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こんにちは、P1kitを購入させていただいたものです。
年度始めで忙しくまだ本格的にセッティングしていないので音質レポートに至っていないのが現状です。
使用法のD1・D2の数値の求め方で判らないことがあるのでご教授ください。
現在メインのSPにスーパースワンを使用し、サブウーハ−にベロダインを使用しています。
サブウーハ−はスワンのユニットと振動板の位置を面合わせした位置にセットしていますが、スワンは後面開放のバックロードホーンです。この場合D1・D2の距離計算はスワンのユニットから、又は後面開放口の位置からのどちらで計算すべきなのでしょうか?。ちなみにリスニングポイントからスワン・ベロダインの振動板までは約1.5〜2メートル、スワンの振動板から後面位置は約40センチくらいだったと思います。又、後面開放のSPと通常の正面向きユニットのサブウーハ−の組み合わせでは位相を反転する必要はありませんか?。こう言った理論はあまり詳しくないので、的外れなことを言ってるのかもしれませんが、アドバイスお願いいたします。

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ねじ式hayayan さん今日は。
横レスさせていただきました。
スーパースワンにスーパーウーハー!!なんと贅沢なシステムではないですか!
素晴らしい音像定位とワイドレンジの実現、素晴らしいですね。村田社長、是非的確なアドバイスを私からもお願い致します。

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ゴウドさんいつぞやのアドバイス効果(クロック)はバッチリでした。又、村田社長へのアドバイス依頼を協力して頂いて、なんだか親戚のおじさんに(失礼)いっしょに頭下げてもらってるみたいで有難うございます(笑)。
<オマケ>
昨夜確認できたこと。
サブウーハ−を鳴らさないでメインスピーカーで聴いてみた。音が鉛色と言うか、沈んで張りが無い。悪すぎる。ハッとしてウーハ−(アンプ内臓)の電源コードを抜いてみた。音の切れが抜群、定位が正確で生々しい、音場も広い、我が家においてはサブウーハ−その他の機器は使用していない時、電源コードを抜いておいたほうが良いみたいです。サブウーハ−の電源オンでの試聴ではソースによって一長一短。P1-kit導入で更に良くなる感触はつかんでいるのでこれから楽しみです。ただ中途半端なセッティングではこのアイテムの魅力が半減してしまいそうですね。挑戦し甲斐のある音の帯域です。

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ねじ式hayayanさん、ゴウドさん初めまして。
社長さん忙しそうなので横レスします。
モアの下にP1-kit(fc=38Hz)+自作SW使ってます。
私もhayayanさんと同じ疑問を持ち、試行錯誤(といってもたった一日ですが)しました。
経験的にFE208(108)と合わせるのがよいと思います。その他の設定では低音がブーミーでこもった感じになりますがFE208(108)と同時間に合わせたときにはこもらずクリアーな低音になります。元々スワン型は中高域の余韻エコーがきれいですがこれが「低音の余韻エコーもこんなに入ってたんだ!」低音の余韻がうまく再生できると音場がまるで広がることを発見しました。
BHの開口部からの低音は周波数レンジがストンと落ちるためSWと帯域がかぶらず有利と思いますが、出てくる低音の位相は滅茶苦茶だと思い。。。。。(爆)ご参考になれば幸いです。ねじ式hayayanさんまた意見交換しましょう。

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KK@kさん、早速のアドバイス有難うございます。
>「低音の余韻エコーもこんなに入ってたんだ!」低音の余韻がうまく再生できると音場がまるで広がることを発見しました。
箱鳴りで演出した低音とばかり思ってスワン自体の低音の質には目をつぶってきましたがそうでもないのですね。(感激)。
> BHの開口部からの低音は周波数レンジがストンと落ちるためSWと帯域がかぶらず有利と思いますが、出てくる低音の位相は滅茶苦茶だと思い。。。。。(爆)
アハハやっぱりそうですかァ。村田社長の言われる直線位相とは程遠いですね。でも後面開放はオーケストラには抜群の効果で音場感が奥に広がるんですよね(もっとも我が家のSPの後ろが後壁まで2メートルもあるせいかも)。
現在サブウーハ−を使用するにあたり後面開放口を2から3センチ開かして吸音材を詰めずに外側から被せています。(この隙間の開け具合でコロコロ音が変わります。全面被うと中高音まで含めて音に生彩感がなくなります)。音のバランスとしてサブウーハ−の低音部をメインに、スワンの低音部を音場感の広がりとしての味付け程度に出しています。これは正攻法ではないでしょうね。(長岡先生ゴメンなさい)。
KK@kさんのアドバイスを参考にスワンの音の出し方を、部屋の音響特性を含めて再検討してみます。
忙しくなってきたのでゆっくり研究してみます。
何かありましたら又アドバイスしてください。今後とも宜しくお付き合いの程を。

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>アハハやっぱりそうですかァ。村田社長の言われる直線位相とは程遠いですね。

たぶんこの辺もあって社長はわざと返答を控えておられるのではないかと
我々はスワン型SPを愛してやまないユーザーですから中傷ではなく、上のコメントはより愛するための見解です。(汗)

>でも後面開放はオーケストラには抜群の効果で音場感が奥に広がるんですよね

超低音って「ほとんど間接音(いろんなところで反射しているので位相は滅茶苦茶のはず)を聞いている」とかいう話を聞いたことありますからこれはこれで良いんではないでしょうか?
おっと。直線位相からどんどん離れてしまうのでこの辺で。。。(汗汗)

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> 超低音って「ほとんど間接音(いろんなところで反射しているので位相は滅茶苦茶のはず)を聞いている」とかいう話を聞いたことありますからこれはこれで良いんではないでしょうか?
気になったので昨夜、後面開口部を被う吸音材を取り除いて聴いてみました。
低域の量感は良いバランスになりました。でも・・・
やっぱり聴感上、位相の問題があるみたいです。音像が定まらないと言うか、不快な何かを感じます。
と言うことは位相の影響を受ける中〜低音域の音が盛大に放出されているのでしょうね。KK@k さんのシステムではいかがですか?
使いこなしの1案として後面開口部を前面開口に(これって普通のバックロードホーンですね)してみることも考えられますね。この場合ホーンロード内の余分な響きを抑えてやらないといやな音も積極的に出てくることが予想されます。その対策を立てた上で、KK@k さんがやられたようにユニットFE208(108)とサブウーハ−を面合わせするのが位相の改良としてはよいのかなァ?。(私のスワンはスロート部を接着加工してあるので出来ませんが・・・それで仕方なく吸音材を被せているわけで トホホ・・・です)。

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>音のバランスとしてサブウーハ−の低音部をメインに、スワンの低音部を音場感の広がりとしての味付け程度に出しています。

開口部からのデタラメ?な位相の低音とP1-kitを通した直線位相サブウーハ−音が混じると合成波はかなり変形した原型を留めないものになるはずです。
サブウーハ−がホーンの音にかぶらないようにするのが基本と思いますがいかがでしょうか?

