別に急ぐ話では無いので、一度電話で問い合わせをしてみますか。


>軽度知的障害者はIQ70以下で比較的日常行動に支障がない人のことなので境界知能とは分類上は別

 あ、本当だ。専門用語の使い分けは中々難しいですね(苦笑)。


>足りない分を何かで補っているケースは多い

 私の場合、緊急に処理しなければならない案件が二つ同時に起こるとパニクってフリーズしてしまうことが経験上分かっているので、仕事場では極力「締切日が来週の仕事でもなるべく今週中(出来れば今日中)に片付ける」よう心掛けて、例えば「保護者からのクレーム対応」といった「突発的な事態」に対応するだけの精神的余地を常時確保するよう普段から努めてはいますね。


>『あらゆることは今起こる』

 やっぱり最寄りの図書館では貸出し待ち(笑)。まぁでも御大の辛口コメントからすると無理して読むまでも無い本なのかなと思いますね。

 因みに今年の年末から改修工事のため利用が制限されるそうで、比較的近年に出版された開架所蔵の本は半年ぐらい借りられないみたいです…うーん、私のような活字中毒者には大ダメージですね…どうすっかなぁ、マジでw(苦笑)。


>普通は葛藤展開が入るんですがそこはいろはが身代わりになっているのか本人がほぼ無傷というこれまた珍しい展開

 人間のいろはが主人公なら、将来必ず訪れるであろう「こむぎとの死別」の予行演習回ということになるのかもしれませんが、今シリーズはペットの方が主役ですからねぇ。今回冒頭で悟からレクチャーを受けたとは言え、「いろはと一緒にお婆ちゃんになるんだワン!」と映画で高らかに宣言していたこむぎだけに、人間と犬との生物学的寿命が異なるという“現実”を心底理解したようには見えませんでした(メンタル的には小学校低学年程度でしょうからある意味当たり前ではあるのですが)…今後もこむぎ視点からの「お別れ」を巡る葛藤は描かれないような気がしますね。


>「褒めて伸ばす教育」を「苦手なことから目を逸らして先送りにする教育」と苦言を呈しているのが興味深かった

 生徒の成績を上げるためだったら私は状況次第で賞賛もこき下ろしも両方やりますね(特に低学年の場合)。「子供の成績up=スポンサー(保護者)満足度up」に他なりませんから、いちいち子どものヤル気だの自尊心だのに配慮したりはしません(その代わりスポンサーとしっかり情報共有して、こちらの味方に付けないとダメですが)。そういう意味では塾講師なんて、いわゆる「教育者」とは全く縁遠い存在なんですよね。個人差はあるでしょうが、少なくとも私は自分の事を教育者だと思ったことはありません(教員免許も持ってませんし)。


>今週の読書
 ●『朽ちていった命 ― 被曝治療83日間の記録 ―』NHK「東海村臨界事故」取材班 新潮文庫2006
   https://amzn.asia/d/dRDlTzd

 防護服無しで、いわば「剥き出しの原子炉」に曝された人間が、当時の最先端医学を尽くした懸命な治療も空しく最期を迎えるまでのドキュメントです。被曝により「染色体がばらばらに破壊された」骨髄から「今後新しい細胞が作られない」ということが何を意味するのか ― まさにタイトル通り「命が朽ちていった」と形容するしかない壮絶な闘病生活の、事故から四半世紀を経てなお生々しい記述に何度も胸が苦しくなりました。

◆◆◆

 「病気が起きて、状況が徐々に悪くなっていくのではないんですね。放射線被曝の場合、たった零コンマ何秒かの瞬間に、すべての臓器が運命づけられる。ふつうの病気のように血液とか肺とかそれぞれの検査値だけが異常になるのではなく、全身すべての臓器の検査値が刻々と悪化の一途をたどり、ダメージを受けていくんです」(本書 p.57より)
――
 山口[医療チームの新人研修医]は、自分のやっていることが実際にだれの幸せや喜びにつながっているのかが、わからなくなっていた。…… 助かる見込みが非常に低いという状況のなかで、日に日に患者の姿が見るも無惨な姿になっていく。その患者の治療に膨大な医薬品や血液などの医療資源が使われていく。しかし、そうしておこなった処置は患者に苦痛を与えているのだ。医療者はこの状況に、この治療に、どこまで関わっていくことが許されるのか、山口はつねに考えていた。(同p.125-6より)

