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編集・削除(編集済: 2025年01月02日 01:55)

宇宙の私語」

宇宙に流れる 不思議な音楽
宇宙の私語 不思議な音楽
暗黒 銀河 星々
包み 流れる 不思議な音楽
なぜ 銀河が見える
なぜ 美しい なぜ 愛がある

聞こえるもの
あれは私語
宇宙の私語
何の意味 

消せ 消せ 消せ
ぬぐえ ぬぐえ ぬぐえ
しかし あそこに 何がある

宇宙の私語が 愛だったら
わたしは それを 信じよう
もし それが わたしの 死であれば
わたしは それを 信じて 受け入れよう

宇宙の私語は それで 
存在し続けるであろう

そうだ いい
愛する この世界は
今日も 明日も 存在し続ける

わたしは 泣きはしない

編集・削除(未編集)

★3日連続・年末スペシャル★「囚われの地名」(中)12/28 三浦志郎

三 「ひとつのエピソード」

世界に存在する光と影
人間社会にあり続けるアメとムチ
この捕虜収容所も例外ではない
これは小さな”光とアメ“のはなし

捕虜の一人にベルリンオリンピック長距離走で入賞した者がいた
ルイス・ザンペリーニという将校 元B24爆撃機の乗員
収容所の命令で近隣小学校の運動会で
模範の走りをすることになった
他の捕虜たちも見学を許された
子どもたちはその堂々とした走行姿に感動し
大きな拍手を送ったという
彼に賞品が贈られた
粗末な皿にのった二本のさつまいもだった


あたし 先生に
走ったがいこくのへいたいさんに
おいもをわたすようにいわれた
からだがすっごく大きくてこわかったけど
あたし うんとがんばってわたした
そしたら そのへいたいさん
「アリガ~~ト」って そういってわらってた
だから ちょっとあんしんした
そしたら そのへいたいさん 
あたしのほっぺにいきなり口つけてきたの!
あたし びっくりして 
こわくなって
べそかいてもどった!


高い塀と有刺鉄線に覆われた内側
過酷な尋問と制裁
その外側では
ささやかながらも住民との触れ合いはあった
この落差は一体何であったろう
いくつかのエピソードが
土地の古老によって今も語り継がれているようだ



四 「解放」

ザンペリーニ運動会出場の例のように、ごくまれに訪れる外界との触れ合い。収容所に対して“従順で協力的な”者には江ノ島や鎌倉大仏への遠出も許された。もちろん所員の同行・監視付きだが。行楽と虐待。塀の内側にもアメとムチはあった。そして、この奇妙で悲惨な生活にも終止符が打たれる時がやって来る。


時の使者が彼らに朗報
解放を告げにやって来る

すなわち昭和二十年八月十五日
終戦 日本の降伏
所員と捕虜の
立場も運命も逆転した

一枚の写真がある
咥えタバコに憮然とした表情で出所する元捕虜
昨日までの支配者が深々と頭を下げ謝罪している
気の荒い者はその謝罪の頭を蹴り上げたかもしれない
人間として けっして美しい光景ではない
世界がその浅ましさを見つめる

一枚の写真がある
大船駅構内
元捕虜がタバコを吸いながら電車を待っているようだ
表情は軽やか
電車を乗り継いで厚木に行き
そこから味方輸送機で帰還の途に就くのだろうか
かなりの拷問を受けたエルビン・コゾフィー大尉も無事帰国しただろうか?


この収容所での死者は六名で他所と比べ多くはない。さりとて許されるべきものではないが。ここはひとつの収容所としては、三十名近くの戦争犯罪人を出した。異例である。おそらくこの施設が国際的に無届け、極秘だったのがその原因と思われる。現場の所員が虐待に手を下したのは、もとより罪ではあるが、彼らは上官の命令に従ったに過ぎない。抗命したり手加減すれば罰せられるのは自分たちだ。真に断罪されるべきは、施設を極秘にし虐待を命令した軍上層部であるのは間違いない。「大船収容所事件」。この国が持った不正の意志である。



                                      *厚木……神奈川県中央部に位置する市。
                                           終戦後、マッカーサーが降り立った
                                           土地。


                                                   つづく。

編集・削除(未編集)

焼失或いは喪失  上田一眞

(昭和四十年十二月)

