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図形問題

ものすごく久しぶりに来てみました。
美しい図形問題を紹介するのでよかったら解いてみてください。
算数として解けます。

等脚台形ABCDがあり、AD//BCである
∠ABC=∠DCB=45°
∠ACB=15°
∠ACD=30°
AD=10cm
四角形ABCDの面積は?

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面積=50 ですか?

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多分、模範解答じゃないと思いますが。

等脚台形ABCDを4つ使ってBCを1辺とした正方形とADを1辺とした正方形を作ります。
外側の正方形を反時計回りにBCEF,内側の正方形を反時計回りにADGHとしましょう。
ここで、DからBCに垂線を下ろしその足をIとすると、△DICは直角二等辺三角形より辺ABの外側に移動させ、
点Iの行き先をJとすると、四角形JBIDは長方形になります。
また、AHの延長とFEとの交点をK,HGの延長とECとの交点をLとすると、四角形FJAK,四角形KHLE,四角形GICLは皆、長方形JBIDと合同な長方形になり、対称性から四角形KJILは正方形になります。
ところで、BAの延長とCDの延長との交点をOとすると、Oは正方形BCEFの中心で∠BOC=90°
よって、∠AOC=90°,∠OCA=30°より△OACは30°,60°,90°の直角三角定規型。
よって、OA:AC=1:2 よって、OA=□cmと置くと、AC=2×□cm
また、JI=ACより、JI=2×□cm
ところで、求めたいのは、台形ABCD=長方形JBID=△JDI×2より、
(正方形KJIL-正方形ADGH)÷4×2———☆ を求めれば良い。
よって、{(2×□)×(2×□)-10×10}÷4×2=(4×□×□-100)÷2———①
また、△OAD=□×□÷2,△OAD=10×10÷4=25cm^2より、□×□=50cm^2———②
②を①に代入すると、答えは、(4×50-100)÷2=50cm^2

模範解答はエレガントなのでしょうね。模範解答に期待しています。

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皆さんありがとうございます、答えは50cm^2で合っております。
壊れた扉さんの解法は算数で求まる部分と求まらない部分を寄り分けていくような感じなので、ある意味で本質的な解き方ですね・・・!

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算数的解法はいくつか思いつきましたが、今のところその中で一番綺麗なのを投稿します。
手応え的にはもっと綺麗な解法も眠ってそうな感じがしますが。


辺 BC 上に ∠DAE = 30° となるように点 E をとると、EC = AE = 2*台形の高さ であることから、点 E は実は BE = 10 cm となる点になっています。
よって、△ABE と△ADC の面積は等しいことがわかります。

したがって、台形 ABCD の面積は「△ABE 2 つと△AEC の面積の合計」を出せばいいことになります。
ところで、これら 3 つの三角形を並べ替えれば底辺と高さがともに 10 cm の直角二等辺三角形になります。
つまり、その面積の合計は 10*10*(1/2) = 50 cm^2 です。

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DD++さんの解法素晴らしいですね。一応、解説させて下さい。

>辺 BC 上に ∠DAE = 30° となるように点 E をとると、EC = AE = 2*台形の高さ であることから、点 E は実は BE = 10 cm となる点になっています。

∠EAC=30°-15°=15°,∠ECA=15°より△EACは底角が15°の二等辺三角形。よって、AE=CE
また、EからADに垂線を下ろしその足をH,DからECに垂線を下ろしその足をIとすると、△AEHは30°,60°,90°の直角三角定規型より、EH:AE=1:2 よって、EH:CE=1:2 よって、DI:CE=1:2,∠DCI=45°,DI⊥ECより△DECは直角二等辺三角形である。(厳密には、△DICが直角二等辺三角形よりDI=CIでDI:CE=1:2よりDI=EI また、∠DIE=90°より△DIEも直角二等辺三角形だから。)
よって、∠DEC=45°,∠ABC=45°よりAB//DE また、AD//BEより四角形ABEDは平行四辺形である。
よって、BE=AD=10cm

>よって、△ABE と△ADC の面積は等しいことがわかります。
したがって、台形 ABCD の面積は「△ABE 2 つと△AEC の面積の合計」を出せばいいことになります。
ところで、これら 3 つの三角形を並べ替えれば底辺と高さがともに 10 cm の直角二等辺三角形になります。

EからBCに対して垂線を立て、BAの延長との交点をFとすると△EBFは直角二等辺三角形で、BF上にFG=BAとなる点Gを取ると、△ABEと△GFEは合同。また、錯角より∠AEB=∠EAD=30°,∠ABE=45°より、∠EAG=30°+45°=75°よって、対称性より△EAGは頂角が30°の二等辺三角形になる。ここで、△EACは底角が15°の二等辺三角形より半分に切って組み直すと、△EAGの所にぴったりとはまる。よって、台形ABCDを△ABE=△CADと△EACに分けて等積変形すると△EBFと等積になり、△EBFは等辺が10cmの直角二等辺三角形より、10×10÷2=50cm^2
よって、答えは、50cm^2

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後半、なんか謎の迷走を始めてますが大丈夫でしょうか?