>音像が定まらないと言うか、不快な何かを感じます。
>KK@kさんのシステムではいかがですか?

我が家の音はP1-kit/サブウーファー導入で益々ピンポイント定位するようになりました。

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> 開口部からのデタラメ?な位相の低音とP1-kitを通した直線位相サブウーハ−音が混じると合成波はかなり変形した原型を留めないものになるはずです。
> サブウーハ−がホーンの音にかぶらないようにするのが基本と思いますがいかがでしょうか?
言われてみれば確かにその通りですね。
そうすると前面開口のアイディアではP1-kit/サブウーファーの実力を損ねてしまいそうです(反省)。
そう言えばP1-kitを繋いだ状態で後面開口部の吸音材の調整はしておりませんでした。P1-kit/サブウーファーを繋いで後面開口部の隙間を吸音材で全て覆って再チャレンジしてみようと思います。
 > 我が家の音はP1-kit/サブウーファー導入で益々ピンポイント定位するようになりました。
我が家のスワン君もますます気持ちよく歌ってくれるような予感が・・・今夜励んで見ます。
<お遊び>
D1・D2の設定を本来の設定値からわざとずらして徐々に最適な設定値にして行くと、その過程で時間軸の正確さが、音にどのように作用して来るのか体験的に良く理解できて面白いですね。

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SALogicの村田です。大変お待たせしました、まだあまり時間が取れないので、簡単に書きます。

皆さんから沢山のご意見が出たように、スワンのBHの動作が?ですから、答えも複数あります。

そしてどの答えが正しいのか、スーパースワンを実測して結論を出すことにします(測定データを掲載する都合で、HPの本文の中にスワンの項目を設けます。

■ スワンのBHがバックロードホーンとして動作しており、FE208(108)より低音のレンジが広い場合。
BHの低音再生限以下の帯域だけをサブウーファーにサポートさせる。

計算条件
● FE208(108)からリスナーまでの距離2m
● ベロダイン振動板からリスナーまでの距離2m
● スワンの振動板からBH開口部までの距離0.4m
● FE208(108)からBH開口部までの音道長1.5m

計算
リスナーからFE208(108)までの距離 A=2m
リスナーからBHのドライバーまでの距離 B=2+0.4+1.5=3.9m

B−A=-1.9m 従ってD1=-1、D2=0.9



■ スワンのBHがバックロードホーンとして動作しておらず、共鳴箱の場合。

1.FE208(108)の低音限界以下にサブウーファーを加える。
● FE208からリスナーまでの距離2m
● ベロダイン振動板からリスナーまでの距離2m
D1=0、D2=0


2.BHの低音限界以下に少し隙間を空けてサブウーファーを加える。
● FE208(108)からリスナーまでの距離2m
● ベロダイン振動板からリスナーまでの距離2m
● スワンの振動板からBH開口部までの距離0.4m
● FE208(108)からBH開口部までの音道長1.5m
BHの位相はきっとぐちゃぐちゃですから、位相整合は不可能でしょう。BHの低音再生限界から0.5オクターブくらい隙間を空けてサブウーファーを補助的に加える。位相は合いませんから聴感で良さそうなところを探してください。

続きと結論はHPの本文で扱います。

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>(測定データを掲載する都合で、HPの本文の中にスワンの項目を設けます。

何とビックリ!臨機応変且つ献身的なサーロジックのこの対応!家電メーカーやショップでは自作BHほとんど相手にされませんから涙が出るほどうれしいです!!!

>途中でギブアップして削除するかもしれません。ご容赦下さい。

社長さんどうか我らがスワン型SPを見捨てないでください。
ブックシェルフ型SPではヒト聴覚が最も敏感な中域で
位相の怪しいアナログネットワークを介し、クロス帯域では異なる初期応答速度のユニットから同一周波数の音が出ますがスワン型SPはこの点において、より直線位相に近いはずなんです。

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> 皆さんから沢山のご意見が出たように、スワンのBHの動作が?ですから、答えも複数あります。
> そしてどの答えが正しいのか、スーパースワンを実測して結論を出すことにします(測定データを掲載する都合で、HPの本文の中にスワンの項目を設けます。

スワン型SPのユーザーとしてこんなに有難いことは御座いません。宜しくお願いします。

> BHの位相はきっとぐちゃぐちゃですから、位相整合は不可能でしょう。BHの低音再生限界から0.5オクターブくらい隙間を空けてサブウーファーを補助的に加える。位相は合いませんから聴感で良さそうなところを探してください。

KK@k さんのご指摘の通りですね。
ところで、BH開口部を完全に塞いで低域部をサブウーハ−に任せた場合多少なりともまともな位相整合が出来るようになるのでしょうか?(スワンの音では無くなってしまうでしょうが)。
> 続きと結論はHPの本文で扱います。
楽しく勉強させていただきます。
> SALogicの村田です。大変お待たせしました、まだあまり時間が取れないので、簡単に書きます。
04/12(Fri) 01:06
深夜までお仕事させてしまった様で恐縮です。お身体御自愛を。

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ホーンからの音は 7ミリセカンド!! ですか?
遅いとは思っていましたがここまで遅いとは、、、
トホホ。。。
一般的ウーファーの35倍以上遅い?