中市(なかいち)の米屋の横に     *1
本家があった
お使いで
本家に行くときは少しだけ緊張したが
楽しみでもあった

  おばあ様 一眞です
  お餅を届けに参りました

   まあ かず〜さんいつもありがとう
   上がって上がって
   お茶を差し上げましょう
   お饅頭もあるのよ

独り暮らしの優しいおばあ様
小顔で和服が似合い
気品がある
出石(いずし)の出身だと聞く  *2

でも 名前を覚えてもらえない
かずまさんでなく
いつも かず〜さん

  おばあ様 かず〜さんはやめて
  かず〜さんって
  物乞いに歩く人のことですよ


今は亡き当主であるおじい様は
元外交官
在ブラジル日本領事館に奉職されていた

この家は宝の山だ
いつ訪れてもワクワク

広い屋敷の二階にあがると
黒ずんだ壁に
黒い大礼服と
ナポレオン風の弓の形をした帽子が
ぞろりと掛けてあった

書架には和洋の
分厚い書籍がずらり並ぶ
壮観だ

陣笠や槍 大脇差しもあった
裃も…
井桁に木瓜の家紋はわが家と同じだ

おばあ様は目を細め 往時の
おじい様との日々を思い出すように
語った

   あの人は
   外国で珍しいものを見つけると
   必ず送ってくれました
   蝶を集める趣味を持っていましたのよ
   標本にして飾っていました
   とても綺麗でした

   かず〜さん
   いつも来てくれてありがとう
   あなたは優しいし
   明石にいる孫に
   雰囲気がとてもよく似ているの
   



(他の親戚にお餅を届けた帰り道)

あっ 鼬が走った
鼠も道に飛び出して来た

    火事だぁ
    火事だぁ!

と叫ぶ声
みるみるうちに火が廻り
本家は
煙と火炎に包まれた

僕は叫んだ

  ああ 大変だ 中に
  おばあ様がいるんだ
  ・・・

乾燥しきった大気に
メラメラと燃え上がる紅蓮の炎

消火はいっこうに捗らない
火が風を呼び
家屋は昼夜燃え続けた  




(それから三年の後)

故郷を後にする 前の日
僕は本家の火災現場に立った
焼け跡は片づけられ
屋敷の姿・形はない

火に巻き込まれ
亡くなったおばあ様
そして
あの宝物もすべて灰になってしまった

おそらく
明治の藩閥政治に繫がっていただろう本家
貴重な遺産が失われた
火事が憎い


焼け跡に
無常の風が吹く

鶺鴒が一羽 昏きところより
ちょこちょこと走り出た

 ピピピ〜ィピッピ
 ピピピ〜ィピッピ

  あれぇ あの顔 あの目
  おばあ様に似てらぁ
  鶺鴒に姿を借りて
  僕に会いに来てくれたんだな

改めて深い喪失感に襲われ
眩暈で
地べたにしゃがみ込んだ
そして 瞑目して囁いた

  さよなら さよなら
  おばあ様 
  一眞もこの地を離れます
  どうぞ安らかに
  お眠り下さい

優しく
慈愛に満ちた貴婦人
忘れ得ぬ人の一人だ




*1 中市 山口県防府市富海の中心地区
*2 出石 兵庫県豊岡市の城下町

編集・削除(編集済: 2024年12月28日 05:14)

あたたかい沈黙  荒木章太郎

風邪をひいた心に
君はそっと暖かい沈黙を注ぐ

ホットハチミツレモンティーの湯気で
曇った瞳が晴れていく

止まらない争いの熱が上がり
悪意ある言葉が飛び交う中で
悪魔のような感染を防ぐために
必要な沈黙

天使たちは間違えたように通り過ぎ
ひとときの微笑みだけを
そっと置いていく

束の間の平和に満たされた時間
これまでは冷や水を浴びせられ
病気にされてきたから

同じ過ちを繰り返してきた
身を守るために
言葉で壁を築いてきたから
愛を受け取る空白がなかった

編集・削除(未編集)

ご案内 三浦志郎

投稿者様へ。

ミウラに構わず、スペース・時間共にいつも通り、投稿されて全く問題ございません。
よろしくお願い致します。

編集・削除(未編集)

★3日連続・年末スペシャル★「囚われの地名」(上) 12/27 三浦志郎

―この歴史を教えてくれた妻の機転と配慮
そしてこの地で生死した外国人のために―。


一 「きっかけ」

戦国期 小田原北条一族の
ゆかりの寺のひとつである

今 私はその寺にいる
龍宝寺という

この寺のもうひとつの歴史

奇妙なもの
日本の寺ながら
外国人の為の卒塔婆がある
供養されている

ここから始まる「詩」物語


妻がパソコンで地元ネットスーパーの記事を探していた。いろいろ見て回るうちに、手許が狂ったのだろう。あらぬ地元記事を引いてしまった。この町に戦時中にあった施設の事である。妻は私が歴史に興味あることを知っているので、その記事を知らせてくれたのだ。「ねえ、こんな記事、出ちゃったんだけど、知ってた?」―こう書かれていた。