「これら 3 つの三角形を並べ替えれば底辺と高さがともに 10 cm の直角二等辺三角形になります。」
は文字通りの操作でしかなく、謎の等積変形だのさらなる切断だのは不要ですよ。

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因みに、「辺 BC 上に ∠DAE = 30° となるように点 E をとる」代わりに、DからABと平行な直線を引いて点Eを定めても出来ますが、かなり面倒臭いですね。

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本当にできますか?
AB//DE から ∠DAE = 30° を導くことはおそらく不可能だろうと私は思っていますが。

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ええ、平行四辺形ABEDを作った後にBDを1辺とした正三角形FBDを頂点FがBDに関して点A側に作り、AEとBDの交点をGとしてFGを結ぶと工夫次第で∠BAO=105°と求まるので、∠EAC=∠ECA=15°と求まります。
ただし、上にも書きましたが、ちょっと面倒臭いので実戦向きではありません。

>算数的解法はいくつか思いつきましたが、今のところその中で一番綺麗なのを投稿します。
手応え的にはもっと綺麗な解法も眠ってそうな感じがしますが。

凄いですよね。

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> AB//DE から ∠DAE = 30° を導く
「∠ABD=15°、∠DBC=30°、∠BCA=90°、∠ACD=45°である四角形ABCDにおいて∠ADBを求める」
というラングレーの問題になりますので、何らかのうまい解法はあると思います。
(算数の範囲で解けるかどうかはわかりませんが)
うまくない天下り的解法でよけれぱ、以下のようにはできます。
中心がOの円に内接する正十二角形ABCDEFGHIJKLにおいて直線BFと直線LHの距離は円の半径に等しいので、
OAの垂直二等分線とBF,LHの交点を順にM,Nとすると四角形AMONは正方形。
そして三角形ACOは正三角形なので、
四角形BCMAは上記のラングレーの問題の四角形ABCDの図と等しく、答えは15°。

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らすかるさん、ありがとうございます。
四角形BCMAが本題の図の四角形ECDAに当たり、∠EACが15°(らすかるさんの図では∠BAC)になるという訳ですね。
うっかり、私の方も算数という事を忘れていたので、算数に修正しました。

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なるほど、頑張ればできなくはないのですね。
とはいえ、最初から ∠DAE = 30° で引けば補助線は AE だけか、丁寧にやるにしても下底への垂線 AH とあわせて 2 本だけで済むわけで、平行線からスタートする方は結局無意味にややこしさを増してるだけな印象です。

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ええ、その後、

>因みに、「辺 BC 上に ∠DAE = 30° となるように点 E をとる」代わりに、DからABと平行な直線を引いて点Eを定めても出来ますが、かなり面倒臭いですね。

BEを1辺とした正三角形を描いても出来る事が判明しましたが、それも面倒臭いだけですね。まぁ、それが面白いんですが。笑

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ようやく問題の作為解答っぽいものを見つけました。
ただの台形ではなく等脚台形とわざわざ書いてあることにもっと注目するべきでした。


この四角形を AC で切断し、△ADC を裏返して、再び AC に逆向きに接合します。
すると、AB = AE, ∠ABC = 45°, ∠BAE = 150°, ∠AEC = 135°, ∠BCE = 30° の四角形 ABCE ができます。

これを今度は BE で切断すると 2 つの二等辺三角形ができます。
さらにそれらをそれぞれ対称に真っ二つにすると、結局この図形は
・斜辺が 10 cm、高さが 5 cm、底角 30° の直角三角形
・高さが 5 cm、底角 75° の直角三角形
が 2 枚ずつになります。

ところで、これら 1 枚ずつを高さ同士が背合わせになるように貼り合わせると、
底辺 10 cm、高さ 5 cm の二等辺三角形になるので、その面積は 10*5*(1/2) = 25 cm^2
よって元の台形の面積はその倍で 50 cm^2

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さすが、DD++さん見事ですね。
ACで切って組み換えるのはたまに見る手法ですが、最後の所の2つの三角形を1つの二等辺三角形にする所は脱帽です。

前回の解答も今回ぐらい分かり易ければわざわざ解説しなかったんですけどね。

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前回のも、ほとんどが私はやってない計算を勝手に壊れた扉さんが付け足しまくってややこしくしただけですよ?

