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P1kitの存在についての質問。

大変申し訳ありません。
私自身は電気の勉強をあまりしていませんので、ちょっと恥ずかしい質問なのですが、P1kitは、一体どんな存在なのでしょうか?チャンデバの簡易的なものなのでしょうか?
なんとなくスーパーウーハーに使うもののように思えますが・・・
私は今、600Hzでのチャンデバでよい物がないかと
探している状況です。
もしかして、ちょっとした応用でチャンデバになるのではないかという素人的な発想が浮かんでしまいます。
何も知らない素人に教えるつもりで、ご返事をいただけたらうれしく思います。
宜しくお願い致します。

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ご指摘の通りP1kitはチャネルデバイダーにも変更できます、
HPの「SALogic Solution」の360°指向性スピーカーシステム
http://www.salogic.com/home.files/solution/salo.pdf
にブロック図がありますが、デジタルチャネルデバイダーの理想的な構成は、CD-->(Digital In)DSP-->D/A-->ATT-->PowerAMPです。DSP部分にPri、EQ、Dividerの機能を全て集約することができます。

P1kitはA/D-->DSP-->D/Aの構成ですからInput側のA/DをDigital Audio Interfaceに変更しD/Aの後ろにATTを設ければ理想型に近くなります。16〜24bitの音源の解像度を100%使いきるためには、ATTをデジタル・チャネルデバイダーの後ろに配置する必要があり、アナログシステムとの相違点です。

P1kitを改造したのでは、相当に使いにくいシステムになると思います。

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使いにくさはま、まったく関係ありません。
実現可能であれば、その方法は?
村田社長の方で改造は出来るのでしょうか?
また、価格は?
ローコストで、素晴らしいデジタルチャンネルデバイダーが手に入るのであれば、使いにくさや形にはこだわりません。よろしければ教えていただければ幸いです。

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P1kitを改造してチャネルデバイダーが作れるかについて私も検討していないので、�@.P1kitの実績から、�A.サンプリング理論からの検証です。

�@. P1kitの実績から・・・
P1kitは低音用で20〜120Hzか通過帯域です、従ってサンプリングクロックは120Hzの2倍の240Hz以上であれば良いことになりますが、P1kitでは50倍の余裕をみてCodec(A/D & D/A)のFS=12kHzで使用しています。

デジタル信号処理で任意の周波数特性を得るには、DSPによるリアルタイム演算が必要で、その演算量はFSに比例し、制御する周波数に逆比例します。つまりFSが高くなれば演算量が増え、制御する周波数が高くなれば演算量は減ります。

チャネルデバイダーとして使うとすれば
FSが・・・96k/12k=8倍・・・になります。
従って制御する周波数が8倍以上の帯域であれば演算が間に合うことになります。P1kitはローパスフィルターですから10Hzまで制御できていますが、ハイパスの場合は40Hz程度です。ローパスなら10Hz×8倍=80Hz、ハイパスなら40Hz×8倍=320Hzです。
但しモノーラル1フィルターです。


�A. サンプリング理論から・・・
P1kitのDSPのクロックは100MHzmaxで、100MHzの計算能力でデバイダー処理が間に合うのか計算してみます。

音源のサンプリングクロックを96kHzmaxとすると、DSPが1データの処理に使える時間は 1sec/96000=10.4μsec

P1kitで使用したDSP(TMSC6711)の1命令の実行時間はクロック100MHzですから、1sec/100000000=10nsecで、10.4μsec以内の命令実行回数は 10.4μsec/10nsec=1040回です。

TMSC6711の32bit浮動小数点演算は、演算一回に4クロックサイクル必要ですから、 1040回/4=260回 つまりモノーラルで260タップのFIRフィルターが作れます。

FS=96kHz、260TAPのFIRフィルターで制御可能な周波数の下限は、
96,000/260=369Hz
となりモノーラル、1フィルターなら500Hz程度のフィルターが実現可能との結論です。

結論・・・
�@、�A、共に複数枚のDSPボードを使えばチャネルデバイダーが構成できる。との結論です。


DSPのクロックは飛躍的に向上しており、1クロックサイクルで浮動小数点演算が可能な600MHzのDSPのリリースが間もなく(1〜2年以内)ですから、常識的にはこれを待つのが妥当でしょう。

ただし、600MHzのDSPボードの開発費用は1000万円を下ることはないですし、速く使いたいとの希望を実現するにはP1kitのDSPボードを使うか、P1kitで使ったDSPファミリーのより高速な300MHzバージョンを使う方が現実的かもしれません。

300MHzバージョンならDSP2個でまともなチャネルデバイダーが作れると思います。

ASCとサーロジックで企画し、仕様を決め、30台以上の希望者を集めれば設計試作費用の分担が30万円以下になりますから、40万円程度のFIRチャネルデバイダーが実現しますがいかがでしょうか?、50台まとまれば30万前半も可能ですね。

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P1kitのDSPの入力側にデジタルオーディオレシーバー、出力側にD/Aコンバータを接続すればデジタルIN、アナログOUTのデジタルチャネルデバイダーになります。

旭化成マイクロのHPに製品No.AKD4114のレシーバーとD/Aコンバータ一体の評価用ボードが掲載されています、レシーバーとD/Aはバラで使えるので、このボードとP1kitのDSP部分を組み合わせるとチャネルデバイダーのハードウエアが完成します。

ボード間の接続はクロックとオーディオ信号ラインのみですから、5本程度でしょう。パターンカットなどは無く、それぞれのボードのコネクター間を繋ぐだけであろうと思います。

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ゴウドです。
村田社長、ご返事ありがとうございました。
素晴らしい企画ですね。
是非とも商品化して欲しいです。

マルチが実現するためには、絶対に必要なアイテムに
なるのではないでしょうか?