◆◆◆

 ただそれ以後東日本大震災やコロナ禍などを通過してきた我が身からすると、確かに放射線被曝も恐ろしいかもしれませんが、ネットでの風評被害や自粛警察といった「人間の悪意」の方がより身近で、またいつ何時こちらに牙を向けかねないだけに、更に一層恐ろしいもののように感じました。

編集・削除(編集済: 2024年12月10日 00:07)

蟹江さん(ズボンver)

 サービス期間が長くなると同一キャラで部隊編成あるある

>アイドルは怪人を殴って良いのか?
 歌(物理)
 少なくとも歌って浄化するのはマストかな。殴らない路線を模索しているかもしれませんね。


>ムアツ マットレス
 この商品は「じぶんまくら」https://jibunmakura.com/ で購入しました。今は西川とコラボしているみたいですね。値段も高いので直接確かめたい場合は「じぶんまくら」もしくは西川直営店を訪ねると良いかと。表面がトゲトゲしているように見えますが柔らかいし布団カバーをかけるのでほとんど気になりません。


>その辺のステータスが高め
>人に気を使ってると目茶苦茶疲れるんで~長続きしない
 それステータスが高いっていうのか?w 過負荷かけてるだけのような気がするんだけど。長期間持続できないならそれは「やればできると思い込んでいるだけ」じゃない? そういうのって往々にして身体かメンタル壊すイメージあるなぁ。
 私は自分で要領がいいと思ってますが、この要領の良さは「リアル人生ゲーム攻略が上手い」の意味ですね。出来ないことの見極めが早い。最悪の3歩手前で撤退するし、過負荷になってるなら手を抜いてセーブする。「無理をすれば」を前提にした生き方(長期的戦略)は失敗すると思ってるし、あのままサラリーマン続けてもしんどいだけだとわかっていたから自分で逃げ道作ったんだよね(こういうことは息を吸うようにできる)。そういう要領の良さ。


>軽度知的障害者
>ちなみにIQ70~84が該当
 念の為いうと軽度知的障害者はIQ70以下で比較的日常行動に支障がない人のことなので境界知能とは分類上は別ですね。
 IQと一口に言っても測定方法が色々あるのと、項目ごとに差(ワーキングメモリーや処理速度の高低など)があったりするので特定の状況でなければ普通に生活できることも多い。なので本人(周囲)も気づきにくいってのもあるかもしれませんね。言うて私も結構な方向音痴ですが時間にゆとりを持ったり、ナビを使うことでカバーしてますし。足りない分を何かで補っているケースは多いでしょうね。
 ADHDの作家が書いた『あらゆることは今起こる』https://amzn.asia/d/fblOL8T を今読んでいるんですが、この方はワーキングメモリーは大きいけど処理速度が遅くてフリーズしがちだと説明しています。視覚情報を身体運動に結びつけるのが苦手でテレビゲームが苦手とか。時計もデジタル表記が苦手だとか。あとどのくらいの時間があるか?といったことが感覚的にわかりにくいらしい。


>宮口幸治『ケーキの切れない非行少年たち』
 特段目新しいものはないけど「褒めて伸ばす教育」を「苦手なことから目を逸らして先送りにする教育」と苦言を呈しているのが興味深かったですね。
 苦手な教科を強く指導しようとするとどうしてもダメ出しになってしまって、子どもの自尊心を下げる。だから別なことで褒める。その結果苦手なことがいつまでも改善されない。それがその人の人生のボトルネックになるかもしれないのに、という指摘はもっともだと思います。


>六道輪廻脱出ゲーム
 まあ、金持ちの遊びだよね(辛辣)

編集・削除(編集済: 2024年12月05日 10:21)
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