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問題
等脚台形ABCDがあり、AD//BCである
∠ABC=∠DCB=45°
∠ACB=15°
∠ACD=30°
AD=10cm
四角形ABCDの面積は?

算数の解法2
BAの延長とCDの延長との交点をEとすると、△EADと△EBCは相似で共に直角二等辺三角形になり、∠BEC=90°
また、∠ACE=30°
よって、△CAEは30°,60°,90°の直角三角定規型で、EからACに垂線を下ろしその足をHとすると、△EAHと△CEHも30°,60°,90°の直角三角定規型になる。
よって、AH=①とすると、AE=②,AC=④より、CH=④-①=③ よって、AH:CH=1:3
よって、△EAH:△ECH=1:3 よって、△EAH:△CEH=1:3で△EAHと△CEHは相似より、
AE×AE:EC×EC=1:3
ところで、△EADと△EBCも相似で、△EAD:△EBC=EA×EA:EC×EC=1:3
また、△EADは斜辺が10cmの直角二等辺三角形より、△EAD=10×5÷2=25cm^2
よって、△EBC=25×3=75cm^2 よって、台形ABCD=75-25=50cm^2

>皆さんありがとうございます、答えは50cm^2で合っております。
壊れた扉さんの解法は算数で求まる部分と求まらない部分を寄り分けていくような感じなので、ある意味で本質的な解き方ですね・・・!

返信が遅れてすみませんでした。ありがとうございます。

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なんか私の以前の解答に勝手に嘘解説つけた上で難癖つけてくる人がいるので、他の人が騙されないよう、もう一回ちゃんと書いておきます。

以下が前回の解答の計算全部です。
No.1701 の自称「解説」はてんで的外れな計算を勝手に付け足し、それがさも重要であるかのように嘯いているだけです。
ご注意ください。


辺 BC 上に ∠DAE = 30° となるように点 E をとります。
平行線の錯角が等しいことから ∠DAC = 15° なので、∠EAC = 30° - 15° = 15° です。
したがって、△EAC は二等辺三角形であり、EC = EA であることがわかります。

また、点 A から返 BC に垂線 AH を下ろします。
∠EAH は 90° から ∠DAC を引いた残りなので、∠EAH = 90° - 30° = 60°
よって、△EAH は内角が 90°, 60°, 30° の直角三角形であることがわかり、AE は AH の倍の長さであることがわかります。
したがって、EC は台形の高さ 2 つ分の長さであることがわかります。

この台形は底角 45° の等脚台形なので下底は上底よりも台形の高さ 2 つ分長く、BE はその下底よりも EC すなわち台形の高さ 2 つ分短いので、
BE は上底の長さと等しい 10 cm であることがわかります。

ここで、△ABE と △ADC に注目すると、どちらも底辺 10 cm で、高さは台形と共通です。
すなわち、この 2 つの三角形は等しい面積です。
よって、
台形の面積 = △ABE + △EAC + △ADC = △ABE*2 + △EAC
を求めればいいことになります。

ところで、△ABE 2 つを AB 同士張り合わせてブーメラン型にすると、
凹んでいる部分は頂角 150° で等辺が AE である二等辺三角形すなわち △EAC の形になります。

よって、△ABE*2 + △EAC は等辺 10 cm の直角二等辺三角形の面積に等しく、10*10*(1/2) = 50 cm^2 です。
したがって、元々の台形の面積も 50 cm^2 です。


## 今回は省略もしていませんので、勝手に変な計算を足さないでください。

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ようやく意図が分かりました。
念のため、邪魔をしている訳ではありません。

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ご返信が遅くなりました。
DD++さんの解き方は面白いですね!!最後にうまく直角二等辺三角形を作るのが美しいですね・・・!

少し脇道にそれますが、途中で出てきた「∠ABD=15°、∠DBC=30°、∠BCA=90°、∠ACD=45°である四角形ABCDにおいて∠ADBを求める」という問題は、1995年算数オリンピックトライアルで設定されている角度の場所は違いますが同じ図形で問題が出ています。
簡単に解くならこんな感じですかね・・・?
辺ACを1辺とする正三角形を点Bの反対側に作り、頂点をEと置く。
∠BDC=∠DCE=15°なので、BD//CE。…①
また、BC=AC=ECであることから、△BCEは二等辺三角形で、∠CEB=15°
よって、∠DBE=30°ー15°=15°
∠DBE=∠BDC=15°であることと①より、四角形BCEDは等脚台形なので、∠BCE=∠DEC=105°、BC=DE。
もろもろ計算すると△AEDが直角二等辺三角形であることがわかり、AB=ADとなって全部の角度が求まります。

引用して返信編集・削除(未編集)

因数分解できない多項式?

pを素数として, p=a_0+a_1×10+・・・+a_n×10^nを10進数表示とします。
このとき,f(X)=a_0+a_1X+・・・a_nX^nは整数係数の範囲で因数分解できますか?