吸音材詰めてフタでもして。。。
そしてP1 kitのfcをめいっぱい上げるか。。。

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スワンの音道2.4m、音速344m/s
FE108からホーン開口部までの到達時間344÷2.4=6.98ミリセカンド!
→HPのデーター「7ミリセカンド!!」に合致。
>■ スワンのBHがバックロードホーンとして動作してお>り、FE208(108)より低音のレンジが広い場合。
に相当します?

140Hz位の音(約クロスの周波数?)の1周期「7ミリセカンド」とすれば、P1 kitでタイムアライメント補正したときと同様、位相がちょうど360度ずれてFE108と同位相にうまく重なるのか?

(あくまでサインウェーブの話ですが。。。)

う〜ん。これなら直線位相なんだけどナー。。。

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SPKから1m地点で測ったF特データの140Hz、280Hzにディップがあります、スワンのBHの長さが140Hzの1波長ズレに相当しますから、BHから放射されるSPK裏側の音は逆位になります。波長が倍の70Hzでは同位相になります。

SPD-P1による一周期遅れで位相を合わせる方式では、位相が合って聞こえるのは計算で合わせたクロスポイントのみです。それ以外の帯域では徐々に位相がズレていきます。従って遮断特性が急峻であることが前提の位相合わせです。

スワンのように直接音とBHで再生帯域がオーバーラップするスピーカーシステムでは、ダブった帯域に位相干渉の櫛型フィルターが発生します(1m地点の測定結果に現われています)。位相干渉があることは無視して、平均音圧で低音を聞かせる考え方です。

従ってP1kitのローパスポイントを120Hzなどの高いポイントに選び、スワンの直接音とBHの音が混ざっている帯域でどちらか一方に位相を合わせると、他方に合わなくなります。

KK@kさんの
> P1-kit(fc=38Hz)+自作SW使ってます。
> 私もhayayanさんと同じ疑問を持ち、試行錯誤(といってもたった一日ですが)しました。
> 経験的にFE208(108)と合わせるのがよいと思います。その他の設定では低音がブーミーでこもった感じになりますがFE208(108)と同時間に合わせたときにはこもらずクリアーな低音になります。

の方式が正しいと思います。
測定データでも40Hz以下が出ていないので、この帯域でクロスさせれば位相干渉も少なくなりますし、P1kitで10Hzまで超低音が出るのは41Hz以下のレンジですから超低音の伸びも良くなります。

スワンの特徴は無指向点音源に近い空間表現からくるボーカルなどの音象の立体表現です、本来立体表現に逆位相成分はご法度ですから、スワンが元々もつ逆位相成分を更に助長するようなサブウーファー帯域の選択は長岡鉄男先生のスワンの設計思想に反します。

部屋によって結果は変わるかもしれませんが、BHの開口部を狭くしたときの聴感上すっきりしたスリムな音象定位の方が、私は長岡鉄男先生の設計思想に近いように思います。

スワンの位置壁から離し空間に置き、動的な位相特性(トランジェント特性)が良いNonNFBのパワーアンプで硬めの音質で鳴らしたとき、スワンの後ろに回ったらボーカリストの顔の裏側が見えるのではないか、と錯覚するような立体的な音象表現がスワンの一番おいしいところだと私は思っています。

360°指向性のスピーカーと共通するスワンの最大のメリットですから、大切にして下さい。
http://www.salogic.com/home.files/solution/salo-proto.htm
http://www.salogic.com/home.files/solution/salo.pdf

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>後面開口部を前面開口に(これって普通のバックロードホーンですね)してみることも考えられますね。

の場合140Hzが同位相ですね?
ちなみに私のは外側開口にしています。が今回のサーロジックの回答を見て開口部をfd=10Hzのバスレフ(息抜き)にしてしまおうかと思い始めてます。

追加質問:P1 kitでタイムアライメント補正しない場合、入力信号の第一振幅目は出力されるのでしょうか?

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ドライバーユニットの裏側から出た音だから元々180度ずれている訳ですね?

開口部のふたを調整して、うまく同位相周波数のホーンレベルが高く出るところ(ホーンからの音が同位相周波数にピークが来る様なところ)を探すべきですね。

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kk@k様、サーロジックの村田です、3つ前の私の説明も分かり難かったので一部修正しました。

140Hzが逆位相、70Hzが正位相はBHの長さで決まる固定値ですから変更はできないのですが、開口部の面積などを調整すると、BHからの出力レベルが変化し、合成周波数特性が変化すると考えれば良いと思います。

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> 部屋によって結果は変わるかもしれませんが、BHの開口部を狭くしたときの聴感上すっきりしたスリムな音象定位の方が、私は長岡鉄男先生の設計思想に近いように思います。
>開口部を板のようなもので塞ぐよりも荒めの紙やすりを山型に折り曲げてSP内のフラッターを抑えつつ出口を狭くするとよりクリアーな音質になるようです(山型の配置と面積でもかなり変化ありです)。締りのない低音からシャープで中高域の張り出したかなりきつめの音になりました。(10時間に及ぶ調整でクリアーで滑らか、漆のような艶と空間がたまらない音に変身(これだからやめられません)。ソニーロリンズがあんなに色気のある音を出していたなんて)
又、開口部を狭く(塞いだ)状態ではSW逆相、開放状態では正相で音がセンター位置に収斂されます。村田社長のコメント<開口部の面積などを調整すると、BHからの出力レベルが変化し、合成周波数特性が変化する>を裏づけるものと思われます。>
スワンの位置壁から離し空間に置き、動的な位相特性(トランジェント特性)が良いNonNFBのパワーアンプで硬めの音質で鳴らしたとき、スワンの後ろに回ったらボーカリストの顔の裏側が見えるのではないか、と錯覚するような立体的な音象表現がスワンの一番おいしいところだと私は思っています。
>そこまでの可能性を秘めているSPなのですね。正直実験結果を見てこの先、可能性がないかなと落ち込んでおりましたがますます愛着が湧いてきました。
そこでスワンのおいしいところをもうひとつ、立体音像と表裏一体のことでしょうが音響空間の見事な広がりがありますよね。これはスワン独特の点音源に近い形態でありながら表面積が以外に大きくSPボックスが空間全体に音を放射している為だと思われます。
低域のレンジに関しては、床面とSPをボルトで連結していますが、これをやったときの音の印象は一見大人しいのにいざという時の低域の太さ・伸びと透明な滑らかさに驚かされました。しっかりした床財をSPの延長バッフルと捉えたとき、空気伝播の音とは別に、物性振動としての体感低域レンジを伸ばすことが出来るような気がいたします。
又、SPの箱・信号コード・床・壁などすべての物性振動はに位相があり(と、思うのですが・・・?)、空気伝播の音の位相とともにチューニングされたとき本物の立体音響が実現されるのではないかと考えています。