商品化を期待します。

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>ASCとサーロジックで企画し、

いいじゃあないですか!!是非実現しましょうよ。
ゴウドさん、音頭取りお願いできませんか!!

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よし!といいたいところですが、最近の忙しさが
たたってその活動が出来るかどうか?
掲示板で募集しましょうか?
村田社長、新しいスレッド作ってもいいですか?

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勉強不足でスレッドの意味が分からなくてスレッドを検索してみました、多分新しいタイトルの掲示項目を作ることか、チャネルデバイダー専用のBBSページを作ることですね。

Digital Audioの分野は規格がどんどん更新されるため、難しい仕事に没頭すると知識がたちまち古くなってしまいます。間もなく終わるのですが某放送局から依頼された音処理用のDSPシステムの製作が約2年間続いており、私のDigital Audio機器の知識も大分古くなっていると思います。

サブウーファーを始めとする弊社のデジタルオーディオ機器は、もともと趣味の延長から始まったもので(共同通信社のオーディオベーシックが弊社の取材にみえました、次号で紹介されます)、ハイクォリティー・ローコストの製品ができれば私も大満足です。

チャネルデバイダーの件は複数の方々の知識を集めて仕様を決定し、ローコストの製品を作ることにしましょう。

P1kitのタイトルでチャネルデバイダーについて議論するのも紛らわしいですから、新しいタイトルにしたほうが良いと思います。ゴウドさん、お願いします。

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音響パネルのチューニング。

音響パネルのチューニング!?
村田社長もちょっとわからないかもしれませんね。
実は、音響パネルの木を止めているコーススレッド。
このネジを一旦緩めて、トルクドライバーで均一に
締め付けました。
音響に大きな変化はみられませんでしたが、
音の“純度”が格段にアップしました。
元々の性能が良いせいか、チューニングで
大幅に変るようですね。
ところで、音響パネルに使ってる
コーススレッドはステンレス製ですか?
それとも鉄。
市販のコーススレッドはステンレスでも
作業性の向上のため、ドライバーに
くっつくように、多少の鉄を入れているようです。
教えていただければ幸いです。

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 ゴウドさんにお買い上げ頂いたLVパネルは低価格でご提供することを最優先に考えた初代の製品で、木材の経年変化への配慮に欠けていました。経年変化と乾燥により木が縮むので、建て付けが緩むようです。コーススレッドを締めなおしていただくと初期の性能に戻ります。コーススレッドの材質は鉄を使用しています。ステンレスに変更すると、信号線などが近くにある場合音が変わるかもしれませんね。・・・ テストはしておりません。

 価格を40%UPさせていただきましたが、new LVパネルでは木材の全ての接合部分を木工ボンドで接着いたしました、表面に見えていたコーススレッドがなくなり、経年変化が大幅に減少しました。仕上げも変わり、パネル表面はサンダーで磨き、後ろのコーナーも大きくRを取って民芸家具調の仕上げになっています。生の松材ですから、時間がたつと黄ばんでくる性質は初代パネルと同じですが、アルミナ研磨剤を表面にちりばめた60番程度のブロックサンダー(スポンジ状の研磨剤材)で5〜10回磨くと元の色に戻ります。

 ゴウドさんのシステムのように、高度にチューンされたオーディオルームとオーディオシステムには、newLVの雰囲気がマッチするのに、申し訳ない気持ちです。

 

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とんでもありません。大満足ですよ!!
私の場合、逆にボンドで止めないほうがいいと思います。
チューニングとしてはやりやすいと思います。

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チャンネルデバイダー。

ゴウドです。お久しぶりです。
早速ですが、最近御社のホームページを詳しくみる
時間がなく、直接お聞きしたいと思います。

チャンネルデバイダーはありますか?
2ウェイで大体800Hzくらいがクロスオーバーです。
GS−1をお使いの知り合い、もう1人の方に
紹介したいと思ってます。
宜しくお願い致します。

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 ゴウドさん。ご無沙汰しています。サーロジックの村田です。
 チャンネルデバイダーは今年の発売予定に入っているのですが、D-Cubeの発売後にスタートする企画なので、今年後半になってしまいます。申し訳ございません。

 以前にお聴き頂いた360°指向性スピーカーの制御に使っていた、FIR方式の直線位相のアルゴリズムをP1kitで使ったTIのDSPの更に上位のDSPで実現するもので、1000dB/octの遮断特性までサポートします。遅すぎてお役に立たないかも知れませんが、目処が見えたらご連絡します。

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いえいえ、とんでもありません。
チャンデハの歴史を変える商品になるかもしれませんね。
じっくりとお待ち申し上げております。

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 FIRの1000dB/octで遮断してクロスさせると、FIRが直線位相(周波数特性を1000dB/octで遮断しても、位相特性はフラットにできる)であることと、上下二つのスピーカーが同じ帯域の音を出さないので、位相干渉が発生しません、生音の佇まいやホールの臨場感を追求するのであれば必需品ですが、DSPの性能次第です。

 初代のデバイダー(1991年)のテストには、1500個ものDSPを使った事を考えると1個のDSPで1000dB/octが実現可能になったのですから、隔世の感です。

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これだけのことをお聞きしてしまうと、どうしても欲しくなってしまいました。これに悩んでいるマニアは、私が知っているだけでも3人いらっしゃいます。当然私もほしいです。マルチを実践している方で、Cdを買える事にレベルを調整している姿をみると、痛々しくてなりません。
マルチの歴史を変える商品として、是非試してみたいですね。

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