引用して返信編集・削除(未編集)

次数が 1 以上の整数係数の多項式として
P(x), Q(x),R(x) が与えられていて
P(x) = Q(x)*R(x)
を満たしているものとします。
また、P(x) の全ての係数は 0 から 9 までの整数とします。

P(10) が素数となることはありますか?

という課題を意図されているのでしょうか?

引用して返信編集・削除(編集済: 2024年01月21日 13:31)

P(X) = a_n*X^n +・・・+a_1*X^1 +a_0
Q(X) = b_k*X^k +・・・+b_1*X^1 +b_0
R(X) = c_m*X^m +・・・+c_1*X^1 +c_0
n = k +m
k > 0 ,m > 0
P(X) = Q(X)*R(X)
とします。
また、P(X), Q(X), R(X) の全ての係数は整数とします。かつ、P(X) の全ての係数は 0 から 9 までの整数とします。 ただし、a_n, b_k, c_m は 0 にはならず、全て正とします。

p = P(10) が素数となるかどうかについて検討します。

準備①
Q(X), R(X) の全ての係数について、その絶対値は 9 以下です。
なんとなればこれらの係数のうちひとつでも 10 以上であれば、P(X)の係数のうち少なくともひとつについて、その絶対値が 10 を超えてしまうからです。これは条件にあいません。

以下、背理法を使います。
すなわち、p が素数と仮定すると矛盾することを示したいと思います。

さて p が素数なので
P(10) = Q(10)*R(10) は素数です。
一般性を失うことなく、R(10)を 1 とできます。すなわち
r(X) を多項式として
r(10) = 0
R(X) = r(X) +1
と定義することとなります。

P(X) = Q(X)*R(X) = Q(X)*(r(X) +1)
となりますが、
P(10) = Q(10)
とも言えます。

ところであらかじめ準備しておいたように
Q(X) の全ての係数について、その絶対値は 9 以下です。
しかも、P(X) の次数よりも、Q(X) の次数のほうが小さいことは定義より明らかです。
これらのことから
P(10) の桁数はQ(10)の桁数よりも大であるはずです。
しかしながらさきにみたように一方において
P(10) = Q(10)
なので、矛盾します。

背理法により、
仮定していたところの
「p = P(10) が素数である」は
偽であるとわかりました。

==

以上、なんだか気持ち悪くスジワルなのですが
間違っている点あるいはこうしたほうがもっとスッキリするといった御批正を頂きたく存じます。よろしくお願いいたします。

引用して返信編集・削除(未編集)

> Q(X), R(X) の全ての係数について、その絶対値は 9 以下です。
> なんとなればこれらの係数のうちひとつでも 10 以上であれば、P(X)の係数のうち少なくともひとつについて、その絶対値が 10 を超えてしまうからです。これは条件にあいません。

これは言えないのでは?
例えば
(x^2-x+1)(2x^2+10x+9)=2x^4+8x^3+x^2+x+9
のような例があります。

引用して返信編集・削除(未編集)

らすかるさん。
ご指摘を有難うございます。
ううむ。

引用して返信編集・削除(未編集)

自力で証明することはあきらめました。

Cohn's irreducibility criterion の特殊なばあいなのですね。Arthur Cohn の既約判定法?

OEIS に関連するかもしれない数列があります。
https://oeis.org/A253280

引用して返信編集・削除(未編集)

とりあえずp≦10億の素数について調べましたが、すべて既約でした。
よって成り立ちそうではあります。

引用して返信編集・削除(未編集)

https://mast.queensu.ca/~murty/murty.pdf

こちらに詳しい記載があるようです。

引用して返信編集・削除(未編集)

実数解の個数

(1) 方程式 x^3 - 3x + 2-a = 0が異なる2つの実数解をもつとき、 定数aの値を求めよ.

(2) 方程式 x^4 + (a − 5)x^3 + bx^2 − 4ax + a = 0 が 重解含めて4 つの正の実数解をもつとき、 定数a、bの値を求めよ.

(1)はわかったのですが、(2)がわかりません、、、。

引用して返信編集・削除(未編集)

111111111……

p を素数とする. p の倍数であって, 全ての位の数が 1 であるようなものが存在しないような p を全て
求めてください.