> 360°指向性のスピーカーと共通するスワンの最大のメリットですから、大切にして下さい。
村田社長を始め、KK@kさん、ゴウドさん、沢山の実験データ・懇切なアドバイス・励まし感謝いたしております。

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カスタムメイドのチャンデバ。

ううん、なかなか周りの状況をみても、デジタルチャンデハの需要は難しそう。全国で集められればオッケーですが、最近はこのような投稿がちょっと敬遠されているようです。なかなか難しい。ただ、私の知っている人は
(プリアンプさんやその他の方)
のどから手が出るくらいこの製品は欲しいですね。
もしかするとスーパーウーハーより、デモ効果が
出るのでは。
本当は商品を開発して欲しいのですが、村田社長の会社の
状況もわからなくはないです。
カスタムメイドでどのくらいするのか、
教えていただければ幸いです。
ああ、やっぱりマルチやりたいです。

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> カスタムメイドでどのくらいするのか、
> 教えていただければ幸いです。
> ああ、やっぱりマルチやりたいです。

是非、検討お願いしたいです。以前ステサンの記事で
ふう先生のノーチラス専用にアキュフェーズがカスタム
プログラムをデジタルチャンデバで実施したのを読み
ました。これは設定だけですが。
でも興味深かった記憶があります。800Hz2WAY専用でも
ほしい!

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同じようなスレッドがたくさんできてしまったので、各スレッドの大事な部分を抜粋してHPの本文にデジタル・チャネル・デバイダーの項目を設けましょう。まだ議論の余地があるので暫くしてからしてから・・

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その記事何号ですか?
プリアンプさん!!

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> その記事何号ですか?
> プリアンプさん!!

139号の322ページです。

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マルチアンプとバイアンプのメリット・デメリット。

村田社長、教えて下さい。
最近、御社の商品を見て、夢のマルチアンプドライブに
挑戦しようと思っている昨今。
ところで、“マルチアンプ”と“バイアンプ”の
メリット・デメリットを教えて下さい。
また、御社の既存の商品、これからの開発商品も含めて
デメリットの解決法を加味していただけれると
とても希望が持てると思います。
チャンデバが開発が難しいのであれば
既存の商品での音のグレードアップも考えて
いるので・・・

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楽器が発した自然の音は、ルートから倍音までの全ての音域で、位相的に同期して人の耳に届きます。倍音はルートより一瞬遅れて立ちあがるかもしれませんが、共振のタイミングがずれることはありません。その同期した音の直接音と主に一次反射の間接音の時間差が楽器までの距離感や楽器の佇まいを聴覚に与えるのです。

楽器があたかも其処に存在するかのような空間的リアリズムを再生音に期待するのであれば、スピーカーシステムの位相特性はフラットでなければなりません。

少なくともグラフィックイコライザーの位相特性のようにでたらめではいけません。

----マルチアンプの場合----
T.Nさんの「ステレオイメージの再生」にある、
> 私は室内楽、声楽をよく聞きます。--中略-- 今の音は一番前の席で
> 響きがなく、演奏者の声とかは聞こえるのに頭上を通り過ぎたような
> 焦点の合わない音の様に思えます。
> もっと小さな指向性の広いSPを使えばこういった難点> は解消できるでしょうが
> 私としてはホーンで実現したいです。
> 音場の再現性と言う観点からは、20年前のフルレンジ+ツイータの頃が
> 今より格段に良かったと思います。

に述べられているように、苦労せずとも位相特性がそこそこ合っているシングルコーンに比べ、マルチウエイのスピーカーシステムで位相の合った音を作るのは並大抵のことではありません。

特にご自分でスピーカーユニットを選び、カスタムメイドのLCネットワークを使う場合は相当の覚悟が必要です。例えば吸音材や共鳴吸音体などで部屋の残響時間の周波数特性にディップがあると、その音域が聴感的に逆位相に聴こえる点なども加味すると、聴感での位相整合は困難を極めます。まず部屋の特性をギャランティーすることから始めなければなりません。

そのうえ、チャネルデバイダー自身が位相を狂わせる本質的な欠陥をもっているので、そこそこの妥協点を探すむなしい作業のように思います。バイアンプの方がお手軽です。

----バイアンプの場合----
バイアンプではメーカーがギャランティーした位相特性をそのまま利用することができます。LCネットワークですからクロスポイントだけ位相が滑らかに繋がるだけで絶対的なフラットではありませんが、アンプ動作が安定するかもしれないメリットが生まれる可能性があります。しかしパワーアンプを買い足してまでトライする価値があるかと問われれば、私は?と思います。低音も高音も再生音のピークレベルは同じですから、全体域に同じパワーのアンプが必要で、コストもばかになりません。

やはり位相がフラットなデジタルチャネルデバイダーに行き着かざるを得ません。

----続く----

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> やはり位相がフラットなデジタルチャネルデバイダーに
>行き着かざるを得ません。

そうです。是非実現御願いします。

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なるほど。こう理解します。
今までならバイアンプの勝ち。
村田社長が素晴らしいチャンデバを作れば
“圧倒的”マルチの勝ち。
ですね!!!!