「戦時中、神奈川県鎌倉市大船に“秘密”の捕虜収容所があった」

衝撃だった。私はこの地に生まれて今まで七十年近くを過ごして来たが、その事を知ったのは初めてだった。
そして強く思った。 恥ずかしいことだ。こんな風に―。

(自分は何のために、この地に産まれ、今まで生きてきたのだ!?)

私はこの収容所の事を調べた事実で書きたい。余地ある部分のみフィクションを用いよう。それもなるべく大筋を外さず、
“あったかもしれない”ものでありたい。歴史小説の手法を、詩の世界に活かすつもりで―。



二 「虐待」

現在 この地
神奈川県鎌倉市 大船駅西口側
大船観音の背後にあたる地域
少し歩けば もう横浜市
近くには
小田原北条氏が築いた玉縄城祉
そして くだんの龍宝寺
近くに 栄光学園 清泉女学院といった名門校あり
いわば郊外 
歴史地区・文教地区・住宅地区 
そんな土地柄である

           *

(通訳 同席)
B29爆撃機機長・エルビン・コゾフィー大尉……だな?
正直に答えよ
B29一機の爆弾種類と搭載量はいかほどか?
私の認識番号は「11-246-375 BLOOD TYPE A」
そんなことは聞いとらん! 爆弾のことだ!
質問を変えよう 無事でいたいなら吐くことだ
たとえば サイパン島でのB29の標準配備機数は?
私の認識番号は― (以下 何度か同じような問答の繰り返し)
馬鹿者! わしを愚弄するか!
命惜しさに捕虜になりおって 笑止千万 恥を知れ!
ボカッ!(大尉を殴る)
ムム ウウウ……ワタシ…の ニ・ン・シ・キ・……
こいつ しぶといな
おい ムチで打て 独房行きだ 吐くまでメシは与えるな!

軍医殿―
ジョーンズ軍曹ら数名が熱を出していますがー
ヤツらめ 知恵熱か そのうち下がるじゃろ
大丈夫でありますか?
下士官は大した情報は持っとらん
氷嚢でもぶら下げておけ
捕虜はどいつもこいつも図体だけはでかくて頑健じゃ
そのうち熱も下がるじゃろ
心得ました!

おい 炊事人―
捕虜どもが「我々に木の根を食わすのか!」と騒いでおるぞ
ここには肉などないですよ ごぼうは日本伝統の食い物だと言ってやって下さい


俗に「大船捕虜収容所」。対外的な名称は「横須賀海軍警備隊植木分遣隊」
(「植木」とは大船の一地区。住所から取っている)。龍宝寺という寺の向かい側にあった。 昭和十七年四月開設。国際法上、無届けの収容所だった為、秘密とされた。そんな事情が表向きの名称にも表れている。ここは普通の収容所と違い、捕虜から軍事機密を供述させる為の、いわば「“吐かせる”施設」と言ってもいい。二~三か月の拘留が多く、供述後は別の収容所に送られた。黙秘や偽証言をした捕虜への虐待は峻烈だった。加えて食事と医療に怠慢だった為、六名の死者を出した。捕虜収容所と言えど人間生活の場である。
必要最低限のものはあった。大部屋と独房。トイレ・シャワー室・洗濯場・その他バレーボールコートなど。昼間は外で過ごすよう命令された。下士官は防空壕掘りなどの労働、将校は尋問。洗濯や体操・バレーボール・コーラス練習などで過ごした。温暖な地とはいえ、冬は寒かったことだろう。あとは虐待。それは精神面にも及んだ。ささいな事での平手打ちなど日常的に行われた。この施設に関わった多くの日本人が戦後横浜軍事裁判で有罪となった。その中には主任尋問官で判決後、約十二年の刑期を終え著名な戦記作家となった男がいた。軍令部員の彼が捕虜虐待を命じたことはまず間違いない。

                                                    つづく。

編集・削除(編集済: 2024年12月27日 05:25)