引用して返信編集・削除(未編集)

確実に、「p=2やp=5」はありますよね!p=3は、3×37=111で駄目だし、p=7は
7×3×11×13×37=111111で駄目。p=11は、11×101=1111で駄目、p=13は、
13×7×3×11×37=111111で駄目。・・・
果たして「p=2やp=5」以外に存在するのかな?

引用して返信編集・削除(未編集)

条件を満たすのはp=2,5だけですね。
p=3のとき3×37=111
pが2,3,5以外のとき
1/pが純循環小数になることから、循環桁数をn、循環節1周期分の値をNとすれば1/p=N/(10^n-1)
Np=10^n-1
右辺は9で割り切れますが、pは3で割り切れませんので
Nが9で割り切れ、
(N/9)p=(10^n-1)/9
この右辺は111…11ですから、pをN/9倍すれば111…11になることがわかります。
例えば
p=7ならば1/p=0.142857142857…で142857/9=15873なので7×15873=111111
p=23ならば1/p=0.04347826086956521739130434782608695652173913…
で434782608695652173913/9=48309178743961352657なので
23×48309178743961352657=1111111111111111111111
のようになります。

引用して返信編集・削除(編集済: 2024年01月23日 13:26)

シムソンの定理の拡張

平面上の点 P,Q,R が同一直線上にないとき, それらを 3 頂点とする三角形の面積を △PQR で
表す. また, P,Q,R が同一直線上にあるときは, △PQR = 0 とする.
A, B, C を平面上の 3 点とし, △ABC = 1 とする. この平面上の点 X が, △ABC の外接円の
周および内部を動く. ただし, △ABC の周上は除く. 点 X から直線 BC, CA, AB におろした
垂線の足を L, M, N とするとき
0 ≦ △LMN ≦1/4
となることを示せ. また, 等号が成り立つのはどのようなときか.

引用して返信編集・削除(未編集)

>等号が成り立つのはどのようなときか.

=0の場合は、シムソンの定理より点Xが円周上にある場合ですね。
=1/4の場合は、中点連結定理より点L,M,Nが各辺の中点の場合ですから点Xが外心の場合ですね。

>0 ≦ △LMN ≦1/4
となることを示せ.

その後、つい、検索してしまいました。http://www.auemath.aichi-edu.ac.jp/teacher/iijima/gc/world/simson/12.htm

引用して返信編集・削除(未編集)

50点台

大学入試共通試験
数学の平均は、だいたい50点台だけど、
なんでそんなに難しくする必要があるのだろう?

自分が数学の試験を受けて半分位しか出来なかったら
落ちたかなと思ってしまうけど。
精神的に落ち込む・・・

引用して返信編集・削除(未編集)

仮に平均点が80点の試験だったら、平均以上に数学ができる人の間で最大20点しか差がつかないからでしょうね。
点数を全て偏差値化して合否を決める方針だったら平均点が多少上下しても問題ないと思いますが、単純に得点を合計する以上平均点より上に十分な幅がなくてはいけません。

また、そもそも大学入試のシステムが「何点以上で合格」ではなく「何位以上が合格」である以上、難しいことだけが理由で落ちるということはほとんどないはずです。

引用して返信編集・削除(未編集)

DD++さん
有難うございます。

自分の「木を見て森を見ず」の性格だと、出来なかったという
考えだけが浮かびネガティブになってしまいます。

元々、頭の良い人って、考え方がポジティブなんですよね。
「自分に出来ない問題は、みんなも出来ないのだから」
とか
「別に、全部出来る必要なんてない、自分に出来る所だけをやれば良い」
など、気持ちに余裕がありますね。

大昔、共通一次試験があった時、模擬試験問題を見たとたんに
テンションが、ぐーんと下がり、「もう駄目だー」で頭の中がいっぱいになり、
諦めモードでだらだらと解いて記憶があります。

最初から、平均点が50点位を想定して作っている問題だと分かっていて挑む
のと、全く知らないで挑むのでは精神的なものが全然違ってきますね。

最近、大学共通テストが話題になって
過去の暗いトンネル時代を思い出してしまいました。
失礼致しました。

引用して返信編集・削除(未編集)

累乗和のバージョンアップ

3から109までには全部で28個の奇素数が存在するが
それから12個を取り出し、6個ずつの2組
A=[p1,p2,p3,p4,p5,p6]
B=[q1,q2,q3,q4,q5,q6]
に分ける。この時
p1^r+p2^r+p3^r+p4^r+p5^r+p6^r = q1^r+q2^r+q3^r+q4^r+q5^r+q6^r

r=1,2,3,4,5
全てで成立するという。
このような2組A,Bはどんな組合せか?