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大谷大学の片岡教授のご意見では、デジタル音声のサンプリングクロック(FS)が高くなって音が良くなるはずなのに悪くなっている、デジタルノイズがアナログ回路にノイズとして飛び込むからである、とのご指摘があります。

D/Aを含むアナログ回路のノイズ対策が、音の良いチャンデバを作るノウハウになります。デジタルなのに聴感で決めなければならない厄介な部分です。

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> 大谷大学の片岡教授のご意見では、デジタル音声のサンプリングクロック(FS)が高くなって音が良くなるはずなのに悪くなっている、デジタルノイズがアナログ回路にノイズとして飛び込むからである、とのご指摘があります。

なるほど。問題点が沢山ありそうですね。
そうですよね。時代を変えるほどの素晴らしい
商品。そう簡単にはいかないでしょう。
私は回路はまったくわかりませんので
村田社長を応援するしかないです。
頑張ってください。

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チャンネルデバイダーの要望と知識。

最近、チャンネルデバイダーに
非常に関心があります。
今までのアナログのものでは、まったく関心がなかったのですが、デジタル=サーロジックとなると、話は別。
優秀で安価な商品を開発するために、皆様の知識を
いただければと思います。

宜しくお願い致します。

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はじめまして。このテーマに賛同しましたので、思いつくままに書いてみます。
LCネットワークの問題点:
一般的にスピーカシステムは3ウエイが一番多いと思いますが、ネットワークの設計で
一番悩むのはウーハのハイカットコイルとスコーカ、ツイータのアッテネータだと思います。
実際一番音が劣化するのはこの部品でこれが無い音を聞くとちょっと驚くと思います。
インピーダンス変化の激しい逆起電力まで発生する、電力を電送するラインに
コイル、コンデンサ、抵抗等を入れることは信号の送り方として正しくは無いでしょう。
世の中にある数多くのスピーカケーブルが、この問題の需要と供給の多さを示しています。
マルチアンプドライブ:
チャネルデバイダーを使ってアンプの入力で帯域分割し、スピーカごとにアンプを使うマルチアンプ方式ではアンプとスピーカが直結するためこの問題が無くなります。
構想:デジタルチャネルデバイダー
私はマルチもネットワークもフィルタのカーブは、合成位相がフラットである理由から
−6db/octのカーブを使って来ました。
帯域を制限するフィルタとしては音質が悪くならない条件付きで急峻であるべきです。
FIRフィルタを用いて位相回転の心配なく遮断特性の優れたフィルタを作れる筈です。
一般的なホーンスピーカシステムで、一番弱いウーハとスコーカのつなぎ目をフィルタが急峻で有ればスコーカの能力ぎりぎりまで下げることが出来ます。
ユニットごとの位置合わせ:
またホーンスピーカシステムでは、振動板の位置が同じでない事によるユニット帯域ごとの位相ずれが発生しますが、従来はユニット位置を相互に移動して合わせるしか改善方法が有りません。
しかし低音ホーンのようにサイズが大きく周波数が低い場合や、私のスピーカの様にユニットをバッフルに固定している場合はこの方法が採れません。
デジタル処理で各帯域を個別に信号を遅延させられれば、各帯域の波面を合わせられます。
信号入力方式:
ところで私の身近に、従来から使用していた音のデジタル信号処理装置がありました。
ドルビーサラウンドです。
私が初めに買った製品はサラウンドチャネルの遅延はBBD素子を使ったアナログディレイでした。
これがやがてアナログ入力をデジタル変換しデジタルディレイになりました。
その後音源がデジタルになった事で音の出口までデジタルのまま処理出来る様になりました。
チャネルフィルタもアナログ入力が有れば、将来も含めた全てのフォーマットに対応できますが、
音質を考えるとデジタル入力は必要でしょう。
どの信号フォーマットに対応させるかは問題ですが。
アナログ入力は入力レベルを合わせる必要があり、このレベルで音も大きく変わります。
レベル調整:
最後にチャネルフィルタの機能で必要なアッテネータですが、この仕様も難しい問題です。
私は過去にA社のCDプレーヤを使っていました。48kのリサンプルやデジタルアッテネータ機能を内蔵した製品です。(某社のゲートアレイで機能を実現)
当時パワーアンプを直結し、LDもリサンプルして聞きたかったからです。
しかし音質の点でどちらの機能も使えませんでした。
現在は理論的に考えて音質が劣化する(アナログアッテネータと比べて)と考えていますが、
最近の素子や手法を用いれば違った結果になるのでしょうか。

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サーロジックの村田です。貴重なご意見ありがとうございます。

デジタルで位相の障害をクリアし、一緒に使うD/Aの音が良ければ最良のチャネル・デバイダーになるであろう点については皆さんのご意見が一致するようですね。

手順として理想的なデジタルシステムの構成を決めましょう。
--- ところで、図面や写真を挿入できるBBSページは無いのでしょうか? 作れないのでしょうか? --- 教えてください。

しかたないので、大分古いアイデアで設計したデジタルプリ〜デバイダー〜D/A のブロック図をもとにして、
http://www.salogic.com/home.files/solution/salo.pdf
みなさんのご意見で修正することにします。

7年位前に製作したものですから、当時流行のルームレスポンス補正ロジックが含まれていますが、この部分は不要です。
部屋は部屋で直す以外に解決策がないことがその後の経験でハッキリしてきたからです。

このブロック図に追加するもの、削除するもののご意見お待ちします。

引用して返信編集・削除(未編集)

マルチウエイ・スピーカーシステムの位相の合わせ方 という記事に関して。

ホームページの中に“マルチウエイ・スピーカーシステムの位相の合わせ方 ”という記事がありました。
私は、マルチアンプを目指していたのですが、マルチが出来ないとしたら、この位相合わせがもう1つの目的になっています。サーロジックの製品は、ちょっとマニアックで
難しいため、どのように使用していいかわかりません。
これまたお願い。わかり易いように説明していただければ幸いです。

引用して返信編集・削除(未編集)

スピーカーシステムをマルチウエイにするとアナログで処理する限り、周波数特性が良くなる反面、位相特性が悪くなります。

周波数特性と位相特性を比べたとき、オーディオにとって、どちらを合わせることがより重要かと云うと、間違い無く重要なのは位相特性です。

同じメーカーの同じ形式のギターでも、周波数特性は微妙に違うのが当たり前であり、メーカーが違えば全く異なる音質になります。また演奏者の力量により発音される周波数特性の分布も変化します。従って周波数特性に絶対値は無いのです。だから周波数レンジが狭かったり、フラットではない周波数特性のビンテージスピーカーが現代でも通用するのです。