仕事納め  温泉郷

緩やかな上り坂の
街灯のない夜道
2本のソヨゴの常緑樹に
冬なのに黄色い大ぶりの花
車のヘッドライトに
華やかに照らされる

まさか?と思って近寄ると
街路樹のイチョウの葉が
降りかかっていたのだった

大小の葉がちょうどいい高さと
間隔でソヨゴの枝に落ち着き
赤い小さな実が喜んでいる

冷たい路面に落ちた葉は
点字ブロックのところだけ
無事 もとの形
周りの葉は踏まれて
形が崩れたり裂けたりで
少し無念そうに
ソヨゴを見上げていた

翌朝には
ソヨゴの花は消えていた
赤い実だけが光って
寂しそうに揺れていた

路面の葉は
道路脇に吹きためられ
道の凹みには
小さな葉のカケラ

隣人に黄色い花を贈って
今年の最後の仕事を終えた

枝に残った葉
風に任せて別れの手を振り
イチョウはしばし冬の眠りに                     

編集・削除(未編集)

ふくらむすふれ  松本福広

あさおきて すぐにかーてんをあける
かーてんから せせらぐように ひかりがふくらむ
ひかりがふくらみ あたたかいあさにみちる
おはよう どあのそとから おかあさんのこえ

あさごはんは すふれぱんけーき
にちようびだけ おかあさんは
あさごはんをいつもより すてきにしてくれる
ふっくらふくらんでいる すふれぱんけーき

めれんげをちょうどいいあんばいで かきまぜないと
できないのだと おかあさんはいう
あつくない ほんのりあたたかい
ふわふわ ぽかぽか
においにつられて ねこのたまがきて にゃおとこえをあげる
わたしにも ちょうだいってことかな?

わたしより すこしおくれて おきてくる おとうさん
きのうは のみすぎた という おとうさん
ぽんぽこした おなかを さすっている
おおきくそだちすぎた ねこのたまみたいだなとおもう
たまはのびをしている このときだけ おなかがめだたない

おかあさんのおなかも だんだんと おおきくなっている
おなかのなかに あかんぼうがいるのだ
それをおしえてもらったときに
このすふれぱんけーきと おなじにおいがしたのを おぼえている
おかあさんのおなかが あたたかくかんじた
ふくらむおなか
ふくらむあさ
ふくらむあたたかさ
わたしのなかにふくらむなにか
たまの おなかを なでる
このときとは ちがうきもち
このきもちのなまえは なんだろう

編集・削除(編集済: 2024年12月27日 06:23)

水無川 渉様 評の御礼です  温泉郷

水無川 渉様  今回もお読みいただきありがとうございました。また、佳作の評をいただき、うれしいです。子どものころには色々な体験をするものですが、それらがどのように人格形成に結びついているのかについて関心を持っておりまして、作品化を試みてみました。もちろん、トラウマとなることも多いとは思いますが、忘れていた記憶がよみがえって、自分の行動を助けてくれるということもよく経験するように感じております。いただいた修正部分のご助言ありがとうございます。早速修正いたしたく存じます。水無川様また評者の先生方にはお世話になりありがとうございました。良いお年をお迎えください。今後ともよろしくご指導をお願いいたします。

編集・削除(未編集)

君ときどき僕  ふわり座

君と僕 二人階段登って転がり落ちた
心の中は解けて大空いっぱいに
シャボン玉飛ばして一つ一つ割れてゆくけど
二人はいつまでも壊れたりしない
だけどまだまだサイン一つじゃ分かり合えないから
織姫と彦星のようにお互いをたった一つの
存在になれる時まで夜空を羽ばたくよ

決して手の届かないくらい遠くにあるものに
手を伸ばす大切さを知ったのは
君を好きになったからだった

君の話を聞いて僕の話をする
そんな些細なことで有頂天になってしまう僕がいた
時に悔しくて悲しいこともある
笑顔ときどき涙 そんなこともあった

君は悲しい話も楽しい事のように話す
そんな君がとても愛おしくて
そして君の話の後に僕の話をする
さり気なく君のことが好きだと思わせるような話を
それって逃げてるかな
でも上手くいくような確かな予感
そして君の番 真っ直ぐに僕の目を見つめて
少し微笑んでいる
今度は僕の番 さり気なく手を握って
ゆっくり歩き出す 君はうつむき加減で
少しだけ照れている
そんなことしているうちに君の家に着いた
家に寄って行ってと君は言った
そして君の部屋に入りベッドに座った
君は 私を抱いて キスをして 抱きしめてと
連続攻撃
僕は深呼吸を一つして君を抱きしめた
今はこれが精一杯

君ときどき僕 二人の関係はそんな感じだ
それは今年初めての雪の日だった

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