もしこれを見つけられた方は、どの様な手段をとり得られるものなのか粗筋を教えて欲しい。
(ある所でこんなものが成立できる組合わせが可能であることを知ったが、総当たり攻撃
の方法では私の残りの人生を使っても時間が無い!)

引用して返信編集・削除(未編集)

[19, 29, 53, 73, 97, 107]
[17, 37, 43, 83, 89, 109]
ってことですか?

引用して返信編集・削除(未編集)

あ、手段もでしたね。

数学感動秘話「複素世界の拡張」で私が半分まで提示した
[a+c, b+c, 2a+6b+c, 4a+4b+c, 5a+10b+c, 6a+9b+c]
[c, a+4b+c, 2a+b+c, 4a+9b+c, 5a+6b+c, 6a+10b+c]
で、a=12, b=2, c=17 を当てはめただけです。

これらを全て素数にしようとすれば、a は 6 の倍数、b は偶数、c は 7 以上の素数しかありえず、
6a+10b+c≦109 の範囲では (a,b) の取りうるパターンが 4 通りしかないので順に試しました。

引用して返信編集・削除(未編集)

プログラムで探索しました。
(17,37,43,83,89,109)
(19,29,53,73,97,107)
実行時間0.5秒
手段の粗筋
・5乗のみで一致するものを探し、一致したら4乗以下を計算
・使用する最大の要素を決めてそれをp1とし、以降q1,p2,q2,p3,q3,p4,q4,p5,q5,p6の順に
未使用素数をあてはめていく(最後のq6はあてはめず合計の差の5乗根を計算)
ただしp1>p2>p3>p4>p5>p6, q1>q2>q3>q4>q5>q6
例えば最大がp1=97のとき次のq1は89,83,79,…の順にあてはめる
ここで、例えばp1=97,q1=71となったとき、q2≦67かつ97^5>71^5+67^5×5から
q1≦71では解がないことがわかりますので、中止します。
# 97^5>73^5+71^5+67^5+61^5+59^5+53^5のようにきちんと判定すれば73でも解がない
# ことがわかりますが、判定を粗くして5乗の回数を減らしています。
q1~p6すべてにおいてこの判定を入れます。
# 問題から考えると最大は109と予想できましたが、念のため
# 107以下を最大とした場合に解がないことも確認しました。
# ちなみに最大を109に固定するとEnterキーを離すまでに実行が終わります。

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2016年に論文になったものが
DD++ さんによってとっくに一般化されていたことにビックリです。

http://eslpower.org/TarryPrb.htm#Ideal%20prime
で、
[19, 29, 53, 73, 97, 107]
[17, 37, 43, 83, 89, 109]
を探してください。

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「10個の素数を5個ずつに分けて1~4乗で一致するようにする」にすると109まででは無理みたいですね。

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数学感動秘話「複素世界の拡張」
を見て、こんなことを昔やっていたことを懐かしく思い出しました。
5年も経つとすっかり忘れてしまうものです。
改めて、こんな問題に深く関わるものなんだと認識を新たにします。
DD++さんが考えられていた5乗冪までのパラメータ解なら一発なんですね。
過去のノートのメモをふり返っていたら、DD++さんの他にパラメータ解として
S(a,b,c)=[6*a-3*b-8*c, 5*a-9*c, 4*a-4*b-3*c, 2*a+2*b-5*c, a-2*b+c, b]
T(a,b,c)=[6*a-2*b-9*c, 5*a-4*b-5*c, 4*a+b-8*c, 2*a-3*b, a+2*b-3*c, c]
を使うと
S(52,17,19)
%136 = [109, 89, 83, 43, 37, 17]
T(52,17,19)
%139 = [107, 97, 73, 53, 29, 19]
また
S(74,43,29)
%137= [83, 109, 37, 89, 17, 43]
T(74,43,29)
%140 = [97, 53, 107, 19, 73, 29]
など一発で求まることが出来ました。

らすかるさんのプログラムの組み方を読んで、こんな工夫をしない事には時間がいくらあっても求めることが不可能
であることが認識されました。
しかしリターンキーを離す瞬間に答えが求められるとは恐れ入ります。

様々なリンクをたどって情報を集めてみると
4乗冪までの素数組は
A=[401,521,641,881,911]
B=[431,461,701,821,941]
(2016年発表)
の様です。