位相特性は言葉を変えれば時間特性です。ギターをオクターブ奏法で二本の弦を同時に弾いたとき、その音を生で聴くリスナーには2本の弦の音が同時に届きます。

その音をCDから再生して聴いたとき、再生系に位相回転があると二つの音が同時に届かないのです。

人の聴覚にはCDの1サンプリングの時間である22μsecのずれを判別する能力があります。

例えば500Hzがクロスオーバーの2Wayのスピーカーシステムで、ウーファーとスコーカーの間に90°の位相ズレがあるとします。その90°を時間に換算すると、500Hzですから1波の時間は1秒の500分の1で、更に位相ズレが90°ですから、その4分の1の時間ズレで、計算すると
1000msec/500=2msec
2msec/4=500μsec
となります。CDの1サンプルの22μsec比で500μsec/22μ=22.7倍となります。

クロスポイントのウーファーとスコーカーから再生される音は、CDのサンプルデータに換算すれば22個もずれた音を聴くに等しいのです。

ギターの音は存在するが、何処で演奏しているのか分からない、というホーン型マルチで良く耳にする再生音になります。一つの楽器の音が同時に耳に届かないのですから、楽器の佇まいが再現されるはずがありません。

レコーディングコンソールには必ずイコライザーが付いています。昔のプリアンプに付いていたようなシェルビング・タイプ(HiとLoをだらだら上下するイコライザ)とグラフィック・タイプの2種類です。

音の質感を大事にするエンジニアは可能な限りシェルビング・イコライザーで音質を決め、グラフィック・イコライザの使用は極力避けます。
シェルビングの位相回転は緩く滑らかで、聴覚で位相回転が判別できないからであろうと私は思っています。
グラフィックの位相回転は鋭く急激で、隣り合ったキーの時間も変えてしまうため、オーディオ的には非常に不快な音がします。
楽器の佇まいや、楽器の奥行きが消し飛んでしまいます。
http://www.salogic.com/home.files/solution/solution.htm
に詳細があります。

以上で再生系のクロスオーバーポイントの位相も必ず合わせなければならないことがお分かりいただけたと思います。

長くなったので一旦休憩です。 -- 続く --

次はどうやって合わせるか、その方法です。

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測定機を持っていないアマチュアの手に負える位相整合の方法は、ユニットの移動だけであろうと思います。
ユニットを移動したときに、どのような物理現象が起るのかが理解できていれば、聴覚だけでマルチスピーカーの位相整合ができます。そしてFIR形式のデジタルチャネルデバイダーを使えば、スピーカーを固定したままクロスオーバーポイントを含む全ての帯域で位相整合をとることができるのです。ホーン型のマルチウエイシステムから、シングルコーンに匹敵するピンポイントの定位と楽器の佇まい、距離感のはっきり見える残響音が再現できる可能性が生まれるのです。

500Hzクロスオーバーの2Wayシステムを例題とします。

音は空気中を約344m/秒で伝わります、500Hzであれば344mの間に500グループの音の疎密が並びます。従って1個の粗密の長さ=344/500=0.688mで、この値が500Hzの音の波長です。

ウーファーボックスを固定して、スコーカーが前後に移動できるような棚板を設け、その上を滑らしながらスコーカーを移動し、音の良い(楽器の輪郭が見える)ポイントに印を付けると、その印の間隔は必ず0.688mになります。

印の位置では、ウーファーが送り出す500Hzの空気の粗密波とスコーカーが送り出す500Hzの空気の粗密波の位相(位置)が一致または同期しているのです。

http://www.salogic.com/home.files/exclusive/exclusive-data.htm
の最後付近に掲載してあるスピーカーユニットの動画による振動シミュレーションを見てください。このシミュレーションはデジタル・ディレーによる位相整合ですが、スコーカーの移動でも同じ現象が起ります。

Solutionのマルチウエイ・スピーカーシステムの位相の合わせ方も参照してください。
http://www.salogic.com/home.files/solution/multi.htm
が更に詳しい説明です。

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デジタルチャンデバにエール

質問です。下記の新製品の日程、及び仕様詳細はいつわかりますでしょうか?
カタログ等ありましたらお願い致します。
● FIR(直線位相)イコライザー
● FIRデジタルプリアンプ
● FIRデジタルチャネルディバイダー100〜1000dB/oct
現在アキュフェーズかパイオニアしかなく、このような商品を探しておりました。
是非とも製品化期待致します。
もしくは特注で作成頂くというような事は可能なのでしょうか?
1、2WAY(カットオフ周波数、スロープ固定でも可)
2、イコライジング要

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お問い合わせ頂きありがとうございます。
> ● FIR(直線位相)イコライザー
> ● FIRデジタルプリアンプ
> ● FIRデジタルチャネルディバイダー100〜1000dB/oct
FIRフィルターはIIRフィルター比で少なくとも30倍のDSPパワー(計算速度)が必要なため、コストとの兼ね合いで各社とも商品が出せないものと思います。

弊社でもイコライザーとチャネルデバイダーを一体化したプリアンプを含むプロ仕様のスピーカーシステムを1995年に製品化
http://www.salogic.com/home.files/solution/salo.pdf
http://www.salogic.com/home.files/solution/salo-proto.htm
いたしましたが、150個のDSPを必要としました。価格も当時600万円で10台程度販売しました。

その後のDSPの進歩でD−Cube(サブウーファー)では1個のDSPで信号処理を済ませることができましたので、DSPのプログラムをイコライザー・プリアンプ・ディバイダーに入れかえることでそれらの機器を製品化できるところまでこぎつけました。

あまりにも景気が悪いので製品化をためらっているのですが、複数の方から同様のお問い合わせを頂いており、対応に苦慮いたしているところです。

製品化は今年後半になると予想していますが、景気動向次第です。市販品が遅れる場合はP1kitのようにネット直販の製品としてオーダーメイドでお答えしようか、とも考えています。
HPに掲載いたしますので、時々HPをチエックしてください。

> 現在アキュフェーズかパイオニアしかなく、このような商品を探しておりました。
パイオニアの製品はパイオニアのスピーカー専用のFIRモードがありますが、一般使用ではIIRですから、アナログのチャネルデバイダーの欠点である位相がフラットにならない欠点の解決が成されておらず、デジタルの意味が全く無い製品のように思います。位相をフラットにできる直線位相が実現できるところがデジタルのメリットですから。