さらに驚くべきは
A=[32058169621, 32367046651, 32732083141, 33883352071,
  34585345321, 35680454791, 36915962911, 38011072381,
38713065631, 39864334561, 40229371051, 40538248081]
B=[32142408811, 32198568271, 32900561521, 33658714231,
34978461541, 35315418301, 37280999401, 37617956161,
38937703471, 39695856181, 40397849431, 40454008891]
の2組での12個ずつの素数では何と11乗冪までの等式が成立するという。
(2023,4,8発表)
ということで、つい最近の発見だそうです。
人間の探す執念は物凄いものですね。

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4乗冪までの素数組は、もっと小さいものがあります。
A=[23,31,103,109,167]
B=[13,59,67,131,163]
自分のプログラムで見つけた結果で、これが最小解です。
GAIさんが書かれた解は和が1342になるペアが5個となっている「対称な」解ですね。

引用して返信編集・削除(編集済: 2024年01月16日 18:06)

ところで、5年前の私はパラメータ解を見つけた方法自体を伏せたみたいですね。
GAI さんの楽しみを奪わないためだったのか、それとも、いろんな探し方のアイデアが出ていたので他の方に変な先入観を与えないためだったのか……。

今回は開示した方が GAI さんが楽しめるんじゃないかということで、以下に意味深なことを記載しておきます。

f1(x) = x^17*(1-x^2)
f2(x) = 1-x^12
f3(x) = 1-x^14
f4(x) = 1-x^16
f5(x) = 1-x^18
f6(x) = 1-x^30

これらは全て、fn(1) = 0 となる多項式です。
さて、これら 6 つの式を掛け合わせて展開すると何が起こるでしょうか。

引用して返信編集・削除(未編集)

無茶苦茶凄いことが起こるではないですか!
よくこんな母関数的式を思いつけますね?
DD++さんの頭の中はなんか違う。

らすかるさんが求めていた
4乗冪までの素数組は、もっと小さいものがあります。
A=[23,31,103,109,167]
B=[13,59,67,131,163]
というものを
DD++さんの手法で構成してみようと挑戦してみたら
P=x^78 - x^74 + x^68 + x^66 - x^62 + x^58 + x^56 + x^54 - x^52 + x^48 + x^46 + x^44 + 2*x^36 + x^34 + x^26 + x^24 + x^22 + x^14 + x^12 + 1
なるちょっと不細工な式を導入することにはなりましたが
x^13*(x^22-1)*(x^18-1)*(x^14-1)*(x^12-1)*(x^10-1)*P
で行けそうです。

<追伸>
最後の面倒なPを省略し、x^13を単にxで
x*(x^22-1)*(x^18-1)*(x^14-1)*(x^12-1)*(x^10-1)
を展開すると
A=[77, 53, 51, 49, 47, 45, 45, 43, 19, 15, 13, 11]
B=[67, 65, 63, 59, 35, 33, 33, 31, 29, 27, 25, 1]
のグループ分けが可能で
この12個ずつでの4乗冪までの等式が成立できることが起こせました。

引用して返信編集・削除(編集済: 2024年01月18日 08:09)

そうなんですよ。
この手法、展開後の項数が少ないことが、必ずしも展開前のパーツの項数が少ないことを意味しないのが難しい点です。
結局のところ、出てきた項がどのくらい効率よく消えてくれるか勝負なので……。

引用して返信編集・削除(未編集)

1/sin10° = √3 tan70° + 1

「筑駒、恐るべし」の記事の等式、私も以前考えたことがあって、もっとシンプルな証明を見つけていますので投稿します。


頂角 A = 20° の二等辺三角形 ABC を考え、BC = 2 とします。
辺 AB 上に ∠BCD = 20° となるように点 D をとり、辺 AC 上に CE = 1 となるように点 E をとります。

△CBD も頂角 20° の二等辺三角形なので、CD = 2 です。
すると、△CDE は長さ 1 と 2 の辺の間が 60° という三角形なので、
これは直角三角形であり、AC⊥DE, DE = √3, ∠CDE = 30° が得られます。
したがって、∠ADE = 70° より AC = AE + CE = √3 tan70° + 1 となります。

一方、二等辺三角形 ABC そのものに注目すれば、AC = 1/sin10° であることは明らかです。
よって示されました。

引用して返信編集・削除(未編集)

鮮やかですね!D、Eの設定が神がかっています。良いものを見させていただきました。

引用して返信編集・削除(未編集)

ちなみに、頂角を 20° ではなく 2θ にとると、
2sin(3θ)+2cos(3θ)tan(90°-2θ)=1/sinθ
という一般化された式になります。

何かを考えたくてこの図を作った記憶があるんですが、一体何のためだったのか思い出せない悲しみ。

引用して返信編集・削除(未編集)

未来の数楽科

「数学科」ってどういうところですか?
思っていたとおり(予想通り)でしたか?