少し前のゴウドさんからの「P1kitの存在についての質問」にもデジタルチャネルデバイダーに関するご質問があり、別の角度からお答えしているので、そちらも参照してください。

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私からもゴウドさんに音頭取りをお願いしました。
チャネルデバイダーの件は複数の方々の知識を集めて仕様を決定し、ローコストの製品を作ることにしましょう。
期待してください。

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> 私からもゴウドさんに音頭取りをお願いしました。
> チャネルデバイダーの件は複数の方々の知識を集めて仕様を決定し、ローコストの製品を作ることにしましょう。
> 期待してください。

これは是非実現させましょう!!
ゴウドさんの言う様にチャンデバの歴史を塗り替える
ものになりそうですね。SP設計を根本から見直す事の
出来るものになるかも。フルレンジにどうしても勝てない
部分をマルチウエイで凌駕出来るひとつの夢の実現になる
かもしれませんね。

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P1kitの存在についての質問。

大変申し訳ありません。
私自身は電気の勉強をあまりしていませんので、ちょっと恥ずかしい質問なのですが、P1kitは、一体どんな存在なのでしょうか?チャンデバの簡易的なものなのでしょうか?
なんとなくスーパーウーハーに使うもののように思えますが・・・
私は今、600Hzでのチャンデバでよい物がないかと
探している状況です。
もしかして、ちょっとした応用でチャンデバになるのではないかという素人的な発想が浮かんでしまいます。
何も知らない素人に教えるつもりで、ご返事をいただけたらうれしく思います。
宜しくお願い致します。

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ご指摘の通りP1kitはチャネルデバイダーにも変更できます、
HPの「SALogic Solution」の360°指向性スピーカーシステム
http://www.salogic.com/home.files/solution/salo.pdf
にブロック図がありますが、デジタルチャネルデバイダーの理想的な構成は、CD-->(Digital In)DSP-->D/A-->ATT-->PowerAMPです。DSP部分にPri、EQ、Dividerの機能を全て集約することができます。

P1kitはA/D-->DSP-->D/Aの構成ですからInput側のA/DをDigital Audio Interfaceに変更しD/Aの後ろにATTを設ければ理想型に近くなります。16〜24bitの音源の解像度を100%使いきるためには、ATTをデジタル・チャネルデバイダーの後ろに配置する必要があり、アナログシステムとの相違点です。

P1kitを改造したのでは、相当に使いにくいシステムになると思います。

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使いにくさはま、まったく関係ありません。
実現可能であれば、その方法は?
村田社長の方で改造は出来るのでしょうか?
また、価格は?
ローコストで、素晴らしいデジタルチャンネルデバイダーが手に入るのであれば、使いにくさや形にはこだわりません。よろしければ教えていただければ幸いです。

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P1kitを改造してチャネルデバイダーが作れるかについて私も検討していないので、�@.P1kitの実績から、�A.サンプリング理論からの検証です。

�@. P1kitの実績から・・・
P1kitは低音用で20〜120Hzか通過帯域です、従ってサンプリングクロックは120Hzの2倍の240Hz以上であれば良いことになりますが、P1kitでは50倍の余裕をみてCodec(A/D & D/A)のFS=12kHzで使用しています。

デジタル信号処理で任意の周波数特性を得るには、DSPによるリアルタイム演算が必要で、その演算量はFSに比例し、制御する周波数に逆比例します。つまりFSが高くなれば演算量が増え、制御する周波数が高くなれば演算量は減ります。

チャネルデバイダーとして使うとすれば
FSが・・・96k/12k=8倍・・・になります。
従って制御する周波数が8倍以上の帯域であれば演算が間に合うことになります。P1kitはローパスフィルターですから10Hzまで制御できていますが、ハイパスの場合は40Hz程度です。ローパスなら10Hz×8倍=80Hz、ハイパスなら40Hz×8倍=320Hzです。
但しモノーラル1フィルターです。


�A. サンプリング理論から・・・
P1kitのDSPのクロックは100MHzmaxで、100MHzの計算能力でデバイダー処理が間に合うのか計算してみます。

音源のサンプリングクロックを96kHzmaxとすると、DSPが1データの処理に使える時間は 1sec/96000=10.4μsec

P1kitで使用したDSP(TMSC6711)の1命令の実行時間はクロック100MHzですから、1sec/100000000=10nsecで、10.4μsec以内の命令実行回数は 10.4μsec/10nsec=1040回です。

TMSC6711の32bit浮動小数点演算は、演算一回に4クロックサイクル必要ですから、 1040回/4=260回 つまりモノーラルで260タップのFIRフィルターが作れます。

FS=96kHz、260TAPのFIRフィルターで制御可能な周波数の下限は、
96,000/260=369Hz
となりモノーラル、1フィルターなら500Hz程度のフィルターが実現可能との結論です。

結論・・・
�@、�A、共に複数枚のDSPボードを使えばチャネルデバイダーが構成できる。との結論です。


DSPのクロックは飛躍的に向上しており、1クロックサイクルで浮動小数点演算が可能な600MHzのDSPのリリースが間もなく(1〜2年以内)ですから、常識的にはこれを待つのが妥当でしょう。

ただし、600MHzのDSPボードの開発費用は1000万円を下ることはないですし、速く使いたいとの希望を実現するにはP1kitのDSPボードを使うか、P1kitで使ったDSPファミリーのより高速な300MHzバージョンを使う方が現実的かもしれません。

300MHzバージョンならDSP2個でまともなチャネルデバイダーが作れると思います。

ASCとサーロジックで企画し、仕様を決め、30台以上の希望者を集めれば設計試作費用の分担が30万円以下になりますから、40万円程度のFIRチャネルデバイダーが実現しますがいかがでしょうか?、50台まとまれば30万前半も可能ですね。

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P1kitのDSPの入力側にデジタルオーディオレシーバー、出力側にD/Aコンバータを接続すればデジタルIN、アナログOUTのデジタルチャネルデバイダーになります。

旭化成マイクロのHPに製品No.AKD4114のレシーバーとD/Aコンバータ一体の評価用ボードが掲載されています、レシーバーとD/Aはバラで使えるので、このボードとP1kitのDSP部分を組み合わせるとチャネルデバイダーのハードウエアが完成します。

ボード間の接続はクロックとオーディオ信号ラインのみですから、5本程度でしょう。パターンカットなどは無く、それぞれのボードのコネクター間を繋ぐだけであろうと思います。

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ゴウドです。
村田社長、ご返事ありがとうございました。
素晴らしい企画ですね。
是非とも商品化して欲しいです。

マルチが実現するためには、絶対に必要なアイテムに
なるのではないでしょうか?

商品化を期待します。

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>ASCとサーロジックで企画し、

いいじゃあないですか!!是非実現しましょうよ。
ゴウドさん、音頭取りお願いできませんか!!

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よし!といいたいところですが、最近の忙しさが
たたってその活動が出来るかどうか?
掲示板で募集しましょうか?
村田社長、新しいスレッド作ってもいいですか?

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勉強不足でスレッドの意味が分からなくてスレッドを検索してみました、多分新しいタイトルの掲示項目を作ることか、チャネルデバイダー専用のBBSページを作ることですね。

Digital Audioの分野は規格がどんどん更新されるため、難しい仕事に没頭すると知識がたちまち古くなってしまいます。間もなく終わるのですが某放送局から依頼された音処理用のDSPシステムの製作が約2年間続いており、私のDigital Audio機器の知識も大分古くなっていると思います。

サブウーファーを始めとする弊社のデジタルオーディオ機器は、もともと趣味の延長から始まったもので(共同通信社のオーディオベーシックが弊社の取材にみえました、次号で紹介されます)、ハイクォリティー・ローコストの製品ができれば私も大満足です。

チャネルデバイダーの件は複数の方々の知識を集めて仕様を決定し、ローコストの製品を作ることにしましょう。

P1kitのタイトルでチャネルデバイダーについて議論するのも紛らわしいですから、新しいタイトルにしたほうが良いと思います。ゴウドさん、お願いします。

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音響パネルのチューニング。

音響パネルのチューニング!?
村田社長もちょっとわからないかもしれませんね。
実は、音響パネルの木を止めているコーススレッド。
このネジを一旦緩めて、トルクドライバーで均一に
締め付けました。
音響に大きな変化はみられませんでしたが、
音の“純度”が格段にアップしました。
元々の性能が良いせいか、チューニングで
大幅に変るようですね。
ところで、音響パネルに使ってる
コーススレッドはステンレス製ですか?
それとも鉄。
市販のコーススレッドはステンレスでも
作業性の向上のため、ドライバーに
くっつくように、多少の鉄を入れているようです。
教えていただければ幸いです。

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 ゴウドさんにお買い上げ頂いたLVパネルは低価格でご提供することを最優先に考えた初代の製品で、木材の経年変化への配慮に欠けていました。経年変化と乾燥により木が縮むので、建て付けが緩むようです。コーススレッドを締めなおしていただくと初期の性能に戻ります。コーススレッドの材質は鉄を使用しています。ステンレスに変更すると、信号線などが近くにある場合音が変わるかもしれませんね。・・・ テストはしておりません。

 価格を40%UPさせていただきましたが、new LVパネルでは木材の全ての接合部分を木工ボンドで接着いたしました、表面に見えていたコーススレッドがなくなり、経年変化が大幅に減少しました。仕上げも変わり、パネル表面はサンダーで磨き、後ろのコーナーも大きくRを取って民芸家具調の仕上げになっています。生の松材ですから、時間がたつと黄ばんでくる性質は初代パネルと同じですが、アルミナ研磨剤を表面にちりばめた60番程度のブロックサンダー(スポンジ状の研磨剤材)で5〜10回磨くと元の色に戻ります。

 ゴウドさんのシステムのように、高度にチューンされたオーディオルームとオーディオシステムには、newLVの雰囲気がマッチするのに、申し訳ない気持ちです。

 

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とんでもありません。大満足ですよ!!
私の場合、逆にボンドで止めないほうがいいと思います。
チューニングとしてはやりやすいと思います。

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チャンネルデバイダー。

ゴウドです。お久しぶりです。
早速ですが、最近御社のホームページを詳しくみる
時間がなく、直接お聞きしたいと思います。

チャンネルデバイダーはありますか?
2ウェイで大体800Hzくらいがクロスオーバーです。
GS−1をお使いの知り合い、もう1人の方に
紹介したいと思ってます。
宜しくお願い致します。

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 ゴウドさん。ご無沙汰しています。サーロジックの村田です。
 チャンネルデバイダーは今年の発売予定に入っているのですが、D-Cubeの発売後にスタートする企画なので、今年後半になってしまいます。申し訳ございません。

 以前にお聴き頂いた360°指向性スピーカーの制御に使っていた、FIR方式の直線位相のアルゴリズムをP1kitで使ったTIのDSPの更に上位のDSPで実現するもので、1000dB/octの遮断特性までサポートします。遅すぎてお役に立たないかも知れませんが、目処が見えたらご連絡します。

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いえいえ、とんでもありません。
チャンデハの歴史を変える商品になるかもしれませんね。
じっくりとお待ち申し上げております。

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 FIRの1000dB/octで遮断してクロスさせると、FIRが直線位相(周波数特性を1000dB/octで遮断しても、位相特性はフラットにできる)であることと、上下二つのスピーカーが同じ帯域の音を出さないので、位相干渉が発生しません、生音の佇まいやホールの臨場感を追求するのであれば必需品ですが、DSPの性能次第です。

 初代のデバイダー(1991年)のテストには、1500個ものDSPを使った事を考えると1個のDSPで1000dB/octが実現可能になったのですから、隔世の感です。

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これだけのことをお聞きしてしまうと、どうしても欲しくなってしまいました。これに悩んでいるマニアは、私が知っているだけでも3人いらっしゃいます。当然私もほしいです。マルチを実践している方で、Cdを買える事にレベルを調整している姿をみると、痛々しくてなりません。
マルチの歴史を変える商品として、是非試してみたいですね。

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