来生は
「数学科」「化学科」「経営学科」のどれかにいきたい。
どれに転んでも、ご縁があったところでいい。

私は、あまりにも難し過ぎる数学はやりたくない。

高校で、数Ⅰ・数ⅡB・数Ⅲ だったから
大学では、数A・数B・数C や難関中学入試問題の算数
パズルやゲーム 
ができる亜型の数学科 または 数楽科 が誕生したらいいな~。

引用して返信編集・削除(未編集)

同感です。
数学=海、山、宇宙のイメージ
「r1ゲーム」思考型は、どうでしょう。

引用して返信編集・削除(未編集)

その他の累乗和

累乗和について色々な場面で目にしていた組合せをノートにメモしていたものを
まとめて並べてみました。
これ以外にもまだあると思いますので、お気づきのものがありましたらお知らせ下さい。
またこれらはどの様な手法で発見できるのだろうか?

#2乗まで一致する
A=[1, 5, 6]
B=[2, 3, 7]
または
A=[1, 6, 8]
B=[2, 4, 9]
または
A=[1, 4, 6, 7]
B=[2, 3, 5, 8]
または
A=[1, 4, 7, 8]
B=[2, 3, 6, 9]

#3乗まで一致する
A=[1, 5, 8, 12]
B=[2, 3, 10, 11]
または
A=[1, 7, 8, 14]
B=[2, 4, 11, 13]
または
A=[1, 4, 8, 12, 17]
B=[2, 3, 7, 14, 16]
または
A=[1, 6, 10, 14, 17]
B=[2, 4, 11, 15, 16]
または
A=1, 10, 11, 12, 18]
B=[2, 6, 13, 15, 16]
または
A=[1, 7, 8, 9, 18]
B=[3, 4, 6, 13, 17]

#4乗まで一致する
A=[1, 5, 9, 17, 18]
B=[2, 3, 11, 15, 19]
または
A=[1, 7, 9, 18, 20]
B=[2, 4, 13, 15, 21]
または
A=[1,18, 20, 47, 49]
B=[5, 7, 34, 36, 53]
または
A=[1, 6, 7, 8, 14, 15]
B=[2, 3, 9, 10, 11, 16]
または
A=[1, 5, 8, 12, 18, 19]
B=[2, 3, 9, 13, 16, 20]

#5乗まで一致する
A=[1, 6, 7, 17, 18, 23]
B=[2, 3, 11, 13, 21, 22]

#6乗まで一致する
A=[1, 19, 20, 51, 57, 80, 82]
B=[2, 12, 31, 40, 69, 71, 85]
または
A=[1, 19, 28, 59, 65, 90, 102]
B=[2, 14, 39, 45, 76, 85, 103]
または
A=[1, 16, 26, 62, 75, 105, 107]
B=[5, 7, 37, 50, 86, 96, 111]

#7乗まで一致する
A=[1, 8, 26, 44, 54, 72, 90, 97]
B=[2, 6, 33, 34, 64, 65, 92, 96]

#8乗まで一致する
A=[−98, −82, −58, −34, 13, 16, 69, 75, 99]
B=[-99, -75, -69, -16, -13, 34, 58, 82, 98]
または
A=[-174, -148, -132, -50, -8, 63, 119, 161, 169]
B=[-169, -161, -119, -63, 8, 50, 132, 148, 174]

#9乗まで一致する
A=[99, 100, 188, 301, 313,-99, -100, -188, -301, -313]
B=[71, 131, 180, 307, 308,-71, -131, -180, -307,-308]
または
A=[103, 189, 366, 452, 515, -103, -189, -366, -452, -515]
B=[ 18, 245, 331, 471, 508, -18, -245, -331, -471, -508]

#10乗まで一致する
A=[1, 5, 11, 21, 36, 42, 48, 52, 54, 58, 79, 83, 94, 95]
B=[2, 3, 14, 18, 39, 43, 45, 49, 55, 61, 76, 86, 92, 96]

引用して返信編集・削除(未編集)

この
#10乗まで一致する
A=[1, 5, 11, 21, 36, 42, 48, 52, 54, 58, 79, 83, 94, 95]
B=[2, 3, 14, 18, 39, 43, 45, 49, 55, 61, 76, 86, 92, 96]

は面白い形をしていますね。
A=[1, 5, 11, 21, 36, 42, 48, 52, 54, 58, 79, 83, 94, 95]
B=[97-1, 97-5, 97-11, 97-21, 97-36, 97-42, 97-48, 97-52, 97-54, 97-58, 97-79, 97-83, 97-94, 97-95]
となっていますので。

引用して返信編集・削除(未編集)
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